
夏、特に気になるニオイは?
東京都心では6月の時点で36.4℃を記録するなど、今年の夏も各地で厳しい暑さになることが予想されます。
暑くなれば当然汗をかいて、そのニオイがきになることも多くなるでしょう。
もちろん気になるニオイは汗だけではないですが、夏に多くの人が一番気にしているニオイは何なのでしょうか。
ということで今回は、株式会社ハル・インダストリと共同で、全国の男女1200名を対象に「夏に気になるニオイ」についてのアンケートを実施しました。
調査手法 | インターネットでのアンケート ※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施 |
調査対象者 | 全国の男女 |
調査期間 | 2022年7月1日 ~7月4日 | 質問内容 |
質問1:夏に一番気になる他人のニオイは? 質問2:特にどのような場面でニオイが気になるか教えて下さい。 質問3:汗のニオイが気になる場所として当てはまるものをすべてお選びください。[複数回答可] 質問4:自分の汗のニオイが気になったことはありますか? 質問5:自分の汗のニオイに対して、何か対策をしていますか? 質問6:どのような対策をしているか教えて下さい。 |
集計対象人数 | 1200人 |
男女ともに、夏は汗のニオイが一番気になる
まずは、夏に一番気になる他人のニオイは何か聞きました。
女性の63%、男性の50.7%が「汗のニオイ」と回答し、もっとも多い結果になりました。
次いで「口臭」「たばこのニオイ」となりましたが、口臭やたばこのニオイは特にどのような場面で気になるのでしょうか。
口臭やたばこのニオイが気になる場面
- 『口臭』電車の中などで。最近はマスクのおかげで和らいでいる(40代・男性)
- 『口臭』向かい合って話しているとき(40代・男性)
- 『口臭』近い距離で話している時に、ニンニクのにおいなどがするときになります。(50代・男性)
- 『たばこのニオイ』仕事中に来たお客さんに対応しているとき、喫煙者の体に染み付いたタバコの臭いは、ややすえたような臭いがして、本当に苦手。(20代・女性)
- 『たばこのニオイ』喫煙所の近くを通らなければならない時(40代・女性)
- 『たばこのニオイ』外を歩いていて、歩きタバコをしている人とすれ違うとき(40代・男性)
「口臭」は、対面で話しているときなどに気になる方が多いようですが、最近はマスクをしているのでそこまで気にならないという方もいました。
「たばこのニオイ」は、近くで吸っている人がいる時だけではなく、喫煙者の体に染みついたニオイが気になる方も多いようです。
汗のニオイ、特に気になる場所は?
では、もっとも気になる方が多かった「汗のニオイ」は、特にどのような場面で気になる方が多いのでしょうか。
女性の78%、男性の72.4%が「電車やバスの中」と回答し、男女ともにもっとも多い結果になりました。
また、「街中で人とすれ違う時」と回答したのは女性45%、男性28.6%となり、男女で少し差があるようです。
その他の回答では、「エレベーター」「更衣室」などがありました。
自分の汗のニオイ、気になりますか?
男女ともに多くの方が他人の汗のニオイが気になっているという結果になりましたが、「自分の汗のニオイ」が気になっている方はどれほどいるのでしょうか。
女性の77.8%、男性の75.3%が「ある」と回答し、男女ともに多くの方が自分の汗のニオイが気になるようです。
「ある」と回答した方に、自分の汗のニオイに対して何か対策をしているかについて聞きました。
女性の77.3%、男性の62.6%が「している」と回答し、女性のほうが対策している割合が高いようです。
どのような対策をしているかについても聞きました。
自分の汗のニオイ対策
- こまめに汗を拭く、出かける前に制汗スプレーをかけていく(40代・女性)
- 汗をかいたらシャワーを浴びる(40代・女性)
- ボディソープを専用のもので洗う(20代・女性)
- 着ているものをこまめに洗濯する。(50代・男性)
- 消臭スプレーをこまめに使っている(50代・女性)
シャワーを浴びたり、着替えたりしている方が多いようです。
外出時にそういったことが出来ない場合には、消臭スプレーなどをこまめに使用している方もいました。
まとめ
今回は「夏に気になるニオイ」についての調査を実施し、その結果を男女別で紹介しました。
夏に一番気になるニオイとしては、男女ともに「汗のニオイ」がもっとも多い結果になり、特に「電車やバスの中」で気になる方が多いようです。
一方で「街中で人とすれ違う時」と回答したのは女性が45%、男性が28.6%となり、男女で差が出る結果になりました。
女性のほうが、すれ違う時の一瞬でニオイを敏感に感じてしまう方が多いようです。
夏は本当に暑い日々が続くので汗をかいてしまうのは避けきれませんが、周りの人に不快な思いをさせないように、お互いに対策できることは少しでもやっていきたいですね。