
車を買う時に、売る時のことも考えていますか?
車を買う時には、買い替えなども含めて将来的には売却することを考える方も多いかと思います。
では、将来的に売却することを考える場合、どのような点に気を付けて車に乗る人が多いのでしょうか。
ということで今回は、会宝産業株式会社と共同で、全国の男女2000名を対象に、「車の購入と売却」についてアンケートを実施しました。
調査手法 | インターネットでのアンケート ※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施 |
調査対象者 | 全国の男女 |
調査期間 | 2022年7月4日 ~7月5日 | 質問内容 |
質問1:あなたは車を購入したことがありますか?当てはまるものをすべてお選びください。 質問2:購入した新車に乗る際、将来的には売却することを考えて乗りますか? 質問3:購入した新車を将来的に少しでも高値で売却するために、気を付けていることはありますか? 質問4:どのようなことを気を付けているか教えて下さい。 質問5:購入した中古車に乗る際、将来的には売却することを考えて乗りますか? 質問6:購入した中古車を将来的に少しでも高値で売却するために、気を付けていることはありますか? 質問7:どのようなことを気を付けているか教えて下さい。 質問8:将来的に売却しようと思っていた車を、何らかの理由で売却できずに最終的に廃車になってしまったことがありますか? 質問9:どのような理由で廃車になってしまったか教えて下さい。 |
集計対象人数 | 2000人 |
新車を購入したことがある50.2%が「将来的には売却することを考えて乗る」
まずは、全国の男女2000名の方に車を購入したことがあるかについて聞きました。
68.6%が「新車を購入したことがある」、44.7%が「中古車を購入したことがある」と回答しました。
新車を購入したことがある1371名の方に、将来的には売却することを考えて乗るかについて聞きました。
50.2%と約半数の方が、購入した新車に乗る際、将来的には売却することを考えて乗っているようです。
では、将来的に少しでも高値で売却するために気を付けていることはあるのでしょうか。
65%の方が「ある」と回答しました。
実際にどのようなことに気をつけて乗っているのかについても聞きました。
購入した新車を将来的に少しでも高値で売却するために気を付けていること
- 丁寧に乗る。改造などしない。洗車してワックスを掛けきれいにしておく。できるだけ紫外線には当てない。(60代・男性)
- メンテナンスをしっかりして、クルマの状態をよくしておきます。(50代・男性)
- シートカバーやマットを付けて内装を汚さないようにしている。(50代・女性)
- 事故を起こさないことや合わないように細心の注意をして運転をすること。(60代・男性)
- 走行距離と、値が下がりにくい車種をなるべく選ぶ(40代・女性)
- エンジンをはじめオイル交換、定期整備、洗車ワックスがけなど良い状態を保つようにした。(50代・男性)
- 車内喫煙しない。査定を受ける場合は車内・外きれいにする。車検を数ヶ月残して手放す。(60代・男性)
シートカバーやマットを付けて内装を汚さないようにしているや、車内喫煙しないなどのコメントがありました。
普段の安全運転やメンテナンスはもちろん、購入の時点で値が下がりにくい車種を選んでいる方もいるようです。
中古車の場合でも35.1%が「将来的には売却することを考えて乗る」
続いて、中古車を購入したことがある894名の方に、将来的には売却することを考えて乗るかについて聞きました。
35.1%の方が、購入した中古車に乗る際、将来的には売却することを考えて乗っているようです。
将来的に少しでも高値で売却するために気を付けていることはあるかについても聞きました。
66.9%の方が「ある」と回答しました。
実際にどのようなことに気をつけて乗っているのかについても聞きました。
購入した中古車を将来的に少しでも高値で売却するために気を付けていること
- 購入した時より良い状態にする。(50代・男性)
- 不調な部分は早めに修理しておく(60代・男性)
- 新車のように扱うこと。(洗車、点検など)(60代・男性)
- これ以上状態が悪くならないように乗る。(60代・男性)
購入した時より良い状態にするや、新車のように扱うことなどのコメントがありました。
中古車だからこそより一層丁寧に乗って、将来的に高値で売れるようにするという方も少なくないようです。
23%が「将来的に売却しようと思っていた車が売却できずに廃車になってしまったことがある」
以上のように、新車の場合でも中古車の場合でも将来的に売却することを考えて乗っている方が多いようです。
では、将来的に売却しようと思っていた車を、何らかの理由で売却できずに最終的に廃車になってしまったことがある方はどれほどいるのでしょうか。
23%の方が「将来的に売却しようと思っていた車が売却できずに廃車になってしまったことがある」と回答しました。
どのような理由で廃車になってしまったのかについても聞きました。
将来的に売却しようと思っていた車が売却できずに廃車になってしまった理由
- 長年、乗っていたからどこも買い取ってくれないと判断した為、廃車に踏み切った。(40代・男性)
- 年式が古すぎたのと、車に不具合があったから。(50代・男性)
- 古い年式の車だったが故障で自走できなくなり、買い取り不可と言われた。(50代・男性)
- 10年以上乗って下取り査定価格が0円になり廃車となった(70代・男性)
故障で自走できなくなり買い取り不可と言われたや、10年以上乗って下取り査定価格が0円になり廃車となったなどのコメントがありました。
実際に買い取り不可と言われた方がいる一方で、もうどこにも売れないだろうと自分で判断した方もいるようです。
まとめ
今回は、車の購入と売却についての調査を行いました。
新車を購入したことがある50.2%の方が、購入した新車に乗る際、将来的には売却することを考えて乗っていると回答し、そのうち65%の方が、将来的に少しでも高値で売却するために気を付けていることがあるようです。
普段の安全運転やメンテナンスだけではなく、購入の時点で値が下がりにくい車種を選んでいるという方もいました。
また、23%の方が将来的に売却しようと思っていた車が「売却できずに廃車になってしまったことがある」と回答しました。
どんなに大切に乗っていても、いつかは劣化してしまうものです。
「高値で売れるように乗る」のも重要ですが、「どれだけ劣化している車でも買い取ってもらえる」という場所を探すこともまた、重要と言えるかもしれません。