
台所の排水口が詰まってしまった経験は?
普通に生活しているだけでも、台所の排水口が詰まってしまう経験をした方も少なくないのでは?
よく家庭で料理をしている方は、排水口の詰まりに対して何か工夫をしている方も多いでしょう。
では、台所の排水口が詰まってしまう経験がある方はどれほどいて、そうならないようにどのような工夫をしている方が多いのでしょうか。
今回は、みんなの町の水道職人と共同で、全国の男女1741名を対象に、「台所の排水口の詰まり」についてアンケートを実施しました。
調査手法 | インターネットでのアンケート ※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施 |
調査対象者 | 全国の男女 |
調査期間 | 2022年9月6日 ~9月8日 | 質問内容 |
質問1:自宅で台所の排水口が詰まってしまった経験はありますか? 質問2:台所の排水口が詰まってしまった時、どのように対処したか教えてください。 質問3:台所の排水口が詰まってしまうのは、どのような原因があると思いますか? 質問4:台所の排水口が詰まらないように工夫していることはありますか? 質問5:どのようなことを工夫しているか教えてください。 質問6:天ぷら調理などで使用した油の処理で工夫していることはありますか? 質問7:どのような工夫をしているか教えてください。 |
集計対象人数 | 1741人 |
29%が、自宅で台所の排水口が「詰まってしまったことがある」
まずは、全国の男女1741名の方に、自宅で台所の排水口が詰まってしまったことがあるか聞きました。
29%が「ある」と回答しました。
台所の排水口が詰まったとき、どのように対処したかについても聞きました。
どのように対処したか
- パイプの分解できる部分を分解して細いブラシなどで汚れを取ったあと、少し熱めのお湯を流して油汚れなどを溶かし出した(40代・女性)
- 排水溝のふた開けて、排水溝のかごみたいなものははめずに、詰まった原因となるものをとりだして、洗浄力が高い洗剤などで浸します(30代・女性)
- 24時間対応の業者に来てもらって詰まりを直してもらった(40代・女性)
- 市販の排水溝用のジェルを流して対処した。(40代・女性)
- 熱いお熱いお湯を流したり、棒を差し込んで擦ったり、息を吹きかけたりして、詰まりを解消しました(60代・女性)
- 自分で詰まったゴミを取り除きパイプを洗浄剤で清掃した。(60代・男性)
どの程度の詰まりなのかにもよりますが、業者を呼んだ方、市販のものを使用した方、自分で試行錯誤した方などその対処法はさまざまでした。
では、台所の排水口はどのような原因で詰まってしまうのでしょうか。
台所の排水口が詰まってしまったことが「ある」と回答した方に、その原因はどのようなことだと思うかについて聞きました。
台所の排水口が詰まってしまう原因
- 野菜などの食材の皮などがこびりついて固まってしまうのだと思う。(50代・男性)
- 流した油や小さな野菜のカスが冷えて固まってしまい、パイプに詰まってしまうから(40代・女性)
- パイプの形状がよくなくて、汚れがパイプに残っていたと思います。(50代・女性)
- こまめにゴミ取りネットのゴミを捨てないで使ってしまった。(60代・男性)
- 油汚れを流していたことで、長年つもりに積ってしまったようです。(40代・女性)
- 油などをしっかりと処理せず流してしまうことなどが原因だと感じます。(50代・男性)
- 掃除をせず長期ほっておくと生ごみ等の汚れが付着し、詰まってくる。(60代・男性)
油や、食べ残しなどの生ごみが原因という方が多くいました。
掃除などをこまめにしていないと、野菜のカスなどが溜まってしまうという原因もあるようですが、台所の排水口が詰まらないように工夫していることがある方はどれほどいるのでしょうか。
52.4%の方が、工夫していることが「ある」と回答しました。
どのようなことを工夫しているかについても聞きました。
台所の排水口が詰まらないように工夫していること
- まめにごみをとること、料理中についたり食後のお皿についた汚れを残布でふき取ってから洗うことでつまりを防ぐ(40代・女性)
- こまめに掃除したり、排水溝にネットをつけて水だけを通すようにする。週一回くらいパイプつまりの薬剤を使う。(50代・女性)
- キッチンシンクの排水口の入口にネットを掛けてゴミを取るようにしている。(60代・男性)
- ゴミの日には必ず掃除をすることと、何年かに1度は排水管洗浄を業者に頼む(40代・女性)
- 100円ショップでミニザル形式のトレイを購入、三角コーナーよりも便利。(50代・女性)
- 調理後の器具や、食後の食器を洗う前に、特に油分が多い汚れをキッチンペーパーなどでよくふき取ってから水洗いする。(60代・男性)
- 排水口用ネットを使い、週に一度は掃除をするようにしています。(50代・女性)
なるべく生ごみや油が排水口に流れないようにしている方や、こまめに掃除している方が多いようです。
詰まりの原因で多いのは油!どう処理している?
生ごみの詰まりなどと並んで多いのが、「油による詰まり」です。
天ぷら調理などで多くの油を使用する場合には、どのように処理をするのでしょうか。
油の処理で工夫していることはあるか聞きました。
41.5%の方が、「ある」と回答しましたが、どのようなことを工夫しているのでしょうか。
油の処理で工夫していること
- なるべく再利用で、炒め物用につかっています。(冷蔵保存しています。)処分したい時は天ぷら油処理専用のコットンに油を吸わせてゴミとしてすてています。(50代・女性)
- 牛乳パックに新聞紙等を詰めて油を吸わせて捨てる(50代・女性)
- 何かプラスチックなどの空き容器に移して、お弁当の際に毎回作る卵焼きを焼く時に、フライパンにその油を引いて少しずつ消費している。(20代・女性)
- 固める粉末が市販されているので、油を固めてから可燃ゴミとして出す。(60代・男性)
- アブラをよく吸い取る紙で取り、生ごみとして処理する(60代・男性)
- 100円ショップで売っている油を固めて捨てるのがあるので、それを使用しています。(40代・女性)
市販のものを使用して油を固めてから捨てるという方や、新聞紙等に吸わせて捨てるという方などがいました。
特に、「牛乳バックに新聞紙を入れて油を吸わせる」という方法の方が多いようです。
まとめ
今回は、台所の排水口の詰まりについての調査を行い、その結果について紹介しました。
29%の方が、自宅で台所の排水口が「詰まってしまったことがある」と回答しており、業者を呼んだ方、市販のものを使用した方、自分で試行錯誤した方などその対処法はさまざまなようです。
また、原因としては生ごみや油を挙げる方が多く、それに対して詰まらないように工夫している方も少なくないようです。
どんなに工夫していても詰まってしまうことはあるかもしれませんが、少しでもその可能性を下げるためにも日々の努力は重要かもしれません。