【2019】テーマパークの満足度リサーチ結果

今回は「テーマパーク」の満足度リサーチをおこないました。

その結果から満足度ランキングをご紹介します。

事前調査でテーマパークの利用についてリサーチ

満足度調査をおこなう前に、まずは全国のみなさんに「テーマパークの利用」について聞きました。

事前調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を始め複数の調査サービスを利用して調査を実施
調査対象者 全国の男女(調査サービス利用者)
調査期間 2019年12月25日~2020年1月7日
調査対象企業選定条件 トリップアドバイザーによる、2018年人気のテーマパークトップ10
質問内容 利用したことのあるテーマパークをすべて選んでください。

1,581名にご回答いただいた結果、テーマパークを利用したことがある方の数は次のようになりました。

利用者

テーマパークの満足度ランキング

事前調査で「テーマパークを利用したことがある」と回答した方に本調査を実施し、利用したテーマパークについての評価を伺いました。

満足度ランキングの作成にあたり、142名以上から有効回答を得られた7パークで、各社先着142名の回答を集計しました。

142名以上の有効回答を
得られたテーマパーク
  • ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
  • 東京ディズニーシー
  • 東京ディズニーランド
  • アドベンチャーワールド
  • ナガシマスパーランド
  • 富士急ハイランド
  • 江戸ワンダーランド 日光江戸村
  • 「満足度ランキング」調査概要
    調査手法 インターネットでのアンケート
    ※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を始め複数の調査サービスを利用して調査を実施
    調査対象者 事前調査において提示したテーマパークについて「利用したことがある」と回答した方
    ※事前調査で条件を満たした方にそのまま続けて本調査を表示し、回答を得ました
    調査期間 2019年12月25日~2020年1月7日
    調査対象
    選定条件
    本調査において、142名以上から有効回答を得られた7パーク
    質問内容 質問1:「料金」についての満足度を、10点満点で評価してください。
    質問2:「アトラクション」についての満足度を、10点満点で評価してください。
    質問3:「食事」についての満足度を、10点満点で評価してください。
    質問4:「スタッフの質」についての満足度を、10点満点で評価してください。
    質問5:「総合的な満足度」を、10点満点で評価してください。
    質問6:その評価の理由を教えてください。
    ※「○○」には各テーマパークの名前が入る

    テーマパークを利用したことがある142名が、総合満足度を10点満点で評価した平均点は次のようになりました。

    満足度

    それでは、総合的な満足度で第1位となった東京ディズニーシーから紹介していきます。

    総合満足度1位:東京ディズニーシー(平均7.282点)

    東京ディズニーシーを利用したことがある男女142名に総合満足度を10点満点で評価していただいたところ、平均点が7.282点で第1位となりました。

    シー

    シー分布

    東京ディズニーシーの特徴

    東京ディズニーシーは、千葉県浦安市にある東京ディズニーリゾートを形成する二つのパークのうちの一つです。2001年にオープンしました。キャッチコピーは「冒険とイマジネーションの海へ」。

    年間来客者数は約1,350万人で、テーマパーク・アミューズメントパークの中では世界5位です。ディズニーシーには、パーク内にホテルミラコスタが建てられており、パーク内とホテル内を行き来できることも魅力の一つです。また、お酒が売られている(パーク内で飲むことができる)ことも喜ばれています。

    東京ディズニーシーの評価理由

    • 世界観が良く家族で楽しめる。スタッフも親切。(60代・女性)評価:10点
    • お酒も楽しめるし、非日常を味わえるので大好きです。(40代・男性)評価:9点
    • 食事が高いし、健康的なものが少ないけれど、園内の楽しさは申し分ないから。(60代・女性)評価:9点
    • しっかりとコンセプトを守っており人がたくさんいても夢の国を感じさせてくれる。(40代・男性)評価:8点
    • 料金さえ安ければいうことない。(40代・女性)評価:5点
    【1デーパスポート】
    大人(18歳以上) 7,500円
    中人(中学・高校生:12~17歳) 6,500円
    小人(幼児・小学生:4~11歳) 4,900円
    【シニアパスポート】
    65歳以上 6,800円

    総合満足度2位:アドベンチャーワールド(平均6.944点)

    アドベンチャーワールドを利用したことがある男女142名に総合満足度を10点満点で評価していただいたところ、平均点が6.944点で第2位となりました。

    アドベンチャー

    アドベンチャー分布

    アドベンチャーワールドの特徴

    アドベンチャーワールドは、白浜で有名な和歌山県西牟婁郡にあるテーマパークです。1978年に、前身である「南紀白浜ワールドサファリ」がオープンしました。
    「人間と動物と自然とのふれあい」をテーマに、動物園・水族館・遊園地が一つになった、全国でも珍しいスタイルのパークです。

    最も大きな特徴の一つが、動物園としても全国的には珍しいジャイアントパンダが、6頭もいること(2020年1月現在)です。しかも、そのうち5頭はアドベンチャーワールド生まれ。アドベンチャーワールドで生まれたパンダの名前には白浜の「浜」という字が使われ、「浜家(はまけ)」と呼ばれて親しまれています。

    アドベンチャーワールドは、これまでパンダの出産を11回、16頭の繁殖・育成を成功させていることで海外からも注目されているパークなので、赤ちゃんパンダが見られるチャンスは今後も多くありそうです。

    その他にもイルカやアシカのショーや、家族で楽しめるアトラクションなども人気です。

    アドベンチャーワールドの評価理由

    • アトラクションよりも動物がメインなのでそこではかなり楽しめとても満足。パンダが有名なのでパンダがみられる。とてもかわいく、だれでも楽しめるのでよかった。(10代・女性)評価:9点
    • サファリと遊園地がたのしめるので(40代・女性)評価:8点
    • パンダが見放題、人の数もそれほど多くない。イルカショーが圧巻。(60代・男性)評価:8点
    • とても楽しめるが、アクセスが不便。(50代・男性)評価:7点
    • 子供が小さい頃に行ったことがある。子供たちは喜んで遊んでいたがもう一度おとずれたいとは思わなかったため。(70代・男性)評価:4点
    【入園券(1DAY)&遊園地のりものフリーパス】
    大人(18歳以上) 6,000円
    中人(12歳~17歳) 5,000円
    小人(4歳~11歳) 4,000円
    セニア(65歳以上) 5,500円

    総合満足度3位:東京ディズニーランド(平均6.880点)

    東京ディズニーランドを利用したことがある男女142名に総合満足度を10点満点で評価していただいたところ、平均点が6.880点で第3位となりました。

    ランド

    ランド分布

    東京ディズニーランドの特徴

    東京ディズニーランドは、東京ディズニーシーとともに、千葉県浦安市にある東京ディズニーリゾートを形成するパークです。
    「夢と魔法の王国」をキャッチコピーに、1983年のオープン以降、老若男女問わず長年にわたって愛され続けています。

    年間来客者数は約1,650万人で、テーマパーク・アミューズメントパークの中では世界3位です。
    ディズニー映画をコンセプトとしたかわいらしい施設やアトラクションが多くなっており、キャッチコピーのとおり、小さなお子さんも「夢」や「魔法」の世界観を楽しめるパークです。

    東京ディズニーランドの評価理由

    • 言われている通りに本当に「夢の国で」、魔法をかけられた様にふわふわと心地いい。オープンから続いているアトラクションが今もまだ楽しめる。(40代・女性)評価:9点
    • 大人から小さな子供まで一日中楽しめる。(40代・女性)評価:8点
    • 夢の国というだけあって、本当に夢の国に来たような感覚を味わえるから。(40代・男性)評価:8点
    • 一日中楽しめるが、年配の家族には無料の休憩所や食事の充実感に欠け、入場料が高い。(60代・女性)評価:9点
    • 年々料金が上り、頻繁には行けない。アトラクションも何処も混んでいて、乗る前に疲れてしまう。(50代・男性)評価:5点
    【1デーパスポート】
    大人(18歳以上) 7,500円
    中人(中学・高校生:12~17歳) 6,500円
    小人(幼児・小学生:4~11歳) 4,900円
    【シニアパスポート】
    65歳以上 6,800円

    総合満足度4位:ナガシマスパーランド(平均6.838点)

    ナガシマスパーランドを利用したことがある男女142名に総合満足度を10点満点で評価していただいたところ、平均点が6.838点で第4位となりました。

    ナガシマ

    ナガシマ分布

    ナガシマスパーランドの特徴

    ナガシマスパーランドは三重県桑名市にある、温泉施設やアウトレットモールなどを有するナガシマリゾートのメインとなっているテーマパークです。1966年に開業し、多くの絶叫マシーンを開発・運営してきました。「スチールドラゴン2000」や「フライングコースターアクロバット」など世界最大級のコースター系マシンも多く、海外からも注目されています。2019年春から稼働を開始した「白鯨」は、これまでにない重圧感・浮遊感・スピード感を得られるとして、絶叫マシーンマニアも一目置く新型コースターです。

    ナガシマスパーランドの評価理由

    • 絶叫マシーン大好きな人にはたまらない。夏はプールもあって年中楽しめる。(40代・女性)評価:8点
    • アウトレットが隣接していて、食事が便利だし、大人も楽しめるから。(40代・女性)評価:8点
    • アトラクションの数が多くて相当楽しめる。海水プールも良い。他のテーマパークとはかなり違う楽しさがある。難点を言うと人が多すぎることがあること。(40代・男性)評価:9点
    • ジェットコースターが多く、絶叫系好きにはいいが、私は苦手なので、乗れるアトラクションが限られてくるのでもう少し乗れるのがあったらもっと楽しめると思う。(40代・女性)評価:8点
    • 乗り物は満足だが パーク内のポイ捨てがすごく多い。スタッフは人によりけりで愛想がない人もいる。(20代・女性)評価:5点
    【パスポート】
    大人 5,200円
    小学生 4,000円
    幼児(2歳以上) 2,400円
    シニア(60歳以上) 2,700円

    総合満足度5位:江戸ワンダーランド 日光江戸村(平均6.789点)

    江戸ワンダーランド 日光江戸村を利用したことがある男女142名に総合満足度を10点満点で評価していただいたところ、平均点が6.789点で第5位となりました。

    江戸村

    江戸村分布

    江戸ワンダーランド 日光江戸村の特徴

    江戸ワンダーランド 日光江戸村は栃木県日光市にある、江戸時代の文化や生活を体験できるテーマパークです。1986年にオープンし、テーマパークとして楽しまれるだけでなく、テレビ番組や映画などのロケ地としても使われてきました。

    侍や町人のほかさまざまな「江戸の人々」に“変身”することができるので、普段の日常を忘れて、江戸時代の生活をより体感することができます。
    子供向けに、江戸時代の職業を体験できるプログラムもあります。忍者・捕物・新選組などになりきり、“修行”を体験することで集中力や精神面を磨く成長プログラムです。

    江戸ワンダーランド 日光江戸村の評価理由

    • エンターテインメント性が高いから。(40代・男性)評価:10点
    • 個性的なテーマパークだと思う。老若男女問わず楽しめる。にゃんまげが可愛い。(40代・女性)評価:8点
    • スタッフとの距離が近く、臨場感に富んでいて楽しめる。(70代・男性)評価:7点
    • なかなか良くできていて、昔の雰囲気が面白かった。ゆっくりできて楽しかったです。(30代・女性)評価:7点
    • 観光を兼ねてついでに行くならいいけれど、ここだけではやや満足度にかけるから。(40代・女性)評価:5点
    【1日手形】
    大人(中学生以上) 4,700円
    小人(小学生) 2,400円

    総合満足度6位:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(平均6.648点)

    ユニバーサル・スタジオ・ジャパンを利用したことがある男女142名に総合満足度を10点満点で評価していただいたところ、平均点が6.648点で第6位となりました。

    USJ

    USJ分布

    ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの特徴

    ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは大阪府大阪市にある、ユニバーサル作品を主とした映画の世界を体験できるテーマパークです。2001年にオープンしました。

    初年度の入場者数は1100万人にのぼり、当時「世界で最も早く1,000万人を突破したテーマパーク」と話題になりましたが、2年目以降は700~800万人台を推移し、いわゆる“不振”の状態が続いていました。しかし、その後経営方針の変更によりV字回復を遂げ、現在では改めて人気のテーマパークとなっています。
    近年は、「コナン」「進撃の巨人」などのようなアニメやゲームの世界観を楽しめるアトラクションの開始や、「ミニオン・パーク」の開始、2020年には「スーパー・ニンテンドー・ワールド」が開始するなど、小さなお子さんでもより楽しめるアトラクションが盛りだくさんとなっています。

    ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの評価理由

    • 映画好きなので、とにかくアトラクションが最高だった。(40代・女性)評価:9点
    • 楽しめるアトラクションが多かった反面、バリアフリーがやや遅れていた。(50代・男性)評価:8点
    • 世界感や特別感の演出は、かなり満足できます。しかしながら、価格が年々上がっており、食事をするのもかなり高額な為に、家族で行くには大変です。(30代・男性)評価:7点
    • とにかく料金が高い。(60代・男性)評価:4点
    • 何に対しても料金が高いのに並んだりして時間とられるし、あまり楽しめた事がないから。(30代・女性)評価:4点
    【1デイ・スタジオ・パス】 ※入場日によって価格が異なります
    大人(12歳以上) 7,800円~
    シニア(65歳以上) 7,100円~
    子ども(4~11歳) 5,400円~

    総合満足度7位:富士急ハイランド(平均6.606点)

    富士急ハイランドを利用したことがある男女142名に総合満足度を10点満点で評価していただいたところ、平均点が6.606点で第7位となりました。

    富士急

    富士急分布

    富士急ハイランドの特徴

    富士急ハイランドは山梨県富士吉田市にあるテーマパークです。1961年に開場した富士五湖国際スケートセンターを前身とし、1964年に「富士ラマパーク」として運営を開始しました。

    「FUJIYAMA」「ド・ドドンパ」「ええじゃないか」「高飛車」など、類を見ない動きをする4大コースターが人気アトラクションとなっているテーマパークです。また、所要時間を数十分も要する“お化け屋敷”型アトラクションも人気で、季節問わず行列ができるほどです。

    富士急ハイランドは、2018年の7月から入園料を無料にしました。これにより、好きなアトラクションのみを楽しみたい時や短時間でもパークの雰囲気を味わいたいという時に、気軽に楽しむことができるようになりました(各アトラクション料金は発生します)。

    また、パークからもほぼ全体を眺めることができる富士山の姿も、富士急ハイランドに足を運ぶ理由の一つと言えるのではないでしょうか。

    富士急ハイランドの評価理由

    • アトラクションのバラエティに富んでいる。絶叫マシーンやお化け屋敷など大人が楽しめる物や、トーマスランドなどの家族連れで楽しめる物。全年齢の人が楽しめる。(40代・女性)評価:9点
    • ちょっと遠いけれど、気分爽快にさせてくれますね。富士山が間近なのもの良い。(70代・男性)評価:8点
    • 絶叫系の聖地だが、意外と食事も高くない。平日であれば待ち時間も少なく、一日楽しめる。(60代・男性)評価:7点
    • 若者向きで年輩者に取ってはアトラクションが体力的にきつい面があるから。(60代・男性)評価:7点
    • スタッフの質もあまり良くなかったし、食事もあまりなくファストフードのような軽食的な物しかなかった。アトラクションも一度乗ったらもういいかなと思うものばかりだし、迫力があるものが少なくて酔うものが多い。待ち時間も含めると半日で疲れてしまう。
      (20代・女性)評価:4点
    【入園料】
    入園券 0円
    【フリーパス(通常料金)】
    大人(18歳以上) 6,200円
    中高生 5,700円
    小学生 4,500円
    幼児(1歳以上) 2,100円
    シニア(65歳以上)・妊娠している方 2,100円

    その他質問の回答結果

    本記事では総合的な満足度についての回答結果とランキングをご紹介しましたが、それ以外の各質問の結果についてもご紹介します。

    「料金」
    料金
    「料金」ではアドベンチャーワールドの満足度が平均6.465点で1位でした。

    「アトラクション」
    アトラクション
    「アトラクション」では東京ディズニーシーの満足度が平均7.401点で1位でした。

    「食事」
    食事
    「食事」では東京ディズニーシーの満足度が平均6.676点で1位でした。

    「スタッフの質」
    スタッフ
    「スタッフの質」では東京ディズニーシーの満足度が平均7.887点で1位でした。

    まとめ

    今回の調査では「最も満足度が高いテーマパーク」は「東京ディズニーシー」でした。

    下記より、レポートのダウンロードが可能です。

    SNSでもご購読できます。