
仲介担当者は自分で選びたい?
不動産を売却する場合、まず不動産会社に相談する方が多いかと思います。
不動産会社は複数の会社と比較検討ができますが、「仲介担当者も自分で選びたい」と考えたことはありませんか?
今回は、不動産エージェントとのマッチングサービス『タクシエ(TAQSIE)』を運営する三菱地所リアルエステートサービス株式会社と共同で、「不動産売却」をしたことがある全国の男女418名を対象に、「仲介担当者の選び方」についてのアンケートをおこないました。
調査手法 | インターネットでのアンケート ※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施 |
調査対象者 | 「不動産売却」をしたことがある全国の男女 |
調査期間 | 2023年4月26日 ~ 2023年4月28日 | 質問内容 |
質問1:不動産売却をする際の仲介担当者を決めるうえで、あなたがもっとも重要だと思う要素は何か教えてください。 質問2:「その他」の、もっとも重要だと思う要素は何か教えてください。 質問3:不動産売却をする際の仲介担当者を決めるうえで、その要素がもっとも重要だと思う理由を教えてください。 質問4:仲介担当者を決めるまでに、複数の会社に連絡しましたか? 質問5:何社に連絡したか教えてください。 質問6:選ばなかった会社は、どのような理由で選ばなかったか教えてください。 質問7:不動産会社だけではなく、仲介担当者も自分で選べた方が良いと思いますか? 質問8:その理由を教えてください。 |
集計対象人数 | 418人 |
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
39.5%が「実績」をもっとも重視する
まずは、不動産売却をする際の仲介担当者を決めるうえで、もっとも重要だと思う要素は何か聞いてみました。
39.5%の方が「実績」をもっとも重視すると答えました。
ちなみに、「その他」と答えた方に、もっとも重要だと思う要素は何か聞いてみたので紹介します。
【「その他」と答えた方】もっとも重要だと思う要素は何か?
- 誠実な対応(70代・女性)
- 地元密着型。(80代・男性)
- 購入したときの不動産担当者(50代・男性)
- どれだけ高く買ってくれるか(60代・男性)
「誠実な対応」や「買取価格」が多い一方で、「購入したときの不動産担当者」と答えた方もいました。
また、不動産売却をする際の仲介担当者を決めるうえで、その要素がもっとも重要だと思う理由も聞いてみました。
不動産売却をする際の仲介担当者を決めるうえで、その要素がもっとも重要だと思う理由は?
- 「実績がある」実績無いと売れる気がしない(60代・男性)
- 「実績がある」信頼できるから(60代・女性)
- 「実績がある」実績が信用につながる(60代・男性)
- 「実績がある」実績がないと不安(70代・男性)
- 「説明の分かりやすさ」分かりにくい事があり、後々困ったから(40代・男性)
- 「説明の分かりやすさ」説明不足だと納得できるかどうか心配です。(60代・男性)
- 「レスポンスの早さ」素早く何事も対応できることが大事(60代・男性)
- 「レスポンスの早さ」とにかく状況を早く知らせて欲しい。どうするかはその結果によるから。(50代・男性)
- 「人柄の良さ」親身に接してくれる(50代・男性)
「実績があれば信頼できる」といった意見が多くありました。
また、説明の分かりやすさやレスポンスの速さ、人柄の良さも信頼につながる要素として重要と考えている方が多いようです。
42.3%が、仲介担当者を決めるまでに、複数の会社に連絡した
続いて仲介担当者を決めるまでに、複数の会社に連絡したかを聞いてみました。
42.3%の方が「仲介担当者を決めるまでに、複数の会社に連絡した」と答えました。
また、何社に連絡したかも聞いてみたので紹介します。
74%の方が、2~3社に連絡をしたそうです。
選ばなかった会社は、どのような理由で選ばなかったかも聞いてみたので紹介します。
選ばなかった会社は、どのような理由で選ばなかった?
- 実績と信用度で(70代・男性)
- 連絡が遅い 見積もりが低い(50代・男性)
- 電話の対応が悪くて、売却条件が合わなかった。(60代・男性)
- 連絡がつかないことが多かったから。(50代・男性)
- スタッフが頼りなかった。(40代・女性)
- 査定額に満足できなかったから(60代・女性)
- 対応が不遜で親身になって検討をしなかった。(80代・男性)
実績やレスポンス対応に満足できなかった、などの意見が多くありました。
一方で「査定額や仲介担当者の対応に納得できなかった」といった声も。
77%が、不動産会社だけでなく「仲介担当者も自分で選びたい」
さらに、不動産会社だけではなく、仲介担当者も自分で選べた方が良いと思うかを聞いてみました。
77%の方が、不動産会社だけでなく「仲介担当者も自分で選びたい」と答えました。
それぞれ、その理由も聞いてみたので紹介します。
その理由を教えてください。
- 「自分で選びたい」相性があると思うので。(60代・女性)
- 「自分で選びたい」自分に合った担当者の方が良いと思うから(40代・男性)
- 「自分で選びたい」担当者の実績が大切(70代・男性)
- 「自分で選びたい」人により相性・積極的に仕事する対応が違うから。(70代・女性)
- 「自分で選びたい」見て選ぶことはできないので、ちょっと話が合わなければ担当者を変わってもらうようなことができたらいいなとは思う。(60代・男性)
- 「自分で選びたいとは思わない」選択に迷い決められない(70代・男性)
- 「自分で選びたいとは思わない」そこまで判断できない。依頼した会社で責任を持ってやって欲しい。もしあまりにも問題があれば交代を要求する。(50代・男性)
「仲介担当者を自分で選びたい」と答えた方は、担当者との相性やフィーリングを大切にしたいと考えている方が多いようです。
一方で「自分で選びたいとは思わない」と答えた方は、「自分では判断できない」という意見が多くありました。
まとめ
今回は、家の査定に関する調査を実施し、その結果について紹介しました。
77%が、不動産会社だけでなく「仲介担当者も自分で選びたい」と回答しました。
また、その理由は「自分に合った担当者の方が良いと思う」「相性が大事」といったものが多いようです。
不動産売却の経験者は、会社そのものよりも仲介担当者が誰になるかの方が重要と考える方が多く、経験したからこそのリアルな声を聞くことができました。
今後不動産売却を考えている方は、「誰が担当者になるのか」という点もよく考えてから決めた方が良いかもしれません。
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