【初めての妊娠】12.2%が、嬉しさよりも「不安の方が強かった」 特に不安に感じていたことは?

妊娠が分かった時、どういう気持ちだった?

妊娠・出産は新たな命と出会える、人生の中でももっとも大きいイベントのひとつです。
妊娠が判明した時、喜びと同時に漠然とした不安を感じる方も多いのではないでしょうか。

今回は青山ラジュボークリニックと共同で、子供がいる60代以下の男女617名を対象に、「妊娠が分かった時の感情」についてのアンケートをおこないました。

「妊娠が分かった時の感情に関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施
調査対象者 子供がいる60代以下の男女
調査期間 2023年5月20日 ~ 5月22日
質問内容 質問1:初めて妊娠が分かった時、嬉しさと不安どちらの感情が大きかったか教えてください。
質問2:嬉しさの感情が強かった一方で、不安に感じることはありましたか?
質問3:初めての妊娠が分かった時、どのような不安があったか当てはまるものをすべて選んでください。
質問4:「その他」は、どのような不安があったか教えてください。
質問5:その中でも、もっとも不安だったことを1つだけ選んでください。
質問6:それがもっとも不安だった理由を教えてください。
集計対象人数 617人

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

70.7%が、初めて妊娠が分かった時、「嬉しさ」の感情が大きかったと回答

まずは、初めて妊娠が分かった時、嬉しさと不安どちらの感情が大きかったか聞いてみました。

70.7%の方が、「嬉しさ」の感情が大きかったと回答しました。
また、「嬉しさ」の感情が大きかったと回答した方に、嬉しさの感情が強かった一方で、不安に感じることはあったか聞いてみた結果が以下の通りです。

64.2%の方が、嬉しさの感情が強かった一方で、不安に感じることがあったと回答しています。

“妊娠に対する不安”その内容とは?

では、初めての妊娠で不安を感じた方には、どのような不安があったのでしょうか。
当てはまるものをすべて選んでもらいました。

「出産への不安」が50.8%ともっと多く、次いで「赤ちゃんの成長について」「出産後の子育て」について不安を感じた方が多いようです。
続いて、その中でももっとも不安だったことを1つだけ選んでもらいました。

もっとも多かったのは、26.7%の「出産への不安」でした。
それがもっとも不安だった理由を聞いてみたので、紹介します。

「出産への不安」回答理由

  • 想像ができなかったため、無事に元気な子を出産できるのか不安だった(30代・女性)
  • 自分がまだ未熟だと感じたため(40代・女性)
  • 周りから痛いと聞いていたので怖かったから(50代・女性)
  • 21歳で若かったので 子供を産むこと事態に不安があった(50代・女性)
  • 41歳の初産だったので、無事に出産できるか不安であった。(50代・女性)
  • 始めてのことでどうなるかわからなかったから(30代・女性)

「赤ちゃんの成長について」回答理由

  • もともと私が生理不順だったり痩せ型だったのでお腹の中で赤ちゃんがちゃんと育ってくれるか心配だった。(30代・女性)
  • ちゃんと無事に出産まで育ってくれるかどうか(30代・女性)
  • 何が起きるか分からない漠然とした不安があった。(30代・女性)
  • 出血が1度あったので、その後ちゃんと育ってくれて出産できるのか不安になった。(40代・女性)
  • 自分が痛みに弱く、よく痛み止めを飲んでいたので、妊娠中子供の成長が不安でした。(50代・女性)
  • すくすくと育ってくれるか不安があったから。(60代・女性)

「出産後の子育て」回答理由

  • 実家が遠く旦那の帰りも遅くひとりで子供の世話をすることになるから(30代・女性)
  • したことはもちろんないし、想像出来なかったから。(30代・女性)
  • 初めての子どもなので、わからないことばかり。これからどうなるのかと言う期待と不安の気持ちがありました。(50代・男性)
  • 転勤先で、頼れる身内がいなかったため、急病の時にどうしたらいいか不安だった(50代・男性)
  • まだ若く、仕事も出張が多い時期だったので、家族が一緒にいれる時間がなく、妻に任せるしかなかったので、不安だった。(50代・男性)
  • 夫婦間での育児対する考えに揉めることがあるかもしれないから。(60代・男性)

「自身(男性の場合は妻)の身体について」回答理由

  • 自分の体の変化に戸惑いが隠せなかったから(40代・女性)
  • 喘息持ちだし当時は身体があまり強い方でなかったので(40代・女性)
  • つわりがひどく、今までどおりの食事がとれなかったため。(50代・男性)
  • 妻のつわりが酷くて、精神的にもかなり参っていたので、妻の体調面や精神面が心配になった。(50代・男性)
  • 妻はつわりが酷く、食べることが出来なくなった為です。(50代・男性)

「経済面」回答理由

  • 経済的に余裕がなかったので、出産した後どうなるのか先の事がわからなくて不安だった。(20代・女性)
  • 物価高になってきてるのに十分な貯蓄があるとは言えない状況下だったので。(30代・女性)
  • どの程度の費用が掛かるのか全く分からない状態であった為(40代・男性)
  • この先いくらかかるのか、まかなえるのか不安だった。(40代・男性)
  • これからの時代は物価等全て高くなぅていくので、いくら将来お金がかかるのかとても不安でした。(50代・男性)

「妊娠中の生活」回答理由

  • 食事内容や、転倒防止など気を使うことが多かったため(40代・女性)
  • 仕事と「両立」出来るのか。(40代・男性)
  • 何事もなく出産を迎えられるか(50代・女性)
  • 何をすればよいかわからなかった(50代・女性)
  • 妊娠中は何が起こるかわからない。母体も子どもも無事に出産を迎えて欲しいと思っていた。(60代・男性)

「職場の理解」回答理由

  • 転職したばかりだった(30代・女性)
  • 復帰後どうなるか(30代・女性)
  • 新しい職場に入って半年ぐらいのタイミングだったので(50代・女性)
  • 長く休むことになるから(50代・女性)

特に不安に感じる部分はさまざまですが、やはり初めてのことで“何も分からない”という点が不安のもとになっているようです。

まとめ

今回は、妊娠が分かった時の感情に関する調査を行い、その結果について紹介しました。
12.2%が、嬉しさよりも「不安の方が強かった」と回答しており、特に不安に感じていたことは「出産への不安」でした。

新しい家族が増える喜びがある一方で、初めての出産は不安でいっぱいですよね。
不安を無理にぬぐおうとせず、信頼できる人と共有したり相談してみるのもおすすめです。

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