
ランドセルは誰が選んだ?
ランドセルの主役は実際に背負うことになる子どもですが、親や親せきなどが最終的に決めるパターンも多いかと思います。
特に子どもの意志が反映されない場合、その決定に納得できないケースも少なくないのではないでしょうか。
ということで今回は、ランドセル専門メーカー「ララちゃんランドセル」と共同で、事前調査で「小学生以上の子供がいる」と回答した全国の男女690名を対象に、「ランドセルを選んだ人」についてアンケートを実施しました。
調査手法 | インターネットでのアンケート ※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施 |
調査対象者 | 事前調査で「子供がいる」と回答した全国の男女 |
調査期間 | 2023年8月25日 ~2023年8月28日 | 質問内容 |
質問1:子どものランドセルは最終的に誰が購入を決めましたか? 質問2:そのランドセルに決定した決め手を教えてください 質問3:そのランドセルの決定には納得しましたか? 質問4:そう感じた理由を教えてください。 質問5:自分が決めるとしたら、実際に決まったランドセルとは違うものにしていましたか? 質問6:自分が決めるとしたら、どんなランドセルにしていましたか? |
集計対象人数 | 690人 |
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
65.9%が、夫婦どちらかが決めた
まずは子どものランドセルは最終的に誰が購入を決めたか、聞いてみました。
アンケートに回答した方が選んだケースが31.3%、回答者の配偶者であるパターンが34.6%、祖父母が18.3%という結果になりました。
「自分で選んだ」と回答した方に、そのランドセルに決定した決め手を教えてもらったので一部を紹介します。
「自分で選んだ」そのランドセルに決定した決め手は?
- 使いやすそうだと思った。(40代・女性)
- 色が大人っぽいところ(30代・女性)
- 長く使えそう(30代・女性)
- 値段と見た目のかっこよさ(30代・女性)
- デザインが気に入った。当時、他の人と被らないかなと思ったから。(50代・女性)
- 子供がそれで良いと言ったから(20代・女性)
- 無難な価格(29800円)と修理無料。あと学校の一括物品販売の時、ランドセル業者さんも来られており受け取りも学校で可能だったから。(40代・女性)
コスパの良さやアフターサービスに惹かれた方や、子どもが気に入ったものを選んだという回答が多くみられました。
3%が、自分以外が決めたランドセルに納得できなかった
続いて「自分以外が決めた」と回答した方に、そのランドセルの決定には納得したか聞いてみました。
3%の方が、自分以外が決めたランドセルに納得できなかったと答えています。
それぞれ、そう感じた理由を聞いてみたので紹介します。
「納得した」そう感じた理由は?
- 子供が気に入ったものだから(50代・女性)
- 購入すればとても高いので買ってもらって助かる(50代・男性)
- 子供が使いやすそうだから(40代・男性)
- センスがよかったから(30代・男性)
- 卒業した後、捨てずにリメイクを頼まれたから(50代・女性)
「納得していなかった」そう感じた理由は?
- 姑が買うからと、店に無理やり連れてかれて子供が好みでないのを買われた。(40代・女性)
- 勝手に送ってきたから(50代・男性)
- 子ども自身に決めてもらったけど、選んだ色が水色で当時(19年前)は珍しい色だったので、からかわれたりしないか心配でした(50代・女性)
「家族や親せきが勝手に送ってきたり買ったりした」など、子どもや両親の意志で決められなかったケースは「納得していなかった」といった声も珍しくないようです。
11.7%が「自分が決めるとしたら実際に決まったランドセルとは違うものにしていた」
最後に、自分が決めるとしたら実際に決まったランドセルとは違うものにしていたか聞いてみました。
11.7%の方が、「自分が決めるとしたら実際に決まったランドセルとは違うものにしていた」と回答しています。
自分が決めるとしたら、どんなランドセルにしていていたか聞いてみました。
自分が決めるとしたら、どんなランドセルにしていた?
- 子どもの意見を尊重したもの。(40代・女性)
- 高級でなくてもかわいいランドセルがよい(50代・女性)
- 誰とも被らないようなもの(30代・男性)
- 息子の希望の色や形。(50代・女性)
- 機能・デザイン・価格のバランスで候補にした中から本人の希望するモノ(50代・男性)
- 違うメーカーの物にしていました。(50代・男性)
- 子供が選んだのは藤色だったが、私が選んでいたら無難に茶系のランドセルにしていたと思う。実際に子供に勧めていたが断られた。(40代・女性)
「子どもの意見を尊重したもの」といったもののほか、「世間の印象を気にしてしまう」といった意見も見られました。
まとめ
今回は、ランドセルを選んだ人に関する調査を行い、その結果について紹介しました。
7割近くの方が「自分以外がランドセルを決めた」と回答しています。
さらに11.7%の方が「自分が決めるとしたら、実際に決まったランドセルとは違うものにしていた」と回答していました。
ランドセルは通学カバンとしての役割だけでなく、安全や防犯面における機能も欠かせません。
ランドセルは6年間ずっと大切に使うものです。本人の要望を聞くのはもちろん、ぜひ子どもに適したランドセルを選んであげてください。