
建設業ってどう?就職して良かったことは?
「建設業」と聞くと、どのようなイメージを持ちますか?
実際に業務に携わったことがないと、分からないことも多いでしょう。
では実際に建設業で働いたことがある方には、どのような「建設業で働いて良かったこと」があるのでしょうか。
今回は株式会社RSGと共同で、事前調査で「建設業で働いたことがある」と回答した全国の男女277名を対象に「建設業で働いて良かったこと」についてのアンケートをおこないました。
調査手法 | インターネットでのアンケート ※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施 |
調査対象者 | 事前調査で「建設業で働いたことがある」と回答した全国の男女 |
調査期間 | 2023年11月9日 ~ 11月13日 | 質問内容 |
質問1:現在も建設業で働いていますか? 質問2:建設業を選んだ理由を教えてください。 質問3:建設業に就職して良かったと思ったことはありますか? 質問4:建設業に就職して良かった理由にもっとも近いものを1つだけ選んでください。 質問5:「その他」と回答した方に質問です。建設業に就職して良かった理由を教えてください。 質問6:建設業に就職して良かった理由として、それを選んだ具体的な理由を教えてください。 質問7:現在は建設業から離れている方に質問です。その後も建設業での経験や資格が役に立ったことはありますか? 質問8:どのような事で役立っているか、具体的に教えてください。 |
集計対象人数 | 277人 |
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
64.3%が、建設業に就職して「良かった」その理由とは?
まずは、建設業に就職して良かったと思ったことはあるか聞いてみました。
64.3%と半数以上の方が、建設業に就職して「良かった」と回答しています。
建設業に就職して良かった理由にもっとも近いものを、選択肢の中から1つだけ選んでもらいました。
「達成感や遣り甲斐がある」が33.1%と、もっとも多い結果となりました。
「その他」で挙がっていたのは「自営が出来た」や「家を建てた時、役にたった」などでした。
さらに、建設業に就職して良かった理由として、それを選んだ具体的な理由を聞いてみました。
「達成感ややりがいがある」建設業に就職して良かった理由として、それを選んだ具体的な理由は?
- 建物を完成させたらやった!と思うから(30代・男性)
- お客様に喜んでもらえたときの達成感にやりがいを感じるから。(30代・女性)
- 会社の安定性や業界の未来を考えて仕事が切れることが薄いから良かった(40代・男性)
- マンション建設に携わり、お客さんから部屋の施工を褒められたこと。(40代・男性)
「給料や福利厚生が良かった」建設業に就職して良かった理由として、それを選んだ具体的な理由は?
- ボーナスが一年目からたくさん出た(50代・男性)
- 営業成績による報奨として海外旅行ができたことです。(50代・男性)
- 女性に優しく、給料が良く休みも土日祝日で安定していた。(50代・女性)
- 売上が良いと、夏季冬季以外に臨時賞与が出ていました。(30代・女性)
「資格が取れた」建設業に就職して良かった理由として、それを選んだ具体的な理由は?
- 国家資格が入手でき、今後万が一転職と成った際に有利に進められる。(50代・男性)
- 資格手当が出て自分の希望する資格が取れたから(30代・女性)
- 建設業はすそ野が広くて色々な商売の勉強ができた(60代・男性)
- 採用に関する条件が「ある資格を取ること」だったので、就職してから勉強してその資格をとったので、いい経験と勉強になったから(50代・女性)
22.4%が「現在も建設業で働いている」
続いて、現在も建設業で働いているか聞いてみました。
※「いいえ」の回答には、定年退職者も含まれています。
22.4%の方が「現在も建設業で働いている」と回答しています。
さらに建設業を選んだ理由を聞いてみたので、一部を紹介します。
建設業を選んだ理由は?
- 残業がなくてプライベートを充実させることができるし、給料が良いから。(30代・男性)
- 給料が良かったのと体を動かす仕事がしたかったため(40代・男性)
- 技術に関心があったからです。(50代・男性)
- 拘束時間の割に給料が良かったからです。(30代・女性)
- 資格が取得できて安定できそうだと思ったから(30代・男性)
「モノづくりが好き」「家業が建設業だった」などの理由が多く挙げられていました。
現在は建設業から離れている40.5%が「建設業での経験や資格が役に立ったことがある」
最後に「現在は建設業から離れている」と回答した方に、その後も建設業での経験や資格が役に立ったことはあるか聞いてみました。
40.5%と半数ほどの方が「建設業での経験や資格が役に立ったことがある」と回答しています。
どのような事で役立っているか、具体的に聞いてみたので一部を紹介します。
「建設業での経験や資格が役に立ったことがある」どのような事で役立っている?
- これから家を建てようか考えているので、自分の知識がフル活用できる。(30代・女性)
- 自分の家をリフォームするのに、適正価格が分かった。(50代・男性)
- 自宅の改装とか(20代・女性)
- 年上の男性と話すのが、苦にならなくなりました。(30代・女性)
- 今は違う業界で働いているけれど、今務めている職場の顧問先に建設業の会社があり、建設業独特の事柄が以前に建設業に勤めていたおかげでわかるから(50代・女性)
- 現在はIT関連で働いており、これまで培った知識がベースになり判断ができることがあるからです。(50代・男性)
- 知識があることで色々な作業的な事が簡単にこなせる、応用できる、工具、材料、など大体わかるようになる(40代・男性)
- 資格ではないが憶えた事を普段の生活に活かす場面がある時(40代・男性)
別の業種に転職した際はもちろん、「自分で家を建てる際に知識が役立つ」などプライベートな面でも、建設業での経験や知識が役に立っているようです。
まとめ
今回は、建設業で働いて良かったことに関する調査を行い、その結果について紹介しました。
64.3%の方が、建設業に就職して「良かった」と回答しており、その理由としてもっとも多かったのが「達成感ややりがいがある」でした。
さらに「現在は建設業から離れている」方の40.5%と半数ほどの方が「建設業での経験や資格が役に立ったことがある」と回答しています。
建設業への転職に興味を持っている方は今回の調査結果も参考に、専用の転職エージェントのサポートを受けてみてはいかがでしょうか。
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