【“金継ぎ”知っていますか?】知っている17.1%が「ここ1~2年で知った」 そのきっかけとは?

「金継ぎ」知っていますか?

「金継ぎ」と聞くと、どのようなイメージを持ちますか?
そもそも「金継ぎ」という言葉を知らない方も珍しくないのではないでしょうか。
「金継ぎ」とは割れたり欠けたりしてしまった器を、漆を用いて修復する伝統的な技法です。

そこで今回は金継ぎ教室の金継ぎ暮らしと共同で、全国の男女1000名を対象に「金継ぎを知っているか」についてのアンケートをおこないました。

「金継ぎを知っているかに関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施
調査対象者 全国の男女
調査期間 2023年11月13日 ~ 11月15日
質問内容 質問1:「金継ぎ」を知っていますか?
質問2:「金継ぎ」をいつ知りましたか?
質問3:「金継ぎ」を知った経緯を具体的に教えてください。
質問4:「金継ぎ」をしたことはありますか?
質問5:どういった経緯で「金継ぎ」をしましたか?
質問6:もし大事にしている器が割れたら金継ぎで修繕したいと思いますか?
質問7:その理由を教えてください。
質問8:「金継ぎ」には、どのようなイメージがあるか教えてください。
集計対象人数 1000人

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

29.2%が、金継ぎを「知っている」

まずは、金継ぎを知っているか聞いてみました。

29.2%の方が、金継ぎを「知っている」と回答しました。
さらに、金継ぎをいつ頃知ったか聞いてみました。

62.3%と、半数以上の方が「~2010年頃(それよりも前)」と10年以上前から「金継ぎ」を知っているようです。
一方で、ここ1~2年で知ったという方も17.1%いました。

金継ぎを知った経緯を具体的に聞いてみたので、一部を紹介します。

「金継ぎ」を知った経緯は?

  • 「2022年~2023年頃」なんとなくテレビをつけていたときに金継ぎについて、歴史やどのようなものかといった番組があっていたのをぼんやりと観たことが知ったきっかけです(40代・女性)
  • 「2011年~2019年頃」ナチュラルな生活を送る人などが紹介された雑誌で(40代・女性)
  • 「2011年~2019年頃」YouTubeの漆器関連の動画を視聴して知った(40代・男性)
  • 「~2010年頃」日本の古い器に関心があって色々見てみた。その中に変わった模様のものがあり、調べると金継ぎという技術を使われたものだとわかった。(50代・女性)
  • 「~2010年頃」数十年前に子供の頃の映画か何かで見て「なんだこれは!かっこいい!」と衝撃を受けたのを覚えています。(40代・女性)
  • 「~2010年頃」テレビで見た、割れた食器や湯飲みを直す、日本の技術で本当に素晴らしい技術だと思った(40代・男性)
  • 「~2010年頃」自分のマグカップが欠けて、修復方法をネットで調べていたら出てきた。(50代・男性)

自分や家族の食器などが欠けた際の修繕方法として知った方や、テレビやインターネットなどで目にした方など実にさまざまでした。

金継ぎを知っている5.5%が「実際に金継ぎをしたことがある」

続いて金継ぎを知っている方を対象に、金継ぎをしたことはあるか調査してみました。

金継ぎを知っている方の5.5%が「金継ぎをしたことがある」と回答しています。
どういった経緯で金継ぎをしたのか聞いてみたので、一部を紹介します。

「金継ぎ」をした経緯は?

  • 家の食器が割れてしまったから。(20代・女性)
  • 大事にしているマグカップが欠けたときに、ネットで調べて修復した。(50代・男性)
  • 先祖が残したものを捨てれなかったので(50代・女性)
  • TVを見て興味を持った(50代・女性)
  • ティーカップにヒビが入ってしまったので(30代・女性)
  • 家にある壊れ物の器を使って(50代・男性)
  • 焼き物の工房で、【お気に入りの陶器を修復します!】と、金継工法を知りました。気に入っていた皿。未練がましく持っていた物を、金継ぎにて修復。ヒビの模様がオリジナルで、また素敵なオンリーワンになりました。(50代・女性)

「大切にしていた食器が割れたりヒビが入ったりしたから」といった理由のほか、金継ぎそのものに興味を持ったからという方もいるようです。

58.6%が「大事にしている器が割れたら金継ぎで修繕したいと思う」

さらに金継ぎを知っている方を対象に、もし大事にしている器が割れたら金継ぎで修繕したいと思うか聞いてみました。

58.6%と半数以上の方が、もし大事にしている器が割れたら金継ぎで修繕したいと「思う」と回答しました。
その理由についても聞いたので、一部を紹介します。

大事にしている器が割れたら金継ぎで修繕したいと「思う」その理由は?

  • 使う目的ではないが大切な物なら直したい(30代・男性)
  • 大切なものだから。(20代・女性)
  • 自分で作った陶芸作品がかけてしまったので金継ぎで長く愛用したいから(40代・男性)
  • 器を大切にしたい気持ちと、金継ぎによって趣が出るのも魅力。(60代・男性)
  • 同じものが手に入るとも思えないので(50代・女性)
  • 大事な物なら捨てるには忍びなく、金継ぎで修復されたものも味があって良いと思うから(50代・女性)
  • 金継ぎで茶碗などの修理ができるようになればそれを自分の仕事にできそうな気がするので(40代・男性)

「器を大切にしたい」「金継ぎによって味が出る」といった理由が多く挙がっていました。

名前だけ聞いたことがある方の金継ぎのイメージとは?

最後に金継ぎについて「名前だけは聞いた事がある」と回答した方に、金継ぎにはどのようなイメージがあるか聞いてみたので一部を紹介します。

「金継ぎ」にはどのようなイメージがある?

  • 物を大切にするイメージ。(40代・女性)
  • 職人の熟練した技が必要(50代・男性)
  • 新たに生まれ変わるイメージ(50代・女性)
  • 漆器を修復する技術で環境にやさしい(40代・男性)
  • 手先が器用でなくても味が出せる(50代・女性)
  • 腕の良い職人が行うイメージ。金継ぎする事で器の価値が逆に上がる事もあるというのをマンガで読んだ記憶がある。(40代・男性)

「熟練の職人が行うイメージ」「大切にしていた陶器等の破損修理」などのイメージを持っている方が多くいました。
一方で「手先が器用でなくても味が出せる」と、手軽なイメージを持っている方もいるようです。

まとめ

今回は「金継ぎを知っているか」に関する調査を行い、その結果について紹介しました。
29.2%の方が「金継ぎを知っている」と回答しており、そのうち58.6%が「大事にしている器が割れたら金継ぎで修繕したいと思う」と回答しました。
その理由として多かったのが「器を大切にしたい」や「金継ぎによって味が出る」などでした。

あなたは、もし大切にしている器が割れたりヒビが入ったりしたら修繕したいと思いますか?
金継ぎによって味が出るケースも多いので、ぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか。

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