
話題の「ゲーム規制条例」、賛否分かれる!
最近、香川県議会が検討しているある条例案が話題になっています。
「18歳未満のゲーム時間は1日60分を上限とする」「中高生はスマートフォンの夜間使用を控える」などの内容が盛り込まれた「ネット・ゲーム依存症対策条例(仮称)」です。
インターネットやゲームへの「依存」から子どもたちを守るため、ということで県や学校、そして保護者の責務規定した条例案が検討されています。
これに対して、香川県の高校生が撤回を求め署名を議会に提出したり、ネット上で賛否様々な議論が繰り広げられたりしています。
今回は、皆さんはこの条例案をどのように思われているのか聞きました。
調査手法 | インターネットでのアンケート ※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を始め複数の調査サービスを利用して調査を実施 |
調査対象者 | 全国の20歳以上の男女 |
調査期間 | 2020年2月19日~2月20日 | 質問内容 | 質問1:あなた自身は、ゲームは好きですか? 質問2:この条例について、あなたは賛成ですか?反対ですか?(前段で上記のような内容を紹介) |
集計対象人数 | 1047人 |
「ゲーム規制条例」、上の年代ほど賛成が多い
今回のアンケートでは、香川県の条例案について賛成・反対を聞きました。
有効回答を得た1047人の回答を年代別に集計した結果がこちらです。
短い期間での実施だったため、各年代の人数にはばらつきがありますが、年代が上がるほど「賛成」の割合が高くなっていることがわかります。
「ゲーム規制条例」への賛否はゲーム愛によって分かれる?
質問1では、ゲームについて「好き」「好きではない」「どちらでもない」と選んでいただいており、そのうち「好き」「好きではない」と回答した方々についてそれぞれ集計をするとこのようになりました。
まずは、「ゲームが好き」と回答した方。
そして、「ゲームは好きではない」と回答した方のグラフがこちらです。
こちらも人数のばらつきが大きいのですが、ゲームが「好き」と回答した方々では条例に「反対」と回答した割合が高くなり、「好きではない」と回答した方々では「賛成」と回答した割合が高くなりました。
(唯一60代のみ、ゲームが「好き」でも「賛成」が多数派となりました。)
「スーパーファミコン世代」で今もスマホのゲームやテレビゲームを適度に(適度に、です!)楽しんでいる筆者としてはとても複雑な話題ですが、どのような着地になるのでしょうか。みなさんはどのように考えるでしょうか?