【東日本大震災から9年】震災への備えができているのはわずか3割

【東日本大震災から9年】震災への備えができているのはわずか3割

震災から9年、もう忘れちゃった?

2020年3月11日で、2011年に発生した東日本大震災からまる9年となりました。
東北地方を中心に甚大な被害をもたらしたあの大地震から9年、長かったようなあっという間だったような9年です。

東日本大震災からまる9年の節目となった3月11日。
「いつか来る」と日本中で言われている次なる大地震への備えをどのくらいの人が行なっているのか、調査してみました。

「防災意識に関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を始め複数の調査サービスを利用して調査を実施
調査対象者 30歳以上の男女
調査期間 2020年3月11日~12日
質問内容 質問1:あなたは、いつか来ると言われている大地震への備えをしていますか?
質問2:あなたの生活エリアについて、ハザードマップを確認(把握)していますか?
集計対象人数 1000人(30代・40代・50代・60代・70代以上各200人)

備えをしているのは3割、ハザードマップはおよそ半数が把握

まずは、大地震への備えをしているかどうかを聞きました。

大地震への備え、している?

1000人の回答を集計すると、「している」と回答したのは半数にも満たない34.1%に留まりました。
この結果を年代別にするとこのようになりました。

大地震への備え 世代別

あまり世代差は見られず、「備えをしている」のはどの世代も30%台という結果になりました。

もう1問、ご自宅や職場など生活エリアについて、自治体が作成しているハザードマップを確認・認識しているかも合わせて聞きました。

ハザードマップ、確認してる?

こちらは、「している」が半数を超えて51.5%となりました。

ハザードマップ 世代別

こちらも世代別に見てみると、上の世代ほどハザードマップを確認している割合が高いことがわかりました。

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