
お花見も自粛したほうが良いでしょうか?
2020年の冬は例年に比べて暖かい日が多く、3月12日に発表された桜の開花予想では、東京は3月13日という記録的な早さとなる見込みです。この先も暖かい日が続く見通しとのことで、全国的に見ても今年は、桜の開花が早まると予想されています。
こうした和やかなニュースが報じられる一方で、感染者が日に日に増え続ける新型コロナウイルスに関する報道はやみません。小池東京都知事は取材中のコメントの中で、ウイルスの感染拡大を防止するためとして、お花見の宴会を自粛するよう呼びかけました。
お花見といえば、「桜の木の下で宴会をすること」という方は決して少なくなく、そのための“場所取り合戦”は桜の名所では風物詩となっています。宴会を自粛することは、お花見をする・しないに影響するのでしょうか。
今回は、今年のお花見について全国の皆さんがどう考えているのか調査しました。
調査手法 | インターネットでのアンケート ※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を始め複数の調査サービスを利用して調査を実施 |
調査対象者 | 「去年はお花見をした」という男女 |
調査期間 | 2020年3月13日~14日 | 質問内容 | 質問1:今年、「花見」をしますか? 質問3:今年の花見について、去年または例年とは違って意識していることがあれば教えてください。 |
集計対象人数 | 453人 |
2020年の花見、「今年はしない」がやや多め
去年はお花見をしたという453人に、この春はお花見をする予定があるか聞きました。
30.2%が今年は「しない」と回答しました。
今年と例年とで花見に対する意識の違いについて聞くと、回答の大半が「今年はコロナウイルス対策として花見をしない」という内容でした。
一方で、69.8%の方は今年もお花見を「する・するつもり」と回答しました。
今年と例年との違いについてはやはり、以下のようなウイルスを意識した回答が多くありました。
- 今年は宴会はせずに、花を見て写真を撮る
- 少人数で開催する
- 歩きながらの花見を実行しようと思います
- 他人と距離を空けて場所を確保し、短時間で済ませたい
- 車の中から桜を見るつもり
しかし、中には「有名な桜スポットに行く」「鶏の唐揚げをたくさん作る」など、前向きな意識を持った方の回答も一部ありました。