【2020】ノンアルコールビールの満足度リサーチ結果

今回は、ノンアルコールビールの満足度リサーチをおこないました。

その結果から満足度ランキングをご紹介します。

事前調査でノンアルコールビールを飲んだ経験についてリサーチ

満足度調査をおこなう前に、まずは全国のみなさんに「ノンアルコールビールを飲んだ経験」について聞きました。

事前調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を始め複数の調査サービスを利用して調査を実施
調査対象者 全国の男女(調査サービス利用者)
調査期間 2020年5月13日~2020年5月20日
調査対象企業選定条件 国内大手ビールメーカー4社の基本的なノンアルコールビール
※派生したシリーズ商品や、機能性表示食品等は除く
(選定実施日:2020年4月28日)
質問内容 飲んだことのあるノンアルコールビールをすべて選んでください。

1811名にご回答いただいた結果、ノンアルコールビールを飲んだことがある方の数は次のようになりました。

ノンアルコールビールの満足度ランキング

事前調査で「ノンアルコールビールを飲んだことがある」と回答した方に本調査を実施し、それぞれのノンアルコールビールについての評価を伺いました。

満足度ランキングの作成にあたり、最も回答の少なかったプレミアムアルコールフリーの回答数に合わせ、各ノンアルコールビール先着124名の回答を集計しています。

「満足度ランキング」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を始め複数の調査サービスを利用して調査を実施
調査対象者 事前調査において提示したノンアルコールビールについて「飲んだことがある」と回答した方
※事前調査で条件を満たした方にそのまま続けて本調査を表示し、回答を得ました
調査期間 2020年5月13日~2020年5月20日
質問内容 「○○」について伺います。
質問1:「価格」についての満足度を、10点満点で評価してください。
質問2:「味」についての満足度を、10点満点で評価してください。
質問3:「香り」についての満足度を、10点満点で評価してください。
質問4:「泡」についての満足度を、10点満点で評価してください。
質問5:「総合的な満足度」を、10点満点で評価してください。
質問6:その評価の理由を教えてください。
※「○○」には各ノンアルコールビールの名前が入る

ノンアルコールビールを飲んだことがある124名が、総合満足度を10点満点で評価した平均点は次のようになりました。

それでは、総合的な満足度で第1位となった「アサヒドライゼロ」から紹介していきます。

総合満足度1位:ドライゼロ(平均6.911点)

「ドライゼロ」を飲んだことがある男女124名に総合満足度を10点満点で評価していただいたところ、平均点が6.911点で第1位となりました。

ドライゼロの特徴

「ドライゼロ」は、アサヒビール株式会社が製造販売しているノンアルコールの炭酸飲料(ビールテイスト清涼飲料)です。
“最もビールに近い味”を目指して作られており、“ドライなノドごし”と“クリーミーな泡”によるビールらしい飲みごたえと、食事に合うすっきりした味わいを楽しめます。
既存のビールテイスト飲料とは異なり、麦汁を一切使用せずにビール成分を再現しており、余分な甘味や雑味を抑えた味であることが特徴です。
同社が製造しているスーパードライと同じく氷点貯蔵製法を採用することで、より一層すっきりした後味を実現し、同時にアルコール分0.00%に加えカロリーオフも実現しました。

ドライゼロの評価理由

  • ノンアルコールビールの中で一番おいしい(20代・男性)評価:10点
  • お酒はあまり得意な方ではないがその中でドライビールは割合に好きな方で、ドライゼロもビールと変わりがないと思えるほどの飲み心地だった。(50代・女性)評価:9点
  • いろいろ試したがノンアルビールの中では一番おいしいと思う(60代・男性)評価:9点
  • ビールに近い満足感がある(50代・女性)評価:8点
  • 味は美味しい、香りは、どうしても生ビールみたいにはならない(40代・男性)評価:5点

総合満足度2位:プレミアムアルコールフリー(平均6.685点)

「プレミアムアルコールフリー」を飲んだことがある男女124名に総合満足度を10点満点で評価していただいたところ、平均点が6.685点で第2位となりました。

プレミアムアルコールフリーの特徴

「プレミアムアルコールフリー」は、サッポロビール株式会社が製造販売しているノンアルコールの炭酸飲料(ビールテイスト清涼飲料)です。
麦芽100%麦汁と、75%以上のバイエルン産アロマホップを使用した、プレミアムビールテイストを実現しています。
製造方法は、仕込み時に煮沸することで麦芽の美味しさを生かした飲みごたえとコクのある味わいを出すという、ビール作りによく使われている「デコクション法」です。
材料や品質にこだわった、サッポロビール独自の取り組みにより、ビールに近い美味しさを作り出しています。

プレミアムアルコールフリーの評価理由

  • 普通のビールみたいに美味しく飲めて大満足(50代・女性)評価:10点
  • 値段の割には本物のビールに近いです。とにかく味がいい。(50代・男性)評価:9点
  • コストパフォーマンスがいいと思ったから。(50代・男性)評価:8点
  • うまい。ビールだと勘違いする。(70代・男性)評価:8点
  • 総合的に高い評価だが、爽快感がもう少しほしい。(30代・女性)評価:7点

総合満足度3位:零ICHI(平均6.661点)

「零ICHI」を飲んだことがある男女124名に総合満足度を10点満点で評価していただいたところ、平均点が6.661点で第3位となりました。

キリン零ICHIの特徴

「零ICHI」は、キリンビール株式会社が製造販売しているノンアルコールの炭酸飲料(ビールテイスト清涼飲料)です。
本当にビールに近いノンアルを目指して作られており、「このおいしさは麒麟の傑作」というキャッチコピーがつけられています。
麦汁ろ過工程において最初に流れ出る一番搾り麦汁のみを使用している「一番搾り製法」によって作られており、ビールに近い上品なコクとすっきりとした後味が味わえます。
また、人工甘味料、着色料を使用せず、麦芽とホップの美味しさをしっかりと引き出しています。
さらに、原材料比率を一から見直すことですっきりとした後味と飲みやすさを実現し、よりビールに近い味わいを実現しています。

零ICHIの評価理由

  • ノンアルコールビールで一番搾りのような味を再現できている(40代・男性)評価:10点
  • 味わいが深く、自然にビールテイストとして美味しいと感じたことから。(30代・男性)評価:9点
  • ビールに負けないキレがある(70代・男性)評価:9点
  • 本来のビールの味がする(40代・男性)評価:8点
  • 味は良いが特保のようなヘルシーさはない(50代・男性)評価:7点

総合満足度4位:オールフリー(平均6.460点)

「オールフリー」を飲んだことがある男女124名に総合満足度を10点満点で評価していただいたところ、平均点が6.460点で第4位となりました。

オールフリーの特徴

「オールフリー」は、サントリーのノンアルコールの炭酸飲料です。
サントリーグループのサントリービール株式会社が製造・発売元となり、実際の販売はサントリー酒類株式会社(二代目法人)が行っています。
「ビールを超えた爽快さ」を目指して製造されており、ぐっとくるのどごしとキレを実現しています。
アルコールだけでなく、カロリー、糖質、プリン体もゼロであるということから、いつでもなにも気にせずにビール味が楽しめるということで人気となっています。
原料にも、水は深層地下水のみ、麦汁は二条大麦麦芽の一番麦汁のみ、ホップは上品な香りと苦味が特徴のアロマホップのみを使用するなど、ビールと同じ原料にこだわって製造しています。

オールフリーの評価理由

  • ノンアルコールはこれをいつも飲んでいる。適度な酸味がおいしい。(30代・男性)評価:10点
  • ビールの味がしつつ、すっきり感があり、飲みやすいので。(30代・女性)評価:9点
  • 本物のビールと並べてコップに入った形で飲んだら、間違えてしまうくらい本物に近いテイストだからです。(70代・男性)評価:9点
  • クリーミーな泡とほろ苦い味わいが良い(60代・女性)評価:8点
  • 少し物足りない感じと、飲んだ後に喉が結構乾くので。飲みやすさはある。(30代・女性)評価:6点

その他質問の回答結果

本記事では総合的な満足度についての回答結果とランキングをご紹介しましたが、それ以外の各質問の結果についてもご紹介します。

「価格」

「価格」ではプレミアムアルコールフリーの満足度が平均6.790点で1位でした。

「味」

「味」ではドライゼロの満足度が平均6.935点で1位でした。

「香り」

「香り」ではドライゼロの満足度が平均6.823点で1位でした。

「泡」

「泡」ではドライゼロの満足度が平均7.008点で1位でした。

まとめ

今回の調査では「最も満足度が高いノンアルコールビール」は「アサヒドライゼロ」でした。

下記より、レポートのダウンロードが可能です。
【ノンアルコールビール】日本トレンドリサーチ

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