【ネットいじめ】批判・悪口を書いたことが「ある」のは14.5%

ネットで他の人に対する批判・悪口を書き込んだことがありますか?

SNSでの誹謗中傷が社会問題となっています。
インターネット、スマートフォンの普及により、小中学生・高校生の間でも「SNSいじめ」「ネットいじめ」がおこなわれ、問題視されているようです。
今回はSNSやネット掲示板を利用したことが「ある」と回答した方を対象に、ネットへの書き込みについて調べてみました。

「ネットへの書き込みに関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を始め複数の調査サービスを利用して調査を実施
調査対象者 事前調査で、SNSやネット掲示板を利用したことが「ある」と回答した男女
調査期間 2020年5月28日~6月2日
質問内容 質問1:SNSやネット掲示板で他の人の悪い点の指摘、悪口や文句などの書き込みをしたことがありますか?
質問2:悪い点の指摘、悪口などの内容を書き込んだあとで、それを消したことがありますか?
質問3:その書き込みを消した理由を教えてください。
質問4:あなたは「誹謗中傷」にあたる内容の書き込みをしたことがありますか?
質問5:あなたは「批判」と「誹謗中傷」の違いを理解していますか?
集計対象人数 1,252人

ネットで批判や悪口を書き込んだことが「ある」人は14.5%

まずは、SNSやネット掲示板を利用したことが「ある」と回答した方に、他の人の悪い点の指摘、悪口や文句などの書き込みをしたことがあるか聞きました。

「ある」と回答した方は14.5%でした。
およそ7人に1人は、悪い点の指摘や悪口を書き込んだことがあるようです。

次に、悪い点の指摘・悪口などの内容を書き込んだあとで、それを消したことがあるかについて聞きました。

消したことが「ある」と回答した方は35.2%でした。
消した理由については「冷静になったら恥ずかしくなったから」「一度は感情に任せて悪口を書き込んだが、書かれた側の気持ちを考えて後悔した」などの意見がありました。

次に、悪い点の指摘、悪口などの内容を書き込んだことが「ある」と回答した方に、「誹謗中傷」にあたる書込みをしたことがあるのか聞きました。

「ある」と回答した方は21.4%でした。

最後に、「批判」と「誹謗中傷」の違いを理解しているか聞いた結果を紹介します。

「批判」と「誹謗中傷」の違いを、82.4%が「理解している」と回答しました。

これを、前問の回答別で集計した結果がこちらです。

誹謗中傷の書き込みしたことが「ない」という人の16.8%は「理解していない」と回答しました。
違いがわからないまま、知らず知らずのうちに誹謗中傷をしてしまっている人も、いるのかもしれません。

SNSでもご購読できます。