
自分の住んでいる地域のハザードマップ、確認していますか?
近年、大雨や地震など自然災害が頻繁に発生し、日本各地で甚大な被害がおきています。
災害から身を守るためには、お住まいの地域の災害リスクを知り、リスクを最小限にとどめるために事前に準備することが大切です。
今回は、全国の男女300名ずつを対象に、市区町村で作成されている「ハザードマップ」に関するアンケートを実施しました。
調査手法 | インターネットでのアンケート ※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を始め複数の調査サービスを利用して調査を実施 |
調査対象者 | 男女 |
調査期間 | 2020年7月7日~8日 | 質問内容 | 質問1:自分の住んでいる地域のハザードマップを確認していますか? 質問2:自分の住んでいる地域は、洪水、土砂災害、その他自然災害の危険が高いとされる区域に含まれていますか? 質問3:災害に対する備えをしていますか? 質問4:防災の準備をしていない理由を教えてください。 質問5:具体的にどのような準備をしているか教えてください。 |
集計対象人数 | 600人(男女300名ずつ) |
住んでいる地域のハザードマップを確認「している」のは54.0%
まずは、お住まいの地域のハザードマップを確認しているかについて聞きました。
「確認している」は54.0%でした。
一方、半数近い46.0%の方は「確認していない」と回答しました。
次に、お住まいの地域が洪水、土砂災害、その他自然災害の危険が高いとされる区域に含まれているかについて聞きました。
質問1の回答別に集計した結果、以下のようになりました。
ハザードマップを確認していない方は44.6%が「わからない」と回答しました。
一方、ハザードマップを確認している方はほとんどの方がお住まいの地域の災害リスクがどのくらいあるのかわかっているようです。
では、災害が起こってしまったときに備えて準備をしている方はどのくらいいるのでしょうか?
こちらも質問1の回答別に集計した結果、以下のようになりました。
ハザードマップを確認している方で準備を「している」方は68.2%でした。
一方、ハザードマップを確認していない方で準備を「している」方は27.2%でした。
防災の準備を「していない」と回答した方に準備をしていない理由について聞いたところ、次のような回答がありました。
- 何を準備したら良いか分からないから。(40代・男性)
- しなくてはいけないと思っているが、今までに特に大きな災害に見舞われていないので、していません。(60代・女性)
- やろうやろうと思って後回しになっている。(20代・女性)
- どうしても、「まだ大丈夫だろう」とか「何とかなるだろう」という甘えがあるだと思います。(50代・女性)
- いつ来るかわからない災害に備える気がしない。(60代・男性)
防災の準備を「している」と回答した方には、具体的にどのような準備をしているか聞いているので紹介します。
- 非常食、飲料水、懐中電灯、ラジオ、手袋(軍手)、薬、ヘルメット、電池、運動靴など。(60代・女性)
- 家具の転落防止、避難場所の確認、非常持ち出し袋の用意。(40代・女性)
- マスクや軍手や非常識などいわゆる災害用の物が一式揃ってるバックを家族の人数分用意している。(30代・女性)
- 浴槽に水を貯めている。飲み水を3日分貯蔵している。レトルト食品を準備している。(50代・女性)
- 2lペットボトルの水やインスタント食品の備蓄、子供の粉ミルクの備蓄。(30代・女性)