
「特別定額給付金」の申請はしましたか?
新型コロナウイルス感染拡大による経済的影響への対策として、国が全国民に10万円を一律支給する「特別定額給付金」。
この定額給付金には、迅速な給付を促すためとして申請期限が決められているのをご存知でしょうか?
申請期限は「各市区町村における郵送申請方式の受付開始日から3か月以内」とされ、7月中や8月中にすでに申請期限が過ぎている地域も多くあるようです。
では、8月中までに「特別定額給付金」の申請をした方はどのくらいいるのでしょうか?
今回は男女各650名ずつを対象に「特別定額給付金」についてアンケートを実施しました。
調査手法 | インターネットでのアンケート ※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を始め複数の調査サービスを利用して調査を実施 |
調査対象者 | 男女 |
調査期間 | 2020年8月27日~8月31日 | 質問内容 | 質問1:国民1人当たり10万円を配る「特別定額給付金」の申請用紙は届きましたか? 質問2:特別定額給付金の申請をしましたか? 質問3:申請していない理由に当てはまるものを選んでください。 質問4:受け取りを辞退した理由を教えてください。 質問5:特別定額給付金の申請には、「各市区町村における郵送申請方式の受付開始日から3か月以内」という受付期限があることを知っていますか? 質問6:あなたが住む市区町村では、特別定額給付金の受付期限がいつまでであるか知っていますか? |
集計対象人数 | 1,300人(男女各650人ずつ) |
申請用紙が届いていないのは3.6%、届いたが申請していないのは1.6%
まずは、「特別定額給付金」の申請用紙が届いたか聞きました。
96.4%の方が「届いた」と回答しました。一方、申請用紙が「届いていない」という方も3.6%いるようです。
次に申請用紙が「届いた」方に実際に申請をしたかについて聞きました。
「した」と回答したのは98.4%で、ほとんどの方は申請をしているようです。
一方、1.6%の方は「していない」と回答しました。
今回調査を実施した1,300名のうち、申請用紙が「届いていない」方と、用紙は届いたが申請を「していない」方を合わせると67名で、約5.2%の方が特別定額給付金の申請をしていないようです。
続いて、申請用紙は届いたが申請を「していない」と回答した20名の方に、申請していない理由について聞きました。
「申請するのを忘れていた」が9名、「受け取りを辞退した」が8名、「その他」が3名でした。
「受け取りを辞退した」方に、理由について聞くと、以下のような意見がありました。
- 収入が減っていないのでもらわないほうがいいと思った(40代・女性)
- 手続きが大変そうだったので。(30代・女性)
- このお金を別のことに使ってほしいから(30代・男性)
続いて、申請用紙が「届いていない」方と、用紙は届いたが申請を「していない」方67名を対象に、特別定額給付金には申請期限があることを知っているか聞きました。
58.2%と過半数の方が「知らない」と回答しました。
また、申請期限は地域によって異なるため、自分の住んでいる地域の申請期限を知っているかについても聞きました。
79.1%と約8割の方が「知らない」と回答しました。
知らないうちに申請期限が過ぎてしまったという方もいるのかもしれません。