
来年の初詣には「マイひしゃく」を持っていきますか?
9月23日、埼玉県神社庁(さいたま市)は、人出が見込まれる新年の初詣を前に、境内での新型コロナウイルス感染を防ぐためのガイドラインをまとめ、大野元裕知事に提出しました。
その中の対策例の一つとして、手水のための「マイひしゃく」を持参してもらう、というものがありました。
実際に2021年の初詣には「マイひしゃく」を持っていくという方はどのくらいいるのでしょうか。
今回は、事前調査で初詣に「毎年行っている」と回答した男女各200名、計400名を対象に、「初詣」についてアンケートを実施しました。
調査手法 | インターネットでのアンケート ※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を始め複数の調査サービスを利用して調査を実施 |
調査対象者 | 事前調査で初詣に「毎年行っている」と回答した男女 |
調査期間 | 2020年9月29日~10月2日 | 質問内容 | 質問1:2021年の年始には、初詣に行きますか? 質問2:その理由を教えてください。 質問3:あなたは、初詣に「マイひしゃく」を持っていこうと思いますか? 質問4:その理由を教えてください。 |
集計対象人数 | 400人(男女各200名) |
16.2%が初詣に「マイひしゃく」を持っていこうと思っている
まずは、初詣に「毎年行っている」方のうち、2021年の年始に初詣に行く方はどのくらいいるのか調査しました。
16.5%の方は「行かない(行かない予定)」と回答しました。
行かない理由については、「新型コロナウイルスの感染を避けたい」という意見が多く挙がりました。
一方、83.5%の方は来年も「行く(行く予定)」と回答しました。
毎年行っている方は来年も初詣に行くつもりという方が多いようです。
次に、来年も初詣に「行く(行く予定)」と回答した方に、「マイひしゃく」を持っていこうと思うかについて聞きました。
83.8%と「持っていこうと思わない」方のほうが多いようですが、16.2%の方は「マイひしゃく」を持っていこうと思っているようです。
それぞれの回答の理由についても聞いているので、その一部を紹介します。
「持っていこうと思う」回答理由
- 多くの人が使用するひしゃくを自分が使うのは、コロナ感染のリスクが高まりそうなので。(40代・女性)
- 小さなものを持てばそう邪魔にはならないと思う。(70代・女性)
- コロナの影響がある新年になるのは分かっているので、きちんと用意しておきたいと思いました。(30代・男性)
- 普段から手水所のひしゃくはいろいろな人が使用するし、毎回さっと水を流して清める行為だけなので、衛生的には不安に思っていた。こういうことがルール化されてくれれば、恥ずかしくなく、マイひしゃくを持っていけて衛生的に安全だと思うから。(50代・女性)
- これから先も、使用するかもしれない。(40代・女性)
「持っていこうと思わない」回答理由
- いつも空いている時間帯に行っている。除菌シートかスプレーを持って行こうと思う。(30代・女性)
- 荷物が多いのは嫌だから(60代・男性)
- ひしゃくをそれ以外に使う用途がないため、初詣のために買うのはもったいない(30代・女性)
- どこに売っているのか分からない。(30代・男性)
- 神社のものを使うのが一番御利益がありそうだから。(40代・男性)