
今年(来年の正月に届く分)は、年賀状を送りますか?
10月29日、2021年用の年賀はがきの販売が全国の郵便局で始まりました。
近年は年賀状の代わりに電子メールなどで済ませる方も多く、当初発行枚数は10年連続で減少しています。
しかし、今年は新型コロナで会う機会が減っていることから、年賀状を出す人が多くなるのではないかと言われているようです。
今回は、全国の男女各800名、計1,600名を対象に、今年の「年賀状」事情についてアンケートを実施しました。
調査手法 | インターネットでのアンケート ※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を始め複数の調査サービスを利用して調査を実施 |
調査対象者 | 男女 |
調査期間 | 2020年11月3日~11月5日 | 質問内容 | 質問1:例年は年賀状を送っていますか? 質問2:今年(来年の正月に届く分)は、年賀状を送りますか? 質問3:今年年賀状を送らない理由として、新型コロナウイルスの影響はありますか? 質問4:今年年賀状を送る理由として、新型コロナウイルスの影響はありますか? 質問5:今年の年賀状に、新型コロナウイルスがどのように影響したのか教えてください。 |
集計対象人数 | 1,600人(男女各800名) |
今年(来年の正月に届く分)は年賀状を「送る」と回答したのは58.9%
まず初めに、例年は年賀状を送っているかについて聞きました。
56.8%の方が「毎年送っている」と回答しました。
今回の調査では、例年は年賀状を送っている方のほうが多い結果となりました。
次に、今年(来年の正月に届く分)は年賀状を送るか聞きました。
「送る(送るつもり)」と回答したのは58.9%で、今年も年賀状を送るという方が多いようです。
では、「例年は送っていないが今年は送る」という方と、その逆で「例年は送っているが今年は送らない」という方は、それぞれどのくらいいるのでしょうか。
質問1の回答別に集計した結果、以下のようになりました。
例年は送っていない方のうち、今年は「送る(送るつもり)」という方は6.0%、例年は年賀状を送っている方のうち、今年は「送らない(送らないつもり)」という方は10.9%でした。
例年とは違う選択をしている方は、新型コロナウイルスの影響があるのでしょうか。
「例年は送っていないが今年は送る」という方のうち、新型コロナの影響が「ある」と回答したのは22.9%でした。
一方、「例年は年賀状を送っているが今年は送らない」という方のうち、影響が「ある」と回答したのは18.9%でした。
それぞれどのように影響しているかについて聞いたところ、以下のような回答がありました。
例年は送っていないが今年は「送る(送るつもり)」
- 友人・知人と会う機会が少なくなったため。(60代・男性)
- ステイホームでお盆お彼岸など出かける機会が少なくなってしまったため。(50代・女性)
- 交流の回数が減ったから。(40代・女性)
- 感染していないか健康かなど知りたい。仕事への影響等の近況報告も含めて。(50代・男性)
例年は年賀状を送っているが、今年は「送らない(送らないつもり)」
- 年賀はがきによるコロナの拡散が怖いから。(60代・男性)
- 何となくおめでたい気分ではないので、年賀状を書く気持ちになれないから。(30代・女性)
- たかが年賀状といっても、郵便料金も値上がりし、皆さんコロナや不況で、いろいろ大変そうですし、もともと年賀状を送るつもりがない方にとっては煩わしいだけかと思いました。(50代・女性)
- 費用がもったいない。(50代・男性)