【既婚男性のトイレ事情】30代以下の約8割は「座りション派」

自宅や実家で排尿をする時、どのようにしますか?

今年ももうすぐお盆の時期がやってきます。
今年はともかく、例年であればお盆には実家に帰省するという方も多いですよね。

最近は自宅の洋式トイレで用を足すときに「座って」する「座りション派」の方が多くなっているようですが、実家に帰省した時はどうしているのでしょうか。

今回は、事前調査で「結婚している」と回答した全国の男性800名を対象に、自宅や帰省時の「トイレ事情」についてアンケートを実施しました。

「生理現象に関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を始め複数の調査サービスを利用して調査を実施
調査対象者 事前調査で「結婚している」と回答した男性
調査期間 2021年8月3日~8月4日
質問内容 質問1:自宅のトイレの型について、当てはまるものを選んでください。[複数回答可]
質問2:自宅で排尿をする時、どのようにしますか?
質問3:そのようにしている理由を教えてください。
質問4:自分の実家のトイレが洋式である場合、排尿をする時はどのようにしますか?
質問5:配偶者の実家のトイレが洋式である場合、排尿をする時はどのようにしますか?
質問6:自分の実家と配偶者の実家とで、排尿の仕方を変える理由を教えてください。
集計対象人数 800人

自宅では63.0%が「座りション派」

まずは、自宅のトイレの型について、複数回答可で回答していただきました。
(「小便器」:男性トイレなどにある、男性の排尿に特化した便器)

97.3%と「洋式トイレ」が圧倒的に多くなりました。
続いて、自宅のトイレが「洋式トイレ」のみと回答した方に、自宅で排尿するときにどうしているかについて聞きました。

「座ってする」が63.0%と、自宅では「座りション派」が多いようです。

この回答を年代別に集計したところ、以下のようになりました。

30代以下では78.6%と、8割近くの方が「座ってする」と回答しました。
若い方ほど「座りション派」が多いようです。

「立ってする」「座ってする」それぞれの理由についても聞いたので、一部を紹介します。

「立ってする」回答理由

  • 昔からの習慣で男性は立ってする。座る必要がない。(70代)

  • 立ってするほうが気持ちいいから。(50代)

  • 男は立ちションが当たり前。(60代)

  • 残尿感がなくなる。(70代)

  • 座るより早くて楽だから。(20代)

  • 飛び散らないように注意してする。(80代)

  • 男性は体の構造上その方が良いと医師に教わったから。(50代)

  • 下着をおろし便座に座ってするより立ってした方が手っ取り早い。(80代)

  • 一々ズボンを脱ぐのが煩わしい、又便座に腰掛けるのが億劫。(70代)

  • 慣れている姿勢の方が排尿し易い。(40代)

  • 座ると尿の出が悪い。(70代)

  • ずっと立ってしているから、なかなか座ってということにはならない。(70代)

  • 立ってしたいからです。掃除もします。(40代)

「座ってする」回答理由

  • 掃除のことを考えたら座ってするの一択になる。(30代)

  • 以前実家にいた時に親に言われていて習慣化した。また今は自分でトイレ掃除するので自然とその習慣をひきついでいます。(40代)

  • よりリラックスできるし、清潔感を維持できる。(70代)

  • 立って排尿したいが、そうすると便座の周りに尿や便座内の水が飛び散るのを、家族が許さないため、仕方なく座ってしている。(60代)

  • しずくが飛ばないようにするため。(60代)

  • 妻に怒られるから。(60代)

  • 液体が飛散しないようにするため。便器が汚れて掃除する人の身になると大変だと気づいたから。(70代)

  • トイレを汚さないようにして、掃除を楽にするため。(50代)

  • 家族から立ってするとしぶきが周りに飛び散るといわれる。自分ではそうは思わないけどね。(70代)

  • 腰が悪いため、座った方が楽だから。(60代)

  • 新築で購入したので、それ以来汚さないように座ってしている。(50代)

  • マナーだと思う。(40代)

  • トイレが汚れるのでそうしてくれと家人から言われたから。(60代)

「立ちション派」の方は、「そのほうが早いし楽」「いちいち座るのが面倒」という方が多いようです。

一方、「座りション派」の方は、「トイレが汚れないように」「家族に怒られるから座ってしている」という意見が多くありました。

「配偶者の実家」は「自宅」同様「座りション派」が63.0%、一方「自分の実家」は60.2%

自宅では「座りション派」の方が多いようですが、帰省時はどうしているのでしょうか。
まずは自分の実家について聞きました。

自分の実家では、自宅よりも「座ってする」と回答した方が少なく、60.2%でした。

続いて、配偶者の実家についても聞きました。

配偶者の実家では、63.0%が「座ってする」と回答し、自宅と同じ結果になりました。

自分の実家よりも自宅や配偶者の実家のほうが気を使っているという方が多いのかもしれません。
自分の実家と配偶者の実家とで、排尿の仕方を変えている方に、その理由についても聞きました。

自分の実家は「立ってする」が、配偶者の実家は「座ってする」回答理由

  • 気を使ってしまう。(60代)

  • 実家のトイレ床はタイルとなっているのと、衛生的にあまり綺麗な状況でないから立ってする。(50代)

  • 汚したらまずいから。また、音が漏れないように。(60代)

  • 綺麗に使わないといけないと気を遣うから。(30代)

  • 配偶者の実家だと気を遣うので汚さないようにしたいから。(50代)

  • 妻の実家は女所帯だから何となく。(40代)

自分の実家は「座ってする」が、配偶者の実家は「立ってする」回答理由

  • 家庭内に私以外に男性がいない場合、汚さないために座ってしているが、配偶者の実家には男性が住んでいるので。(50代)

  • 直接座りたくない。(60代)

まとめ

今回の調査では、既婚男性のトイレ事情について聞きました。
自宅では63.0%と多くの男性が「座りション派」という結果になりました。

特に30代以下では78.6%と、若い方ほど「座って」していることが分かりました。

また、配偶者の実家では自分の実家よりも気を使って「座りション」にしている方もいるようです。

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