
妊娠した場合、NIPT(新型出生前診断)を受診しますか?
初めての妊娠や晩婚化が進んでいることによる高齢出産など、出産に対して不安な場合もあるでしょう。
最近では遺伝子検査の進歩とともに、お腹の中の赤ちゃんのことが出生前にわかるようになりました。
「NIPT」という新型出生前診断を受けることで、赤ちゃんの特定の染色体疾患を調べることもできるようです。
今回は青山ラジュボークリニックと共同で、妊娠したことがない全国の女性328名を対象に、「NIPT」についてアンケートをおこないました。
調査手法 | インターネットでのアンケート ※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施 |
調査対象者 | 事前調査で、「妊娠したことがない」と回答した女性 |
調査期間 | 2021年8月14日~8月18日 | 質問内容 |
質問1:将来的には「子供がほしい」と思いますか? 質問2:妊娠した場合、胎児を検査するNIPTを受診しようと思いますか? 質問3:その理由を教えてください。 |
集計対象人数 | 328人 |
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
妊娠した場合NIPT(新型出生前診断)を「受診しようと思う」のは57.3%
まずは、将来的に子供が欲しいと思うかについて聞きました。
「子供が欲しいと思う」と回答したのは29.3%、96人でした。
この方々に、妊娠した場合、胎児を検査するNIPTを受診しようと思うかを聞きました。
57.3%の方が「NIPTを受診しようと思う」と回答しました。
それぞれの回答をした方に、その理由を聞きました。
NIPTを受診しようと思う理由
- 前もってわかることはやっておいた方が良いと思うから。(20代・女性)
- 自分自身が高齢出産となり、リスクがありそうだから。(30代・女性)
- 産む前に知っておくことで準備できることがあるから。(30代・女性)
- やはり出産までずっと気がかりなのもよくないと思うので調べたいです。(30代・女性)
- 自分が疾患持ちなので、事前に検査して何かあれば出産後の対応を備えたいと思う。(20代・女性)
- どんな子供かわかれば心の準備ができるから。(40代・女性)
NIPTを受診しようと思わない理由
- もし万が一のことを考えたら、産むのが怖いという感情が襲ってきて理性を保てないから。(30代・女性)
- あまり必要性を感じないから。(20代・女性)
- 判定が出ると迷うから。(30代・女性)
- 生まれてくる子供がどんな子であっても自分の子供だから。(20代・女性)
- 怖いから。(20代・女性)
まとめ
今回の調査では6割近くの方が「受診しようと思う」ことがわかりました。
不安だから「受診したい」という一方で、不安だからこそ「受診したくない」という考えもあるようです。