トレンド調査

車を所有している方の29.3%が、車にかかる費用で「自動車税・軽自動車税」が最も“精神的に負担”

車を所有している方は、車にかかる税金をどのように感じている?

5月31日は「自動車税・軽自動車税」の納付期限です。

「自動車税・軽自動車税」は、毎年4月1日時点での自動車の所有者に対してかかる税金です。
税額は自動車の用途や総排気量によって設定され、10,800円~111,000円となっています。
環境性能に優れた「エコカー」については減税されることがある一方、新規登録から11年以上経過したディーゼル車や13年以上経過したガソリン車は増税されます。

車の所有者にとって大きな出費の一つでもある自動車税ですが、JAF(日本自動車連盟)がツイッターで「自動車税を含めガソリン税・消費税などで乗用車には毎年約11.57万円の税金が課せられています」とつぶやいたことで、車にかかる税金が話題になりました。

今回は、事前調査で「現在、自家用車を自身で所有している」と回答した、全国の男女計750名を対象に「車にかかる税金に関するアンケート」を実施しました。

「車にかかる税金に関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施
調査対象者 事前調査で「現在、自家用車を自身で所有している」と回答した全国の男女
調査期間 2022年5月22日~5月29日
質問内容 質問1:自家用車にかかる費用で、ご自身で支払っているものを全て選択してください。[複数回答可] 
質問2:具体的にご自身が支払っている自動車にかかる費用を教えてください。
質問3:自家用車にかかる費用で、最も“精神的に負担”だと感じるものを選んでください。
質問4:具体的に最も負担だと感じるものを教えてください。
質問5:その費用が最も負担だと感じる理由を教えてください。
質問6:自動車税の支払いは、主にどこで行いますか?
質問7:具体的な支払い場所を教えてください。
質問8:自動車税の支払いは、主にどのような方法でおこなっていますか?
質問9:具体的な支払い方法を教えてください。
集計対象人数 750名(30代以下・40代・50代・60代・70代以上 各150名)

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

自家用車にかかる費用で、最も“精神的に負担”だと感じるのは「自動車税・軽自動車税」

初めに、自家用車にかかる費用で自身で支払っているものについて複数選択可で聞きました。

今回のアンケートでは「いずれも支払っていない」方は2.9%で、9割以上の方が何らかの自家用車にかかる費用を支払っていると回答しました。

続いて、実際の金銭的負担ではなく、支払うことに気乗りしない、最も“精神的に負担”だと感じるものを聞きました。

29.3%の方が「自動車税・軽自動車税」が最も“精神的に負担”だと感じているようです。

それぞれの回答の理由を聞いたので、一部を紹介します。

「自動車税・軽自動車税」を「最も“精神的負担”だと感じる」理由

  • 車体とは直接関係ない経費だから。何に使われているのか疑問だから。(50代・女性)
  • 「若者の車離れ」とかワードがあるのに、自動車税がなくならない、もしくは減税されないのが納得行かない。(30代・男性)
  • 毎年かかる高額費用だから。(70代・男性)
  • 所有年数が長くなると税金が上がることに納得できない。(60代・男性)
  • 必要な物なのに、所有しているだけで金を取られるから。(20代・男性)
  • 5月は税金が重なる月であること、子どもの学費の収納月が重なるから。(40代・女性)

「整備・メンテナンス費」を「最も“精神的負担”だと感じる」理由

  • 別に壊れたわけでも調子が悪いわけでもないのに、この期間で車検通す必要あるのか?と思いながら支払っているから。(30代・女性)
  • そんなに乗らないのに点検は法義務だから。(50代・男性)
  • 今の車は性能がよくなっており、2年に1度の車検の必要性があまり感じられない。定期点検をきっちりすれば、4年に1度程度の車検で十分ではないかと思う。(60代・男性)
  • 壊れるものだから仕方ないと思っているけど、やっぱり負担が大きいなと思う。(50代・女性)
  • 技術料が大半を占めており、曖昧だから。(40代・男性)
  • 車検制度の良さはわかるが、車検を通すという理由で要らない整備が気に入らない。この車検の中に入っている税金も気に入らない。(70代・男性)

「車体の購入費(ローン含む)」を「最も“精神的負担”だと感じる」理由

  • 一時的に多額の金額が必要。(50代・男性)
  • 一番金額が大きく、何年もかかるものなので負担が大きい。(20代・女性)

「ガソリン代」を「最も“精神的負担”だと感じる」理由

  • どんどん高くなっているから。(50代・男性)
  • 交通費と見合っていない。(30代・男性)
  • 税金の二重取りされていることに、怒りを覚えているから。(40代・男性)

「任意保険」を「最も“精神的負担”だと感じる」理由

  • 年間の保険料が高すぎる。(70代・女性)
  • 設定が細かいので、比較が大変です。(40代・男性)
  • 無事故なのに保険料だけかかる。(60代・男性)

「修理代」を「最も“精神的負担”だと感じる」理由

  • 突発的に大きな金額がかかるから。(30代・男性)
  • 物が壊れた上にお金までかなりかかるのは痛い。(60代・男性)

「重量税」を「最も“精神的負担”だと感じる」理由

  • 重量税はよく意味が分からないから。お金を取る為に無理やり作った感がある。(20代・女性)
  • なぜ重さに金がかかるのか理解できない。(50代・男性)

「自賠責保険」を「最も“精神的負担”だと感じる」理由

  • 自賠責と任意と両方入る必要性があるのか疑問。(60代・男性)

「部品・パーツ・タイヤ代」を「最も“精神的負担”だと感じる」理由

  • オイルやタイヤなどの部品等は経年劣化で定期的に変えなくてはならないが、それぞれ金額がそれなりにかかる。安全性にもかかわるので、下手に安いものが買いにくいので高いものを選んでしまう。(30代・女性)

「その他」と回答した方からは、「特に負担だと思うものはない」という理由も挙がりました。

自動車税・軽自動車税、2人に1人が「コンビニエンスストアの店頭」で支払う

ご自身で「自動車税・軽自動車税」を支払っていると回答した666名の方に、主にどこで支払いをしているか聞きました。

50.8%の方が、主に「コンビニエンスストアの店頭」で支払いをしているようです。

「その他」と回答した方に、具体的にどこで支払いをしているのか聞いたので、回答の一部を紹介します。

「自動車税・軽自動車税の支払いをする場所」回答

  • 郵便局(40代・男性)
  • JA(農業協同組合)(70代・男性)
  • 市役所(40代・女性)

続いて、「自動車税・軽自動車税」の支払いの時に、どのような決済方法を使っているのか聞きました。

65.5%の方が「現金払い」をしているようです。

まとめ

今回は、事前調査で「現在、自家用車を自身で所有している」と回答した方に、車にかかる税金についてアンケートをおこないました。

自家用車にかかる費用で、最も“精神的に負担”だと感じるものについて聞いたところ、29.3%の方が「自動車税・軽自動車税」と回答しました。

「自動車税・軽自動車税」をどこで支払っているのか聞いたところ、半数の方が「コンビニエンスストアの店頭」で支払っているようです。
決済方法については、「現金払い」が最も多く、65.5%でした。
「電子マネー」や「Pay-easy(ペイジー)」などのキャッシュレス決済を利用している方はまだ少ないようです。

一部のキャッシュレス決済では、税金の支払いに対するキャンペーンを実施しているので、今後キャッシュレス決済を検討してみるのもよいのではないでしょうか。

【教員免許更新制度の廃止】「現役教員」の96.0%が「賛成」、一方で免許を「保有していない」方の57.6%は「反対」

「教員免許」の更新制度が廃止されることについて、どのように感じますか?

5月11日、参院本会議で「教員免許更新制度」の廃止を含む改正法が可決、成立しました。

現在(2022年5月時点)、教員免許には10年間の有効期限があります。
すでに教員として働いている場合は、10年ごとに講習を受け更新手続きをしなければなりませんが、この現行制度が7月から廃止になります。

これに伴い7月からは、過去に更新されずに失効してしまった教員免許も復活するようです。
文部科学省の調査によると、2021年5月時点で全国で2056人の教員が不足しているとのことで、今回の改正で教員経験のない“ペーパーティーチャー”も教壇に立ちやすくなり、教員不足の解消にも役立つと言われています。

「教員免許更新制度」の廃止について、全国の皆さんはどのように感じているのでしょうか。

今回は、全国の男女計600名を対象に「教員免許の更新制度に関するアンケート」を実施しました。

「教員免許の更新制度に関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施
調査対象者 全国の男女
調査期間 2022年5月18日~5月24日
質問内容 質問1:ご自身は「教員免許」を保有していますか?
質問2:「教員免許」の更新制度が廃止されることについて、どのように感じますか?
質問3:回答の理由を教えてください。
質問4:公立学校での教員不足を解消するためには、どのような対策が必要だと思いますか?
集計対象人数 600名(20代以下・30代・40代・50代・60代・70代以上 男女各50名)

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

教員免許更新制度の廃止、「現役教員」の96.0%が「賛成」

まず初めに、「教員免許」を保有しているか聞きました。

「現役の教員である」という方は4.2%、「現役の教員ではないが保有している」という方は15.8%、「保有していない」方は80.0%でした。

続いて、7月から「教員免許」の更新制度が廃止されることについて、どのように感じるか聞き、質問1の回答別に集計しました。

「現役の教員である」という方は88.0%が「賛成」、「どちらかというと賛成」が8.0%でした。
合わせると96.0%で、教員として働いているほとんどの方は「教員免許更新制度の廃止」に賛成しているようです。
また、「反対」と回答した方は1人もいませんでした。

「現役の教員ではないが保有している」という方も「賛成」という方が最も多く、45.3%でした。
また、「どちらかというと賛成」も20.0%いました。

一方で、教員免許を「保有していない」方は「どちらかというと反対」という方が最も多く33.8%、「反対」は23.8%でした。
合わせると57.6%で、半数以上の方は「教員免許更新制度の廃止」に反対の気持ちがあるようです。

この回答の理由についても聞いたので、一部を紹介します。

「賛成」「どちらかというと賛成」回答理由

  • ただでさえ大変な先生という仕事を真面目に頑張っている方が、更新で煩わしさを感じなくて済む。(50代・女性・「保有していない」)
  • かなりめんどくさい制度だから。いちいち更新しなければいけないのは手間だったため。(20代・男性・「現役の教員ではないが保有している」)
  • 全員が教員をしているわけではないので10年の更新があるとそのために今の仕事を休まなければならない。(20代・女性・「現役の教員である」)
  • 意味のない更新講習を受けるために授業を休むなど子供を犠牲にしているので。(50代・男性・「現役の教員である」)
  • これまで大した内容でもない研修を押し付けられて負担ばかり大きかったから。(50代・女性・「現役の教員である」)
  • 弟夫婦が教員だったが、更新料も高いし教員不足の解決になる。(60代・女性・「保有していない」)
  • 娘が免許を持っているが今は働けていない。いつでも復職できるように。(70代・女性・「保有していない」)
  • 形だけの教員免許更新であればあまり必要性を感じないのと、教員免許更新する時間や手間をもっと別のことに使った方が良いと感じるため。(40代・男性・「保有していない」)
  • (本人ではなく、国の)お金が掛かりそう。手間も掛かりそう。(50代・女性・「保有していない」)
  • 過去に教員免許をとったことがあり、それを活かしたいと思っている人が気軽に教師を始められるのは良いことだと思うから。(20代・女性・「保有していない」)
  • 現職の教職員にとっては負担でしか無いから。ただ、別の仕事をしていて教職に復職するという場合には別途教員免許の更新をするなどの制度は必要だとお思う。(30代・男性・「保有していない」)
  • 普通の教員は、校内研修や教科の研修会に参加しているので、免許更新制度は必要ないと思うから。(60代・男性・「現役の教員ではないが保有している」)

「反対」「どちらかというと反対」回答理由

  • ある程度の期間で更新をした方が良いと思うから。(50代・男性・「保有していない」)
  • 教員の質を保つために必要だと思うから。ただ、教員としての指導や研修の実績が十分と認められる者は、更新免除や運転免許の優良講習のような簡易化という融通はあってもいいと思う。(40代・女性・「保有していない」)
  • 1度取ればその後何もしなくていいというのは親の立場からすると不安。そういう方法で教員を増やそう、数を維持しようとするのではなく、給与面などで対策してほしい。(20代・女性・「保有していない」)
  • 10年以上経った方が急に教員になっても生徒のためにはならないと思うから。(20代・男性・「現役の教員ではないが保有している」)
  • 問題を起こした先生が簡単に復帰できそうでいやだ。(60代・男性・「保有していない」)
  • どんな免許も期限を設けた方が良い。取得した時点でその能力があっても、一生その能力を保持しているとは限らない。(80代・男性・「保有していない」)
  • 子供の成長に関わる仕事だから更新制度があった方が良いと思う。教師として不適格なことをしたら即刻再教育制度等もあれば良いと思う。(40代・女性・「保有していない」)
  • 不適格教員を切ることが益々難しくなるのではと危惧しているから。(30代・男性・「現役の教員ではないが保有している」)
  • 別に更新に対してお金は払わなくていいと思うが、教育現場から離れた時や初心に帰るという意味でやった方がいい。(20代・女性・「保有していない」)
  • その人自身の教師としての適格さを維持し続けるためにも、これまで通りの亢進制度は必要。むしろ10年では長すぎるような気がする。せいぜい5年程度で更新させるほうが良いのではないか。(60代・男性・「保有していない」)
  • 免許更新はしなくては。運転免許などほかのものはしている。教師の煩わしさを減らすため、と聞いたがそれなら教員を増やすべき。教員だけでなく、資格がなくても採点や他の作業を分担できるよう人員を増やすなどしてみては。海外ではそのようなことをしているようだ。(50代・女性・「保有していない」)
  • ただでさえも不祥事が多発している教員資格。さらに次々と変化していく社会情勢。教員の適正も都度確認するべきだと思う。更新期間を短くするのならば分かるが廃止とは考えられない。(60代・男性・「保有していない」)
  • 一度資格を取得したからと言って、その後何も課されないと適当になる教師が出てくると思うから。(20代・女性・「保有していない」)
  • 10年たつと色々変わる面もあるので特に教師のように他人に教える立場の人は更新制度は必要だと思う。(70代・女性・「保有していない」)

教員免許の更新手続きには時間とお金がかかるため、やはり教員免許を持っている方にとっては嬉しい改正のようです。

一方で、「更新制度がなくなると教員の質が下がりそう」「問題を起こした先生が簡単に復帰できそう」「ブランクがある人が教師として指導できるのか」などの心配の声もあるようです。
中には「もっと短い期間で更新すべき」という意見もありました。

また、「教員不足を解消するためなら、そういう方法ではなく給与面などで対策してほしい」という意見もありました。
では、公立学校での教員不足を解消するためには、どのような対策が良いのでしょうか。
皆さんの考えを聞きました。

公立学校での教員不足を解消するために必要な対策だと思うことは?

  • 給与を上げる。小学校の先生の負担が大きすぎるので、教科担任制を導入する。個々の特性、習熟度に合わせたクラス編成、又はレベル別の教科の受講を認める。(40代・女性・「現役の教員ではないが保有している」)
  • 社会人から登用してはどうか、学歴、学科不問で人間性重視で選んで欲しい。(50代・男性・「保有していない」)
  • ITを有効利用し、勉強の70%はPCでやらせる。従来の教員は30%くらいに削減して、ITで出来ない勉強の部分を補う。生徒の悩み相談や部活動は教員免許を持たない善良な市民に任せる。(60代・男性・「保有していない」)
  • 給与体系を見直す。残業がつかないのは本当におかしいことだと思うので。(20代・女性・「保有していない」)
  • 先生と言われる職業は教員に限らず尊敬されるように努める必要がある。金銭を得るための職業として考えると待遇改善などに目がいってしまう。経済第一の社会ではやむを得ない部分もあるが、「社会のため、人のために行動する」ことが大事といった風潮が必要。そのための使命感をもった青少年の育成が必要。(70代・男性・「保有していない」)
  • 1人の先生に対しての業務が多すぎるので、仕事の分担化。アシスタントなり、サポーターなり付ける。
    専門性のある先生の採用。担任を受け持つなら部活は受けもたないなど。(40代・女性・「保有していない」)
  • クラブ活動の顧問を廃止して仕事を減らせばいい。授業だけにした方がいい。土日に試合などで出勤していたら体がもたない。(50代・男性・「保有していない」)
  • 教育学部の定員増やす。(60代・男性・「保有していない」)
  • クラスの人数を増やす。(50代・男性・「保有していない」)
  • 親からのクレームに対応する職種を設ける。(50代・女性・「保有していない」)
  • 副業禁止の解除。(20代・女性・「保有していない」)
  • 快適な勤務環境の確保。教えることがどんどん増えるが減りはしない現在、増える教科に関しては別教員を雇ってほしい。当然評価も分業となってほしい。(50代・男性・「現役の教員である」)
  • 教員が働きやすい環境を整えること。パワーハラスメントや、教員同士のいじめなどを強く取り締まることで、働きやすさが増し、教員希望者が増えるのではないだろうか。(20代・女性・「保有していない」)
  • 教員の給与をとんでもなくあげること。国務大臣クラスの給与に、教員の給与をあげたら、なり手が増えると思う。日本の未来を担う子供たちのために、それを教育する教員がそれぐらい給与をもらっても問題がないと思う。(50代・男性・「現役の教員ではないが保有している」)
  • 公立学校の教員は公務員であることが、ハードルを高くしていると思われる。教員としての資質を問う試験問題を作成して課し、年令制限を撤廃して教員免許の保持も問うことなく、採用試験に合格すれば免許が与えられて教員になれるようにすれば教員不足を解消できると思う。(50代・男性・「現役の教員ではないが保有している」)
  • 「教員になることを夢見る」ようになるよう、給与等を含め「国家公務員」として国が管理し今以上に処遇を大幅に改善すべきである。将来の国家のための、「重要な職務」であり地方行政に絶対に依存すべきではない。(70代・男性・「保有していない」)
  • 何でも教員の責任にしない事。昔のように親に責任があると言う考え方が必要。(50代・女性・「保有していない」)
  • 「きつい仕事ではない」「残業はない」などというきれいごとを言って募集するのではなく(すぐにメッキは剥がれる)、あえてきつい仕事ではあるがどのようなやりがいがあるかをPRする。警察学校やボートレーサー養成所のように非常に厳しい訓練があると知りながらも果敢に毎年多数の応募者が来ている。警察24時のように警察官になっても非常に厳しい職場でありながら、その成果をPRし、魅力を感じ、応募してきているので、教師の仕事の価値をPRすることが必要と感じる。(40代・女性・「保有していない」)
  • ちゃんと正規で雇え!!これに尽きる。非正規を野放しにしているから良い教員が育たないし、教育職のみ時間外規定が適用されないのはもってのほか。これでは意欲のある教員は育たないし、組織改革も進まない。時間外削減は校長や教頭の責務としないことが、野放しの長時間労働の温床となっている。また、教育委員会は人員が多すぎる割に無能なので、大幅削減するべきであり、そこに文科省の天下りはいらない!!(60代・男性・「保有していない」)
  • 退職した元教員やペーパーティーチャーの活用。(60代・女性・「現役の教員ではないが保有している」)
  • 一般企業並みの給与と待遇を整備すべき。(60代・男性・「現役の教員ではないが保有している」)
  • きちんと休みが取れて生徒と向き合える時間を確保するなど、余裕を作れる体制にする。(60代・女性・「保有していない」)
  • 教育現場だからと特別扱いしないで一般の企業のようにもっと風通しを良くしないと改善されないのではないでしょうか。一般企業でも風通しの悪い企業はいくらでもありますけどね…。(50代・男性・「保有していない」)
  • 小中高を共同の免許制にする。(50代・男性・「保有していない」)
  • 教員免許がなくてもできる仕事を、振り分ければいいと思う。パートでも派遣でも。(50代・女性・「保有していない」)

まとめ

今回は「教員免許の更新制度」についてアンケート調査しました。

教員として働いている方は96.0%が「教員免許更新制度の廃止」に賛成しているようです。
一方で、特に教員免許を持っていない方は半数以上が「反対」「どちらかというと反対」と回答していました。

「手続きの時間や費用などの負担が減る」「今は教員として働いていない人が復職しやすい」などのメリットがある一方、子供を持つ親の立場から「教員の質が下がりそう」「問題を起こした先生が簡単に復帰できそう」などの不安点があるようです。

また、公立学校での教員不足を解消するために必要な対策についても聞いたところ、「給与を上げる」「部活の顧問を外注する」「残業の廃止と休日の確保」「モンスターペアレントやパワハラ・いじめを厳しく取り締まる」などの意見が挙げられていました。

【5月30日はごみゼロの日】41.7%の方が、地域や職場のごみ拾いをするイベントに「参加したことがある」

5月30日は「ごみゼロの日」、「ごみ拾いイベント」に参加したことはありますか?

5月30日は「5(ゴ)、3(ミ)、0(ゼロ)」の語呂合わせで、「ごみゼロの日」です。

「ごみゼロの日」は、愛知県の「530(ごみゼロ)運動環境協議会」が制定しました。
「530(ごみゼロ)運動」は、1970年代に愛知県豊橋市の山岳会の会長が、観光客によるポイ捨て急増に対して「自分のごみは自分で持ち帰りましょう」と呼びかけたことがきっかけで、その後全国に広がったそうです。

最近では、福岡県でタバコの吸い殻のポイ捨てを繰り返した会社員の男性が書類送検されました。
ポイ捨て問題がなくならない中、楽しく「ごみ拾い」をしようというイベントも各地で開催されています。

今回は、全国の男女計780名を対象に「ごみ拾いイベントに関するアンケート」を実施しました。

「ごみ拾いイベントに関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施
調査対象者 全国の男女
調査期間 2022年5月19日~5月25日
質問内容 質問1:地域や職場で実施される「ごみ拾い」をするイベントに参加をしたことはありますか?
質問2:どのような「ごみ拾い」イベントに参加しましたか?
質問3: 「ごみ拾い」イベントに参加して感じたことを教えてください。
質問4:ゲーム性がある「ごみ拾いイベント」に参加してみたいですか?
質問5:回答の理由を教えてください。
質問6:「プロギング」をやってみたいと思いますか?
質問7:回答の理由を教えてください。
質問8:外出先などで、路上や花壇に捨てられたごみが気になることがありますか?
質問9:どのようなことが気になりましたか?
集計対象人数 780名(20代以下・30代・40代・50代・60代・70代以上 各130名)

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

60代と70代以上の半数以上が、ごみ拾いをするイベントに「参加したことがある」

初めに、地域や職場で実施される「ごみ拾い」をするイベントに参加したことがあるか聞きました。

半数以上の方が、「参加したことはない」ようです。

年代別に集計すると、このようになりました。

60代と70代以上では、「参加したことがある」方が多数派でした。

実際に、どのようなごみ拾いイベントに参加したのか聞いたので、回答の一部を紹介します。

「参加したことがあるごみ拾いイベント」回答

  • 職場の周りのごみ拾いイベント。(30代・男性)
  • 年数回ある町内会での行事や、職場での地域ボランティアでのごみ拾い。(50代・女性)
  • 町内会の子供会のイベントです。(60代・女性)
  • 町内会で神社や公園のごみ拾いしながら散歩する行事。(20代・男性)
  • 学校単位で参加する地元のごみ拾いイベント。(30代・女性)
  • 学校のイベントで、通学路で朝通学のついでに親子でごみ拾いをするイベント。(60代・男性)
  • 会社のISO環境活動の一環で川の掃除をおこなっている。(40代・男性)
  • 所属するクラブチームで、地域の河川敷のごみ拾いイベントに参加した。(20代・男性)
  • 雪解け後に出てくるごみを集める町内会のイベント。(50代・男性)
  • 市の祭り後のごみ拾いに参加した。(20代・男性)
  • 地域の花火大会後の河川敷ごみ拾い。(60代・男性)
  • 高校が中心となって行う大きなイベント内で、ボランティアでごみ拾いをするイベント。(10代・女性)
  • 相模原市の警察署主催の防犯キャンペーンで、防犯は町の清潔からをスローガンで実施している。さらに自治会主催で市民清掃の日に参加。(70代・男性)
  • 定期的に老人会で行うSPC作戦(環境美化活動)に参加。(80代・男性)
  • NPO団体が主催する不定期のごみ拾いイベント。(40代・女性)
  • かなり昔、九十九里浜の春のお掃除に参加。(70代・女性)

ごみ拾いイベントに参加したことが「ある」方に、参加して感じたことを聞いたので一部を紹介します。

「ごみ拾いイベントで感じたこと」回答

  • タバコの吸い殻や空き缶、レシート、アイスやお菓子のビニールなどのごみが街路樹の植込みの中に結構あった。(60代・女性)
  • ポイ捨てはもちろん、大きめの粗大ごみもあった。(10代・男性)
  • タバコのポイ捨てが多いと感じた。(40代・男性)
  • 空き缶のポイ捨てが多い。(70代・女性)
  • 案外、プラスチックごみが多かった。(50代・女性)
  • いろいろな種類のごみが散乱、ガラスの破片などあって危ないと思った。(60代・女性)
  • 意外と家庭内で使われる、洗剤や容器などが多かった。(20代・男性)
  • 何でこんなところに?というようなごみが落ちていて、驚いた。(30代・女性)
  • みんな砂浜になんでも捨てすぎ。(30代・男性)
  • 思ったよりかなりキレイで、まあ、やらなくても良いような感じ。(50代・男性)
  • そんなにごみがなく、探して拾う感じだった。(20代・女性)
  • 参加者が多かったためなのか、ほとんど袋にごみは入ってなかったです。(50代・女性)
  • 各家庭で日常に掃除をしているのでごみは無かった。(70代・男性)
  • 参加報酬がある時とない時で参加者の数が全然違う。(40代・女性)
  • 面倒だなと思った。(30代・女性)
  • 思ったよりも時間がかかる。(40代・男性)
  • 強制参加でつらかった。(30代・男性)
  • 空の財布がかなりあり、犯罪に関係しているかもしれないと思った。(70代・男性)
  • きれいになると気持ちが良い。(60代・男性)
  • 地域に貢献しているように感じた。(20代・男性)
  • 相互理解を図り高齢者によるコミュニティができることにより楽しく活動ができる。(70代・男性)
  • マンションの周りがきれいになり、近所の方とコミュニケーションがとれた。(20代・女性)

20代の43.1%が、ゲーム性のあるごみ拾いイベントに「参加してみたい」

学校や職場、地域でおこなわれることが多い「ごみ拾い」ですが、最近ではゲーム性がある「ごみ拾いイベント」も開催されています。
東京都や長野県で開催されたごみ拾いイベント「清掃中」は、人気テレビ番組「逃走中」とごみ拾いを融合させたイベントです。
街中のごみを集めながらスマートフォンに通達されるミッションをクリアしていき、上位に入賞すると景品を獲得することができます。

このようなゲーム性がある「ごみ拾いイベント」について聞いてみました。

39.7%の方は「参加してみたくない」ようです。

年代別に集計すると、このようになりました。

20代以下では、「参加してみたい」方が多数派となりました。

「参加してみたい」「参加してみたくない」「どちらともいえない」と回答した方に、それぞれの回答の理由を聞いたので、一部を紹介します。

「参加してみたい」回答理由

  • 楽しそうだから。(20代・男性)
  • 面白そうだから。(50代・男性)
  • 子どもが喜びそうだから。(30代・女性)
  • 動き回るのが好きだし、その上に街が綺麗になっていくのがスッキリするから。(20代・女性)
  • ためになることと、おもしろさの一石二鳥である。(60代・男性)
  • 地域のごみを片付けながら、ゲームをできるのが楽しそう。(20代・男性)
  • ゲーム感覚で気軽に参加できそうだから。(10代・女性)
  • 交流の輪が広がりそうだから。(30代・男性)
  • 楽しそうだし、いい運動になりそう。(20代・女性)
  • テレビの逃走中は好きでよく観ているが、怖い思いをしなくてもよいなら体験したい。(70代・女性)
  • 達成感がある。(40代・女性)
  • 地域貢献になるし、運動不足にも良さそう。(30代・女性)
  • 環境にもプラスだから。(40代・男性)
  • テレビでその取り組みを見たことがあり興味があったので。(50代・女性)

「参加してみたくない」回答理由

  • 面倒だから。(50代・女性)
  • 体力がない。(60代・男性)
  • 知らない人とするのが嫌だから。(20代・女性)
  • 気遣ったり遣われたり、体力的にも精神的にも面倒なので。(40代・女性)
  • 普通にごみ拾いすればよい。(40代・女性)
  • スマホを持っていないから、参加できない。(50代・男性)
  • 遊び感覚に違和感がある。(70代・男性)
  • 子どもが小さいから迷子になりそう。(20代・女性)
  • 疲れるから。(30代・男性)
  • ボランティアにゲーム性は不要だと思うから。(70代・男性)
  • 地域の清掃をゲーム感覚でやりたくはないから。(60代・男性)
  • ゴミ拾い中にスマホを使いたくない(手が汚れているのにスマホを触りたくない)。(30代・女性)
  • 興味が無い。(70代・女性)
  • ごみ拾いだけに集中したほうが、早く終わるので。(40代・男性)
  • 大変そうだから。(60代・男性)
  • 屋外は日焼けするので。(40代・女性)
  • 時間がないから。(30代・男性)

「どちらともいえない」回答理由

  • 面白そうだけどごみ拾いのために出かけるのがめんどくさいから。(20代・女性)
  • 時間的余裕があれば参加したいが、あえて時間を作ってまでは参加したくはない。(40代・女性)
  • 足腰が持つかわからない。(70代・女性)
  • 広範囲になると体力的に限界。(60代・男性)
  • 友だちに誘われたら行こうかなと思うレベル。(20代・女性)
  • ゲームとしては面白そうだが、ごみ拾いだけには専念できなそう。(20代・男性)
  • 季節によって、春先や秋など涼しい時はやってもよいが、夏の暑い時期や冬の寒い時期はやりたくないから。(50代・女性)
  • 楽しそうだとは思うが潔癖症だから。(20代・女性)
  • アクティブな活動はそこまで得意ではないので悩む。(50代・男性)
  • 参加してみたい気持ちもあるが、実際やってみると不愉快な面もありそうなのでためらってしまいます。(60代・男性)
  • 報酬があるかないか、またどれ位あるかで変わる。(30代・男性)
  • 気になりはするが、鬼ごっこのような要素が加わるとモチベーションが若干下がると考えたから。(10代・男性)
  • ゲーム性を付与することは参加の動機づけになるが、一方で、大きなイベントになりすぎて負担も増しそうである。(70代・男性)

ごみ拾いをスポーツと融合した「プロギング」も話題になっています。
「プロギング」はジョギングとごみ拾いを融合させたスポーツで、ごみ拾いに専念してジョギングをおこなうことで、社会貢献をしながら健康促進ができます。

「プロギング」をやってみたいと思うか聞いてみました。

「やってみたくない」方が61.7%で最も多く、「やってみたい」という方は14.9%でした。

「やってみたい」「やってみたくない」「どちらともいえない」と回答した方に、それぞれの回答の理由を聞いたので一部を紹介します。

「やってみたい」回答理由

  • 運動もできて街も綺麗になり、一石二鳥だから。(20代・女性)
  • 健康にいいことをしながら社会貢献もできるので。(30代・女性)
  • 面白そうだから。(40代・男性)
  • 普段ジョギングをしようとしても中々踏み切れないのでイベント形式なら参加しやすそう。(20代・男性)
  • ジョギングで走りながらごみ拾いもできて良いこと尽くめだから。(40代・女性)
  • リフレッシュできる。(70代・男性)
  • ジョギングは好きではないですが、みんなで参加したら楽しそう。(50代・女性)
  • 自分の世界観を広げるきっかけになると思うから。(30代・男性)

「やってみたくない」回答理由

  • ジョギングそのものが嫌だから。(70代・女性)
  • 走るのが苦手なので。(20代・女性)
  • 体力に自信がない。(60代・女性)
  • ランニングならランニング、ごみ拾いならごみ拾いに集中したいから。(40代・女性)
  • 中断しながのごみ拾いは、ジョッキングの効果が薄れる。(60代・男性)
  • 下を向いて走るのは危険そうです。(30代・男性)
  • 年寄りだから他の人に迷惑を掛けると悪いから。(70代・男性)
  • 疲れるから。(60代・男性)
  • 普通にごみを拾えばいいと思うから。(30代・男性)
  • 楽しくなさそうだから。(50代・女性)
  • ごみ拾いもジョギングも嫌いなのに、それらが融合したら大嫌いになるに決まっている。(20代・男性)
  • やる時間がない。(30代・女性)
  • 興味がないから。(20代・女性)
  • 忙しいので。(40代・男性)

「どちらともいえない」回答理由

  • 良いことだとは思う。ただ、自身はランニングが苦手。(50代・男性)
  • 体力がないのでごみを拾いながら走るのは大変そう。(30代・女性)
  • 徒歩ならまだしも走りながらごみを拾うのはきつい。(60代・男性)
  • 興味はあるが、ランニングは負荷が高いので。(70代・女性)
  • 身体が丈夫でなく、走るのが難しいが、取り組む人が増えるのは賛成。(30代・男性)
  • 参加したいが時間がない。(40代・女性)
  • 基本的に運動の際は持ち物を増やしたくないから。(20代・男性)
  • 自分の健康対策と、マッチしたいいことだと思うが、続けていくことができるか自信がない。(50代・女性)
  • 走らないといけないのは少しハードルが高い。(70代・男性)
  • 面白そうだが、めんどくさい。(50代・男性)

最後に、外出先などで、路上や花壇に捨てられたごみについて気になることがあるか聞きました。

78.5%の方が、気になることが「ある」ようです。

「ある」と回答した方に、具体的にどのようなことが気になったのか聞いたので、回答の一部を紹介します。

「気になったこと」回答

  • 花壇の中にごみが捨ててあり花が綺麗に見えなかった。(20代・男性)
  • マスクのポイ捨てが多く気持ち悪い。(70代・男性)
  • 河川敷においてはタバコはもちろんであるが、粗大ごみやバイクが残置されている。(40代・男性)
  • イベント後のごみ処理がとても気になります。あちこちにポイ捨てしてあり、公共の場じゃない個人宅敷地内にもごみが目立ちます。(60代・女性)
  • 菓子パンの包装などが道路に落ちていることがあり、環境に悪そうだと思うことがある。(20代・女性)
  • 自宅の周りや買い物途中の道路で落ちている菓子の袋・飲み物の容器や、車・バイク・自転車に乗っている人がタバコの吸い殻を道に捨てるところを見たと嫌な気分になる。(40代・男性)
  • 子どもが遊ぶ公園にタバコの吸い殻が捨てられていた。(30代・男性)
  • 自分が喫煙者でマナーを守っているので、ポイ捨てされてるタバコが気になる。(50代・男性)
  • 線路上にごみが捨てられていて危ない。(20代・女性)
  • 発火性のあるようなスプレー缶とか煙の出てるタバコとか2次災害がありそうで気になる。(40代・男性)
  • 食い残しのある弁当類が公園にあるとカラスなどがつついて衛生的によくない。(50代・男性)
  • 道路の中央分離帯に弁当の容器やごみの入ったコンビニのレジ袋が捨ててある。間違えなくドライバーのしたことで、大の大人が恥ずかしいと思う。(60代・男性)
  • 道路に空き缶が落ちていて、車が通る度に踏んで、大きな音をたてていて気になった。(30代・女性)
  • 空き缶や空き瓶を駐車場に放置し、とても危ないと思う。(60代・男性)
  • 駐輪場に停められている自転車のカゴにどう見ても第三者に放り込まれた缶ごみが入っているのを見て呆れ果てた。(50代・女性)
  • 信号機で一旦停止している時に、センター部の生けこみのところにごみや吸い殻をたくさん捨てているのが気になりました。(70代・男性)

まとめ

今回は、ごみ拾いイベントについてアンケートをおこないました。

地域や職場で実施される「ごみ拾い」をするイベントについて聞いたところ、「参加したことがある」方は41.7%でした。
職場や学校、町内会でごみ拾いをしたという方が多いようです。

ゲーム性のある「ごみ拾いイベント」については、「参加してみたくない」方が39.7%で最も多いですが、20代以下では「参加してみたい」が43.1%で多数派でした。

外出先などで、路上や花壇に捨てられたごみについて、78.5%の方が気になることが「ある」と回答しました。
コロナ禍で、マスクのポイ捨てが気になるという方もいました。

5月30日から、「環境の日」である6月5日までは「ごみ減量・リサイクル推進週間」です。
「ごみゼロ」社会は実現できるのでしょうか。

マイナポイント第1弾に「申し込みをした」方の75.2%が、第2弾も「申し込もうと思う」

「マイナポイント第2弾」に申し込もうと思いますか?

政府は、6月にまとめる「経済財政運営と改革の基本方針」に、健康保険証の原則廃止を目指すことを明記する方向で検討に入りました。

マイナンバーカードを健康保険証として利用する「マイナ保険証」が昨年の3月から始まりましたが、マイナ保険証を利用するためには医療機関が専用のカードリーダーを導入したり、マイナ保険証を導入している医療機関に通う患者に追加の費用負担が発生するため、いまだ普及しているとは言えません。

政府は、マイナ保険証を普及させて、将来的に健康保険証の原則廃止を目指しています。
そのため、マイナ保険証を導入している医療機関に通う患者への追加費用負担の廃止の検討や、「マイナポイント第2弾」を実施しています。

「マイナポイント第2弾」では、マイナ保険証の利用申し込みをおこなった方や、公金受取口座の登録を行った方が申し込みをすることで、15,000円相当のマイナポイントを受け取ることができます。

今回は、全国の男女計600名を対象に「マイナポイント事業に関するアンケート」を実施しました。

「マイナポイント事業に関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施
調査対象者 全国の男女
調査期間 2022年5月19日~5月24日
質問内容 質問1:現在、ご自身の「マイナンバーカード」を持っていますか?
質問2:今後、ご自身のマイナンバーカードを作る予定はありますか?
質問3:回答の理由を教えてください。
質問4:マイナポイント第1弾には申し込みましたか?
質問5:申し込みをしなかった理由を教えてください。
質問6:マイナポイント第2弾に申し込もうと思いますか?
質問7:回答の理由を教えてください。
集計対象人数 600名(20代以下・30代・40代・50代・60代・70代以上 各100名)

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

3人に2人が、マイナンバーカードを「持っている」

初めに、現在、自身のマイナンバーカードを持っているか聞きました。

67.7%の方が、マイナンバーカードを「持っている」と回答しました。

世代別に集計するとこのようになりました。

60代、70代以上では8割近くの方がマイナンバーカードを「持っている」と回答しました。

自身のマイナンバーカードを「持っていない」と回答した194名の方に、今後、自身のマイナンバーカードを作る予定について聞きました。

今後、自身のマイナンバーカードを作る予定は「ない」方が7割近くでした。

それぞれの回答の理由を聞いたので、一部を紹介します。

「今後、マイナンバーカードを作る予定がある」回答理由

  • ポイント付与があるため。(30代・男性)
  • ポイントが今度は少し多めにくれるので。(40代・女性)
  • 身分証明に便利だから。(10代・男性)
  • カードがあると証明できることがたくさんあったり、確定申告が便利になる。(60代・女性)
  • 最近はマイナンバーカードが必須になるところも少しずつ増えてきたため。(20代・女性)
  • 来年で住基カードの期限が切れて身分証明が出来なくなるのでやむなく。(50代・女性)
  • 行政手続きが便利になる。(60代・男性)
  • 投資信託手続きに必ずマイナンバーカードが必要になるから。(40代・男性)
  • いろんなサイトの本人確認をするために必要だから。(10代・女性)
  • 家族に勧められた。(50代・男性)

「今後、マイナンバーカードを作る予定はない」回答理由

  • 役所に行くのが面倒。(40代・女性)
  • 面倒なので。(50代・女性)
  • 面倒臭いし、利用する場所が少なすぎる。(60代・男性)
  • 必要性を感じないから。(20代・男性)
  • 仕組みやメリットが分からない。(30代・女性)
  • ポイントで釣っている割には作るメリットをあまり感じない。(60代・女性)
  • セキュリティが不安。(30代・男性)
  • 落とすと怖い、他人に利用されると怖い。(70代・男性)
  • 銀行口座まで知られるのが嫌だから。(50代・男性)
  • 財産、出生などの個人情報が包括的に政府に監視される恐れがある。(50代・男性)
  • 他に身分を証明できるものを持っているから。(20代・女性)
  • 使う機会がない。(50代・男性)
  • 作るタイミングを逃した。(40代・女性)

マイナンバーカードを「持っている」、もしくは今後作る予定が「ある」方の63.9%がマイナポイント第2弾に「申し込もうと思う」

現在、自身のマイナンバーカードを「持っている」と回答した406名の方に、2020年9月1日~2021年12月31日まで実施された「マイナポイント第1弾」に申し込みをしたか聞きました。

75.4%の方が「申し込みをした」と回答しました。

マイナポイント第1弾に「申し込みをしなかった」と回答した方に、申し込まなかった理由を聞いたので、回答の一部を紹介します。

「マイナポイント第1弾に申し込みをしなかった」回答理由

  • 面倒だったから。(60代・男性)
  • 知らなかった。(30代・女性)
  • 制度がよく分からなかった。(20代・女性)
  • 仕組みがわからない。(70代・男性)
  • 手続きが煩雑そう。(50代・男性)
  • 老人には分かりずらいので諦めた。(70代・女性)
  • 上手く申し込みができなかった。(40代・女性)
  • 興味がないから。(30代・男性)
  • 使い方がわからないし、クレジットカードとかを持ってないと使用出来ないみたいな感じに書いてあった。(40代・男性)
  • 持っているクレカは対象外。(60代・男性)
  • ポイントの使い道がわからない。(40代・女性)
  • 当時持っていたスマホがマイナポータルに対応していなかったため。(30代・女性)
  • 申請対象のスマホを持っていなかった。別の方法もあるが、面倒に感じてやっていない。(50代・女性)
  • マイナンバーカードを、それ以前に取得していたので、対象外でした。(60代・男性)

現在、マイナンバーカードを「持っている」、もしくは今後マイナンバーカードを作る予定が「ある」と回答した466名の方に、「マイナポイント第2弾」について聞きました。

63.9%の方が、「申し込もうと思う」と回答しました。

それぞれの回答の理由を聞いたので、一部を紹介します。

「申し込もうと思う」回答理由

  • ポイントがもらえるから。(60代・女性)
  • ポイントがもらえる条件にあるのに、ポイントをもらわないという選択肢は無いから。(50代・男性)
  • ポイントももらえて保険証としても使えて一石二鳥だから。(30代・女性)
  • 存在を知ったからにはもらわないのはありえない。もらえるものはもらう。(40代・男性)
  • 7500円大きいなと思いました。ゲームアプリの課金に使えるし。健康保険証代わりになるのも便利そう。(20代・男性)
  • 登録するだけでポイントがもらえるから。(60代・男性)
  • 手続きが簡単だから。(30代・女性)
  • お金がかからず申し込めるから。(70代・男性)
  • お得だから。税金払ってもメリットないので、回収できるものは回収したい。(40代・女性)
  • 家族みんなでやれば結構なポイントがつくし、いずれはやらないといけないので。(30代・男性)
  • 生活費の値上げに対する補充。(70代・男性)
  • マイナンバー制度は必要だと今回のコロナパンデミックにおいて思ったし、これから色々な災害などで確実に役に立つものだと思うから。それにポイントもほしい。(30代・男性)
  • 特に意識はしていなかったが、マイナポイントという言葉を最近耳にすることが多く興味があるため。(20代・女性)
  • 健康保険証のほうは少し考えますが、公金受取口座の登録は、便利にサービスを使えてポイントをもらえるので申し込みたいと思ってます。(50代・男性)
  • いつかはしなければいけないことなら特典がついている時にしたい。(70代・女性)
  • 個人情報の懸念はありますが、今後の給付金振込などの迅速性、利便性のほうが重要だと思うからです。(40代・男性)

「申し込もうと思わない」回答理由

  • 面倒なので。(50代・男性)
  • 手続きがよくわからないから。(30代・女性)
  • 健康保険証として利用登録したくないので。(30代・女性)
  • セキュリティが心配だから。必要性を感じていないから。(20代・女性)
  • 通っている医療機関がマイナカードが使えないし、口座登録するのも情報漏洩しそうで怖いから。(30代・女性)
  • メリットを感じない。(70代・男性)
  • 健康保険証や銀行口座はプライベートなものなので、悪用されたらイヤだから。(20代・女性)
  • 使い方がわからない。(40代・女性)

「わからない」回答理由

  • 手続きが難しそうだから。(50代・女性)
  • 第1弾の時に、ポイント申請がとにかく面倒だったから。(20代・女性)
  • やり方がよくわからないので。(60代・男性)
  • 面倒くさそうだけどお得なので迷います。(10代・女性)
  • 健康保険は申し込もうと思う。けど、やり方がめんどくさいと聞いたので、やるかわからない。(30代・女性)
  • 手間かかるなら申請しないかもしれない。(40代・男性)
  • マイナポイント自体には魅力があるが、公金受取口座を登録すると、税関係でもこの口座が利用されるのではないかと考えているから。(10代・男性)
  • 公金の受け取りに設定するのが苦痛だと感じる。(30代・女性)
  • 登録すると通院時に手数料がとられるから迷っている。(60代・男性)
  • 使い道があるのか分からないから。(20代・女性)
  • まだ詳細を見ていないから。(10代・男性)
  • 都合がよければ行くし悪かったら行かない。(20代・女性)

マイナンバーカードを「持っている」方について、マイナポイント第1弾についての回答別に、第2弾の申し込みについての回答を集計しました。

マイナポイント第1弾に「申し込みをした」方の75.2%が、第2弾も「申し込もうと思う」と回答しましたが、第1弾は「申し込みをした」が第2弾は「申し込もうと思わない」という方も7.2%いました。

まとめ

今回は、マイナポイント事業についてアンケートをおこないました。

マイナンバーカードを現在「持っている」方の75.4%が、マイナポイント第1弾に「申し込みをした」と回答しました。

マイナポイント第1弾に「申し込みをしなかった」理由で、「マイナポイント第1弾が始まる前にカードを作ったから」や「スマホが対応していなかった」などがありましたが、実は、期間前にマイナンバーカードを作った方でも申し込み可能で、スマホが対応していない場合は市区町村の窓口などで申し込むこともできました。

「マイナポイント第2弾」も、スマホがマイナンバーカードの読み取りに対応していない場合は、市区町村の窓口などで申し込むことができます。

また、マイナポイント第1弾のときに申し込みをしていない方は、すでにマイナンバーカードを作った方も最大5,000円相当のポイント付与申し込みができます。

個人情報を登録することになるため、メリットとデメリットをしっかり比較して、検討してみてはいかがでしょうか。

【戸籍法改正】戸籍の氏名に「読み仮名」をつけることについて、80.8%が「賛成」

戸籍の氏名に「読み仮名」をつけるための戸籍法改正について、どのように思いますか?

行政のデジタル化が「キラキラネーム」へも影響を与えそうです。

「キラキラネーム」とは、漢字の読み方が一般的・伝統的ではない、一風変わった読み方をする名前のことで、2012年には「新語・流行語大賞」にもノミネートされました。

戸籍法には読み仮名に関する規定がないため、常用漢字か人名用漢字を使っていれば「読み仮名」は自由に決めることができますが、2022年5月時点、戸籍の氏名欄には読み仮名を記載する箇所はありません。
このことが、行政が氏名を使った検索をすることが難しくなっている原因の一つともいわれています。

将来的に戸籍をデータベースとして活用しやすくするため、戸籍の氏名に読み仮名をつけることが検討されています。
これまで規定がなかった読み仮名について、今後どのような規定されるのかが焦点となっています。

今回は、全国の男女計600名を対象に「戸籍の氏名の読み仮名に関するアンケート」を実施しました。

「戸籍の氏名の読み仮名に関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施
調査対象者 全国の男女
調査期間 2022年5月18日~5月23日
質問内容 質問1:戸籍の氏名に読み仮名をつけることについて、どのように思いますか?
質問2:回答の理由を教えてください。
質問3:読み仮名の条件として適切だと思うもの全てを選択してください。[複数回答可] 
質問4:どのような読み仮名の条件が適切だと思いますか?
質問5:もともとの漢字の読み方ではなく、外国語や漢字の意味から連想されることが名前の読み方として認められることについて、どのように思いますか?
質問6:そのように思った理由を教えてください。
質問7:漢字の意味から読み方が連想できない読み仮名が認められないことについて、どのように思いますか?
質問8:そのように思った理由を教えてください。
集計対象人数 600名(20代以下・30代・40代・50代・60代・70代以上 男女各50名)

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

氏名の「読み仮名」の条件として、適切だと思うものは?

初めに、戸籍の氏名に「読み仮名」をつけることについて、どのように思うのか聞きました。

80.8%の方が「賛成」のようです。

それぞれの回答の理由を聞いたので、一部を紹介します。

「賛成」回答理由

  • 誤認がなくわかりやすい。(40代・女性)
  • キラキラネームも多いので読み間違え防止に良いと思う。(30代・男性)
  • いろんな読み方ができる漢字もいくつかあるから。(60代・女性)
  • 読み仮名をつけることによってミスが減るから。(20代・男性)
  • 読めない戸籍は意味がない。(50代・男性)
  • 読み仮名を付けたほうが社会的な混乱を少なくすると思うからです。(70代・男性)
  • 病院や接客サービス、行政など間違いなく個人確認ができるから。また、ふりがなと漢字があることで申請者側の筆記ミスなども防ぐことができそう。(40代・女性)
  • ほとんどの公的書類でふりがなを記入する必要があるのに戸籍だけ無いほうが変。(60代・男性)
  • 漢字は登録してあるんだから、セットで読み仮名を登録したほうが便利だと思うから。(50代・女性)
  • デジタル化のために必要だから(40代・男性)
  • 今後は電子文書が増えると思うから、読み仮名があってもよいと思う。但し、通名の使用には弾力的であるべきだと思う。(50代・男性)
  • 行政事務の効率化が進む。(40代・男性)
  • より分かりやすく、国民のサービスが迅速になるから。(20代・女性)
  • 自分自身の名前が漢字は難しくないが読み間違いをよくされる名前なので、デジタル化にして入力が間違うと他人になってしまうことがあったので。(50代・女性)
  • 仕事で他人の戸籍をみることがあるが、読み仮名を都度確認するのが不便。(30代・女性)
  • 子孫にとっては読みがわかるほうがいい。(50代・女性)

「反対」回答理由

  • 個人情報の一部だから。(60代・女性)
  • 戸籍は他人でも公用で取り寄せることができるので、漢字の読み方を情報提供することになり、犯罪への足掛かりにも成り得るから。(50代・男性)
  • 悪用された場合、読み方が違えばおかしいと気付くこともあると思うし、役所では名前で呼ばれる事は無いので、必要ないと思うから。(60代・女性)
  • ルールを変えるのはめんどくさい。(10代・男性)
  • 自分自身もパスポートの読み方と日本の読み方が違うため必要ないと思う。(20代・女性)
  • 親のつけた呼び方とは違う読み方をしたいから。(30代・男性)
  • 漢字の意味がなくなる。(20代・男性)
  • 変更したいと本人が思ったとき手続きが大変になる。(60代・女性)
  • そもそも読めない名前にしないように法律を定めるのが良いと思う。(20代・女性)

「どちらともいえない」回答理由

  • めったに利用しないので、どちらでも良い。(50代・男性)
  • 行政側としては、管理がしやすくなるなどの利点があると思われるが、国民の視点で見ると利点があまり感じられないと考えたから。(10代・男性)
  • その作業に莫大な予算と労働が課せられるなら、いかがなものかと思います。(50代・女性)
  • どちらが便利なのかよくわからない。(40代・女性)
  • 情報が少なくメリットとデメリットが比較できない。(60代・男性)
  • 時代の流れからデジタル化は避けられないのでしょうけど、それに対応できない人もいるので。(50代・男性)
  • こちらが戸籍を取る時に読み仮名がないと混乱するケースがあるなら仕方ないと思います。(30代・女性)
  • 当て字は日本の文化で、地名なども当て字の漢字で難読が多く読めないことが結構あるので、そこまで変える必要はあるのかと思う。(20代・女性)
  • 便利で効率化が図れるのはわかるが、あまり知られたくないから。(10代・男性)
  • 現時点でも、マイナンバーカードで様々な情報を一括して掌握しようとしており、戸籍法の改正でさらに国家での個人の管理が進む事に危機を感じるからです。(40代・男性)

名前の「読み仮名」について、戸籍法改正に向けた法制審議会でいくつかの案が出されました。
実際に出された案の中で、読み仮名の認める条件として適切だと思うもの複数回答可で選択してもらいました。

「公序良俗に反していない読み仮名」と「漢字の読み方が、その漢字の音読みか訓読みで読める読み仮名」を選んだ方が多く、5割を超えました。
「いずれも適切だと思わない」という方も5.5%いました。

戸籍法改正で「光宙(ぴかちゅう)」はOK、「太郎(じろう)」はNGになる可能性

読み仮名についての規定ができることで、どのような読み仮名が認められ、どのような読み仮名が認められなくなるのでしょうか?
法務省の担当者によると、「大空(すかい)」や「光宙(ぴかちゅう)」など、外国語由来や字の意味から連想できるものは読み仮名として認められる見込みだそうです。

このように、もともとの漢字の読み方ではなく、外国語や漢字の意味から連想されることが名前の読み方として認められることについて、どのように思うか聞きました。

46.3%の方は、外国語や漢字の意味から連想されることが名前の読み方として認められることについて「反対」のようです。

年代別に集計すると、このようになりました。

20代以下と50代では、「賛成」が「反対」を上回りました。
70代以上では、6割以上の方が「反対」のようです。

一方で、「一郎(たろう)」「高(ひくし)」など、明らかに漢字本来の読み方や 意味と異なる読み仮名は認められない可能性が高いそうです。
こうした、漢字の意味から読み方が連想できない読み仮名が認められないことについて、どのように思うか聞きました。

漢字の意味から読み方が連想できない読み仮名が認められないことについて「賛成」という方が6割を超えました。

年代別に集計すると、このようになりました。

漢字の意味から読み方が連想できない読み仮名が認められないことについては、全ての年代で「賛成」が最も多くなりました。

まとめ

今回は、戸籍の氏名の読み仮名についてアンケートをおこないました。

戸籍の氏名に読み仮名をつけることについて、80.8%の方が「賛成」のようです。

「大空(すかい)」や「光宙(ぴかちゅう)」といった、もともとの漢字の読み方ではなく、外国語や漢字の意味から連想されることが名前の読み方として認められることについて聞いたところ、全体では「反対」が最も多くなりましたが、20代以下と50代では「賛成」が「反対」の割合を上回りました。

一方で、「一郎(たろう)」「高(ひくし)」など、明らかに漢字本来の読み方や 意味と異なる読み仮名が認められないことについては、全ての年代で認められないことに「賛成」という方が多数派となりました。

5月に出された法制審議会の中間試案によると、戸籍の氏名の読み仮名について、すでに戸籍がある場合は「読み仮名」を一定期間内に市区町村長に申し出ることになりそうです。
もし期間内に申し出をしない場合は、市区町村が職権で読み仮名を定めることになるので、法改正の動きに注意が必要です。

【公立中学校の部活動】中学時代に部活動をしていた方の多くが、休日の指導を民間業者へ委ねることに「賛成」

中学生のときに「部活動」はしていましたか?

公立中学校の部活動に存続の危機が迫っています。

スポーツ庁は、公立中学校の運動部の活動について「少子化による廃部」や「教師の長時間勤務の一因」といった課題を示しました。
これまで通りの部活動を持続することが難しくなっている学校もあるようです。

公立中学校の運動部活動改革の一つとして、休日の指導を民間スポーツ団体などに委ねる「地域移行」も検討されています。

栃木県では全国初の取り組みとして、栃木県スポーツ協会や各競技団体が選んだ指導者による遠隔指導を導入すると発表しました。
遠隔指導は、ICT(情報通信技術)を活用しておこなわれ、県の教育委員会が選んだモデル校で6月から実施される予定です。

今回は、事前調査で「中学校のときに部活動をしていた」と回答した全国の男女計1,200名を対象に「中学校の部活動に関するアンケート」を実施しました。

「中学校の部活動に関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施
調査対象者 事前調査で「中学校のときに部活動をしていた」と回答した全国の男女
調査期間 2022年4月30日~5月17日
質問内容 質問1:何部に入っていましたか?
質問2:具体的に入っていた部活を教えてください。
質問3:平日の部活動の指導は、主に誰が担当していましたか?
質問4:平日の部活動の指導は誰が担当していましたか?
質問5:学校の休日に部活動はありましたか?
質問6:休日の部活動の指導は、主に誰が担当していましたか?
質問7:休日の部活動の指導は誰が担当していましたか?
質問8:「民間業者」に委ねることについて、どのように思いますか?
質問9:回答の理由を教えてください。
質問10:ご自身の現在の状況について教えてください。
集計対象人数 1,200名(20代以下・30代・40代・50代・60代・70代以上 各200名)

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

休日の部活動の指導を主に誰が担当していましたか?

初めに、平日の部活動の主な指導者について聞きました。

91.3%の方が、主に指導を担当していたのは「学校の先生・職員」と回答しました。

「その他」と回答した方に、所属していた部活動と誰が指導をしていたのか聞いたので、回答の一部を紹介します。

「その他の指導担当者」回答

  • 先輩、上級生(「バトントワリング部」50代・女性)
  • キャプテン(「卓球部」20代・男性)
  • 卒業生(「拳法部」70代・男性)
  • 高校生(「野球部」60代・男性)
  • スポーツ少年団の方々(「体操部」60代・男性)

「指導者はいなかった」という回答もありました。

続いて、学校の休日に部活動があったか聞きました。

66.5%の方が、学校の休日に部活動が「あった」ようです。

学校の休日に部活動が「あった」と回答した798名の方に、休日の部活動の指導は、主に誰がおこなっていたのか聞いてみました。

平日同様、「学校の先生・職員」と回答した方が最も多く、87.3%でした。

平日は「学校の先生・職員」「外部の指導者」「保護者」が主に指導をおこなっているが、休日の主な指導者は「その他」と回答した方に、休日は誰が指導をしていたのか聞いたので一部を紹介します。

「その他の休日の指導担当者」回答

  • 先輩(「野球部」60代・男性)
  • キャプテン(「テニス部」60代・男性)
  • 卒業した先輩(「テニス部」60代・男性)

平日は「学校の先生・職員」が主に指導しているが、休日は「指導者はいない」という回答もありました。

休日の部活動の指導を「民間業者」に委ねることについて、どのように思いますか?

スポーツ庁は、公立中学校の休日の部活指導を「民間業者」に委ねる提言案を示しました。
このことについて、どのように思うか聞きました。

最も多かったのは「どちらかというと賛成」の41.6%で、「賛成」も合わせると7割を超えました。
一方で、「どちらかというと反対」という方も16.1%いました。

それぞれの回答の理由を聞いたので、一部を紹介します。

「賛成」回答理由

  • 先生の負担が減るから。(30代・男性)
  • 先生にも休みがいるから。(60代・女性)
  • ボランティアでやるには度を超えていると思うから。(50代・男性)
  • 部活動の顧問をしている時間を、授業準備や資料作成をおこなう時間にあてるべきだと思うから。(20代・男性)
  • 実績のある指導者に教えていただくことが能力の向上にもなるので。(40代・男性)
  • 部活の専門的なものは部費で外部のコーチに教わっていたので、民間企業でもいいように思います。(20代・女性)
  • 学校の先生では担当している競技について精通していない場合が有り、良い指導が出来ないと思うので外部から精通した人を取り入れることに賛成。(60代・女性)
  • 先生だと人間関係が濃すぎる。(60代・男性)
  • 民間の雇用を生む。(30代・男性)
  • 民間業者に委託することにより、また新しい出会いがありそう。(70代・男性)
  • 教員と民間の良いところを吸収できる。(40代・男性)

「どちらかというと賛成」回答理由

  • 教員の負担が減るという点では賛成だが、学外からの指導者を招くと、そこで新たな人間関係ができ、生徒とのトラブルが起こる可能性が上昇するため。(20代・男性)
  • 先生の負担を少しでも減らせるのと、そもそもその活動は専門家がいたほう良い。ただし、指導が行き過ぎないように、その方にも教育が必要。(40代・男性)
  • 子ども達への指導・監督を民間業者に任せるということに少し不安はあるが、学校という外から隔てられた世界に民間業者という第三者的な人たちの目が入ることは体罰・いじめの早期発見及び根絶につながるので、そういう点では良いと思ったからです。(20代・女性)
  • 現在の教師の忙しさはよくわかるので、外部委託できる部分があればそうしたほうがいいと思う。ただ、費用や責任の所在はどうするのか議論が必要。(40代・男性)
  • 専門性や労働時間など教師では限りがあるが、全て民間委託では教育という本来目的から逸脱しかねない。(50代・男性)
  • 専門の顧問がいるほうが良いと思うが、学科担当の先生と親しくなる機会でもあるから何とも言えない。(70代・女性)
  • 専門指導はいいと思うが、平日の指導との差がどの程度なのかが気になった。(30代・男性)
  • 教師がそのままやってくれるならいいが、やる気がないなら外部の人に頼むほうが良い。(60代・女性)

「どちらかという反対」回答理由

  • 確かに学校の先生の負担が軽くはなるが、生徒と先生の絆みたいなものが大人になってもいい思い出にもなっているし、そもそもが部活動ではなくクラブ活動になってしまうのでは。(20代・男性)
  • 責任を誰が取るのかという問題。学校内の活動なのに、学校外の責任者の場合、問題が起こった際にどう対処するのかが疑問。教育機関の対応法があるだろうし、その際に逐一顧問(学校関係者)に確認を取るのであれば、学校関係者で良いのではと思ってしまう。もちろん指導自体は外部の専門家でも良いと思う。(30代・女性)
  • 指導員に支払うお金はどこからだれが払うのか?指導員の選別は誰がどのようにするのか?決めなければいけないことがまだまだ多い。(50代・男性)
  • 学校の教師に教わったほうが思い出として振り返った時にいい気がする。もちろん民間業者に頼るのも悪くはないと思いますが。(10代・男性)
  • 民間業者に依頼すれば顧問をする教師の負担は減るが、契約書など取り交わさないといざという時に怖いから。(30代・女性)

「反対」回答理由

  • 責任の所在があいまいだから。(40代・男性)
  • 部外者が学校に入るのは怖い。(30代・女性)
  • 先生との良好な関係を築く場でもあると思うし、顧問が変わるというのは生徒側もやりづらいと思います。(20代・男性)
  • そもそも休日の部活動が不要。(50代・男性)
  • お金がかかるから。(60代・男性)
  • 民間業者に委ねるくらいなら廃止するべき。(70代・男性)
  • 休日は他校との対外試合が多く、怪我などのトラブル時に学校関係者との密な連絡ができるのかが不安。(50代・男性)

まとめ

今回は、事前調査で「中学校のときに部活動をしていた」と回答した方に、中学校の部活動に関するアンケートをおこないました。

部活動の指導は主に誰が担当していたのか聞いたところ、平日、休日ともに「学校の先生・職員」という回答が多数派でした。
また、3人に2人は休日も部活動が「あった」ようで、教師への部活動の負担の大きさがうかがえます。

休日の部活動の指導を「民間業者」に委ねる案について、どのように思うのか聞いたところ「どちらかというと賛成」が最も多く、「賛成」と答えた方も合わせると7割以上になりました。

スポーツ庁は、2018年に「部活動に週2日以上の休養日を設けること」と「活動時間は平日2時間、休日は3時間程度とすること」という基準を示しました。
休日の部活動の指導を民間業者に委ねることは、子どもたちの部活動の選択肢増加と、教師の負担軽減につながるのでしょうか。

【体育座り】学校での「体育座り」廃止、約半数が「良いと思う」

「体育座り」が廃止に?

床にお尻をつけて両膝を立て、足を腕で抱えるようにして座る「体育座り」。
多くの方が、学校の集会や体育の授業などで何度も経験してきたのではないでしょうか。

地域によっては「体操座り」や「三角座り」と呼ぶこともあるおなじみの座り方ですが、子どもの身体に負荷が掛かるということから、体育座りを廃止している学校があるようです。

「体育座り」は、膝を抱え込むことによって内蔵を圧迫し、座骨の痛みや腰痛を引き起こすこともあると言われています。
そのため、これまで標準化されてきた体育座りですが、実は長時間座ることには適していない座り方だとされているようです。

このことについて、全国の皆さんはどのように考えているのでしょうか。
今回は、事前調査で「学校で『体育座り』をしたことがある」と回答した全国の男女計1,250名を対象に「体育座りに関するアンケート」を実施しました。

※実際に体育座りをやめることにした学校は、基本的に床に座らせないように集会などでは椅子を用意しているようですが、少し待機するときなど椅子がない状況で床に座ることもあると思うので今回はあえて床への座り方についてアンケート調査しました。

「体育座りに関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施
調査対象者 事前調査で「学校で『体育座り』をしたことがある」と回答した全国の男女
調査期間 2022年5月17日~5月19日
質問内容 質問1:床に座る場合、次の座り方の中で最も座りやすい(楽に感じる)のはどれですか?
質問2:具体的に床に座る場合に最も座りやすい座り方を教えてください。
質問3:「体育座り」が他の座り方よりも良いと思う点を教えてください。
質問4:床に座る場合、次の座り方の中で、最も座りにくい(辛く感じる)のはどれですか?
質問5:具体的に床に座る場合に最も座りにくい座り方を教えてください。
質問6:「体育座り」が他の座り方よりも辛いと思う点を教えてください。
質問7:学校で「体育座り」をやめる動きについて、どのように思いますか?
質問8:回答の理由を教えてください。
集計対象人数 1,250名(30代以下・40代・50代・60代・70代以上 各250名)

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

最も楽な座り方は「あぐら」、最も辛いのは「正座」が多い

初めに、床に座る場合の最も楽な座り方について聞きました。
※横座り、片膝立て、割座、長坐位は以下のような座り方です。
 ・横座り:両足を左右のどちらかにそろえた座り方
 ・片膝立て:片方の足は体育座り、もう片方の足は正座
 ・割座:正座の両端を外側に外し、足がMのようになった座り方
 ・長坐位:両足をまっすぐ前に伸ばす座り方

最も多かったのは49.2%で「あぐら」でした。
約半数の方が楽な座り方だと感じているようです。

次に多かったのは「体育座り」で18.6%でした。
「体育座り」が楽だと感じている方も少なくないようです。

「体育座り」が他の座り方よりも良いと思う点についても聞いたので、一部を紹介します。

「体育座り」が他の座り方よりも良いと思う点

  • 姿勢が良くなる。(40代・男性)
  • 脚が圧迫されず痺れないから。(30代・女性)
  • 場所も取らず、自分の身を守ってる感じで好き。(70代・女性)
  • いまでもするぐらい馴染んでいる。片側への偏りがない均等な座りかた。(40代・女性)
  • バランスがとりやすく、体のどの部分にも無理がないように感じる。(60代・男性)
  • 安定感がある。(40代・女性)
  • きちんと背を伸ばして座れば問題ないのでは。どんな座り方でも、背中を丸くして座ればよくないと思います。この座り方だと、長く座っても、その後立った時にすぐに運動ができる。(70代・男性)
  • 1番慣れてるからです。(20代・女性)

「足がしびれない」「バランスがとりやすい」などの意見がありました。
「学生時代にずっとしていた座り方のため慣れている」という方も少なくないようです。

続いて、最も座りにくい座り方についても聞きました。

60.8%と多くの方が「正座」と回答しました。
やはり長時間座っていると足がしびれてしまうため「正座」が最も辛く感じる方が多いようです。

一方で、「体育座り」と回答したのは3.6%でした。
「体育座り」が最も辛いと感じる方はあまり多くないようです。

「体育座り」が最も辛いと回答した方に、どのような点が辛いかについても聞きました。

「体育座り」が他の座り方よりも辛いと思う点

  • おしりが痛い。お腹が締め付けられる。(50代・女性)
  • お腹も圧迫されているような気がしてしんどい。(40代・女性)
  • 背筋をきちんと伸ばさないと座りづらいから。長時間はキツいから。(20代・女性)
  • 体が硬いから。(40代・女性)
  • まず、膝を抱えなきゃいけない部分がすごくきついと感じます。(40代・女性)
  • 腰が痛くなり長時間の座位としては不向きである。(70代・男性)

「長時間座っていると辛い」「腰やお腹が痛くなる」という意見がありました。
太っていたり、体が硬かったりなど体形によって、体育座りが辛いという方もいるようです。

「体育座り」廃止の動き、49.4%が「良いと思う」

続いて、「体育座り」を学校で廃止する動きについてどのように感じたか聞きました。

49.4%と約半数の方が「良いと思う」と回答しました。
「良くないと思う」は6.7%で、多くの方が「体育座り」の廃止について賛成しているようです。

それぞれの回答の理由についても聞いたので、一部を紹介します。

「良いと思う」回答理由

  • お尻が痛くなりすごく嫌だった。(20代・女性)
  • 育ち盛りの時期に、冬の冷たい体育館の床に、腰や膝、背骨に負担のかかる座り方を強要するのは、理不尽だからです。(40代・男性)
  • それが原因かわからないが、自分は現に腰を悪くしてしまっているから。(50代・女性)
  • 軍隊でもないのに特定の姿勢を強要されるのはおかしい。常識の範囲内で、好みの姿勢で座ってよいと思う。(30代・女性)
  • もう椅子にすればいいと思う。(40代・男性)
  • 強制されて体育座りには嫌な思い出しかないから。(70代・男性)
  • うさぎ跳びが体に良くないと言うことで禁止になったように、時代に合わせていくべきだと思うから。(40代・男性)
  • 学生の頃辛かったイメージがあるから。(20代・女性)
  • 子供自身が苦痛を訴えていたから。また、女子の場合はスカートの中が見えてしまうのが気になる。体育座りだから、というだけでなく、すべての人に同じ座り方を強要すること自体がおかしい。しかも長時間とくる。快適な座り方は子供も大人も、人それぞれではないだろうか。意図がわからない。(40代・女性)
  • 良くない理由が分かっているなら、体育座りにこだわって続ける理由がない。(70代・男性)

「良くないと思う」回答理由

  • 体育座り以外の座り方だと全体が乱れてしまいます。子どものけじめにならない。学校などで1時間や2時間ずっと座ってなさいということはないと考えられるので内蔵や腰などの悪影響はないと思う。(20代・女性)
  • 腰に良くない理由や根拠が無い。体育座りは背筋を伸ばすなど座る姿勢を間違わなければ、逆に腰痛緩和にも良い。(50代・男性)
  • 圧迫するほどしっかりと座っている子を見たことないしある程度の調整は自分でできるだろう。(60代・女性)
  • なぜそのような指摘があるのか根拠が良くわからない。自分は体育座りは苦にならないので指摘はおかしい。ただの言いがかりにしか思えない。(60代・男性)
  • 本当ならばなぜ今まで推奨していたのか疑問である。(30代・男性)

「どちらとも言えない」回答理由

  • 昔からしている事が今になって急に変わる事に戸惑いがある。(50代・女性)
  • そしたら他にどんな座り方になるの?と疑問に思う。女子のあぐらも微妙だし長時間の正座もきつそう。(40代・女性)
  • 内臓に良くないならやめた方がいいとは思うが、自由な座り方にしてしまうと、だらけてしまいそうだから。(30代・女性)
  • いまさら言われても、僕が学生時代はそれが当たり前だったのでどうこたえるべきか悩むところ。(50代・男性)
  • だからと言ってあぐらで授業を聞くのもちょっと考えものだし、韓国のように立ち膝は日本ではお行儀が悪いとされているから抵抗があるし、まっすぐ足を延ばして座るのは疲れてごそごそしてしまうし、どれもうまくいかない気がするから。(40代・女性)
  • あまり体に良くないことを実感できないので。(40代・男性)
  • 医学的に証明されているなら辞めれば良いし、体育座りをしてても問題なく成長できてきたので、継続する学校があっても問題無いと思う。(30代・女性)
  • かといって、正座や長座はすごく疲れるのでしたくないし、自由に座るでもよいかなとも思うし、どちらでもよいと思ったから。(50代・女性)
  • 証明されているならもっと以前から全国的に広めてほしい。(40代・女性)
  • そんな悪影響がある事は初めて聞いたし、信じがたいから。(50代・女性)

まとめ

今回は、体育座りについてのアンケートを行いました。

床に座るときに最も楽な座り方は「あぐら」、辛い座り方は「正座」という方が多くなりました。
「体育座り」については最も楽とも最も辛いとも言えないようです。

しかし、体形などによってはバランスが取れて楽だと感じる方も、体が痛くなるから辛いと感じる方もいるようです。

また、学校で「体育座り」をやめる動きについては、約半数の方が「良いと思う」と回答していました。

最も辛い座り方とは言えないものの、体育座りは「お尻や腰が痛くなる」「圧迫されて苦しい」「気を付けないとスカートの中が見えるから嫌だ」と感じる方も少なくないようです。

ビニール傘をなくしたり、置き忘れたりしたことがある方の6割が、その後「探さなかった」

無地・透明のビニール傘を使ったことはありますか?

梅雨入りの季節となり、傘が手放せないシーズンがやってきました。

日本洋傘振興協議会によると、日本では年間1億3,000万本以上の傘が消費され、そのうち8,000万本がビニール傘だそうです。

高級革靴メーカーのマドラスは、ビニール傘のパイオニアであるホワイトローズとコラボして高級ビニール傘の販売を始めました。
価格は14,300円で、フィルムには10年使用してもベタつきにくい素材を使用し、骨には希少価値の高いカーボン素材を使ってるそうです。

おしゃれな柄がデザインされたものや、キャラクターが描かれたビニール傘もありますが、今回は「無地・透明のビニール傘」について、全国の男女計1,080名を対象に「ビニール傘に関するアンケート」を実施しました。

「ビニール傘に関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施
調査対象者 事前調査で「これまでに映画館で映画を観たことがある」と回答した全国の男女
調査期間 2022年4月29日~5月11日
質問内容 質問1:これまでに、ビニール傘をご自身で購入したことはありますか?
質問2:購入した透明のビニール傘(1本あたり)の価格を教えてください。[複数選択可] 
質問3:具体的な価格を教えてください。
質問4:無地・透明のビニール傘は、どこで購入しますか?[複数選択可] 
質問5:具体的に、どこで透明のビニール傘を購入しますか?
質問6:無地・透明のビニール傘を使ったことはありますか?
質問7:無地・透明のビニール傘を使わない理由を教えてください。
質問8:無地・透明のビニール傘を選ぶときに、最も重視することを一つ選んでください。
質問9:先ほどの選択肢以外で重視することを教えてください。
質問10:透明のビニール傘をなくしたり、置き忘れたりしたことはありますか?
質問11:なくしたり置き忘れたりした無地・透明のビニール傘を探しましたか?
質問12:回答の理由を教えてください。
集計対象人数 1,080名(20代以下・30代・40代・50代・60代・70代以上 男女各90名)

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

ビニール傘を選ぶときに最も重視することは「価格が安い」

初めに、これまでにビニール傘を自分で購入したことがあるか聞きました。

74.4%の方が、ビニール傘を自分で「購入したことがある」ようです。
一方で、自分で「購入したことはない」方も25.6%いました。
自分で「購入したことはない」と回答した277名の方に、ビニール傘を使ったことがあるか聞いてみました。

自分でビニール傘を「購入したことはない」方の7割近くが、ビニール傘を「使ったことがある」ようです。

ビニール傘を自分で「購入したことがある」と回答した803名の方に、ビニール傘を選ぶときに、最も重視することを聞きました。

62.5%の方が「価格が安い」ことを最も重視するようです。

続いて、購入したビニール傘の価格について、複数選択可で回答してもらいました。

最も多かったのは、「500円未満」の67.2%でした。
2番目に多かったのは「500円以上~1000円未満」の42.5%で、多くの方が1000円未満で購入しているようです。

ビニール傘をなくしたり置き忘れたりしたとき、ビニール傘を探しましたか?

傘の消費量が多い日本ですが、警視庁によると2021年の拾得物の中で「かさ類」は4番目に多かったようです。

ビニール傘を自分で「購入したことがある」、もしくは自分で購入したことはないが「使ったことがある」と回答した995名の方に、ビニール傘をなくしたり、置き忘れたりしたことがあるか聞きました。

62.3%の方は、ビニール傘をなくしたり置き忘れたりしたことが「ある」ようです。

では、ビニール傘をなくしたり置き忘れたりしたことが「ある」と回答した620名の方は、その後ビニール傘を探したのでしょうか。

6割の方は「探さなかった」そうです。

それぞれの回答の理由を聞いたので、一部を紹介します。

「探した」回答理由

  • もったいないから。(40代・男性)
  • 雨が降っていたから。(50代・女性)
  • 雨に濡れたくないから。(20代・女性)
  • ビニール傘でも、もったいないし次も使いたいから。(60代・女性)
  • その傘が使いやすかったから。(30代・男性)
  • 安い物でも大切にしたいので。(70代・男性)
  • 大切な物だからです。(30代・男性)
  • 失くした物を探すのは当然。(50代・男性)
  • 自分で買ったものだから。(20代・男性)

「探さなかった」回答理由

  • 面倒くさかった。(60代・男性)
  • 安いからまた買えばいいと思った。(30代・女性)
  • 忘れた時にはすでに晴れていたので傘の必要がなくなったため。(40代・男性)
  • 使い捨ててもいいと思い購入したから。(50代・男性)
  • 安い傘なので探す労力が惜しい。(70代・男性)
  • 安物で特に思い入れもないから。(20代・女性)
  • 目印が無いから見つけても自分のものか分からないなら。(20代・男性)
  • 自分で買ったものじゃないから。(60代・女性)
  • いつもは折り畳み傘を使っており、たまたま忘れた時に買っているため、そこまで大事なものではないという判断。(30代・男性)
  • 誰かに持っていかれたと思った。(60代・女性)
  • 置き忘れたところが遠かったから。(10代・男性)
  • どこに忘れたかも覚えてなかったので。(40代・女性)

「探したときと探さなかったときがある」回答理由

  • 探しに行ける距離であれば探し、行けない距離であれば探さないため。(20代・男性)
  • 忘れた場所が特定できた時は探す。(40代・男性)
  • 購入したもったいなさを感じる時は探すが、時間がないときはビニール傘と思って探さない。(30代・女性)
  • もったいないから探したいが、どこに忘れたか思い出せず、探せなかった時もある。(60代・男性)
  • とりあえずは近くにあるか探すけど、警察に紛失届出すほどではない。(40代・女性)
  • 必要な時には探すし、その時点で傘が必要なければ探さない。(70代・女性)
  • 公共交通機関の中であれば連絡して聞いてみたりする。(20代・女性)
  • 安価なものなので、面倒な時は探さないで又、購入する。(80代・男性)
  • 買ったばかりだと探すけど、ある程度使っていれば諦める。(50代・女性)
  • 値段により探したり探さないと区別した。(70代・男性)

まとめ

今回は、ビニール傘についてのアンケートを行いました。

これまでに、ビニール傘を自身で「購入したことがある」方は74.4%でした。
「購入したことはない」方でも、7割近い方がビニール傘を「使ったことがある」ようです。

ご自身のビニール傘をなくしたり置き忘れたことがあるか聞いたところ、「ある」と回答した方は62.3%で、そのうちの6割の方が、なくしたり置き忘れた傘を「探さなかった」と回答しました。
探さなかった理由としては「安いからまた買えばいい」や「使い捨てのつもりだったから」などが挙がりました。

ビニール傘は、鉄とプラスチック部分の分別が難しくリサイクルに適していないため、持ち主不明のビニール傘の増加は、埋め立てごみの増加につながります。
傘の見分けがつきやすいように持ち手に目印をつけたり、急な雨のときには傘のレンタルやシェアリングサービスを利用してみてはいかがでしょうか。

【Johnny’s Family Voiceサービス】ジャニーズファンの半数以上が「賛成」、ただし「オタクレベルで好き」という方の23.8%は「反対」

Johnny’s Family Voiceサービスについて、どのように思いますか?

Johnny’s Family Voice(ジャニーズファミリーボイス)という、ジャニーズ事務所所属タレントとコミュニケーションが取れるサービスが話題になっています。
このサービスは、参加者がタレントの生の声をリアルタイムに楽しむことができる他、トーク中に挙手している参加者をタレントが指名することでタレントと直接会話をすることもできるようです。

現在正式運用前のテスト段階ですが、ファンからは喜びの声が上がる反面、「永遠に手の届かない存在でいてほしい」「アイドルとファンの距離感を壊さないでほしい」と反対の声も上がっているとのことです。

実際にファンはJohnny’s Family Voiceサービスについて、どのように感じている方が多いのでしょうか。
また、ジャニーズ以外の有名人やタレントが好きという方にも、好きな有名人やタレントと直接コミュニケーションが取れるサービスがあったら利用したいと思うか聞いてみました。

今回は、事前調査で「応援している(好きな・ファンの)有名人がいる」と回答した全国の男女計750名を対象に「ファンサービスに関するアンケート」を実施しました。

「ファンサービスに関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施
調査対象者 事前調査で「応援している(好きな・ファンの)有名人がいる」と回答した全国の男女
調査期間 2022年4月22日~5月11日
質問内容 質問1:あなたは、ジャニーズ事務所に所属するタレント・グループで、応援している(好きな・ファンの)人やグループはいますか?
質問2:あなたはそのジャニーズタレントをどのくらい応援していますか?
質問3:Johnny’s Family Voiceサービスについて、どちらの考えですか?
質問4:その回答の理由を教えてください。
質問5:ジャニーズファンとして、ジャニーズ事務所にしてほしいと思うサービスや事業などはありますか?
質問6:応援している有名人とコミュケーションが取れるサービスがあれば、利用したいと思いますか?
質問7:応援している有名人やその所属事務所に対して、してほしいと思うサービスや事業はありますか?
集計対象人数 750名(20代以下・30代・40代・50代・60代以上 各150名)

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

ファンの半数以上がJohnny’s Family Voiceサービスについて「賛成」

初めに、ジャニーズ事務所に所属するタレント・グループで、応援している(好きな・ファンの)人やグループはいるか聞きました。

52.9%の方が好きなジャニーズタレントが「いる」ようです。
続いて、そのジャニーズタレントをどのくらい応援しているかについても聞いてみました。

79.8%と「オタクレベルではないが好きなジャニーズタレントがいる」という方のほうが多いようですが、「自分はジャニーズオタクレベルだと思う」と回答した方も20.2%いました。
では、ジャニーズファンの方々はJohnny’s Family Voiceサービスについてどのように感じているのでしょうか。

55.2%と半数以上の方がサービスに「賛成」のようです。

この回答をオタクレベル別に集計した結果、以下のような結果になりました。

どちらも半数以上の方は「賛成」と回答していました。
一方で、「反対」は「オタクレベルではないが好きなジャニーズタレントがいる」という方が8.5%だったのに対し、
「自分はジャニーズオタクレベルだと思う」という方は、23.8%の方が回答していました。

「オタクレベルで好き」という方はJohnny’s Family Voiceサービスに反対している方も少なくないようです。

自分の“推し”と話せるかもしれない新サービスですが、「反対」と回答している方はどのような点が気になっているのでしょうか。
それぞれの回答の理由についても聞きました。

「賛成」回答理由

  • コロナ禍で対面することが難しくなったことと、オンラインでも推しと話すことができるのはまたとない経験でファンは嬉しいと思うから。(30代・女性)
  • ジャニーズはこれまで、他の芸能人とは違って写真とかSNSとか制御されてて、新しいものを取り入れてこなかったから、どんどん生まれ変わって新しいサービスを取り入れるべき。(30代・女性)
  • タレント側がやろうと思っているなら、ファンにとってはありがたい以外の何ものでもないと思う。ちょっと身近に話したくらいで、夢は壊れない。(50代・女性)
  • より身近にジャニーズとファンが交流できると思うからです。また、コロナもですが、遠方でコンサートにいけないファンからしたらあると嬉しいと思います。(30代・女性)
  • コロナ禍で、ライブなどで声を出して応援できない今、本人と言葉を交わす機会があるのは良いと思う。(30代・女性)
  • 今までジャニーズはライブ等に行かなければ見ることができなかったし、直接話なんてできなかったが、そういう物を利用してファンが直接タレントと話せたり同じ時間を共有できることはファンにとって嬉しい時間だと思うし、現況を考えるとなかなかライブにも行けない、できない状況なのでそういうコンテンツは良いと思う。(コロナ禍でなくても普段からチケットの入手は難しいので良いと思う)(40代・女性)
  • LIVEに行ってもコミュニケーションを取れないから、こういうサービスがあると推しとコミュニケーションを取れて幸せな気持ちになれるから。(20代・女性)
  • アイドルと交流を図るのは滅多に無い機会だと思うので、アイドルとファン双方にメリットがあるのではないかと思います。(20代・男性)
  • サービスは強制ではなく求める人のみが受ければ良いので批判する必要がない。(30代・男性)
  • 直接感謝の声や応援のメッセージを伝えたいから。(20代・女性)
  • コロナ禍であまり楽しみがない中で、非接触で大好きなアイドルと会話できるなんて、理想的だと自分は感じるからです。(30代・女性)
  • 推しの生の声が聞けるのはいいと思うから。(10代・男性)
  • 女性アイドルの場合は握手会や撮影会などがあるのに対し、男性アイドルはあまりそういうのがない気がするのでいい機会だと思う。(20代・男性)
  • 元々コンサート以外のファンイベントなど少ないので、タレントと会話ができるなんて夢のよう。コロナ禍で接触が不安な中、お互いに心配なくコミュニケーションが取れる。(30代・女性)
  • ラジオの投稿を読む感じで指名した人と会話することに問題はないとおもうから。(40代・男性)
  • これからの時代は遠くのアイドルより等身大の共感できる存在がよい。(50代・女性)
  • 日々の生きる理由を与えてくれる。(20代・女性)

「反対」回答理由

  • コンサートや舞台などでタレントに会える機会の少ないファンにとっては良い企画だと思うが、今まで培ってきたジャニーズアイドルというブランディングが崩れてしまう気がするから。YouTube等、ジャニーズをデジタルに放つ時代になったものの、それはあくまでも顔の見えない多数のファンの文字とタレントのやり取りであって、今回の企画は1人のファンの生の声とタレントの1対1に近いほぼプライベートのようなやり取りだと思うので、そこは他の事務所のアイドルとは区別化を図るべきだと思うから。(20代・女性)
  • 憧れが薄まる可能性がある。(40代・女性)
  • 自分も話ができるならいいけど、他の人がいい思いをしているのを見ているのなんてつまらないし、ジェラシーで嫌だ。(40代・女性)
  • 1人だけが特別扱いされている様で悲しい。話せた人、話せなかった人で派閥ができそう。(40代・女性)
  • 身近に話したりできることはジャニーズの強みではないから。(20代・女性)
  • 自分が選ばれたくて過激な行動を取るファンが増えるかもしれないので。また、ジャニーズはこれまでネット上の画像使用禁止など、他のアイドルとは一線を画していたことによってジャニーズというブランドを維持していたと思うので、安易に接触系のファンサービスはすべきではないと思います。(30代・女性)
  • そのサービスによってファン同士のトラブルが増えることが目に見えていて、メリットよりもデメリットのほうが大きいから。また、好きなタレントが知らないファンと話しているのを見たいと思う人は少ないと思うから。(20代・女性)
  • ファンと近づくことで、本人たちの安全性が心配だから。(50代・女性)

「どちらとも言えない」回答理由

  • ジャニーズに好きな人はいるが年齢的に熱狂するのは恥ずかしい。(50代・女性)
  • そこまで熱心なファンではないので、どっちでもいい。ただ、ジャニーズも女性アイドルも、疑似恋人商法にかたよりすぎないほうがいいと思う。トラブルの元になるから。(40代・女性)
  • ジャニーズにもっと身近に触れる機会が増えて良いと思うが、所属タレントがアンチからの心無いコメントをリアルタイムで受け取り傷つく機会も多くなることを危惧している。(20代・女性)
  • 子どもがジャニーズ好きで、このトピックについては聞いていた。韓国ではスタンダードですでに浸透しているらしく、何となくの秩序もあるようだが、文化的相違を考えると、日本で同じようになっていくかは不透明だし、ファンの年齢層によってはかなり荒れる原因になる気もする。(50代・女性)
  • ファンサービスはありがたいが、タレントの負担になってはかわいそう。タレントの言葉足りずや言葉尻を捉えた批判が起こりそう。(70代・男性)
  • コロナ禍で直接会えるコンサートなどの機会が減った中で身近に感じられる機会になると思うが、ファンはやっぱりステージでの姿が見たいと思うので、どちらともいえない。(50代・女性)
  • そのような触れ合いの場があるのは個人的に嬉しいが、ファン同士のトラブルの種になりそうだから。(20代・女性)

「反対」と回答した方からは「身近な存在になってほしくない」「ほかのファンと話しているところを見たくない」という意見が多くありました。
また、「どちらとも言えない」と回答した方からは「タレントが心無いコメントで傷つくかもしれない」「タレントの負担になりそう」などの意見もありました。

続いて、ジャニーズファンとして、ジャニーズ事務所にしてほしいと思うサービスや事業などがあるか聞いたところ、次のような意見がありました。

ジャニーズ事務所にしてほしいと思うサービスや事業

  • オンライン配信、オンラインチケット、会場に行かなくても自宅でライブが観たい。(40代・女性)
  • 先輩と後輩が作るテレビ番組を作ってほしい。(30代・女性)
  • 抽選で選ばれた人だけzoomなどのインターネット上で話せたりできるサービス。(20代・女性)
  • バックステージだけのDVDが欲しいです。見えない部分で頑張っている姿が部活動みたいでずっと見ていられます。(30代・女性)
  • SNSを通じて、オンラインで交流するイベントを増やしたら良いかと思う。実際の舞台やコンサートではチケットが高額で転売されていて、子供達が行くにはキツイ金額なので、もう少し安価で触れ合う機会があったらと思う。(50代・男性)
  • 握手会とか触れ合う機会。(60代・男性)
  • チケットのリセールサービス。訳あって行けなくなった場合に、公式で定価でリセールできるサービスがあれば、悪質な転売屋から買うこともなくなり転売も減るのではないか。(30代・女性)
  • サブスク(アップルミュージック)にジャニーズの曲を追加して欲しい。(20代・女性)
  • 会員制のファン専用のフリマサイト。(50代・男性)
  • カラオケ本人映像。(40代・男性)
  • 全国47か所ちゃんと回るコンサートをしてほしい。行きたくても遠くて行けなかったり行けたとしてもお金がかかるから諦めてしまう人のために小さな会場しかなくてもどんなに田舎な場所でもコンサートで会いに来てほしいです。(20代・女性)
  • いまもやっているけど、俳優やバラエティにどんどん進出させてほしいです。朝ドラとかすごくよかったです。(50代・女性)

「チケットのリセールサービス」「音楽のサブスク解禁」「地方公演の追加」などの意見が多くありました。

ジャニーズ以外の有名人が好きな方の43.1%が、同じようなサービスがあれば「利用したい」

続いて、ジャニーズ以外に好きな有名人がいる方に、応援している有名人とコミュケーションが取れるサービスがあれば、利用したいと思うかについて聞きました。

利用したいと「思う」と回答したのは43.1%でした。
一方で、利用したいと「思わない」という方も30.0%いました。

その回答の理由についても聞いたので、一部を紹介します。

利用したいと「思う」回答理由

  • SNSなどのメッセージだけでなく、直接気持ちを伝えたいと思うことから。(20代・女性)
  • 直接話せたら良い思い出になると思います。(40代・男性)
  • その人のことをより知れるから。(40代・女性)
  • コロナ禍でなかなか直接好きな芸能人と会えないので、オンライン上で交流ができたら良いなと思ったので。(30代・男性)
  • 近くにその人がいて反応してくれるだけで毎日頑張れる。(20代・女性)
  • 応援していることを直接伝えられる機会になるから。(20代・男性)
  • たくさんのファンが応援していることを実際に伝えたいから。(50代・女性)
  • 色々と質問したりして、自分も今後の人生に役立てたい。(50代・男性)
  • 好きな人に自分の存在を知ってもらいたいから。(50代・女性)
  • コミュニケーションが取れたら、ずっと好きでいられると思う。たとえライブなどに行けなかったとしても、ここにくれば会えると思えたら、きっとずっとファンでいられるのだと思う。(40代・女性)

利用したいと「思わない」回答理由

  • 芸能人に認知してもらって何が嬉しいのか理解できない。姫プされたいなら他でどうぞって感じ。(20代・女性)
  • 自分に自信がないので、ファンとも本人とも出来る限り交流をしたくない。(20代・女性)
  • 恥ずかしさもあるけど、あまり近くに感じるのはなんか違う気がする。(50代・女性)
  • 有名人は有名人であって庶民の自分とは会話は噛み合わないと思うので。憧れの人として距離は離れていた方が気が楽。(60代・女性)
  • そのアーティストの創作活動を指示したいとは思っているが、そのアーティストとコミュニケーションを取りたいとは思わないから。(40代・女性)
  • あくまでも憧れの存在でいい。(60代・男性)
  • タレントとファンの距離が近すぎるのは問題だと思います。(ストーカー等)(40代・女性)
  • 緊張して話せないと思うから。(40代・女性)

「どちらとも言えない」回答理由

  • Instagramのように個人で行っていて無料ならばいいが、結局事務所通してお金を取られるシステムならば利用したくない。お金を払ってまで繋がりたいと思わない。(30代・女性)
  • 人それぞれ想いは異なるので否定はしないが、夢の世界はそのままにしているのがいいと、自分は思う。(70代・男性)
  • コミュニケーションが取れるのは、凄く嬉しいことだが、好きな有名人と話すのが恥ずかしい面もある。また、単純に自分が応援している有名人は日本人ではないので、言葉が通じない。(40代・女性)
  • あくまでも憧れの人として距離を置いていたい。本人がやっているとは限らないし、本人がマメに対応できるぐらい暇では出世できない。(60代・男性)
  • 応援はするけどお金がかかるのは嫌だから。(30代・男性)
  • 今の時代、良識あるファンという関係であれば何の問題もないと思いますが、純粋に「応援する」「好きでいる」という適切なファンの枠を超え、良からぬ方向へ進んでしまうファンもいると思うのでそれが、恐ろしい。(60代・男性)
  • 憧れの人だから話せたとしても何を話せばいいのかわからないし、話せたらそれ以降の夢がなくなりそう(30代・女性)
  • 役によって変わるところに魅力を感じています。その人を知ることで、その魅力が半減してしまうような気がします。(70代・男性)
  • そんなに身近に感じられない。競争率が激しそう。(50代・女性)
  • いろいろ聞いてみたいことはあるが、プライベートには踏み込みたくない。(50代・男性)
  • 実際にコミュニケーションをとって自分の感情が変わったら怖いのでどちらともいえない。(50代・女性)
  • 距離感は大事。好きなように応援させてほしい。(30代・女性)

最後に、応援している有名人やその所属事務所に対して、してほしいと思うサービスや事業があるか聞きました。

応援している有名人やその所属事務所に対して、してほしいと思うサービスや事業

  • 一緒に旅行したい。(20代・女性)
  • 握手会やファンミーティング。(20代・女性)
  • バースデーメッセージを送ってほしい。(50代・女性)
  • メンバーのYouTubeチャンネル。個人でなくて良いので、今日は誰が担当・・・明日は誰が担当・・・みたいに色々やってほしい。(40代・女性)
  • コンサートやライブでファンと一緒にパフォーマンスするなど、ファンも一体になってできるプロジェクト。(60代・女性)
  • ちょっと違うかもなのですが日常を知れたら嬉しいです。マネージャーさんが、ブログを書くとか見れてへぇーそうなんだって思えたらもっと間近に推しを知れるきっかけになりそう。(30代・女性)
  • テレビ以外での露出機会。ラジオや音声+写真等が良いですね。動画だとありがたみが薄くなり安っぽくみえてしまう。(40代・男性)
  • 地方でもイベントをして欲しい。(50代・女性)
  • グッズのプレゼント。(10代・男性)
  • インスタライブ。(50代・男性)
  • グッズ販売して欲しい。(60代・女性)
  • ファン参加型イベント。(50代・男性)

まとめ

今回は、事前調査で「応援している(好きな・ファンの)有名人がいる」と回答した方に「ファンサービス」についてアンケート調査をおこないました。

「Johnny’s Family Voiceサービス」については「オタクレベルで好き」という方の23.8%が「反対」と回答していました。
理由としては「ジャニーズブランドを崩してほしくない」「好きなタレントがほかのファンと話しているところを見たくない」などの意見が挙げられていました。

一方で、半数以上の方は「賛成」と回答していました。
「タレントと会話ができるなんて夢のよう」「遠方でコンサートにいけないファンからしたらあると嬉しい」「日々の生きる理由になる」など喜びの声も多いようです。
現在はテスト段階ですが、“推し”のジャニーズタレントとコミュニケーションが取れる機会を楽しみにしている方も多いようです。

その他の有名人が好きという方にも、自分の好きな有名人とコミュニケーションが取れるサービスがあれば利用したいと思うか聞いたところ、利用したいと「思う」が43.1%、「思わない」が30.0%、「どちらとも言えない」が26.9%でした。

利用したいと「思わない」方もいるようですが、こちらも「利用したい」という方のほうが多いようです。

コロナ禍でイベントなどに気軽に行けなくなってしまった今、好きな有名人とコミュニケーションが取れるサービスを期待している方は多いようです。

入れ歯を使っている方の85.6%が、入れ歯を使用していて不便だと感じたことが「ある」

災害時の身元確認や取り違え防止のため、「入れ歯」へ名前を入れる取り組みも

日本は、65歳以上の人口が全人口の21%を占める社会、いわゆる「超高齢社会」に突入しています。
「超高齢社会」で心配されていることの一つが、医療現場への負担の増加です。

大手化学メーカーの三井化学は、医療現場の職人不足問題を解決するために、3Dプリンターで入れ歯を設計できるソフトを販売しています。
4月末におこなわれたサブカルチャーイベント「ニコニコ超会議2022」で、実際にプラスチック製の「入れ歯」を展示して来場者の注目を集めました。

義歯製造・販売をおこなう和田精密歯研では、災害時の身元特定の負担軽減のため「入れ歯」に氏名などの情報が書かれたプレートを付ける取り組みを始めたそうです。

今回は、事前調査で「現在、入れ歯を使用している」と回答した全国の男女計340名を対象に「入れ歯に関するアンケート」を実施しました。

「入れ歯に関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施
調査対象者 事前調査で「現在、入れ歯を使用している」と回答した全国の男女
調査期間 2022年4月22日~5月11日
質問内容 質問1:現在、「入れ歯」を使用していますか?
質問2:「入れ歯」を使用していて不便だと感じたことはありますか?
質問3:具体的に不便だと感じたことを教えてください。
質問4:「入れ歯」の手入れでおこなっていることをすべて選んでください。[複数回答可]  
質問5:具体的な「入れ歯」の手入れについて教えてください。
質問6:「入れ歯」に氏名などが書かれたプレートを付けるサービスを利用してみたいですか?
質問7:回答の理由を教えてください。
質問8:利用のきっかけを教えてください。
集計対象人数 340名

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

「入れ歯」を使用していて不便だと感じたことは?

初めに、「入れ歯」を使用していて不便だと感じたことがあるか聞きました。

85.6%の方が不便だと感じたことが「ある」ようです。

不便だと感じたことを具体的に聞いたので、回答の一部を紹介します。

「入れ歯を使用していて不便だと感じたこと」回答

  • 食べ物が挟まり掃除が大変。(60代・女性)
  • せんべいなどの屑が歯茎との間に挟まって痛い。(70代・女性)
  • お餅や飴が怖くて食べられない。(50代・男性)
  • かみ合わせが良くなく、物をかむと歯茎が痛い。(70代・男性)
  • 直ぐに、かみ合わなくなる。(80代・男性)
  • 入れ歯安定剤を使わないと安定できない。安定剤が1日もたない。(50代・男性)
  • 粘着質のある食べ物の時は気をつけないと外れそうになる。(70代・女性)
  • 食べ物の種類によってかみ切れないことがある。(70代・男性)
  • 時間がたつと外れる、ずれていたい。(70代・男性)
  • しゃべっている時に外れそうになる。(60代・男性)
  • 歌う時外れやすい。(70代・女性)
  • 長く使用しているとゆるくなる。(70代・男性)
  • 舌に違和感がある。(70代・男性)
  • 食べ物の噛み応えに実感がわかない。(60代・男性)
  • 異物が口の中にあるので食べ物を食べる時は不快に感じる。(60代・女性)
  • 会社で昼食後、外して洗えないから。(60代・女性)
  • 病院でCTなどとる時、外さなければならない。(90代・女性)
  • はずして寝ている間に地震などの災害が起きたら困る。(60代・女性)
  • 話をするのによく話せない、早く話せない。(80代・男性)
  • メンテナンス修理が厄介。(70代・男性)
  • 歯磨き時に外して洗わなければならない。(70代・男性)
  • 壊れやすいところ。(50代・男性)

続いて、複数回答可で「入れ歯」のお手入れ方法を聞きました。

57.1%の方が「寝るときに入れ歯洗浄剤に入れて保管する」ようです。
「食後に入れ歯を磨く」や「就寝前に入れ歯を磨く」という方も4割を超えました。

「その他」と回答した方に、具体的なお手入れ方法を聞いたので回答の一部を紹介します。

「その他のお手入れ方法」回答

  • 朝食と昼食の間に洗浄する。(50代・男性)
  • 食後ではないが、時々入れ歯洗浄剤で洗浄する。(70代・男性)
  • 夜間も入れ歯をしたままにするので、夜間ではなく定期的(寝る前数分)に入れ歯洗浄剤で洗浄する。(50代・男性)
  • 朝の洗顔時に行う。(90代・男性)

「入れ歯」への名入れサービス、50.9%が「利用したくない」

災害時の身元特定や、徘徊した方を保護した際の身元確認に役立てるため、歯科医師会や歯科技工士会では「入れ歯」への名入れ(義歯刻印)の普及活動をおこなっています。

名入れの方法は歯科医院によってさまざまですが、今回は「入れ歯」に氏名などが書かれたプレートを付けるサービスについて利用してみたいか聞きました。

約半数の方が「利用したくない」そうです。

「利用してみたい」「どちらともいえない」と回答した方に理由を聞いたので、一部を紹介します。

「利用してみたい」回答理由

  • 身元確認が簡単にできるから。(60代・男性)
  • 意思疎通がままならない時に非常に有効と思うから。(70代・男性)
  • 何かで役に立つかもしれない。(70代・女性)
  • 入れ歯で最も不安なのは、外している夜間に地震があった場合、確実に持って避難することができるか、名前が入っていれば、後日発見されたときに自分のモノを確認することが容易です。(70代・男性)
  • 気兼ねなく外せるから。(40代・男性)
  • 便利そうだから。(60代・女性)

「どちらともいえない」回答

  • 行方不明になっても、他の方法で本人確認が出来るから。(70代・男性)
  • どんなものかイメージが出来ないため。(60代・男性)
  • 特に理由は無いが、そこまでの必要を感じてないから。(70代・女性)
  • 有害な成分とかが溶け出さないか心配。(50代・男性)
  • プレートを取り付けることで、フィット感が損なわれるのではないかと危惧しているため。(60代・男性)
  • 入れ歯に氏名を記入するのはなんか変な感じがする。(50代・男性)
  • 入れ歯の使用をあまり知られたくない気持ちもある。(60代・女性)
  • 名前が付いていると便利かもしれないが、紛失して誰かに見つけてもらった時は恥ずかしい。(50代・女性)
  • 費用がかかるなら別に要らない。(50代・男性)
  • どうせ長くは使えないので、紛失すれば作り直せばよい。(70代・男性)

「すでに利用している」と回答した6名の方に、利用のきっかけを聞いたので紹介します。

「利用のきっかけ」回答

  • 家族に聞いたから。(40代・男性)
  • 何となく。(60代・男性)
  • メジャーだから。(40代・男性)
  • 他の人のものと間違える。(60代・男性)
  • 歯科医師の薦め。(70代・男性)
  • 病院で薦められた。(70代・男性)

まとめ

今回は、事前調査で「現在、入れ歯を使用している」と回答した方に、入れ歯についてアンケートをおこないました。

85.6%の方が、入れ歯を使用していて不便だと感じたことが「ある」そうです。
具体的には「固いものや粘度の高いものが食べにくい」や「食べかすがはさまる」といった食事に関することが多く挙がりました。

入れ歯に氏名などが書かれたプレートを付けるサービスについては、「利用したくない」と回答した方が半数を超えました。
一方で、「すでに利用している」方も6名いました。

入れ歯への名入れは、自費診療のため歯科医院によって費用は違いますが、数千円程度でできるようです。

映画館で映画を観たことがある方の36.9%が「同じ映画を映画館で2回以上観たことがある」

同じ映画を劇場で何回見たことがありますか?

3年ぶりとなる行動制限がないゴールデンウィークが終わりました。
一説によると、「ゴールデンウィーク」という言葉は、5月初旬の連休に多くの方に映画を観てもらおうと、映画会社が宣伝文句としてつくったと言われています(諸説あり)。

最近では、多くの映画を動画配信サービスで観ることができますが、劇場で観ることにこだわる方もいるようです。
アメリカに住む男性は、映画館で「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」を292回鑑賞し、同一映画を映画館で最も多く鑑賞したとしてギネス世界記録を更新しました。

今回は、事前調査で「これまでに映画館で映画を観たことがある」と回答した全国の男女計1,200名を対象に「映画館での映画鑑賞に関するアンケート」を実施しました。

「映画館での映画鑑賞に関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施
調査対象者 事前調査で「これまでに映画館で映画を観たことがある」と回答した全国の男女
調査期間 2022年4月23日~5月9日
質問内容 質問1:これまでに映画館で映画を観たことはありますか?
質問2:同じ映画を「映画館」で2回以上観たことはありますか?
質問3:2回以上観た映画を教えてください。
質問4:その映画は、何回観ましたか?
質問5:その映画を2回以上観た理由を教えてください。
質問6:映画館で一度観た映画を、映画館以外で再度観たことはありますか?
質問7:具体的にどのように観たか教えてください。
集計対象人数 1,200名(20代以下・30代・40代・50代・60代・70代以上 各200名)

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

映画館で同じ映画を2回以上観た理由は?

初めに、同じ映画を映画館で2回以上観たことがあるか聞きました。

36.9%の方が、同じ映画を映画館で2回以上観たことがあるようです。

世代別に集計するとこのようになりました。

20代以下では、半数近くの方が同じ映画を映画館で2回以上観たことがあると回答しました。

同じ映画を映画館で2回以上観た理由と、作品名を聞いたので、回答の一部を紹介します。

「同じ映画を映画館で2回以上見た理由」回答

  • 感動してもう一度見たくなったから。(「鬼滅の刃」20代・男性)
  • 面白かったが一回で理解しきれなかったから。(「アンタッチャブル」50代・男性)
  • 一度見た後に、謎解きなどの部分を含めもう一度みたいと思ったから。(名探偵コナン「から紅の恋歌」30代・男性)
  • 感動的なストーリーと、回を重ねるごとに気づきがあって新鮮だから。(「ある愛の詩」「八日目の蝉」「今度は愛妻家」60代・女性)
  • 解釈に時間がかかる構成で、二度見ても楽しめたため。(「アベンジャーズ・エンドゲーム」20代・女性)
  • サントラが秀逸でもう一回音楽を楽しみながら見たかったから。「TAP」40代・男性)
  • アメリカで試写を観て感動。幼い子どもたちをつれて、字幕版、吹替版を計10数回観た。(「アニー」70代・男性)
  • 1度見て感動して、どうしても見せたい人がいたから一緒に行きました。(「タイタニック」40代・女性)
  • 入場者特典が毎週変わるから。(「すみっコぐらし」30代・女性)
  • テレビなどのデバイスでは味わえないものがあり、映画館で受ける感動をもう一度味わいたかった。(「愛情物語」「男はつらいよ」70代・男性)
  • 通常版と4DX版で見たかったから。(「鬼滅の刃」20代・女性)
  • どうしても初回は字幕に目がいってしまうため。(「ハリーポッターシリーズ」50代・女性)
  • 字幕版で見たが、吹き替えを見たくなった。(「英国王のスピーチ」30代・女性)
  • 大プッシュしてたわりにあまりに面白くないから、何か見落としたのではと思い。(「千と千尋の神隠し」40代・男性)
  • 子どもと見て、また見たいと言われたので。(「ポケモン」40代・男性)
  • 試写会が当たったから。(「007ゴールデンアイ」50代・男性)
  • 誘われたから。(「ローマの休日」60代・女性)
  • 一度寝てしまい最後まで見られなかったが2回目も寝てしまった。(「崖の上のポニョ」20代・女性)
  • 主人が寝てしまい、面白い映画だったので、次の日にリベンジしにいった。(「ブラックパンサー」30代・女性)
  • 小さいとき時代背景がわからず見たが 時代背景がわかるようになったので見直した。(「アラビアのロレンス」60代・男性)
  • 以前見た時から時間がたち、ほとんど忘れていたので、新たな気持ちで見れると思ったから。(「セリーヌとジュリーは舟で行く」60代・男性)
  • 当時は入替制ではなく、客席が空いていたので見てしまった。(「鉄道員」30代・男性)

14.3%の方が、映画館で一度観た映画を、映画館以外では「観ていない」

映画館で一度観た映画を、「映画館以外」で再度観たことがあるか聞きました。

「テレビで観た」方が最も多く、72.0%でした。

この回答を、映画館で同じ映画を2回以上観たことがあるかの回答別に集計するとこのようになりました。

映画館で同じ映画を2回以上観たことが「ある」方のほうが、テレビやDVDなどで一度観た映画を再度観ることが多いようです。
一方で、映画館で同じ映画を2回以上観たことが「ない」方の19.3%は、映画館以外でも一度観た映画を再度「観ていない」と回答しています。

まとめ

今回は、事前調査で「これまでに映画館で映画を観たことがある」と回答した方に「映画館での映画鑑賞に関するアンケート」をおこないました。

36.9%の方が、同じ映画を映画館で2回以上観たことが「ある」そうです。
世代別では、20代以下で「ある」と回答した方が最も多く、最も少なかった70代以上と17ポイントの差がありました。

同じ映画を2回以上観た理由としては、「感動したから」や「面白かった」という回答が多く挙がりました。
現在は、毎回観客を入れ替える「入れ替え制」が主流ですが、かつては一度入れば何回でも繰り返し観ることができたので、同じ映画を立て続けに観たという方もいました。

邦画・洋画問わず、さまざまな映画が公開されています。
感染対策に気を付けて、大きなスクリーンと迫力ある音を楽しんでみてはいかがでしょうか。

85.2%の方が、荷物を受け取るときに時間指定をしたことが「ある」

荷物を受け取るときの「時間指定」は、再配達の削減につながるのか

ネットショッピングの拡大による宅配便の取り扱い個数の増加や、トラックドライバーの深刻な人手不足に対応するため、国土交通省は再配達の削減を推進しています。

国交省が再配達削減のために活用をお願いしているサービスの一つに、受け取りの「時間指定」があります。
そんな中、SNSでは「時間指定」がきっかけのトラブルが話題になりました。
3回にわたり指定した時間に不在にしていた男性が「時間指定しとるなら家におれや」と書かれた不在票を受け取ったという内容を、不在票の写真とともに投稿したというものです。(投稿は4月27日時点で非公開)

配達員の対応に非難の声が挙がった一方、ネット上では「配達完了しないと報酬を受け取れないから仕方がない」「何度も約束を破るのはどうなのか」など、配達員に同情する声もあったようです。

今回は、全国の男女計540名を対象に「配達時間の指定に関するアンケート」を実施しました。

「配達時間の指定に関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施
調査対象者 全国の男女
調査期間 2022年4月24日~4月26日
質問内容 質問1:通販などの荷物を受け取るときに、「時間指定」をしたことはありますか?
質問2:指定した時間に荷物を受け取れなかったことはありますか?
質問3:荷物を指定した時間に受け取れなかった理由を教えてください。
質問4:「時間指定」をしない理由を教えてください。
質問5:どのタイミングで、荷物の受け取りの「時間指定」をしますか?[複数回答可] 
質問6:具体的なタイミングを教えてください。
質問7:「時間指定」をするときに使ったことがある方法をすべて選んでください。[複数選択可] 
質問8:前問の選択肢以外で、「時間指定」をするときに使った方法を教えてください。
質問9:宅配便の「時間指定」でトラブルになったことはありますか?
質問10:トラブルの内容について具体的に教えてください。
集計対象人数 540名(20代以下・30代・40代・50代・60代・70代以上 各90名)

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

荷物を受け取るときの「時間指定」、どんなタイミングでどのようにおこないますか?

初めに、通販などの荷物を受け取るときに「時間指定」をしたことがあるか聞きました。

85.2%の方が、時間指定をしたことが「ある」ようです。

時間指定をしたことが「ある」と回答した460名の方に、どのタイミングで時間指定をしているのか聞きました。

最も多かったのは「注文するとき」の73.0%でした。

では、どのような方法で「時間指定」をしているのでしょうか?

「販売元のホームページ」や「配送業者のホームページ」を使っている方が多いようです。

「時間指定」した荷物を受け取れなかった理由は?

荷物の受け取りのときに時間指定をしたことが「ある」と回答した540名の方に、自身や配送業者の都合で、指定した時間に荷物を受け取れなかったことがあるか聞いてみました。

指定した時間に荷物を受け取れなかったことが「ある」方は49.6%でした。

年代別に集計するとこのようになりました。

50代以下の半数またはそれ以上の方が、指定した時間に受け取れなかったことが「ある」ようです。

荷物を指定した時間に受け取れなかった理由を聞いたので、回答の一部を紹介します。

「指定した時間に荷物を受け取れなかった理由」回答

  • 気象の影響で配達が遅れた。(60代・女性)
  • 仕事にトラブルが起きて、どうしても帰れなくなってしまった。(30代・女性)
  • バイトの終了時間がいつもより延びてしまって受け取れなかった。(20代・女性)
  • トイレに行っていた。入浴していた。TV番組がもりあがっていた。(60代・男性)
  • 掃除機かけていてチャイムが聞こえなかった。(10代・女性)
  • 家にいたはずなのに、不在票だけ入っていた。(30代・女性)
  • 急用で外出せざるを得なかった。(70代・男性)
  • 配達業者にトラブルがあり、当日の配達に大きな遅れがでてたため。(20代・男性)
  • 道が混んでいたらしく配達業者が時間に間に合わなかった。(50代・女性)
  • 住所に不備があり持ち帰られた。(60代・男性)
  • 宅配便が届くと分かっていても不在にしてしまった。(30代・女性)
  • チャイムの故障。(50代・男性)
  • 少し買い物に出た時に不在票が入っていました。(40代・男性)
  • 配達員がインターフォンを鳴らさずに行ってしまった。(30代・男性)
  • 隣の家に荷物が届けられたため。(40代・女性)
  • 荷物をなくされた。(50代・男性)
  • 午前指定だったが、11:30過ぎに外出しなければならなかった。(60代・男性)

最後に、時間指定をしたことが「ない」と回答した方に、時間指定をしない理由を聞いたので、一部を紹介します。

「時間指定をしない理由」回答

  • 大体家にいるから時間の指定はしていない。(60代・女性)
  • 急な予定が入るかもしれないから。(20代・女性)
  • 時間指定をしても時間通りに届く保証がないので。(40代・男性)
  • 時間どおり来ないとストレスになる。(70代・男性)
  • コンビニ受け取りを使うから。(30代・男性)
  • 宅配BOXがあるので。(70代・男性)
  • 使い方が分からない。(30代・男性)
  • 不在票でもかまわない。(50代・男性)
  • 大型商品を購入しない。ポストに入る物のみなので。(50代・男性)

まとめ

今回は、配達時間の指定についてアンケートをおこないました。

荷物を受け取るときに時間指定をしたことが「ある」方は85.2%でした。

時間指定をしたことが「ある」方の49.6%が、指定した時間に荷物を受け取れなかったことが「ある」ようです。
指定した時間に荷物を受け取れなかった理由について聞いたところ、「仕事などで帰れなかった」や「急用で外出した」といった受け取り側の事情だけでなく、「指定した時間に来なかった」や「荷物をなくされた」といった配達業者による理由も多く挙がりました。

置き配やコンビニ受け取りを利用すると、自分の都合のよい時間で荷物を受け取ることができます。
配送業者によっては、配達前の通知サービスを提供している場合もあるので、活用を考えてみてはいかがでしょうか。

これまでに「高級食パン」を食べたことがある方の37.7%が「買って食べたいとは思わないが、もらえるなら食べたい」

4月8日から5月9日は「高級食パン文化月間」

日本記念日協会によると、4月8日から5月9日は「高級食パン文化月間」です。

「高級食パン文化月間」は、高級食パン専門店を全国展開する株式会社銀座仁志川が制定し、開始日の4月8日は「し(4)ょくパ(8)ン」、終了日の5月9日は「こ(5)うきゅう(9)」の語呂合わせになっています。

1斤(約12.5センチ四方)で販売価格が400円を超えるような食パン、いわゆる「高級食パン」は2年ほど前に話題になりました。
「高級食パン」専門店が全国に増えていきましたが、ブームが一段落したことや、原材料の小麦の高騰などを受けて低価格のパンの販売を取り入れたり、閉店する店舗も相次いでいるようです。

今回は、全国の男女計480名を対象に「高級食パンに関するアンケート」を実施しました。

「高級食パンに関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施
調査対象者 全国の男女
調査期間 2022年4月21日~4月25日
質問内容 質問1:「高級食パン」を食べたことはありますか?
質問2:これまでに何店舗の「高級食パン」を食べたことがありますか?
質問3:店によって「高級食パン」の味などに違いを感じましたか?
質問4:どのような違いを感じたか教えてください。
質問5:「高級食パン」を食べた感想を教えてください。
質問6:また「高級食パン」を食べたいと思いますか?
質問7:回答の理由を教えてください。
質問8:ご自身で「高級食パン」を購入したことはありますか?
質問9:購入した理由を教えてください。
質問10:「高級食パン」を購入してみたいと思いますか?
質問11:回答の理由を教えてください。
質問12:おすすめの「高級食パン」はありますか?
質問13:おすすめの「高級食パン」を具体的に教えてください。
集計対象人数 480名(20代以下・30代・40代・50代・60代・70代以上 男女各40名)

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

「高級食パン」を食べたことはありますか?

初めに、これまでに「高級食パン」を食べたことがあるか聞きました。

「食べたことはない」と回答した方は37.1%で、半数以上の方は食べたことがあるようです。

男女別で集計するとこのようになりました。

女性の47.9%は「買って食べたことがある」ようですが、男性の50.8%は「食べたことはない」ようです。

「買って食べたことがある」と回答した方に、購入した理由を聞いたので、一部を紹介します。

「高級食パンを購入した理由」回答

  • 一時話題になっていたので試しに買った。(20代・男性)
  • おいしいとすすめられたから。(40代・女性)
  • いただきものとして食べたことからやみつきになった。(70代・女性)
  • 近くにできたから。(30代・男性)
  • たまたま行った場所で売っていたから食べてみようと思った。(50代・女性)
  • 普通の食パンに飽きたから。(50代・男性)
  • 普通に売ってる食パンとの違いを確かめてみたかった。(20代・女性)
  • 子どもにせがまれた。(40代・男性)
  • お店に列が並んでいて、並ぶほどおいしいならと期待して購入しました。(30代・女性)
  • パンが好きな知人にあげるために、ついでに自宅用も購入した。(60代・女性)

「買って食べたことがある」または「もらって食べたことがある」と回答した方に、「高級食パン」を食べた感想を聞いたので、回答の一部を紹介します。

「高級食パンを食べた感想」回答

  • ふわふわしていて、味が濃くておいしかったです。(40代・女性)
  • 甘みがあっておいしかった、(20代・男性)
  • 普通にスーパーなどで売られている食パンよりキメが細かくて柔らかくおいしかった(50代・女性)
  • 手土産に良さそう(30代・男性)
  • パンの耳のところが実にうまいです。(70代・女性)
  • いつもの食パンでも十分うまいと思った。(40代・男性)
  • しっとりしていて、バターのコクがあり贅沢な味わいだと感じました。(30代・女性)
  • おいしかったが自分で買ってまで食べようとは思わなかった。(50代・男性)
  • ふんわりと柔らかく食べやすかった。(20代・女性)
  • イーストの香りがつよく、もちもち感があった。(60代・男性)
  • 自分で作ったほうがおいしい。(40代・女性)
  • 焼かずに何もつけずに食べるのが一番いい。(70代・男性)
  • 噛めば噛むほど甘いといった感じで焼かずに食べてもおいしかった。(30代・女性)
  • おいしいのかどうか緊張して食べたので分からなかった。(60代・女性)

続いて、また「高級食パン」を食べたいと思うか聞きました。

50.3%の方が「食べたいと思う」と回答しました。
一方で、「食べたいと思わない」という方も11.9%いました。

それぞれの回答の理由を聞いたので、一部を紹介します。

「食べたいと思う」回答理由

  • おいしかったので、また食べたいと思ったから。(30代・男性)
  • あっさりしていて、甘すぎず、おいしいから。(40代・女性)
  • たまにはおいしいお米を食べたいと思うのと同じような感じです。(50代・女性)
  • 市販の食パンではなかなか味わえない旨味があるので高くてもたまには食べたい。(30代・女性)
  • 何か自分への褒美としてたまには食べたい。(40代・男性)
  • やはり、値段だけのおいしさがあるから。(60代・女性)
  • 高級食パンだけあってなかなか手に入らない物だけど、とりあえず本当においしかった。ふんわり感がとても忘れられない。(20代・男性)
  • 幸せな気分を味わえます。(50代・男性)
  • 非常においしく感じて、値段の割にあっていた。特別感を感じられるから。(20代・男性)
  • 高級な外食をするのとは違い、少し奮発するだけで満足な朝食が頂けるのですから。(70代・女性)
  • 朝にそのパンがあるだけで気分が上がるから。(20代・女性)

「買って食べたいとは思わないが、もらえるなら食べたい」回答理由

  • あれば食べたいが、自分で買うなら普通の食パンで十分だと思う。(50代・女性)
  • 買うほどの余裕はないので。(20代・男性)
  • おいしいが値段にあっているとは思わず、自分で買おうとは考えない。(30代・男性)
  • 高級品だから自分では買えない。(60代・男性)
  • 高級食パンでなくてもおいしいと思う食パンがあるから。(40代・女性)
  • お店まで行くのが面倒なのと並ぶのが嫌だから。(70代・女性)

「食べたいと思わない」回答理由

  • パンが好きではないから。(20代・女性)
  • おいしいとは思わないから。(60代・男性)
  • 味の違いが分からないため。(20代・女性)
  • 味も食感も好みではないから。(50代・男性)

高級食パンを「買って食べたことがある」もしくは「もらって食べたことがある」方は、これまでに何店舗の「高級食パン」を食べたことがあるのでしょうか。


最も多かったのは、51.7%の「1店舗のみ」でした。

「2店舗以上」、「3店舗以上」と回答した146名の方に、店による味の違いについて聞いたので、回答の一部を紹介します。

「店による味の違い」回答

  • 普通のと変わらない程度の物もあれば、これならこの値段は納得というものがあった。(50代・女性)
  • A社のパンは甘く、B社のパンはコクがあった。どちらもおいしかった。(30代・男性)
  • ある店のパンは、あまりおいしいと思わなかったが、別の店のパンは、とてもおいしくて、それからは他のパンを食べる気になれなかった。(70代・女性)
  • 生クリームが強く感じられるのと、バターが強く感じられたのがある。(70代・男性)
  • とあるところだと安い食パンに比べて日が経ってもおいしく甘いのがはっきり分かるけど、とあるところはその日に食べると分かるけど日が経つとおいしくない。(10代・女性)
  • 店によって、はちみつを練り込んであったり、風味の違いを感じられます。(40代・男性)
  • 生で早くに食べないといけないものもあれば、トーストしてもおいしいものもある。(60代・女性)
  • トーストにしたときに耳が固くなるのと、そのまま柔らかいままのがある。(40代・女性)
  • どの店のパンも甘みは強く感じた。ある店のパンは他の店のものより強くコク(悪く言えば、くどさ)を感じ、私はその店のパンはどちらかと言えば苦手。(50代・女性)

店による違いを「感じなかった」と回答した方もいましたが、味や好みの差などを感じる方は多いようです。

おすすめの「高級食パン」はありますか?

これまでに高級食パンを「買って食べたことがある」または「もらって食べたことがある」と回答した方に、おすすめの「高級食パン」を聞いたので回答の一部を紹介します。

「おすすめの高級食パン」回答

  • 乃が美(30代・女性)
  • に志かわ(20代・女性)
  • セントルザベーカリー(40代・男性)
  • 晴れパン(40代・女性)
  • ラパン(50代・女性)
  • い志かわ(30代・女性)
  • 考えた人すごいわ(20代・女性)
  • 松山市萱町の一本堂(50代・女性)
  • ねこねこ食パン(20代・女性)
  • 高匠(50代・男性)
  • ボローニャの食パン(60代・女性)
  • nichinichi(20代・女性)
  • 朝起きたら君がいたというパン屋の食パン(20代・男性)
  • 高級食パン専門店「嵜本」(40代・男性)
  • 長野県展開の「あずみのぱんのわ」の生食パン(50代・女性)
  • ペリカン(60代・女性)
  • 始まりの食パン(20代・女性)
  • つばめパン(70代・女性)
  • 雅のデニッシュ食パン(60代・女性)
  • PANSHIROU(20代・女性)
  • 堺「泉北堂」の極みパン(70代・男性)

まとめ

今回は、高級食パンについてアンケートを行いました。

これまでに高級食パンを「買って食べたことがある」もしくは「もらって食べたことがある」方に食べた感想を聞いたところ、「おいしい」という回答の一方で「いつもの食パンでも十分おいしい」という声もありました。

2店舗以上の高級食パンを食べたことがある方に、店による味の違いについて聞いたところ、「店によって味が違うがどの店もおいしかった」と思った方や、「おいしいと思わない店もあった」方など、それぞれの感じ方があるようです。

気になった方は、「高級食パン文化月間」をきっかけに「高級食パン」を試してみてはいかがでしょうか。

【週休3日制】自身の職場に導入されていない方の64.9%が、導入されたら「利用したい」

「週休3日制」導入について、どのように感じますか?

パナソニックが、希望する社員が週休3日で働くことができる「選択型週休3日制」を導入する方針を明らかにしました。
日立製作所やNECでも「週休3日制」が検討されているそうです。

アイスランドで2015年から2021にかけて実施された「週休3日制」の実験では、全体として生産性やサービス品質の低下は見られず、従業員の多くはストレスが低下し、仕事に前向きになったそうです。

海外では導入が広がりつつある「週休3日制」ですが、日本で働く方たちはどのように感じているのでしょうか。

今回は、事前調査で「現在、就業している」と回答した全国の男女計550名を対象に「週休3日制に関するアンケート」を実施しました。

「週休3日制に関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施
調査対象者 事前調査で「現在、就業している」と回答した全国の男女
調査期間 2022年4月19日~4月25日
質問内容 質問1:あなたの職業として当てはまるものを選んでください。
質問2:具体的な仕事内容を教えてください。
質問3:あなたの職場では「週休3日制」が導入されていますか?
質問4:あなたは「週休3日制」を利用していますか(週に3日休んでいますか)?
質問5:回答の理由を教えてください。
質問6:もし、あなたの職場に「週休3日制」が導入されたら利用したい(週に3日休みたい)ですか?
質問7:回答の理由を教えてください。
質問8:「週休3日制」の良い点・メリットだと思うことは何ですか?
質問9: 「週休3日制」の悪い点・デメリットだと思うことは何ですか?
集計対象人数 550名(30代以下・40代・50代・60代・70代以上 各年代110名)

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

職場で「週休3日制」が導入されたら利用したいですか?

初めに、ご自身の職場に「週休3日制」が導入されているか聞きました。
本記事では、週に3日休んでいることを便宜上「週休3日制」を「利用している」として進めます。

95.3%の方が、ご自身の職場に週休3日制は「導入されていない」と回答しました。

週休3日制が「導入されている」と回答した26名の方に、週休3日制を利用しているか聞きました。

週休3日制が導入されている職場に勤めている方の多くが、制度を利用しているようです。

それぞれの回答の理由と、職種を聞いたので一部を紹介します。

「週休3日制を利用している」回答理由

  • ワークライフバランスに適しているから。(「人材派遣業」30代・男性)
  • もともと週休3日だった。(「物流・配送」20代・男性)
  • 結婚しているので、適度に働きたいので。(「ピアノ講師」50代・女性)
  • 効率がいいから。(「企業等の役員」60代・男性)
  • 週4日で十分な仕事だから。(「企業等の経営者」70代・男性)

「週休3日制を利用していない」回答理由

  • もっと稼ぎたい。(「物流・配送」50代・男性)

ご自身の職場に週休3日制が「導入されていない」と回答した524名の方に、もしご自身の職場に「週休3日制」が導入されたら利用してみたいか聞きました。

64.9%の方が「利用してみたい」ようです。

年代別に集計するとこのようになりました。

70代以上では「利用したくない」方が半数を超えました。
他の年代では「利用したい」が多数派で、特に30代以下では77.6%の方が「利用したい」と回答しました。

それぞれの回答の理由を聞いたので、一部を紹介します。

「職場に週休3日制が導入されたら利用したい」回答理由

  • 絶対条件として収入が減らなければ、仕事的に体力仕事なので休みが増えるのはうれしい。(40代・女性)
  • ワークライフバランスの観点から、プライベートの時間をもっと充実させたい(60代・男性)
  • 単純に体も心も安定しそう。(30代・女性)
  • 1日何も予定を入れない日ができて、余裕が持てると思うため。(50代・女性)
  • 趣味に没頭できる。友達と遊べる日が増える。(20代・女性)
  • 自分の時間を増やしたい。(50代・男性)
  • 家族との時間が増えるから。(20代・男性)
  • 育児と家事の時間が多く取れる。(50代・男性)
  • 親の介護などで時間がほしいから。(60代・男性)
  • 生活の中で仕事にかける時間の比率が多すぎると感じているから。(30代・女性)
  • 週休2日は働きすぎと思う。(30代・男性)
  • 拘束時間が長いので、もっと休みが欲しい。(40代・女性)
  • 休みが多いほうがパフォーマンスが上がるから(20代・男性)
  • 週休3日でも業務に支障はないと思うから。(30代・女性)
  • 少ない日数で効率よく働きたいから。(40代・男性)
  • 成果中心になることは業務の効率向上にもつながるからです。(50代・男性)
  • 会社が遠いから。(40代・男性)
  • 二泊三日の旅行などで遠出ができれば、人生の思い出ができる。(60代・男性)
  • 年齢的にそろそろ楽したいです。(70代・女性)

「職場に週休3日制が導入されても利用したくない」回答理由

  • 給料が減る。(30代・女性)
  • 売り上げが落ちるので。(60代・男性)
  • 顧客の迷惑になる。(70代・男性)
  • 業務が終わらないと思う。(50代・男性)
  • 他の4日間の残業が多くなるだけだから。連休明けの憂鬱感が酷くなりそうだから。(40代・男性)
  • 一日の就業時間が延びるから。(30代・男性)
  • 休みが多いと働きたくなくなるので。(20代・女性)
  • 暇を持て余しているので。(80代・女性)
  • 建設業の仕事柄時間的な制約が有るから、週40時間労働を変えず1日の作業時間の延長は難しい。(70代・男性)
  • 週休3日制にすると有給消化がさらに難しくなりそうだから。(40代・男性)
  • 自分のしたいことをやっているので、日々の仕事は楽しみだから。(70代・男性)
  • 休みが多いと遊びにお金を使ってしまう。(20代・男性)

「週休3日制」のメリットやデメリットだと思うことは?

「週休3日制」の良い点・メリットだと思うことを聞いたので、回答の一部を紹介します。

「週休3日制の良い点・メリット」回答

  • しっかり体を休めることができる。(40代・女性)
  • ライフワークバランスが取れるから。(30代・男性)
  • 家族との時間が増える。(40代・男性)
  • 余暇が増えプライベートが充実する。仕事に集中できる。(30代・男性)
  • 効率がよくなり職場の雰囲気も良くなると考えるから。(30代・女性)
  • リフレッシュすることで気持ちを入れ替えられる。(30代・女性)
  • 通勤のストレスがへる。(60代・女性)
  • 時間にゆとりを持てる、趣味を満喫できる。(20代・女性)
  • 旅行に行きやすくなること。(40代・男性)
  • 副業や資格取得ができる。(40代・女性)
  • 平日でしかできない個人的業務を行う時間が確保できる。(60代・男性)
  • 休みが多いので、体力があまりなくてもつづけられる。(50代・女性)
  • 疲れやすい高齢者には魅了的。(60代・男性)
  • 仕事に対するモチベーションがあがりそう。(30代・男性)
  • 人間にゆとりが出来ると、可能性が広がると思います。(70代・女性)
  • 育児や介護など家庭の事情がある人が働きやすい。(50代・女性)

続いて「週休3日制」の悪い点・デメリットだと思うことも聞きました。

「週休3日制の悪い点・デメリット」回答

  • 収入が下がる可能性が濃厚。(30代・男性)
  • 一日の労働時間が増えること。(40代・男性)
  • 休日が増えることで、一日あたりの業務量が増える可能性もあること。(40代・女性)
  • 仕事の停滞、残業が増える。(70代・男性)
  • 休み明けの仕事の量が多くなる。(20代・男性)
  • 週4日の仕事の密度が濃くなり、休憩時間などがとれない可能性がある。(60代・男性)
  • 残業による疲労感が増える。(50代・男性)
  • 週休3日も休めない企業やサービス業などが大変になるかも。(20代・女性)
  • スタッフを多く抱えないとまわっていかない。(70代・男性)
  • 業務の生産性が落ちてしまう。(60代・男性)
  • 仕事への責任感が薄れそう。(30代・女性)
  • 3日休んでしまうと、直ぐに仕事への気持ちがわかない。休み癖が付きそう。(60代・女性)
  • 仕事の緊張感が減る。(40代・男性)
  • 経済が回らなくなるのではないか。(40代・女性)
  • 時間が余りすぎて、お金が足りない。(50代・男性)

まとめ

今回は、事前調査で「現在、就業している」と回答した方に「週休3日制」に関するアンケートをおこないました。

ご自身の職場に週休3日制が「導入されている」方に、制度を利用しているか聞いたところ、26名中25名が週休3日制を「利用している」ようです。

職場に週休3日制が「導入されていない」方に、週休3日制が導入されたら利用したいか聞いたところ「利用したい」と回答した方は64.9%で、最も割合が高かった30代以下では、77.6%の方が「利用したい」と回答しました。
その一方で、「利用したくない」という方も少なからずいるようです。

週休3日制の良い点・メリットだと思うことについては「仕事とプライベートの充実」に関するものが多く挙がり、悪い点・デメリットで多く挙がったのは「給与の減少」でした。

日本でも少しずつ導入されている「週休3日制」という働き方は、今後定着していくのでしょうか。

飲食店の配膳ロボット、45.5%の方が「どちらかといえば普及してほしい」

コロナ禍で非接触が魅力に?飲食店で「配膳ロボット」の導入進む

新型コロナの感染拡大による時短営業や外食控えで、飲食業界は苦しい状況に置かれています。

飲食中はマスクを外すことになるため、黙食を呼び掛けたり、パーテーションを設置するお店も増えています。
また、利用客と従業員の接触を減らす目的で、商品を自動でテーブルまで届ける「配膳ロボット」を導入する店舗もあるようです。

飲食店で利用されるイメージが強い配膳ロボットですが、神奈川県の眼科では、資料や荷物の運搬のために配膳ロボットを活用しているそうです。

今回は、全国の男女計420名を対象に「配膳ロボットに関するアンケート」を実施しました。

「配膳ロボットに関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施
調査対象者 全国の男女
調査期間 2022年4月17日~4月19日
質問内容 質問1:飲食店で、商品を自動でテーブルまで届ける「配膳ロボット」を見たことはありますか?
質問2:どのような飲食店で「配膳ロボット」を見ましたか?
質問3:あなたは「配膳ロボット」を利用したことはありますか?[複数選択可] 
質問4:「配膳ロボット」の良い点・メリットだと思うことは何ですか?
質問5:「配膳ロボット」の悪い点・デメリットだと思うことは何ですか?
質問6:魅力的だと思う機能をすべて選んでください。[複数選択可] 
質問7:今後、飲食店で「配膳ロボット」は普及してほしいですか?
質問8:回答の理由を教えてください。
集計対象人数 420名(20代以下・30代・40代・50代・60代・70代以上 各年代70名)

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

22.9%が、配膳ロボットを見たことが「ある」

初めに、飲食店で「配膳ロボット」を見たことがあるか聞きました。

22.9%の方が、飲食店で配膳ロボットを見たことが「ある」ようです。

配膳ロボットを見たことが「ある」と回答した96名に、実際に配膳ロボットを利用したかどうか聞きました。

「商品の受け取りで使った」方が最も多く、77.1%でした。

「配膳ロボット」のメリットやデメリットだと思うことは?

実際に「配膳ロボット」に搭載されている機能で代表的なものを挙げ、その中から魅力的だと思うものを選んでもらいました。

半数の方が「店内でスムーズに移動する」ことが魅力的だと思うようです。
「この中に魅力的だと思う機能はない」と回答した方も11.2%いました。

「配膳ロボット」の良い点・メリットだと思うことと、悪い点・デメリットだと思うことをそれぞれ聞いたので、回答の一部を紹介します。

「配膳ロボットの良い点・メリットだと思うこと」回答

  • 人件費削減。(30代・女性)
  • 人手不足でも店を運営できること。(40代・男性)
  • 店員には持っていける量にかなり限りがあるが、ロボットは多くの皿を持っていける。(10代・男性)
  • 従業員の仕事の効率が上がること。(20代・女性)
  • 接客の手間が省ける。(30代・男性)
  • 清潔感がある。(50代・男性)
  • 飛沫の心配がない。(40代・女性)
  • 密になることを避けれる。(50代・男性)
  • 店員と会話をしなくてよい。(40代・女性)
  • 人の目を意識せず食事ができる。(70代・男性)
  • ロボットなので間違いがなさそう。(40代・男性)
  • 子どもが喜ぶ。(50代・女性)
  • 可愛いところです。(30代・男性)
  • 休憩なしで動けること。(50代・男性)
  • 苦情を聞き流せる。(60代・男性)

「配膳ロボットの悪い点・デメリットだと思うこと」回答

  • 人間の仕事を奪う。(20代・女性)
  • 人間味がない。(50代・女性)
  • 無機質で温かみがないのではないかと思う。(80代・男性)
  • 追加注文を受けてくれない。飲み水のサービスなど気が付かない。(50代・男性)
  • 苦情や質問の対応が難しいのでは?(70代・男性)
  • 人と人とのコミュニケーションが減る。(20代・女性)
  • ロボットの価格が高い。(60代・男性)
  • 維持費が高そう、メンテナンスが大変そう。(30代・女性)
  • 間違ったメニューを運んだ場合は結局は店員を呼ばなければならない。(50代・男性)
  • 要望がうまく伝わらない可能性がある。(40代・女性)
  • アクシデントがあると対応できない。(10代・男性)
  • 故障した時の対応が困る。(20代・男性)
  • 停電の時に困る。(30代・男性)
  • 動きが遅いから通行の邪魔になる。(40代・女性)
  • 他所の席の子どもが触ったりしてるのを見たので衛生面が気になる。(30代・女性)
  • 悪意ある人が、配膳途中にイタズラする可能性。(30代・女性)

実際に配膳ロボットを見たことがないので、メリットやデメリットが分からないといった回答もありました。

最後に、今後、飲食店で「配膳ロボット」が普及してほしいか聞きました。

最も回答が多かったのは「どちらかといえば普及してほしい」の45.5%でした。

この回答を世代別に集計すると、このようになりました。

30代~70代以上では「どちらかといえば普及してほしい」という回答が最も多くなりましたが、20代以下では「普及してほしい」が32.9%で「どちらかといえば普及してほしい」の31.4%をわずかに上回りました。
各世代で2番目に多かったのは、30代と40代では「普及してほしい」で、50代~70代以上では「どちらかといえば普及してほしくない」でした。

それぞれの回答の理由を聞いたので、一部を紹介します。

「普及してほしい」回答理由

  • 人手不足を解消出来そうだから。(50代・男性)
  • いろいろな感染症がこれからも発生してくると思うので安全性が高いと思う。(70代・男性)
  • 店員さんと話さずに過ごせると楽だから。(20代・女性)
  • 気を使わなくて良さそうだから。(50代・女性)
  • 今は、毎回お客さんが帰ったあとに除菌をしていてスタッフも大変なので、配膳の手間を省けると楽になると思うから。(30代・女性)
  • 店員が他の作業をできるから。(20代・男性)
  • 態度が不快な人間よりロボットのほうが間違いもなく好感が持てるから。(40代・女性)
  • 普及すれば生活が便利になり楽しくなりそうだから。(30代・男性)

「どちらかといえば普及してほしい」回答理由

  • お店としてメリットがあれば、導入してもかまわないと思う。(50代・男性)
  • 従業員が減らされるデメリットがありますが、ロボットの普及で繁忙期や忙しい時間帯が補えれば良いと思います。(40代・女性)
  • 学生のバイトが減りそうだから、ほどほどがいいと思う。全部がそうなったら寂しい。(50代・女性)
  • コミュニケーション不足にはなるけど、人手が足りなくても店を経営できるのはいいのかなって思いました。(20代・女性)
  • 一度に多く持ってきてもらえるのは嬉しいが、コミュニケーションがなくなる。(10代・女性)
  • 笑顔や会話のない店員よりは良いかも。(70代・男性)
  • コロナ禍で、必ず対面しなくていいものについて対面を避けていけばいいと思うので。(30代・女性)
  • 食べ放題の時は便利だけど人が運んで欲しい時もあるから。(10代・女性)

「どちらかといえば普及してほしくない」回答理由

  • 人と人との会話も大切だと思うから。(20代・女性)
  • 人のおもてなしがある程度必要。(60代・男性)
  • 飲食店は人的サービスも魅力の一つ。(70代・男性)
  • ある程度人がする仕事があっていいと思うから。(10代・男性)
  • 配慮が必要な場合など、やはり人が気付くものだと思うから。(40代・女性)
  • 注文もタブレットで配膳がロボット、会計はセルフレジでは味気ない気がする。(50代・男性)
  • なんでもロボットにさせるのはいかがなものかと思う。(40代・男性)

「普及してほしくない」回答理由

  • 雇用がへる。(20代・男性)
  • 融通が効かなそうなので。(50代・女性)
  • 人間味が欲しい。(40代・男性)
  • 当たってきたりして危なそう。(20代・男性)
  • ロボット化がものすごく進んでいる世の中が少し寂しい気がするから。店員さんとの会話も楽しみたいタイプだから。(20代・女性)
  • 配膳は人がやってこそのサービス。(60代・男性)

まとめ

今回は、配膳ロボットについてアンケートをおこないました。

配膳ロボットをみたことが「ある」方の多くが、商品の受け取りで配膳ロボットを利用したことがあるそうです。

今後、飲食店で配膳ロボットが普及してほしいか聞いたところ、45.5%の方が「どちらかといえば普及してほしい」と回答しました。

「普及してほしい」や「どちらかといえば普及してほしい」方からは、「人出不足の解消」や「店員と話さないでよい」といった理由が挙がりました。
一方で、「どちらかといえば普及してほしくない」や「普及してほしくない」方の回答理由では「人間味がほしい」や「店員との会話も大切」などがありました。

労働力不足が社会問題となっている中、ロボットは飲食業界以外の分野にもさらに普及していくかもしれません。

【墓じまい】75.1%は、自分が亡くなった後に墓じまいされても「気にならない」

「墓じまい」という言葉を知っていますか?

「墓じまい」とは、墓石を解体・撤去し、お墓のあった場所を更地にして使用権を墓地の管理者に返還することです。
墓じまいをした後は、元のお墓から出したご遺骨を別の場所もしくは別の形で供養する必要があります。

近年、「お墓の承継者がいない」「子ども達に負担をかけたくない」などの理由で、墓じまいを検討する方が増えています。
京都府の集落では、共同墓地をまるごと墓じまいしたとして話題になりました。

実際に墓じまいを検討しているという方はどのくらいいるのでしょうか。

今回は、全国の40代以上の男女計1,200名を対象に「墓じまいに関するアンケート」を実施しました。

「墓じまいに関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施
調査対象者 全国の40代以上の男女
調査期間 2022年4月12日~4月13日
質問内容 質問1:「墓じまい」という言葉を知っていますか?
質問2:これまでに「墓じまい」をしたことはありますか?
質問3:「墓じまい」の費用はどのぐらいかかりましたか?
質問4:「墓じまい」した理由を教えてください。
質問5:「墓じまい」をして良かったと思ったことを教えてください。
質問6:「墓じまい」をしないほうが良かったと思うことがあったら教えてください。
質問7:「墓じまい」を検討したことはありますか?
質問8:回答の理由を教えてください。
質問9:「墓じまい」の費用として、いくらが妥当だと思いますか?
質問10:自分が入るお墓は決まっていますか?
質問11:自分が入ったお墓が「墓じまい」されたらどのように感じますか?
質問12:具体的に教えてください。
集計対象人数 1,200名(40代・50代・60代・70代以上 名300名)

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

72.8%が「墓じまい」という言葉を「知っている」

まずは、「墓じまい」という言葉を知っているか聞きました。

72.8%が「知っている」と回答しました。

「知っている」と回答した方に、これまでに「墓じまい」をしたことがあるか聞きました。

93.2%とほとんどの方は「したことがない」ようです。
一方で、6.8%の方は「墓じまい」を「したことがある」と回答しました。

「墓じまい」を「したことがある」方に、どのくらい費用がかかったかについて聞きました。

「10万円以上~30万円未満」という方が33.9%で最も多いようです。
広さや墓石の量などによってもかかる費用は違うため、中には200万円以上かかったという方もいるようです。

墓じまいをした理由についても聞いたので一部を紹介します。

「墓じまい」をした理由

  • 子供のいない夫婦なので 将来墓を保持することに無理がある。自分たち夫婦はできれば散骨したいので、墓が必要ないと思っている。(50代・女性)
  • 先祖代々の墓だったが、山の中にあり墓参りにも不便だったから。(60代・男性)
  • 父方と母方の二つの墓を維持するのが大変になって来たので、遺骨を一か所にまとめてもう一方を墓じまいした。(70代・男性)
  • 故郷の墓を面倒を見る身内が故郷にいなくなったため。(70代・男性)
  • 引っ越しをしたため。(60代・男性)
  • 今後子供などに墓を維持していくなどの負担を減らすため、遺骨はお寺に預ける形でどこに行ってもお寺で供養してもらえる、一々墓参りに変える必要がないので。(70代・男性)
  • お墓を守る人がいなくなった。(70代・女性)
  • 子供に墓管理の負担を負わせたくないので。(70代・男性)
  • 遠距離でお参りする頻度が少なくなっていたので。(50代・男性)
  • 東日本大震災で自宅に戻ることができなくなって、今の住まいと離れているため。(60代・男性)

続いて、「墓じまい」をして良かったことと、「墓じまい」をしないほうが良かったことについても聞きました。

「墓じまい」をして良かったこと

  • お寺で毎日お経をあげてもらえる。(60代・男性)
  • お参りがめったにできなかったが家から近い所に移したのでお参りがしやすい。(70代・女性)
  • 墓じまいする前は二か所に墓参りや檀家の行事や費用がかかっていたが、一つになって楽になった。(60代・男性)
  • お墓の掃除など不要になり会費もかからないから。(50代・男性)
  • 子供や孫にまで負担を与えたくないから。(60代・女性)
  • 気持ちが楽になった。(80代・男性)
  • 永代供養墓に移動したので心配がなくなった。(50代・男性)
  • 墓の雑草を取りに行かなくていいし墓によって自分たちの生活やしたいことを制限されなくなった。(60代・女性)
  • 近くなったので、墓参りの頻度が上がった。(50代・男性)

「墓じまい」をしないほうが良かったこと

  • 墓参りの思い出が子どもたちに引き継げない。(60代・男性)
  • 昔の人はそのままがいいのかなとふと考えた。(40代・男性)
  • ついでに買い物をすることが多かったので、それがなくなり少しさみしい。(50代・男性)
  • 故郷に何も残らなくなった。(60代・男性)
  • ル-ツ・歴史が薄れた気がする。(70代・男性)
  • 家族以外の親族が墓参りできないが、あっても墓参りをしないので正しい選択。(80代・男性)

続いて、「墓じまい」をしたことがない方に、検討したことはあるかについて聞きました。

20.3%が「ある」と回答しました。
約2割の方が「墓じまい」を検討したことがあるようです。

この回答の理由についても聞いたので、一部を紹介します。

「墓じまい」を検討したことが「ある」回答理由

  • コロナで行くのが大変になってしまったので。(40代・女性)
  • 遠くて山の中腹にあり、お墓参りが大変で高齢のため、急な坂を上るのが苦痛になっている。(70代・女性)
  • 後継ぎがいないので無縁仏になる前に墓終いをしておきたい。(70代・男性)
  • 遠方にあり将来的に管理する人がいなくなる。(60代・男性)
  • 面積が小さい日本に墓を作るスペースを増やす必要はない。(50代・男性)
  • 兄弟ともに子供のいない夫婦なので先のことを考えて。(50代・男性)
  • 墓参り自体に行っておらず、身内もすでに別の墓を持っているため、先祖の墓じまいを考えている。(50代・男性)
  • 娘達は離れた場所に嫁ぎ墓には来れない。私達の代で終わる事になります。(70代・男性)
  • 2か所に墓があり、管理をするのが大変なので。(40代・男性)
  • 今後、墓の維持が子孫の負担にしかならないため。(60代・男性)
  • 年齢も高くなってきたので、維持が大変になる前に考えたい。(50代・男性)
  • うちの実家の跡取りがいないから。(50代・女性)

「墓じまい」を検討したことが「ない」回答理由

  • 子供たちに墓を継いでほしい。(60代・男性)
  • 先祖代々のお墓を大事にしないとこの国は崩壊します。(70代・女性)
  • 考えたこともない。守り続けると決めているから。(40代・男性)
  • そもそもお墓を持っていない。(60代・女性)
  • 墓じまいなど、本末転倒。ご先祖様がいたからこそ、今がある。生かされているうちは、供養するのは当たり前の事。(40代・男性)
  • お墓に入っている先祖とこれから入る子孫が必要とするから。(60代・男性)
  • 自分の一存で決められない。(40代・女性)
  • まだ自分が管理する墓を持っていないので。(40代・女性)
  • 近所のお寺に墓があり、まだ元気に動けるので考えていない。(60代・男性)
  • 22年前にお墓を購入しました。場所も悪くなく、家族みんなが直ぐ行ける所なので墓じまいは考えていません。(60代・男性)
  • とりあえず今のところは墓を引き継いでいくのに問題はないから。将来的には考えるかもしれない。(50代・女性)
  • お墓は祖先を祀る大切なもので。田舎に帰る理由もお墓詣りとなっているし、毎年たのしみにしているから。(80代・女性)
  • 親の墓があるし、やがては自分もそこに入るつもりだから。(80代・女性)

続いて、「墓じまい」を検討したことがある方に、「墓じまい」の費用は、いくらが妥当だと思うか聞きました。

27.9%が「10万円未満」と回答しました。
費用はなるべく安く抑えたいという方が多いのかもしれません。

約半数は自分が入るお墓が「決まっていない」

続いて、自分が入るお墓は決まっているか聞きました。

49.8%が「決まっていない」と回答しました。
自分が入るお墓が決まっていない方は約半数と少なくないようです。

最後に、もしも自分が亡くなったあとに、自分が入ったお墓が「墓じまい」される……、としたらどのように感じるか聞きました。

75.1%と多くの方は「気にならない」と回答しました。
一方で、「墓じまいしてほしくないと思う」方も18.4%いるようです。

「その他」と回答した方からは以下のような意見がありました。

「その他」回答

  • 墓は持つ必要が無い、海に水葬をしてもらうようにしている。(70代・男性)
  • そもそも散骨して欲しいので、墓はいらない。(50代・男性)
  • お墓を維持するのは子供だからまかせる。(60代・男性)
  • 自分だけの樹木葬にしてもらうつもりだから。(70代・男性)
  • その時に残された家族に判断は任せると決めているから。(50代・女性)
  • 死んじゃったら何も分からないから。墓じまいしなくても、震災などで破壊され、親族も居なくなるかもしれないし、今気にしてもしょうがないです。(70代・男性)

まとめ

今回は「墓じまい」について、40代以上の方を対象にアンケート調査しました。

実際に「墓じまい」を「したことがある」方は6.8%とあまり多くないようです。
「墓じまい」をした理由については「子供に墓管理の負担を負わせたくない」「遠距離でお参りする頻度が少なくなっていた」などの理由が挙がっていました。

また、「墓じまい」を「したことがない」方でも約2割は「検討したことがある」ようです。

自分が亡くなったあとに、自分が入ったお墓が「墓じまい」されたらどのように感じるか聞くと、75.1%の方が「気にならない」と回答しました。
多くの方は特に気にならないようですが、「墓じまいしてほしくないと思う」方も18.4%いました。

「墓じまい」をしても別の場所や方法でご先祖様の供養はできますが、「お墓は代々継承し守っていくもの」という考えを持っている方も少なくないようです。

【マスクケースを使わない派は…】外出先で外したマスク、男性は「洋服のポケットに入れる」、女性は「カバンに入れる」が多数派

外出時に「マスクケース」を持ち歩いていますか?

新型コロナの影響で、外出時にマスクを着用している方も多いと思います。
外出中に困るのが、飲食店などで外したマスクの置き場所ではないでしょうか。

最近では、マスクケース付きのビジネス向けリュックサックが発売されました。
富山県の魚津市観光協会では、街のPRグッズとして市のイメージキャラクター「ミラたん」をデザインしたマスクケースを配布しているそうです。

外したマスクや予備のマスクを入れるのに便利なマスクケースですが、どれぐらいの方が使っているのでしょうか。

今回は、事前調査で「外出時にマスクをいつも着用している」もしくは「外出時にマスクを着用することが多い」と回答した全国の男女計700名を対象に「マスクケースに関するアンケート」を実施しました。

「マスクケースに関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施
調査対象者 事前調査で「外出時にマスクをいつも着用している」もしくは「外出時にマスクを着用することが多い」と回答した全国の男女
調査期間 2022年4月16日~4月18日
質問内容 質問1:外出の際に「マスクケース」を持ち歩いていますか?
質問2:どのようなマスクケースを利用していますか?
質問3:回答の理由を教えてください。
質問4:外出先で飲食をする時など、外したマスクはどうしていますか?
質問5:具体的にどのようにしているか教えてください。
質問6:飲食店など外出先で「マスクケース」を出されたことはありますか?
質問7:外出先で「マスクケース」が出される場合、それを使いますか?
質問8:使わない理由、使わなかったときの理由を教えてください。
集計対象人数 700名(30代以下・40代・50代・60代・70代以上 男女各70名)

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

15.9%の方が、外出時にマスクケースを「いつも持ち歩いている」

初めに、外出の際に「マスクケース」を持ち歩いているか聞きました。

マスクケースを「いつも持ち歩いている」方は15.9%でした。

どのようなマスクケースを利用しているのか聞いたので、回答の一部を紹介します。

「利用しているマスクケース」回答

  • 100円ショップのもの。(40代・女性)
  • ジップロック。(20代・男性)
  • 本来はメモ用紙などを入れるらしいチャック付きの物。(70代・男性)
  • 折り畳みのシリコン素材のもの。(30代・女性)
  • プラスチック製の硬質ケース。(40代・男性)
  • ファスナー付きで通気性の良いメッシュ加工してあるもの。(50代・女性)
  • 紙製のマスクケース。(60代・男性)
  • 使い捨てのマスクケース。(50代・女性)
  • 好きなアーティストさんがグッズで出したマスクケース。(20代・女性)
  • 会社の頒布品。(60代・男性)
  • 洋服のメーカーが出してるやつ。(50代・女性)
  • 友人からのプレゼント。(60代・女性)
  • 懸賞で当たったビニール製のケース。(40代・男性)
  • 手作りで布製の札入れタイプ。(60代・女性)
  • 銀行やレストランで配布されていたケース。(70代・男性)

マスクケースを持ち歩かない場合、外出先で外したマスクはどのようにしているのでしょうか。
マスクケースを「持ち歩くこともある」「持ち歩かない」と回答した589名の方に、外出先で飲食をする時などに外したマスクはどうしているか聞きました。

もっとも多かったのは37.4%の「洋服のポケットに入れる」でした。
「カバンに入れる」と回答した方も31.1%いました。

男女別で集計すると、このようになりました。

男性の半数以上の方が「洋服のポケットに入れる」ようです。
一方で、女性では「カバンに入れる」方がもっとも多く47.1%でした。

「その他」と回答した方に、具体的にどのようにしているのか聞いたので、回答の一部を紹介します。

「その他」回答

  • 顎マスクにして食べてます。(30代・女性)
  • ひもで首に引っ掛けています。(40代・男性)
  • 膝の上やバックの上にのせる。(40代・女性)
  • テーブルの上にティッシュなどを敷いてその上に置く。(30代・男性)
  • ハンカチにつつむ。(50代・女性)
  • 手にかけておく。(70代・男性)
  • 一度外したマスクは捨てる。(60代・女性)

外出先で出されるマスクケース、43.7%が「必ず使う」

飲食店などの外出先で「マスクケース」を出されたことがあるか聞きました。

35.0%の方は、外出先で「マスクケース」を出されたことがあるようです。

「ある」と回答した245名に、外出先で「マスクケース」が出される場合に、使うかどうか聞きました。

最も多かったのは43.7%の「必ず使う」でした。

「使わない」「あまり使わない」と回答した方に回答の理由を聞いたので、一部を紹介します。

「あまり使わない」回答理由

  • マスクケースを使う習慣がなく、鞄に入れれば良いと思うから。(20代・女性)
  • 自分のを使うから。(40代・男性)
  • 資源の無駄、マスクケースが清潔とは限らないので。(70代・男性)
  • 潔癖症だから。(30代・男性)
  • かなり簡易的な物が多い為、使っても意味がないと思うから使わないことが多い。(30代・女性)
  • マスクが入らない。(20代・女性)
  • 忘れそうだから。(50代・男性)

「使わない」回答理由

  • 自分の使います。(30代・女性)
  • 紙製が多いが、衛生上の問題がありそうだから。(60代・男性)
  • テーブルの上に置いておくので、必要性がないです。(70代・男性)
  • 無駄に思う。(60代・女性)

まとめ

今回は、事前調査で「外出時にマスクをいつも着用している」もしくは「外出時にマスクを着用することが多い」と回答した方に「マスクケース」についてのアンケートをおこないました。

マスクケースを「いつも持ち歩いている」方は15.9%で、100円ショップで購入したものや、本来はマスクケースではないものを代用品として使っている方もいるようです。

外出先で外したマスクをどのようにしているのか聞いたところ、男性で最も多かった回答は「洋服のポケットに入れる」でした。
女性では「カバンに入れる」方がもっとも多く47.1%でした。
男性の洋服に比べて、女性の洋服にポケットが少ないことも関係しているのかもしれません。

飲食中にマスクを外す場合は、会話を控えて、マスクの衛生管理にも注意しましょう。

【2022年のGW】24.4%が、去年のGWは「外出しなかった」が今年は「外出する予定」

今年のゴールデンウイークは外出しますか?

もうすぐで今年もゴールデンウィークがやってきます。

カレンダー上で連休となるのは、4/29~5/1までの3日間と、5/3~5/5までの3日間です。
5/2と5/6に休暇を取得できれば、土日を含め最大で10連休にできます。

当記事では、去年も「ゴールデンウィークに関するアンケート」をおこない、その結果を紹介しました。

【がまんの連休】今年のGWも「自宅で過ごす」方が多数、「旅行を取りやめた」方も

去年は緊急事態宣言中だったこともあり、多くの方が「自宅で過ごす」と回答していましたが、今年は今のところ緊急事態宣言の発出はなさそうです。
今年のゴールデンウィークはどのようにして過ごす方が多いのでしょうか。

今回は、事前調査で「現在、就業していてゴールデンウィークに3日以上休みがある(※)」と回答した700名と、「現在、就業していない」と回答した700名、計1,400名を対象に「ゴールデンウィークに関するアンケート」を実施しました。

※今回はゴールデンウィークに関するアンケートということで、通常時(週休2日)よりも多い、最低3日以上の休みがある人に限定して集計しました。

「ゴールデンウィークに関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施
調査対象者 事前調査で「現在、就業していてゴールデンウィークに3日以上休みがある」、もしくは「現在、就業していない」と回答した男女
調査期間 2022年4月14日~4月15日
質問内容 質問1:今年のゴールデンウィークの休みは何日間ですか?
質問2:去年のゴールデンウィークは外出しましたか?[複数回答可]
質問3:今年のゴールデンウイークは外出しますか?[複数回答可]
質問4:具体的な予定を教えてください。
質問5:「外出しない」理由を教えてください。
質問6:去年は「外出しなかった」が、今年は「外出する予定」にした理由を教えてください。
質問7:去年は「外出した」が、今年は「外出しない予定」にして理由を教えてください。
集計対象人数 1,400名(「現在、就業していてゴールデンウィークに3日以上休みがある」700名、「現在、就業していない」700名)

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

今年は42.1%が「外出する予定」、去年は27.2%

まずは、事前調査で「現在、就業していてゴールデンウィークに3日以上休みがある」と回答した方に、今年のゴールデンウィークの休みは何日間かについて聞きました。

「5日」という方が最も多く、19.0%でした。
また、「7日」や「3日」「10日」という方も多いようです。

今年のゴールデンウィークについて聞く前に、去年のゴールデンウィークは外出したかについて聞きました。

去年は72.8%の方が「外出しなかった」と回答していました。
やはりコロナ禍という事もあり、去年は自宅で過ごした方が多いようです。

一方で、27.2%の方は「外出した」と回答していました。
去年のゴールデンウィークに外出した場所についても聞いてみました。

「住んでいる都道府県内へ外出した」のは72.2%、「住んでいる都道府県以外へ外出した」方は35.4%でした。

去年は7割以上の方が自宅で過ごしていて、外出していても「都道府県内の移動に抑えた」という方が多いようです。

では、今年のゴールデンウィークについてはどうでしょうか。

57.9%の方が「外出しない予定」と回答しました。

「外出しない予定」と回答した方に、その回答の理由についても聞きました。

今年のゴールデンウィークに「外出しない」回答理由

  • コロナへの感染を気にしながら逐一行動しないといけないので面倒くさい。(40代・女性)
  • お金がもったいないから。(30代・男性)
  • 家にいるのが好きなので。(50代・女性)
  • ガソリン代も高く渋滞に巻き込まれるのも嫌だから。(60代・男性)
  • GWは混雑するので時期をずらす。(50代・女性)
  • ゴールデンウイークは人出が多く、コロナへの感染の可能性も大きくなるので。(70代・男性)
  • またコロナが拡大しているし、旅先でのバイキング形式の食事の時にその都度その都度毎回毎回、マスクつけて手袋つけて…もう面倒で疲れるから行かなくていいかな。(40代・女性)
  • 物価上昇で家計を圧迫しているので、余暇を外出して過ごすのが難しい。(40代・男性)
  • コロナがまた増えてきてますし、買い物以外行くところがないので、自宅でじっとしています。(40代・男性)
  • 家族が仕事だから。(50代・女性)
  • 実家で片づけたい作業があるから。(30代・男性)
  • 体調不良の為、今年は無理しない。(50代・男性)

「コロナ感染への不安」や円安による物価の上昇の影響か「お金がない」という意見が多く挙がっていました。
また、現在就業していない方からは、「わざわざ混雑しているゴールデンウィークではなく、平日に出かける」という意見もありました。

「外出しない予定」という方のほうが多いようですが、去年よりも割合が少なくなりました。
42.1%の方は「外出する予定」があるようです。

今年のゴールデンウィークに外出する予定の場所についても聞いてみました。

「住んでいる都道府県内へ外出する予定」という方は69.8%、「住んでいる都道府県以外へ外出する予定」という方は40.2%でした。
去年よりも「住んでいる都道府県以外へ外出する」という方が増え、「都道府県内・外どちらへも外出する予定」という方も少なくないようです。

具体的にどのような予定があるかについても聞いてみました。

今年のゴールデンウィークの具体的な予定

  • 友人とボーリングへいく。昔の友達と久しぶりに外食する。(10代・女性)
  • 決まっていないが毎日ドライブに出かけます。(50代・男性)
  • グルメ旅行。(30代・女性)
  • 県内の他市に住んでいる孫に会いに行きます。ドライブを兼ねて日帰りの温泉施設&ランチを予定しております。(70代・男性)
  • 久しぶりに大阪の友人と会う予定。(70代・男性)
  • 県内の動物園や、大きな公園に出かける予定。(30代・女性)
  • 京都市から昨年10月に福岡県糸島市に移住しましたので連休中に行われる「どんたく祭り」は必ず行きます。その他のイベントもこれから探します。(70代・男性)
  • 温泉旅行に行く予定ですが、感染状態によっては変更します。(70代・女性)
  • 伊勢神宮参拝と手捏ね寿司食べに行ってきます。(80代・男性)
  • ストレス発散の為に帰省、観光地えのドライブを楽しむ。(60代・男性)
  • USJに家族で日帰りで出かける。(40代・女性)
  • 妻と2人で山中湖近くのホテルで一泊し芝桜などの観光を楽しむ予定。(60代・男性)
  • 近場の山に登る。買い物に行く。映画を観る。(60代・男性)
  • キャンプ場でバーベキューをする予定。(40代・女性)
  • コミックイベントに参加。(30代・女性)

「久しぶりに県外に旅行する」「ずっと会っていなかった友人と外食する」など、久しぶりの外出という方も多いようです。

今年のゴールデンウィークに外出するかについて、去年の結果別に集計したところ、以下のようになりました。

去年「外出しなかった」方のうち、今年も「外出しない」という方は75.6%で、その他の24.4%の方は、今年は「外出する予定」があるようです。

去年は「外出しなかった」が、今年は「外出する予定」にした理由について聞きました。

去年は「外出しなかった」が、今年は「外出する予定」にした理由

  • 緊急事態宣言が無くなって、すこし外出しやすくなった。自分の予定が来年は忙しくなりそうで、今年がチャンスだと思った。(10代・女性)
  • アフターコロナという位置づけです。いつまでも新型コロナウイルスにふりまわされる時ではないと思っている。(70代・男性)
  • コロナで自粛ばかりだったからそろそろ遊びに出掛けたい。(50代・女性)
  • コロナ後久しぶりに観たいライブが開催されるので。(60代・男性)
  • 去年も帰省する予定ではありましたが、コロナ陽性者が多い大阪に住んでいるため、親戚に露骨に嫌な顔をされるので諦めました。(40代・女性)
  • 昨年はワクチン接種がまだだったので。今年はワクチン接種済みなので多少は外出してもよいかなと思ったから。(50代・女性)
  • 3回目のワクチンを打ったので多少は大丈夫かなと思いました。(70代・女性)
  • 丸二年外出せずにゴールデンウイークを過ごしたが、高齢の母が元気で皆の顔が分かるうちに皆で会いたいから。(60代・女性)
  • コロナとの付き合い方がわかって来たから。(60代・男性)
  • コロナ禍でありますが、感染対策を十分した上で、外出したくなったから。(50代・男性)
  • そろそろ家にいるのも飽きてきたし少しぐらい問題ないかと思っています。(50代・男性)
  • 去年は病気で外出できなかったので、今年はどこか出かけたいから。(40代・男性)
  • 去年に比べてコロナの情勢も落ち着いてきたので(イベントや旅行など、一般的にしていても問題視されないようになってきたので)。(30代・女性)
  • 我慢の限界。(40代・女性)

一方で、去年は「外出した」方のうち、10.5%の方は今年は「外出しない予定」と回答していました。
この回答の理由についても聞きました。

去年は「外出した」が、今年は「外出しない予定」にした理由

  • 去年よりコロナの感染率が高そうだから。(40代・女性)
  • 今年は娘の受験だから。(50代・男性)
  • 子供が産まれたため遠出できない。(30代・女性)
  • 今年は孫ができて、遊びに来る。(60代・男性)
  • コロナ等で、仲間の意見がまとまらない。(60代・女性)
  • コロナが心配で楽しめないから。(80代・女性)
  • 去年は金銭的に余裕があったが今年は金銭的余裕がないため。(40代・女性)
  • 入院するから。(40代・男性)

まとめ

今回は、「今年のゴールデンウィーク」の予定についてアンケート調査を実施しました。

去年は7割以上の方が自宅で過ごしていて、外出していても「都道府県内の移動に抑えた」という方が多いようです。
一方で、今年は42.1%の方がゴールデンウィークに「外出する予定がある」と回答していました。

また、去年は「外出しなかった」が、今年は「外出する予定」という方は24.4%でした。
理由としては「自粛ばかりで疲れた」「コロナとの付き合い方がわかってきた」「ワクチンを接種したから」などが挙がっていました。

今年は“Withコロナ”の生活にも慣れ、「感染対策をしっかりして、休みを満喫したい」と考えている方は少なくないようです。

さらに、住んでいる地域内の旅行代金を補助する「県民割(ブロック割)」の期限を延長する方針が発表され、ゴールデンウィークも対象になるかもしれません(4/19時点)。

もしかしたらお出かけにもってこいとなるかもしれない今年のゴールデンウィーク、あなたはどのように過ごしますか?

岩手のご当地調味料「酢の素」が話題!おすすめの「ご当地調味料」を聞いてみた

佐々木朗希選手が“恋しい味”で挙げた「ご当地調味料」に注文相次ぐ

ロッテの佐々木朗希投手が、28年ぶりとなる完全試合を達成しました。
佐々木選手の偉業で、地元・岩手のご当地調味料である「酢の素」が話題になっています。

「酢の素」は、2020年に佐々木投手が球団SNSの質問企画で「関東に来て恋しい味」を聞かれたときに挙げたご当地調味料です。
今回の完全試合の達成を受けて、製造元や岩手のアンテナショップには注文が相次いでいるようです。

通常は4倍に希釈して使用する「酢の素」ですが、地元では原液のまま醤油の代わりに餃子や刺身をつけることもあるそうです。

今回は、全国の男女計1250名を対象に「ご当地調味料に関するアンケート」を実施しました。

「ご当地調味料に関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施
調査対象者 全国の男女
調査期間 2022年4月15日~4月18日
質問内容 質問1:あなたの出身地の都道府県を教えてください。
質問2:地元独自の調味料(ご当地調味料)はありますか?
質問3:その調味料の名前を具体的に教えてください。
質問4:あなたの地元以外の都道府県の調味料で、オススメのご当地調味料はありますか?
質問5:その調味料の名前と、どの地域(都道府県)の調味料か具体的に教えてください。
質問6:その調味料を知ったきっかけを教えてください。
質問7:その調味料はどのように手に入れていますか?
集計対象人数 1250名(30代以下・40代・50代・60代・70代以上 各年代250名)

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

あなたの地元の「ご当地調味料」はありますか?

初めに、ご自身の地元独自の調味料「ご当地調味料」があるか聞きました。

27.0%の方が、地元独自のご当地調味料が「ある」と認識しているようです。

「ある」と回答した方に、具体的な調味料を聞いたので、回答の一部を紹介します。

「地元のご当地調味料」回答

  • ベル ジンギスカンのタレ。(「北海道」50代・女性)
  • 北海道限定めんみ。(「北海道」60代・男性)
  • スタミナ源たれ。(「青森県」40代・女性)
  • しょっつる。(「秋田県」30代・男性)
  • うまいたれ。(「山形県」20代・男性)
  • 合わせ味噌。(「福島県」50代・女性)
  • キッコーマン特選丸大豆しょうゆ。(「千葉県」30代・男性)
  • ヤマサ醤油。(「千葉県」60代・男性)
  • 七味唐辛子。(「東京都」60代・女性)
  • 横浜旨辛オイル。(「神奈川県」40代・男性)
  • かんずり。(「新潟県」10代・女性)
  • いしる。(「石川県」50代・女性)
  • ソースカツ丼用のソース。(「福井県」30代・女性)
  • にんにくトマトラー油。(「山梨県」20代・男性)
  • 八幡屋磯五郎の唐辛子。(「長野県」30代・男性)
  • 静岡万調。(「静岡県」60代・男性)
  • つけてみそかけてみそ。(「愛知県」30代・男性)
  • 八丁味噌。(「愛知県」50代・女性)
  • まめやの味噌。(「三重県」60代・女性)
  • ミエマン伝統の味「伊勢のうどんつゆ」。(「三重県」80代・男性)
  • 舞妓はんひぃ~ひぃ。(「京都府」30代・女性)
  • ツバメソース。(「京都府」60代・男性)
  • 七味唐辛子(「京都府」60代・女性)
  • 旭食品の旭ポンズ。(「大阪府」40代・男性)
  • ハグルマソース。(「大阪府」60代・女性)
  • キトラ醤油。(「奈良県」70代・男性)
  • 湯浅の醤油。(「和歌山県」70代・男性)
  • ホルモンうどんのたれ。(「岡山県」30代・男性)
  • オタフクソース。(「広島県」40代・男性)
  • レモンをベースにした調味料のレモスコ。(「広島県」50代・男性)
  • シマヤだしの素。(「山口県」50代・男性)
  • 和三盆。(「香川県」50代・男性)
  • 甘口醤油。(「福岡県」代・男性)
  • しょんしょん。(「福岡県」40代・女性)
  • 柚子胡椒。(「福岡県」50代・男性)
  • 皿うどんにかける金蝶ソース。(「長崎県」40代・男性)
  • あごだし。トビウオから取っただし。(「長崎県」30代・女性)
  • 赤酒。(「熊本県」50代・男性)
  • カボス胡椒。(「大分県」20代・女性)
  • マキシマム。(「宮崎県」40代・男性)
  • かねよのあまくち醤油。(「鹿児島県」20代・女性)
  • 豚味噌。(「鹿児島県」50代・女性)
  • 与論島きび酢。(「鹿児島県」50代・男性)
  • 雪塩、ゴーヤ塩、コーレグース。(「沖縄県」30代・女性)

地元以外の都道府県のおすすめ「ご当地調味料」は?

ご自身の地元以外の都道府県の「ご当地調味料」でおすすめのものがあるか聞きました。

18.6%の方が、自身の地元以外のおすすめご当地調味料が「ある」ようです。

「ある」と回答した方に、具体的なおすすめのご当地調味料と、その調味料を知ったきっかけを聞きましたので、回答の一部を紹介します。

「地元以外の都道府県のおすすめのご当地調味料と知ったきっかけ」回答

  • 柚子胡椒(大分県)、旅行先の空港で売っていた。(50代・男性)
  • 馬路村のポン酢(高知県)、高知に旅をしたときに出会った。(70代・男性)
  • 島唐辛子(沖縄県)、沖縄旅行に行ったときに沖縄そばにかけたらめちゃくちゃおいしかった。(50代・男性)
  • ばんけみそ(山形県)、道の駅で偶然見つけた。(60代・男性)
  • トムラの焼き肉のたれ(宮崎県)、宮崎に住んでいた時友人に教えてもらった。(40代・男性)
  • かき醤油(広島県)、夫の転勤で広島市に住んだことがあり地元のスーパーで見つけた。(50代・女性)
  • 麦味噌(鹿児島県)、たまたまスーパーに売っていた。(60代・男性)
  • とうがらし醤油(香川県)、物産展。(60代・男性)
  • えごま葉味噌(秋田県)、テレビで見ました。(50代・男性)
  • 料理の友(鹿児島県)、ふるさと納税。(30代・男性)

最後に、地元以外の都道府県のご当地調味料をどのように手に入れているか聞いたので、回答の一部を紹介します。

「地元以外の都道府県のご当地調味料の入手方法」回答

  • お取り寄せ。(30代・女性)
  • 新宿のアンテナショップ。(60代・男性)
  • ネットショッピングか友達にお土産を頼む。(30代・女性)
  • 大分の親戚が定期的に送ってくれる。(50代・男性)
  • 旅行に行ったときに買って帰る。(50代・女性)
  • 青森県までいってお店で買う。(50代・男性)
  • セレクトショップ。(30代・女性)
  • 駅などで購入します。(40代・男性)
  • 沖縄物産の催し。(40代・女性)

まとめ

今回は、ご当地調味料についてアンケートを実施しました。

地元独自のご当地調味料が「ある」と認識している方は27.0%で、地元以外の都道府県のおすすめのご当地調味料が「ある」と回答した方は18.6%でした。

具体的なご当地調味料では、各地の醤油や味噌を挙げる方が多くいました。
地元以外の都道府県のご当地調味料を知ったきっかけについては、「友人に教えてもらった」や「旅行先で食べた」などが挙がりました。

コロナ禍で旅行に行くことを控えている方もいると思いますが、お取り寄せのできる「ご当地調味料」もあるので、食卓でちょっとした旅行気分を味わってみてはいかがでしょうか。

【マスクの着用で歯列矯正が増加?】男性の42.5%、女性の51.7%が「現在、歯並びが気になることがある」

「歯列矯正」をしたことはありますか?

新年度を迎え、職場や学校などで新たな出会いがあった方もいるのではないでしょうか。
かつて「人は見た目が9割」という本が流行しましたが、「見た目」が第一印象に与える影響は少なからずありそうです。

新型コロナの影響で、マスクを付けて過ごすことが当たり前になってきました。
マスク着用で口元を隠すことができるタイミングで歯科矯正を始める方が増えているようです。

歯列矯正には、歯にワイヤーを取り付ける方法やマウスピースを利用した方法などがあります。
ワイヤーを取り付けたことによって食事に制限がかかる場合もあり、歯並びは良くしたいけれど歯列矯正に踏み切れないという方もいるのではないでしょうか。

今回は、全国の男女計650名を対象に「歯列矯正に関するアンケート」を実施しました。

「歯列矯正に関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施
調査対象者 全国の男女
調査期間 2022年4月8日~4月12日
質問内容 質問1:現在、歯並びが気になることはありますか?
質問2:具体的にどのようなことが気になるか教えてください。
質問3:これまでに「歯列矯正」をしたことはありますか?
質問4:どのような方法で「歯列矯正」をおこないましたか?
質問5:おこなった歯列矯正の具体的な方法を教えてください。
質問6:「歯列矯正」をおこなって満足している(良かった)こと・メリットを教えてください。
質問7:「歯列矯正」をおこなって後悔している(良くなかった)こと・デメリットを教えてください。
質問8:「歯列矯正」をおこなっていた(矯正治療の完了までにかかった)期間として、もっとも当てはまるものを選んでください。
質問9:矯正治療の完了までにかかった期間を具体的に教えてください。
質問10:「歯列矯正」にかかった費用を教えてください。
質問11:歯列矯正にかかった費用を具体的に教えてください。
質問12:「歯列矯正」をしてみたいと思いますか?
質問13:その理由を教えてください。
集計対象人数 650名(30代以下・40代・50代・60代・70代以上 男女名65名)

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

47.1%の方が「現在、歯並びが気になることがある」

現在、歯並びが気になることがあるか聞きました。

「気になることがある」と回答した方の割合は47.1%でした。

この回答を男女別に集計するとこのようになりました。

女性では半数以上の方が、現在、歯並びが「気になることがある」ようです。

具体的にどのようなことが気になるのか聞いたので、回答の一部を紹介します。

「現在、歯並びが気になること」回答

  • 前歯が少し前に出ている。(50代・女性)
  • 前歯の片方が少し斜めに生えているため。(30代・女性)
  • 前歯が少しねじれている。(40代・男性)
  • 下の前歯が一部、ハの字に生えてること。(20代・女性)
  • 下の前歯2本が前に飛び出しています。(70代・男性)
  • 八重歯が変な位置にある。(30代・女性)
  • 犬歯がやや目立つ。(30代・男性)
  • 歯が重なっている部分がある。(60代・男性)
  • 隙間がある。(50代・男性)
  • 歯並びがガタガタで歯医者さんで治療していても、磨き残しなどがあると言われた。(40代・女性)
  • かみ合わせが悪い。(70代・女性)
  • 前後にズレていて、かみしめると痛い。(40代・男性)

続いて、これまでに「歯列矯正」をしたことがあるか聞きました。

歯列矯正をしたことが「ある」方は8.9%でした。

現在、歯並びが気になることが「ある」が、これまでに歯列矯正はしたことが「ない」と回答した268名の方に、歯列矯正をしてみたいか聞きました。

「してみたいと思う」という方の割合が51.9%で、「してみたいと思わない」方をわずかに上回りました。

それぞれの回答の理由を聞いたので、一部を紹介します。

「歯列矯正をしてみたいと思う」回答理由

  • 思い切り笑いたい。(60代・女性)
  • 笑った時に歯並びがいいともっと素敵な笑顔に見えると思うから。(20代・女性)
  • コンプレックスがひとつ減るから。(30代・男性)
  • 歯並びがきれいなほうが印象もよくなる気がするから。(30代・女性)
  • 綺麗な歯並びに憧れるから。(50代・女性)
  • 歯並びが良くなることで健康面の改善も期待できそう。虫歯の予防にも役立ちそう。(30代・男性)
  • 噛み合わせを良くして快適に食事したいから。(40代・男性)
  • 隙間をなくしてきれいになりたい。(60代・男性)
  • 口腔内の痛みの原因となるから。(40代・女性)
  • 歯並びが悪いことを指摘されるから。(50代・男性)

「歯列矯正をしてみたいと思わない」回答理由

  • 費用と時間がかかるから。(40代・男性)
  • 痛そうだし、通うのが大変なので。(30代・女性)
  • 矯正するほど気にしてない。(70代・女性)
  • もういまさら意味がないかなと思うし、奥歯なので他人からは分からない。(50代・女性)
  • 気にするほどではないと、歯科医に言われたから。(40代・男性)
  • 年齢的に難しいと思う。(60代・女性)
  • もう手遅れだと感じるから。(40代・女性)
  • 支える歯がもうないので。(50代・男性)
  • 金属アレルギーがあるため、抜歯後に続行不可になることがあると昔言われたから。(40代・男性)

「歯列矯正」にかかった期間や費用は?

これまでに歯列矯正をしたことが「ある」と回答した58名の方に、どのような方法で歯列矯正をしたのか聞きました。

方法については、ワイヤーを歯の表側に付ける「表側矯正」、ワイヤーを歯の裏側に付ける「裏側(舌側)矯正」、上顎側は裏側矯正で下顎側は表側矯正の「ハーフリンガル矯正」、透明で取り外しのできるマウスピースを使う「マウスピース矯正」、治療前半はワイヤー矯正で後半はマウスピース矯正の「コンビネーション矯正」、いずれにも当てはまらない場合は「その他」を選択してもらいました。

もっとも多かったのは、「表側矯正」の44.8%でした。

「歯列矯正」にどれぐらいの期間がかかったのでしょうか?

もっとも多かったのは「1年以上~2年未満」でした。
「5年以上」と回答した方に具体的な期間を聞いたところ、10年かかったという方もいました。

「歯列矯正」にかかった費用についても聞いてみました。

29.3%の方が「100万円以上」かかったようです。
「100万円以上」と回答した方に具体的な金額について聞いたところ、400万円という回答もありました。

実際に歯列矯正をして満足している(良かった)ことや、メリットについて聞いたので、回答の一部を紹介します。

「歯列矯正をして満足している(良かった)こと・メリット」回答

  • 自信をもって笑える。(「ハーフリンガル矯正」20代・女性)
  • 噛み合わせがよくなり、その結果、体の姿勢がよくなった。(「コンビネーション矯正」30代・男性)
  • 歯並びが綺麗で見た目が綺麗になった。(「マウスピース矯正」20代・男性)
  • 前歯の噛み合わせが悪く肉や麺を噛み切れなかったのが、噛み切れるようになった。(「表側矯正」40代・男性)
  • 前歯が少し隣の歯と重なっていたのが解消された。(「マウスピース矯正」40代・女性)
  • 歯磨きが楽になった。(「マウスピース矯正」40代・女性)
  • 全体的に歯並びが良くなり口内炎ができなくなった。(「裏側(舌側)矯正」50代・女性)
  • 歯が健康になったと思う。(「表側矯正」60代・男性)

反対に、歯列矯正をして後悔している(良くなかった)ことやデメリットについても聞いたので、回答の一部を紹介します。

「歯列矯正をして後悔している(良くなかった)こと・デメリット」回答

  • 価格が高い、長い期間がかかる。(「コンビネーション矯正」70代・女性)
  • 目立つ。痛い。(「表側矯正」40代・女性)
  • 矯正したては歯が痛く、物が食べれないこと。(「コンビネーション矯正」30代・男性)
  • 矯正器に舌が当たるし、喋りにくい。(「表側矯正」20代・女性)
  • 矯正中の歯磨きが難しくて虫歯になったこと。(「表側矯正」20代・女性)
  • あまり矯正されなかったこと。(「マウスピース矯正」50代・女性)
  • また、元の歯列に戻ってしまった。(「コンビネーション矯正」60代・女性)
  • 歯を削っているので歯が弱っている。(「表側矯正」60代・男性)

まとめ

今回は、歯並びに関するアンケートをおこないました。

現在の歯並びについて、47.1%の方が「気になることがある」ようです。

現在、歯並びが気になることが「ある」が、これまでに歯列矯正はしたことが「ない」と回答した方に、歯列矯正をしてみたいか聞いたところ、51.9%の方が「歯列矯正をしてみたい」と回答しました。

「歯列矯正をしてみたい」理由について聞いたところ、「思い切り笑いたい」といった笑顔にまつわる回答が多く挙がりました。
一方、「歯列矯正をしてみたいと思わない」理由で多かったのは、費用や時間がかかるというものでした。

歯列矯正は専門的な資格はなく、歯科医師の資格があれば誰でもおこなえます。
そのため、実は歯列矯正は得意ではないという歯科医もいるようです。
「思ったようにならなかった」といったトラブルを避けるためにも、日本矯正歯科学会の認定医制度などを参考に自分に合う医師や方法を探してみてはいかがでしょうか。