トレンド調査

【買い占め問題】買い溜めをした人の9割は「デマ」だと知っている

品薄・品切状態による混乱が続いている

新型コロナウイルス感染者は日に日に増え続け、それに関する報道がやみません。
街中では、マスクが長く品薄状態となっています。また、“次はトイレットペーパーが不足する”とのデマ情報が発端で、今度はトイレットペーパーが品薄状態となりました。さらに、お米、カップ麺などの食品類も商品棚から消えました。
こうした品薄状態が続く商品を購入するために、多くの人が開店前から並んで列を作り、開店と同時に品切になる……といった悪循環が続いています。

今回は、お店の商品棚から商品が姿を消す「買い占め問題」について調査しました。

「新型コロナウイルスに関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を始め複数の調査サービスを利用して調査を実施
調査対象者 全国の男女
調査期間 2020年3月3日~3月4日
質問内容 質問1:あなたがこの一ヶ月以内で、通常より多く買い溜めしたものがありますか?
質問2:マスクやトイレットペーパー、食品などが「今後不足する」という情報は、“デマ”だということを知っていますか?
質問3:今回の各商品の品薄・品切状態は、“買い占め”行為が引き起こしている、と言われていることを知っていますか?
質問4:デマと知ったうえで買い溜めをする理由を教えてください。
集計対象人数 958人

買い溜めをする人は25.7%

まずは、どのくらいの方が通常時より多く購入する「買い溜め」をしているのか聞いてみました。

2302-1

この一ヶ月以内に買い溜めをした方は23.3%でした。
割合で言えば決して多くはないようです。

続いて、買い溜めをした方に、各商品が「今後不足する」という情報のほとんどがデマだということを知っているか聞きました。

2302-2-2

91.5%の方が「知っている」と回答しました。

さらに、今回の品薄・品切状態となっている商品の多くは「“買い占め”行為が引き起こしている」と言われていることを知っているかを聞いたところ、下図のとおり90.6%の方が「知っている」と回答しました。

2302-3-3

買い溜めをする方に、デマと知りながら買い溜めをする理由を聞いているので、最後にその一部を紹介します。

買い溜めをする理由

  • デマと分っていても、実際に店で売っていないから。(40代・男性)
  • 本当に必要な時に無いと困るので。(50代・男性)
  • 外出の頻度を少なくして感染のリスクを減らしたい。(30代・女性)
  • あっても腐るものではないので。(50代・女性)
  • ここで震災が来ないとも限らないから。(40代・男性)

「品薄状態だから売っている時に買い溜めをする」という内容の意見が多くありました。

品薄状態ばかりがクローズアップされてしまいますが、マスクは都度供給されていますし、トイレットペーパーも日本国内だけで十分な量が作られています。食品類も、特に不足することはなく、むしろ休校となった学校への給食として使われるはずだった食材は余っているほどです。
このような時だからこそ、助け合い・譲り合いの気持ちや冷静な判断・行動が必要になるのではないでしょうか。

【平成の名曲】今後メディアは「自粛しなくてよい」が82%

名曲の作者が罪を犯した場合どうするべき?

2020年2月13日、歌手の槇原敬之さんが「2018年4月に自宅マンションで覚醒剤・危険ドラッグを所持していた」として、逮捕されました。1999年にも覚醒剤所持の現行犯で逮捕されており、今回の逮捕は二度目となります。
槇原さんの作った楽曲が使われているテレビ番組は多く、各局は別の曲に差し替えるなどの対応に追われました。

槇原さんは、シンガーソングライターであるのと同時に、他アーティストへの楽曲提供もおこなっていましたが、その中の一つに、SMAPへ提供した「世界に一つだけの花」があります。この曲はさまざまなところで流れ、歌われ、教科書にも載る“名曲”となりました。

この平成の名曲の使用を、今後メディアは自粛するべきでしょうか。
みなさんの考えを聞いてみました。

「新型コロナウイルスに関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を始め複数の調査サービスを利用して調査を実施
調査対象者 全国の男女
調査期間 2020年2月19日~2月21日
質問内容 質問1:今後、メディアは、「世界に一つだけの花」を流すことを自粛するべきだと思いますか?
質問2:そう思う理由を教えてください。
集計対象人数 300人(20代以下・30代・40代・50代・60代以上:男女各30人)

8割以上が「自粛しなくてよい」

2278-1-2

82.0%が「自粛しなくてよい」と回答しました。

自粛を「するべき」と「しなくてよい」、それぞれの回答者に回答の理由を聞いているので、一部を紹介します。

「自粛するべき」派の回答理由

  • 逮捕されたのだし全部片付くまではやめたほうがよい。(30代・女性)
  • 一度目ならまだ良かったかもしれないけど、二度目なら自粛したほうがいい。(40代・男性)
  • 「名曲だね。でもこの曲を作った人は、薬を使った人だよ」とは子供にいえない。(40代・女性)
  • いい歌ですけど、それが慣例。作る方も歌う方も社会的責任を負うべき。(50代・男性)
  • 犯罪者に印税を渡すことはない。(60代・男性)

「自粛しなくてよい」派の回答理由

  • SMAPの曲だから SMAPが歌っている声ならいいと思います。(30代・女性)
  • この曲は、確かに槇原氏の曲ですが、すでにそれ以上知名度がある曲となっていると思います。確かに印税など槇原氏に入る訳だけど、この曲に限っては独り立ちしてると感じています。(50代・女性)
  • 「見たくない出演者が出ていたら見なければいい」と同じで、「聞きたくない音楽が流れたら聞かなければいい、番組を変えればいい」と思うから。そもそもテレビ局とかはクレームを恐れての対応だと思いますが、「聞きたくない人の意見」は聞いて、「聞きたい人の意見」は聞かないんですか?って事になりませんか?(30代・男性)
  • 教科書にも載ってんのに今更…。海外では薬物で捕まってても普通に活躍できてるし、関係ない人間が騒がないでほしい。(30代・女性)
  • 極端な自粛は音楽業界を衰退させてしまう。また、その方の曲で得た収益を薬物依存症対策支援に回すなど、いくらでも方法はある。(20代・男性)

「聞きたくない人」は確かにいますが、「聞きたい人」はそれ以上に多く、強い思いもあるようです。

【新型コロナ】ウイルス対策の基本方針、8割が「内容が不十分」と回答

新型コロナウイルスの基本方針、8割が内容が不十分と回答

新型コロナ、対応は十分?不十分?

世界中で新型コロナウイルスが猛威を振るっています。
各国が対策に追われる中、日本でも2月25日に「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」が加藤厚生労働大臣から発表されました。
テレワークの推進やイベントの再検討を呼びかけています(翌26日に大規模なスポーツ・文化イベントについては中止・延期・規模の縮小などをするよう改めて要請しました)。

この発表をみなさんがどのように受け止めているのかを聞いてみました。

「新型コロナウイルスに関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を始め複数の調査サービスを利用して調査を実施
調査対象者 全国の男女
調査期間 2020年2月26日~2月27日
質問内容 質問1:2月25日に加藤厚生労働大臣から発表された「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」の内容について、詳しく知っていますか?
質問2:「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」の内容について、十分だと思いますか?(質問1で「詳しく知っている」「概要は知っている」と回答した方に)
集計対象人数 1248人

28%が「基本方針の内容を知らない」

まずは、25日に発表された基本方針について知っているかを聞きました。

新型コロナウイルス対策基本方針、知ってる?

「詳しく知っている」と回答した方が11.6%、「概要は知っている」が60.1%、「ほとんど知らない」が28.3%となりました。

続いて、「詳しく知っている」「概要は知っている」と回答した895人に発表された基本方針の内容について十分だと思うかを聞きました。

新型コロナウイルス対策基本方針、十分だと思う?

「十分だと思う」と回答した方は15.6%にとどまり、「十分だと思わない」と回答した方が84.4%となりました。

未知のウイルスによって混乱が生じる様子は、9年前の東日本大震災を思い出さずにはいられません。
当時と同じように経済活動に影響が出たり、デマが発生したり、少しずつ混乱が広がっています。
適切な情報を入手して「正しく怖がる」ということを忘れずに生活を続けていきたいところです。

【伝説のアイドル】最も人気があったのはあのグループ!!

最も人気のアイドルは?

「アイドル戦国時代」と言われて久しい現代ニッポン。
ちょうど一ヶ月前にはジャニーズ事務所から同日に「SixTONES」「Snow Man」という二組のアイドルグループがデビューして話題となりました。最近では、番組の企画によりタレントのクロちゃんのプロデュースで誕生したアイドルグループ「豆柴の大群」のYouTube企画が盛り上がりました。
“戦国時代”とあまり聞かなくなった現在もアイドルは次々と生まれ、それぞれが輝き、しのぎを削りながらエンターテインメントを提供してくれます。

今も昔も、その時代その時代にさまざまなアイドルたちが生まれてきましたが、どのアイドルが人気だったのでしょうか。
そこで、時代を問わず、「最も人気がある、またはあったと思うアイドル」を各世代の方に聞きました。

「伝説のアイドルに関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を始め複数の調査サービスを利用して調査を実施
調査対象者 全国の男女
調査期間 2020年2月9日~2月10日
質問内容 質問:あなたが思う「世の中で最も人気のある(あった)アイドル」を教えてください。
※どの時代の人・グループでも構いません。
集計対象人数 500人
(30代以下:男女各100人、40代・50代・60代以上:男女各50人)

1位は、解散してからも話題が尽きないあのグループ

「あなたが思う『世の中で最も人気のある(あった)アイドル』」を自由回答してもらいました。
※グループのメンバー個人が回答された場合、グループの回答には含めず集計しています。

2160-グラフ

男女250人ずつの計500名に回答してもらったところ、最も回答の多かったアイドルは「SMAP」でした。SMAPは、平成で最も売り上げたシングル曲を持つグループでもあります。
本人たちは「オンリーワンでいい」と歌っていますが、名実ともにNo.1のグループだったと言えるのではないでしょうか。

【ゲーム規制】香川県の条例案、年代と「ゲーム愛」によって賛否が分かれる!?

香川県の条例案、年代と「ゲーム愛」によって賛否が分かれる!?

話題の「ゲーム規制条例」、賛否分かれる!

最近、香川県議会が検討しているある条例案が話題になっています。
「18歳未満のゲーム時間は1日60分を上限とする」「中高生はスマートフォンの夜間使用を控える」などの内容が盛り込まれた「ネット・ゲーム依存症対策条例(仮称)」です。

インターネットやゲームへの「依存」から子どもたちを守るため、ということで県や学校、そして保護者の責務規定した条例案が検討されています。

これに対して、香川県の高校生が撤回を求め署名を議会に提出したり、ネット上で賛否様々な議論が繰り広げられたりしています。

今回は、皆さんはこの条例案をどのように思われているのか聞きました。

「教育に関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を始め複数の調査サービスを利用して調査を実施
調査対象者 全国の20歳以上の男女
調査期間 2020年2月19日~2月20日
質問内容 質問1:あなた自身は、ゲームは好きですか?
質問2:この条例について、あなたは賛成ですか?反対ですか?(前段で上記のような内容を紹介)
集計対象人数 1047人

「ゲーム規制条例」、上の年代ほど賛成が多い

今回のアンケートでは、香川県の条例案について賛成・反対を聞きました。
有効回答を得た1047人の回答を年代別に集計した結果がこちらです。

香川県のゲーム規制条例案、どう思う?

短い期間での実施だったため、各年代の人数にはばらつきがありますが、年代が上がるほど「賛成」の割合が高くなっていることがわかります。

「ゲーム規制条例」への賛否はゲーム愛によって分かれる?

質問1では、ゲームについて「好き」「好きではない」「どちらでもない」と選んでいただいており、そのうち「好き」「好きではない」と回答した方々についてそれぞれ集計をするとこのようになりました。

まずは、「ゲームが好き」と回答した方。
香川県のゲーム規制条例案、どう思う?(ゲーム好き)

そして、「ゲームは好きではない」と回答した方のグラフがこちらです。
香川県のゲーム規制条例案、どう思う?(ゲーム好きではない)

こちらも人数のばらつきが大きいのですが、ゲームが「好き」と回答した方々では条例に「反対」と回答した割合が高くなり、「好きではない」と回答した方々では「賛成」と回答した割合が高くなりました。
(唯一60代のみ、ゲームが「好き」でも「賛成」が多数派となりました。)

「スーパーファミコン世代」で今もスマホのゲームやテレビゲームを適度に(適度に、です!)楽しんでいる筆者としてはとても複雑な話題ですが、どのような着地になるのでしょうか。みなさんはどのように考えるでしょうか?

【映画】「映画館で観た」は4割、「一本も観ていない」も3割

映画観た?

盛況の映画市場、4割の人が映画館を利用していた!

2020年2月10日(日本時間)、アメリカ・ハリウッドで第92回アカデミー賞の授賞式が行われました。

韓国映画『パラサイト』がアジア映画初の作品賞を受賞したり、松たか子さんが日本人として初めてステージで歌唱を披露したり、話題満載の授賞式となりました。

日本でも、一時期は「映画離れ」などと叫ばれたこともありましたが、2019年は興行収入・入場者数ともに過去の最高記録を更新するなど、映画業界はアツい時代を迎えているようです。

一方で、動画配信サービスがもはや私たちの生活に定着しつつあり、映画館を訪れずとも映画を気軽に楽しむこともできるようになってきました。

今回は、皆さんはどのように「映画」を楽しんでいるのか調査してみました。

「エンターテイメントに関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を始め複数の調査サービスを利用して調査を実施
調査対象者 全国の男女
調査期間 2020年2月13日~2月14日
質問内容 質問1:この一年間、どこで映画を観ましたか?
集計対象人数 979人

4割が映画館を利用!映画「観ない」派も3割

この一年間で、どこで映画を観たのかを聞いてみました(作品は新旧問わず)。

この一年間、どこで映画観た

当てはまるものすべてを選ぶ「複数回答」の形式なので重複している方もいますが、「映画館で観た」と回答した方は39.6%、「家で観た」方は54.7%となりました。
最近電車に乗っているとよくスマホで映画を観ている方を見かけるような気がしますが、「移動中に観た」と回答した方は5.4%となりました。

一方で、この一年間新旧問わず「映画を一本も観ていない」という方も31.5%となりました。

【バレンタインデー】義理チョコをもらう男性、半数は「うれしくない」

愛が深まる日? バレンタインデー

2月14日はバレンタインデーです。
日本のバレンタインデーといえば、長年「女性から好きな男性へチョコレートを渡す日」としてお馴染みでしたが、近年では女性同士で渡し合ったり、男性から女性、男性から男性へ渡したりするなど、「女性から男性」という向きだけのイベントではなくなってきました。

今回は、そんなバレンタインデーについて調査しました。

「建国記念の日に関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を始め複数の調査サービスを利用して調査を実施
調査対象者 全国の60歳未満の男女
調査期間 2020年2月5日~2月8日
質問内容 質問1:今年のバレンタインデーでは、意中の人に「本命チョコ」をあげますか?
質問2:今年のバレンタインデーでは、義理チョコをあげますか?
質問3:義理チョコをもらったら嬉しいですか?
集計対象人数 1,000人(男女500人ずつ)

4割の女性は、意中の人がいても渡さない

まずは、「本命チョコ」を意中の人に渡すのか聞きました。

2036-1-2

意中の人がいるという方のうち、女性の4割が「あげない」と回答しました。
一方、13.9%の男性が「あげる」と回答しました。

つづいて、「義理チョコ」について聞きました。

2036-2

女性の35.8%が「あげない」と回答しました。
本命義理含め、バレンタインデーにチョコを渡すという女性は、全体の半数以下ということになります。

女性のほうが義理チョコをもらえると「うれしい」

義理チョコをもらう側の気持ちについても聞きました。

2036-3

女性では、過半数の68.2%の方が「うれしい」と回答しました。
その理由には、「チョコが好きだから」「あげようと思ってくれる気持ちが嬉しい」などがありました。

対して男性では、ちょうど真っ二つに分かれる形となりました。
「うれしい」理由には、女性と同様に「チョコが好き」「気持ちがうれしい」などがありましたが、一方の「うれしくない」理由には、「チョコが好きではない」「あくまでも義理であって本命ではないから」など、うれしい理由への“反対意見”のような回答が多くありました。
また、「お返しが面倒」「お礼にお金がかかる」といった、3月14日のホワイトデーをネガティブに意識したと見られる回答も多くありました。

【令和初・建国記念の日】日本の「建国」のこと知っていますか?

2月11日は建国記念の日です。
建国記念の日とは、内閣府によると「建国をしのび、国を愛する心を養う」日と定められています。

もともとは、明治政府が「初代天皇である神武天皇が即位された日」として「紀元節」という祭日と定めていた日でしたが、戦後、GHQが神話や天皇との繋がりの強い祭日を廃止したため、一旦はなくなりました。
しかし、国民の間で紀元節復活の動きが高まり、昭和41年に「建国記念の日」として復活しました。

今年の建国記念の日は、令和初の建国記念の日です。
だからといって何が変わるというわけではありませんが、「建国をしのび、国を愛する心を養う日」ということを、あらためて意識してみたくなるような気がします。

日本の「建国」を知る人は少ない

日本の「建国記念の日」という祝日が「2月11日」であることは、多くの人が知っていることだと思いますが、日本の「建国」が何のことを指しているか知っている人は、どのくらいいるのでしょうか。

「建国記念の日に関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を始め複数の調査サービスを利用して調査を実施
調査対象者 全国の男女
調査期間 2020年1月27日~1月30日
質問内容 質問1:日本では、2月11日は「建国記念の日」と定められていますが、この「建国」とは何のことを指しているか知っていますか?
質問2:「建国記念の日」とは何を記念する日ですか?
集計対象人数 1,010人

1954-1

58.5%の方が「知らない」と回答しました。過半数は知らないという結果となりました。

前述のとおり、「建国記念の日」とは「紀元節」を由来としており、「日本の建国」とは初代天皇が即位されたことを指しています。
そこで、日本の「建国」とは何のことを指すか「知っている」と回答した方に、「建国記念の日」とは何を記念する日であるかきいてみると、次のような回答がありました。

「建国記念の日」とは、何を記念する日ですか?
  • 「日本書紀」が伝える初代天皇である神武天皇即位の日
  • 建国をしのび、国を愛する心を養う日
  • 紀元節の復活
  • 憲法の制定
  • 明治天皇の誕生日
  • 天照大神が天地を創造した

以上のように、初代天皇の即位や紀元節とは無関係な内容を挙げている方も多くいました。「建国」とは何のことを指しているか「知っている」という方の中にも、“正しく”知っている方は少ないようです。

そこで今回は、「初代天皇の即位」という内容であれば「正解」とし、それ以外の回答を「不正解」として集計したところ、このようになりました。

1954-2

正解者は35.1%でした。
これは、建国が何のことか「知らない」という方も含めた全体の割合でいうと、14.6%にあたります。

※建国記念の日は、「紀元節」や「紀元節の復活」を記念する日ではないため、そのような回答は今回は不正解としました。

建国記念の日は、昭和41年以降毎年必ずありました。しかし、日本の建国のいわれなどについては、知らない方が大半のようです。

ちなみに、建国記念の日は「記念日」ではありません。
これは2月11日が、日本書紀において神武天皇が即位されたと記載されていた「辛酉年春正月庚辰朔(紀元前660年1月1日)」から“算出された”日付であることや、神話の内容であるため事実と断定しにくい部分があることなどの理由により、「記念日」と言い切ることが難しいからです。
そのため、あくまで「建国を祝う日として定められた日」ということで「記念の日」となっています。

昨年の5月に天皇陛下が即位され、令和の時代が始まりました。そして、今年の建国記念日は令和最初の建国記念の日です。神武天皇から数えて第126代となる天皇陛下と迎える最初の2月11日は、これまでより一層「建国をしのび、国を愛する心を養う日」としてみてはいかがでしょうか。

【新型コロナウイルス】「とても不安」は7割、でもマスク着用は5割

新型コロナウイルスでマスクが足りない!

2020年1月のお正月ムードが落ち着いた頃から、文字通りとてつもないスピードで、新型コロナウイルスが世界中に広がっています。

この記事を書いている時点では、横浜に停泊中のクルーズ船内の状況が心配されているところですが、国内外問わずさまざまなところで新型コロナウイルスへの警戒が日に日に強まっているように感じます。

そんな中、注目されているのがマスクです。
店舗では売り切れ、ネットでは高額転売、一方で通常通り販売されているお店もあるなど、ウイルスというよりもマスクをめぐって混乱が起きているという感もあります。

このコロナウイルスとマスクの現状について、皆さんはどう思っているのか、聞いてみました。

「マスクに関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を始め複数の調査サービスを利用して調査を実施
調査対象者 全国の男女
調査期間 2020年2月4日~2月5日
質問内容 質問1:外出時等にマスクを着用していますか?
質問2:新型コロナウイルスについて、どう思いますか?
集計対象人数 1,023人

7割がコロナウイルスに不安を抱いているが、マスク着用は約半数

まずは、回答者のマスク着用率を調べてみました。

マスク着用率は?

外出時等のマスク着用について、「する」「することが多い」を合わせると52.9%となりました。
ちなみに参考データレベルですが、1月中旬、まだ新型コロナウイルスについての報道が本格化する前にインフルエンザ関連のアンケート内でマスクの着用について聞いた際には、「マスクをしている」を回答していたのは約4割でした。

続いて、新型コロナウイルスに対しての不安を聞いてみました。

コロナウイルスどう思う?

「とても不安」「どちらかといえば不安」と回答した方が合わせて74.3%となりました。
「どちらかといえば気にしていない」が18.8%、「気にしていない」が6.9%でした。

さらに、新型コロナウイルスへの不安と、マスク着用の有無をかけ合わせたグラフはこのようになりました。

コロナウイルス×マスク

ウイルスについて「とても不安」と回答した方のうち、マスクを着用「しない」という方は12.5%でした。

新型コロナウイルスに不安を感じている方ほど、マスクの着用を心掛ける方が多い傾向が見られました。着用「する」方の割合は「とても不安」が最も多く、50.1%となっています。
一方で、それ以外の49.9%の方は、「とても不安」であっても必ずしもマスクの着用をするわけではない、という結果となりました。

【不倫】芸能人の謝罪会見が必要ないのは、もう見たくないから?

芸能人の不倫、謝罪会見の必要性は?

芸能人の不倫問題が、定期的に話題となります。その芸能人のイメージや露出度、その他もろもろの事情によって取り上げられ方の大きさに違いがありますが、決まって注目されるのは「当事者のコメント」、そして「謝罪会見」です。

不倫の謝罪会見の必要性については以前から疑問視されており、それについてのアンケートなども度々おこなわれてはいますが、今回改めて「謝罪会見の必要性の有無」についてと、そこからもう少し掘り下げた調査をしたので、その結果を紹介します。

「不倫に関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を始め複数の調査サービスを利用して調査を実施
調査対象者 全国の男女
調査期間 2020年1月23日~1月26日
質問内容 質問1:芸能人が不倫をした場合、謝罪会見は必要だと思いますか?
質問2:その回答の理由を教えてください。
質問3:不倫をした芸能人をその後、「見たくない」と思いますか?
質問4:その回答の理由を教えてください。
質問5:あなたは結婚していますか?
質問6:不倫をしたことがありますか?
集計対象人数 1,200人(男女600人ずつ)

「会見不要」は75%、「その後見たくない」は40%

まずは、謝罪会見が必要だと思うか聞きました。

会見

今回の調査では、75.2%が必要だと「思わない」と回答しました。多くの方が謝罪会見を必要としていないという結果となりました。

つづいて、不倫をした芸能人をその後「見たくない」と思うかを聞きました。

見たくない

40.7%が「思う」と回答しました。
不倫をした芸能人をその後見たくないという方は、半数には満たないものの、決して少なくはないようです。

この回答を、「謝罪会見の必要性」についての質問の回答別で集計してみました。

必要性別見たくない

謝罪会見が「必要だと思う」方のうち、不倫をした芸能人を「見たくないとは思わない(=見てもよい)」という方は40.9%となりました。謝罪会見を求める方の中には、「きちんと謝れば、その後の活動は受け入れられる」という方が多いと言えるのかもしれません。

一方で、会見が「必要だと思わない」方の34.6%は、その後は「見たくない」と回答しています。この方々の「見たくない」理由には、「そういう人間なんだと知ると見ていて不快に感じるから」「見る必要がない。誰かに見ていただく仕事をすべきではない」などがありました。

「謝罪会見をする必要がない」という考えの中には、好意的なものだけではなく、「どちらにしても許さないから、謝罪会見をする必要がない」という厳しいものも多いようです。

自身の不倫経験との関係は?

ここからは、回答いただいたみなさんの不倫経験も踏まえて紹介します。

まずは、不倫の経験について聞いた結果です。ここでの「不倫」とは、「自身が独身で相手が既婚者だった場合」も含めて聞いています。

不倫経験

17.1%の方があると回答しました。

つづいて、前項で紹介した「不倫をした芸能人をその後『見たくない』と思うか」の回答を、自身の不倫経験別で集計した結果がこちらです。

経験別見たくない

「思わない(=見てもよい)」と回答した方は、「不倫経験なし」では56.0%だったのに対し、「不倫経験あり」では75.6%でした。
自身に不倫経験があるほうが、芸能人の不倫に対して寛容な方が多いと言えそうです。

【いろいろあったけど】2020年大河ドラマ『麒麟がくる』は高評価でスタートしていた!

大河ドラマ『麒麟がくる』いよいよスタート!

一年間を通して放送されるNHK大河ドラマ。
昨年は、前回の東京オリンピックをテーマにした『いだてん』が放送され、その内容に賛否両論が巻き起こりました。

2020年は、明智光秀を主役にした『麒麟がくる』。
放送開始前から出演者の不祥事にまつわるバタバタが大きく話題になっていましたが、当初の予定より2週遅れて1月19日からついに放送が始まりました。

放送前はバタバタのことばかりが取り沙汰されてしまいましたが、戦国時代を描く大河ドラマとしては初めての全編4K撮影であることや、謎の多い存在であった明智光秀を主人公に据えて彼の人間像に迫るという意欲作であることなど注目ポイントは多い作品です。

その話題性も相まって高視聴率を記録し、スタートダッシュを成功させたとも言える『麒麟がくる』ですが、実際に番組を見た人の感想はどうだったのでしょうか?

今回は大河ドラマ『麒麟がくる』について聞いてみました。

「大河ドラマに関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を始め複数の調査サービスを利用して調査を実施
調査対象者 全国の男女
調査期間 2020年1月28日~1月29日
質問内容 質問1:今年のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』を観ていますか?
質問2:『麒麟がくる』の現段階でのあなたの評価を教えてください。
質問3:あなたが『麒麟がくる』を観た方法に当てはまるものをすべて選んでください。
集計対象人数 1,267人

『麒麟がくる』、7割が「面白い」と評価!

はじめに、『麒麟がくる』をどのくらいの方が観たのかを聞きました。
麒麟がくる、観ていますか?

調査実施時点では2話までが放送されました。
1話も2話も観たという方が、回答者の21.7%と発表されている視聴率と近い結果となりました。

実際に観た人に現段階での評価を5段階で聞いたところ、このような結果になりました。

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「面白い」「どちらかといえば面白い」を合わせると73.5%。
7割以上の方が良い評価をしました。
かなり高い評価を得ていると言えるのではないでしょうか。

4Kはまだまだ・・

現在、大河ドラマは地上波に加えて、BS、BS4K、さらにNHKオンデマンドやNHKオンデマンドを扱っている動画配信サービスなど、さまざまな方法で観ることが可能です。
そこで、『麒麟がくる』をどの方法で観ているのかを聞きました。

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今回の調査では、圧倒的に地上波での視聴が多くなりました。
本放送だけでなく、地上波の再放送や録画での視聴も多くいらっしゃいました。

一方で、BS4Kで視聴した方は1%未満となりました。
『麒麟がくる』は地上波でもかなり色鮮やかな映像が話題になりましたが、その鮮やかさを最もよく表現した4K放送は残念ながらまだまだ届いていないようです。

放送が遅れたことに加え、東京オリンピック・パラリンピックの開催時期には放送が休止となるため、例年よりもかなり放送回数が少ない『麒麟がくる』。
それでも、まだまだ長い物語は始まったばかりです。

どのような明智光秀が描かれていくのか、楽しみですね。
(筆者はまだ録画したまま観れていない派です・・)

【いまや冬の風物詩】節分に恵方巻を食べますか?

「恵方巻」の風習は定着しているのか

年が明けてお正月ムードが薄れてくると毎年、飲食店や小売店による「恵方巻商戦」が始まります。

恵方巻とは、節分の日に恵方(歳徳神がいるとされる方向、吉方)に向かって食べる巻き寿司、またはその風習のことで、その食べ方には「願いことを思い浮かべながら無言で食べきる」「笑いながら食べる」など地域によっても違いがあるようです。

恵方巻を食べる風習はもともと全国的ではなく、関西地方のみでおこなわれているものでした。1990年代から一部のコンビニが、「恵方巻」という巻き寿司を全国販売したことで広まり始めた、比較的新しい風習です。

定着したように見える恵方巻ですが、近年では、各店舗での売れ残りの廃棄についても毎年問題視されるようになってきました。恵方巻は、「生産者側」が考えているほど「消費者側」ではまだまだ一般的な風習ではないのでしょうか。

そこで、どの程度の方が恵方巻を食べるのか調査してみました。

「恵方巻に関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を始め複数の調査サービスを利用して調査を実施
調査対象者 全国の男女
調査期間 2020年1月24日~1月27日
質問内容 質問1:今年の「恵方巻」について、あなたが最も当てはまるものを選んでください。
質問2:今年の恵方を知っていますか?
質問3:今年の恵方をお答えください。
集計対象人数 1,717人

約5割は恵方巻を食べる

まずは、恵方巻を食べるのか聞きました。
グラフ1-3

今回の調査では、「予約注文する(した)」方が8.3%、予約はしないものの「当日は食べる」という方が39.4%と、合わせておよそ5割の方が、「今年は恵方巻を食べる」という結果となりました。

また、恵方巻を食べる方の大半が「予約注文はしない」との回答でした。予約状況だけでは節分の当日にどれだけの方が購入するかわからないことを踏まえると、生産者側が過剰に供給してしまうのも致し方ないことなのかもしれません。

いずれにしても、半数近くの方がおこなう風習であれば、十分に「一般的な風習」と言えるのではないでしょうか。

ところで、「恵方」をわかっていますか?

さて、およそ半数の方がおこなっている風習「恵方巻」ですが、恵方巻を食べる時は「恵方」を向く必要があります。恵方は「歳徳神がいるとされる方向」とされていて、毎年変わります。
ちなみに2020年は「庚(かのえ)」の方向となり、「西南西のやや西」にあたります。360°式では「255°」の方位です。
この恵方をわかっている方はどの程度いるのでしょうか。

恵方巻を「食べる」という方818名に、まずは恵方を知っているか聞きました。

グラフ2

18.8%の方が「知っている」と回答しました。

続いてその方に、今年の恵方がどの方向であるか答えていただいたところ、次のような結果となりました。

グラフ3

「庚(かのえ)」「西南西のやや西」「西南西」「255°」、以上のいずれかを回答すれば正解としたところ、正解者は74.7%という結果となりました。

不正解だった25.3%の方は、誤った方向を恵方だと思っている状態です。このまま間違った認識でいると、歳徳神様がいない方向を向いて巻き寿司を食べてしまうという残念な結果となりかねないので、節分までに何とか恵方を正しく知っていただきたいものです。

恵方巻は、半数の方がおこなう一般的な風習ではありますが、裏を返せば半数はおこなっていないものでもあります。今後、恵方巻を食べる方が増えることは考えられますが、これまで生産者側の供給過多であったことは否めないので、この点を今一度見直していただき、消費者側が恵方巻を心から楽しめるようになることを切に願います。

【国会招集】2020年通常国会に期待していますか?

2020年通常国会に期待しているのは約3割

2020年1月20日、通常国会が招集されました。

補正予算案・新年度予算案の成立をはじめ、さまざまな法案についての審議が予定されていますが、同時に野党からの汚職事件や「桜を見る会」などへの激しい追及も予想されます。

今回の調査では、国会や政権について聞きました。

「政治に関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を始め複数の調査サービスを利用して調査を実施
調査対象者 全国の男女
調査期間 2020年1月21日~1月22日
質問内容 質問1:今期の通常国会に期待していますか?
質問2:現在の安倍政権を支持していますか?
集計対象人数 1,074人

通常国会に期待を寄せている人は3割

まずは単刀直入に、今期の通常国会に「期待」しているのかどうかを聞きました。

通常国会に期待している?

今回の調査では、「期待している」と回答した方は27.5%となりました。
多くの方が「期待していない」と回答しています。

つづいて、現在の安倍政権についての支持・不支持も伺いました。

安倍政権を支持していますか?

「支持している」と回答した方は27.7%と「支持していない」が15ポイントほど上回りました。

政権支持者も国会に期待する人は約半数

最後に、国会に期待する割合を政権への支持・不支持別に集計しました。

政権支持×国会期待

安倍政権を「支持する」と回答した方で、通常国会に「期待している」と回答した方は59.4%、
「支持しない」と回答した方で通常国会に「期待している」と回答した方は13.2%となりました。

通常国会の会期は150日間、6月17日までの予定です。

【2020シーズンも流行中】インフルエンザ対策していますか?

インフルエンザ対策してますか?

インフルエンザ、予防接種は必要ない!?

例年秋から春にかけて猛威を振るうインフルエンザ。
令和初の年またぎとなった2019年から2020年にかけても流行が確認されています。

そこで日本トレンドリサーチでは、インターネットアンケートで全国の方にアンケートを実施、インフルエンザの予防接種やマスクの着用について調査してみました。

「季節に関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を始め複数の調査サービスを利用して調査を実施
調査対象者 全国の男女
調査期間 2020年1月16日~1月17日
質問内容 質問1:今シーズン(2019年秋以降から現在まで)、インフルエンザの予防接種を受けましたか?
質問2:予防接種を受けていない理由について最も当てはまるものを選んでください。
質問3:今シーズン、外出時などにマスクを着用していますか?
※10問程度実施した中から抜粋
集計対象人数 1,086人

予防接種実施率は3割程度

まずは、今シーズン(2019年秋以降から調査時点まで)にインフルエンザの予防接種を受けたかどうかを聞きました。

インフルエンザの予防接種受けた?

今回の調査では、インフルエンザの予防接種実施率は30.7%となりました。
7割の方が「受けていない」と回答しています。

「受けていない」と回答した方には続けてその理由も聞きました。

インフルエンザの予防接種受けていない理由

予防接種自体を「必要ないと思っている」という回答が最も多く、62.4%となりました。

毎年「流行している」とされるインフルエンザですが、それでも「自分とは関係ない」と考える方が多いようです。

外出時のマスク着用は4割

外出時のマスク

「外出時にマスクを着用している」と回答した方は、39.5%。
インフルエンザの予防接種よりは1割程度多い結果となりました。

「予防接種はシーズンに入る前に受けないと意味がない」とか「マスクにインフルエンザ予防効果はない」といった話も見聞きしますが、何もしないよりは「まし」であるはずです。
まだまだこれからもインフルエンザのシーズンは続きます。
体調を崩さないように、できうる対策はしっかりと行なっていきたいですね。

【2020・東京オリンピック】注目度の高い競技は?

記念すべき自国開催、どこで観る?

いよいよ東京オリンピックの開催が今年に迫りました。

世界的なスポーツの祭典であるオリンピックが自国で開催されるのは、人生においてそう何度も経験できるものではありません。めったにない機会ですので、できることなら生で観たいところですが、「仕事を休めない「「開催地までが遠い」「チケット代が高すぎて買えない」などなど問題も多く、自国開催だからといって、生で観ることは簡単ではなさそうです。

さて、そんな東京オリンピックですが、現時点でどのくらい関心があるのか調査してみました。

「東京オリンピックに関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を始め複数の調査サービスを利用して調査を実施
調査対象者 全国の男女
調査期間 2020年1月8日~1月10日
質問内容 質問1:あなたは、東京オリンピックを観戦しますか?
質問2:最も楽しみにしている競技はどれですか?
質問3:その競技が楽しみな理由を教えてください。
集計対象人数 1,660人

観戦

「会場に行って直接観たい」は4.4%、「テレビなどで観たい」は67.6%で、合わせて7割以上の方は関心があるという結果となりました。一方で約3割は「特に関心はない」と回答しました。自国開催とはいえ、関心がないものはないようです。

最も楽しみな競技、一位はあの花形スポーツ

続いて、東京オリンピックを「観る」と回答した方に、最も観たい競技を聞いてみました。実施が決定している33競技から選んでもらった結果、上位10競技はこのようになりました。

参考:競技|東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の公式ウェブサイト

オリンピック2-2

楽しみにされている競技一位は「陸上競技」で21.4%でした。
楽しみな理由も併せて答えていただいているのですが、「陸上競技は花形だから」という回答が目立ちました。「オリンピックといえば陸上競技」というイメージを持っている方は少なくないようです。また近年、短距離種目で世界レベルの日本人選手が多くなってきたことも、楽しみの理由として多くありました。

二位以降の競技も同様に、いずれも日本人選手が世界レベルで活躍している競技でした。「メダルを期待できるから楽しみ」という方が多かったことからも、メダル獲得の瞬間を目撃することがオリンピックの楽しみ方の一つと言えそうです。

東京オリンピックまであと半年

少し前まで“近未来”ぐらい先のことだと思っていた東京オリンピックも、いよいよ今年のこととなりました。オリンピックでは、歴史に残る伝説が毎回と言って良いほど生まれています。

そんなオリンピックが自国開催されるのは、人生に二度はないことと言っても過言ではありません(55年前にも開催されていますが、次はいつ開催されるのかわかりません!)。楽しみな方もそうでない方も、東京オリンピックの成功と選手たちの活躍を祈りましょう!