トレンド調査

【災害対策】マイ・タイムライン(防災行動計画)を「知っている」のは8.4%

いざというときのための災害対策はしていますか?

東日本大震災から間もなく11年が経ちます。
いざというときにのための、災害に対する準備はできていますか?

近年、地震や豪雨といった自然災害が増えています。
おしゃれなインテリアとして利用できる防災グッズや、日常食として使える備蓄食などを活用している方もいるのではないでしょうか。

今回は、全国の男女計680名を対象に「災害に対する備えに関するアンケート」を実施しました。

「災害に対する備えに関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施
調査対象者 男女
調査期間 2022年3月3日~3月7日
質問内容 質問1:災害対策として自身が行っているものを全て選んでください。[複数回答可]  
質問2:具体的に教えてください。 
質問3:非常用持ち出し袋には、どのようなものが入っていますか?[複数回答可] 
質問4:具体的に教えてください。
質問5:災害が起きたとき、どのように情報収集をしますか?[複数回答可] 
質問6:具体的に教えてください。
質問7:「マイ・タイムライン」を知っていますか?
質問8:「マイ・タイムライン」を作りたいと思いますか?
質問9:回答の理由を具体的に教えてください。
集計対象人数 680名(30代以下・40代・50代・60代以上 各年代 男女各85名)

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

災害対策として「飲料水や食料品の備蓄」をしている方は55.9%

初めに、災害対策として自身が行っているものについて聞きました。

半数以上の方が「飲料水や食料品の備蓄」を行っているようです。

「その他」と回答した方に、具体的な災害対策を聞いたので回答の一部を紹介します。

「その他」自身が行っている災害対策

  • 自宅まで歩いて帰れる経路の確認。(50代・女性)
  • 懐中電灯と靴を常に枕元に置いて寝ています。(50代・男性)
  • 愛猫の災害対策全般。(50代・女性)
  • 太陽光発電で使えるランタンや充電器の所持。(50代・男性)

災害対策は「していない」と回答した方もいました。

先ほどの質問で「非常用持ち出し袋の準備」をしていると回答した方に、どのようなものが入っているのか聞きました。

複数回答可で回答していただいたところ、「懐中電灯」が最も多く、86.0%でした。
「非常食」「飲料水」「タオル・トイレットペーパー」も7割を超えました。

「その他」と回答した方に、具体的に入っているものを聞いたので回答の一部を紹介します。

「その他」非常用持ち出し袋に入っているもの

  • 携帯用トイレ。(40代・女性)
  • 電池。(40代・男性)
  • ライター、お金。(20代・男性)
  • サランラップ。(40代・女性)
  • くつ、新聞紙、レインコート。(20代・女性)
  • メガネ。(50代・女性)
  • 汗ふきシート。(30代・女性)
  • ガムテープ。(70代・男性)
  • 筆記用具。(50代・女性)

災害が起きたとき、77.1%の方が「テレビ」で情報収集

災害が起きたときに、どのように情報収集をするのか聞きました。

77.1%の方が「テレビ」で情報収集するようです。
「ラジオ」と回答した方も半数近くいました。

「その他」と回答した方に、具体的な情報収集方法について聞いたので、回答の一部を紹介します。

「その他」情報収集方法

  • スマートフォンにある防災関係アプリ。(50代・男性)
  • LINEのニュースや通知。(30代・女性)
  • 災害用アプリ。(40代・女性)
  • NHKのHP。(50代・男性)
  • ご近所に相談などの身近な情報。(60代・女性)
  • 地域の防災無線。(40代・女性)
  • 他のマンションの住人に聞く。(60代・男性)

67.6%の方が「マイ・タイムライン」を作ってみたい

災害が発生したときに、自身がどのような行動を取るのかをあらかじめ決めておくことを「マイ・タイムライン(防災行動指針)」といいます。

国土交通省のホームページには、「マイ・タイムライン」について以下のように記載されています。

「マイ・タイムライン」は、平成27年9月関東・東北豪雨における避難の遅れや避難者の孤立の発生を受けて、国、県、鬼怒川・小貝川沿川市町で構成される「鬼怒川・小貝川下流域大規模氾濫に関する減災対策協議会」の枠組みで様々な取り組みを進める中で、住民一人ひとりの単位で、水防災に関する知識と心構えを共有し、事前の計画等の充実を促すためのツールとして開発しました。(国土交通省のホームページより引用)

もともとは台風や大雨による水害に対して使用する防災ツールでしたが、最近では地震や津波災害を想定したテンプレートを配布している自治体もあります。

国土交通省は「マイ・タイムライン」のさらなる普及・啓発に向けたパンフレットや、小中学生向けの「マイ・タイムライン」作成補助ツールをホームページで公開しています。

このように国や各自治体が作成を推し進めているマイ・タイムラインですが、実際に「マイ・タイムライン」という言葉をどの程度の方が知っているのか聞いてみました。

91.6%の方が「知らない」と回答しました。

「マイ・タイムライン」とは、防災行動指針であるということを知った上で、「マイ・タイムライン」を作りたいと思うか聞きました。


「作ってみたい」と回答した方が67.6%でした。

回答の理由を聞いたので、一部を紹介します。

マイ・タイムラインを「作ったことがある」

  • いざというときに備えて。(40代・男性)
  • 高齢の父が余裕を持って行動できるように。(50代・男性)
  • 安心感がある。(30代・男性)
  • 地域の防災訓練で作成したことがある。(70代・男性)

マイ・タイムラインを「作ってみたい」

  • いざというときに安心感が出る。(70代・男性)
  • 事前に決めておけばその通りに行動できて、命の危険を減らせそうだと思いました。(30代・女性)
  • 大災害が発災した時、思い付きで行動してもよいことがないので、事前にどのようにしたらよいかは大切だから。(40代・男性)
  • 避難時に素早く行動できそうだから。(60代・男性)
  • 小さな地震などが起きたときでもとても不安になるので、作っておいた方が今後のためになると思ったから。(20代・女性)
  • 友達が最近教えてくれて便利だと言っていたので作ってみたいと思いました。(10代・女性)
  • 対策を取らないことで、周りに迷惑をかけるようなことにならないため。(60代・女性)
  • 何も準備していないのが怖くなったから。(50代・男性)
  • 震災が多く危機感を持つことは大切だと思うので。(40代・女性)
  • 防災意識が強まりそうだから。(30代・男性)
  • ペットを連れて避難しなくてはならなくなったときに慌てないようにするため。(50代・女性)
  • 作成しながら知らなかった知識も得られるかもしれないから。(60代・女性)

マイ・タイムラインを「作りたくない」

  • 面倒。(40代・女性)
  • 必要性を感じない。(50代・男性)
  • 興味がないので。(60代・男性)
  • いざ地震が起こったら作っておいてもその通りに行動はできないと思う。(20代・女性)
  • ある程度決めておくことは有効だと思うが、それによって柔軟に対応できないのも困るから。(40代・男性)
  • 実際の災害の規模や周囲の状況などで違いがあり想像だけでは難しいと感じました。(30代・女性)
  • その時の最善策をその場で考えたほうがいい。(50代・女性)
  • それほど、災害に遭うとは思えない。(60代・女性)
  • 毎日が忙しく災害発生の準備まで気が回らないため。(30代・男性)
  • 作らなくても頭に入っているので。(70代・女性)

マイ・タイムラインを知っているかどうかについての回答を、マイ・タイムラインを作ってみたいかどうかの回答別に集計しました。

マイ・タイムラインを「知っている」「知らない」にかかわらず、多くの方がマイ・タイムラインを作ることに前向きのようです。
マイ・タイムラインを「知らない」が「作ったことがある」と回答した方からは、「名前は知らなかったが、同様のことを家族で決めている」という理由が挙がりました。

まとめ

今回は、「災害に対する備え」についてアンケートを行いました。

災害対策として、飲料水や食料品の備蓄をしている方が多いようです。
35.6%の方が災害対策として準備していると回答した「非常用持ち出し袋」の中身について聞いたところ、「非常食」「飲料水」「タオル・トイレットペーパー」など生活必需品が多く挙がる中、少数意見として「汗ふきシート」や「筆記用具」なども挙がりました。

災害が起きたときの情報収集では「テレビ」を使う方が77.1%と最も多く、ラジオやインターネットを利用すると回答した方もいました。
地震の際は、停電になることもあるので、電池式のラジオを準備したり、スマートフォンの充電器の用意も大切です。

「マイ・タイムライン」のように、いざというときの行動を事前に考えておくことも災害対策につながります。
作成のためのワークショップや、作成支援のための動画を公開している自治体もあります。
年に1度でもよいので、災害対策について考えてみてはいかがでしょうか。

【小学校の卒業式】年代で服装にも変化、60代以上は「普段着」、50代以下は「スーツ・ワンピース」が多い

小学校の卒業式でどんな曲を歌いましたか?

3月に入り、今年もいよいよ卒業シーズンが到来しました。
一緒に過ごした友人との別れの日でもあり、それぞれの旅立ちの日でもある「卒業式」。

特に小学校は6年間通うという事もあり、小学校の卒業式が思い出に残っているという方は多いのではないでしょうか。

今回は、全国の男女計800名を対象に「小学校の卒業式に関するアンケート」を実施しました。

「小学校の卒業式に関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施
調査対象者 男女
調査期間 2022年1月26日~1月31日
質問内容 質問1:小学校の卒業式でどんな曲を歌いましたか?[複数回答可]  
質問2:具体的な曲名を教えてください。 
質問3:小学校の卒業式はどのような服装で参加しましたか?
質問4:具体的に教えてください。
質問5:忘れられない出来事はありますか?
質問6:具体的なエピソードを教えてください。
集計対象人数 800名(30代以下・40代・50代・60代・70代以上 各年代 男女各80名)

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

卒業式に最も歌われているのは「校歌」、2位は「仰げば尊し」

初めに、定番の卒業ソングについて聞きました。
全国の皆さんは、小学校の卒業式でどんな曲を歌っているのでしょうか。

複数回答可で回答していただいたところ、最も多かったのは「校歌」で60.5%の方が回答しました。
「校歌」と何か別の曲を歌ったという方が多いようです。

続いて、2番目に多かったのは「仰げば尊し」で、60.4%の方が回答しました。

この回答を年代別に集計した結果、以下のようになりました。

60代以上の方は「仰げば尊し」が最も多くなりました。
また、70代以上では「蛍の光」を歌ったという方も多いようです。

一方で、30代以下の方は「校歌」のほかに、「旅立ちの日に」を歌ったという方や、「3月9日」や「さくら(森山直太朗)」など、J-POPの曲を歌ったという方も多いようです。
また、ほかの年代と比べて「仰げば尊し」の割合が少なくなりました。
最近は「言葉の意味が分かりづらい」や「教師への尊敬を強要している」などの理由で歌わない学校が増えているようです。

全体では2位と皆さんの思い出にも残っているであろう「仰げば尊し」は、いずれどの学校でも歌われなくなってしまうのかもしれません。

「その他」と回答した方に、どんな曲を歌ったか聞いたところ、以下のような回答がありました。

「その他」小学校の卒業式で歌った曲

  • 『卒業の歌』(50代・男性)
  • Kiroroの『未来へ』(30代・女性)
  • 『大地讃頌』(30代・女性)
  • 海援隊の『贈る言葉』(40代・女性)
  • 『巣立ちの歌』(50代・女性)
  • 『RPG』(10代・女性)
  • いきものがかりの『ありがとう』(20代・女性)
  • 『6年間』(50代・男性)

どの年代も定番の卒業ソングが人気のようですが、最近はJ-POPなど、様々なアーティストの卒業ソングを歌う学校も増えているようです。

続いて、卒業式の服装についても聞きました。

「普段の通学時と同じ(普段着)」という方が37.0%で最も多くなりました。

この回答を年代別の集計した結果、以下のようになりました。

60代以上の方は「普段の通学時と同じ(普段着)」という方が多いようです。

一方で、50代以下の方は「洋装(スーツやワンピースなど)」という方が最も多くなりました。

「中学校の制服」はどの年代でもあまり多くなく、最近は、卒業式用にスーツやワンピースなどの式服を用意している方が多いようです。

最後に、卒業式の思い出について聞きました。

忘れられない出来事が「ある」方は13.3%でした。

具体的なエピソードについて聞いたところ、以下のような回答がありました。

小学校の卒業式の思い出

  • 卒業アルバムの最後のページにみんなから書いてもらったメッセージが嬉しかった。(40代・女性)
  • 「泣くなよ~」って友達に言っときながら自分が泣いちゃいそうだった。(30代・女性)
  • 下級生からボタンをねだられた。(40代・男性)
  • ピアノ伴奏を担当しており、直前まで全然弾けなかったのが卒業式直前に猛練習してできるようになり、先生や同級生にとても褒められたこと。(20代・女性)
  • 先生が黒板にメッセージを書いてくれた。(60代・男性)
  • 友達と絶対に泣かないよと約束していたのに、卒業式の最中から私も友達も号泣したこと。(50代・女性)
  • 母親ではなく父親に来てほしいと希望したら父親が来てくれたのが忘れられない思い出です。(70代・女性)
  • 先生からのスピーチが忘れられない。(60代・女性)
  • 初恋の子に告白した。(50代・男性)
  • 仲の良かった男子二人と女子二人で、すぐに帰らず教室でいつまでもストーブの周りで話していた。(60代・男性)
  • 恩師の先生との別れが寂しかった。(60代・男性)
  • タイムカプセルを埋めることになって、寄せ書きをしたのですが、後になって漢字を間違えていたことに気づき、掘り出したときに恥ずかしいなと思っていました。卒業以来40年以上経ちますが、誰も掘り出そうと言わないのでホッとしています。(50代・女性)
  • 校長の話が長かったこと。(60代・女性)
  • なんでもないことだが式の雰囲気や様子とか、謝恩会で出たご馳走の他の事のシーンを 覚えている。 特別のことでも何でもないのだが。(60代・男性)
  • 5年生が蛍の光を歌ってくれたのが、すごく感動的だった。(70代・女性)
  • 引っ越す女の子からプレゼントをもらった。(50代・男性)
  • PTA会長さんがスピーチで号泣していて、みんな笑ってしまったこと。(90代・女性)
  • 好きだったひとが、卒業後、引っ越すことになっていたので、卒業式が最後のお別れだった。(70代・男性)

「初恋の人に告白した」「号泣してしまった」「仲が良かった友達や好きな子が引っ越してしまった」など、皆さん様々な思い出があるようです。

まとめ

今回は、「小学校の卒業式」についてアンケート調査を行いました。

卒業式で歌う曲は「校歌」と何か別の曲を歌うという方が多いようです。

40代以上では「仰げば尊し」など定番の卒業ソングが人気になっていました。
30代以下の若い方は「旅立ちの日にのほか、様々なアーティストの卒業ソングを歌ったという方もいるようです。

卒業式の服装についても年代別で違いがあるようで、最近は、卒業式用にスーツやワンピースなどの式服を用意している方が多いようです。

卒業式に忘れられない出来事が「ある」方からは、「嬉しい思い出」から「切ない思い出」まで様々なエピソードが挙がっていました。

48.1%の方が、自動販売機で「マスク」を購入できたら便利だと思う

自動販売機で購入できたら便利だと思うものは?

新型コロナの影響で、外食を控えて自宅で食事をする方も多いのではないでしょうか。
外食業界では、長引く苦境への打開策として、自動販売機を導入する飲食店も増えています。

ジュースやタバコを取り扱っているイメージが強い自動販売機ですが、最近ではギョウザやラーメンなどの冷凍食品や、生花、さらには婚約指輪を販売する自動販売機も登場しています。

自動販売機を利用することで、非対面で販売ができ感染リスクを下げられることや、営業時間外でも販売ができるというメリットもあるようです。

今回は、全国の男女計800名を対象に「自動販売機に関するアンケート」を実施しました。

「自動販売機に関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施
調査対象者 男女
調査期間 2022年2月22日~3月1日
質問内容 質問1:自動販売機で購入したことがあるものを全て選んでください。[複数回答可]  
質問2:具体的に教えてください。 
質問3:自動販売機で購入できたら便利だと思うものはありますか。[複数回答可] 
質問4:具体的に教えてください。
質問5:“変わり種自販機”を見たことはありますか?
質問6:具体的に教えてください。
集計対象人数 800名(30代以下・40代・50代・60代以上 各年代 男女各100名)

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

2人に1人が、自動販売機で「マスク」を購入できたら便利だと思う

初めに、これまでに自動販売機で購入したことがあるものを聞きました。

95.0%の方が「飲み物」と回答しました。

続いて、自動販売機で購入できたら便利だと思うものについて聞きました。

もっとも多かったのが「マスク」で48.1%でした。
「傘」や「医薬品」と回答した方も3割以上でした。

「その他」と回答した方に、具体的に購入できたら便利だと思うものを聞きましたので、回答の一部を紹介します。

「その他の具体的に購入できたら便利だと思うもの」回答

  • 手袋・靴下(60代・男性)
  • ハンカチ(50代・女性)
  • エコバッグ(70代・女性)
  • のど飴(50代・男性)
  • パン・おにぎり(60代・女性)
  • 乾電池(30代・女性)
  • 消毒液(50代・男性)
  • カイロ(40代・男性)
  • 切手(10代・男性)
  • プリカ(10代・男性)
  • 音楽用CD(60代・女性)

「自動販売機を利用しないから購入できたら便利だと思うものはない」といった回答もありました。

「イクラ」や「婚姻届」、見たことがある“変わり種自販機”は?

これまでに「飲み物」や「タバコ」といった定番商品以外の自動販売機を見たことがあるか聞きました。

26.6%の方が“変わり種自販機”を見たことが「ある」と回答しました。

どのような自動販売機だったのか聞いたので、回答の一部を紹介します。

「見たことがある“変わり種自販機”」回答

  • ペットボトルに入った出汁。(50代・女性)
  • おでん缶詰やイチゴ。(50代・男性)
  • すぐに食することができるラーメン。(20代・女性)
  • うどん。(60代・男性)
  • 刺し身。(40代・男性)
  • イクラ。(60代・男性)
  • 牡蠣。(30代・男性)
  • 豚足や焼き鳥。(40代・男性)
  • バナナ。(70代・女性)
  • こおろぎのクッキー。(30代・女性)
  • 納豆。(30代・女性)
  • 焼き芋。(30代・女性)
  • カバン。(10代・男性)
  • 香水。(40代・男性)
  • 絆創膏。(30代・女性)
  • 数珠だったか念珠みたいなもの。(50代・女性)
  • 静岡県掛川市の茶箱(日本茶)自販機。(70代・男性)
  • 生きた虫。(60代・男性)
  • 長崎で実際に使える坂本龍馬さんの婚姻届。(50代・女性)

特に多く挙がったのは、「ペットボトル入りの出汁」「おでん缶」「ラーメン」でした。

まとめ

今回は、自動販売機についてアンケートを行いました。

48.1%の方が、自動販売機で「マスク」を購入できたら便利だと思うと回答しました。
外出時のマスク着用が欠かせない中、急に新しいマスクが必要になったときに自動販売機で買うことができたら便利です。

長崎県の自動販売機で買うことができる「坂本龍馬の婚姻届」には、龍馬夫妻の写真などが印刷されているそうです。
行政書士の方が発案したもので、実際に全国の自治体で使うことができます。

「飲み物」の自動販売機にも変化が起きています。
コカコーラ社はマイボトルに対応した自動販売機の導入を発表しました。
これからの自動販売機は、品ぞろえだけでなく環境への取り組みも求められるようです。

【昆虫食】30.1%の方が、これまでに昆虫を食べたことが「ある」

これまでに「昆虫」を食べたことはありますか?

将来的な食糧危機への不安から「昆虫食」が注目されています。

無印良品やDAISOがコオロギせんべいを販売したり、「昆虫食」専門の自販機の設置も増えるなど、手軽に「昆虫食」を楽しめるようになりました。

「昆虫食」は新たなビジネスチャンスとしても期待されています。
IT企業が食用コオロギの養殖事業を開始したり、コオロギ活用事業のためのクラウドファンディングも行われています。

今回は、全国の男女計800名を対象に「昆虫食に関するアンケート」を実施しました。

「昆虫食に関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施
調査対象者 男女
調査期間 2022年2月17日~2月28日
質問内容 質問1:これまでに昆虫(イナゴ・蜂の子・蚕など)を食べたことはありますか? 
質問2:昆虫食をしてみたいと思いますか? 
質問3:回答の理由を教えてください。
質問4:食べたことがある昆虫を全て選んでください。[複数回答可] 
質問5:具体的に教えてください。
質問6:どのようにして食べましたか?[複数回答可] 
質問7:具体的に教えてください。
質問8:食べてみたい昆虫を全て選んでください。[複数回答可] 
質問9:具体的に教えてください。
集計対象人数 800名(30代以下・40代・50代・60代以上 各年代 男女各100名)

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

60代以上の42.0%が、これまでに昆虫を食べたことが「ある」

初めに、これまでに昆虫を食べたことはあるか聞きました。

30.1%の方が「ある」と回答しました。

この回答を年代別に集計した結果、以下のようになりました。

年代が上がるについて「ある」と回答した方の割合は増え、60代以上の42.0%の方が、これまでに昆虫を食べたことが「ある」と回答しました。

これまでに昆虫を食べたことが「ある」と回答した方に、食べたことがある昆虫を聞きました。

83.4%の方が「イナゴ」と回答しました。
これまでに昆虫を食べたことがある方の多くは、「イナゴ」や「蜂の子」を食べたようです。

実際にどのような調理方法で食べたのか聞きました。

「煮物」がもっとも多く、44.0%でした。
「揚げ」「炒め」を選んだ方も22%ほどいました。

「その他」と回答した方に、どのようにして食べたのか聞いたので、回答の一部を紹介します。

「その他の食べ方」回答

  • サプリメント(60代・男性)
  • はちみつ漬け(60代・女性)
  • キャンディー(60代・男性)

これまでに昆虫食をしたことが「ない」方の9.1%が、昆虫食をしてみたいと「思う」

これまでに昆虫を食べたことが「ない」と回答した方に、昆虫食をしてみたいと思うか聞きました。

昆虫食をしてみたいと「思う」と回答した方は9.1%でした。

それぞれの回答の理由を聞いたので、一部を紹介します。

「昆虫食をしてみたいと思う」回答理由

  • 栄養価が高いと言われているから。(30代・男性)
  • 手軽にたんぱく質を得る方法として興味があるので。(40代・男性)
  • 栄養豊富だし、バッタなどの害虫を食べれば、社会貢献になると思ったから。(30代・女性)
  • もしいずれ食料危機に陥ったらと考えると、しっかり食べられるように挑戦してみたいから。(20代・女性)
  • ダイエットに良さそうだから。(30代・女性)
  • 怖いもの見たさで一度食べてみたいから。(70代・女性)
  • 体験できるものは何でもやってみたいから。(40代・女性)
  • 興味本位と話のタネに。(50代・女性)
  • どんな味わいなのかが気になるから。(50代・男性)

「昆虫食をしてみたいと思わない」回答理由

  • 気持ち悪いから。(40代・男性)
  • 虫嫌いだから。(10代・女性)
  • 食べなくても見てるだけで無理なので。(60代・女性)
  • 普通の食事で十分だから。(20代・男性)
  • 食が有り余っている今は食べてみたいとは思わない。(60代・男性)
  • 栄養価が高いしおいしいものもあるとは聞いたことがあるが、どうしても生理的に受け付けない。(50代・女性)
  • 食べる機会がないし、おいしくなさそうだから。(40代・女性)
  • アレルギーがあるかもしれないから。(30代・男性)
  • 衛生面で不安がある。(50代・男性)
  • 身近に販売してない。(30代・女性)

これまでに昆虫を食べたことが「ある」と回答した方と、これまでに昆虫を食べたことはないが昆虫食をしてみたいと「思う」と回答した方に、食べてみたい昆虫を聞きました。

半数の方が「蜂の子」と回答しました。
「その他」を選択した方に具体的な内容について聞いたところ、「これまでに昆虫を食べたことはあるが、今は食べたいとは思わない」という回答が多く挙がりました。

まとめ

今回は、昆虫食についてアンケートを行いました。

30.1%の方が、これまでに昆虫を食べたことが「ある」ようです。
「ある」と回答した方の割合は、年代が上がるほど高くなりました。

これまでに食べたことがある昆虫について聞いたところ、「イナゴ」と回答した方がもっとも多かったですが、食べてみたい昆虫については「蜂の子」と回答した方がもっとも多くなりました。

1960年代までの日本では、55種類ほどの昆虫が食べられていたそうです。
「高タンパク」「高脂肪」が魅力の「昆虫食」は、食糧危機の解決策となるのでしょうか。

【ドローン免許の国家資格化】男性の29.4%が取得したい

ドローンの操縦ライセンス国家資格化で、第三者上空での飛行が可能に

ドローン(無人飛行機)の操縦ライセンスが国家資格になります。

これまでは、操縦者やドローン関係者以外の第三者の上空をドローンが飛行することは原則としてできませんでした。
2022年中には、操縦ライセンス(一等資格)を取得した方が国の認証を受けた機体を操縦する場合に限り、第三者の上空を飛行することができるようになる予定です。

第三者の上空を飛行できるようになることで、配送業務や災害救助でのさらなる活用が期待されています。

今回は、全国の男女計850名を対象に「ドローンの活用に関するアンケート」を実施しました。

「ドローンの活用に関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施
調査対象者 男女
調査期間 2022年2月17日~2月22日
質問内容 質問1:ドローンによるサービスで知っているものを全て選択してください。[複数回答可]  
質問2:具体的なサービスを教えてください。 
質問3:自身が利用してみたいサービスを全て選択してください。[複数回答可]  
質問4:ドローンが日常サービスに導入されることによって心配なことはありますか?
質問5:具体的に教えてください。
質問6:ドローンの国家資格化を知っていましたか?
質問7:ドローンの免許(国家資格)を取得したいと思いますか?
質問8:回答の理由を教えてください。
質問9:現在、ドローンの資格を持っていますか?
集計対象人数 850名(30代以下・40代・50代・60代・70代以上 各年代 男女各85名)

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

86.9%がドローンによる「空撮映像」を知っている

初めに、ドローンによるサービスで知っているものについて聞きました。

86.9%の方が「空撮映像」と回答しました。
「農薬散布」や「災害時の調査・捜索」を知っていると回答した方も半数を超えました。

「その他」と回答した方に、具体的なサービスを聞いたので回答の一部を紹介します。

ドローンによるサービスで知っているもの「その他」回答

  • 荷物の配達。(70代・女性)
  • レース。(30代・男性)
  • 測量。(40代・男性)
  • 蜂を駆除する時に活用されていた。(30代・女性)

ドローン自体を「知らない」と回答した方もいました。

すでに国内で実証実験されたドローンを使ったサービスについて、利用してみたいものを聞きました。

42.1%の方が「災害時の支援物資の配送」と回答しました。
「日用品の配達」「食事の配送」「医薬品の配送」「不法投棄のパトロール」で使ったみたいと回答した方の割合も20%以上でした。
「利用したいサービスはない」と回答した方は3割ほどでした。

54.7%がドローンの日常サービスへに導入で心配なことが「ある」

ドローンが日常サービスに導入されることによって心配なことがあるか聞きました。

半数以上の方が心配なことが「ある」と回答しました。

「ある」と回答した方に、具体的な心配について聞いたので回答の一部を紹介します。

「ドローンが日常サービスに導入されることによって心配なこと」回答

  • 故障による墜落。(70代・女性)
  • 操縦不能になっての墜落による事故。(60代・男性)
  • 墜落事故で人的被害が出たときどうなるか。(50代・女性)
  • ドローンが事故を起こして落下して来たときの二次災害。(40代・男性)
  • 落ちてきたりしないかなどの安全性と騒音面。(30代・男性)
  • ドローンどうしの衝突事故。(70代・男性)
  • 配送時にカメラで部屋の中を盗撮されないか心配。(30代・女性)
  • ドローンに搭載されたカメラによる盗撮。(20代・男性)
  • 簡単に盗撮とか犯罪に使われそう。(40代・女性)
  • 誤配送されないかどうか。(50代・男性)
  • きちんと自分に届けてくれるか、子どもに当たって怪我させないか。(30代・女性)
  • 雨、風が強い時は荷物が届くかどうか(60代・女性)

ドローン免許、81.6%が「取得したいと思わない」

ドローンの免許が国家資格化されることを知っているか聞きました。

「知っていた」方は12.4%でした。

ドローンの免許(国家資格)を取得したいと思うか聞きました。

18.4%の方が「取得したいと思う」と回答しました。

男女別に集計するとこのようになりました。

男性では29.4%の方が「取得したい」と回答しましたが、女性で「取得したい」と回答した方は8.2%でした。

年代別に集計するとこのようになりました。

年代が上がるほど「取得したい」と回答した方の割合は低くなり、30代以下と70代以上では15ポイントの差がありました。

それぞれの回答の理由を聞いたので、一部を紹介します。

「ドローンの免許を取得したい」回答理由

  • これからの需要が増えそうだから。(30代・男性)
  • 資格を持っていれば、他の就職先に役立ちそう。(40代・女性)
  • 副業としてお金を稼ぐことができそうに思えたから。(30代・男性)
  • ドローンを使って撮影がしたいので。(40代・男性)
  • 仕事柄測量に生かせるから。(50代・男性)
  • かっこいいから。(30代・女性)
  • 個人としても面白いし、商業的にも拡がりがあると思う。(50代・男性)
  • 食品・日用品の配達、地形や野生動物の調査などがドローンでできたら便利だし面白いと思うから。(20代・女性)
  • 趣味の一つとして、又自然災害への対応として、自身のキャリアを含め免許を取得したい。(70代・男性)
  • 便利そう。いろいろ使い道が増えていきそう。(50代・女性)
  • 国家資格なら将来に役立ちそう。(60代・男性)

「ドローンの免許を取得したくない」回答理由

  • 今の生活に必要ではない。(60代・女性)
  • ドローンを使用するような環境にいないから。(60代・男性)
  • 資格を利用する場がなさそう。(50代・女性)
  • 年齢的に無理だし、使用することもない。(70代・女性)
  • 日常で自分自身がドローンを使うことはないから。(20代・女性)
  • 今から新しいことに取り組もうと思わない。(50代・女性)
  • 難易度が高そうだと感じられるから。(30代・男性)
  • 操作が難しそうで、大事な荷物などを運搬中に落としてしまう可能性があるから。(50代・男性)
  • うまく操縦する自信がないから。(50代・女性)
  • 事故になったら、賠償責任が発生する、人に迷惑をかけてしまう。(70代・男性)
  • ドローンに興味がない。空撮の映像などは見ていて面白いなと思うときもあるけど、自分の日常になくてもいいものだから。(30代・女性)
  • 利用はしたいが自分が操縦したいと思わない。(30代・女性)
  • 関心興味はあるが、自分にはできそうにないから。(70代・女性)
  • お金がかかりそうだから。(40代・男性)
  • 他に学びたいことがたくさんあるから。(40代・女性)

まとめ

今回は、ドローンの活用に関してアンケートを行いました。

ドローンによるサービスで知っているものを聞いたところ、86.9%の方が「空撮映像」を知ってると回答しました。
「農薬散布」「災害時の調査・探索」についても半数以上の方が知っていると回答しました。

ドローンが日常サービスに導入されることによって心配なことがあるか聞いたところ、54.7%の方が「ある」と答えました。
具体的には「落下や衝突による事故」「盗撮」といった安全やプライバシーに対する心配が多く挙がりました。

ドローンの免許が国家資格化することについては、87.6%の方が「知らなかった」と回答しました。

ドローンの免許を「取得したいと思う」と回答した方は18.4%ででした。
男女別では、女性よりも男性の方が「取得したいと思う」と回答した方の割合が高く、年代別では、年代が下がるほど「取得したいと思う」と回答した方の割合が高くなりました。
「取得したいと思う」という方からは「仕事や転職に生かせそう」といった理由が多く挙がりました。
「取得したいと思わない」という方からは「利用する場面がない」「年齢的な問題」「必要性を感じない」といった理由が多く挙がりました。

安全性と利便性が両立されたドローン活用が進むことで、私たちの生活も変わっていくかもしれません。

【スマホ・携帯のアルコール消毒】しなくてもウイルスや細菌の付着が「気にならない」57.5% 手指への意識と大きな差

スマホ・携帯電話のアルコール消毒をしていますか?

新型コロナウイルスの感染対策として、いまや当たり前になった「アルコール消毒」。

手指のアルコール消毒については、気を付けてこまめにしている方が多いと思いますが、普段持ち歩いているスマホや携帯電話についてはどうでしょうか。

以前は、スマホは精密機械のため基本的にはアルコール消毒をしてはいけないとされていました。
しかし、コロナウイルスの感染拡大を受けてメーカー各社はアルコール除菌によるスマホのお手入れ方法を案内するようになりました。

実際に、普段持ち歩いているスマホや携帯電話をアルコール消毒しているという方はどのくらいいるのでしょうか。

今回は、全国の20代以下~70代以上の男女各100名、計600名を対象に「アルコール消毒についてのアンケート」を実施しました。

「アルコール消毒についてのアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施
調査対象者 男女
調査期間 2022年2月20日~2月24日
質問内容 質問1:店舗など、不特定多数の人が出入りする場所に入る前に、手指のアルコール消毒をしますか?
質問2:手指のアルコール消毒をしないと、「ウイルス・雑菌がついていそう」だと気になりますか?
質問3:店舗など、不特定多数の人が出入りする場所に入ったあと、その店内などでスマホ・携帯電話を触りますか?
質問4:スマホ・携帯電話のアルコール消毒をしないと、「ウイルス・雑菌がついていそう」だと気になりますか?
質問5:店舗など、不特定多数の人が出入りする場所に入る前に、スマホ・携帯電話のアルコール消毒をしますか?
質問6:気になりながら、アルコール消毒をしない理由を教えてください。
質問7:自宅で、スマホ・携帯電話のアルコール消毒をする頻度は?
集計対象人数 600名(20代以下・30代・40代・50代・60代・70代以上 各年代 男女各50名)

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

70.7%の方が手指をアルコール消毒しないとウイルス・雑菌がついていそうだと「気になっている」

まずは、手指のアルコール消毒について聞きました。
店舗などの不特定多数の人が出入りする場所に入る前に、手指のアルコール消毒をするか聞いたところ、以下のような結果になりました。

50.2%と約半数の方が「必ずする」と回答しました。
また、38.3%の方は「だいたいする」と回答しており、合わせると手指については88.5%の方がアルコール消毒をしているようです。

続いて、手指のアルコール消毒をしないと、「ウイルス・雑菌がついていそう」だと気になるか聞きました。

最も多かったのは「気になる」という方で、46.2%でした。
また、「とても気になる」という方も24.5%いました。

これらを合わせると70.7%でした。
手指をアルコール消毒しないとウイルス・雑菌がついていそうだと「気になる」方は多いようです。

59.8%の方が店舗などでスマホ・携帯を「触る」、30代以下では約8割

続いて、店舗などの不特定多数の人が出入りする場所に入ったあと、その店内などでスマホ・携帯電話を触るか聞きました。

「だいたい触る」という方が最も多く、42.0%でした。
また、17.8%の方は「必ず触る」と回答しており、合わせると59.8%の方が店舗などでスマホ・携帯を「触っている」ようです。

この回答を年代別に集計した結果、以下のようになりました。

若い方ほど「必ず触る」「だいたい触る」と回答した方が多く、20代以下や30代の約8割は、店舗などでスマホや携帯を「触っている」ようです。

70.3%は店舗などに入る前にスマホ・携帯をアルコール消毒「していない」

では、スマホ・携帯のウイルス・雑菌についてはどのように感じているのでしょうか。
手指同様に、スマホや携帯のアルコール消毒をしないと「ウイルス・雑菌がついていそう」だ気になるかについて聞いてみました。

「あまり気にならない」という方が最も多く、47.8%でした。
また、「全く気にならない」という方も9.7%いました。

合わせると57.5%と、約6割の方はスマホや携帯のウイルス・雑菌についてはアルコール消毒をしなくても特に気にならないようです。

一方で、42.5%の方はスマホや携帯もアルコール消毒をしないと「気になる」と回答していました。

実際に、店舗などに入る前にスマホ・携帯をアルコール消毒している方はどのくらいいるのでしょうか。

41.3%と多くの方が「まったくしない」と回答しました。
また、「あまりしない」と回答した29.0%と合わせると、70.3%の方は店舗などに入る前にスマホ・携帯をアルコール消毒「していない」ようです。

スマホ・携帯電話のアルコール消毒をしないと、ウイルス・雑菌がついていそうだと「気になる」と回答し、アルコール消毒を「しない」と回答した方に、気になりながら、アルコール消毒をしない理由について聞きました。

ウイルス・雑菌がついていそうだと気になりながら、アルコール消毒をしない理由

  • アルコールで拭くことで、スマホが故障してしまうのではないかと思うから。(30代・男性)
  • 家ではスマホの消毒ができるが、外ではスマホの消毒をするシートをもっていなかったりする。(60代・女性)
  • めんどうでやらなきゃとおもいつつできていない。(30代・女性)
  • アルコールがなかったり、消毒する余裕がなかったりしてつい忘れてしまう。(40代・男性)
  • 気にはなりますが、スマホ、携帯電話を入り口で消毒している人がいないのでしていません。(50代・男性)
  • 自分の手をしっかりと消毒しているから大丈夫です。(70代・女性)
  • 店舗に入るまえではなく、帰宅時にアルコール消毒をしているから。(20代・女性)
  • スマホが消毒用アルコールで故障しないかが心配だから。(50代・男性)
  • つい忘れてしまうから。(60代・男性)
  • ポケットの中とかに入れていて他人が触ることはないので、スマホまでは消毒しない。(60代・男性)
  • 店舗内でスマホを触ることがあまりないことと、店舗に入ったときにスマホまでアルコール消毒することまで気が回っていない。(50代・女性)
  • 消毒の範囲を手指にとどめている。顔、衣類、バック、靴など切りが無いので。(60代・男性)
  • やり方がわからない。(30代・男性)

「毎回消毒するのは面倒」「スマホを消毒するのを忘れてしまう」という意見が多くありました。

また、「壊れないか心配」「やり方がわからない」という意見も多くありました。
メーカー各社がアルコール消毒の方法を案内していることを知らない方も多いのかもしれません。

「店舗ではしていないが家に帰った時にアルコール消毒する」という方もいるようです。
最後に、自宅で、スマホ・携帯電話のアルコール消毒をする頻度について聞きました。

「ほとんどしない」が31.0%で最も多く、次いで「まったくしない」が29.2%でした。
自宅でも「ほとんどしない」「まったくしない」という方が多いようです。

「必ずする」という方も、「数日(3日以上)に1回」が最も多く、13.7%でした。

まとめ

今回は、スマホや携帯電話の「アルコール消毒」についてアンケートを行いました。

手指については70.7%の方がアルコール消毒しないと「気になる」、88.5%の方が店舗などでアルコール消毒を「する」と回答していました。

一方で、スマホや携帯電話については、57.5%の方がアルコール消毒をしなくても「気にならない」と回答していました。
また、店舗でも自宅でもスマホ・携帯のアルコール消毒を「していない」方のほうが多いようです。

しかし、59.8%の方は店舗などでスマホ・携帯を「触る」と回答していました。
30代以下では約8割の方がスマホ・携帯を「触っている」ようです。

スマホや携帯電話のような表面が平らなものは、ウイルスや菌が手指よりも長く生存すると言われています。
ウイルスや菌が気になるからとせっかく手指を消毒しても、消毒していないスマホを触ったら手指を消毒した意味がないですよね。

スマホや携帯電話は精密機械のため、正しい方法でアルコール消毒しないと壊れてしまうかもしれません。
アルコール消毒する場合は各メーカーの消毒方法を確認し、正しい方法で消毒しましょう。

【コロナ禍2度目のオリンピック】17.4%は北京五輪を「中止してほしかった」

オリンピック開催についてどのように考えていますか?

北京オリンピックが閉会しました。
日本は3つの金メダルを含む、冬季オリンピック史上最多となる18個のメダルを獲得しました。

羽生結弦選手の4回転アクセルや、カーリング女子の銀メダルなど明るい話題の一方で、スキージャンプ混合団体での相次ぐ失格や、女子フィギュアスケートのドーピング疑惑などの問題もありました。

東京オリンピックから約半年、コロナ禍で開催される2度目のオリンピックについてどのように感じているのでしょうか。

今回は、全国の男女計1000名を対象に「オリンピック開催に関するアンケート」を実施しました。

「オリンピック開催に関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施
調査対象者 男女
調査期間 2022年2月16日~2月21日
質問内容 質問1:北京オリンピックが開催されることについてどちらの考えでしたか?
質問2:その回答の理由を教えてください。 
質問3:東京オリンピックが開催されることについてどちらの考えでしたか?
質問4:東京オリンピックが閉会して半年ほど経った現在では、東京オリンピックを開催したことについてどちらの考えですか? 
質問5:その回答の理由を教えてください。
質問6:東京オリンピックについては「開催は良かったと思う」と回答し、北京オリンピックについては「中止してほしかった」と回答した理由を教えてください。
質問7:東京オリンピックについては「開催は良くなかったと思う(中止したほうが良かったと思う)」と回答し、北京オリンピックについては「開催してほしかった」と回答した理由を教えてください。
集計対象人数 1000名(30代以下・40代・50代・60代以上 各年代 男女各125名)

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

北京オリンピック開催について31.5%が「開催してほしかった」

初めに、北京オリンピックの開催についてどのように考えているのか聞きました。

31.5%の方が「開催してほしかった」と回答しました。
「中止してほしかった」と回答した方は17.4%で、「どちらでも良かった」と回答した方は半数を超えました。

それぞれの回答の理由について聞いたので、一部を紹介します。

北京オリンピック「開催してほしかった」回答理由

  • アスリートにとって貴重な機会だから。(50代・男性)
  • コロナ禍とはいえ、選手のモチベーションや今までの努力を考えたら、やっぱり開催して欲しいと素直に思ったから。(10代・女性)
  • 選手ががんばって練習してきているから。(20代・男性)
  • 世界を挙げての一大イベントなので、これを開催することで世界中の人々が希望と勇気を与えられるから。(50代・男性)
  • 夏のオリンピックの時も思いましたが、オリンピックは感動を与えてくれるので。(40代・女性)
  • 冬の競技が注目されるきっかけであること。ここで活躍することが生活の糧になる人がいること。(40代・男性)
  • 暗いニュースが多い中で励みになる。(30代・女性)
  • この先もずっとコロナとは付き合っていかないといけないと思うから、今回だけ中止しても意味がないと思う。(40代・男性)
  • やはりオリンピックは世界平和の象徴なので重要。(30代・男性)
  • 東京オリンピックでさえ開催されたから。(60代・男性)
  • コロナ禍でどこにも行けないで家にいるから、ずっとテレビを見て楽しみたいから。(60代・女性)
  • 日本人の活躍を見たいから。(70代・男性)

北京オリンピック「中止してほしかった」回答理由

  • コロナ禍だから感染者を減らすためにもオリンピックは開催しなくていいと思った。(30代・女性)
  • 選手が集まることで、リスクが高まり、他の国からウイルスを持ち込んでしまう可能性があるから。(10代・女性)
  • 感染拡大が酷いし、中国の開催でフェアな判定がされないと感じていたから。(50代・男性)
  • 中国の政策に不安を覚えるため。(30代・女性)
  • ウイグルなどの問題があるので開催地変更してほしかった。(40代・男性)
  • 苦しいことばかりがあって、選手がかわいそう。(40代・女性)
  • 外交が絡んでいそうだから。(30代・男性)
  • 中国とIOCのメリットだけが先行した開催だから。(70代・男性)
  • みんなの気持ちがさらに緩む。(50代・女性)

北京オリンピック「どちらでも良かった」回答理由

  • コロナウイルス感染が拡大しているから開催にはあまり賛同しないが、選手の立場からすれば開催したほうが良いと思った。(50代・女性)
  • 選手ファーストで決めることだと思うから。(60代・男性)
  • コロナがこの先すぐに収まるとは思えなかったし、いつ開催しても一緒だと思うから。(20代・女性)
  • テレビで見て楽しみたいのですが、コロナウイルスの感染状況次第では延期になるのも仕方がないとも思ってました。(50代・男性)
  • 開催すればメダル獲得の際には日本中が元気になると思う。しかし開催する上でコロナの感染拡大の可能性は高まるので、どちらともいえない。(30代・女性)
  • 国際的な感覚からすると中止してほしいけれども、スポーツ選手の立場からすると開催するのもやむを得ないと思われる。(60代・女性)
  • 自身の日常生活の影響を感じないため。(20代・男性)
  • そこまでオリンピックに熱がないのでどっちでもよかった。(30代・女性)
  • 東京オリンピックも開催したから無理に中止する必要もないが、どうしても開催してほしいわけでもない。(40代・女性)

東京オリンピックの開催について50.6%が「開催は良かったと思う」

2021年に開催された東京オリンピックについて、どのように考えていたのか聞きました。

38.4%の方が「開催してほしかった」と回答しました。
「中止してほしかった」と回答した方も32.8%と、3割を超えました。

東京オリンピックが閉会して半年ほど経った現在の考えについても聞きました。

50.6%の方が「開催は良かったと思う」と回答しました。
オリンピック開催前は、反対や延期を望む声も大きいように感じましたが、開催から半年ほど経った現在では、半数以上の方が「開催は良かったと思う」と感じているようです。

それぞれの回答の理由について聞いたので、一部を紹介します。

東京オリンピック「開催して良かったと思う」回答理由

  • 開催しなかったら選手がかわいそう。(20代・女性)
  • これが最後のオリンピックになる選手もいると思うから。(40代・女性)
  • 開催による感染の拡大は殆どなかったし、選手の活躍に感動できた。(70代・男性)
  • 来日した諸外国の選手の方々の反応を見るに、やはり開催してよかったと感じます。(40代・男性)
  • コロナで何もかも中止にしていたら、社会経済的に良くないから。(30代・女性)
  • また延期や中止になると経済の損失が大きいから。(50代・男性)
  • 開催に関して興味がなくどちらでもよいが、ダラダラと開催が延期されるよりは良いと思うため。(30代・男性)
  • 日本の清潔さや安全性や対策などをアピールできるし、日本の素晴らしさを伝えられるから。(20代・男性)
  • コロナウイルスの影響の中、無事に開催できたので。(60代・男性)
  • 中止したとしても、パンデミックの状況は変わらなかったと思う。(60代・女性)
  • 自国開催でコロナ禍とは言え盛り上がって良かった。(50代・女性)
  • 平和の祭典のあり方を示すことができた。(60代・男性)

東京オリンピック「開催は良くなかったと思う(中止したほうが良かったと思う)」回答理由

  • オリンピックの人流により確実に感染者数が増えたから。(40代・男性)
  • 感染リスクが高すぎる開催だったし、実際に感染者数も増えた。外国人選手の逃亡等もあり、日常生活を送る上で非常に不安だった。(30代・女性)
  • コロナ終息を優先したかったから。(50代・男性)
  • オリンピックをしているからと出掛ける人が増えた。(50代・女性)
  • コロナ感染拡大や医療崩壊の要因を招いたから。(70代・男性)
  • 費用負担が多かったから。もっと違うことに使って欲しかった。(40代・女性)
  • 規制が多く観客も集められない中のオリンピックは主旨がずれてくる。開催国としては大きな赤字。(70代・女性)
  • 借金と無駄な設備の維持管理費の負担だけが残った。(30代・男性)

東京オリンピック「どちらとも言えない」回答理由

  • 開催したことによって大盛り上がりできたけど、コロナ感染した人もいたりしたので、少数かもしれないが気の毒な方もいると思うとどっちがよかったのか分からなくなる。(40代・男性)
  • 心配するほど、コロナの感染者は増えていないけど、経済が大損したと思うから。(40代・女性)
  • オリンピック需要で景気が上昇するかと考えていたが、不景気が続いている。選手にとっては活躍の機会が潰されずに良かった。(30代・男性)
  • 競技をみて盛り上がった人もいて精神的には良かったと思うが、弁当の廃棄など問題点が多かった。(50代・女性)
  • きちんと開催国として責任を果たしたことは良かったが、開会式など準備不十分で日本の弱さが露呈された。(30代・女性)
  • 中止すれば賠償金を払わされるだろし、難しい問題。(60代・女性)
  • 感動はしたものの国民の批判の中、選手が気持ちよく競技ができたのかが疑問だから。(10代・女性)
  • いい影響も悪い影響もあまりなかったと思うから。(20代・男性)

東京オリンピックを「開催は良くなかったと思う」と回答した方の半数以上が、北京オリンピック開催は「どちらでも良かった」

現在の東京オリンピック開催についての考えを、質問1(北京オリンピックの開催について)の回答別に集計すると以下のようになりました。


北京オリンピックを「中止してほしかった」と回答した方の37.2%が、東京オリンピックは「開催して良かったと思う」と回答しています。
北京オリンピックの開催について「どちらでも良かった」と回答した方87.9%が、東京オリンピックは「開催して良かったと思う」と回答していました。

東京オリンピックと北京オリンピックとで考えが変わった方に理由を聞いたので、一部を紹介します。

北京オリンピックは「開催してほしかった」が、東京オリンピックの「開催は良くなかったと思う」回答理由

  • 他国開催だから。(80代・男性)
  • 外国なので影響はないと思ったから。(40代・女性)
  • 日本でするわけではないので。(50代・女性)
  • 中国の感染対策が徹底していた。(60代・男性)
  • コロナ感染の対応力が日本とは大きく異なる。(70代・男性)
  • コロナも少し落ち着いてきて、賛否半々ですが、普段見れないスポーツ見たかった。(70代・女性)

北京オリンピックは「中止してほしかった」が、東京オリンピックの「開催は良かったと思う」回答理由

  • 今は世界的にオミクロン株が流行しているから。(80代・女性)
  • 今のほうがコロナが多いから。あと冬のオリンピックは興味がない。(20代・男性)
  • 偏見かも知れませんが、中国での感染対策に不安があったため。(50代・女性)
  • 日本と中国でのコロナウイルスでの対応に違いがあるから。(30代・女性)
  • コロナウイルスの爆発が気になるから。(20代・女性)
  • 個人的に民族浄化やジェノサイドに不満があるから。(30代・男性)
  • 平和の祭典なので平和とは程遠い中国でやるのがどうかと思う。(40代・男性)
  • 北京オリンピックは政治的に見えるから。(30代・男性)
  • 外国人の個人情報の収集を国を挙げて実施しているといわれているから。(50代・男性)
  • 日本人なので日本にメリットがあるかどうかを第一に考えるので。(40代・男性)

まとめ

今回は、オリンピック開催についてアンケートを行いました。

北京オリンピックの開催について、17.4%の方が「中止してほしかった」と回答し、「どちらでも良かった」と回答した方は半数を超えました。
2021年の東京オリンピックほど、開催反対派は多くはなかったようです。

東京オリンピックが開催されることについての考えを聞いたところ、「開催してほしかった」と回答した方が38.4%、「中止してほしかった」「どちらでも良かった」と回答した方は、それぞれ3割程度でした。

東京オリンピックが閉会して半年ほど経った現在では東京オリンピック開催についてどのように考えているか聞いたところ、半数以上の方が「開催は良かったと思う」と回答しました。
「開催は良かったと思う」と回答した方は、開催前の「開催してほしかった」割合より12ポイント多くなりました。
開催前はネガティブな面ばかりが話題となった印象でしたが、終わった今では好意的に受け止めている方のほうが多いようです。

この、東京オリンピック開催に対する現在の考えについて結果を、北京オリンピック開催についての回答別に集計したところ、東京オリンピックの「開催は良かったと思う」と回答した人の割合が最も高かったのは、北京オリンピック開催は「どちらでも良かった」という回答でした。

他国での開催の場合は、感染拡大や経費への不安が減り、開催の是非への関心は低くなるのかもしれません。

【子どものマスク着用を推奨】「未就学の子供がいる」方の42.9%は「賛成」、一方40.8%は「どちらとも言えない」

普段、外出する際にマスクを着用していますか?

政府の分科会は、保育所等での新型コロナウイルス感染対策として、「子どものマスクの着用を可能な範囲で推奨する」としました。

これまでは、子どもに一律のマスク着用を求めていませんでしたが、オミクロン株の感染力が強いことから対策を強化したということです。

年齢に関わらず、発育状況などからマスクの着用が無理なく可能と判断される子どもについては、可能な範囲で推奨するとされていますが、このことについて全国の皆さんはどのように感じているのでしょうか。

今回は、全国の20代以下~70代以上の男女各90名、計540名を対象に「マスク着用についてのアンケート」を実施しました。

「マスク着用についてのアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施
調査対象者 男女
調査期間 2022年2月8日~2月18日
質問内容 質問1:普段、外出する際にマスクを着用していますか?
質問2:正直なところ、あなたがマスクを着用する理由は何ですか?
質問3:周囲に人がいない場合、マスク着用についてどのように思いますか?
質問4:もし、電車・バスなど公共交通機関の乗り物内でマスクをしていない人を見かけたら、不快に感じますか?
質問5:回答の理由を教えてください。
質問6:もし、屋内(建物内)でマスクをしていない無症状の人を見かけたら、不快に感じますか?
質問7:回答の理由を教えてください。
質問8:もし、屋外でマスクをしていない無症状の人を見かけたら、不快に感じますか?
質問9:回答の理由を教えてください。
質問10:「子どものマスクの着用を可能な範囲で推奨」についてどのように思いますか?
質問11:その回答の理由を教えてください。
質問12:あなたには子供がいますか?
集計対象人数 540名(20代以下・30代・40代・50代・60代・70代以上 各年代 男女各45名)

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

周囲に人がいないなら「マスクを外したいと思う」54.4%

初めに、普段外出する際にマスクを着用しているかについて聞きました。

88.9%とほとんどの方が「必ず着用している」と回答しました。
また、8.9%の方が「だいたい着用している」と回答しており、合わせると97.8%の方がマスクを着用しているようです。

「必ず着用している」「だいたい着用している」と回答した方に、マスクを着用する理由について聞きました。

「自分の感染予防と飛沫防止」という方が最も多く、57.2%でした。
一方で、11.6%の方は「着用しないと周囲の目が気になるため」と回答していました。
感染対策というよりマナーとしてマスクを着用しているという方も少なくないようです。

続いて、周囲に人がいない場合でのマスク着用について、どのように思うか聞きました。

54.4%の方が「周囲に人がいない場合は、マスクを外したいと思う」と回答しました。
できるならマスクを外したいという方は多いようです。

もしもマスクをしていない人を見かけたら「不快に思う」、公共交通機関内は84.8%、屋内は82.0%、屋外は57.4%

続いて、もしもマスクをしていない人を見かけたら、不快に感じるかについて聞きました。
まずは、電車・バスなど公共交通機関の乗り物内でマスクをしていない方を見た場合について聞きました。

84.8%と多くの方が「不快に感じる」と回答しました。

この回答の理由についても聞いたので、一部を紹介します。

「不快に感じる」回答理由

  • こちらも我慢して付けているのに、そういう人は身勝手な理由で付けなくていいと豪語するから面倒。
    見かけたらあまり関わりたくはない。(30代・男性)
  • 飛沫をまき散らされそうで不安。コロナ禍の状況でみんなマスクをしているのに、自分だけしていないのはエチケット違反だと思うから。(60代・男性)
  • マスクをする、消毒をする、手洗いうがいと何度もここ2年も言われ続けて、そのルールすら守れないのがよくわからない。みんな我慢してる。その人だけが我慢してしてるわけじゃないのにって思う。(20代・女性)
  • 絶対にかかりたくない、最善の予防策を取っている人に対して失礼かな、って思う。(40代・女性)
  • 頑なに着用しない人に対して、自己主張の強い方、嫌がらせのためにわざとしていない方というイメージが少なからずあります。感染云々よりクレーマー気質なのかな~とか、反政府的思想なのかな~という人間性の面で少し怖いです。(40代・女性)
  • ウイルスの飛沫拡散の可能性を無視している態度が良くない。(70代・男性)
  • 不快どころか身の危険を感じます。そもそも公共交通機関は極力避けていますが、遭遇したら即逃げます。(60代・女性)
  • マスクをしないのは、下着を履かないのと同じ。(40代・男性)
  • いつ咳やくしゃみをするかわからないし、無症状の感染者かもしれないので。(50代・女性)
  • わずかであろうとなんだろうと感染予防になるのだから、今の状態を長引かせないようにするためにもマスクをして協力するべきだと思うから。(20代・女性)
  • ウイルスを保有しているかに関わらず、常識や配慮に欠けた人間だと思う。(20代・女性)
  • ずるいと思う。(30代・男性)
  • これだけ感染防止のためにマスクをしましょうという世の中で周囲に迷惑をかけるとわかっていてマスクをしない社会性のなさが怖いから。(30代・女性)
  • 「まだ咳をしていなくても、いつするかわからない」とずっと気になってしまう。(50代・女性)

「不快に感じない」回答理由

  • コロナは風邪の一つだと思っているので発症していないのにマスクする必要はないと思うから。(20代・男性)
  • 咳をしたり、ぺちゃくちゃ会話をしているならマスクをしてほしいが、一人で黙っておとなしく乗車しているなら全く問題ないと思う。(40代・女性)
  • マスクが出来ない事情がある人もいるので気にしません。(30代・女性)
  • 法律で決まっているわけではないので。(50代・男性)
  • 自分がマスクを着用していれば感染する可能性は少ないから。(60代・男性)
  • たまたま忘れただけかもしれないし、コロナ自体の毒性も弱まっているから。(40代・女性)
  • 正直、もはや普通の風邪に近づいているのに、同調圧力によりマスクをしなければならない。自分には勇気がないが、その中でマスクをしない選択をする人は偉いと思う。もちろん、体調が悪いときはその限りではない。(50代・男性)
  • あまり近くに居なければ気にしません。直接話をしなければ、マスクしてもしなくても、距離があれば問題ないと思ってます。(70代・男性)
  • マスクは気休めにすぎないと思うから。(40代・男性)
  • マスクをしたくない気持ちもわかるので。でもその状態で咳やくしゃみはしない、会話も控えめにというのはマナーかなと思います。(30代・女性)

次に、屋内(建物内)でマスクをしていない無症状の方を見かけた場合について聞きました。

屋内についても、82.0%と多くの方が「不快に感じる」と回答しました。

この回答の理由についても聞いたので、一部を紹介します。

「不快に感じる」回答理由

  • たとえ換気の良いところでも呼吸しているだけで不安だから。(20代・女性)
  • 今はスーパーマーケットでもマスクをしてない人は入場お断りと看板が出ている状況です。あまりに勝手すぎる人だと思うから。(80代・女性)
  • オミクロンの感染力の高さを考えたら、最低限室内はしとけって思うから。(50代・男性)
  • 屋内なら、なおさら空気の循環が悪いので、しっかりマスクをしてほしいです。(50代・女性)
  • コロナが蔓延しているので、内外関係なくマスク着用したほうがいい。(70代・男性)
  • 屋外よりリスクが高いとみられているから、しっかりやろうよ、とはおもいます。(30代・女性)
  • 屋内にもよるのかもしれないけれど、基本的に建物内ではマスクをしてほしい。吐き出したウイルスが浮遊してそうで怖い。(30代・女性)
  • 屋内だと密になるので余計にマスクをするべきだから。(30代・女性)
  • やはり感染力の強いオミクロンだからこそ室内でも付けるべき。(70代・女性)

「不快に感じない」回答理由

  • 屋内の場所にもよるが症状がないなら気にならない。(50代・男性)
  • 空間が確保されているのなら、飲食店での場合と同じようなものだから。(50代・男性)
  • いつも一緒にいる仲間なら大丈夫。(50代・女性)
  • 無症状であるかは、傍からは分かりにくいけれど、閑散とした場所で1人でいるのなら、見過ごせる範囲です。混雑している場所なら、その人に近寄らないだけです。(60代・男性)
  • 屋内が広く、換気されていれば問題ないと思う。(70代・男性)
  • 普通の状態なのであればそれほど不快とは思わない。危険だとは思うけど。(40代・男性)
  • 私自身が屋内ではマスクを着用していないから。(60代・男性)
  • 話をするとき以外はマスクはしていなくても気にならない。(70代・男性)
  • マナーの問題だから強制するべきではないと思う。忘れたときはできるだけ笑ったり話したりしないように心がければいいのではないか。(70代・男性)
  • 屋内くらいはマスクをしたくないという気持ちが分かるからマスクをしていなくても不快にはなりませんが、そばに近づかないようにより一層自分自身が気を付けようと思います。(40代・男性)
  • 室内は換気がいきとどいている。(70代・男性)

屋内でもマスクをしていない方を見かけたら「不快に感じる」という方が多いようです。
では、屋外ではどうでしょうか。

屋外については、「不快に感じる」と回答した方は57.4%で、公共交通機関内や建物内よりも少なくなりました。

こちらも理由について聞いたので、一部を紹介します。

「不快に感じる」回答理由

  • 十分な距離がとれていれば良いが、そうでないとヤバイ人だと思ってしまう。(30代・男性)
  • 数メートル離れていても感染するという話を聞いたことがあるから。(20代・女性)
  • 場所に関わらず自分もマスクを我慢してつけているので、公共の場であれば不快に思う。(30代・男性)
  • 屋外であっても、人とすれ違う事もありますし、マナーとしてマスクは着用するべきだと思います。(60代・女性)
  • 公共の場ではマスクが必要。(60代・男性)
  • ワクチンを打っていようが無症状であろうが人の不安や不快感を与える行為は避けるべきだと思う。周りに人がいないならありだとは思うけど。(40代・女性)
  • 人がすれ違ったりする街中でマスクなしの人は無神経な人だと思う。感染リスクが高い人だと思う。(40代・女性)
  • ソーシャルを保てる距離ならマスクをしていなくても良いと思いますが、すれ違う少し手前や近距離になった時でもマスクをしないのは不快に感じます。(40代・男性)
  • ある程度距離が離れていれば問題ないが、街中でランニングをしているマスクなしの人を見ると、つい避けてしまう。(40代・女性)
  • 屋外でも安全とは言えないし移されるのが嫌だから。(10代・男性)
  • このご時世、屋外でも周りに人がいてマスクをしていないなら図太い性格だなと思ってしまう。(30代・女性)

「不快に感じない」回答理由

  • 屋外にいる場合は近づかなかったらいいだけだと思ってる。路上喫煙者と同レベルです。(40代・女性)
  • 屋外での感染確率は低いと思うので、自分でもマスクをしないことがあり、他人を責められない。(70代・男性)
  • 室外だから感染リスクをが低くなる。また、走ったり、自転車に乗ったりしているときだと呼吸困難になりやすいので時と場合によると思います。(10代・女性)
  • 屋外は結構平気です。自分はもちろんしますけど。(40代・女性)
  • 屋外なら、近寄らなければいいので問題ないと思う。(70代・男性)
  • 外では、人がいなければマスク着用はしなくてもよいと思う。(70代・男性)
  • 密閉された空間と違い、適当な距離が保てていれば、安心できるからです。(60代・男性)
  • 屋外で人が居ない中ならばマスクを着用しなくてもいいし、ソーシャルディスタンスを維持できるのであるならば同様に思う。(70代・男性)
  • ケース・バイ・ケースですが、街中などでは不快に感じることがあるとは思いますが、登山やトレッキングなどアウトドアスポーツの際などは、咳とかの症状がないようであれば問題ないと思います。(60代・男性)
  • 屋外なら密閉空間とは違い換気できているので。(50代・女性)
  • 最近は混み合っていなければマスクをはずしている方もよく見かけますが屋外なら気になりません。私自身も屋外で人と距離が取れる状況であれば最近はマスクを外しています。(40代・女性)
  • 近くに人がいないところ、公園などでは問題ないと思う。(70代・女性)

「未就学の子供がいる」方の42.9%は、「子どものマスクの着用」について「賛成」、一方で「どちらとも言えない」と回答した方も40.8%

全体的に、公共の場でマスクを着用していない人を見かけたら「不快に感じる」という方が多いようです。
では、子供のマスク着用についてはどうでしょうか。
「子どものマスクの着用を可能な範囲で推奨すること」についてどのように思うか聞き、お子さんの有無別に集計しました。

お子さんの有無に関わらず「賛成」という方が多いようですが、中でも「未就学児はいないが、子供はいる」方の62.1%が「賛成」と回答しました。
一方で、「未就学の子供がいる」方からは「どちらとも言えない」という意見も多く40.8%でした。

この回答の理由についても聞いたので、一部を紹介します。

「賛成」回答理由

  • 子供からの感染、クラスターが異常に多いから。(20代・男性)
  • 子供につけるのは大変だと思うけど、子供だからこそ喋ったり咳をしたり近づいたりするのをコントロールしにくいので。(40代・女性)
  • みんなマスクをしているのに、子供は除外でなくマスクを付けさせるべき。(70代・男性)
  • ワクチンも打てない子供に対して予防的措置が行えるのはマスクだと思うから。(50代・男性)
  • 今後、コロナよりも強力なウイルスなどが発生する可能性も十分に考えられるため、小さいうちから習慣というか、慣れさせておいた方が良いと思うので...イメージとしては自動車の「チャイルドシート」などと同様に考えています。(60代・男性)
  • できるならなるべくしてくれたほうが感染予防になるから。(40代・男性)
  • 子供だから、普段から飛沫も多いと感じるため。(50代・男性)
  • こどもは無症状の場合が多く感染媒体だと思う。(40代・女性)
  • 可能な範囲でという注釈が付いているので賛成する。子供全員にというのは到底無理だから。(40代・男性)
  • やれる範囲でやったらいいと思う。ただ相手は子供だからということを大人はちゃんと理解していないと行けないと思う。嫌な社会になってほしくはない。(30代・男性)
  • コロナは大人、子供関係ないとおもうから。(60代・女性)
  • 子供の感染率や現状を見ると、装着は必要、年齢に関係なく、出来る子はできる。出来ない子は仕方ないと思う。(70代・女性)
  • なかなか難しいこともあるが子供のために慣れたほうが良いと思う。(80代・女性)
  • 今は、小さい子供でもマスクへの理解が出来ていると思う。(70代・女性)
  • オミクロンのコロナ蔓延は子供たちが多いから。(70代・女性)

「反対」回答理由

  • おとなでもつらいのにかわいそう。(40代・女性)
  • 政府が推奨すると、義務だと勘違いしてマスク警察が正義の名のもとに理不尽な要求をする事があると思うから。(50代・男性)
  • 自己成長のためお互いの表情は見えた方がいいと思う。(20代・男性)
  • 小さなこどもは、きちんとマスク着用ができ辛く、場合によってはかえって不潔になってしまうこともあり得る。また、言葉による体調不良の訴えが十分にできるわけではなく、保護者が顔色、表情を見て判断する際に支障になると考える。(50代・女性)
  • そもそも「着けさせる」って事自体が相当に大変なのにそれを国から言われたら義務みたいになって子供たちの肩身が狭くなる。小さい子はマスクつけると息するのがほんとに大変なのに。(10代・女性)
  • あまり小さい子にマスクをさせても、マスク表面をさわったりしてウイルスが手についてしまいそうなど、正しく着用できないと思うから。(50代・女性)
  • その年齢の子どもを育てた経験があるが、口の周りにあるものは、手で取ってしまう。鼻も低いのですぐにマスクがずり落ちる。まずは大人が何とか感染拡大を防ぐための手段を模索するべきだ。(40代・女性)
  • 2歳以上からとなっていましたが、子供の場合は窒息することもあるし、コロナにかかっても軽症だから。(60代・女性)
  • 今更子供がマスクをしたところで何が変わるのか疑問。子供が小さい頃からマスクをすることで他のデメリットが心配。(30代・女性)
  • 保育士をしている身としてはデメリットもたくさんあるから。(すぐよだれでびしょびしょになるし不衛生)(20代・女性)

「どちらとも言えない」回答理由

  • 子供がいないのでわかりませんが、子供のマスクは大変とテレビで言っていたので。(30代・女性)
  • こどもの場合は、幼少時な場合は善し悪しの判断が難しいしコミニュケーションを取る上でも大切な時期なのでマスク着用の善し悪しの判断は難しい。(70代・男性)
  • 「可能な限りで」の範囲が掴みづらくて判断がつかない。(40代・女性)
  • 本心は賛成たが、表情が見えないからコミュニケーション不足に育つとか、酸素が行き渡らずバカな子に育つとか言っている知人の話を聞いてしまうと一概に賛成と言い切れないなとも思えるから。(40代・女性)
  • 好きにすれば良い。(50代・男性)
  • 嫌がる時期の子にマスクをかけるのは大変だから。(30代・女性)
  • した方が良いと思うが小さい子供は息苦しいと思う。(60代・女性)
  • よくわからない。親の判断にゆだねたい。(60代・女性)
  • 可能な範囲がどの程度なのか分からない。(30代・男性)

まとめ

今回は、「マスク着用」についてアンケートを行いました。

普段外出する際にマスクを着用しているという方は多く、97.8%でした。
一方で、普段マスクを着用している方のうち半数以上は、周りに人がいないないなら「マスクを外したい」と思っているようです。

また、マスクをしていない人に対する反応についても聞いたところ、「公共交通機関内」「屋内」では8割以上の方が「不快に感じる」と回答していました。

一方で、「屋外」については、「不快に感じる」方が57.4%とほかの場所より少なくなりました。
「屋外は換気が行き届いている」「密閉空間でなければ気にならない」と感じている方も少なくないようです。

「子どものマスクの着用」については、全体的に「賛成」という方が多いようです。
「小さい子供にはマスクを付けるリスクが大きい」という意見もありましたが、実際に未就学の子供がいる方も42.9%が「賛成」と回答していました。
ただ、見方を変えると「賛成は半数以下」とも言えるので、やはり未就学児の親御さんにとっては難しい問題なのかもしれません。

全体的には、「大人も子供もマスクを着用するべき」という方が多いようです。

【感染予防効果を重視?】約9割が「不織布」のマスクを使用している

普段、外出する際にマスクを着用していますか?

新型コロナウイルスの感染拡大から約2年が経ちました。
「新しい生活様式」として、外出時のマスク着用はすでに日常的なものになっています。

カラフルなものや見た目を重視したおしゃれなものなど、様々なマスクが販売されていますが、皆さんはどのような点を重視してマスクを選んでいるのでしょうか。

今回は、全国の20代以下~70代以上の男女各100名、計600名を対象に「マスク着用についてのアンケート」を実施しました。

「マスク着用についてのアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施
調査対象者 男女
調査期間 2022年2月8日~2月15日
質問内容 質問1:普段、外出する際にマスクを着用していますか?
質問2:マスクを着用している場面をすべて選んでください[複数回答可] 質問3:具体的に教えてください。
質問4:普段、一番使っているマスクの素材はなんですか?
質問5:その素材を一番使用している理由を教えてください。
質問6:マスクはどこで買いますか?[複数選択可] 質問7:具体的に教えてください。
質問8:マスクを買うときに重視するのはどのような点ですか?[複数回答可] 質問9:マスクはどれぐらいの頻度で買いますか。
質問10:新型コロナが収束した場合、外出時に感染症対策としてマスクを着用しようと思いますか?
質問11:回答の理由を教えてください。
集計対象人数 600名(20代以下・30代・40代・50代・60代・70代以上 各年代 男女各50名)

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

普段外出する際にマスクを「着用している」のは98.5%

初めに、普段外出する際にマスクを着用しているかについて聞きました。

91.0%とほとんどの方が「必ず着用している」と回答しました。
「だいたい着用している」という方も合わせると、98.5%の方がマスクを日常的に「着用している」ようです。

続いて、どのような場面でマスクを着用しているかについて聞きました。

「外出先の室内(スーパーや飲食店など)」という方が最も多く、96.3%でした。
また、「外出先の屋外(公園やキャンプ場など)」「公共交通機関やタクシーの中」「職場や学校」などの回答も多く、やはり外出時に付けるという方が多いようです。

一方で、「寝室」や「リビング」など、自宅の中でもマスクを付けている方が約4%いるようです。

「その他」と回答した方からは、以下のような回答がありました。

「その他」マスクを着用している場面

  • 自宅のバルコニー。(50代・男性)
  • トイレの中(家内外)。(70代・男性)
  • 一人の時以外はしておくべき。(40代・男性)
  • 玄関先で訪問者と会話するとき。(70代・男性)
  • 友人が自宅に訪問した時。(20代・女性)

「来客対応の際に自宅の玄関先で付ける」「一人じゃない時は常に付ける」という方もいるようです。

約9割が「不織布」のマスクを使用している

続いて、普段一番使っているマスクの素材について聞きました。

89.2%と約9割の方が「不織布」のマスクを使用しているようです。

それぞれの素材のマスクについて、一番使用している理由を聞きました。

「不織布」のマスクを一番使用している理由

  • 会社から支給されているマスクが不織布だから。(60代・男性)
  • 医者に勧められた。(60代・男性)
  • 1番感染防止になるとテレビで言っていたから。(30代・女性)
  • コストパフォーマンスが良いと思うから。(40代・男性)
  • 布製を使って安く抑えたいが洗うのが面倒なので安い不織布のマスクを使っている。(50代・男性)
  • 取り替えるのが簡単だから。(70代・男性)
  • ウィルス感染予防が高いし、仕事場で不織布マスクが必須になっていますので使用しております。(60代・女性)
  • これでないと駄目という人が圧倒的多数のように聞こえる為。(50代・女性)

「布」のマスクを一番使用している理由

  • 今の時代マスクもファッションと思っており、良く見せたいから。(20代・男性)
  • 一番コストが安いから。(50代・男性)
  • かぶれにくいから。(50代・男性)
  • ハンカチなどを利用して自分で作りました。(70代・女性)
  • アベノマスクの在庫品の引き取りを多量に申し込んだので極力使う決意。(60代・男性)
  • UV加工とか、おしゃれな柄になっているから。(60代・女性)
  • 外に出る時間が短いため。一緒に出かける人が布マスクなため。(30代・女性)
  • 形が気に入っているから。(40代・女性)

「ウレタン」のマスクを一番使用している理由

  • 柔らかくて肌荒れしにくい。(10代・男性)
  • 呼吸が楽だから。(50代・男性)
  • フィット感がいいから。(60代・男性)
  • 見た目が良いから。(20代・女性)
  • 安価で繰り返し使用できるから。(40代・男性)
  • 軽くて、耳の負担が少ない。(20代・男性)
  • メガネが曇りにくいから。(40代・男性)

「不織布」をよく使用している方からは、「不織布が一番感染予防になる」という意見が多くありました。
また、最近は「不織布マスク」でしか入れないお店などもあり、「不織布マスクでないと駄目」と感じている方も多いようです。

一方で、「布」「ウレタン」を使用している方からは「見た目が良い」「肌触りが良い」という意見が挙がっていました。
「本当は不織布が一番感染予防になるのは知っているが、肌荒れするので付けられない」という方もいるようです。

続いて、マスクはどこで買うことが多いのかについて聞きました。

73.4%の方が「ドラッグストア」で購入しているようです。
また、3.6%の方はマスクを「自分で作っている」または「買ったことがない」と回答していました。

その他、「100円ショップ」や「ホームセンター」、「雑貨屋」で買うという方もいました。

マスクを「購入している」方に、マスクを買うときに重視している点について聞きました。

マスクを購入する際は、「1枚あたりの価格」と「予防効果」を重視している方が多いようです。
「不織布」のマスクを使用している方が多いのも、「1枚あたりの価格」と「予防効果」を重視している方が多いからかもしれません。

65.2%の方が、新型コロナが収束してもマスクを「着用しようと思う」

最後に、コロナ禍が収束した場合でも、外出時に感染症対策としてマスクを着用しようと思うかについて聞きました。

65.2%の方が「着用しようと思う」と回答しました。
この回答の理由についても聞いたので一部を紹介します。

「着用しようと思う」回答理由

  • いくらコロナが収束したとはいえ、菌がこの世から完全に消える訳では無いし、空気の中にいるかもしれないから。(10代・女性)
  • インフルエンザや風邪予防になるから。(20代・女性)
  • 2年近くマスク生活をして不便に感じないし、コロナ以外にもPM2.5や花粉などがあるので使用する。(60代・男性)
  • なんとなくマスクなしが恥ずかしいから。(20代・女性)
  • 何をもって収束と判断するのかも基準がない中で、政府や行政の判断が完全に正しいモノではないため、自己予防を徹底しておく必要があるため。(30代・男性)
  • コロナだけでなく、感染症はあるから、予防するのはいいのかなと思います。(30代・女性)
  • しばらくは不安なので着用する。(60代・女性)
  • コロナ対策でマスクをするようになってから、風邪やインフルエンザにかからなくなって快適だったから。(50代・女性)
  • マスクに慣れてしまい外した途端に風邪やインフルエンザなど他の感染症にかかってしまいそうだから。(40代・女性)
  • 収束したといっても変異の激しいウイルスと聞くので油断がならないと思うから。(40代・女性)
  • なんだかもうつけてないと落ち着かない。(40代・女性)
  • いつどこで再び再発するかわからないので、予防の意味で。(60代・女性)
  • マスク生活に慣れて、むしろマスクをしている状態の方が楽になってきたので。(40代・女性)

「着用しようと思わない」回答理由

  • マスクをするのは息苦しい、めんどくさい、費用が掛かるので必要でなくなればやめたい。(30代・女性)
  • いちいちつけたり外したり面倒。化粧がつく。(50代・女性)
  • コロナが収束したら、普通の生活に戻りたい。(60代・男性)
  • あくまでも感染症対策であり、感染が収まればしたくない。(70代・男性)
  • マスクをしているとメガネが曇るし息苦しい。以前のようなマスク無しの生活にあこがれる。又、人の顔が判別しにくく知人に会っても挨拶出来ない。(70代・男性)
  • マスクをずっとしていると肌荒れが気になったり耳が痛いから。(20代・女性)
  • うっとうしくて嫌いだから。(60代・男性)
  • コロナウィルス対策のためだけに使用しているから。(70代・男性)
  • しっかりメイクがしたいから。(20代・女性)
  • マスクは息苦しく、つけるのが苦手だから。(70代・女性)

まとめ

今回は、「マスク着用」についてアンケートを行いました。

外出時のマスク着用はすでに日常的なものになっているようで、98.5%の方が「着用している」と回答していました。

普段一番使っているマスクの素材については、約9割の方が「不織布」を使用しているようです。
理由については、「テレビやSNS等で、不織布が最も飛沫を防げると聞いた」という意見が多く挙げられていました。

一方で、約1割の方は「布」や「ウレタン」を主に使用していると回答していました。
多かったのは「見た目が良い」という意見でしたが、肌が弱いなどの影響で不織布マスクを付けられないという方もいるようです。

また、65.2%の方は、コロナ禍が収束しても外出時にマスクを「着用しようと思う」と回答しました。
「他の感染症対策として付ける」「本当に収束したか不安なのでしばらくは付ける」という意見が多く挙がっていましたが、中には、「マスク有りの生活に慣れてしまった」「ファッションの一部になっている」という方もいるようです。

相次ぐ値上げ、半数以上の方が「電気」「ガソリン」の値上げが生活に影響

値上げによる生活への影響は?

2022年は値上げの年といわれるほど、光熱費や食料品の値上げが相次いでいます。

火力発電や都市ガスで使用されている液化天然ガス(LNG)の価格高騰で、電気料金やガス料金の値上げが続いています。
小麦粉や食用油の値上げにより、食パンやマヨネーズといった食品の価格も上がっています。

日清食品や東洋水産は、カップラーメンの小売価格を6月出荷分から5~12%引き上げることを発表しました。
価格の引き上げの背景には、原材料費の上昇だけでなく燃料費や物流費の上昇も影響しているようです。

今回は、全国の男女計1000名を対象に「値上げに関するアンケート」を実施しました。

「値上げに関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施
調査対象者 男女
調査期間 2022年2月13日~2月15日
質問内容 質問1:値上げで自身の生活に影響が出たものはどれですか?[複数回答可] 
質問2:具体的に教えてください。 
質問3:もっとも値上げしてほしくないものを1つ選んでください。
質問4:回答の理由を教えてください。 
質問5:値上げしてもよいと思うものを選んでください[複数回答可] 
質問6:具体的に教えてください。
質問7:価格の値上げに対して考えが近いものを選んでください。
質問8:回答の理由を教えてください。
集計対象人数 1000名(30代以下・40代・50代・60代以上 各年代 男女各125名)

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

値上げで生活に影響が出たもの、半数以上の方が「電気」「ガソリン」と回答

初めに、値上げで自身の生活に影響が出たものを聞きました。

60.0%の方が「電気」と回答しました。
「ガソリン」と回答した方も、半数を超えました。
「電気」「ガス」「水道」といった光熱費を選ぶ方が多いようです。

「その他」と回答した方に、値上げで影響が出たものを具体的に聞きました。

「その他」回答

  • 灯油(60代・男性)
  • お魚(50代・男性)
  • 練り物(40代・女性)
  • マヨネーズ(60代・女性)
  • カップ麺などのインスタント食品(30代・男性)
  • 豆乳製品(30代・女性)
  • 野菜ジュース(40代・男性)
  • ラップをはじめとする消耗品(30代・男性)
  • 衣類(10代・女性)
  • おもちゃ(20代・男性)
  • ペットフード(60代・女性)
  • 美容院のカットカラー代(40代・女性)
  • 医療費(60代・女性)
  • 保険(10代・男性)

44.6%の方が、もっとも値上げしてほしくないのは「電気」と回答

続いて、もっとも値上げしてほしくないものを聞きました。

値上げで自身の生活に影響が出たものと同様に、「電気」「ガソリン」と回答した方が多くなりました。
「たばこ」「通信料」は、自身の生活に影響が出たと回答した方の割合は低かったですが、もっとも値上げしてほしくないものとして回答した方の割合は「電気」「ガソリン」に次いでいます。

回答の理由について聞いたので、一部を紹介します。

「もっとも値上げしてほしくないもの」回答理由

  • オ-ル電化なので。(「電気」、60代・女性)
  • ただでさえ高く感じるのに、さらに値上がりすると生活が苦しくなるから。(「電気」、30代・男性)
  • 生活していく上で必須なものだし、使用量を減らすのも難しいものだから。(「電気」、20代・女性)
  • リモートワークで冷暖房費がかかるから。(「電気」、50代・男性)
  • 車がないと生活できない地域なのでガソリンが高くなると一番困る。(「ガソリン」、50代・女性)
  • 車通勤しているため。(「ガソリン」、30代・女性)
  • ガソリン単体の問題だけではなく各商品の輸送コストにも直結する問題なので。(「ガソリン」、50代・男性)
  • 小遣いから出しているから。(「たばこ」、40代・男性)
  • 家族がヘビースモーカーだから。(「たばこ」、50代・女性)
  • 携帯やタブレットなど、現在生活に欠かせないので上げてほしくない。(「通信料」、30代・女性)
  • 日常のものであり、食べない訳にはいかないから。(「野菜」、50代・男性)
  • 基本料が高く、節約もしにくいから。(「ガス」、50代・女性)
  • 生活に不可欠なものだから。(「水道」、70代・女性)

半数の方が「たばこ」は値上げしてもよいと思う

値上げが続く中で、値上げしてもよいと思うものについて聞きました。

49.6%の方が「たばこ」と回答しました。
「ビール」と回答した方は21.9%で、嗜好品を挙げる方が多いようです。

57.4%の方が、値上げは「商品やサービスによる」

最後に、値上げに対する考えを聞きました。

57.4%の方が「商品やサービスによる」と回答しました。

それぞれの回答について理由を聞いたので、回答の一部を紹介します。

「値上げに賛成」回答理由

  • 原材料が上がっているので仕方がない。(60代・女性)
  • 消費者もつらいが、生産者や調整する人もつらい。(50代・男性)
  • 正常に価格転嫁しなければ価格の調整機能が働かない。(60代・男性)
  • 正しく対価を求めるべきだと思う。(50代・女性)
  • 景気が良くなりそうだから。(10代・男性)
  • インフレ自体が悪いことではないから。(30代・男性)
  • デフレ脱却。(40代・女性)

「値上げに反対」回答理由

  • 年金生活なのでこれ以上の節約は苦しい。(70代・女性)
  • 収入が増えない状態で値上げが続くと生活に困窮する。(60代・男性)
  • 給料は上がらないのに物価だけが上がっているから。(50代・女性)
  • 賃金が上がる見込みがない中での物価値上げはナンセンスだから。(50代・男性)
  • 値上げの影響で生活費が圧迫されて、貯金などに使えるお金をまわす余裕がなくなったから。(30代・男性)
  • コロナで大半の人が生活を切り詰めて生活していると思うので。(40代・女性)
  • 企業努力で何とかしてもらいたい。(40代・男性)
  • 値上げを安易に容認すると定期的に値上げが続きそうで怖い。(30代・女性)

「商品やサービスによる」回答理由

  • 嗜好品は値上げしてもいいと思うから。(40代・男性)
  • タバコなど身体に悪い影響があるものは値上げしてもいいと思うが、生活に必需であるものは値上げしてほしくない。(30代・女性)
  • 贅沢品は値上げしても良い。(20代・女性)
  • 生活必需品は影響が大きいですが、それ以外は影響が少ないから。(70代・男性)
  • 必要性が少ないものは値上げは仕方ないと思う。(30代・男性)
  • 自分が買わないものは値上げしても影響がないので値上げしても構わない。(40代・女性)
  • 原価が上がっているのも理解できるから。(40代・男性)
  • 輸送費も上がっているから全て値上げをしないことが無理だと思うから。(50代・女性)
  • 適切な理由での値上げは仕方ないと思う。(60代・男性)
  • それしか方法がないのなら仕方ない。(50代・女性)
  • 経済を回していくのに必要なものであればしょうがないと思う。(50代・男性)
  • 付加価値の高いものは、値上げしてもいいと思う。(50代・男性)
  • 企業努力の結果で仕方ない物にはある程度我慢できる。(70代・女性)
  • 生産者の負担と見合った値上げなら致し方ない。(40代・女性)
  • 不当に安く設定され生産者を圧迫している品目も存在する。(60代・男性)
  • 値上げしないと、利益が出ないで倒産してしまう所があるから。(20代・男性)

まとめ

今回は、値上げに関するアンケートを行いました。

値上げで自身の生活に影響が出たものについて、「電気」「ガソリン」と回答した方が半数を超えました。
「ガス」「水道」といった光熱費を選んだ方も多くいました。

もっとも値上げしてほしくないものを聞いたところ、多くの方が「電気」「ガソリン」と回答しました。
オール電化住宅に住んでいる方や、車を使う場面が多い方にとって、「電気」「ガソリン」の値上げは家計に響くようです。

値上げしてもよいと思うものについて聞いたところ、「たばこ」「ビール」といった嗜好品の割合が高くなりました。
「その他」と回答した方からは「値上げしてよいものはない」といった声が多く挙がりました。

価格の値上げに対する考えについて、57.4%の方が「商品やサービスによる」と回答しました。
「商品やサービスによる」と回答した方からは、嗜好品や高級品、自分が購入しないものは値上げしてもよいといった理由や、原価の高騰による値上げは仕方がないといった理由が挙がりました。
「値上げに反対」と回答した方の多くは、収入が上がっていないのに物価が上がると困るといった理由を挙げました。

物価上昇で企業の利益が増え、結果として賃金も上がるのであれば経済は循環します。
一方で、物価が上がっても賃金が上がらないのであれば、買い控えが進み経済は停滞してしまいます。
政府の分配戦略が経済の好循環を生むことが期待されます。

【新型コロナ】濃厚接触者の自宅待機期間について、30.0%が「7日間より短いほうがよい」

濃厚接触者の自宅待機期間の短縮について、どのように感じますか?

新型コロナのオミクロン株による感染拡大が続いています。
田村前厚労相が「東京の10人に1人が濃厚接触者の認定を受ける可能性がある」と発言したことも話題になりました。

新型コロナに感染した方と近距離、あるいは長時間接触した方が濃厚接触者と呼ばれ、以前は14日間の自宅待機が必要でした。
しかし、現在の主流となっているオミクロン株の特性を踏まえて、自宅待機期間が1月14日に10日間に短縮されました。
1月28日からは、さらに短縮されて7日間になりました。

オミクロン株は、感染力は強いが一次感染者の発症日から7日を超えて発症する二次感染者は極めてまれだという分析が出ています。
濃厚接触者の自宅待機期間の短縮について、皆さんはどのように感じているのでしょうか。

今回は、全国の男女計1000名を対象に「新型コロナの自宅待機期間についてのアンケート」を実施しました。

「新型コロナの自宅待機期間についてのアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施
調査対象者 男女
調査期間 2022年2月9日~2月14日
質問内容 質問1:自宅待機期間の短縮についてどのように感じますか?
質問2:回答の理由を教えてください。 
質問3:自宅待機に関して不安なことはありますか?[複数選択可] 
質問4:具体的に教えてください。 
質問5:小学生以下のお子さまはいますか?
質問6:「小学校休業等対応助成金」を知っていますか。
質問7:「小学校休業等対応助成金」を利用してみたいですか。
質問8:回答の理由を教えてください。
集計対象人数 1000名(30代以下・40代・50代・60代以上 各年代 男女各125名)

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

自宅待機期間について、30.0%が「7日間より短いほうがよい」

初めに、自宅待機期間が7日間に短縮されたことについてどのように感じるか聞きました。

最も回答が多かったのが「7日間より短いほうがよい」で、30.0%でした。
「10日間より長いほうがよい」「10日間がよい」と回答した方は10%以下でした。

男女別に集計するとこのようになりました。

男性の33.6%の方が「7日間より短いほうがよい」と回答しました。
女性では、「7日間より短いほうがよい」「7日間がよい」と回答した方がそれぞれ26%ほどでした。
「10日間より長いほうがよい」と回答した方は、男性のほうが女性より3ポイント高く、8.2%でした。

年代別に集計するとこのようになりました。

「7日間より短いほうがよい」と回答した方の割合が最も高かったのは50代の38.0%で、他の年代よりも10ポイントほど高くなりました。
30代以下では「10日間より長いほうがよい」「10日間がよい」と回答した方がそれぞれ10%を超えました。

それぞれの回答理由を聞いたので一部を紹介します。

「10日間より長いほうがよい」回答理由

  • 安心度が増す。(20代・男性)
  • 万全を期すほうが絶対に良いから。(50代・女性)
  • 科学的なデータを知らないので判断できません。長めに待機したほうが良いと思います。(30代・男性)
  • 個人差があるので用心のため長めのほうが安心。(60代・女性)
  • 短縮しても大丈夫なのか分からないから。(50代・男性)
  • 感染症は2週間様子をみるのが基準だから。(20代・女性)
  • 一度陰性と判断されてから陽性と判断された事例もあるように、やはり濃厚接触者は14日間の待機が妥当だと思います。(40代・男性)
  • 体力が落ちているから日常生活にすぐ戻れないと聞いたから。(40代・女性)

「10日間がよい」回答理由

  • 1週間はなんとなく短い気がするし、10日以上も長い気がするから。(20代・女性)
  • 感染力が高いので、確実に安心できるまでに時間は必要だと思うので。(40代・男性)
  • 長すぎるのも良くないから10日がちょうどいい。(10代・男性)
  • 10日間のほうがウイルス対策として、自分にも他者にも感染するリスクが確実に下がりそうだから。(30代・女性)
  • 長すぎても経済を止めてしまうし、それ以上短いと本当に大丈夫か不安。(50代・女性)
  • 感染力が高い新型コロナを抑え込むには十分な期間を持ったほうがいいと思うため。一方で10日を超えると仕事場への復帰時にギャップが大きくなるため。(30代・男性)
  • 他人にうつすリスクを考えると10日くらいがいいと思う。(70代・女性)
  • 1週間でもいいと思うがさらに気を付けるのであれば10日だと思う。(30代・男性)
  • 短縮の明確な理由が分からないから。(50代・男性)
  • コロナ感染を防ぐためにも短すぎるより十分な期間を置いた上で判断したほうがコロナを広げなくて済むと考えるから(40代・女性)
  • このぐらい慎重にしないと感染が収まらないと思います。(60代・男性)

「7日間がよい」回答理由

  • 人手不足の問題があり、業務に支障をきたす仕事もあるから。(40代・女性)
  • 長い間休むことで仕事に迷惑がかかってしまう。(20代・女性)
  • あまり長すぎると、仕事を休んだりしなくてはならず収入に影響するから。(50代・女性)
  • エッセンシャルワーカーなどの就業機会損失をできるだけ抑えなければならない。(70代・男性)
  • 仕事や外出にも制限がかかる日数が多いと経済的に困るため。(30代・男性)
  • 社会が明らかに回らなくなったり不備が出るまでは7日間でいいと感じています。(30代・女性)
  • 10日間だと大勢の人が行動制限されて経済活動に大きな悪影響が出るから。(40代・男性)
  • 流行しているオミクロン株の潜伏期間の短さなどを考慮すると、これまでよりも短くていいと思ったから。(30代・男性)
  • オミクロン株は発症までが早いので、7日間で良いと思う。(70代・女性)
  • 今はやりのオミクロンは3日前後で発症しているようなので、大事を取ったとしても7日もあれば充分だと思ったので。(40代・女性)
  • 家に長い間いるとストレスが溜まるし、1週間と区切りがいいかなと思ったから。(20代・男性)
  • あまり長くないほうが精神的にもいいと思うため。(10代・男性)
  • 医療の専門家の見解に基づいていると思うので。(60代・男性)
  • 陰性なのに感染者本人よりも拘束されるケースが多いので。(50代・男性)
  • 他国では5日程と聞くので。(70代・女性)

「7日間より短いほうがよい」回答理由

  • 仕事に支障をきたすから。(30代・男性)
  • 仕事に行けなくて困るから。(30代・女性)
  • 職場など周りに迷惑をかけるから。(50代・男性)
  • 自宅待機になることで、仕事が滞り、周囲に迷惑がかかるため。(30代・女性)
  • 5日くらいにしないと社会活動に影響が出る。(40代・男性)
  • 濃厚接触者ばかりになってしまい社会が回らなくなってしまうから。(40代・女性)
  • 社会が機能しなくなる。(60代・男性)
  • コロナと共存していかないと経済が回らないから。(20代・男性)
  • 待機期間が長いと経済が回らないから。(70代・男性)
  • オミクロン株はそこまで感染期間が長引かないということが証明されているから。(10代・男性)
  • 潜伏期間が3日程度しかないのでもっと短縮できるのではないか。(60代・女性)
  • コロナの毒性が弱くなっているので、そろそろ経済のほうを考慮したほうがいいと思う。(40代・女性)
  • 経口薬も出来てきているから。インフルエンザと同等で良いと思う。(50代・男性)
  • 海外事例は、5日位なので、合わせれば良いと思う。(50代・女性)

「よく分からない」回答理由

  • 潜伏期間が短いとかいわれているが、正確な情報なのかどうか判断できない。(60代・男性)
  • どれぐらいの潜伏期間かよく分からない。(30代・女性)
  • コロナの種類によって潜伏期間が違うはずなので一概にはいえない。(20代・男性)
  • コロナが実際どれくらいで治るかとか、それぞれの仕事や家族等の環境によって異なると思うから。(20代・女性)
  • コロナ感染の実態が分からないから、なんとも言えない。(50代・男性)
  • 身近に事例がないので分からない。(60代・女性)
  • 確たるデータが不足する中で是非はつけがたい。(70代・女性)
  • 一定期間の自宅待機だけで大丈夫なのかは判断できなので。(40代・男性)
  • 衛生学的には何日が良いのかで決めてほしいと思うから。短いほうがもちろん暮らしやすいが、だからといって必要なより短い日数で解除されたら意味がないと思う。(40代・女性)
  • 政府が発表する情報がたびたび変わり、全く信じられないため判断出来ません。(70代・男性)
  • 3日変わったところで違いがないような気がする。(50代・女性)
  • 家から出ないので別になんでもよい。(30代・男性)

自宅待機に関して不安なことは、過半数が「家族への感染」「日常生活」と回答

自宅待機に関して不安なことを聞きました。

半数以上の方が「家族への感染」「日常生活(買い物や炊事、洗濯など)」と回答しました。
「自身の体調」「金銭面(給与の減少や医療費など)」が不安と回答した方も、4割ほどでした。

男女別に集計するとこのようになりました。

「仕事や学校(リモートワークや欠勤、欠席に関すること)」のみ男性の回答割合が高くなりました。
男女による回答割合の差が最も大きいのが「日常生活(買い物や炊事、洗濯など)」で、16ポイントの開きがありました。

年代別に集計するとこのようになりました。

年代が上がるほど「家族への感染」を不安に感じる方の割合が増えています。
「仕事や学校(リモートワークや欠勤、欠席に関すること)」については、年代が下がるほど不安に感じる方の割合が増えました。
30代以下、40代、50代で「金銭面(給与の減少や医療費など)」と回答した方は40%を超えましたが、60代以上では21.2%と低くなっています。

「その他」と回答した方に、自宅待機に関して不安なことを聞いたので回答の一部を紹介します。

自宅待機に関して不安なこと「その他」具体的回答

  • なんとなく不安。(20代・男性)
  • 世間の噂。(70代・女性)
  • 対人関係。職場や同僚にどう思われてしまうか。(40代・女性)
  • 愛犬の散歩。(60代・女性)

小学生以下の子どもを持つ方の8割が「小学校休業等対応助成金」を「利用したい」

新型コロナによる、休校や休園が相次ぎ困っている保護者の方もいると思います。
子育て世帯をサポートする制度として「小学校休業等対応助成金」というものがあります。
「小学校休業等対応助成金」は、企業が子どもの小学校等が休校となった社員に有給休暇以外の休暇を与えた場合、国から補助金がもらえる制度です。

小学生以下の子どもが「いる」と回答した138名の方に「小学校休業等対応助成金」を知っているか聞きました。

半数以上の方が「知らなかった」と回答しました。

「小学校休業等対応助成金」を利用してみたいか聞きました。

81.9%の方が「利用したい」と回答しました。

それぞれの回答の理由を聞いたので一部を紹介します。

「利用したい」回答理由

  • 利用できるものは利用したい。(30代・女性)
  • 自宅待機だと、食費も光熱費もかかるから。申請して少しでも生活の足しに出来るに越したことはないから。(50代・女性)
  • 収入の減少は生活への影響が大きいため。(30代・男性)
  • 仕事を休むのでその分の補償があるのは嬉しい。(40代・男性)
  • 子どもの病気で休んで給料ひかれるのは納得いかないので。(40代・女性)
  • ひとり親で収入が少ないから、給料が減ったら生活が大変になる。(30代・女性)
  • 有休が減らなくて済むから。(30代・女性)
  • 仕事を休んで子どもの看病がしやすくなるから。(40代・男性)
  • 仕事に行きたくてもいけない状況をカバーしてくれるのはありがたいので。(30代・女性)
  • 制度はどんどん使っていかなければと感じるから。(20代・女性)
  • 政府や行政からの経済対策は積極的に利用する権利が国民にはあるため。(30代・男性)

「利用したくない」回答理由

  • 申請するのが面倒だから。(40代・女性)
  • 会社の人に何言われるか分からないから。(40代・男性)
  • 休業の必要はないから。(40代・女性)
  • 自分は絶対に休まないから。(40代・男性)
  • 大げさになりたくないから。(40代・男性)
  • 特に困っていないから。(40代・女性)
  • 会社がピンはねしそうだから。(50代・男性)
  • 内容をよく理解していないから。(50代・女性)
  • 今は何とかなっているから。(30代・女性)

まとめ

今回は、濃厚接触者の自宅待機期間の短縮についてアンケートを行いました。

自宅待機期間が7日間に短縮されたことについて、24.3%の方が「7日間がよい」と回答しました。
「7日間より短いほうがよい」と回答した方は30.0%で、自宅待機期間は7日間以下がよいと回答した方が半数を超えました。
「7日間がよい」「7日間より短いほうがよい」理由では、仕事への影響を挙げる方が多くいました。

自宅待機について不安なことについて聞いたところ、半数以上の方が「家族への感染」「日常生活(買い物や炊事、洗濯など)」を回答しました。
年代が上がるほど「家族への感染」が不安と回答する方の割合が高くなり、年代が下がるほど「仕事や学校(リモートワークや欠勤、欠席に関すること)」と回答する方の割合が高くなりました。

小学生以下の子どもがいると回答した方に「小学校休業等対応助成金」について聞きました。
半数以上の方が「小学校休業等対応助成金」を「知らなかった」と回答しました。
「小学校休業等対応助成金」を利用したいか聞いたところ、81.9%の方が「利用したい」と回答しました。

新型コロナの感染者増加で、濃厚接触者の数も増えています。
重症化しにくいといわれているオミクロン株ですが、病床のひっ迫や自宅療養者の増加による通常医療への影響も心配されます。
現在7日間となっている自宅待機期間ですが、さらなる短縮も要望されています。
この先も感染拡大防止と経済活動の両立が必要となりそうです。

ヘアカラー(ヘアマニキュア)の悩み 男女ともに4割以上が「髪が痛む」

これまでにヘアカラー(ヘアマニキュア)をしたことはありますか?

春に向けて、ヘアスタイルを変えてみたいと考えている方もいるのではないでしょうか。
進学を機にヘアカラー(ヘアマニキュア)を始める方や、イメージチェンジにヘアカラーを取り入れる方もいると思います。

コロナ禍でサロンに行きにくいため、自分でヘアカラーをするセルフカラーの需要も増えているようです。
世界的な化粧品メーカーのロレアルは、自宅でも簡単にヘアカラーを均一に塗布できる最新デバイスを発表しました。
最近はカラーバリエーションも増え、自分に合うカラー選びにも悩んでしまいます。

今回は、全国の男女計800名を対象に「ヘアカラーに関するアンケート」を実施しました。

「ヘアカラーに関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施
調査対象者 男女
調査期間 2022年2月4日~2月7日
質問内容 質問1:現在、ヘアカラー(ヘアマニキュア)をしていますか?
質問2:何色にしていますか?[複数回答可] 
質問3:具体的に教えてください。
質問4:これまでにヘアカラー(ヘアマニキュア)をしたことはありますか? 
質問5:何色にしたことがありますか?[複数回答可] 
質問6:具体的に教えてください。
質問7:ヘアカラー(ヘアマニキュア)をしてみたいと思いますか?
質問8:試してみたい色はどれですか?[複数回答可] 
質問9:具体的に教えてください。
質問10:ヘアカラー(ヘアマニキュア)の悩みはありますか?[複数回答可] 
質問11:具体的に教えてください。
集計対象人数 800名(30代以下・40代・50代・60代以上 各年代 男女各100名)

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

女性の4人に1人が現在ヘアカラー(ヘアマニキュア)を「している」

初めに、現在ヘアカラー(ヘアマニキュア)をしているか聞きました。

16.3%の方が現在ヘアカラーを「している」と回答しました。

男女別に集計するとこのようになりました。

現在ヘアカラーを「している」と回答した女性は23.5%で、4人に1人は現在ヘアカラーをしているようです。
「白髪染めをしている」と回答した女性は41.3%で、「いずれもしていない」と回答した方は34.5%でした。
男性は「いずれもしていない」と回答した方の割合が最も多く、73.5%でした。

年代別に集計するとこのようになりました。

30代以下では現在ヘアカラーを「している」と回答した方が26.0%でした。
40代・50代・60代以上では「白髪染めをしている」と回答した方が3割を超えました。

現在ヘアカラーを「している」と回答した方に、何色にしているのか聞きました。

73.1%の方が「ブラウン」と回答しました。
「グレー・アッシュ」と回答した方も14.6%いました。

現在ヘアカラー(ヘアマニキュア)をしていない女性の61.8%が、これまでにヘアカラーをしたことが「ある」

現在ヘアカラー(ヘアマニキュア)を「していない」と回答した方に、これまでにヘアカラーをしたことがあるか聞きました。

40.6%の方が、これまでにヘアカラーをしたことが「ある」と回答しました。

男女別に集計するとこのようになりました。

男性でこれまでにヘアカラーをしたことが「ある」と回答した方は22.8%でしたが、女性では61.8%の方が「ある」と回答しました。

年代別に集計するとこのようになりました。

これまでにヘアカラーをしたことが「ある」と回答した方の割合が最も多かったのは、40代で50.0%でした。
30代以下では、68.2%の方がこれまでにヘアカラーをしたことは「ない」と回答しました。

これまでにヘアカラーをしたことが「ある」と回答した方に、何色にしたことがあるか聞きました。

「ブラウン」と回答した方の割合が最も多く86.4%でした。
15.4%の方が「グレー・アッシュ」を選択しました。

「その他」と回答した方に具体的な色について聞いたので一部を紹介します。

「その他」回答

  • ブラック(50代・男性)
  • 金髪(20代・男性)
  • 茶ピンク(20代・女性)
  • ベージュ・ワインレッド(50代・女性)
  • 栗色(80代・女性)

ヘアカラー(ヘアマニキュア)で試してみたい色、78.4%が「ブラウン」

これまでにヘアカラー(ヘアマニキュア)をしたことがないと回答した方に、ヘアカラーをしてみたいと思うか聞きました。

ヘアカラーをしてみたいと「思う」と回答した方は9.3%でした。

男女別に集計するとこのようになりました。

女性でヘアカラーをしてみたいと「思う」と回答した方は16.2%で、男性の6.4%を10ポイント上回りました。

年代別に集計するとこのようになりました。

30代以下では13.9%の方がヘアカラーをしてみたいと「思う」と回答しました。

ヘアカラーをしてみたいと「思う」と回答した方に、試してみたい色を聞きました。

78.4%の方が「ブラウン」と回答しました。
現在、もしくはこれまでに「グレー・アッシュ」にしたことがあると回答した方は15%ほどでしたが、ヘアカラーで試してみたい色で「グレー・アッシュ」を選んだ方は21.6%でした。

ヘアカラー(ヘアマニキュア)の悩み 47.0%が「髪が痛む」

現在ヘアカラー(ヘアマニキュア)を「している」、もしくはこれまでにヘアカラーをしたことが「ある」と回答した方に、ヘアカラーの悩みについて聞きました。

47.0%の方が「髪が痛む」と回答しました。
「費用がかかる」「思った色にならなかった」と回答した方も3割を超えました。

男女別に集計するとこのようになりました。

男女ともに「髪が痛む」と回答した方は4割を超えました。
「費用がかかる」「思った色にならなかった」と回答した方の割合は、男性よりも女性のほうが多くなりました。
「似合わない」「悩みはない」と回答した方の割合は、女性よりも男性のほうが多くなりました。

「その他」と回答した方に具体的な悩みについて聞いたので、回答の一部を紹介します。

「その他」の悩み回答

  • 色落ちしやすい。(60代・女性)
  • 長持ちしない。(50代・女性)
  • わりとすぐ落ちる。(40代・女性)
  • 染まらない。(30代・男性)
  • 白髪がしっかり染まらない。(60代・女性)
  • 全体的に染めても、頭の生え際から黒く生えてくる。(30代・女性)
  • すぐに根元が伸びてプリンになる。(30代・女性)
  • なんかゴワゴワする。(50代・女性)
  • 自分で染めると塗りがまばらになる。(40代・男性)
  • 自分でしていたのでめんどくさい。(40代・女性)
  • 家でやると手間がかかる。(60代・男性)
  • 肌質が変わってカラーやパーマ溶剤が合わなくなった。(50代・女性)
  • 頭皮が痛む。(50代・男性)
  • 髪の毛が抜ける気がする。(50代・男性)

まとめ

今回は、ヘアカラー(ヘアマニュキュア)についてアンケートを行いました。

16.3%の方が、現在ヘアカラーを「している」と回答しました。
男女別では女性のほうがヘアカラーを「している」と回答した方の割合が高く、年代別では30代以下で「している」と回答した方の割合が高くなりました。
現在の髪色については73.1%の方が「ブラウン」と回答しました。

現在はヘアカラーをしていないと回答した方に、これまでにヘアカラーをしたことがあるか聞いたところ、40.6%の方が「ある」と回答しました。
男性でこれまでにヘアカラーをしたことが「ある」と回答した方が22.8%でしたが、女性では61.8%の方が「ある」と回答しました。

これまでにヘアカラーをしたことがないと回答した方に、ヘアカラーをしてみたいか聞きました。
男性の6.4%、女性の16.2%の方がヘアカラーをしてみたいと「思う」と回答しました。
試してみたい色については、78.4%の方が「ブラウン」を選択しました。

現在、もしくはこれまでにヘアカラーをしたことがある方に、ヘアカラーの悩みを聞きました。
男女ともに4割以上の方が「髪が痛む」と回答しました。
その他にも「費用がかかる」「思った色にならなかった」と回答した方が3割以上でした。
「その他」では、「色落ちする」「長持ちしない」「しっかり染まらない」といった理由が挙がりました。

「しっかり染めたい」けど「費用・手間は抑えたい」という方向けのヘアカラー専門店も増えています。
最近では、髪色をシミュレーションできるアプリを登場しているので、事前に自分に合ったカラーを確認することもできます。
ヘアカラーは、薬剤で髪のキューティクルを開いてから色を浸透させるため、どうしても髪が痛んでしまいます。
髪に優しい薬剤を使ったり、トリートメントなどのホームケアを継続することも大切です。

「恋人たちの日」は古い? 60.9%は“これまでの日本のバレンタインデー文化”に否定的

今年のバレンタインデーは何をしますか?

2月14日はバレンタインデーです。
去年に引き続き今年もコロナ禍のバレンタインデーとなりそうです。

今年のバレンタインはどのくらいの方が「本命」の人、「義理」の人にプレゼントを贈るのでしょうか。
バレンタインデーといえば日本では“女性から男性へ贈る”のが一般的ですが、今回は性別を問わず、あえて男女両方に聞いています。

“女性から男性へチョコレートを贈る”日本のバレンタインデー文化について、全国の皆さんはどのように考えているのでしょうか。

今回は、全国の20代以下~70代以上の男女100名ずつ、計600名を対象に「今年のバレンタインデー」に関するアンケートを実施しました。

「バレンタインデーに関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施
調査対象者 男女
調査期間 2022年2月2日~2月8日
質問内容 質問1:あなたには現在、意中の人がいますか?
質問2:今年のバレンタインデーでは、意中の人(=「本命」の人)に何をしますか?
質問3:今年のバレンタインデーは、本命以外のいわゆる「義理」の人に何をしますか?[複数回答可]
質問4:「本命」「義理」、どちらの相手にも「何もしない」と回答した方に質問です。バレンタインデーで何もしない理由があれば、教えてください。
質問5:コロナ禍のバレンタインデーでコロナ対策として考えていることがあれば、教えてください。
質問6:日本でバレンタインデーは「女性から男性へチョコレートを贈る」というのが定番となっています。この日本のバレンタインデーの文化について、あなたの考えにもっとも当てはまるものを選んでください。
質問7:その回答の理由を教えてください。
集計対象人数 600名(20代以下・30代・40代・50代・60代・70代以上の各年代100名ずつ)

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

「本命」へのバレンタイン、20代以下は「手作り派」が38.5%、30代以上は「既製品」か「何もしない」方が多い

まずは、“本命チョコ”について聞いていきましょう。
現在意中の人(=「本命」の人)がいるか聞きました。

34.5%の方が「いる」と回答しました。
この回答を年代別に集計した結果、以下のようになりました。

40代以下では本命の人が「いる」方が多く、特に20代以下の方は半数以上が「いる」と回答していました。

今年のバレンタインデーは、「本命」の人に何を贈る方が多いのでしょうか。

「何もしない」という方が最も多く37.7%でした。
しかし、それ以外の62.3%の方は「本命」の人へ、手作りや既製品のお菓子などを贈る予定があるようです。

この回答を年代別に集計したところ、以下のようになりました。

20代以下の方は「手作りのチョコレート・お菓子を渡す」が最も多く、38.5%でした。

一方、30代以上の方は、「既製品のチョコレート・お菓子を渡す」もしくは「何もしない」が最も多くなりました。

また、お菓子やチョコ以外の「その他のプレゼントをする」と回答した方に何をプレゼントをするのか聞いたところ、以下のような回答がありました。

バレンタインデーで「本命」の人に何をプレゼントするのか教えてください

  • 夫に足のマッサージをします。(40代・女性)
  • ちょっとお洒落なレストランでディナーの予約入れました。(70代・女性)
  • アクセサリーか服をプレゼントする。(60代・男性)
  • 愛をプレゼント。(50代・男性)
  • ゴルフの小物を贈ります。(50代・女性)
  • 旅行をプレゼントする。(50代・男性)
  • 花束を送る予定。(30代・男性)

約7割の方が、「義理」の人には「何もしない」

続いて、“義理チョコ”についても聞いていきましょう。
本命以外のいわゆる「義理」の人に何をする予定か聞きました。

69.3%と約7割の方が「義理」の人には「何もしない」と回答しました。
今年のバレンタインデーは、本命以外の「義理」の人には何もしない方が多いようです。

こちらも「その他のプレゼントをする」と回答した方に何をプレゼントをするのか聞きました。

バレンタインデーで「義理」の人に何をプレゼントするのか教えてください

  • ハンカチ。(10代・男性)
  • メッセージを送る。(50代・女性)
  • 食事をご馳走する。(50代・男性)
  • 一緒に出かける。(20代・男性)
  • お酒をプレゼントする。(40代・女性)

「本命」の人にも「義理」の人にも「何もしない」と回答した方に、理由について聞きました。

「本命」の人にも「義理」の人にも「何もしない」理由

  • バレンタインの日以外に、感謝の気持ちとしてプレゼントしているから、バレンタインの時に特別にはしていないです。(40代・女性)
  • 学生の時はあげていたけど、大人になり結婚もしてるのでバレンタインに特別なことはあまりしない。(30代・女性)
  • このご時世なのでそもそも会えるか分からないし、気にされる方がいると思うから。(20代・女性)
  • 今年は感染の恐れがあるのと、直接何かを贈るのが恥ずかしいから。(20代・女性)
  • テレワークだから。(50代・男性)
  • コロナで会えない。(60代・男性)
  • お返しに期待してしまって気疲れするから。(40代・女性)
  • 本命はチョコレートが食べれないし遠方に住んでいるため。以前は会社での義理チョコがありましたが、もう何年も前に廃止になりました。(50代・女性)
  • 男なので、くれる人がいればホワイトデーでお返しする。(50代・男性)
  • コロナが蔓延しているから。(60代・女性)

「男性だからバレンタインは何もしない」という意見や、「コロナの感染が怖い」という意見が多くありました。
コロナ禍におけるバレンタインデーでは、気軽に会うことが難しく、テレワークのため「何もしない」という方がいるようです。

続いて、コロナ禍のバレンタインデーでコロナ対策として考えていることがあるかについても聞いてみました。

コロナ対策として考えていること

  • あんまりデパートの人混みに行かずに手作りで作る。(20代・女性)
  • 一口で食べれる様なチョコレートにするつもりです。(50代・女性)
  • 会社で複数の人へのおとりくださいシステムにするときには個包装にする。(40代・女性)
  • あまり義理チョコを人に渡さない。手作りチョコは絶対渡さない。(50代・女性)
  • 家族以外には手作りはやめて既存のものにする。(40代・女性)
  • アルコール消毒する。(30代・男性)
  • 何もしないのが一番安全だと思う。(50代・女性)
  • LINEギフトなどでバレンタインを楽しみたい。(20代・女性)
  • オンラインショッピングでお菓子を注文して配達してもらうか、ラインギフトでスターバックスコーヒーのチケットを送る。(50代・男性)
  • 用事を済ませたら直ぐに帰る。(50代・男性)

「デパートなど人ごみに行かない」「手作りをやめる」「お菓子を配達してもらう」などの意見がありました。
また、「LINEギフトなどを活用する」という意見もありました。

“女性”は半数以上がお菓子などを「贈る」、一方“男性”は7割以上が「何もしない」

今回は、性別を問わずバレンタインデーに贈り物をするかについて聞いてきました。

冒頭でも書いた通り、日本でのバレンタインデーは「女性から男性へチョコレートを贈る」というのが定番になっています。

実際に、質問2と質問3でお菓子を渡す等何らかの贈り物を「する」と回答した方の男女比はどのくらいなのでしょうか。

本命または義理の人に何かしら贈るという方を「贈り物をする」、それ以外(本命が「いない」、本命がいるが「何もしない」、義理の人にも「何もしない」)の方を「何もしない」として集計し男女別にした結果、このようになりました。

女性は53.3%と半数以上が「贈り物をする」ようです。
一方で、男性は71.3%と7割以上の方が「何もしない」と回答しました。

やはり、バレンタインデーは「女性から贈る日」というのが定番になっているようです。

このような日本のバレンタインデーの文化についてどのように感じているか聞きました。

「このまま続いてよい」という方が最も多く、39.2%でした。

一方で、34.7%の方は「やめたほうがよい」、26.2%の方は「変化が必要」と回答していました。
合わせると60.9%の方は日本のバレンタインデーについて否定的な意見があるようです。

それぞれの回答の理由についても聞いたので一部を紹介します。

「このまま続いてよい」回答理由

  • ちゃんとホワイトデーもあるんだし、変える必要がないと思う。(10代・女性)
  • 職場等の人間関係が和らぐイベントなので。(70代・男性)
  • 気持ちを女性から伝えるのがよいとおもうから。ずっと続いているので今さら変える必要はないとおもう。(40代・女性)
  • 海外では男性から女性への風習がつよいが、日本特有のよさがあるとおもう。(20代・女性)
  • 女性が主体になるイベントがあっても良いと思う。(50代・女性)
  • バレンタインだからという理由で勇気をもらえるし、私にとっていいきっかけになってるから。(10代・女性)
  • 「やめろ」という理由もなく、無くなるとマンガのネタがなくなる。やりたい人がいるのならやればいいじゃない。(30代・男性)
  • あげる方ももらった方も嬉しい。2月、3月のイベントがあるのも楽しみの一つだから。(20代・男性)
  • 世の中にお金が回る流れが作れるから。要するに経済的に見れば良いのでは?(50代・男性)
  • 普段売っていないチョコレートが売り出されるから、自分で食べてみたいチョコを買うことができるから。(50代・女性)
  • ときめくイベントだから。(30代・女性)

「やめたほうがよい」回答理由

  • 余計な人間関係を生んでしまうから。誰もがハッピーになるとは限らないイベントは極力省くべき。(30代・男性)
  • 義理がほとんどで年賀状と同じようになってきた。(70代・男性)
  • もらえずに悲しい思いをする人もいるから。(50代・男性)
  • あげる方ももらう方も気を使わなくてはいけないので、そういった要らぬ気遣いは無くしてもいいと思うから。(30代・女性)
  • お菓子屋さんの戦略にのせられている気がします。(60代・女性)
  • 何にしろ、バレンタインデーがある限り義理チョコがなくならないから。お金の無駄。(50代・女性)
  • お中元とかお歳暮と同じで無駄なやりとりだと思う。(40代・女性)
  • その日だけ「女性に」なった感じがして嫌。(50代・女性)
  • ホワイトデーが面倒くさい。(50代・男性)
  • 記念日を設けず思いついたときに心を込めてプレゼントした方が良い。チョコレートにこだわらない方が選びやすいです。(70代・男性)
  • お金がかかるし、貰えない人もいるから。(50代・女性)
  • チョコなりプレゼントなりの購入を強制されるのは気に入らない。(30代・男性)
  • 昔の女性は気弱だっただろうが、現在の女性は違うと思います。今は女性のほうが積極的に気持ちを伝えるので、そのような習慣は無くても良いのではないか。(70代・男性)
  • 恋人がいない人間からしたら罰ゲーム。(40代・男性)
  • チョコレート業界が考えたイベントだと思うので乗っかってチョコを買うのは馬鹿らしい。(60代・女性)

「変化が必要」回答理由

  • バレンタインとホワイトデー逆にして男から先に告白してほしい。(30代・女性)
  • いつまでも同じでないほうが良い。(70代・男性)
  • お菓子メーカーの策略だと思うからチョコレート以外でも良いのでは?(50代・男性)
  • ホワイトデーを待たずに、男女間でプレゼント交換した方が良いと思う。(70代・男性)
  • 義理チョコなどは面倒なので、お返しも大変だと思うのでやめた方が良いと思う。(70代・女性)
  • 「女性から男性にチョコレートを渡す日」という風習は歴史として残っていいけれど、言葉としては「好きな人にチョコレートを渡す日」と、より多くの人に当てはまるように変わっていくべきだと思ったから。(20代・女性)
  • チョコばかり貰っても困る。(80代・男性)
  • 変化が必要というより実際に自分用にチョコを購入している人もいたりするので徐々に変わっていくと思います。(60代・男性)
  • キリスト教では男性から女性にプレゼントをするもので、本来の意味と違うから。(40代・女性)
  • 女性、男性にこだわらず、告白したい人にあげれば良いと思う。(40代・女性)

「このまま続いてよい」と回答した方からは、「女性から告白するきっかけになるので良いと思う」「楽しくてときめくイベントだから残してほしい」「普段売ってないチョコレートが購入出来て嬉しい」という意見がありました。

一方で、「やめたほうがよい」と回答した方からは、「義理がほとんどで年賀状と同じようになってきた。」「何にしろ、バレンタインデーがある限り義理チョコがなくならないから。」という声が挙がっていました。
ただの慣習のようになってしまい、気持ちが伴ってない方も多いのかもしれません。

「変化が必要」と回答した方からは、ジェンダーレスの観点から、「女性から男性へ贈るのをやめたほうが良い」という意見が多くありました。
また、「義理チョコの文化をやめたい」「チョコ以外も普通に贈れるようになってほしい」という意見も多くありました。

まとめ

今回は、2022年のバレンタインデーについてアンケートを実施しました。

今年は、「本命」の人に対しては、62.3%の方が手作りや既製品のお菓子などを贈るようです。
一方で、「義理」の人へは69.3%と約7割の方が「何もしない」と回答しました。
コロナ禍で会いづらいことやテレワークをしていることから「何もしない」方が多いようです。

日本のバレンタインデーの文化については、「このまま続いてほしい」方がいる一方で、「やめたほうが良い」「変化が必要」だと感じている方も少なくないようです。

【年金制度改正】受給開始の時期を「71~75歳」に繰り下げたい方は7.4%

年金制度が改正 受給開始時期の選択肢が拡大

「人生100年時代」といわれる高齢化社会で、生活を支える一つとなるのが年金制度です。
日本の公的年金制度は、20歳以上のすべての人が共通して加入する国民年金と、会社員が加入する厚生年金などによる「2階建て」と呼ばれる構造になっています。

2022年4月から年金制度改正法が順次施行され、年金制度の適用対象が広がったり、受給開始時期の上限が引き上げられます。
現行の制度では年金を受け取り始める年齢を60~70歳の間で決めることができますが、改正後は60~75歳の間で選ぶことができるようになります。
65歳より早く受け取り始めた場合(繰上げ支給)は最大で30%減額、65歳より遅く受け取り始めた場合(繰下げ支給)は最大42%増額した年金を受け取ることができます。

今回は、全国の男女計1,250名を対象に「年金の受け取り年齢に関するアンケート」を実施しました。

「年金の受け取り年齢に関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施
調査対象者 男女
調査期間 2022年2月4日~2月7日
質問内容 質問1:年金の受け取り開始時期を選べることを知っていましたか?
質問2:何歳から年金を受給したいですか?
質問3:具体的に教えてください。
質問4:年金の保険料(掛け金)は毎月いくらがいいですか?
質問5:具体的な金額を教えてください。
質問6:年金で毎月いくら受け取りたいですか?
質問7:具体的な金額を教えてください。
集計対象人数 1,250名(30代以下・40代・50代・60代・70代以上 各年代250名)

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

30代以下の半数が、年金の受け取り開始時期を選べることを「知らなかった」

まず初めに、年金の受け取り開始時期を選べることを知っていたか聞きました。

27.9%の方が「知らなかった」と回答しました。

年代別に集計するとこのようになりました。

実際に年金を受け取ることができる60代や70代以上では8割以上の方が「知っていた」と回答しました。
30代以下では「知らなかった」と回答した方が50.8%で、「知っていた」方よりわずかに多くなりました。

年金の受け取り開始時期「71~75歳」にしたい方は7.4%

2022年4月の年金制度改正法の施行により、年金の受け取り開始時期を60~75歳の間で選ぶことができるようになりますが、実際に何歳から年金を受給したいか聞きました。

41.1%の方が、年金支給開始年齢とされている65歳を選びました。
65歳より早く受け取りたいと回答した方は28.0%でした。
65歳より遅く受け取る、いわゆる繰下げ支給を選んだ方は29.2%で、そのうち今回の改正法で新たに選択肢に加わった71~75歳を選んだ方は7.4%でした。

年代別に集計するとこのようになりました。

「71~75歳」を選んだ方がもっとも多かったのは40代で12.4%でした。
実際に年金の受け取りができる60代と70代以上の方で「71~75歳」を選んだ方は4.0%でした。

「その他」と回答した方に、具体的に何歳から年金を受給したいか聞いたので一部を紹介します。

「その他」回答

  • 受給のことを考えたことがない。(30代・女性)
  • まだ分からない。(30代・男性)
  • そんな先のこと、今は考えられない。(30代・男性)
  • まだ30代だし、その辺のことはよく分からない。その年齢に近づいた時、自分の貯金がいくらあるかを踏まえて検討したい。(30代・女性)
  • 50歳からでもよさそう。(40代・男性)
  • 年金受給年齢まで生きてるか分からない。(40代・女性)
  • 生きているかどうか分からないから判断のしようがない。(50代・男性)
  • 仕事できているかによる。(50代・男性)
  • そのときの状況で変わる。(50代・男性)
  • 自営業でリタイヤする年齢をまだ決めていないので、受け取り年齢は現時点で未定。(60代・男性)
  • 今年から共済年金部分が受け取れることになるが、いつ受け取ることにするか考え中。(60代・男性)

年金の保険料(掛け金)について47.4%が「0~1万円」がいいと回答

年金の保険料(掛け金)は毎月いくらがいいか聞きました。

47.4%の方が「0~1万円」と回答しました。

年代別に集計するとこのようになりました。

すべての世代で「0~1万円」と回答した方の割合がもっとも高くなりました。
30代以下と70代以上では「4~5万円」を選んだ方が10%を超えました。

年金で毎月受け取りたい金額 26.5%が「11~15万円」と回答

年金で毎月いくら受け取りたいか聞きました。

26.5%の方が「11~15万円」と回答しました。

年代別に集計するとこのようになりました。

30代以下、40代、50代では「11~15万円」を選んだ方の割合が最も多く、次いで「16~20万円」の割合が多くなりました。
60代では「16~20万円」、70代以上では「21~25万円」と回答した方の割合が最も多くなりました。

まとめ

今回は「年金の受け取り年齢に関するアンケート」を行いました。

年金の受け取り開始時期を選べることについて、72.9%の方が「知っていた」と回答しました。
年代が上がるにつれて「知っていた」と回答した方の割合が増え、60代以上では8割以上の方が「知っていた」と回答しました。

年金を受け取りたい年齢について、41.1%の方が「65歳」と回答しました。
繰上げ支給、繰下げ支給を選んだ方は、どちらも3割ほどでした。
今回の改正法で選択肢に加わった「71~75歳」を選んだ方は7.4%でした。

年金の保険料(掛け金)について聞いたところ、「0~1万円」と回答した方が47.4%でした。
「2~3万円」と回答した方と合わせると、8割以上の方が3万円以下がいいと思っているようです。

年金で受け取りたい金額について、26.5%の方が「11~15万」と回答しました。
年代が上がるにつれて、受け取りたい金額は高くなるようです。

厚労省の資料によると、令和2年度の老齢年金支給額の平均は146,145円です。
26.5%の方が毎月受け取りたい金額と回答した「11~15万円」の範囲に入っています。

一方で、国民年金の保険料は16,610円(令和3年度)で、47.4%の方が毎月の保険料(掛け金)の理想として回答した「0~1万円」の範囲を超えています。
厚生年金に加入している場合は、標準報酬月額の18.3%が保険料(掛け金)となるため、保険料の負担は理想よりも大きいようです。

公的年金制度は現役世代が保険料を納め、その保険料を高齢者などへ年金として給付する仕組みとなっています。
今回の年金制度の改正で、対象者の拡大や受給開始時期の上限変更などが施行されます。
現役世代の負担を増やすことなく、高齢者への給付を継続できる仕組みは実現できるのでしょうか。

【生乳の大量廃棄危機】知っていた方の2割が、牛乳の消費「増えた」

年末年始に話題になった生乳の大量廃棄危機問題 牛乳の消費は増えましたか?

昨年末から年明けにかけて、牛乳や乳製品の原料となる生乳が大量に廃棄されるかもしれないという話題がありました。
新型コロナによる業務用需要の減少や、学校が冬休みに入り給食での需要がなくなることが影響し、業界団体は生乳約5000トンの廃棄が危惧されると発表しました。

岸田首相も「年末年始は牛乳をいつもより多く飲んで」と異例の訴えをしました。
ネットやテレビで牛乳を使ったレシピが紹介されたり、コンビニでホットミルクが半額になるなどの企業努力もあり、年明けには業界団体や農水相が大量廃棄を回避したと発表しました。

最近では、北海道の農業高校を舞台にした漫画「銀の匙 Silver Spoon」とコラボした牛乳が期間限定で販売されました。
パッケージに「銀の匙 Silver Spoon」のキャラクターが描かれた牛乳は、北海道の乳業メーカーが牛乳の消費拡大につなげたいと、作者の荒川弘さんに依頼し実現したそうです。

今回は、全国の男女計1,000名を対象に「牛乳の消費に関するアンケート」を実施しました。

「牛乳の消費に関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施
調査対象者 男女
調査期間 2022年1月31日~2月2日
質問内容 質問1:年末年始の牛乳の廃棄問題について知っていましたか?
質問2:牛乳の廃棄問題はどのようにして知りましたか?[複数回答可] 
質問3:具体的にどのように知りましたか?
質問4:年末年始にあなた自身の牛乳の消費量は増えましたか?
質問5:回答の理由を教えてください。
質問6:どのようにして消費を増やしましたか?
集計対象人数 1,000名(30代以下・40代・50代・60代・70代以上 各年代200名)

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

76.8%が牛乳の廃棄問題「知っていた」

まず最初に、年末年始の牛乳の廃棄問題について知っていたか聞きました。
(本記事では、廃棄の危機があったことやそれに伴う問題について、便宜上「廃棄問題」と表記します)

76.8%の方が「知っていた」と回答しました。

年代別に集計するとこのようになりました。

30代以下では「知っていた」と回答した方は65.0%でしたが、年代が上がるにつれ「知っていた」と回答した方の割合が多くなり、70代以上では9割近くの方が「知っていた」と回答しました。

牛乳の廃棄問題「テレビで知った」が8割以上

牛乳の廃棄問題について「知っている」と回答した768名の方に、どのように知ったのか聞きました。

83.9%の方が「テレビ」で知ったと回答しました。
「その他」と回答した方に具体的にどのように知ったのか聞いたところ、家族や友人から聞いたという方が多いようです。

年代別に集計するとこのようになりました。

年代が上がると「テレビ」「新聞」を選択する方が増えています。
70代以上では39.7%の方が「新聞」を選びましたが、30代以下で「新聞」を選んだ方は7.7%でした。
一方で、年代が下がると「SNS」を選ぶ方の割合は増えています。
「インターネット」は40~50代の割合が高く、「ラジオ」は50代の割合が高いようです。

年末年始の牛乳消費「変わらない」が77.5%

実際に年末年始の牛乳の消費量に変化があったか聞きました。

77.5%の方が「変わらない」と回答しました。

牛乳の大量廃棄問題を知っていたかどうかで、消費に対する意識に変化はあったのでしょうか。
この回答を質問1の回答別に集計すると、以下のようになりました。

牛乳の大量廃棄問題を「知らなかった」方の場合、牛乳の消費量が「増えた」と回答した方は3.4%でしたが、「知っていた」方では21.9%の方が牛乳の消費量が「増えた」と回答しました。

それぞれの回答の理由を聞いてみました。

「増えた」回答理由

  • 捨てるのはもったいないから。(30代・男性)
  • 少しでも多く消費しようとした。微々たるものですが協力したかった。(50代・女性)
  • 牛乳がたくさん廃棄されるのは悲しいと思ったから。(20代・女性)
  • 畜産農家を支持したい。(70代・男性)
  • 捨ててしまうのはもったいないし、生産者のことも考えて消費した。(40代・女性)
  • 酪農家、乳製品を扱う業界を応援したかったから。(60代・男性)
  • 少しでも協力できれば良いかと思って。(60代・女性)
  • 国民一人一人が牛乳の消費を増やすことで、大量廃棄される量を少しでも減らせるのではと考えたから。(50代・男性)
  • 牛乳を少し安めに買えるチャンスだと思ったので。(40代・男性)
  • 体に良いから。(30代・男性)

「変わらない」回答理由

  • もともと飲まない。(60代・男性)
  • 別に牛乳が好きではないから。(10代・男性)
  • 牛乳は苦手で普段から買わないから。(60代・女性)
  • 無理して飲む気はない。(70代・男性)
  • 消費したいとは思ったが、飲みすぎはおなかを壊すので。(30代・男性)
  • 普段から牛乳をよく消費してるので、さらに増やすことは難しい。(30代・女性)
  • 酪農家を応援したいが、二人暮らしで消費できる量には限りがある。(70代・女性)
  • 飲めない量を買っても、うちで捨てることになるので、普段通りの消費を続けた。(40代・女性)
  • テレビで、無駄にならないという報道もあったから。(40代・男性)
  • 普通の値段でスーパーに並んでいるし、危機感がない。(50代・女性)
  • 飲む習慣がないしニュースを知らなかった。(20代・女性)
  • その場で大量消費しなくても、保存のきくもの、例えばチーズとかバターに加工すればいいのにと素人考えで思ったから。(50代・男性)

「減った」回答理由

  • 豆乳派になったので。(50代・男性)
  • ヨーグルトや乳酸菌飲料で代用することが増えたから。(60代・男性)
  • 寒くて牛乳を飲みたいという意欲が減った。(20代・女性)
  • おせち料理等を食べていたので、牛乳は食事に合わなかったから。(60代・女性)
  • コーヒーを飲む回数が減ったから。(70代・男性)
  • パンを食べなかったから。(40代・女性)
  • 脂質が多く身体によくないと聞いたから。(30代・男性)
  • 収入が減少したので節約で。(40代・男性)

ちなみに、牛乳の大量廃棄について「知らなかった」が牛乳の消費量が「増えた」と回答した方の理由では、次のようなものがありました。

「牛乳の大量廃棄について知らなかったが牛乳の消費量が増えた」回答理由

  • 子や孫が年末年始に来たので。(70代・男性)
  • 息子が帰省していたから。お兄ちゃんにつられて妹もガバガバ飲んでいた。(40代・女性)
  • 実家に帰省した時、親が牛乳が好きで大量に買ったから。(40代・男性)
  • 自宅にいる頻度が増えたから。(30代・女性)
  • シチューをすることが冬になって増えたから(30代・女性)
  • お菓子を作ったから(60代・女性)

牛乳の消費量が「増えた」と回答した176名の方に、どのようにして消費を増やしたのか聞きました。
回答の一部を紹介します。

「どのように牛乳の消費を増やしましたか」回答

  • 積極的にスープやシチューなど料理に使用した。(30代・女性)
  • シチューやグラタンの料理に使ったり、ホットミルクで飲んだりした。(50代・女性)
  • 牛乳風呂やグラタンとかに利用した。(40代・男性)
  • コーヒーに入れる量を少し増やしたり、カルボナーラなど牛乳を使う料理を作った。(60代・女性)
  • お菓子作りに使ったり鍋に使う。(20代・女性)
  • ヨーグルトなどに活用したりシチューなどに多く利用した。(60代・男性)
  • 牛乳を使用するメニュー(レシピ)をWEBで検索して、レパートリーを増やした。(70代・女性)
  • カスタードクリームを作ったり、シリアルを食べたり、ゼリーを作ったりした。(40代・女性)
  • コーヒーを飲む代わりに牛乳を飲んだ。(70代・男性)
  • いつもより一杯多く飲んだり、いつもは入れないけどコーヒーに入れて飲んだりした。(50代・女性)
  • 朝だけでなく、昼の食事でも飲んだ。(50代・男性)
  • コンビニでホットミルクを買った。(20代・男性)
  • おやつとしてホットミルクにチョコレートを溶かしたものを飲んだ。(20代・女性)
  • 牛乳で割る飲み物の種類を増やした。(30代・男性)

まとめ

牛乳の大量廃棄問題について、76.8%の方が「知っていた」と回答しました。
年代が上がるほど「知っていた」と回答した方の割合が高くなりました。

大量廃棄問題を知った方法について、8割以上の方が「テレビ」を選びました。
年代が上がるほど「新聞」の割合が高くなり、70代以上では4割の方が「新聞」を選びました。

年末年始の牛乳の消費量については、大量廃棄問題を「知っていた」方のほうが消費量が「増えた」方の割合が高くなりました。
消費量が「増えた」理由として「廃棄がもったいない」「生産者に協力したい」といった回答が多く挙がりました。
「減った」と回答した方からは「いつも飲まない」「牛乳が嫌い」「すでに飲んでいるので、これ以上は増やせない」といった理由が挙がりました。

かつてバター不足が起きたことを受けて、日本では数年かけて生乳の生産量を増やしてきました。
生乳の生産量は春にピークを迎え、夏は暑さによる牛のストレスで減少します。
冬から春にかけて余った生乳はバターなどの加工品にされますが、この年末は加工品にするための工場でも受け入れられない量となったため、大量廃棄問題が危惧されました。

春休みや新型コロナによる休校で、給食での需要が減る可能性もまだまだあります。
個人の意識や企業努力に頼るだけではなく、政府の消費拡大へ向けた今後の取り組みが期待されます。

【ジェンダーバイアス】40.8%が、性別の差による偏見を受けたことが「ある」

あなたは、他の人からジェンダーバイアス(性的偏見)を受けたことはありますか?

某人気キャラクターをデザインした商品の発売が中止になったとして話題になりました。

商品の一部に描かれた文言が、「ジェンダーバイアスを助長する」との批判が多く出ていたようです。

「ジェンダーバイアス」とは、“男らしさ”や“女らしさ”など男女の役割について固定的な観念を持つことで、近年ではこのようなジェンダーバイアスをなくそうという動きが強まっています。

今回は、全国の20代以下~60代以上の男女100名ずつ、計500名を対象に「ジェンダーバイアス(性的偏見)」に関するアンケートを実施しました。

「ジェンダーバイアス(性的偏見)に関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施
調査対象者 男女
調査期間 2022年1月25日~2月1日
質問内容 質問1:あなたは、他の人からジェンダーバイアス(性的偏見)を受けたことはありますか?
質問2:具体的にどのようなことを言われましたか?
質問3:他人にジェンダーバイアス(性的偏見)と受け取られる発言をしたことはありますか?
質問4:具体的にどのようなことを言いましたか?
質問5:あなたのジェンダーバイアス(性的偏見)に関する考え方に近いのはどれですか?
質問6:回答の理由を教えてください。
質問7:“過去の作品”に対しても、ジェンダーバイアスに関して配慮した対応は、今後必要になると思いますか?
質問8:どのような対応が必要だと思うか教えてください。
集計対象人数 500名(20代以下・30代・40代・50代・60代以上の各年代100名ずつ)

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

40.8%が、他の人からジェンダーバイアス(性的偏見)を受けたことが「ある」

他人からジェンダーバイアス(性的偏見)と受け取れるような発言をされたことがあるかについて聞きました。

「言われたことはない」は59.2%で、その他の40.8%の方は他の人からジェンダーバイアス(性的偏見)を受けたことがあるようです。

その中で最も多かったのは、「異性・同性両方に言われた」で25.0%でした。

具体的にどのようなことを言われたかについても聞きました。

具体的にどのようなことを言われたか

  • 「女の子なんだから髪をそんなに短くしない方がいいと思う」など。(20代・女性)
  • 「もっと女子らしく」「女でタバコ吸うのはありえない」(20代・女性)
  • 「なよなよしてる」とか「女っぽい」とか言われた。(60代・男性)
  • 「女なら仕事しながら家事育児を全部こなせて当たり前」と言われたり、「女は仕事ができない」と言われた。(40代・女性)
  • 両親から「勉強のできる女は生意気でかわいくない」「女がメガネをかけるのはみっともない」など。(40代・女性)
  • 「女なんだから、きちんと化粧して爪も手入れしたら」といわれた。(50代・女性)
  • 「家事や料理は女がやれ」的なこと。女性は年配、男性は若い人に言われた。(40代・女性)
  • 「男なら少々のいじめにいちいち反応するな」(70代・男性)
  • 器械、電機、工具など、「男なら使えて当然」と男性からも女性からも言われたことがある。(60代・男性)
  • 過去に事務職を経験したことがあると伝えたときに「男なのに?」と言われた。(40代・男性)
  • ジェットコースターが苦手で乗るのを拒否したら「男なのに意気地がない」と詰られた。(60代・男性)
  • 母親から、「女の子は勉強ができない方がいい、知っていることも知らないふりをしなさい」とよく言われました。(50代・女性)
  • 「大学には一人しか行かせられないから女のお前ではなく弟に行かせる」(50代・女性)
  • 「男だから汚い」、「男だから使えない」、「男だから性的なことばかり考えている」など。(40代・男性)
  • 「女だから」と料理や裁縫の強要、洋服の好みなどを押し付けられた。料理や裁縫は男女共に出来た方が良いスキルの一つではあるが、他人に強要されるものでもないと思う。(40代・女性)
  • 子供のころに、「女の子なんだからもう少しおしとやかにしなさい」と言われた。(20代・女性)
  • 若いときに、「女性はクリスマスケーキと同じ」と異性から言われた。(25日過ぎれば、価格が下がる=25歳から値打ちが下がる)(50代・女性)
  • 「若い女が飲み物を注いだ方が喜ばれるから」と、父親から無理矢理お茶を注ぐ役をやらされたことがあった。(30代・女性)
  • 「子供を産まないと一人前ではない」(50代・女性)
  • 「女だからスカートを履きたくないというのは変だ」(20代・女性)
  • 「女なんだから大人しくしておいた方が可愛がられるぞ」と飲みの先で見ず知らずのおじさんに言われた。(40代・女性)
  • 「男が泣くのは恥ずかしい。」「男なのにぬいぐるみを集めるのはおかしい。」(40代・男性)
  • 職場での会食の際、鍋料理だったのですが、女性の上司から「男性に鍋の最後を食べさせるものじゃない」と言われ、鍋に少量残っていたものを食べさせられました。大変不快でした。(50代・女性)
  • 田舎だったから、「女は結婚したら仕事を辞めて家のことをする」とか、「女は子どもを産め」とか、「でしゃばるな」とか当たり前に言う年寄りや年配の人ばかりいたからよく聞いていた。(30代・女性)
  • 「男なんだから、力仕事を率先しろ」と言われた。(30代・男性)
  • 「男だったら女より稼いで当然」と祖母から言われたことがある。(30代・男性)
  • 「男子が台所に入るなんて情け無い」と言われた。(50代・男性)

では、反対に他人にジェンダーバイアス(性的偏見)と受け取られる発言をしたことがあるかについて聞きました。

71.6%の方が「言ったことはない」と回答しました。
一方で、その他の28.4%の方は他の人にジェンダーバイアス(性的偏見)と受け取られる発言をしたことがあるようです。

その中で最も多かったのは「異性に言った」で、12.2%でした。

こちらも具体的にどのようなことを言ったかについて聞きました。

具体的にどのようなことを言ったか

  • 「男なのに筋肉ないね」と言った。(40代・女性)
  • 「男なんだからしっかりとして」と旦那に言った事がある。(40代・女性)
  • 「男のくせに少女マンガ読んでる」とか。(50代・男性)
  • 男友達が別れた彼女のことをいつまでも愚痴っていたので「男のくせに女々しい」みたいなことを言った。(40代・女性)
  • 息子に「それは女の子が買うおもちゃだよ」と言った事があります。(30代・女性)
  • 子供につい「女の子だから食事の用意手伝いなさい」とか「男らしくしなさい」とか言ってしまう。(40代・女性)
  • 子供が小さい頃に「男が泣くのはみっともない」といったことがある。(50代・男性)
  • ケチくさい息子に「男はそんな事言わないの!」といった。(70代・女性)
  • 男性に対して強い不信感を抱いていた時期に、「世の中の犯罪のほとんどは男性がするものだから、彼らがいなくなればいいのに」と友達に言ってしまい、気まずい雰囲気になったことがある。(30代・女性)
  • 「女なのに部屋が汚い」と言った事があります。(50代・男性)
  • 「女は黙っていろ」と言ったことがあります。(70代・男性)
  • 「女性なら花の一つくらいいけれないか。」(40代・男性)
  • 娘に「女の子なんだから〇〇しなさい」としょっちゅう言っています。私が娘に対して性的偏見を持っているとかではなく、世間がまだまだ男女平等ではないので、女子教育はしておかないと、社会に出てから苦労すると思ってのことです。(50代・女性)
  • 職場の部下に対してノルマが達成できなかった時、「男ならば最後まで歯を食いしばって目標を達成しろ」と、強く厳しく咤しました。何度もありました。(70代・男性)
  • 「女は体で稼げるからいいよな~」と言った事がある。(30代・男性)
  • 「男だから頑張れ」「男が泣くな」「女は愛嬌」などは言ったことがある。(40代・男性)
  • 「男だからしっかりしろ」という類の発言は色々な人にしたと思うが当時問題ではなかったし、特に問題だとも思わない。(40代・男性)

自分の子供に言ったことがあるという方が多いようです。
「昔はそのくらいのことは普通に言っていた」「激励や発破をかけるつもりで言った」という方もいました。

また、「言ったことはあると思うが覚えていない」という意見も複数あり、無意識に言ってしまっている方も多いのかもしれません。

続いて、ジェンダーバイアス(性的偏見)に関する考え方について聞きました。

「特に気にすることはない」という方が35.0%で最も多いようです。
また、「ある程度は仕方がない」と感じている方は34.6%、「なくしていくべき」は30.4%でした。

どの回答も同じくらいの割合になりましたが、それぞれの理由について聞きました。

「なくしていくべき」回答理由

  • ジェンダー・バイアスに縛られて本人の可能性が狭まるのはよくないことだと思うので。(20代・男性)
  • 自分は男とか女とか関係ないのに、と幼少期から今も思ってきたので、いまだにずいぶんと生きづらいから。(40代・女性)
  • LGBTQの人だけじゃなく、誰に対しても平等であるべきだと思うから。(20代・女性)
  • 性の違いがあるのは事実だが、それに価値観があてはめられることはおかしい。(60代・男性)
  • そういった言葉によって傷ついたり不利な立場になる人がいるのであればなくしていくのが好ましい。(30代・女性)
  • 今まで傷ついてきた人がいるのだから、やはりやめていくべきだと思う。(90代・女性)
  • いい加減時代に合った考え方に変えていかなければならないと思うから。(40代・男性)
  • 共働きでも家事育児は女性の仕事、女は男をたてるべきという意識が続いていく一因になっていると思うから。(40代・女性)
  • すぐには難しいが、それを目指していかないと偏見はなくならない。(50代・男性)
  • ないほうが傷つかないから。(30代・男性)
  • 平等な観点からなくしていくべきだと思います。ジェンダー平等は、SDGs17の目標の一つでもあるからです。(70代・男性)

「ある程度は仕方がない」回答理由

  • 完全に世の中から差別が無くなるわけがないと思ってます。自分はなるべく気をつけたいと思ってますが気をつけない人もいるので難しいと思います。(40代・女性)
  • みんなそれぞれの考え方があるし、自分自身も他人には言わないが、頭の中で、女の子なのにこういう性格してるんだ、とか考えてしまうことがあるから。(10代・男性)
  • ジェンダーに違和感のある本人は差別されない方が好ましいが、性別での違いは何かしらあるので、全てを統一することはできないと思う。(30代・女性)
  • 価値観もそれぞれなので無理に矯正していく必要はないと思う。それはもちろん違う誰かに自分の価値観を強要しないという意味でもあるが。(20代・女性)
  • どの様な事が偏見と思われるのかよく判らない。何でもかんでも偏見やハラスメントと言いすぎる気がする。(70代・男性)
  • どうしたって性差はあるのだから仕方ない。差別的な意味合いだけなくせばいいと思う。(30代・女性)
  • 言い過ぎも良くないし、気にして何にも言えなくなってきている今の世の中も好きではないから。(40代・女性)
  • いろいろな考えの人間がいるので、仕方ない。(50代・男性)
  • 女性だけが生理があって出産可能など、男女が全く同一の事が出来るとは限らないし、自分自身でも、内心、それぞれの性に対しての理想はあるので、ある程度は仕方ないと思います。ただ、思っている事をむやみに口に出したり、特に相手を不快にさせるような事は無くしていくべきだと思います。(50代・女性)
  • 娘には女の子らしくして欲しいと思ってしまうから。(30代・女性)
  • そもそも性別が違うので、全く同じということにはならないと思う。相手とは違うことがあることを認めつつ相手を尊重するのがよいのではないかと。(40代・男性)
  • 性差は確かに存在するものであり、ないものとして捉えるのは無理があるから、不快に思われない発言なら許容されても良いと思う。(30代・女性)
  • 多様性は認めるべきで、それは間違いないが、それについていけない人たちもいる。その「多様性」もある程度は認めるべき。「多様性を認めろ」と声高にいう人ほど自分と違う意見に対しては極端に排他的になる。(50代・男性)
  • 今のジェンダー論は平等を考えて言っているのではなくて、片側の陣営の人間が自分たちに有利になるように誘導しているだけだと思っているから。(40代・男性)

「特に気にすることはない」回答理由

  • あまり深く考えない方が良いと思う。人それぞれ考え方や価値観が違うと思うから。(40代・男性)
  • それぞれ個性があるのは当然で、周りがいろいろ言う事ではないと思うし、特に気にすることはない。(30代・男性)
  • こういったことが問題になることが問題。都合のいい時だけ使う人が多い印象がある。(40代・男性)
  • あまりにも気にし過ぎだと思う。(60代・男性)
  • 今の世の中何をしても批判の対象になりそう。皆がもっとおおらかな気持ちでいたらこの様な問題はおきない。(60代・男性)
  • いろいろな考え方があって当たり前、そんなこと統制できるはずがない。こうあるべき論が最近極端すぎます。(50代・男性)
  • いちいち気にするほどではない、気にするから余計に言われたりする。(70代・男性)
  • 性差はあって当たり前なのに偏見だの何だの必要以上に神経質になっていると思うから。(40代・女性)
  • ジェンダーバイアス自体が、被害妄想的な、社会を分断する危険性をはらんでいる。悪意のないものまで
    、神経をとがらせて追及すべきではないと考える。(60代・男性)
  • 男は男、女は女で何が悪いのか!偏見と云うより違いはあって当たり前。ない方が気持ち悪い。(70代・男性)
  • 現在51歳ですが、今までの経験の中で特に気になることを言われたことがないので。(50代・女性)
  • こだわってしまうと自分もそれにとらわれてしまうと思うので、ジェンダー関係なく自分個人にとっていやかどうかをいえるようになればいいだけで、個々の考えをこうであるべきと押し付けるのはそれも問題だと思う。(50代・女性)
  • 性的偏見とは、見方を変えれば性的区別ともいえる。男らしく、女らしくということば、人によっては性的偏見と感じる人もいるだろうけど、逆にそういう男女の違いを意識させる言葉や行動がなくなったら、それは極論、性別を無くすことと同義だと思うから。「女らしくてかわいいね」なら許せるのに「もっと女らしくしろよ」と言われれると、嫌悪感を感じるのは性的偏見が原因じゃなくて、悪口なのかどうかの違い。とどのつまり性的偏見とはそれほど大きな問題ではなく、相手に対する暴言かどうかの問題だから、性的偏見などそれほど意識する必要はない。(40代・男性)
  • ジェンダーに関することを大きな声で発言すること自体何か違うような気がする。個人個人が自分軸で生きていけば良いだけだと思うから。(50代・女性)

「自分自身が生きづらさを感じている」という方がいる一方で、「今まで特に気になることを言われたことがない」という方もいました。

身近な問題と感じているかどうかで、ジェンダーバイアス(性的偏見)に関する考え方は異なるようです。

71.6%が、“過去の作品”についてはジェンダーバイアスに関して配慮した対応が「不要」だと感じている

今回は、過去のキャラクターのグッズ化が問題となりましたが、昔(特に昭和以前)の作品ではジェンダーバイアスのかかっていることが当たり前の社会が描かれている場合も多くあります。

今後は“過去の作品”に対しても、ジェンダーバイアスに関して配慮した対応が必要になると思うかについて聞きました。

71.6%と多くの方が「思わない」と回答しました。
過去の作品についてはジェンダーバイアスに関して配慮した対応が不要だと感じている方が多いようです。

一方で、28.4%の方は過去の作品にも配慮が必要だと「思う」と回答していました。
過去の作品については、どのような対応が必要だと感じているのでしょうか。

どのような対応が必要だと思うか

  • あまりに差別される発言のあるテレビ番組やDVDなどは、あらかじめ注意書きをするなど、配慮がほしい。(30代・女性)
  • そう言う世の中になったのだからみんなが変わらないといけないと思う。(70代・男性)
  • ここは当時の価値観ではこうなっているが現代は違うという旨をテロップで解説する。(40代・男性)
  • ジェンダーバイアスになりそうな部分の表現などをなるべくぼかして、ほかのことをフォーカスするなど。(20代・女性)
  • スカートめくりや、着替えののぞき、男児が女性教師に性的な接触をすることを、良しとするような風潮を生むから。(40代・女性)
  • 気になる人達に意見を聞いて、取り入れるのが大事なのかなと思いました。(30代・女性)
  • 以前はこのような考え方であったが、今ではこう考えましょうと言うようなコメントが必要だと思う。(60代・女性)
  • あからさまな偏見に対しては表現をかえる。(30代・男性)
  • その時代に合った一般常識的な一定の配慮は必要。(70代・男性)
  • 世代を問わずに愛されるキャラクターになるために、差別的なメッセージを発信しない方がいいと思う。(40代・女性)
  • すでに過去の作品を放送するときに当時の表現に対する注意を喚起する字幕を表示しているので、その範囲を拡大したり、必要ならR指定にすることで対応するのが良い。(50代・男性)

まとめ

今回は、「ジェンダーバイアス(性的偏見)」についてアンケートを実施しました。

今回話題となった某キャラクター商品など“過去の作品”については、多くの方がジェンダーバイアスに関して配慮する必要がないと感じているようです。

一方で、28.4%の方は過去の作品にも配慮が必要だと「思う」と回答していました。
「あらかじめ注意書きを入れる」「表現を変える」などの対応が必要だと感じている方は少なくないようです。

高校で必修となる「金融教育」 55.9%が授業は「外部の講師」が担当したほうがよい

2022年4月から高校で「金融教育」が必修に

金融教育で世界に後れを取っていると言われる日本ですが、2022年度から高校の家庭科の授業に「金融教育」が導入されます。

新しい学習指導要領には「生活における経済の計画と消費」が追加されました。
具体的には、家計の構造や経済全体の仕組み、カード社会の利便性や問題点、多重債務問題の原因や実情の理解を目指すことが挙げられています。

高校での「金融教育」導入について、皆さんはどのように感じているのでしょうか。

今回は、全国の男女計1,250名を対象に「高校での『金融教育』必修化に関するアンケート」を実施しました。

「高校での『金融教育』必修化に関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施
調査対象者 男女
調査期間 2022年1月27日~1月31日
質問内容 質問1:「金融教育」の授業導入についてどのように思いますか?
質問2:回答の理由を教えてください。
質問3:「金融教育」の授業はどの科目の先生が担当したらよいと思いますか?
質問4:具体的に教えてください。
質問5:高校時代に「金融教育」の授業があったら受けてみたいですか?
質問6:「金融教育」の授業で具体的にどのような内容を学びたいですか?
質問7:回答の理由を教えてください。
集計対象人数 1,250名(30代以下~70代以上 各年代250名)

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

「金融教育」の授業導入について 92.4%が「賛成」

最初に、高校での「金融教育」導入についてどのように思うか聞きました。

53.0%の方が「賛成」と回答しました。
「どちらかといえば賛成」と回答した方も合わせると9割を超えました。

男女別に集計するとこのようになりました。

男性で「賛成」と回答した方は、50.9%でした。
女性では57.6%が「賛成」と回答し、男性よりも7ポイントほど高くなりました。
「賛成」「どちらかといえば賛成」を合わせた割合は、男性は90.8%、女性は95.9%でした。

世代別に集計するとこのようになりました。

すべての世代で「賛成」の割合が最も多くなりました。
「賛成」と回答した方の割合は、30代以下が最も多く60.0%でした。
60代で「賛成」と回答した方は54.4%で、30代以下より少ない割合ですが、「反対」「どちらかといえば反対」と回答した方は合わせて5.6%で、全世代の中で反対と回答した方の割合が最も少なくなっています。

「賛成」「どちらかといえば賛成」回答理由

  • 自分が学びたかったと思うから。(30代・女性)
  • 自分が金融の知識がなく、若いころに苦労することが多かったので。(40代・男性)
  • 金融知識は生きていく上で必ず必要になる。私自身もっと勉強しておきたかった。(20代・女性)
  • 元銀行員だが、金融関係の知識は社会人になる前から持っておくべき必須の知識と考える。(60代・男性)
  • 生きていく上で金銭感覚は必要。これからは金融のことも重要視したほうが良いと思う。(80代・女性)
  • 金融を詳しく知っていて損は絶対にないと思うから。(10代・女性)
  • 成人年齢の引き下げもあるので、若いうちの教育は必要だと思う。(40代・男性)
  • 電子マネー化が進んでお金の価値が見えなくなってきてるので、未成年の間にお金に関して教育するのは良いと思う。(50代・女性)
  • 金融知識を得ることで詐欺など金融に絡む犯罪に巻き込まれないようになれそうに感じた。将来設計をしっかりとすることができそうに思えた。(30代・男性)
  • 金融の詐欺被害が多い。逆に株式投資等に極度の臆病な人も多いので教育が必要。(50代・男性)
  • 今の時代を生き抜く上で、働いてお金を得るだけでなく、その資産を運用することでより効率的に財産を増やすことが重要だと考えられるため。(50代・男性)
  • 金融について学ぶことにより、株式投資などをできるようになる可能性があるから。(10代・女性)
  • 将来的に家計など貯金のやり繰りを投資や運用に回してもらうことで、貯蓄から投資への流れが期待されるため。(20代・男性)
  • 将来の財産形成に金融の知識が必要であるため。いまは昔と異なりゼロ金利で、金融商品を知らないと財産形成ができない。(70代・男性)
  • 日本では投資の勉強は自分でしないといけない。今後年金がどうなるか分からない時代になることもあるし、投資の勉強をしたほうがいい。(40代・女性)
  • 先進国は普通にやってきたことだと思うので遅いぐらい。(40代・男性)
  • 日本の政府の考え方は欧米と比べるとかなり偏っているので、金融教育は必要だと思う。(60代・女性)
  • 経済は世界全体つながっているから、早いうちに勉強したほうが良いと思う。(20代・男性)
  • 海外では当たり前に行われていることで、お金について学ぶのは良いこと。みんなが将来お金に困らないように勉強し、老後の貯えにしてほしい。(60代・男性)

「反対」「どちらかといえば反対」回答理由

  • 他に勉強することがあると思うから。(50代・男性)
  • 高校生はまだ学ぶ年齢ではないと思うから。(20代・女性)
  • 必要なのか分からないから(50代・女性)
  • 社会になってから勉強すればいいと思うから。(10代・男性)
  • 各々が自分で考えれば良い。(30代・男性)
  • 定期テスト勉強が忙しい。(50代・女性)
  • 自分のときは必須科目でなかったので分からない。(40代・男性)
  • 内容も疑問だし、教師のほうが理解できているかどうか疑問である。(60代・男性)
  • お金に汚くなりそう。(40代・女性)
  • 18歳成人に併せて「契約」の怖さを教えるのは必要だが「株式投資で資産形成を」というのなら大反対。(50代・男性)
  • 下手に学んで、大失敗する子も現れるかも。(40代・女性)

金融教育「家庭科の先生」が担当したらよいと回答したのは3.4%

金融教育は家庭科の授業で行われるため、原則として家庭科の先生が担当することになります。
社会や数学などの要素も含む「金融教育」ですが、実際に授業を行うのは誰がよいと思うか聞きました。

「家庭科の先生」と回答したのは、わずか3.4%でした。

世代別に集計するとこのようになりました。

すべての世代で「外部の講師」と回答した方の割合が最も高くなりました。
30代以下では「社会の先生」と回答した方が39.6%で、「外部の講師」と回答した方の42.0%と大きな差はありませんでした。
50代・60代では「外部の講師」と回答した方が6割を超えました。

「外部の講師」と回答した方にどのような方が担当したらよいと思うか聞いたので、一部を紹介します。

「外部の講師」回答

  • ファイナンシャルプランナー、保険の業者など。(30代・女性)
  • 実務経験のある人。(60代・男性)
  • 銀行員、証券会社社員(40代・女性)
  • 経済アナリストか経済産業省の職員。(40代・男性)
  • 税理士や会計士。(50代・女性)
  • 税務署の職員や税理士がいいと思う。(50代・男性)
  • カードローン会社の社員。(70代・男性)
  • 銀行の教育係。(70代・女性)
  • 民間の投資家。(50代・男性)
  • 経済学有識者や金融機関に勤務経験がある人。(20代・男性)
  • 金融機関に属するアドバイザー。(60代・女性)
  • 金融アナリスト。(30代・男性)
  • 経済学者など経済に特化した研究や見識を積んでいる専門家。(40代・女性)
  • 大学の講師。(30代・男性)
  • 投資セミナーなどを行っている人。(10代・女性)
  • 教員資格と専門知識を持つ人。(40代・男性)

86.6%が高校時代に金融教育があったら「受けてみたい」

もし、自身の高校時代に金融教育の授業があったら受けてみたいか聞きました。

86.6%の方が「受けてみたい」と回答しました。

世代別に集計するとこのようになりました。

「受けてみたい」と回答した割合が一番高かったのが、70代以上で90.0%でした。

金融教育を「受けてみたい」と回答した方に、具体的にどのような内容を学びたいか聞いたので、一部を紹介します。

「金融教育の授業で学びたい内容」回答

  • 株式、投資信託、為替取引の基礎。(50代・男性)
  • 株式や会社、金融の仕組みと資産形成の手段。(40代・女性)
  • 金利、株、FX、借入の保証人の責任等。(70代・男性)
  • 株式投資の仕組みや経済新聞の読み方。(30代・男性)
  • 株式などの投資について。(20代・女性)
  • 日経平均株価や為替について学習したい。(40代・男性)
  • 投資。(10代・女性)
  • カードローンや投資の仕組みなど。(30代・女性)
  • NISAやiDeCo、外国為替証拠金取引の仕組みを学びたい。(30代・男性)
  • 金融とは何かから分かりやすく教えてほしいです。(40代・女性)
  • 為替や株式及び仮想通貨の仕組み等の基礎知識の学習。(70代・男性)
  • 資産運用の仕組み、株価の見方、外貨について、奨学金などの返済計画の立て方など。(50代・女性)
  • 資産運用、利子、利息等の仕組み。(70代・男性)
  • 具体的な投資イメージ。ライフプランに沿った投資、運用のシミュレーションなど。(20代・男性)
  • お金の歴史や雇用保険の重要性、円安円高について学びたいです。(60代・男性)
  • 政治にかかるお金のこと。(50代・女性)
  • 貯蓄の種類や、家計管理の方法、カードの利用方法注意点。(90代・女性)

株や投資といった回答が多く挙がりました。
金融や経済に関する全般について学びたいという回答も多く挙がりました。

金融教育を「受けてみたくない」と回答した方に、理由を聞いたので一部を紹介します。

「受けてみたくない」回答理由

  • 金融関係に興味がないから。(20代・女性)
  • 自分にはあまり関係がない。(60代・女性)
  • めんどくさそうだから。(40代・男性)
  • 難しそうだから。(10代・男性)
  • テストが増えるから。(50代・女性)
  • 他の勉強がたくさんあるから。(70代・男性)
  • 他の授業時間に影響を与えるから。(60代・男性)
  • 独学でもできるから。(30代・男性)
  • 基本的な知識は備わっているから。(20代・男性)
  • 社会人になって自然と身に付いたから必要なし。(40代・女性)

まとめ

今回は、高校での「金融教育」必修化にについてアンケートを実施しました。

「金融教育」の導入について、9割以上の方が「賛成」「どちらかといえば賛成」と回答しました。
「賛成・どちらかといえば賛成」と回答した方からは「将来的に必要だから」「これまでお金について学ぶ機会がなかったから」「海外では当たり前だから」などの理由が挙がりました。
「反対・どちらかといえば反対」と回答した方からは「高校生にはまだ早い」「社会人になってからでも良い」など、金融教育の必要性に疑問を投げかける理由が多く挙がりました。

金融教育の授業は、原則は家庭科の先生が担当することになっていますが、誰が「金融教育」を担当したほうがよいか聞いたところ「家庭科の先生」と回答した方は3.4%でした。
「外部の講師」と回答した方が55.9%で最も多く、具体的にはファイナンシャルプランナーという回答が多く挙がりました。
その他にも、銀行や証券会社に勤務する方といった、金融業界に携わる方を挙げる方もいました。

自身が高校生のときに「金融教育」があったら受けてみたいかについては、86.6%の方が「受けてみたい」と回答しました。
授業で「受けてみたい」内容として、株や投資が多く挙がりました。
「受けてみたくない」理由では「興味がない」という回答が多く挙がりました。

成年年齢の引き下げで、18歳からクレジットカードの作成や、親の同意なしにローン契約等をすることが可能になります。
金融庁のホームページでは「18歳までに学ぶ 契約の知恵」などの動画が紹介されています。
授業についても、金融庁が出張授業や講師派遣を無料で実施しています。

導入に前向きな考えを持つ方が多い「金融教育」の導入ですが、教育現場への負担を増やすことなく効果的な教育が行われることが望まれます。

【成年年齢引き下げ】18歳から親の同意がなくても契約可能に、50.3%が「20歳になってからのほうがよい」

成年年齢の引き下げで何が変わる?

2022年4月から成年年齢が20歳から18歳に引き下げられます。

公職選挙法の改正で選挙権はすでに18歳からとなっていますが、今回の民法改正による成年年齢の引き下げではどのようなことが変わるのでしょうか。

成年年齢の引き下げで、これまでは20歳にならないとできなかった「10年有効パスポートの取得」や「親の同意がないローン等の契約」などが可能になります。

一方で、成年年齢が引き下げられても18歳ではできないこともあります。
お酒やたばこ、公営競技の年齢制限は20歳のままです。
女性の婚姻開始年齢は、16歳から18歳に引き上げられます。

今回は、全国の男女計1,200名を対象に「成年年齢に関するアンケート」を実施しました。

「成年年齢に関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施
調査対象者 男女
調査期間 2022年1月21日~1月26日
質問内容 質問1:2022年4月から、成年年齢が現行の20歳から18歳に引き下げられることを知っていましたか?
質問2:成年年齢が20歳から18歳に引き下げられることについて、もっとも当てはまるものを選んでください。
質問3:その回答の理由を教えてください。
質問4:あなたが「今まで通り20歳になってからのほうが良い」と思うものをすべて選んでください。[複数回答可] 
質問5:選んだ理由を教えてください。
質問6:女性が結婚できる最低年齢が、16歳から18歳に引き上げられることを知っていましたか?
質問7:女性が結婚できる最低年齢が16歳から18歳に引き上げられることについて、もっとも当てはまるものを選んでください。
質問8:その回答の理由を教えてください。
集計対象人数 1,200名(30代以下~70代以上 各年代240名)

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

15.3%が成年年齢の引き下げを「知らなかった」

初めに、2022年4月から成年年齢が現行の20歳から18歳に引き下げられることを知っているか聞きました。

15.3%の方が「知らなかった」と回答しました。

こちらを年代別に集計すると、このようになりました。

40代以下で「知っていた」と回答した方は8割以下ですが、70代以上では94.2%の方が「知っていた」と回答しました。

40.7%が成年年齢は「20歳のままで良いと思う」

成年年齢が18歳に引き下げられることについて、どのように思うか聞きました。

40.7%の方が「20歳のままで良いと思う」と回答しました。

こちらを年代別に集計すると、このようになりました。

30代以下~50代では「20歳のままで良い」と回答した方の割合が多くなりました。
60代では「18歳に引き下げたほうが良い」が38.8%で最も多く、「20歳のままで良い」を上回りました。
70代以上では「20歳のままで良い」「18歳に引き下げたほうが良い」という回答がが37.9%で並びました。

それぞれの回答の理由についても聞いたので一部を紹介します。

「20歳のままで良い」回答理由

  • 20歳の方がしっくりくるし、お酒やたばこは20歳のままなら20歳で統一した方がいいと思うから。(10代・女性)
  • 飲酒や喫煙の年齢と合わせたほうがいい。(60代・男性)
  • 18歳で許されるもの許されるないものの判別が難しいので、全20歳で統一したままのほうが分かりやすい。(20代・女性)
  • 少年法と選挙権が18歳ですが、飲酒やタバコは20歳とバラバラなので。(50代・男性)
  • 高校生の扱いが中途半端になるから。(40代・男性)
  • 高校生でも成人とみなされることでトラブルが増えると思うから。(30代・女性)
  • 自分の時を思い出すと、18歳ではまだまだ未熟だと思います。(20代・男性)
  • 18歳はほとんどが学生であり成人と認定することには抵抗を感じる。(70代・男性)
  • 成人年齢が18才だと、成人式が大学入試の時期と被るから。(10代・男性)
  • 18歳だと一番受験等で子どもたちが忙しい時だから。(70代・女性)
  • 特にメリットがあるとは思えないから。(30代・男性)
  • 20歳が成年という感覚が染み付いているから。(40代・女性)
  • 責任ばかりを押し付けるようでかわいそう。(50代・女性)
  • 税金の関係という政府の考えが見え見えだから。(60代・女性)

「18歳に引き下げたほうが良い」回答理由

  • 高校を卒業すると社会人になることも多いし、結婚もしている人もいて、大人として扱った方が良い。(60代・女性)
  • 高校を卒業すると大人の自覚を持たせたほうがいい。(30代・男性)
  • 自分で何事も考えてできる年齢だし、働き始める人も多い年齢だから。(40代・女性)
  • その年になれば物事の判断ができると思うから。(20代・男性)
  • 18歳と20歳は、ほとんど変わらないと思います。判断力もあり大人だと思うからです。(50代・女性)
  • 実質、成年と同じ活動ができる年齢だから。(40代・男性)
  • 早く大人の自覚を持たせたほうが良いと思うから。(20代・女性)
  • 責任感がなさすぎるので、早くから大人として扱った方が本人のためになる。(30代・女性)
  • 国際的には18歳成人が多いので合わせたほうが良いと思います。(50代・男性)
  • 早くから政治等に関心を持って日本を良くしてもらいたいから。(70代・女性)
  • 高齢者が増えて、選挙権が18歳から渡されるようになったのに伴って、成人年齢も引き下げるべきだと思うから。(10代・女性)
  • 少年犯罪が増加している傾向があり、その抑止のためにも必要。(60代・男性)

「どちらともいえない」回答理由

  • 別に変わったとこで自分にあまり影響ないから。(20代・女性)
  • 漠然とですが、18歳に下げる理由が分からない。(60代・男性)
  • 20歳のままでいい理由も見つからないし、18歳に早めてほしい理由も見つからない。(10代・女性)
  • 気持ちの問題であって、それぞれが自覚すべきことだから。(50代・女性)
  • 20歳でも18歳でもどちらであっても、成人になったという自覚を持つことができれば良いと思います。(70代・男性)
  • 18歳はまだまだ子どもだと思うけど、少年犯罪が増えていることを考えると何とも言えない(90代・女性)
  • 成人年齢の引き下げが、犯罪抑止以外に有効なものがないため。(10代・男性)
  • 飲酒喫煙や自動車などの免許取得や投票、就職など年齢によって制限がバラバラなので、「成人」という言葉では定義しないほうが良いと思う。(50代・男性)
  • 就職する人にとっては18歳で大人扱いしてほしいことが多いと思うが、大学生にとっては20歳で良い。(40代・女性)
  • どちらにもメリットデメリットがあるので良い方向にも悪い方向にも傾ける。(30代・女性)

半数の方が「親の同意がなくても契約可能」は20歳になってからのほうが良いと思っている

成人年齢が18歳に引き下げられることで、これまで20歳にならないとできなかったことのいくつかが、18歳からできるようになります。
政府広報オンラインのホームページで「18歳になったらできること」として紹介されている項目について「今まで通り20歳になってからのほうが良い」と思うものがあるか聞いてみました。

50.3%の方が「親の同意がなくても契約可能」は、20歳になってからのほうが良いと回答しました。
それぞれの回答の理由についても聞いたので一部を紹介します。

「親の同意がなくても契約可能」回答理由

  • 詐欺にかかる人が増えることが予想できるので。(60代・男性)
  • 契約関連は詐欺とか問題になることもあると思うので。(40代・男性)
  • 契約は知識がないと法的には騙される危険性がある。(40代・女性)
  • 18歳は高校3年生なので、契約を結ぶには幼すぎると思う。(20代・男性)
  • 10代では判断能力で甘い部分が多いから。(50代・男性)
  • 自分で判断するには、大きい案件だから。(30代・女性)
  • 契約する力を学習する期間が必要だから。(70代・女性)
  • 高校生または卒業直後はまだ責任を負える年齢ではないと思うから。(60代・女性)
  • 高校生でも高額契約が可能になるのは怖い。(60代・男性)
  • 経験が少ないと騙されやすいので、若い人を保護するために親の同意は引き続き必要だと思う。(50代・女性)
  • 親の判断が必要なことは引き下げると問題が起こりそうだと思うから。(20代・女性)
  • 金融制度が複雑なので、親が監視した方がよい。(80代・男性)
  • 契約などお金のことに関しては慎重にならないといけないから。(40代・女性)

「公認会計士や司法書士などの国家資格の取得」回答理由

  • 専門職は、社会的体験がある程度必要と思うので。(80代・男性)
  • 資格に関しては20歳を過ぎていないと、持っていたところで信頼が少なくなってしまうかもしれない。(20代・女性)
  • 単に試験に通ればよいというわけではなく、社会経験が必要とされる仕事だから。(50代・男性)
  • 国家資格は、そんなに簡単に制度を変更すべきではない。(70代・男性)
  • 国家資格取得については経験が必要で有るため18歳では未熟。(60代・男性)
  • 国家資格なので、ある程度の線引きが必要かと思った。(40代・女性)
  • 一定程度の社会常識をもっていなければいけない業種だと思うので年齢制限があるのは当然だと思う。(40代・男性)

「10年有効パスポートの取得」回答理由

  • 18歳から10年は人相が変わる。(40代・女性)
  • 顔写真がまだ変化する可能性が高い。(50代・男性)
  • 身体的にはまだまだ成長期。18歳と28歳の風貌はさすがに違ってくると思う。(60代・女性)
  • パスポートなどは仕事をしてから数年たってからのほうが良いと思う。(40代・男性)
  • 犯罪を起こして海外へ逃亡するかもしれないから。(50代・男性)

「性同一障害者の性別変更要求」回答理由

  • 後戻りできない重大な決断だと思うから。(50代・女性)
  • 自分自身の人生経験をもっと積んでからのほうがいいのではないか。(40代・男性)
  • 性別変更は、ちゃんと考えてからのほうがいいと思うから20歳でもいいと思う(50代・女性)
  • 急いで判断する必要がない事だから。(50代・男性)
  • 体の成長がある程度決まるまでは期間を延ばせるものは延ばしたほうがよい。(40代・男性)

「当てはまるものはない」回答理由

  • 成人するのなら責任も同時に持たなければいけないので。(30代・男性)
  • すべてを認めなければ年齢引き下げの意味がないと思うので。(70代・男性)
  • 目的がハッキリしているなら18歳でも自分の意思で決定しても良いと思う。(20代・女性)
  • 基本的に成人年齢の引き下げに応じて、以前の成人年齢において認められたものはすべて認めるべき。(60代・男性)
  • 自分に子どももいないし、関心がないからかもしれない。(50代・男性)
  • 特に弊害がなさそうだったから。(10代・女性)
  • すべて18歳から始めてみればいいと思います。(50代・女性)
  • やりたい事をするのに2年待たないといけないというのは、18~20歳の若い世代の子には少しかわいそう思うため。(40代・男性)
  • お酒などは20歳からでいいと思うけど、それ以外は自立するのでいいと思ったから。(10代・女性)
  • 飲酒や喫煙と違って健康に関係ないから。(40代・女性)

女性の婚姻開始年齢、6割が「18歳に引き上げたほうがいい」

成年年齢の引き下げの一方で、年齢が引き上げになったこともあります。
これまで16歳だった女性の結婚可能年齢が18歳に引き上げられます。

女性の結婚可能年齢が18歳に引き上げられることについて聞きました。

「知っていた」と回答した方は40.2%で、半数以上の方は「知らなかった」と回答しています。
年代別に集計するとこのようになりました。

「知っていた」と回答した方の割合が最も多かったのが60代で、46.3%でした。

女性が結婚できる最低年齢が16歳から18歳に引き上げられることについてどのように思うか聞きました。

60%の方が「18歳に引き上げたほうが良いと思う」と回答しました。
男女別では、女性のほうが男性よりも「18歳に引き上げたほうが良いと思う」と回答した方が10ポイント多いようです。

世代別に集計するとこのようになりました。

全ての世代で「18歳に引き上げたほうが良いと思う」という回答が過半数でした。
特に40代では65.4%の方が「18歳に引き上げたほうが良いと思う」と回答していました。

それぞれの回答の理由についても聞いたので一部を紹介します。

「18歳に引き上げた方が良いと思う」回答理由

  • 女性側の2歳若い理由が不明だったので、この点においては男女平等で良いと思う。(30代・女性)
  • 男女で差を設けるべきではないから。(60代・男性)
  • ジェンダーフリーが当たり前なので、あえて性別で年齢をわける必要はない。(40代・男性)
  • 男性女性によって結婚できる年齢が違うのは不公平だから。(30代・男性)
  • できれば高校教育は受けたほうが良いから。(60代・女性)
  • 16歳だと生活能力が低く、もっと自分のために学ぶことがある時期だから。(50代・男性)
  • 高校進学が義務化に近いから。(50代・女性)
  • 高校生のうちに結婚するといろいろと大変だから。(10代・女性)
  • 16歳はまだ子ども。結婚して家庭を持つのはまだ無理。(70代・女性)
  • 16歳では経済的に自立することが難しい。(70代・男性)
  • あまり若くして結婚したら子どもがきちんと育てられるか心配になってしまう。(40代・女性)
  • 結婚は人生において大きな決断だから。(10代・女性)

「16歳のままで良いと思う」回答理由

  • 子どもができたら結婚したほうが良いと思うから。(50代・男性)
  • できちゃった婚が多いので、早く結婚できた方が子どものためになると思うから。(50代・女性)
  • 妊娠した時の対応が問題になる。(60代・男性)
  • 高校生で妊娠してしまって結婚できないとなると相手に逃げられそう。(40代・女性)
  • 少子化などを踏まえると結婚できる年齢を遅くするのは良くないと思うから。(50代・男性)
  • 変える理由がよくわからないから。(20代・女性)
  • 今さら変える必要がない。(30代・男性)

「どちらともいえない」回答理由

  • 人それぞれだから年齢でくくれない部分があると思う。(40代・女性)
  • 理由が分からないので何とも言えない。(30代・男性)
  • 結婚は、当事者間のことなので年齢よりも個々人の意識の問題だと思うから。(60代・男性)
  • どちらが正解か人によって違うので分からない。(50代・男性)
  • これは本人の問題なので、どうとも言えません。(60代・女性)
  • 当事者ではないので分からない。(30代・女性)
  • 16歳でも18歳でもあまり大きな違いはないと思うから。(40代・男性)
  • 結局結婚しない人増えてるので変わらない。(20代・男性)

まとめ

今回は、成年年齢の引き下げについてアンケートを実施しました。

2022年4月から成年年齢が18歳に引き下げられることについて、15.3%の方が「知らなかった」と回答しました。
40代以下では、20%程度の方が「知らなかった」と回答しています。

成年年齢の引き下げについては「20歳のままで良いと思う」と回答した方が40.7%でした。
「20歳のままで良いと思う」と回答した方の割合が最も高かったのが30代以下で、48.3%でした。
60代の32.9%と比べると、15ポイント以上の差がありました。

成年年齢の引き下げで、18歳からできるようになることの中から「今まで通り20歳になってからのほうが良いと思うもの」について聞いたところ、半数の方が「親の同意同意がなくても契約できる」と回答しました。
理由として、お金に関するものは社会経験を積んでからのほうが良いという回答が多く挙がりました。

女性の結婚可能年齢については「18歳に引き上げたほうが良いと思う」と回答した方が半数を超えました。
男女別では女性の方が「18歳に引き上げたほうが良いと思う」と回答した方が多くなりました。
18歳に引き上げたほうが良い理由として「男女の年齢をそろえたほうが良い」「16歳ではまだ子どもだから」といった回答が多く挙がりました。

成年年齢は18歳になりますが、飲酒・喫煙については20歳からなので注意が必要です。
成人式についても各自治体で対応が異なるため、確認が必要となります。
18歳から「親の同意がなくても契約可能」になるため、悪質な業者との契約トラブルも心配です。
消費者トラブルに巻き込まれたり、困ったことがあったら消費者ホットライン「188(いやや)」へ相談しましょう。

【ADの呼称変更】「賛成」7.5%「反対」9.0%、77.5%は「どちらでも良い」

あなたは、「AD」の呼び方を変えることについて、どのように思いますか?

先日、テレビ番組制作のスタッフである「AD(アシスタントディレクター)」の呼称を変えようとする動きがあるというニュースが報じられました。
「AD」という名前に一番下のポジションで雑用係や長時間労働など悪いイメージがあるということで、いくつかのテレビ局では「YD(ヤングディレクター)」や「SD(サブディレクター)」など新たな名称が使われているようです。

このことについて、番組のコメンテーターや視聴者から賛否の声が挙がっているようです。

全国のみなさんは、この「AD」の呼び方を変えることについて、どのように思っているのでしょうか。

今回は、全国の20代以下~70代以上の男女100名ずつ、計600名を対象に「呼称変更」に関するアンケートを実施しました。

「呼称変更に関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施
調査対象者 男女
調査期間 2022年1月24日~1月27日
質問内容 質問1:あなたは、「AD」の呼び方を変えることについて、どのように思いますか?
質問2:その回答の理由を教えてください。
質問3:今回の「AD」の件のように、“呼び名を変えたほうが良い”と思うものはありますか?
質問4:“呼び名を変えたほうが良い”と思うものを教えてください。
集計対象人数 600名(20代以下~70代以上 各100名)

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

77.5%と大多数が「どちらでも良い」と回答

まずは、「AD」の呼び方を変えることについて、どのように思うか聞きました。

「賛成」は7.5%、「反対」は9.0%で、77.5%と大多数の方は「どちらでも良い」と回答しました。
また、「わからない」と回答していたのは6.0%でした。

それぞれの回答の理由についても聞いたので、一部を紹介します。

「賛成」回答理由

  • ADさんにもっと良いイメージを持ってもらいたい。(80代・男性)
  • 呼称が変わったからと言って、概念が一掃されるわけではないものの、一つの引き金となるならなんでもするべきだと思う。(50代・女性)
  • ADは古い。(50代・男性)
  • 日本語を主体とした言葉を考えることを勧めます。(60代・男性)
  • これがきっかけで、待遇改善につながるかもしれないからです。(50代・男性)
  • 働かせ方に問題があるし名前と一緒にいろいろ改善するきっかけにすればいい。(30代・女性)
  • アシスタントという言葉には「一人前でない」「見習い」のイメージが強い。名前くらい良いイメージに変えてもいいと思う。(60代・女性)

「反対」回答理由

  • ADにマイナスなイメージがそもそもない。名前を変える理由が分からない。(20代・女性)
  • 名前を変えても重労働は変わらない。そこを変えなければいけない。(60代・男性)
  • 過酷な労働環境を改善するのが第一であって、呼び方を変えるなどパフォーマンスでしかない。もっと他にやるべきことがある。ADという呼び方は馴染み深いので変えてほしくない。(10代・女性)
  • AD(アシスタントディレクター)はディレクター途上者(勉強中)という意味でしょうから、この呼称自体に問題があるわけではなく、改善すべきは労働環境、制度(働き方)の方だと思うからです。(60代・男性)
  • そもそも長時間労働を強いるような会社や上司は名前が変わった程度では変わらない。本質論からかなりずれていると思う。(50代・男性)
  • 他の職業の「アシスタント・・・」の方々に失礼です。(50代・女性)
  • 名前だけ変わっていてその場しのぎなだけの印象を受けました。(30代・女性)
  • 仮に変えても働き方改革がなされ良い方向にいけばよいが、一人前になるにはそれ相応の下働きは必要だ。(70代・男性)
  • ヤングディレクターなどが候補に挙がっているらしいが、何故アシスタントという呼称に抵抗があるのかが理解出来ない。個人的には蔑称では無いと感じる。(50代・男性)

「どちらでも良い」回答理由

  • ADがその呼び名に対してどう思っているのか聞いてみないと分からないから。変えてほしい人が多数であれば変更してもよいと思う。(30代・女性)
  • 自分の周りにADの仕事をしてる人がいないから、知ってるのはテレビの中での苦労話だけであって、ほんとかどうかわからないし、名前を変えたところでADの職業の大変さは変わらないと思うから。(40代・男性)
  • 私の勤務する会社にもAM(アシスタントマネージャー)という役職があり、アシスタントが雑用というイメージがないため。(20代・女性)
  • どんな呼称にもいいイメージや悪いイメージがあっても仕方ないこと。ディレクターになるために、アシスタントをする、と言う信念があるのならどちらでもいいのではないか。世の中いろんなことを無駄に忖度しすぎな気がする。(40代・女性)
  • これまでも色々な職種の名前が変更されてきているが、イメージを変更というより性別の区別をなくしたりするものが多かった。ADの名前を変えたところでキツイ業務内容なのであれば、あまり意味がないと思う。ADの業務を見直してみたらいいのではないか。(40代・女性)
  • 特に違和感もないし差別的だとも思わないが変えたければ変えたらいい。(40代・女性)
  • 一般の人にはあまり関係のないことで、業界内での呼び方なのでどちらでも構わないし、関心もない。(70代・女性)
  • ADが何なのかはよく知らないし、仕事内容も知らないから。また呼び名で仕事の内容がどうこうというのはおかしいと思う。(70代・男性)
  • ADの残業問題などはテレビ局の昔からの問題で、改革していこうとするならどちらでもよいと思う。(60代・男性)

「わからない」回答理由

  • 呼び方を変えて何が変わるのかわからないので、仕事の内容・待遇がよくなるのか?必要性がわかりません。(70代・男性)
  • 名称変更でどのような点が変わるのか、よくわからないから。(50代・女性)
  • ADがどんな仕事なのか分からないし、好きでやってる気がする。もっと賃金を上げてあげればいいと思う。(70代・男性)
  • 業界の事、業務内容を良く理解していないので。(70代・男性)
  • ADの仕事の詳細がよくわからないし、呼称を変えることでイメージが変わるのか疑問である。(60代・男性)
  • それが差別なのかよく分からないから。(60代・男性)

「賛成」の方からは、「呼称を変えることが待遇改善につながるかもしれない」「できることは何でもするべき」という意見が多く挙がっていました。

一方で、「反対」の方からは、「ADという名前自体に悪いイメージはない」「名前だけを変えても意味がない」「大切なのは仕事の内容を変えること」という意見が多くありました。

「どちらでも良い」「わからない」と回答した方からは、「ADがしている仕事について、詳しく知らない」という意見が多くありました。
また、「呼称を変えただけでイメージが変わるのかわからない」という意見もありました。

他にある? 呼び名を変えたほうが良いと思うもの

続いて、今回の「AD」の件のように、“呼び名を変えたほうが良い”と思うものについて聞きました。

「呼び名を変えたほうが良い」と思うもの

  • 「自分の妻」のことを「嫁」というのはやめてほしい。(60代・女性)
  • 「庶務」が、つまらない業務をしているイメージがあるので、具体的な言い方は思いつきませんが変えて欲しいと思います。(50代・男性)
  • 「教頭」。教師の頭としての指導的な立場であるはずだが、雑用的な仕事が多く、長時間労働を強いられている。(60代・男性)
  • 「受付嬢」。対応する人は女性のみじゃなくて良いと思うため。(20代・女性)
  • 「女子アナ」。男子アナと言わないのはなぜか。(60代・女性)
  • 芸能人が一般人の事を言う「素人」。(50代・男性)
  • 「パート」。パート=主婦のイメージがあり、たかがパート、所詮パートと言われがちだから。(40代・女性)
  • パートナーのことを「主人」という言い方。主人というのは文字通り自分の主、仕えるものという意味があるから自立した言い方ではないから。自分の主人は自分自身だから。(30代・女性)
  • 「ウエイター」と「ウエイトレス」。男女によって名前を変えるのは変。(60代・男性)
  • 国会議員を「先生」と呼ぶこと。(50代・女性)
  • 「電子タバコ」。害が少ないのにたばこのイメージが強いから。(40代・男性)
  • 「ニート」。ニートである全員が怠けていて無気力だというイメージが社会的・世間的に定着しすぎているのでニートの人達が再び社会復帰出来ない環境・状況が助長され雇用されにくく日本経済にとっても大変多くの労働力や税収の損失になるため。(30代・男性)
  • 「糖尿病」という名前。病名に「尿」は恥ずかしいしかわいそう。高血糖症とかすればいいのにとおもう。高脂血症、高血圧症のように。(50代・女性)
  • 「CEO」とか会社役員の呼び方にどの様な役職なのかわからない部分が多い。(70代・男性)
  • 「女優」。女性も男性も「俳優」でいいと思う。(40代・男性)

「男女で差がある名称」について、変えてほしいと思っている方は多いようです。
また、パートナーのことを「主人」や「奥さん」、「嫁」と呼ぶのをやめてほしいという意見もありました。

まとめ

今回は、「AD」の呼称変更についてアンケートを実施しました。

「AD」の呼び方を変えることについては、「どちらでも良い」という方が多いようです。
理由としては「本人が嫌なら変えればよいと思うし、周りがとやかく言う事ではない」という意見がありました。

また、「呼称が変わっても仕事内容が変わらなければ意味がない」という意見も多くありました。

一方で、「賛成」の方からは、「これがきっかけで、待遇改善につながるかもしれないから」という意見がありました。

実際に呼称が変わることで、どのくらいイメージや仕事内容が変わるかはわかりませんが、少しでも待遇が改善するきっかけになると良いですね。

節分で「恵方巻」を食べる方は50.3%、一方で「豆まき」をする方は33.1%

節分に「豆まき」をしたり「恵方巻」を食べたりしていますか?

2月3日は節分です。
節分といえば「鬼は外、福はうち」の掛け声とともに豆をまく印象があります。
豆をまく理由には「鬼を豆で退治したから」や、「豆=魔目(鬼の目)を滅ぼすから」など諸説あります。

近年では大阪発祥の文化と言われている「恵方巻」が全国的になりました。
他にも、焼いたイワシの頭をヒイラギの小枝に刺して飾ったり、節分に年越しそばを食べるなど、地域によって様々な風習があるようです。

今回は、全国の男女計650名を対象に「節分」に関するアンケートを実施しました。

「節分に関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施
調査対象者 男女
調査期間 2022年1月18日~1月19日
質問内容 質問1:毎年2月の節分には「恵方巻」を食べていますか?
質問2:恵方巻を主にどこで購入していますか?
質問3:毎年2月の節分には豆まきをしていますか?
質問4:コロナ禍になってからの節分(恵方巻・豆まき・その他行事・イベント) に変化はありましたか?
質問5:どのような変化があったか教えてください。
質問6:恵方巻に入れたいと思う(入っていたら嬉しい)具材を選んでください。[複数回答可] 
質問7:恵方巻に入れたい・入っていてほしい具材を教えてください。
質問8:恵方巻をどのように食べますか?
質問9:恵方巻の食べ方を教えてください。
集計対象人数 650名

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

節分で「豆まきをしている」と回答した方は33.0%

毎年2月の節分に豆まきをしているのか聞きました。

「毎年している」と回答した方は19.5%、「することが多い」と回答した方は13.5%で、合わせても33.0%でした。
6割以上の方が、豆まきをしていないようです。

節分に恵方巻を「食べる」と回答した方は50.3%

続いて、毎年2月の節分に「恵方巻」を食べているか聞いてみました。

「毎年食べている」と回答した方が29.2%で、「食べることが多い」と回答した方と合わせると50.3%(327名)でした。

恵方巻を「毎年食べている」「食べることが多い」と回答した方に、恵方巻をどこで購入しているのか聞きました。

スーパーで購入していると回答した方が66.7%で、スーパーでの「恵方巻」の販売が広がっているようです。
コンビニエンスストアで購入する方や、購入せずに作っている方も10%程度いるようです。

恵方巻の具、半数以上が「まぐろ」を入れたい

お店によって様々な具材が入っている「恵方巻」ですが、どのような具を入れたいと思う(入っていたら嬉しい)か聞いてみました。

55.2%の方が「まぐろ」と回答しました。
他にも、「卵焼き」や「えび」と回答する方が4割程度でした。
黄金色の「卵焼き」は金運上昇、「えび」は腰が曲がるまで長生きできるよう長寿祈願として使われることもあるそうです。

その他と回答した方に、具体的にどのような具を入れたいか聞いたので、回答の一部を紹介します。

「その他の具材」回答

  • キュウリ(40代・男性)
  • イクラ(50代・女性)
  • レタス(40代・女性)
  • 納豆(50代・男性)
  • トンカツ(40代・男性)
  • 肉系(40代・女性)
  • 餅(60代・男性)

キュウリやイクラと回答した方が多く、トンカツといった肉系の具材も挙がりました。
キュウリは、その名から「九の利を得る」として縁起がいい具材のようです。

恵方巻は「切らずにそのまま黙って食べる」方が68.8%

「恵方巻」は、その年の恵方を向いて、願い事を頭に浮かべながら無言で食べるとよいと言われています。
恵方巻を「毎年食べている」「食べることが多い」と回答した327名の方に、どのように「恵方巻」を食べているのか聞きました。

恵方巻を「毎年食べている」「食べることが多い」と回答した方の68.8%が「切らずにそのまま黙って食べる」と回答しました。
次に多かったのが「切り分けてから黙って食べる」と回答した方で19.3%でした。
9割近くの方が、恵方巻は黙って食べているようです。

コロナ禍の節分、「変化なし」が91.5%

コロナ禍でイベントの中止が相次いでいたり、生活様式の変化が求められる中、節分行事に変化はあったのでしょうか。
コロナ禍になってからの節分(恵方巻・豆まき・その他行事・イベント)に変化があったのか聞いてみました。

変化は「なかった」と回答した方が91.5%でした。
コロナが節分行事に影響していない方が多いようです。

変化が「あった」と回答した方に、どのような変化があったのか聞いたので、一部を紹介します。

「コロナ禍で節分に変化があった」回答

  • 大々的に豆まきをしなくなった。(40代・男性)
  • 豆まきは衛生的に良くないとのことで、やらないと家族で決めた。(50代・男性)
  • 衛生面で、豆は個包装のものを使うようになった。(50代・女性)
  • 豆まきはしなくなりました。恵方も家の中でやります。(60代・男性)
  • 声を出すので豆まきはしなくなった。(50代・女性)
  • 豆まきは、豆をラップに包んでまく。(60代・男性)
  • いつもは神社に行って豆まきをしてから自宅で豆まきを行っていたが、豆まきは家だけになった。(70代・男性)
  • 落ちた豆を食べない。(50代・男性)
  • 神社に行かなくなった。(60代・男性)
  • コロナ収束も願うようになった。(40代・女性)
  • 疫病退散を願うようになった。(40代・女性)
  • 学校や保育園でしなくなった。(40代・女性)
  • 近所から巻きずしをもらっていたが、さすがにこのコロナ禍で全くなくなった。(50代・女性)

豆まきに関する回答をした方が多く、恵方巻やイベントに関する回答はわずかでした。
豆まきでは、豆をまくときに声を出したり、年齢の数の豆を食べたりすることもあるため、衛生面を気にする方も多いようです。

まとめ

今回は、節分についてアンケートを実施しました。

節分に豆まきを「毎年している」と回答した方は19.5%でした。
恵方巻を「毎年食べている」と回答した方が29.2%で、豆まきよりも恵方巻の方が習慣になっている方が多いようです。

恵方巻に入れたい(入っていたら嬉しい)具材は、まぐろが55.2%で、半数以上の方が選択していました。
その他には、「卵焼き」や「えび」など縁起がよいと言われていて、寿司ネタとしても定番の具材を選んだ方が多いようです。

恵方巻の食べ方については「切らずにそのまま黙って食べる」と回答した方が7割近くでした。
恵方を向いて黙って食べるというイメージが広まっているのではないでしょうか。

コロナ禍で節分に変化があったのか聞いたところ、9割以上の方が変化は「なかった」と回答しました。
変化が「あった」と回答した方も、豆まきに対する変化を挙げた方が多かったです。

今回のアンケートでは、節分で「豆まき」よりも「恵方巻」を食べると回答した方が多くなりました。
今年の恵方は「北北西」です。
お好みの具材で、それぞれの恵方巻を楽しんでみてはいかがでしょうか。