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【エイプリルフール】ウソをついたことが「ある」のは44.2%

これまでに、4月1日に“エイプリルフールだから”とウソをついたことがありますか?

4月1日は“エイプリルフール”です。
エイプリルフールとは、毎年4月1日に嘘をついても許されるという風習のことで、新聞社が嘘の内容のニュース記事を掲載したり、様々な企業がくすっと笑えるエイプリルフールネタをSNSなどに投稿したりします。

エイプリルフールにウソをついたことがあるという方はどのくらいいるのでしょうか。

今回は、全国の男女2,200名を対象に、「エイプリルフール」についてアンケートを実施しました。

「エイプリルフールに関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を始め複数の調査サービスを利用して調査を実施
調査対象者 男女
調査期間 2021年3月19日~24日
質問内容 質問1:これまでに、4月1日に“エイプリルフールだから”とウソをついたことがありますか?
質問2:これまでに、4月1日に“エイプリルフールだから”ということでウソをつかれたことがありますか?
質問3:これまでのエイプリルフールに関することで、思い出に残っているエピソードがあれば教えてください。
集計対象人数 2,200人

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

エイプリルフールにウソを“ついた”ことがある人よりも、ウソを“つかれた”ことがある人のほうが多い

まずは、エイプリルフールにウソをついたことがあるかについて聞きました。

44.2%の方が「ある」、55.8%の方が「ない」と回答しました。
エイプリルフールでもウソをついたことがないという方のほうが多いようです。

続いて、エイプリルフールにウソをつかれたことがあるかについて聞きました。

54.5%の方が「ある」、45.5%の方が「ない」と回答しました。
エイプリルフールにウソを“ついた”ことがある人よりも、ウソを“つかれた”ことがある人のほうが多いようです。

この回答を質問1の回答別に集計した結果、以下のようになりました。

エイプリルフールにウソをついたことが「ある」方の92.1%が、ウソをつかれたことも「ある」と回答しました。
友達や家族とお互いにウソをつきあうという方が多いということでしょうか。

最後に、思い出に残っているエイプリルフールのエピソードについても聞いてみました。

思い出に残っているエイプリルフールエピソード

  • 4月1日が誕生日のひとがいて誰も信じていなかった。(30代・女性)
  • エイプリールフールで、自社が新たな製品を出すというジョークHPを真に受けて、取引先に連絡したら、恥をかいてしまった。(30代・女性)
  • 旦那の会社が印刷関係なので、「カレンダーを刷る際に新しい元号を知った!誰にも秘密だよ!」と言われデタラメな元号を教えられ信じてしまった。子供とドキドキしながら新元号の発表を見た時のショックといったら。。(30代・女性)
  • アメリカのエイプリルフールの日に放送された、宇宙戦争の迫真のドラマに衝撃をうけた。(60代・男性)
  • エイプリルフールに入籍した知り合いがいて、報告を受けたときに本当なのか嘘なのかわからなくて何度も聞き返した。(30代・女性)
  • 学校が休みになったと言われ、遅刻した。(30代・男性)
  • エイプリルフールだから、出勤は午後からで良いと言われて、その気になったけど、普段通り定時出勤したら、本当に午後からの出勤だったこと。(60代・男性)
  • 20代の頃はよく恋人に「別れよう」とか「妊娠した」と嘘を言って反応を見ていた。冷静で愛情を感じる結果でいつも満足していた。(30代・女性)
  • 子供の頃、妹に今日の夕飯カレーだよと言われ、喜んでいたら違った。(50代・女性)
  • 高校2年の時に、友達から電話で女3人の男1人で遊んでるから来てと言われ、待ち合わせ場所まで行ったら、男4でした。男5で遊びました。(20代・男性)
  • 宝くじに当たったと家族に言われて喜んで急いでケーキを買って家まで帰った事。がっかりしたけど、笑いながら美味しいケーキで、楽しくなったかなぁ(笑)(70代・女性)
  • 事故にあって大怪我で救急車で運ばれたと当時付き合っていた彼氏に嘘の電話をしたら、相当怒られた。(40代・女性)
  • いつもどんな嘘をつこうかワクワクして当日すっかり忘れちゃう。(40代・女性)
  • いきなり3人から告白され、全部が嘘だった。(40代・男性)
  • 嘘に気づかず友達と有名人が付き合っているとずっと思っていた。(30代・女性)
  • 子どもの頃に「赤い雪が降っているよ」と母が言うので、慌てて窓から外をみたら、「エイプリル・フールだよ」と言われて、ガッカリした思い出がある。(50代・女性)
  • 結婚して30年間、毎年エイプリルフールしてるのに、夫は毎年騙されてくれます。ひょっとして優しさでしょうか?(50代・女性)
  • 小学生の時“今日夕御飯はハンバーグよ”と母に朝言われたのですが、夕御飯は魚の煮付けでした。母に何故か聞くと、“肉が魚に変身したのよ”と言われました。小学生の私でも嘘だとわかりました。(30代・男性)
  • 毎年同じグループ内で1人やる人がいるので、3月末になると今年はなにかな~?と楽しみにしている。(30代・女性)

ウソをつかれた人も思わずくすっとしてしまうような楽しいウソから、ウソだとわかるとがっかりしてしまうウソまで、皆さん様々な思い出があるようです。

悲しくなったり心配になったりするようなウソはあまりつかれたくはないですが、ネタばらししたときに場がなごんで楽しい気持ちになるウソなら大歓迎ですよね。

一年に一度、楽しいウソで友人や家族とエイプリルフールを楽しんでみてはいかがでしょうか。

【コロナ禍】1都3県の緊急事態宣言解除、「反対」が43.4%

1都3県の緊急事態宣言解除について、あなたはどのように思いますか?

首都圏の1都3県に出されていた緊急事態宣言が、21日に解除されました。
これで、約2か月半にわたった緊急事態宣言がすべて解除されたことになります。

このタイミングでの緊急事態宣言解除について、全国の皆さんはどのように考えているのでしょうか。

今回は、全国の男女2,200名を対象に、「コロナ禍」についてアンケートを実施しました。

「コロナ禍に関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を始め複数の調査サービスを利用して調査を実施
調査対象者 男女
調査期間 2021年3月21日~22日
質問内容 質問1:一都三県に発出されていた緊急事態宣言が21日の期限で解除されたことについて、あなたはどちらの意見ですか?
質問2:その理由を教えてください。
質問3:緊急事態宣言による飲食店を筆頭とする営業時間短縮などで、経済活動が停滞していることについてどのように思いますか?
質問4:あなたは政府に、どうしてほしい(どうなってほしい、どうするべき)と思いますか?
質問5:あなたは今回のコロナ禍は、どのようになれば「収束した」と思えますか?
集計対象人数 2,200人

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

コロナ禍による経済活動の停滞、半数以上が「この状況なら仕方がない」

まずは、21日に1都3県の緊急事態宣言が解除されたことについて、どのように思うか聞きました。

「反対」が最も多く43.4%で、「賛成」は27.1%、「どちらとも言えない」は29.5%でした。
このタイミングでの緊急事態宣言解除について、「反対」という方が多いようです。

この回答の理由についても聞いたので、一部を紹介します。

「賛成」回答理由

  • これ以上の延長にメリットを感じない。減少が横ばいになってきている。(30代・男性)
  • 医療関係者には申し訳ないのですが、みんな生活があるので限界もあるのではないでしょうか?国も助けてくれるわけではないので。(40代・女性)
  • 延長をしたとしてもコロナを完全になくすことができないと思ったし、コロナが流行してから自分なりにコロナ対策を徹底していてコロナに感染したことがないから緊急事態宣言を続ける意味がないと思った。(30代・男性)
  • ワクチンの接種も始まったので、これまでほどの感染拡大にはならないと思うから。(50代・男性)
  • 封じ込めは不可能なので、共存の方向で動いていく必要がある。今のやり方では一部の人が得したり損したりしている。(30代・女性)
  • ”緊急事態”慣れになっている状態なので意味がない。(70代・男性)
  • いつまでも自粛していてもしょうがない。経済との両立を考えると、コロナと共存していかなければならないと思う。(50代・男性)
  • ストレス解消が必要。(60代・男性)
  • 経済を回さないと日本の景気はどん底になります。コロナ対策防止については、自己責任で委ねるべきです。(70代・男性)
  • これから感染者が増加して解除できなくなるので、一旦解除して、また発令した方がインパクトが強くなるから。(50代・女性)

「反対」回答理由

  • まだまだ、安心できないので。年配者は外出も心配で、ストレス状態。安心な外出が、出来るように早くなって欲しい。(70代・女性)
  • 全国一斉はナンセンスと思います。すでに解除済みの都市に旅行者が押し寄せています。(50代・男性)
  • ほとんどの地域で、下げ止まりしていて、ちょっとでも気が緩んで外出する人が増加すれば、又、感染が一気に広がると思うから。(70代・男性)
  • 1回目と比べて解除の根拠が適当すぎる。病床を増やして病床の使用率が下がっているからではご都合主義そのもの。(60代・男性)
  • オリンピックの注目に対して宣言の終了を急ぐふしもあるのだろうが、自粛だけが宣言の趣旨ではないので、誤ったメッセージが流れてしまう気がします。(30代・男性)
  • 感染者が微増している状況なのと、ちょうどお彼岸、お花見、卒業入学、入社などイベントが重なり、また陽気も良くなっていく季節でただでさえ人出が増えるであろう時期。第4波が懸念される。(40代・女性)
  • まだまだ感染は増加する。連休明け(ゴールデンウイーク)後に実施すべき。(70代・男性)
  • またリバウンドしてしまう。いつまで経っても収束しない。(50代・男性)

「反対」の方からはこれから暖かくなって人出が増えてしまうことによる“リバウンド”を不安視する声や、解除の根拠が分からないなどの声が多く聞かれました。

一方、「賛成」の方は、長引く緊急事態宣言下でストレスが溜まっていることや経済活動の停滞への不安などから緊急事態宣言を解除したほうが良いという意見が挙がっていました。

実際に、昨年一年間の全国の自殺者数は2万919人で、3/21時点での新型コロナウイルスの死亡者数、計8849人と比較しても、圧倒的に多い数字になっています。

2020年の全国の自殺者数はリーマンショックのあった2009年以来、11年ぶりに前年比で増加しており、新型コロナウイルスの感染拡大で生活環境の変化や、経済悪化などが心理的な負担になっているとみられているようです。

現在、飲食店への時短要請などを筆頭に、さまざまなことに対して自粛が促されていますが、同時に、日本の経済活動の停滞について心配する声も上がっています。
これについて全国の皆さんはどのように思っているのでしょうか。

「この状況なら仕方がない」が54.1%、「経済対策ももっとおこなうべき」が45.9%で、コロナを収束させるためには仕方がないと思っている方のほうが少し多いようです。

昨年の自殺者数が増えていることから、一概には言えませんが、経済状況や生活環境の悪化も、ウイルスと同じく命に関わることだと考えられます。

感染症だけでなく、間接的な影響も含めたこのコロナ禍では、何が求められるのでしょうか。
全国の皆さんが考える「政府にしてほしいこと」は何か聞いてみました。

全国の皆さんが考える「コロナ禍で政府にしてほしいこと」

  • 生活保護の条件をコロナ前と同じにしないで、コロナ禍が収まったときに通常の生活ができるように支えてくれるものがほしい。(40代・女性)
  • 金銭的な補助をすればよいだけの話。現金支給が難しいのなら、減税などやり方はいくらでもある。(50代・男性)
  • オリンピックにかけている経費をコロナの経済対策の資金として回してほしいです。(20代・女性)
  • ワクチンの接種が他国に比べ非常に遅れていると思う。オリンピックもあることだし感染を防ぐため根本的に見直してほしい。(80代・男性)
  • 10万円ぐらいの特別定額給付金を何度か出すべき。(30代・男性)
  • 政府レベルでは十分な施策は取れないので自治体に補助金を出して各自治体の対策に任せるべき。(40代・男性)
  • どちらかを犠牲にしなければならないので、コロナ対策を重視してほしい。経済対策は多少犠牲になっても仕方がない。(40代・男性)
  • 緊急事態宣言よりもまず、医療体制に力を入れてほしい。(20代・女性)
  • GOTOキャンペーンを使うのは生活に余裕のある人々だと思うので、本当に困っている人たちに支援が回る政策をするべき。(50代・女性)
  • 経済も大切だが感染拡大を防ぐために海外からの渡航者の規制をして欲しい。(60代・女性)
  • コロナが原因で収入が減った方を対象に、元の生活水準に戻るまでは保証を行う。飲食店などにも保証を行ったりしているが、店ではなく個人個人を対象に行わないと労働者一人ひとりの生活は守れないとも思う。特にパートやバイトで生計を立てていた人は真っ先に切られる恐れがあるので、精神的にも弱ってしまうと思う。
    オリンピックなど当初予定していたよりも規模を縮小するだろうから、予算はその辺から上手く回してもらいたい。(30代・男性)
  • 個人的な意見ですが物事の決断を早くしてほしいです。中途半端にしているからだと思っているのである程度の犠牲は覚悟の上での決断や判断をしてほしいと思います。(50代・男性)
  • ベーシックインカムを導入して、生活苦による自殺だけでも食い止める義務があると思う。(50代・男性)
  • PCR検査を国家主導で抜本的に増加させて欲しいことと、ワクチン接種を感染者の多い地域を重点的に行い配布して感染拡大の芽を摘んでいくことが重要だと思う。(70代・男性)

「給付金」「PCR検査の拡充」など、皆さん様々な意見があるようです。

最後に、皆さんはどのようになればコロナ禍が「収束した」と思えるのか聞いてみました。

コロナ禍が「収束した」と思えるボーダーライン

  • マスクをつけないでも大丈夫な生活に戻った時。密集してもいい生活に戻った時。(20代・女性)
  • 失業率が減り困窮する世帯がなくなったら。(40代・女性)
  • テレビやインターネットのニュースで報じなくなった時。(40代・男性)
  • 100人以下が1週間続く。(60代・男性)
  • インフルエンザぐらいの影響であれば収束したといってよいのではないか。(30代・男性)
  • 1日の感染者数が全国で1桁台となって、経済活動もある程度自由にできるようになる。(10代・女性)
  • 普通の風邪と同じ扱いになれば。引きはじめに飲めば市販の風邪薬で治る程度。(40代・女性)
  • コロナの治療薬が出来て、コロナにかかったとしても、治療により、重篤化しない。(50代・女性)
  • 医療従事者がコロナ禍の前のようにゆとりある働き方に戻ることが出来たら。(50代・女性)
  • ゼロにならない限り収束したとは思えない。(40代・女性)
  • 安全な日本製のワクチンが供給されるようになったとき。(50代・男性)
  • 今の状況でも収束していると思う。(60代・男性)

「完全な0にならない限り収束とは言えない」という方から、「今の状態で収束している」と考えている方まで、皆さんそれぞれ収束のボーダーラインは異なるようです。

今回の調査では、全国の皆さんに「政府にしてほしいこと」や「収束のボーダーライン」などについて回答していただきました。
当たり前のことですが、皆さんそれぞれの立場で、考えていることは異なるようです。

経済活動の回復なども考えると、今後、コロナウイルスの感染者数が完全に「0」となることは難しいのかもしれません。
しかし、以前のような生活に一刻も早く戻れるよう、今後の政府の対策に期待しつつ、各自ができる感染対策を徹底していきたいですね。

【コロナ禍前後の収入・支出】「変わらない」が最も多いが、3割の方は収入“減”

コロナ禍前後で収入・支出に変化がありましたか?

コロナ禍になり、それ以前と比べて企業の業績や経済状況が大きく変化しています。
実際に全国の皆さんは収入・支出に変化があったのでしょうか。

今回は、全国の男女2,300名を対象に、「コロナ禍前後の収入・支出」についてアンケートを実施しました。

「収入に関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を始め複数の調査サービスを利用して調査を実施
調査対象者 男女
調査期間 2021年3月17日~19日
質問内容 質問1:あなた個人では、収入(所得)にどのような変化がありましたか?
質問2:コロナ禍以前と比べて、主に何から得られる収入が、どのような理由で増えたか教えてください。
質問3:コロナ禍以前と比べて、主に何から得られる収入が、どのような理由で減ったか教えてください。
質問4:あなた個人では、支出にどのような変化がありましたか?
質問5:コロナ禍以前と比べて、主に何に対する支出が、どのような理由で増えたか教えてください。
質問6:コロナ禍以前と比べて、主に何に対する支出が、どのような理由で減ったか教えてください。
集計対象人数 2,300人

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

コロナ禍前後の収入・支出、「変わらない」方が最も多い

はじめに、コロナ禍前後の収入に変化があったか聞きました。

66.7%の方は「変わらない」と回答しました。
コロナ禍前後でも収入は特に変わっていない方が多いようです。

次に多かったのは「減った」方で30.0%、「増えた」方は3.4%でした。

増えた方はほとんどいないようですが、どのような理由で収入が増えたのでしょうか。
「増えた」と回答した方に、何から得られる収入が、どのような理由で増えたかについて聞きました。

何から得られる収入が、どのような理由で「増えた」か

  • ネット通販で売り上げアップで収入が増えた。(70代・男性)
  • ブログを始めていたが、在宅によりブログをやる時間が増えたためブログの収益が出るようになった。(30代・女性)
  • 物販。子供向け商品を取り扱う職種のため、巣ごもり需要により増えた。(30代・女性)
  • ゲームコンテンツメーカーなので在宅で需要が増えたのと、版権を持っている鬼滅の刃の大ヒット。(50代・男性)
  • メインの仕事のほかにかけもちでやるアルバイトの数を増やしました。(60代・男性)
  • 株の売買収入が主な収入である。株価が上がっている。(70代・男性)
  • 特に仮想通貨の投資。(40代・男性)
  • コロナ禍で下がった株を購入してその利益を得た。主人の給料が増えた。(30代・女性)

通販やゲームメーカー勤務の方など、巣ごもり需要で売り上げが伸びた方もいるようです。
また、株や仮想通貨などに投資をして収入が増えたという方もいました。

次に、「減った」と回答した方に、何から得られる収入が、どのような理由で減ったかについて聞きました。

何から得られる収入が、どのような理由で「減った」か

  • 扱っている商品が外国のロックダウンによって輸出入が出来なくなったため。(50代・男性)
  • 自営業で美容室を経営しているが、来店間隔が伸びたりホームカラーへの移行などかなり売り上げ額が落ちた。(30代・男性)
  • 業績の悪化により、ボーナスの減額があった。(40代・男性)
  • コロナ前はほぼ夜勤だったのに、日勤が増えてしまった。(20代・女性)
  • アルバイトから得られる収入がシフトの減少で減った。(20代・男性)
  • コロナにより勤務していた会社から解雇されたから。(60代・男性)
  • ブライダルピアニストをしています。挙式が減ったので収入も減りました。(40代・女性)
  • アパレル系ですが、外出する人が少なくなったので服や雑貨が売れなくなった。(30代・女性)
  • スポーツの試合へスタッフとして参加して得られる収入が、大会の中止や試合の減少などでほぼなくなってしまった。(60代・男性)
  • 緊急事態宣言の出た地域で職場が飲食店の為、出勤が無くなった。(40代・女性)

美容室や飲食店など、お客さんが来なくなってしまって収入が減少したという方や、基本給は変わっていないがボーナスの額が減ったという方がいるようです。
また、アルバイト・パートの方がシフトの減少によりお給料が少なくなったという意見も多くありました。

収入については変わっていない方が多いようですが、支出についてはどうでしょうか。
コロナ禍前後の支出に変化があったかについても聞きました。

こちらも「変わらない」方が最も多く、59.3%でした。
次に多かったのは「減った」方で26.4%、「増えた」方は14.3%でした。

次に、「増えた」と回答した方に、何に対する支出が、どのような理由で増えたかについて聞きました。

何に対する支出が、どのような理由で「増えた」か

  • ストレス発散で、ネット買い物が増えたと思う。(50代・男性)
  • コロナ対策で、消毒液や医薬品などの支出が増えた。(50代・男性)
  • 外出が減ったので、家で遊べるオモチャを買うようになった。(30代・女性)
  • コロナ禍でおうち時間を充実して過ごそうと、様々な暇つぶしアイテム等を購入してしまったから。(10代・女性)
  • DIYする時間が増えて資材などに出費が増えた。(40代・男性)
  • テレワークが増えたため、通信環境の整備や食費が増えたから。(50代・男性)
  • 制限されると逆に一回のご飯で贅沢になってしまったり、家でゲームの課金や、ネットショッピングを無駄遣いしてしまうため。(20代・女性)
  • 自宅で快適に過ごすための家電、スマートスピーカー等を一通り買った。(40代・男性)
  • 家でご飯を食べる機会が増えたので、食材やおやつ、お酒を購入することが多くなった。(40代・女性)

在宅時間が増えたことで食費や光熱費などが増えたという方が多いようです。
また、ストレス発散のためネットショッピングなどで無駄遣いしてしまうという意見も見られました。

「減った」と回答した方にも、何に対する支出が、どのような理由で減ったかについて聞きました。

何に対する支出が、どのような理由で「減った」か

  • 飲み会に行かなくなったため、そのお金が浮いた。(20代・女性)
  • 娯楽費を削った。タバコをやめた。(40代・女性)
  • 節約を心掛けるようになった。(40代・男性)
  • 衣服費や美容費が、在宅勤務になったことにより減った。(40代・女性)
  • ファッションや映画鑑賞などの趣味に関わる支出がほとんどなくなりました。(20代・女性)
  • 旅費交通費、外食費、出かける機会が減った、飲み会が中止になった。(40代・男性)
  • 化粧品や被服品が外出がない為、買うことがなくなった。(40代・女性)
  • 旅行に行かなくなったので、旅行の費用の支出が減った。(70代・女性)
  • 好きなアーティストのライブが中止になり、グッズやCD代の支出が減りました。(60代・女性)
  • コロナで緊急事態宣言で何処にも行けないので、消費場所がないから。(40代・女性)

今回の調査では、コロナ禍前後で収入・支出は「変わらない」方が多いという結果になりました。
しかし、3割の方は収入が「減った」と回答しており、節約して生活しているという方も多くいるようです。

支出については、14.3%の方が「増えた」と回答しており、テレワークで通信費や光熱費、食費がかかるようになったことが大きいようです。

一人一人が感染予防に努め、この厳しい局面を一日も早く乗り越えたいですね。

【プラスチック新法案】スプーン・フォークの有料化、49.3%が「賛成」

レジ袋に続き、プラスチックスプーンやフォークも有料化?

プラスチックごみの削減を目指す新法案「プラスチック資源循環促進法案」が3月9日、閣議決定されました。
法案では、コンビニなどで提供されることが多い“プラスチック製のスプーンやフォーク”の有料化が検討されているようです。

しかし、この法案が発表されると、SNS上では「スプーンは持ち歩かない」「あまり意味がないと思う」など否定的な意見が多く挙がりました。

実際に全国の皆さんはプラスチックスプーンやフォークの有料化について、どのように考えているのでしょうか。

今回は、全国の男女840名を対象に、「プラスチックスプーン・フォークの有料化」についてアンケートを実施しました。

「ごみに関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を始め複数の調査サービスを利用して調査を実施
調査対象者 男女
調査期間 2021年3月15日~16日
質問内容 質問1:“プラスチック製のスプーンやフォーク”の有料化について、どちらの考えですか?
質問2:その理由を教えてください。
質問3:「プラスチックゴミを減らしたいなら、まずはこれを実施するべき」と思うことがあれば、理由も併せて教えてください。
集計対象人数 840人(30代以下、40代・50代、60代以上、各280人)

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

年齢が上がるにつれ「賛成」が増加

はじめに、“プラスチック製のスプーンやフォーク”の有料化について、どちらの考えか聞きました。

49.3%の方が「賛成」、30.5%の方が「反対」でした。
今回の調査では、SNS上で多く見られる意見とは異なり、意外にも「賛成」派の方が多い結果となりました。

これを年代別に集計した結果、以下のようになりました。

60代以上では58.9%が「賛成」と回答しており、年齢が上がるにつれ、賛成派が多くなるようです。

「賛成」「反対」それぞれの回答の理由についても聞いたので一部を紹介します。

「賛成」回答理由

  • コンビニで、いつも付いてくるけれど捨ててしまう。環境にわるいしもったいなく感じていました。これを機会に止めて、有料で本当に必要な人が使えばいいことです。(50代・女性)
  • レジ袋もそうですが、慣れれば当たり前になります。資源保護のためにもいいのでは。(40代・男性)
  • 必要がなくてもついついもらってしまうという行為を防げるので。(40代・男性)
  • 使ってすぐ捨ててしまう物であり、再利用される事が少ないため、ゴミとなるならば有料化もあり得ると思う。マイ箸の様な動きが出て来る事を願いたい。(40代・男性)
  • プラスチックごみは地球環境を守るために減らす必要がある。有料化によって減らす効果が期待できる。(60代・男性)
  • いつも余計なものと感じていた。自分で用意すれば良い。(80代・男性)
  • ビニール袋も有料だから他のプラスチック製品も有料でも不自然ではないから。(40代・女性)
  • 袋以上にゴミになる確率が高いから。(30代・男性)
  • 1人1人がマイスプーンやマイ箸を持ち歩くきっかけになればいい。(60代・男性)

「反対」回答理由

  • クルマの中や仕事場で食べる時に常に携帯していなければいけないのは不便。(50代・女性)
  • スプーン、フォーク、箸などを持ち歩く事になり、使用後洗う事が出来ないと不衛生。スプーンやフォークを有料化するのであれば代替えを検討し準備及び周知徹底すべきと考える。(60代・男性)
  • なくすなら分かるが、有料なのが気にいらない。(60代・男性)
  • そのうちスプーンに限らずいろいろなものが有料化されてしまいそうなので。(40代・男性)
  • お金がかかるのは嫌だから。(40代・女性)
  • いちいちスプーンやフォークなどを持ち帰ると、カバンとかに汚れや臭いがつきそうだから。(30代・女性)
  • 必要がなければ辞退すればよい。その時はポイントをつけるとか。現状で有料化すれば、それは値上げである。(70代・女性)
  • プラスティックスプーンを止めて、木のスプーンにしたら良い。何でも有料にすればいいというものではないだろう。(70代・男性)
  • 何でも有料にしてもスプーン、フォークなど作ってる企業が大変な思いをするので反対。(40代・女性)
  • 100円ショップなどで安価なスプーンを買ってすぐに捨てるだけで何の解決にもならない。(30代・男性)
  • 店員さんの負担が増えるから。(10代・女性)
  • 外で食べる際に、わざわざスプーンなどを用意していくのは面倒だから。(20代・男性)

年配の方は特に、コンビニなどのお弁当も「自宅で食べる」方が多く、プラスチックスプーンやフォークを使わないという方が多いようです。

一方、30代以下の方は、お昼に会社など「自宅以外」でコンビニ弁当を食べる方も多く、スプーンを持ち歩きたくないから反対という意見が挙がっていました。

続いて、「プラスチックゴミを減らしたいなら、まずはこれを実施するべき」と思うことについて聞きました。

「プラスチックゴミを減らしたいなら、まずはこれを実施するべき」と思うこと

  • 海外のように、野菜を袋に入れないでそのまま陳列すればいいと思う。消費者も必要な分だけ買えるし、供給者も袋詰めする手間を省ける。(20代・女性)
  • プラスチック製品を使っていない商品は消費税を0%にするなど目に見えるお得感がないと意識は変わらない。(40代・男性)
  • お惣菜のプラスチック容器をリサイクルしやすい紙製にするか、容器持参を認めるか。(40代・女性)
  • ペットボトルにかわる再利用可能な容器の開発が実現できれば、少しはゴミの減量が実現できるのでは?(70代・男性)
  • 鶏肉などのトレーはやめて真空のパックにして欲しい。保存にもいいから。(50代・女性)
  • コンビニ弁当の容器は変えるべき。かなり売れてるはずで、燃やしても大丈夫な素材を使うだけでCo2は減らせる。(50代・男性)
  • シャンプーのボトル。もっと詰め替え用が安くなればみんなそっちを買うと思う。(50代・女性)
  • 袋パンを留めるプラスチックの留め具はいらないと思います。(40代・女性)
  • 卵のパックを紙にしたら良い。(30代・女性)
  • ペットボトルのラベル。みんなが同時にやめれば不公平感も無い。プリンカップなどのお菓子の入れ物を紙にする。(30代・女性)
  • ネットショッピングで購入したものの過剰包装。内袋の有無を選べるといい。(30代・女性)
  • お菓子のビニールの個包装を減らす。お菓子の手渡しの際に個包装タイプは便利だが、結果的にビニールゴミが増えるからです。(30代・女性)
  • プラ製品をなるべくなくす。たとえばプラの替りになる素材でつくるとか。たしか、植物由来の原材料で代替品つくれたんじゃなかったかな。(40代・男性)

プラスチックごみを減らすために、他にして欲しいこととして様々な意見があるようです。
プラスチック製品の「有料化」ではなく「廃止」を望んでいる声も多く挙がっていました。

今回の調査では、SNS上で得られる印象とは異なり、「賛成」派の方が多い結果となりました。

環境のことも考えると、これからは「マイスプーン」「マイフォーク」を持参するなど、プラスチックスプーン等の利用について再考する必要があるのかもしれません。

【シリアス?コメディー?】あなたが好きな“ゾンビ”作品は何ですか?

あなたが最も好きな“ゾンビ”作品は何ですか?

“ゾンビ”が登場する作品は、ホラー作品の中でも特に人気があるようで、映画やドラマ、ゲームまでさまざまなジャンルで、毎年多くのゾンビ作品が作られ増え続けています。
現在も、地上波ゴールデンタイム初のゾンビアクションドラマとして『君と世界が終わる日に』が放送され話題となっています。

シリアスなものから笑えるものまでたくさんの作品がありますが、全国の皆さんはどのようなゾンビ作品が好きなのでしょうか。

今回は、全国の男女1,800名を対象に、「ゾンビ作品」についてアンケートを実施しました。

「ゾンビ作品に関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を始め複数の調査サービスを利用して調査を実施
調査対象者 男女
調査期間 2021年3月10日~11日
質問内容 質問1:“ゾンビ”作品は好きですか?
質問2:最も好きな“ゾンビ”作品を教えてください。
質問3:その作品が好きな理由(他のゾンビ作品と異なる点など)を教えてください。
集計対象人数 1,800人

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

「バイオハザード」「ウォーキング・デッド」など、スリルがある作品が人気?

まずは、ゾンビ作品が好きかどうかについて聞きました。
年代別に集計した結果、以下のようになりました。

70代以上では7.3%でしたが、30代以下では37.1%の方が「好き」と回答しました。
若い世代ほどゾンビ作品が「好き」な方が多いようです。

では、ゾンビ作品が「好き」と回答した方はどのような作品が好きなのでしょうか。

ゾンビ作品が「好き」と回答した方に、好きなゾンビ作品とその理由について聞きました。

最も好きな“ゾンビ”作品とその理由

  • バイオハザード(映画):スケールも大きいし、設定も面白いし、主人公がすごく強くて安心してみれるから。(40代・女性)
  • バイオハザード(ゲーム・映画):ストーリーも面白いし、ゲームもこの作品が「ゾンビと言ったら」、とみんなが思い浮かべる作品だと思います。ゲームに関しても、初めて出たその当時から色彩もきれいで面白かったです。(30代・女性)
  • バイオハザード(映画):アクションシーンと設定が単純じゃないところが好きです。(20代・女性)
  • バイオハザード(ゲーム・映画):ゲームにかなりはまったので、映画も楽しめた。初めてゲームをプレイしたのはずいぶん昔ですが、かなりの衝撃でした。(40代・女性)
  • ゾンビ(映画):ゾンビ映画がブレイクするきっかけの映画だと思う。後発のゾンビ映画はこのゾンビの影響を受けていると思う。(60代・男性)
  • iZombie(ドラマ):結婚を目前にしたおしゃれ好きな女性がパーティーでゾンビ菌に侵されゾンビになって、それを隠して死体安置所で働きながら、元に戻る方法を模索するところで、怖い感じじゃなくておしゃれな感じがするところが好きです。(40代・女性)
  • がっこうぐらし!(漫画・アニメ):一見萌作品に見えて、ゾンビ物だから。(40代・女性)
  • ウォーキング・デッド(ドラマ):ウォーキング・デッドは単なるホラーやパニックものでは無く、登場人物のキャラクターがそれぞれ個性的で、ヒューマンドラマでもあるくらい、ストーリーがしっかりしているから、見応えがある。(40代・男性)
  • Zネーション(ドラマ):人間関係のドロドロもなく、嫌な気がなく観れる、ストーリーが少しコメディなところもあり面白い。(20代・女性)
  • ウォーキング・デッド(ドラマ):特殊メイクのクオリティーが高く、ゾンビだけでなく、人間関係での内容も面白い(40代・男性)
  • 28日後・・・(映画):ウイルスの感染拡大から28日後、変わり果てた風景に呆然としながら人気のない街をさまようとう設定がリアルに見えて怖かった。(50代・男性)
  • カメラを止めるな!(映画):低予算なのによくできている。(40代・女性)
  • バタリアン(映画):初めて観たゾンビ映画で印象が強烈だった。バタリアンという邦題の響きも良かった。(40代・男性)
  • ナイト・オブ・ザ・リビングデッド(映画):ゾンビ映画の原点。ゾンビに噛まれて死ぬとゾンビになるとか約束事が全てここに集約されている。50年も前に公開されているということに驚く。(50代・男性)
  • バタリアン(映画):自分の中でゾンビ映画のイメージが「怖い、恐ろしい」から「馬鹿馬鹿しいが面白い」と変わった最初の作品なので。(40代・男性)
  • アイアムアヒーロー(漫画・映画):パンデミックでゾンビになるという設定がリアルで、世界に引き込まれるから。(40代・女性)
  • ドーン・オブ・ザ・デッド(映画):ゾンビだけど死に物狂いで走ってくるところ。(30代・女性)
  • 君と世界が終わる日に(ドラマ):ホラーの要素は二の次で、非日常の極限状態に置かれた人間の心情の変遷を細部にわたって描いている点に没入できる。(50代・男性)
  • 死霊のはらわた(映画):どこかコミカルなところがあったりもするが、ゾンビ映画の原点らしいオリジナリティにあふれている。(50代・女性)
  • さんかれあ(漫画):ホラーパニックではなく、ゾンビ好きの少年との恋物語という新しいジャンルだったから。(30代・男性)

今回の調査では、スリルがあってハラハラドキドキするような作品からコメディ要素がある作品、映画やドラマ、ゲーム作品、アニメなど様々な作品が挙げられました。

中でも特に人気だったのは「バイオハザード」で、「ゾンビものといえば『バイオハザード』だ!」という方も多いようです。
テレビゲームの「バイオハザード」は、1996年にPlayStationで発売されて以来シリーズ化され、様々なハードで商品展開されています。
2021年5月8日には、シリーズ本編として8作目にあたる「バイオハザード ヴィレッジ」が発売予定となっています。

また、完全新作となる実写映画も2021年に公開予定となっています。
「バイオハザード」ファンにとって2021年はとても楽しみな年になりそうです。

【子供の教育に悪い番組】子供がいる方の約6割が「放送すべきではない」

テレビで、子供の教育に悪いと思われる(言われる)番組を放送することについて、どのように思いますか?

2012年まで、日本PTA全国協議会が行っていた「テレビ番組に関する小中学生と親の意識調査」の中で「子どもに見せたくない番組」というコーナーがあり、毎年、バラエティー番組やアニメなどいわゆる「子供が好む番組」がランクインしていました。

2013年以降、「本来の調査名よりも、その部分ばかりがクローズアップされるから」という理由でアンケートは取りやめになったそうですが、その後もインターネット上ではたびたびアニメやバラエティーの内容が「不適切である」と炎上することがありました。

最近でも、2月14日に鬼滅の刃のアニメ新シリーズが「遊郭編」であることが発表になると、SNS上では一部の方から子供への悪影響を心配する声や、「女性差別ではないか」などの声が見られました。

全国の皆さんは「教育に悪いと思われるテレビ番組」について、どのように考えているのでしょうか。

今回は、全国の男女2,300名を対象に、「子供の教育に悪いテレビ番組」についてアンケートを実施しました。

「テレビ番組に関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を始め複数の調査サービスを利用して調査を実施
調査対象者 男女
調査期間 2021年3月6日~9日
質問内容 質問1:あなたにはお子さんがいますか?
質問2:“子供の教育に悪いテレビ番組”はあると思いますか?
質問3:どのような番組が“子供の教育に悪い番組”だと思いますか?
質問4:テレビで、子供の教育に悪いと思われる(言われる)番組を放送することについて、どのように思いますか?
質問5:その回答の理由を教えてください。
質問6:「教育に悪い番組」と思われる(言われる)ような番組を、あなたは子供のころに見たことがありますか?
質問7:子供の頃に見た「教育に悪い番組」は、あなた自身の成長や人格形成などに、悪い影響があったと思いますか?
質問8:どのような影響がありましたか?
質問9:現在は、「子供の頃に『教育に悪い番組』を見なければ良かった」と思いますか?
質問10:その回答の理由を教えてください。
集計対象人数 2,300人

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

子供のころに「教育に悪い番組」を見たことが「ない」ほうが、「教育に悪い番組を放送すべきではない」と思っている割合が高い

はじめに、今回のアンケート対象者のお子さんの有無について紹介します。

48.5%が「子供はいない」と回答し、その他の51.5%の方はお子さんが「いる」と回答しています。

まずは、そもそも“子供の教育に悪いテレビ番組”はあると思うか、ということについて聞きました。

66.9%が「ある」と回答しました。
“子供の教育に悪いテレビ番組”はあると思っている方が多いようです。

これをお子さんがいる方、いない方別に集計したところ、以下のようになりました。

子供がいない方は61.5%が「ある」と回答したのに対し、子供がいる方は71.9%が「ある」と回答しました。
やはり子供がいる方のほうが「教育に悪いテレビ番組」について敏感になっているということでしょうか。

どのような番組が“子供の教育に悪い番組”だと思うかについても聞いたので一部を紹介します。

“子供の教育に悪い番組”

  • 意地悪ないじりをする。無理やり高いものを買わすとか。見た目をいじるとか。(40代・女性)
  • アクションに偏っている番組。刑事物でもサスペンスでも、殴ったり殺したりあるいは暴力的要素の強い物や刺激の強い物はあまり良くないと思う。(60代・女性)
  • ドッキリ系です。子供なので真似して事故に繋がらないか不安です。(30代・女性)
  • 内容のどぎついアニメ、特撮。(50代・男性)
  • 食べ物を粗末にするなど、物や人を粗末に扱う番組。(40代・女性)
  • お笑いでもすぐ下ネタを言ったり、頭を叩いたり、MCの言葉使いが乱暴だったりする番組。(70代・男性)
  • バラエティでドッキリやいじめに近いものや、言葉遣いが極端に悪い出演者が出るもの。(50代・男性)
  • アイドル番組、アイドルが出る音楽番組、女子小学・中学生美少女のセクシーシーンがあるアニメ。(40代・男性)
  • サスペンスドラマなど、暴力シーンや出血シーンが含まれるものは余りみせたくない。保育園で真似してもらいたくない。(20代・女性)
  • 大食いや激辛食いの番組。(70代・男性)
  • 性的な表現や下品なもの。暴力的なものや人をバカにして笑う番組。食べ物や資源を無駄にする番組。(40代・女性)

バラエティ番組やアニメなどを挙げている方が多くいました。

続いて、テレビで、子供の教育に悪いと思われる(言われる)番組を放送することについて、どのように思うか聞きました。

53.9%が「放送すべきではない」と回答しました。
「放送すべきではない」と考えている方のほうが多いようです。

これをお子さんがいる方、いない方別に集計したところ、以下のようになりました。

子供がいる方は59.2%が「放送すべきではない」と回答しました。
こちらも実際にお子さんがいる方のほうが、より否定的な意見を持っているようです。

この回答の理由についても聞いたので、一部を紹介します。

「放送すべきではない」回答理由

  • それらを見て、実際に犯罪行為や自殺をしてしまう人が居るかもしれないから。(30代・男性)
  • ある程度なら親がチョイスしたり子供に教えることもできるが、一人で見ているときなどに制限できないので困る。放送の時間帯を考えてもらえればよい。(60代・女性)
  • その番組が流行ってしまうのが怖い。(60代・女性)
  • その番組が、見せたくない中のどれくらいのレベルかにもよるが、悪の道へ導く(誘発)ような番組は放映するべきではないと思う。(40代・女性)
  • 殺人や暴力などの生々しい描写はトラウマを引き起こす場合があると思うから。(20代・女性)
  • テレビでやっていたのだから、(悪い事と認識があるないに関わらず)罪悪感が無くなる、薄れると思います。(30代・女性)
  • あくまで子供が見られる時間に放送するのはよくないという考え。夜遅く、深夜ならいいと思うが再放送で日中に放送されているのはどうかと思う。(50代・男性)
  • 学校内でのいじめに繋がりそう。(30代・男性)
  • 1度見かけてしまってそれ以降みたいと言われたら嫌だから。(30代・女性)
  • 子供はすぐに真似をしたり、面白そうだと行動に移すから。(50代・男性)

「放送してもよい」回答理由

  • さまざまな価値観を取り入れることによって自由に成長していくことができるから。(30代・女性)
  • 教育はテレビがするものではなく親がするもの。いいものも悪いものも大人になるにつれて必ず出会う。それを見極める目は実際に見てみないとわからないもの。(20代・女性)
  • 親が見せないようにさせれば良いし、現在の番組内では子供に悪い影響するものは少ないと思われる。(70代・男性)
  • それぞれの番組をどう感じるかは各々違うし、自分とは違う価値観に触れるポジティブ機会になる可能性もある。(20代・女性)
  • 結局は親が見せなければいいだけの事で分別つく大人が見るには構わないと思うから。(40代・女性)
  • いろんな環境や境遇を小さい時から経験し、自分で良し悪しの判断ができる感性を身に着ける。(70代・男性)
  • 何が悪いのか、どこが悪いのか、それを考える題材が必要だと思う。悪いから排除して終わりというのでは、何も考えなくなってしまい、本当に善悪の判断ができなくなると思っている。(50代・男性)
  • 子供が見ない時間帯であればよいと思う。(50代・女性)
  • ある適度の免疫は必要だと思う。ある程度の年齢からなら受け入れたい。(50代・女性)
  • テレビ以外にも、教育に悪いと思われる情報は、インターネットを通じていくらでも入手できる。情報を遮断するのではなく、受けての子供達に自分で情報の良しあしを判断できる教育の方を充実・強化すべき。問題ありと思われる番組があれば、それを題材に子供達に議論させるような教育もあってもいいのではないか。(70代・男性)

次に、「教育に悪い番組」と思われる(言われる)ような番組を、自分が子供のころに見たことがあるか聞きました。

55.5%が「ある」と回答しました。
この回答別に、質問4の回答を集計してみました。

自分が子供のころ「教育に悪い番組」を見たことが「ある」人は過半数の方が、「放送してもよい」と思っているようです。
一方、自分が子供のころ「教育に悪い番組」を見たことが「ない」人は、6割近い方が「放送すべきではない」と回答していました。

自分が子供のころ「教育に悪い番組」を見ていた人よりも、見たことがない人のほうが、今の子供たちに「教育に悪い番組」を見せたくないと思っているようです。

次に、自分が子供のころ「教育に悪い番組」を見たことが「ある」と回答した方に、子供の頃に見た「教育に悪い番組」は、自身の成長や人格形成などに、悪い影響があったと思うか聞きました。

66.2%の方が「あったと思わない」と回答しました。
悪い影響はなかったと考えている方のほうが多いようですが、実際に影響があったと考えている方もいるようです。
「あったと思う」と回答した方に、どのような影響があったか聞いています。

どのような影響があったか

  • いじめにあう人を面白がってみたりしていたように思う。今にして思うと申し訳けなく感じる。(50代・男性)
  • わざと行儀が悪いことをするなど悪ぶったりした。(60代・男性)
  • エッチなことにより興味がわく。(50代・男性)
  • ある番組観てあまり勉強しなくなってしまった。その当時、少し暴力的になりました。(40代・女性)
  • 女芸人が叩かれたりブスと言われたりするのを見て、面白ければやっていいと思っていた。人を蔑んだ発言でスタジオが盛り上がっていたので、それが面白いと勘違いしていた。(30代・女性)
  • スカートをめくったり、あまり相手のことを考えずにやった記憶がある。(70代・男性)
  • その時、何らかの刑事ドラマで首吊りをするシーンがあった。当時「それは自殺というんだ。」という事を知り、学校でも自殺ごっこが流行ってしまった。特別授業でも「自殺ゲーム」をしたいです、という意見が挙がった事もあって、先生を困らせてしまった。(20代・女性)
  • いたずら好きになってしまった。(50代・男性)
  • 「男性の大人は女性の若い人にこのようにセクハラ行為をしているのだ、そういうものだから女性は我慢しなければならないのだ」と思い込んでいた時期がある。(30代・女性)
  • きたない言葉を覚えて、使った。(30代・女性)

では、「子供の頃に『教育に悪い番組』を見なければ良かった」と思っている方はどのくらいいるのでしょうか。

72.1%の方は、「思わない」と回答しました。
見たことを後悔しているという方は多くないようです。

この回答の理由についても聞いているので、一部を紹介します。

「子供の頃に『教育に悪い番組』を見なければ良かった」と「思う」回答理由

  • きたない言葉に染まってしまったから。どこかでそれらを是認しているところがあります。(70代・男性)
  • 嫌な影響を受けなければ、人を傷つけることも少なくなったと思う。(50代・女性)
  • いい思いはしなかったからです。(40代・女性)
  • 食べ物を粗末に扱う番組を見ることを親は大変嫌がっていたが、子供の自分は楽しく番組を見ていた。貧しい時代を過ごした親世代がそのような番組を見ることによって複雑な思いをさせたことを今になり申し訳なく思う。(40代・女性)
  • その番組を見なければ悪い行動は行わなかったのではないかと思う。(50代・男性)
  • アニメや普通のドラマでも、何かしら影響が出る事を知りました。(30代・女性)
  • その番組観てなければ、違う人生歩んでたと思ったので。(40代・女性)
  • 大人になって正しい男性像が持てたが、高校時代はまだその残像が頭に残っていて、大人の男の人を恐れていた。(60代・女性)
  • すぐに叩いてしまい、周りに嫌われた経験があるので。(30代・男性)

「子供の頃に『教育に悪い番組』を見なければ良かった」と「思わない」回答理由

  • 反面教師となる場合もある。何を学ぶかは本人次第。(40代・男性)
  • 教育は親がする事何を見て何を感じるかは子供達の自由。間違った方向に進んだら止める事はできる。(20代・男性)
  • 「こういう考え方や価値観もあるんだな」と考える事が出来たから。(20代・女性)
  • 自分で見て感じたものは、人から聞いて言われるより確かなものだから。(30代・女性)
  • 海外の某グロアニメを見ていたが、それを見たからと言ってグロいものが好きになったわけでも道徳を失ったわけでもない。(20代・女性)
  • そういうものを経験して善悪を判断できる。(60代・男性)
  • 親から聞いていたから「いけないことだ」と理解できたから。(30代・女性)
  • 悪いものから遠ざけてばかりいると、打たれ弱い人間になる。(50代・男性)
  • 「教育に悪い」と言われた番組ほど喜んで見ていたように思います。それでもりっぱな大人に成長しました。(60代・男性)
  • いい刺激にしかなっていない。この世の裏の部分や闇の部分、エログロな部分は子供にとって「悪い」だけのものではない。(40代・男性)
  • その番組やシーンに対して、友人との話題にもなったから。(50代・男性)
  • その手の番組ほど楽しく、ほんの少し大人の仲間入りが出来た気がしたのが嬉しかったから。何より、見たからといって今の自分に直接的な悪影響を及ぼしてはいないから。(30代・女性)
  • 良し悪しの判断は親が区別してくれた。それによってこれは良いこと悪いことと認識できるきっかけであったと思う。(20代・男性)

実際にお子さんがいるほうが、過激な表現のドラマ・アニメ、“いじり”の場面があるバラエティー番組など「子供に見せたくない番組」がある方が多いようです。

しかし、今回の調査では「子供に見せたくない番組」だとしても、「親子で話し合うことで教育の一環になる」「善悪の判断が自分でできるようになる」などの意見も見られました。

「子供に見せたくない番組」として挙げられるバラエティー番組やアニメなどの多くは、「子供が好きな番組」です。
子供が好きなものに熱心になることは、好奇心を成長させるために重要だと言われています。
そうした番組を一切避けたり、放送を止めるよう働きかけるのではなく、子供に見せながらフォローすることが親には求められるのかもしれません。

※本記事の内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「日本トレンドリサーチによる調査」である旨の記載
・本記事へのリンク設置

【後悔しないためには?】整形した人の7割以上は結果に満足している

自分の受けた手術は、自分としては「成功」だと思いますか?

コロナ禍になり、マスク着用が当たり前になったことや、外出の自粛で人前に出る機会が減ったことなどにより、美容整形手術(以下、整形と表記します)を受ける方が増えているそうです。
最近では、芸能人へ向けられた“整形疑惑”や、それに対する芸能人本人のコメントなどが注目を集めています。

2月上旬には、中国人女優の方が、自らが受けた整形によって鼻が壊死したことをSNSで発信し、美容整形手術の危険性について警鐘を鳴らしたことが話題となりました。

今回は、整形を受けたことがあるという方を対象に、「美容整形手術」についてアンケートを実施しました。

「美容整形手術に関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を始め複数の調査サービスを利用して調査を実施
調査対象者 事前調査で、『美容整形手術を受けたことがある』『プチ整形なら受けたことがある』と回答した男女
調査期間 2021年2月17日~28日
質問内容 質問1:美容整形手術を受けたことがありますか?
質問2:自分の受けた手術は、自分としては「成功」だと思いますか?
質問3:施術後、周りの人に「以前(手術前)のほうが良かった」という旨の発言をされたことがありますか?
質問4:周りの人にそのようなことを言われても、自分としては整形手術が「成功」だと思う理由を教えてください。
質問5:美容整形手術を受けた(受けたであろう)人を見て、「これは失敗だ」「手術する前のほうが良かった」と思ったことはありますか?
質問6:整形手術を受けたことを、周りの人に言いますか?
質問7:その回答の理由を教えてください。
集計対象人数 147人

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

周りからの声は、「成功」と思うかどうかに影響しない

まずは、自身が受けた整形について「成功」だと思うか聞きました。

74.3%が成功だと「思う」と回答しました。
整形を受けた方の多くは、満足していそうです。

整形を受けると手術前とは顔が変わるわけですが、これについて、周りの人に「前のほうが良かった」などと言われたことがあるか聞くと、このようになりました。

78.4%が、言われたことは「ない」と回答しましたが、一方で2割以上の方は「ある」と回答しました。

こうした周りからの声が、自らの整形の「成功・失敗」の判断に影響するのでしょうか。

1問目の回答を、2問目の“周りからの声の有無”について回答別で集計すると、このようになりました。

成功だと「思う・思わない」には、周りから「前のほうが良かった」と言われたかどうかはあまり影響しないようです。

「前のほうが良かった」と言われても、自身では整形が成功だと「思う」という方(26人)に、そう思う理由を聞いているので、一部を紹介します。

「前のほうが良かった」と言われても、自分では整形が「成功」だと思う理由

  • ほとんどの人は褒めてくれたし、気づかない人が大半だった。自分が満足して気持ちが明るくなったから。(20代・女性)
  • すっぴんに自信が持てるようになったから。(30代・女性)
  • 理想の二重に安くできたのですごく満足です!(40代・女性)
  • モテるようになった。(20代・女性)
  • 相手の言う欠点を感じなかったから。(30代・男性)
  • 自分のコンプレックスだったところがなくなったから満足している。(30代・女性)
  • お金がかかっているから。(40代・女性)

整形によってコンプレックスがなくなることにより、周りからネガティブな声がかけられても、それを上回るポジティブな気持ちをもたらしてくれるようです。

半数以上が、他人の整形に「失敗」だと思ったことがある

反対に、他人についてはどのように思うのでしょうか。
整形を受けた(受けたであろう)人を見て、「これは失敗だ」「手術する前のほうが良かった」と思ったことがあるか聞くと、このようになりました。

53.7%が「ある」と回答しました。
自身の整形については「成功」を感じる方が多かったですが、他人の整形については「失敗」と感じることは少なくないのかもしれません。

6割以上は、整形を受けたことを「隠さない」

整形を受けたことについては、芸能人が公表するとネットニュースに上がることがあるくらい、一般的にはあまり公表することではありません。
では、実際に整形を受けたみなさんは、整形を受けたことについて、周りに言っているのでしょうか。

36.5%が「絶対に言わない」と回答しましたが、6割以上が「言う」と回答しました。
特に8.8%の方は「積極的に言う」ようにしているそうです。

それぞれの回答の理由を聞いていいるので、一部を紹介します。

「積極的に言う」理由

  • 何でもオープンに言う性格だから。(40代・女性)
  • こそこそ言われるのは嫌だから。(20代・男性)
  • 別に周りを気にしないから。(30代・男性)
  • すばらしさを伝えたいから。(40代・女性)

「聞かれれば言う」理由

  • 悪いことでは無いし、やりたいと思っている人にアドバイス出来るから。(50代・女性)
  • プチ整形ぐらいなら、案外みんなやっているし、そこまで冷たい目で見られないから。(30代・女性)
  • あえて言うことでも、隠すことでもない。(30代・男性)
  • 隠してもバレると思うので、陰で言われるくらいなら自分で言う。(30代・女性)
  • お金をかけた普通のことだから(10代・女性)
  • 恥ずかしいことではないと思うので、聞かれたら正直に答えてました。(30代・女性)
  • 恥ずかしさがあるため。自意識過剰で周りの目線を気にしてしまう。(20代・女性)

「絶対に言わない」理由

  • 整形してこの程度と思われるのがはずかしいから。(40代・女性)
  • あれこれ言われるのがイヤだからです。(50代・女性)
  • 引目を感じるから。(30代・女性)
  • 白い目で見られるかもしれないから。(40代・男性)

「聞かれれば言う」という方の理由では、「恥ずかしいから」と「恥ずかしくないから」という両方の回答が見られました。
両者には整形に対する“恥ずかしさ”の度合いに違いがあるようです。
ですが、「恥ずかしくない」を理由として挙げるている方も、それを挙げること自体が、“一般的には「恥ずかしい」ことと思われている”との認識を表しているようにも感じられました。

全体を通して見ると、整形を受けたことについては満足しているものの、どこか引け目を感じている、または一般的には否定的に捉えられている行為だと認識している方が多いようです。

整形については、芸能人に対して“疑惑”が向けられたり、整形したことを公表するだけでニュースになったりするなど、一般的には軽く扱われない“デリケートな話題”とされています。
ですが、近年は整形をおこなうクリニックなどのCMが頻繁に流れたり、公共の場にある看板や広告などを目にすることも多かったりするなど、整形に対するハードルはかなり低くなってきました。

気軽に受けられるようになった反面、失敗による被害が増えていると言われていますが、自身で慎重に検討したうえで、やはり整形を受けたほうが良いと判断できるなら、手術後も後悔することは少ないのではないでしょうか。

【映画化されたテレビドラマ】好きな作品、あまり好きではない作品ともに1位はあの刑事ドラマ

あなたが好きな、テレビドラマの映画版作品は何ですか?

これまで数多くのテレビドラマが映画化され大ヒットしています。
2021年も『太陽の子』『きのう何食べた?』『奥様は、取り扱い注意』『シグナル』などのドラマ作品の映画版が公開予定となっています。

そこで今回は、事前調査でテレビドラマを見るのが「好き」と回答した男女計1,147名を対象に、「ドラマの映画化」についてアンケートを実施しました。
これまでに映画化されたドラマ作品のうち、好きな作品とあまり好きではなかった作品をランキング形式で紹介します。

「ドラマの映画化に関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を始め複数の調査サービスを利用して調査を実施
調査対象者 事前調査でテレビドラマを見るのが「好き」と回答した男女
調査期間 2021年2月19日~28日
質問内容 質問1:過去に映画化されたドラマの中で、映画版が(も)好きな作品を教えてください。
質問2:過去に映画化されたドラマの中で、映画版があまり好きではなかった作品と、その理由を教えてください。
集計対象人数 1,147人

テレビドラマの映画化作品のうち、好きな作品・あまり好きではない作品ともに1位は『相棒』

まず初めに、「過去に映画化されたドラマの中で、映画版が(も)好きな作品」を自由記述形式で1つ挙げてもらいました。
10位までの結果は以下のようになりました。

第1位となったのは、『相棒』シリーズで、158票獲得しました。
第2位となったのは、『踊る大捜査線』シリーズで150票、第3位は『HERO』で83票でした。

第1位となった『相棒』は、2000年からテレビ朝日で放送されている刑事ドラマシリーズで、水谷豊さん演じる特命係の杉下右京が自身の下についた相棒と共に難事件を解決していく刑事ドラマです。

劇場版4作品、スピンオフ作品2作品を合わせてこれまでに6作品の映画が制作されています。

続いて、「過去に映画化されたドラマの中で、映画版があまり好きではなかった作品」についても自由記述形式で1つ挙げてもらいました。
10位までの結果は以下のようになりました。

第1位となったのは、『相棒』シリーズで、45票獲得しました。
第2位となったのは、『踊る大捜査線』シリーズで26票、第3位は『HERO』で15票でした。

あまり好きではなかった作品については、「特になし」という意見も多く、好きな作品に比べて特定の作品を挙げている方は少なくなりました。

映画版があまり好きではなかった1位~3位の作品について、それぞれの回答の理由についても聞いているので一部を紹介します。

『相棒』を選んだ回答理由

  • 1時間のドラマより時間が長い分間延びしている感じがして途中中だるみする。(40代・女性)
  • 映画版は国を動かすような壮大なテーマのものが多くて趣味ではないです。テレビドラマ版だと、隣近所のいざこざとかコメディタッチのものとかコロンボのような。くすっと笑えて身近で軽いタッチの名作がたくさんあって、映画版もそういうテーマのものにしてほしい。(50代・女性)
  • スペシャル版との差があまり感じられなかった。(50代・男性)
  • テレビドラマでも十分な内容だった。(40代・女性)
  • 設定は壮大だが中身が薄くなった。(30代・男性)

『踊る大捜査線』を選んだ回答理由

  • 内容がよくわからなかったから。(40代・女性)
  • 最初はよかったけどFINALは勢いがなかった。(20代・男性)
  • ドラマのほうがよかった、無暗にスケールを大きくしたストーリーがあまり好きではなかった。(40代・男性)
  • 全体的に大味。(60代・男性)
  • 「踊る捜査線THE FINAL 新たなる希望」は、ストーリーにまとまりがなく何をやりたいのか分からない出来栄えだったから。(50代・男性)

『HERO』を選んだ回答理由

  • ドラマの方が面白く、映画は中身が薄かった。(30代・女性)
  • 大味過ぎてあきた。(30代・男性)
  • ひどすぎる。別の作品のようだった。(30代・男性)
  • テレビ版の方が面白かったから。(40代・男性)
  • ドラマで十分の内容でした。(40代・女性)

今回の調査では、好きな作品と好きではない作品で1~3位が同じ結果となりました。

3作品ともヒットドラマかつ、映画作品も複数作成されています。
ヒットドラマであればあるほど、「そのテレビドラマが好き」という方は映画版にも期待が高く、その分「賛否両論ある」ということかもしれません。

【東京オリンピック2021】55.9%の方が「開催しないでほしい」

あなたは、東京オリンピックの今年2021年の開催について、どのようにしてほしいと思いますか?

2021年7月23日に開催が予定されている東京オリンピックまで、残り5ヶ月を切りました。
今月25日には、東京オリンピックの聖火リレーが、福島県のナショナルトレーニングセンターJヴィレッジからスタートし、121日をかけて日本全国47都道府県を巡る予定となっています。

いよいよ間近に迫っている東京オリンピックについて、全国の皆さんはどのように考えているのでしょうか。

今回は、全国の男女計2,000名を対象に、「東京オリンピック」についてアンケートを実施しました。

「東京オリンピックに関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を始め複数の調査サービスを利用して調査を実施
調査対象者 男女
調査期間 2021年3月2日~3日
質問内容 質問1:東京オリンピックの今年2021年の開催について、どのようにしてほしいと思いますか?
質問2:その回答の理由を教えてください。
質問3:今年東京オリンピックを開催する場合、観客の制限についてはどのような形で開催してほしいと思いますか?
質問4:その回答の理由を教えてください。
質問5:今年開催しない場合、東京オリンピックについてどのようにしてほしいと思いますか?
質問6:その回答の理由を教えてください。
集計対象人数 2,000人

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

半数以上の方が2021年の東京オリンピックを「開催しないでほしい」と回答

まず初めに、東京オリンピックの今年2021年の開催について、どのようにしてほしいと思っているか聞きました。

「開催しないでほしい」「どちらかといえば開催しないでほしい」を合わせると、55.9%の方は「開催しないでほしい」と思っているようです。
一方、44.2%の方は「開催してほしい」「どちらかといえば開催してほしい」と思っているようです。

それぞれの回答の理由についても聞いているので一部を紹介します。

「開催してほしい」「どちらかといえば開催してほしい」回答理由

  • オリンピックに対しての事業活動は進んでいると思うのでそれを無駄にしない為や、経済効果も高いこと、また、コロナは今後も付き合い続けていかなければならない病と思うので、世界的なイベントを無くすのは良くないと思う。(40代・男性)
  • これまで東京オリンピック開催に向けて、開発してきた施設、交通整備などを有効活用するためにも、ぜひ開催してほしい。コロナ禍の影響もあるが、それらを克服してほしい。(70代・男性)
  • オリンピックが好きなので、出来る限り開催してほしい。(40代・女性)
  • みんなが楽しみに待っていたオリンピックだから絶対に開催してほしい。(70代・女性)
  • そうそう自分が生きている間にオリンピックが日本で行われることはないと思うため。(30代・男性)
  • 暗いニュースが多くて少しでも明るいニュースが欲しいから。(30代・男性)
  • 無観客でもよいから大きなイベントで盛り上げてもらわないと、気分が陰鬱なままになってしまう。(40代・男性)
  • 半世紀以上待っての東京開催となったオリンピックだけに、55歳以下の方はあの迫力を目にしていない。コロナの状態が収まっているなら開催を希望。(70代・男性)
  • アスリートにとって、特に日本人のアスリートにとっては、自国開催は特別なものであり、安全の確保、感染対策などを行い、純粋にスポーツを楽しめるコンパクトな大会を開催してあげてほしいからです。(40代・女性)
  • コロナワクチン接種も始まった事だし少しは回復しそうだから。(70代・男性)
  • コロナの収束も気になるが、チケットが当選しているから。(50代・女性)

「開催しないでほしい」「どちらかといえば開催しないでほしい」回答理由

  • 日本だけの問題ではなく、全世界での問題であるのに、その世界各国から人が行き来するのはリスクが高すぎる。(30代・女性)
  • ワクチン接種を開催までに全国民にするのは無理だし、他国の人は責任もてない。(70代・男性)
  • ウイルスは抑え込まれていない。世界的に安全が確保され人々の往来が自由にできる事が重要。(60代・男性)
  • コロナの水際対策が甘いので海外から変異種のウイルスが入ってくると思うから。(60代・男性)
  • もっときっちり収束を迎えて欲しい。開催するなら医療の現場の人々の話をメインに気持ちを教えて欲しいと感じます。開催されなくてもみんな納得すると思います。(50代・女性)
  • 2021年に開催なら無観客かそれに近いので興行面で厳しいのでは。盛り上がりもいまいちかと。(50代・男性)
  • 海外から人を受け入れることに抵抗あり。人が集まるとコロナ感染者も増えそう。オリンピックにまわすお金を医療などや生活などにまわしてほしい。(50代・女性)
  • 「コロナ禍」の状況が解消出来るとは到底思えない。再流行の可能性がある限り、絶対に行うべきではない!!(70代・男性)

「開催してほしい」方は、「経済効果への期待」や「アスリートの方々の気持ちを考えると開催してほしい」という方が多いようです。また、「少しでも気分を明るくしたい」「明るいニュースが欲しい」という方もたくさんいました。
「開催しないでほしい」方の意見は、やはりいまだ収束しない「新型コロナウイルスが心配」という声が大多数でした。

続いて、「開催してほしい」「どちらかといえば開催してほしい」と回答した方に、オリンピックを開催する場合、観客の制限についてはどのような形で開催してほしいと思うかについて聞きました。

最も多かったのは「入場制限をして開催してほしい」で、73.2%でした。
開催するにしても入場制限や無観客などの感染対策をしてほしいという方が多いようです。

それぞれの回答の理由についても聞いているので一部を紹介します。

「入場制限せず開催してほしい」回答理由

  • ワクチンも普及始めているし、夏なのでそんなに心配しなくてもいいと思う。(40代・男性)
  • 多くの人が生で感動を感じるべきだと思うから。(60代・男性)
  • コロナの収束が前提であるが、無観客だと盛り上がりに欠ける。(50代・男性)
  • アスリートの皆様も出来るだけ多くの人に見てもらいたいだろうから。(50代・男性)
  • せっかく誘致を勝ち取ったのだからなんとか普通に開催できるようにと祈っています。(60代・男性)
  • 十分に感染予防をして、チケットのある人は見たいと思うから。(50代・女性)
  • プロ野球やJリーグでも観客はいれているので問題はないと思う。(50代・男性)

「入場制限をして開催してほしい」回答理由

  • さすがに満席の状態での観覧は蜜になりすぎて怖い。(60代・女性)
  • 私は観戦にはいかないけど、スポーツが好きな未来ある子供たちは実際に見たいだろうし、見せてあげたいとも思うから。(40代・女性)
  • 0では経済的にプラスにならない。(60代・女性)
  • 観客ゼロでは、選手のモチベーションの低下にも繋がるかと。かと言って、満員にするとコロナも心配なのである程度の制限をかけてやるべき。(40代・女性)
  • まだワクチンが打てないので、人数制限は必要かと思います。(50代・男性)
  • クラスターが起きては困るが、無観客にすると採算が取れず大赤字になっても困ると思うため。(20代・女性)
  • 制限をしないと密になりすぎてしまいそうなので、制限してマスク、検温 大声を出さない等注意したら良いのではと思います。(50代・女性)
  • コロナを考えると無観客でやるべきだとはおもうが、無観客ではせっかくやるのに味気ないので。(20代・女性)

「無観客で開催してほしい」回答理由

  • コロナウイルスがひどい時に安全対策をしながらやっても不安なので、最も感染リスクの低い無観客で行ってほしいと思うから。(20代・女性)
  • テレビで応援する。(60代・男性)
  • コロナ感染拡大を東京オリンピックで再度起こしてはいけないので。(40代・男性)
  • 感染予防が必要、興奮するとやはり大声を出してしまう。(40代・女性)
  • 海外から人を受け入れることに対しての措置や対応の取り決めが大変なこと。コロナを防ぐため。(50代・女性)
  • オリンピックまでにワクチンの接種率は大して高くなりそうにないから(50代・男性)

続いて、「開催しないでほしい」「どちらかといえば開催しないでほしい」と回答した方に、今年開催しない場合、どのようにしてほしいと思うかについて聞きました。

62.8%の方は「中止してほしい」と思っているようです。

それぞれの回答の理由についても聞いているので一部を紹介します。

「延期してほしい」回答理由

  • 32年の大会はまだ開催地未定だから予知はあると思う。さもなければ投資金額の回収はむずかしくなる。(70代・男性)
  • 良い条件でアスリートに頑張ってほしい。すでに準備しているので中止はもったいないが、これ以上出費は控えてほしい。(70代・女性)
  • オリンピックを目標にがんばってこられている、選手の方々のことを考えると、中止というのはお気の毒なので、できれば延期してほしいです。(50代・女性)
  • 国立競技場を新しくしたり、準備をしているから中止になると赤字になるから。(50代・女性)
  • 2022年冬季も中止し、2024年東京開催として、以降全て4年ずれで開催すればいい(50代・男性)
  • 折角の自国開催なので2022年に開催するか、パリ、ロスの開催を順繰りの送ってもらい、2024年開催にしてほしい。(50代・男性)

「中止してほしい」回答理由

  • いつまでの延期かはっきりしない状態よりは中止の方が良いと思う。(50代・女性)
  • コロナがいつ収束するかわからないので、ずるずると延期するのではなく、いったん白紙に戻した方が良いと思います。(50代・女性)
  • これ以上の延期は会場手当、次回パリ開催の予定からして無理。(80代・男性)
  • 今年も延期するとなっても、また来年オリンピック開催するのか・中止するのか騒動になると思うから。東京でオリンピックを開催できるのは素晴らしいことだが、わざわざ開催することを優先するより、まずはコロナを収束させることを第一優先すべきだと思うから。(20代・女性)
  • オリンピックにお金をかけるのであればコロナ対策や医療にお金をかけるべき。(40代・男性)
  • 1年程度の延期は再延期の可能性も否定できず、新たな問題を起こす。IOCも否定的だし、無理を通そうとすれば、日本が余計な費用を負担することになる。開催は返上して、将来また開催する機会を追求すればよい。(70代・男性)
  • 1年また1年と延期していては選手のモチベーションが維持できず、選手がかわいそう。今回はコロナ禍という不測事態にぶつかっているので、中止にして選手に気持ちを切り替えてもらいたい。(50代・男性)
  • そもそも延期したのが間違いだと思っている。4年ごとを守るべきだと思う。(70代・男性)

東京オリンピックの2021年の開催について、今回の調査では否定的な方が多いようです。
しかし、すでに一度延期になっている東京オリンピックについて、政府やIOCは、「再延期はしない」「2021年に開催する」意向で進めており、今月には聖火リレーも始まります。

一生に一度のビッグイベントとなるかもしれない東京オリンピックについて、政府や大会関係者だけではなく、国民も一丸となって感染対策するなど開催に向け準備すべきなのかもしれません。