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【オンライン飲み会】「新しい飲み会」として定着せず? 昨年の調査結果と比較

オンライン飲み会、現在はどう思いますか?

外出自粛により急速に広まったオンライン飲み会。
当記事でも、昨年5月に「オンライン飲み会」に関するアンケートをおこない、その結果を紹介しました。

【新しい飲み方】オンライン飲み会、15.3%がしたこと「ある」

新型コロナウイルスの感染拡大から1年以上たった今でも、東京や大阪など各地で緊急事態宣言が発令され、外出自粛が呼びかけられています。
そんな中、オンライン飲み会は「新しい飲み会」として皆さんの間で定着しているのでしょうか。

今回は、1年前におこなった「オンライン飲み会に関するアンケート」と同じ質問をし、その結果を比べてみることにしました。

「オンライン飲み会に関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を始め複数の調査サービスを利用して調査を実施
調査対象者 20歳以上の男女
調査期間 2021年5月26日~5月27日
質問内容 質問1:あなたは4月1日から現在までに、オンライン飲み会をしたことがありますか?
質問2:4月1日から現在までに、何回オンライン飲み会をしましたか?
質問3:オンライン飲み会をした相手(メンバー)はどのような人ですか?
質問4:昨年と比べて、「オンライン飲み会」の頻度はどのようになりましたか?
質問5:頻度が変わった理由を教えてください。
質問6:コロナウイルスが収束し、外出の自粛要請が解かれた後でも、オンライン飲み会をしたいと思いますか?
集計対象人数 900人
(20代、30代、40代、50代、60代、70代以上、各年代150人)

1年後の現在もオンライン飲み会をしている方の割合は「ほとんど変わっていない」

まずは今年の4月1日から現在までに、オンライン飲み会をしたことがあるか聞いた結果を比べました。
※前回と今回は各年代150名、計900名の回答を集計していますが、調査対象者は同一ではありません。

オンライン飲み会をしたことが「ある」と答えた方は、1年前は15.3%、今年は15.0%とほとんど変わらないようです。
今回の結果を年代別に集計すると以下のようになりました。

年代別に見てもオンライン飲み会をしている方の割合はあまり変わっていないようですが、30代の方は27.3%だったのが18.7%になり、減少しました。

続いて、オンライン飲み会をした回数と、オンライン飲み会をした相手について聞いた結果を比較しました。


回数は昨年同様「1回」が最も多く、48.9%でした。
一方、「5回以上している」方は5.1%から8.1%に増え、繰り返しオンライン飲み会をしているという方はいるようです。

オンライン飲み会をした相手については、昨年最も多かった「遠くに住む友人」が今年はさらに増え、57.0%でした。
昨年2番目に多かったのは「近くに住む友人」ですが今年は26.7%に減り、その代わり「職場・仕事関係の人」が36.3%に増え2番目に多くなりました。

昨年と比べて、オンライン飲み会をしている方の割合はあまり変わっていないようですが、頻度は変わっているのでしょうか。
オンライン飲み会の頻度についても聞いてみました。

「昨年より増えた」方が最も多く36.3%でした。
しかし、「変わらない」方や、「昨年より減った」方も多く、「増えた」方と同じくらい「減った」方もいるという結果になりました。

続いて、「昨年より増えた」方、「昨年より減った」方に頻度が変わった理由について聞きました。

「昨年より増えた」理由

  • 昨年と状況が変わらない為、飲み会の仕方を変えていくしかないから。(30代・男性)
  • けっこう楽しいことがわかったし、「またやる?」の一言で約束できるようになったから。(40代・女性)
  • これまで飲み会自体を控えていたが、もうしばらく続きそうなので、オンライン飲み会でカバーすることにした。(40代・男性)
  • オンラインで飲み会が出来る友人が増えたので。(50代・男性)
  • 会えない人とも様子が見れて楽しい。(50代・女性)
  • 家で飲むから気楽に飲めるから。(30代・男性)
  • コロナのせいで更に強制的な休みが増えて他にすることがなくなったから。(50代・男性)
  • 慣れてきたから。(30代・女性)
  • 会話して飲む楽しさを知った。オンラインで繋がる事で孤独感がない。(60代・男性)
  • ZOOMの使用方法を教わったから~ビール飲みながら遠方の友人と自宅で楽しめるなんて最高です。(70代・男性)

「昨年より減った」理由

  • 会わないとつまらない。(20代・女性)
  • 終わりのタイミングがわからず、だらだらやっているので楽しくなくなってきた。(40代・男性)
  • あまり盛り上がらなくなってきた。(50代・男性)
  • 隣の人とひそひそ話ができない。一人が話すと他は黙って聞いている。話が止まらないと飽きるが、おとなしく聞く。この繰り返しでストレスが出る。(60代・男性)
  • リアルとはあくまでも別のものだとわかってきた。(60代・男性)
  • 近くに住む人とは直接合うようになりました。感染症対策をしながらの生活にも慣れてきて、なかなか時間が合わず開催することが少なくなりました。(30代・女性)
  • ブームが過ぎた。(30代・男性)
  • オンライン飲み会に飽きと限界を感じて お互い言い出す機会が少なくなった。(50代・女性)
  • コロナ禍に対して変な慣れが出て、リアル飲み会が増えた。(40代・男性)
  • 話すタイミングが取りにくいから。(60代・男性)

最後に、コロナウイルスが収束し、外出の自粛要請が解かれた後でも、オンライン飲み会をしたいと思っている人はどのくらいいるのか聞いた結果を比べました。

昨年は「したいと思う」と回答した方が65.2%で、多くの方が外出の自粛要請が解かれた後でも、オンライン飲み会をしたいと思っていたようです。
しかし、今年は「したいと思う」と回答した方が34.8%と割合が逆転し、外出の自粛要請が解かれた後は、オンライン飲み会をしたくないという方が多いようです。

今後定番になるのではないかと言われていた「オンライン飲み会」ですが、1年たった現在も外出自粛が呼びかけられるなど、直接会って行う飲み会を我慢している方が多いのが現状です。
外出の自粛要請が解かれた後は、オンラインではなく直接顔を合わせて飲み会をしたいという方が多いのかもしれません。

【ブルーレイ・DVD2枚組】ブルーレイを買う人の62.8%が「必要ない」

映画など映像作品の「Blu-ray Disc(ブルーレイ)」を買うことがありますか?

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、映画館やレンタルDVDショップなどが休業や時短営業を余儀なくされました。
そんな中、家にいながらいつでも名作映画やアニメ、ドラマなどが楽しめる“動画サブスクリプションサービス”の利用者が増えているようです。

「Amazonプライム」や「Hulu」、「Netflix」などいろいろな動画サブスクリプションサービスで配信されている映像作品が多い中、それらの「Blu-ray Disc(ブルーレイ)」版を買う方はどのくらいいるのでしょうか。

今回は、全国の男女1,800名を対象に、映像作品のブルーレイ、DVDについてアンケートを実施しました。

「映像作品に関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施
調査対象者 男女
調査期間 2021年5月13日~25日
質問内容 質問1:映画など映像作品の「Blu-ray Disc(ブルーレイ)」を買うことがありますか?
質問2:映像作品のブルーレイを買う理由を教えてください。
質問3:映像作品のブルーレイを買う時に、“DVD版”が同梱されているものを買ったことがありますか?
質問4:“DVD版”が同梱されているものを買った理由を教えてください。
質問5:映像作品のブルーレイに同梱されているDVDは、必要だと思いますか?
集計対象人数 1,800人

26.6%がブルーレイを買うことが「ある」と回答

まずは、映画など映像作品の「Blu-ray Disc(ブルーレイ)」を買うことがあるかについて聞きました。

「ない」と回答したのは73.4%で、ブルーレイを買うことが「ない」方のほうが多いようです。
動画サブスクの流行が影響しているのかもしれません。

一方、ブルーレイを買うことが「ある」と回答したのは26.6%でした。
「ある」と回答した方に、映像作品のブルーレイを買う理由についても聞いてみました。

映像作品のブルーレイを買う理由

  • 配信サービスでは配信中止になる不安がある。(60代・男性)
  • Blu-rayの方が将来長く見ることができそうだから。(10代・女性)
  • アニメの作品だと画質が全然違う、あとは特典映像や商品などが付いていることが多いから。(50代・男性)
  • 小さい子供には見たいブルーレイをプレーヤーに入れるだけで再生出来るから簡単なので。(50代・男性)
  • テレビでの放送と違う雰囲気が味わえる。(60代・男性)
  • キレイに保存できる期間が長いイメージ。この先数十年観るための機器がなくなることはなさそう。映像がきれい。(30代・女性)
  • 現物で残しておきたい。(20代・男性)
  • 映画が好きでタワレコなど行った先で欲しいブルーレイが売ってたら買ってしまう。(40代・男性)
  • いつでも家で、好きなだけお気に入りの映画を楽しむことができるから。(20代・女性)
  • お気に入りの作品はいつでも見たい時に、いつまでも美しいままみたいと思うから。(40代・女性)
  • あまり違いはわからないが、画質がいいイメージ。あとはBlu-ray版にしかない特典などに惹かれるので、買っている。(20代・女性)
  • 配信サービスで見れる作品も多いがお気に入りについてはパッケージで持っていたいため。(60代・男性)
  • 手元に置いておきたい。制作者を応援したい。(40代・男性)
  • ライブブルーレイはレンタルがないので見たければ買うしかない。(30代・男性)
  • 外部データとして持っておきたいため。(50代・男性)
  • 娘や孫にプレゼントするため。(60代・男性)
  • コレクションのため。(20代・男性)

「コレクションのため」「配信サービスでは配信中止になるかもしれない」といった理由でブルーレイを買っているという方がいました。
また、「特典映像がついているから」という意見もありました。

ブルーレイを購入するとき、同じ内容の“DVD版”付きで販売されているものもよく見かけますよね。
ブルーレイを買うことが「ある」と回答した方に、“DVD版”が同梱されているブルーレイを買ったことがあるかについて聞きました。

41.1%が「ある」と回答しました。

ブルーレイを観れる環境があって同じ内容なら、DVDよりも高画質のブルーレイで観たほうが良いですよね。
「ある」と回答した方は、どうして同じ内容の“DVD版”がついているブルーレイを購入したのでしょうか。
“DVD版”が同梱されているものを買うことが「ある」と回答した方に、その理由についても聞いてみました。

“DVD版”が同梱されているものを買った理由

  • DVDは車で観れるため。(30代・女性)
  • お得だと思ったから。(40代・男性)
  • 傷ついた時の代用品。(50代・男性)
  • ほしい特典が同梱版と一緒に買わないとつかなかった上、映像の違いを見比べたかったため。(20代・男性)
  • どこでも見れるように保険の為にDVDも購入したかったから。(50代・男性)
  • 付いている物と付いてない物があれば、付いている方がいいから。(30代・男性)
  • Blu-rayが再生できないレコーダーが時々あるので、DVDが同梱されているものを買う時もある。(40代・女性)
  • 車の中ではブルーレイが見ることができないから。ブルーレイは保存版にしている。(30代・女性)
  • 手持ちのパソコンがDVDしか対応していないため、パソコンでも見れるように。(30代・女性)
  • DVDプレーヤーしかもっていない家族に渡すことが出来ると思ったから。(20代・女性)
  • 誰かに貸してあげることもできるから。(30代・女性)

最後に、映像作品のブルーレイに同梱されているDVDが「必要」だという方はどのくらいいるのか、聞いてみました。

62.8%と「必要だと思わない」方のほうが多い結果となりました。
やはり、「DVDよりも高画質のブルーレイで観たほうが良い」と考えている方が多いのかもしれません。

しかし、37.2%の方はブルーレイに同梱のDVDが「必要だと思う」と回答しました。
「車の中などブルーレイが観られない環境で観るため」「傷ついた時の代用品」などの理由で、あえてDVD同梱版を買っている方もいるようです。

【自粛で消費額が減少?】コロナ禍以降の支出、60.7%が「増えていない」と回答

コロナ禍になり、それ以前には使っていなかったことへ使うお金が増えましたか?

内閣府は2021年1~3月期の国内総生産(GDP)が前期比1.3%減、年率換算で5.1%減だったことを発表しました。
また、20年度のGDPは戦後最大となる前年度比4.6%減で、コロナ禍の自粛による消費額の減少がこの原因と考えられているようです。

2021年1~3月期実質GDP(第1次速報値)について|三井住友DSアセットマネジメント

今回は、全国の男女3,400名を対象に、コロナ禍以降の支出についてアンケートを実施しました。

「支出に関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施
調査対象者 男女
調査期間 2021年5月16日~19日
質問内容 質問1:コロナ禍になり、それ以前には使っていなかったことへ使うお金(金額)が増えましたか?
質問2:どのようなことに使うお金が増えましたか?
集計対象人数 3,400人

60.7%と多くの方がコロナ禍以降、支出が「増えていない」、一方「増えた」という方も

コロナ禍になり、お金の使い道は変わったのでしょうか。
今回は、コロナ禍以前には使っていなかったことへ使うお金が増えたか聞きました。

※円グラフ

60.7%で「増えていない」方のほうが多いようです。
この結果を年代別に集計した結果、以下のようになりました。

特に、70代以上の年配の方は「増えていない」方が多いようです。

一方、「増えた」という方も全体で39.3%、年代別だと50代が最も多く44.3%でした。
どのようなことにお金を使っているのでしょうか。
「増えた」と回答した方に、どのようなことに使うお金が増えたかについても聞いてみました。

どのようなことに使うお金が増えたか

  • 家族が在宅なことが多いため、自炊が増えたので食材をいつもより多く購入しなくてはいけなくなった。(40代・女性)
  • 除菌、抗菌関係のシート、スプレ-、マスク。(60代・女性)
  • 加湿器や除湿器や空気清浄機を購入した。外出できない代わりにベランダで子ども達が遊べるように、フロアマットや日除けを購入した。(20代・女性)
  • 旅行ができなくて、旅先の美味しいものが食べられないので、インターネットで各地名産品を購入する回数が以前より増えた。(70代・女性)
  • CDではないデジタル音源での楽曲購入。(50代・女性)
  • テイクアウトなどの食事に使うお金が増えました。(30代・男性)
  • 学生の子供が休校や時間の短縮などで帰宅時間がはやまり、親の帰りに合わせててではなく、公共交通機関を利用して帰宅する為の交通費が増えた。(50代・男性)
  • サブスク(動画、音楽)ブルーレイやDVD、ライブ配信。(60代・女性)
  • 家にいる時間が長くなったので今までは意識して買い替えようとは思っていなかった家電製品。(30代・男性)
  • ルームウェアをかなり購入した。(60代・女性)
  • 潰れて欲しくない店への外食やテイクアウト。(30代・女性)
  • インターネットでの買い物が増えた。(60代・男性)
  • ストレスで趣味(人形のコレクター)につぎ込んでしまった。(40代・女性)
  • DIYの材料、工具。(40代・男性)
  • どこも行けなく家にいる時が多いので食べる物が増えました。スマホをいじる事が多く携帯電話代が増えました。(60代・女性)
  • PC周辺機器。(20代・男性)
  • おうちでできるフィットネスやダイエット用の食材。(50代・女性)
  • 健康維持のためのサプリ代金。(70代・男性)
  • オンラインゲームへの課金。(60代・男性)
  • 衛生関連。マスクやアルコール、ウエットティッシュや石鹸類など、少しばかり増えた。プレゼント類。以前なら誕生日など会食していたが、飲食店へ行けないし実家へ帰れないので郵送などでお菓子など。(40代・女性)
  • 生活必需品のランクが上がった。(30代・男性)
  • アウトドア用品の購入、テイクアウト代、百均などでの室内遊びができる玩具など。(30代・女性)
  • ゲーム機を買いました。それまではゲームはやっていなかった。(40代・男性)
  • スキンケア商品全般。(30代・女性)
  • 家飲み用のプレミアムビールの購入が増えた。おつまみもちょっと贅沢なものにしたのでこちらも増えた。(70代・男性)
  • 在宅勤務になったので、観葉植物をいっぱい買った。家の中に潤いがほしくなりました。(60代・女性)
  • 子どもが遊びに行ける場所が減ったのでオモチャを買う回数が増えた。(30代・女性)
  • コロナ禍で家に居ることが増えたので、買い置きしておく量が増えてどうしても食費が増えました。約1.5倍くらい増えました。(50代・男性)

「除菌用のアルコール」「マスク」といったコロナ対策用品や、「食費・光熱費」「仕事用のPC」など在宅勤務に伴う支出が大きくなったという方が多いようです。
 
また、自粛のストレス解消のために「趣味に使うお金が増えた」「高いお酒やお菓子を買うようになった」という方もいるようです。

自粛により、飲み会や外食、旅行などが減ったことで全体的な支出額は減っているのかもしれません。
しかし、自炊が増えたことによる食材費やデリバリー代、自宅での時間を充実させるための家具・家電、ゲームなどにかけるお金は増えたと感じている方も多いようです。

【演芸場は営業可でも映画館はダメ?】施設によって措置に差があること「理解できない」が76.6%

施設によって休業要請などの措置に差があることについて、どのように思いますか?

緊急事態宣言の延長に伴い、政府は映画館などの施設に対しての「休業要請」を「時短営業」に見直しましたが、東京都は独自に休業要請を維持しています。

しかし、この都独自の休業要請について、施設によって違いがあることが話題となっています。

「劇場等」に区分される施設のうち、映画館や美術館などは「休業要請」が維持されていますが、演芸場やイベントなどは条件付きで「営業可」となっています。

このように、施設によって休業要請などの措置に差があることについて、全国の皆さんはどのように感じているのでしょうか。

今回は、全国の男女2,500名を対象に、都独自の休業要請についてアンケートを実施しました。

「措置内容に関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施
調査対象者 男女
調査期間 2021年5月14日~18日
質問内容 質問1:休業要請などの措置に差があることについて、どのように思いますか?
質問2:その理由を教えてください。
集計対象人数 2,500人

都が独自に出した休業要請について、施設によって差があることが「理解できない」のは76.6%

まずは、施設によって都独自の休業要請の措置に差があることについて、どのように思うか聞きました。

76.6%の方が「理解できない」と回答しました。
施設によって差があることについて、「理解できない」という方のほうが多いようです。

「理解できる」「理解できない」と回答した方に、それぞれの回答の理由についても聞いたので一部を紹介します。

「理解できる」回答理由

  • 行った場所がどうより、今行くべきかを考えると後回しにできるものは後回しにした方がいい。(40代・男性)
  • 映画館や美術館はいつでも上映しているけどイベント事などはその時限定だから。(10代・女性)
  • クラスターになるおそれがあるところとそうでないところがあるとおもうから。(50代・女性)
  • 映画館などは従業員のみの休業になるがイベントなどは従業員以外に有名人を呼んだりするためその違約金が発生することもあるのではないかと思う。(50代・男性)
  • 映画館は換気が難しいことと、美術館は座席が与えられていないので、人の動きがあるため空気感染しやすくなってしまうから。(60代・女性)
  • いつまでも全部の店舗を閉めてても仕方がないので。(20代・女性)
  • 演芸場とかは一回で全ての人を入れ替える、美術館などは1日中入れかえなく新しく人が入って来る、感染率から考えると納得が出来る。(70代・男性)
  • 映画館とかは飲食も可能でマスクをつけてない人もいるので仕方ないと思う。(20代・女性)

「理解できない」回答理由

  • むしろ映画館や美術館の方が演芸場やイベントよりリスクが少なそうに感じる。逆の方が理解できるレベル。(30代・女性)
  • 映画や美術館のほうがしゃべらずに黙って鑑賞していると思うから。演芸場で演者はマスクしてるんですかね?イベントも観客が興奮したらルール違反が出るように思いますが。(60代・男性)
  • そもそも映画館や美術館は喋るところでは無いので、野球観戦や飲食店が許されていることを考えると、措置として適切ではないのではないかと思う。(20代・女性)
  • どちらも観客が同じようにいるはずであるので対応は、同じ処置であるべき。(70代・男性)
  • 感染対策をやっているかどうかが1番問題、このままだと特定の業種いじめになってしまう。(60代・男性)
  • 両者にさほど違いが無く、どちらも感染症対策はキチンと出来ていると思うので、線引きの科学的根拠をハッキリと示して欲しいから。(70代・男性)
  • 映画館での感染を聞いたことがなく、又、コロナ感染防止策もしている中で休業は、かわいそう。映画鑑賞では会話もないので、入場制限化で、営業許可を出してもよいと思う。(70代・男性)
  • いずれも人の集まる条件は同じように思もえるので区別がわからない。(60代・男性)
  • どちらも同じどころか、映画館のほうが声を出す機会が少なくリスクが低いと思えるから。(50代・男性)
  • 違いがよくわからないし、一律休業にした方がいいと思う。(30代・女性)
  • オリンピックは絶対に開催すると言うのに大声を出さない場所を休業にするのは納得が行かない。(70代・女性)

「理解できる」という方からは「映画館は飲食ができるからリスクが高い」「映画館や美術館はいつでも行けるが、イベントはその時限定だから」という意見がありました。
また、「映画館は換気が難しい」と考えている方もいるようですが、全国興行生活衛生同業組合連合会が行った実験によると、「映画館の空気は20分で入れ替わる」という結果が出ており、すべての映画館ではないかもしれませんが、換気が難しいというわけではないようです。

「理解できない」という方は「基準が分からない」「むしろ映画館や美術館のほうが無言で観れるためリスクが低い」という意見が挙げられていました。

今回の調査では、施設によって都独自の休業要請の措置に差があることについて、「理解できない」という方のほうが多いという結果になりました。
「理解できない」と回答した方の中でも施設の営業に関する考えは異なっており、「映画館や美術館のほうがリスクが低いから逆にしてほしい」という方や、「どちらもリスクは一緒だから一律営業可にしてほしい」という方、逆に「一律休業にしてほしい」という方もいました。

また、見たい映画があるが都内の映画館では見れないため仕方なく隣県の映画館に行くという事例もあるようです。

感染リスクを考えると、東京都の休業要請措置は果たして適切なのか、疑問が残ってしまいます。

【○○会社「様」は間違い?】8割以上の方が、会社名に「様」「さん」を付けている

取引先など相手の会社を呼ぶ時に、会社名に「様」「さん」などの敬称を付けますか?

社会人として身に付けなければならないビジネスマナー。
中でも特に「敬称」は間違えていると失礼になってしまうため、とても重要です。

会社名に付ける敬称について、手紙の宛名では○○会社「御中」、文章中では「貴社」、電話や対面などでは「御社」を使うのが正しいようです。

しかし、複数の会社の方と話をする時など、場合によっては「○○会社さん」や「○○会社様」と呼ぶこともありますよね。

これについて、「様」「さん」などは本来、人を呼ぶ時に付ける敬称のため、会社名に付けるのは間違いだと考える人もいるようです。

取引先など相手の会社を呼ぶ時に、会社名に「様」「さん」などの敬称を付けている方はどのくらいいるのでしょうか。

今回は、事前調査で「仕事をしている」と回答した全国の男女1,600名を対象に、「会社に付ける敬称」についてアンケートを実施しました。

「敬称に関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施
調査対象者 事前調査で「仕事をしている」と回答した男女
調査期間 2021年5月6日~7日
質問内容 質問1:取引先など相手の会社を呼ぶ時に、会社名に「様」「さん」など本来は人を呼ぶ時に付ける敬称を付けますか?
質問2:その理由を教えてください。
質問3:会社名に「様」「さん」などを付けるのは間違いだという考えがある、または、日本語としては誤った使い方だと言われているのを知っていますか?
集計対象人数 1,600人

日本語の使い方として間違っているという認識があっても、76.9%の方は会社名に「様」「さん」を付ける

まずは、取引先など相手の会社を呼ぶ時に、会社名に「様」「さん」など本来は人を呼ぶ時に付ける敬称を付けるかについて聞きました。
今回は「場合によっては付ける」という方には「付ける」を選んでいただいています。

81.9%と8割以上の方が、会社名に「様」「さん」などの敬称を付けて呼んでいるようです。
この回答の理由についても聞いたので、一部を紹介します。

「付ける」回答理由

  • つけるべきでは無いのは知っているが慣習で言う時もあり担当者の名前をうっかり忘れた時に呼ぶ事があった。(50代・男性)
  • 人に人格があるように、社名にも~さん、~様、を付ける。(70代・男性)
  • そこまで堅苦しい関係ではない相手に、それでも失礼にはならない様、親しみを込めて「さん」をつけます。(40代・女性)
  • ビジネスシーンで敬称を付けて呼ばれることが多いのでそれに倣っています。(50代・男性)
  • 付けないと怒る場合があるので無難に。(30代・男性)
  • なんとなくつけないと失礼かなと思って。(50代・男性)
  • 敬意を示す方法として1番簡単だから。(20代・男性)
  • お客様の前で話す時には使う。(30代・女性)
  • 社名にさんづけすることが、ごく一般的で自然であるし、呼び捨てよりは相手が聞いても優しく受け取れる。(70代・男性)
  • つけた方がトラブルが少ないから。(50代・男性)
  • そのようにするように上司から指導を受けたから。(50代・女性)
  • 人名でいうところの二人称で会社名を呼ぶときには御社、三人称で呼ぶときには〇〇会社さん(さすがに様とは呼ばないが)と呼ぶことにしている。(60代・男性)
  • お客様が敬称をつけて話されているのに、こちらが敬称を外すわけにはいかない。(70代・女性)
  • お客様を大切にしている感じにしたいと思っているので。(40代・男性)

「付けない」回答理由

  • 『御社』等、会社に対しての敬称はすでにあるため。(30代・男性)
  • 間違った日本語だから。(50代・男性)
  • その会社の方が居るときは『御社』と呼ぶし、どこに居るか判らない方に呼びかけるときは「○○会社の方~」と呼ぶので、「○○会社様(さん)~」という機会が無い。変だしね。(50代・男性)
  • 個人と企業では使う敬称は使い分けるように教えられてきた。(70代・男性)
  • 会社に様やさんをつけて呼ぶのは、適切ではないと思うから。(60代・男性)
  • 「さん」は、人に対しての敬称だと思うので。(40代・女性)
  • 会社であれば「御社」といい、会社の人であれば役職と名前を付けて呼ぶようにしています。(70代・男性)
  • 会社にさんはおかしいと思うから。(50代・女性)

会社名に「様」「さん」などを付けるのは、現代のビジネスシーンでは一般的なこととなっている一方で、日本語の使い方としては間違いだという考えもあるようです。
そこで、これについて知っているか聞いてみました。

56.4%で「知らない」という方のほうが多いようです。
この回答別に質問1の回答を集計したところ、以下のようになりました。

日本語の使い方として間違っているという考えがあることを認識していても、76.9%の方は会社名に「様」「さん」を付けているようです。
また、85.8%の方は、間違いだと言われていることを知らずに会社名に「様」「さん」を付けて使っているようです。

今回の調査では、8割以上と多くの方が会社名に付ける敬称に「様」や「さん」を使っているという結果となりました。

「様」や「さん」を付けるという方からは、「御社」では固苦しいような気がする場合に、失礼にならないように」、「社内のマナーとして上司から教わった」という意見がありました。

日本語の使い方として間違っているという考えがあることを知ったうえで、会社名に付ける敬称に「様」や「さん」を使っているという方も少なくないようです。

ビジネスマナーとして、場合によっては会社名に「様」や「さん」を付けても良いとの考えもあるようです。
付けずに呼ばれると失礼だと感じる方もいるようなので、付けずに会社名を呼ぶのも抵抗を感じてしまいます。
その一方で「日本語として間違いだ」と感じる方もいるので、付ける時には敬意を込めつつ、指摘される覚悟も必要かもしれません。
めんどくさいですね……。

【レビューの☆】「満足でも不満でもない時」“☆5”を付ける方も1割弱いる

ネット上でサービスや商品などを星(☆)の数で評価することがありますか?

最近、飲食店や映画館など色々な場所に制限が設けられ、行きづらくなっています。
そのような中、せっかく行くなら“いいお店”を利用したり、“いい作品”を観たりしたいですよね。

“いいお店”“いい作品”を見つけるために、口コミサイトで星の数などを参考にしているという方も多いと思います。

しかし、口コミサイトの星の数やレビューを見てみると、「まあ及第点です」のようなレビュー内容で満点の☆5を付けている人もいれば、「悪いところがない」のに☆3の人もいます。

ネット上でサービスや商品を星の数で評価するとき、全国の皆さんはどのような基準で評価しているのでしょうか。

今回は、事前調査でサービスや商品などを星(☆)の数で評価することが「ある」と回答した全国の男女1,500名を対象に、口コミサイトなどの「評価」についてアンケートを実施しました。

「評価に関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施
調査対象者 事前調査でサービスや商品などを星(☆)の数で評価することが「ある」と回答した男女
調査期間 2021年4月22日~24日
質問内容 質問1:あなたが星の数で評価をする場合、最高評価をするのはどのような時ですか?
質問2:あなたが星の数で評価をする場合、中間の評価をするのはどのような時ですか?
集計対象人数 1,500人

半数以上が「十分に満足できた時」に満点(☆5)評価を付けている

まずは、星の数で評価をする場合、最高評価(星5つが満点の場合、5つの評価)をするのはどのような時かについて聞きました。

52.9%と、半数以上の方は「十分に満足できた時」に満点の評価を付けているようです。
また、37.9%の方は十分を超えて「十二分に満足できた時」と回答していました。

一方、「満足と言えないまでも不満を感じなかった時」に満点評価を付けるという方も8.3%いました。
およそ1割弱の方は、満足でも不満でもないときに満点評価を付けているようです。

「その他」と回答した方の中には「なんとなく付けている」「レビューするとオマケがもらえる時」という方もいました。

続いて、中間の評価(星5つが満点の場合、3つの評価)をするのはどのような時かについても聞きました。

「八割方の満足ができた時」が59.0%で最も多く、「満足を感じなかった時」は27.5%でした。
また、10.7%の方は「十分に満足できた時」に☆3の評価をしているようです。

「その他」と回答した方の中には「何かしら不満がある時」「6割方満足できた時」という方もいました。

口コミサイトなどで星を付けるときの基準について、全国の皆さんに聞いてきましたが、星の付け方は人それぞれ違うようです。

「なんとなく」星を付けているという方もいるようなので、お店などを探すときには注意が必要かもしれません。