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【フードデリバリーサービス】「不潔」だと感じたことが「ある」のは17.6%

配達スタッフに対して、「清潔感がない」「不潔」といったイメージを持ったことがありますか?

タレントの今田耕司さんがテレビ番組でウーバーイーツや出前館などのフードデリバリーサービスに対して、「汗だくで運んでいる人を見て抵抗を感じた」と発言し、ニュースサイトなどで「苦境の飲食業界に波紋を引き起こしている」として取り上げられました。

これに対し、SNSでは「飲食店とフードデリバリーサービスに対する批判は関係無い」「今田さんは一部批判されてるけど間違ってない」など、共感の声が挙がり話題になっているようです。

実際にフードデリバリーサービスで料理等を届けてくれた配達スタッフに対して、「清潔感がない」「不潔」といったイメージを持ったことがある方はどのくらいいるのでしょうか。

今回は、事前調査でフードデリバリーサービスを利用したことが「ある」と回答した全国の男女1,000名を対象に、「フードデリバリーサービス」についてアンケートを実施しました。

「フードデリバリーサービスに関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を始め複数の調査サービスを利用して調査を実施
調査対象者 事前調査でウーバーイーツや出前館など、何らかのフードデリバリーサービスを利用したことが「ある」と回答した男女
調査期間 2021年6月26日~6月30日
質問内容 質問1:料理等を届けてくれた配達スタッフに対して、「清潔感がない」「不潔」といったイメージを持ったことがありますか?
質問2:「不潔」「清潔感がない」といったイメージを持つに至った、具体的な理由やエピソードがあれば教えてください。
質問3:フードデリバリーサービスを、今後も使いたいと思いますか?
質問4:使いたいと思わない理由を教えてください。
集計対象人数 1,000人

配達スタッフに対して、「清潔感がない」と思ったことがある方も、66.5%はまた利用したいと思っている

まずは、料理等を届けてくれた配達スタッフに対して、「清潔感がない」「不潔」といったイメージを持ったことがあるかについて聞きました。

82.4%と多くの方は「ない」と回答しましたが、17.6%の方は「清潔感がない」と感じたことが「ある」ようです。
「ある」と回答した方に、「不潔」「清潔感がない」といったイメージを持つに至った、具体的な理由やエピソードを聞きました。

「不潔」「清潔感がない」といったイメージを持つに至った、具体的な理由

  • うちに届いたものではないが、信号待ちで汗を拭いたタオルをウバックに入れていた。(40代・女性)
  • 髪の毛がぼさぼさで無精ひげが生えていて、なんだか不潔な感じがした。(40代・女性)
  • 夏だったので汗だくなのは仕方ないとしても、ダメージジーンズによれよれのTシャツで、食品を扱うのだから、もっと清潔感があるかっこをしてほしいと思った、配達することだけが仕事だと思っている認識を改善させないと。(50代・男性)
  • 一生懸命来てくださったのはわかるのですが、汗だくだった時。休憩していたのか、ケータリングのリュックを地べたに置いているのを見掛けた時。(40代・女性)
  • 洋服が汚れていたり汗臭かったり、コロナが蔓延する中マスクをしてない人もいました。(50代・女性)
  • 髭を生やした配達員が来て、バッグを地面に置いて中の商品を提供された時。(50代・男性)
  • タバコのにおいがしたうえに、服もシミなどがあった。(20代・男性)
  • スタッフジャンパーが汚れていて、汗のにおいが強かった。(50代・女性)
  • 持ってきた人の肩にフケがいっぱいついていた。(60代・男性)
  • 実際に配達するところを見たとき、袋に入っているとは言え、料理を道路に置いて、色々触った素手で配達してる。(50代・女性)
  • 配達員の爪が気になった。(40代・男性)

「無精ひげ」や「髪の長さ」、「爪」、「服装」など配達員の方の見た目が気になるという方が多いようです。

「不潔」「清潔感がない」といったイメージを持ったことが「ある」と回答した方に、フードデリバリーサービスを、今後も使いたいと思うかについて聞きました。

66.5%と、今後も利用したいと「思っている」方のほうが多いようです。
一方、33.5%の方は今後も利用したいと「思わない」と回答しました。

その理由についても聞いたので、一部を紹介します。

フードデリバリーサービスを今後も利用したいと「思わない」理由

  • 清潔感ない人が運んでくるのは嫌。(40代・男性)
  • きれいだと思えないから。(50代・男性)
  • 運んでくるまでの間に何をしているのか(交通違反や寄り道などしていないか)不安だから。(20代・男性)
  • 値段設定が高い。配達スタッフがピンキリ。(30代・女性)
  • 衛生面で不安があるから。(50代・男性)
  • コロナ禍において、一番に安心且つ安全なのは自炊に限る。(60代・男性)
  • 自分で取りに行った方が早くて確実だから。(フードデリバリーの配送料がもったいない)(60代・男性)
  • テレビCMとは大違い。若い女性が配達しないなら、使うことはない。(70代・男性)
  • 特に夏は不衛生に感じる。(50代・女性)

フードデリバリーサービスを利用したことのある方のうち、配達してくれるスタッフの「清潔感がない」と感じたことがある方は17.6%でした。
また、その方たちは配達員の方の「見た目の清潔感」が気になるという方が多いようです。

夏場など汗をかいていたりするのは仕方のないことなのかもしれませんが、身だしなみには気を付けてほしいと思っている方は少なくないようです。

【東京オリンピック】52.8%が「観戦する」と回答

東京オリンピックが予定通り開催されたとしたら、あなたは観戦しますか?

東京オリンピック開催予定日まで、一ヶ月を切りました。

開催に向け着々と準備が進められていますが、ニュースやSNSなどでは東京オリンピックを開催することへの批判の声が大きく取り上げられ、「開催反対派」が多いように感じます。

今回は、全国の男女2,500名を対象に、「オリンピック」についてアンケートを実施しました。

「オリンピックに関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を始め複数の調査サービスを利用して調査を実施
調査対象者 男女
調査期間 2021年6月24日~6月29日
質問内容 質問1:今年開催が予定されている東京オリンピックについて、どちらの意見ですか?
質問2:東京オリンピックに限らず、そもそもオリンピックというものに関心はありますか?
質問3:東京オリンピックが予定通り開催されたとしたら観戦しますか?
質問4:オリンピックに「関心がある」と回答し、東京オリンピックは「観戦しない」と回答した方に質問です。東京オリンピックを観戦しない理由を教えてください。
質問5:オリンピックに「関心はない」と回答し、東京オリンピックは「観戦する」と回答した方に質問です。東京オリンピックを観戦する理由を教えてください。
集計対象人数 2,500人

東京オリンピック“中止派”も、35.6%は「観戦する」

まずは、開催が予定されている東京オリンピックについて、どちらの意見か聞きました。
※「開催してほしい」には無観客開催など条件をつけての開催を含んでいます。

「開催してほしい」が40.4%、「中止してほしい」が59.6%でした。
ニュースなどでも取り上げられるように、やはり東京オリンピックに関しては中止を願う“反対派”のほうが多いようです。
多いですが、“圧倒的に多い”というわけではなく、開催を望む方もそれなりにいるようです。

続いて、東京オリンピックに限らず、オリンピックというものに関心があるかについても聞いてみました。

「関心がある」「どちらかと言えば関心がある」を合わせると58.0%で、オリンピックに「関心がある」方のほうが多いという結果になりました。

一方、その他の42.0%の方はオリンピックにあまり「関心がない」ようです。

では、実際に東京オリンピックが予定通り開催されたとしたら試合を観戦するという方はどのくらいいるのでしょうか。
※TV等で観戦する、興味のある競技のみ観戦するという方も「観戦する」に含んでいます。

全体でみると、52.8%と「観戦する」方のほうが多いようです。
東京オリンピックは「中止してほしい」方が多いようですが、実際に開催されたら「観戦する」という方が多いようです。

この結果を東京オリンピック“開催派”、“反対派”の方別に集計したところ、以下のようになりました。

“賛成派”は78.2%が「観戦する」と回答しました。
また、“反対派”も、35.6%は「観戦する」と回答していました。

続いて、オリンピックに「関心がある」が、東京オリンピックは「観戦しない」と回答した方に、東京オリンピックを観戦しない理由について聞きました。

東京オリンピックを観戦しない理由

  • コロナでこの様な状況の中、開催されることに不安があり気持ちの上でも、今までのようにオリンピックを楽しもうという気持ちになれないから。(20代・女性)
  • 感染予防の為に様々なイベントが中止延期されている中で五輪だけ開催されるとなると、何か違和感があり、心から応援できる自信が無いので。(40代・女性)
  • コロナウィルス蔓延でスポーツ大会を開催する時期ではない。また、感染防止対策も不十分で海外からの選手に対して失礼極まりない。開催する資格なし。(70代・男性)
  • オリンピックに関心はあるが、この時期にやることには疑問があり、見ないようにしたい。(60代・男性)
  • オリンピックは一種のお祭り。今、日本は医療従事者をはじめ大変な時期である。お祭りを楽しめる状況ではない。決して楽しめない。(50代・男性)
  • 日本人が圧倒的に有利な大会でメダルに価値がない。この大会に賛成してる人の気が知れない。(50代・男性)
  • オリンピック自体には関心があります。ただスポーツにはさほど興味がないので、結果だけ知りたい。(50代・男性)
  • 海外選手が全員参加できるかわからない状態で試合をして勝てても嬉しくないと思う。メダルを獲得したとしても本当の価値はないと思うしそんな試合見たいと思わないから。(20代・女性)
  • おもてなしのないオリンピックに興味が薄れた。(50代・男性)
  • オリンピックには関心があるが、このような状況で開催されても観戦しようという気がなくなってきた。(60代・男性)

「オリンピックには関心があるが、この時期に開催しようとしていることで興味が薄れた」という方や、「ニュースなどで結果だけわかれば良い」という方が多いようです。

反対に、“オリンピックに「関心はない」が、東京オリンピックは「観戦する」”と回答した方に、東京オリンピックを観戦する理由について聞きました。

東京オリンピックを観戦する理由

  • 何だかんだで盛り上がるのでつい見てしまう。一般常識の範囲で。(40代・男性)
  • 実際に東京には行けないが、テレビなどでやっていたら観ようと思う。やはり自分の国の選手がメダルを取る所を見たいから。(30代・女性)
  • 開催された場合、どのような雰囲気で競技が行われるのか、それはそれで見てみたいから。(60代・男性)
  • テレビがそれしかやっていない可能性があるから。(40代・女性)
  • 話題についていくため。(50代・男性)
  • わざわざこのコロナ禍で強行突破して開催するので、その大会は見ておかないとダメな気がするから。(30代・女性)
  • せっかく日本で開催されるのだから、日本選手の活躍を見てみたいから。(70代・女性)
  • 仲間との会話に入れるよう、メインの競技くらいは見ておこうと思う。(70代・男性)
  • オリンピックは関係なく、好きな競技は好きな競技であるから観戦はする。(40代・男性)
  • 今更中止も出来そうも無い。ならば選手の挑戦を素直に観てみたい。(60代・男性)
  • オリンピックに特に関心はありませんが、家族などがきっと観戦すると思うので一緒に観るかもしれないです。(40代・女性)

「話題についていくために観る」「なんだかんだ盛り上がるので観ると思う」という意見がありました。

東京オリンピック開催に対する不安や不満の声が、連日報じられています。
そして、そういう声には目もくれず、東京オリンピックの開催は決定事項として突き進んでいます。

多くの方が中止を求めてはいますが、実際に東京オリンピックが開催された時には「せっかく自国開催なので観戦したい」と考えている方も少なくはないようです。

【飲食店の酒類提供】56.8%の方が、五輪期間中も酒類の提供を制限すべきだと思っている

五輪期間中の飲食店での酒類提供についてどのように思いますか?

6月21日、1万人を上限に日本国内の観客を入れて東京オリンピックが開催されることが正式に決まりました。
競技開始は7月21日から、開会式は7月23日となっています。

大会の組織委員会は当初、酒類の販売を認めることも検討していましたが、批判の声が多かったという事で会場内での酒の販売と提供を取りやめました。

およそ一ヶ月後となる、五輪会場での酒類提供は取りやめとなりましたが、その頃の飲食店などでの酒類提供については、みなさんはどのように考えているのでしょうか。

今回は、20歳以上の全国の男女2,000名を対象に、「五輪期間中の酒類提供」についてアンケートを実施しました。

「酒類提供に関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を始め複数の調査サービスを利用して調査を実施
調査対象者 20歳以上の男女
調査期間 2021年6月22日~6月24日
質問内容 質問1:あなたは、オリンピック会場で酒類が販売されることについて、どちらの意見ですか?
質問2:7月21日以降も、五輪会場や飲食店含め、酒類の販売・提供は制限すべきだと思いますか?
質問3:その理由を教えてください。
集計対象人数 2,000人

半数以上の方が、五輪期間中も酒類の提供を制限すべきだと思っている

五輪期間中の飲食店などでの酒類提供について聞く前に、五輪会場での酒類販売についてどのように思うかも聞いていたので、まずはこちらを紹介します。

71.9%の方が「反対」と回答しました。
やはり、五輪会場での酒類販売については批判の声が多かったようです。

続いて、五輪開催期間となる7月21日以降の酒類提供について、これまでのように制限をかけるべきだと思うかについて聞きました。

56.8%と半数以上の方が、「思う」と回答しました。
五輪開催期間中も酒類の提供については、制限をかけるべきだと思っている方が多いようです。

この回答の理由についても聞いたので、一部を紹介します。

制限をかけるべきだと「思う」回答理由

  • オリンピックで人の流れがかなり上がると思います。そのうえで、制限しないと一気に感染者が増えるような気がします。(40代・女性)
  • オリンピックが始まると騒ぐ人達がいて、遅くまで店が開いていると酔っぱらいも増える。(40代・女性)
  • インド型の感染拡大が予想されている中で、少なくとも国民の半数がワクチンを受けるまでは、制限を続けるべきであると思う。(70代・男性)
  • 今まで規制ばかりしていて急に緩めるのは、やはりオリンピックのための緩和としか思わない。(70代・男性)
  • アルコールが入ると気が大きくなったり、羽目をはずしたりお祭り騒ぎになりそうだから。(50代・女性)
  • ワクチン接種がまだまだ行き渡っておらず、秋以降が望ましい。(60代・男性)
  • オリンピックの雰囲気及び自国の選手が活躍すると、興奮しお酒を飲んでいなくても盛り上がるのに、アルコールが加わると余計テンションが上がり感染リスクが上がる。(70代・女性)
  • アルコールが入ることにより、マスクを外しての大声の声援やハイタッチなどをしてしまう恐れがあるため。(60代・男性)
  • これ以上の感染拡大は防がないと大変なことになるだろうし、オリンピックやるならなおさら規制すべきことをしっかりしていかないとならないと思う。(40代・男性)
  • アルコールが入ると声も大きくなるし、その場に自制が効かない人が少数でもいると対策しようがないと思うので。(50代・女性)
  • 7月21日以降が現状と変わらないコロナ感染の状況ならば、酒類の提供をするべきではないと思ってます。(50代・男性)
  • 本当はお酒の問題ではなく客側の問題であるが、自制の効かない人は一定数おり、彼らが他の人に感染を広めるリスクがあるから。(50代・男性)
  • アルコールが入ると、至近距離になったり、声が大きくなったり、ボディタッチがあったり危険だと感じる。(40代・女性)

制限をかけるべきだと「思わない」回答理由

  • ワクチン接種も増え始めてきたのでそろそろ酒類を解禁してもいいと思った。(20代・女性)
  • 1か月後以降、いつまでも制限するのは良くない。(30代・男性)
  • 普通の飲食店は五輪会場ほど密にはならないから。(50代・男性)
  • オリンピックを開催するなら、そんなところを規制しても意味がない。(50代・女性)
  • その時の状況にもよるが、基本的には酒類の販売はいいと思う。今から禁止というのはあり得ない。しかし、緊急事態宣言が発出されたら、当然、酒類の販売は禁止とすればよい。(60代・男性)
  • お酒が悪いわけではなく、飲むのは問題ないと思う。禁酒だけが感染予防にならないと思うため。(30代・女性)
  • もう我慢の限界ではないかと思うから。飲食店も客の方も。(40代・女性)
  • アルコールを解禁しても感染者数はあまり変わらないと思うから。ワクチン接種も進んできているので飲食店だけ厳しく制限しなくていいと思う。(30代・女性)
  • たしかにリスクはあるが、観戦する側の盛り上がりを考えると、この際1つの楽しみとして、お酒を飲みながらみんなでワイワイやるのも良いのでは。(40代・男性)
  • お酒をメインに出すお店や酒造元がもう限界だと思うから。(50代・女性)
  • 7月21日以降であればコロナも少しは治まっているいると思うから。(70代・男性)
  • お酒によってコロナの感染のリスクが高まる根拠がないと思うから。(20代・男性)
  • 路上飲みで騒いだりゴミを散らかし放題よりお店で飲んでいただいた方が経済も回るしいいと思う。(60代・女性)
  • 飲みたい人は制限しても外で飲んでいるので、それなら店内で飲んでいたほうがまわりに迷惑がかからないから。(50代・男性)
  • オリンピックを有観客でやるなら国民だけが我慢するのはおかしい。(20代・女性)
  • お酒と一緒に美味しいものを食べるのが好きなので、酒類が提供されないのなら外食にお金を使う気にならない。コロナ対策に飲酒は関係ないと思う。そもそも電車通勤が問題だと思うので。(30代・女性)

「どちらとも言えない」回答理由

  • コロナの状況次第だと思う。収束していれば、制限する必要は無いが、正直難しいと思う。段階的に、しばらくの間は制限が必要かと思う。(50代・女性)
  • あと1か月あります。ここ最近ワクチン接種がかなりの早さで行われています。以前とは違う状況なので、この先状況が変わるかもしれない。(70代・男性)
  • コロナの面と経済の面 どちらも重要でどちらかが正しいとは言えないから。(30代・男性)
  • 1ヶ月後コロナの感染状況がどのようなことになっているかわからないから。(40代・女性)
  • ワクチン接種の進み具合次第だと思っています。ワクチン接種が勧めば、ワクチン接種した人のみ…などの制限した上でなら賛成です。(50代・女性)
  • このまま規制し続けても意味がない気もするが、気を緩めすぎるのもどうかと思うのでわからない。(40代・女性)
  • また感染者が増える恐れがあるが、飲食店経営者の立場にたって考えると無下に反対はできないから。(40代・女性)
  • お酒を提供しているお店のことを考えると提供出来るようにしていって欲しいと思うが、コロナのことを考えたらどうかな?と思う(40代・女性)
  • 感染の状況による。私自身は、コロナ禍が解決していないこの時期に、飲酒を伴わなくても、友人ら複数人で会食をする人たちの気が知れないが、オリンピックをやる以上、飲酒も会食も県をまたいだ旅行も、全部アリだとしないと矛盾しているとも思う。(自分はしたくもないが)(40代・女性)
  • 生活保障がない限りは、生きていくうえで酒類販売も必要だし、かといって購入者のマナー次第だけでは、人流も感染も防ぎきれないから。(70代・女性)
  • 4年に一度の世界大会であり、できれば盛り上がってほしいが、新型コロナの感染状況を確認して、柔軟に対応すべき。(60代・男性)
  • 野球観戦が好きなので、お酒を飲みたい人の気持ちはよくわかります。でも感染拡大を考えるとやはり難しいのかなとも思います。お酒を飲んで騒ぐ人は一定数いると思うので。(40代・女性)
  • お酒を提供できないとお店など困る人もいるし、感染の危険を考えると提供しないほうがいいのだろうと思うし難しい。(50代・女性)

制限をかけるべきだと「思う」方は、「ただでさえオリンピックで人流が増えるのに、酒類の制限をしないと一気に感染者が増えると思う」「アルコールを飲んで騒ぐ人がいる以上、制限は設けるべき」と考えている方が多いようです。
一方、制限をかけるべきだと「思わない」方からは、「飲食店も客も我慢の限界」「ワクチン接種も進んできているので飲食店だけ厳しく制限しなくていい」「路上飲みで騒がれるより、店内で飲んでもらったほうがマシ」という意見がありました。

6月21日には、東京や大阪など10都道府県に発令されていた緊急事態宣言が沖縄を除いて解除され、飲食店での酒類の提供も制限付きで解除となりました。
ワクチン接種も進みつつあり、良い兆しも見えてはいますが、現時点ではまだ酒類の提供について「一ヶ月後以降も制限をかけるべき」と思っている方が多いようです。

【社内の電話連絡】45.8%の方が“迷惑”だと感じたことが「ある」

社内連絡を電話で行うことについて、迷惑だと感じたことがありますか?

コロナ禍の現在は、テレワークをする方が増えているなど、ビジネスシーンにも変化が起きています。
以前は対面で連絡が取れたことでも、電話やメール、チャットなどでコミュニケーションを取らなければならなくなりました。
その中でも、すぐに連絡が取りたい時や緊急時などには「電話」を使って連絡を取っているという方が多いと思います。

しかし、近年は「電話が苦手」「電話でのやり取りが嫌」と感じている方が増えているということもよく耳にしますよね。

全国の皆さんは、社内連絡の際の「電話」について、どのように考えているのでしょうか。

今回は、事前調査で「仕事をしている」と回答した全国の男女400名を対象に、「社内連絡」についてアンケートを実施しました。

質問内容質問1:あなたの仕事はデスクワークですか?
質問2:あなたが社内連絡をする時、主にどの方法を使いますか?
質問3:あなたが社内連絡を受ける時、どの方法が良いと思いますか?
質問4:社内連絡について“電話連絡であることが迷惑”だと感じたことがありますか?
質問5:社内連絡の内容によっては、電話連絡のほうが良いこともあると思いますか?
質問6:電話連絡は一切ないほうが良いと思う理由を教えてください。集計対象人数400人(20代以下、30代、40代、50代、60~65歳、各年代80人)

「社内連絡に関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を始め複数の調査サービスを利用して調査を実施
調査対象者 事前調査で「仕事をしている」と回答した、65歳以下の男女
調査期間 2021年6月16日~6月18日

デスクワークが多い方ほど「メール・チャット」で連絡を取っている

まずは、仕事はデスクワークが多いかについて聞きました。

43.8%で「主にデスクワーク」という方が最も多いようです。
続いて、社内連絡をする時に、主にどの方法で連絡をするかについて聞きました。

57.3%と半数以上の方が、「メール・チャット」を使って連絡をすると回答しました。
「その他」と回答した方の連絡方法では「直接声をかける」などがありました。

この回答結果を質問1の回答別に集計したところ、以下のようになりました。

「主にデスクワーク」という方は74.9%が「メール・チャット」と回答するなど、デスクワークが多い方ほど「メール・チャット」をよく使っているようです。
一方、「デスクワークではない」方は「電話」を使っている方のほうが多く、55.6%でした。

自分から連絡をするときは「メール・チャット」を使って連絡をする方が多いようです。
では、自分が連絡を受けるときはどの方法が良いと思っているのでしょうか。

64.5%が「メール・チャット」と回答しました。
連絡を「するとき」よりも「受けるとき」のほうが「メール・チャット」を使いたい、使ってほしいという方が多いようです。

この回答結果も、質問1の回答別に集計しました。

こちらもデスクワークが多い方ほど「メール・チャット」で連絡してほしいと思っている方が多いようです。

続いて、社内連絡について“電話連絡であることが迷惑”だと感じたことがあるかについて聞きました。

45.8%と半数近くの方が「ある」と回答しました。

この質問の回答を、質問1の回答(仕事のタイプがデスクワークかどうか)別と年代別で集計すると、それぞれこのようになりました。

いずれも、目立った傾向はなく、どの仕事のタイプ・年代でも、似たような割合となりました。

しいて違いを挙げるとすれば、「主にデスクワーク」という方と「40代」の方では、迷惑に感じたことが「ある」が5割を超え、最も多くなりました。
反対に、「デスクワークではない」という方と「30代」の方では、迷惑に感じたことが「ある」が30%台となり、最も少なくなりました。

いずれにしても、電話連絡を迷惑だと感じたことが「ある」方は少なくないようです。

とはいえ、内容によっては電話連絡のほうが合っているものもあるかもしれません。
そこで、社内連絡の内容によっては、電話連絡のほうが良いこともあると思うかについて聞きました。

85.8%と多くの方が「思う」と回答しました。
やはり緊急時などは、電話連絡のほうが良いと考えている方が多いのかもしれません。

一方、14.3%の方はどのような連絡も電話ではないほうが良いと考えているようです。

「思わない」と回答した方に、電話連絡は一切ないほうが良いと思う理由について聞きました。

電話連絡は一切ないほうが良いと思う理由

  • 会話をするのが苦手なのでメールの方が上手く相手に伝えやすい。(30代・男性)
  • 滑舌が悪く、話が聞き取りにくい人がいるから。(40代・男性)
  • お互いの都合があるし、メールなど履歴が残した方がトラブルが少ない。(50代・女性)
  • 結構五月蝿い場所での作業とかもあるので、電話だと聴き取りにくい。(50代・男性)
  • リアルタイムのやり取りは考えが纏まらないから。(30代・女性)
  • いきなり言われてもメモを取れないときがあるから。(50代・男性)
  • かけ直すのが面倒で苦痛なので。メールならいつでも見られるし、便利で気が楽。(50代・女性)
  • 不在時に周りの人に伝言等の手間が発生するので。(50代・男性)
  • エビデンスが残らない、一方的に受けた者の業務を止めてしまう。(50代・男性)
  • 相手の都合を考えずに電話をかける行為が許せない。(40代・女性)
  • 自分が集中して仕事をしている時にペースが乱されてしまうのが嫌。(60代・男性)
  • うちは小さな職場だから口頭で伝えれば済む。(20代・女性)

今回の調査では、「電話」よりも「メール・チャット」を使って連絡を取っている方が多いことが分かりました。
特に連絡を「受けるとき」には電話ではなくメールやチャットを使ってほしい方が多いようです。

また、どのような連絡も電話ではないほうが良いと考えている方も少なからずいました。
「履歴が残るから言った言わないにならない」「集中して行っている業務を乱されたくない」など電話にはなくメールやチャットにはある魅力を感じている方も多いようです。

【若い方ほど経験あり?】「○○ロス」を感じたことが「ある」のは35.3%

あなたは、「〇〇ロス」を感じたことがありますか?

人気作品が終了した時や有名人が結婚した時などに、「〇〇ロス」という言葉をよく耳にします。
「〇〇ロス」とは、自分が大切にしていたものや人などがなくなってしまったときに、喪失感や絶望感のような感情を抱くことを言うようです。

最近でも新垣結衣さんと星野源さんが結婚を発表したときに、ネット上などで「ガッキーロス」という言葉が話題になりました。

では、「〇〇ロス」を感じたことがあるという方はどのくらいいるのでしょうか。
また、どのようなときに「〇〇ロス」を感じたのでしょうか。

今回は、全国の男女900名を対象に、「〇〇ロス」についてアンケートを実施しました。

「〇〇ロスに関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を始め複数の調査サービスを利用して調査を実施
調査対象者 男女
調査期間 2021年6月16日~6月17日
質問内容 質問1:「〇〇ロス」を感じたことがありますか?
質問2:何に対して「〇〇ロス」を感じたか教えてください。
集計対象人数 900人(20代以下、30代、40代、50代、60代、70代以上、各年代150人)

20代以下では半数以上が「〇〇ロス」を感じたことがある

まずは、「〇〇ロス」を感じたことがあるかについて聞きました。

35.3%の方が「ある」と回答しました。
全体でみると、「〇〇ロス」を感じたことがない方のほうが多いようです。

この結果を年代別に集計したところ、以下のようになりました。

若い方ほど「〇〇ロス」を感じたことがある方が多く、特に20代以下では半数以上が「ある」と回答していました。

では、どのようなときに「〇〇ロス」を感じたのでしょうか。
「ある」と回答した方に、何に対して「〇〇ロス」を感じたかについても聞きました。

「有名人の結婚・引退ロス」

  • ガッキーの結婚で「ガッキーロス」を感じた。(20代・男性)
  • ニノロス。結婚してしまいかなり落ちました。(40代・女性)
  • 福山雅治が結婚した時にはマサロスになった。(30代・女性)
  • 石原さとみの結婚。(30代・男性)
  • 好きなアイドルが芸能界を引退した時。(40代・男性)
  • 宝塚のトップの人が退団したあと、しばらくその人のいた組の公演をみると寂しくなった。(50代・女性)
  • SMAPが解散した時にSMAPロス。(30代・女性)

「漫画の連載、TV・ドラマの放送終了ロス」

  • 「アクタージュ」という漫画作品が好きだったんですけど、いきなりの連最終了にもの凄く落ち込みました。(20代・女性)
  • 鬼滅の刃の連載が終わった時に鬼滅ロスが凄かったです。今でも感じてます。(20代・女性)
  • 進撃の巨人に対して、進撃ロス。(20代・女性)
  • お気に入りドラマが最終回を迎えると次の週、そのドラマロスに陥る。最近だと、G線上のあなたと私、凪のお暇、私の家政婦ナギサさんなど。(40代・女性)
  • 中村倫也のドラマ「珈琲いかがでしょう」が終わったときに「青山(役名)ロス」でした。(40代・女性)
  • 堺雅人さん主演の半沢直樹のドラマが大好きで、ずっと楽しみに観てきましたが、最終回で終わってしまい、半沢直樹ロスでした。(30代・女性)
  • 韓流ドラマロス(バリ出来ロス、愛の不時着ロス)。(50代・女性)
  • 10年以上前にドラマ「ノブタをプロデュース」と「花より男子」が同時期に終わった時です。(50代・女性)
  • 国民的番組、「笑っていいとも」が終わったとき、喪失感を感じた。(40代・男性)

「有名人・家族・キャラクターの死ロス」

  • 自分が好きな歌手や俳優さんが亡くなってしまった時。(50代・女性)
  • ベルセルクの作者が亡くなったことによるロス。(30代・男性)
  • ペットが死んだ時にペットロスになりました。(60代・男性)
  • コロナで芸能人が亡くなると、テレビ番組も当然無くなってしまう、笑いを届けた人の姿が見られなくなるのは悲しく思う。(20代・男性)
  • ジョンレノンが亡くなった時に喪失感を覚えた。(60代・男性)
  • 父親を15年も介護していて、毎日忙しく自分の時間も持てなかったのに父親が亡くなって急に時間をもて余すようになり何かしようにも何もする気がせずぼーっとする日が続いた。(60代・女性)
  • 子供の頃に好きだった外国の有名人が亡くなった時に妙に損失感を覚えました。自分でも意外でした。(60代・男性)
  • キャラクターロス(とある漫画キャラクターがアニメ化デビューを果たし、とても楽しみにしていたが、アニメオリジナルストーリーで無惨な死に方をし、トラウマに。)(30代・女性)
  • 大好きな長編ドラマを見ていて、役柄が死んだりしてそこで最終回まで出なくなった場合。(50代・女性)

「その他のロス」

  • 恋愛感情ではないが、娘のイケメン担任が代わってしまったとき。(40代・女性)
  • 賑やかな夏祭りなど終わってしまった時等、寂しいと感じる。(70代・女性)
  • 「ワールドカップロス」最近のロシアワールドカップが楽しすぎて終わった後にロスを感じた。(20代・男性)
  • 仲の良い同僚が退職した時。(60代・男性)
  • コロナで居酒屋が営業自粛したので「もつ焼きロス」になった。(50代・男性)
  • 好きなゲームを完全クリアしてしまってゲームロス。(20代・女性)
  • 仕事。完全リタイアした現在。強烈なロス感に襲われています。(70代・男性)
  • まわりみんなが結婚していくと、取り残されてしまい友達ロスになりました。(30代・女性)
  • 大好きなドーナツ屋さんが閉店してしまってドーナツロスになった。(20代・女性)
  • 高校卒業で「高校ロス」しました。すごく楽しかったし、先生にもよくしてもらったし、大好きな環境だったから。(10代・女性)

芸能人の結婚や漫画・ドラマの終了から、有名人・家族の死など皆さん様々なことでロス(喪失感)を感じたことがあるようです。
また、「〇〇ロス」には、そのような気持ちになるほど大好きで夢中であったという、対象への愛情を強く表現する意味もあるようです。

今回の調査によると、特に20代以下の方は「〇〇ロス」を感じたことがある方が多いという結果になりました。
若い世代は、他の世代と比べてSNSを利用する方も多いと思います。
心の拠り所を失った時は、SNSなどで悲しみを分かち合って、あまり落ち込み過ぎないようにしたいものですね。

【新型コロナワクチン】 「すぐに接種したい」方が増加、日本での接種開始前と比較

あなたはワクチンを接種できる状況になったら、すぐに接種したいですか?

日本国内での新型コロナウイルスのワクチン接種が2月に始まってから約4カ月がたち、現在は65歳以上の高齢者を優先にワクチン接種が進められています。
そんな中、6月17日からは大規模接種センターで18歳~64歳の人にも接種を行うということで、一般向けのワクチン接種が間近に迫っています。

当記事では、イギリスでのワクチン接種が始まった昨年12月に「新型コロナワクチン」に関するアンケートをおこない、その結果を紹介しました。

【新型コロナワクチン】6割以上の方が「すぐにではなく、いずれ接種したい」

当時は、「正式に日本でもワクチンを接種できるようになった」場合でも6割以上の方が「すぐにではなく、いずれ接種したい」と回答していましたが、ワクチン接種が身近になった現在はどのように考えているのでしょうか。

今回は、ワクチン接種について改めて調査を実施し、その結果を比べてみることにしました。

「ワクチンに関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を始め複数の調査サービスを利用して調査を実施
調査対象者 男女
調査期間 2021年6月10日~6月15日
質問内容 質問1:あなたはワクチンを接種できる状況になったら、すぐに接種したいですか?
質問2:その理由を教えてください。
集計対象人数 1,000人(男女各500人・20代、30代、40代、50歳~64歳、65歳以上、各年代200人)

45.3%が「すぐに接種したい」と回答

まずはワクチンを接種できる状況になったら、すぐに接種したいか聞いた結果を比べました。
※前回と今回で、調査対象者は同一ではありません。

前回の調査時は、「正式に日本でもワクチンを接種できるようになった」場合でも、60.3%の方が「すぐにではなく、いずれ接種したい」と回答していました。
しかし、今回は「すぐに接種したい」方が最も多く、45.3%でした。

今回の結果を年代別に集計すると以下のようになりました。

ワクチン接種が開始している65歳以上の方は接種済みの方も含め、「すぐに接種したい」方が78.0%でした。
一方、年代が若いほど「すぐに接種したい」方は少なくなり、30代以下では「すぐにではなく、いずれ接種したい」と考えている方のほうが多いようです。

この回答の理由についても聞いたので、一部を紹介します。

「すぐに接種したい」回答理由

  • かかりつけ医に相談したところ早く打った方が良いとアドバイスを受けた。(60代・男性)
  • 気をつけていてもどこで感染するかわからないので、最大の予防法として接種したいです。高齢の母と同居しているのもあります。(50代・女性)
  • コロナにかかるリスクの方が高いと感じるから。(40代・男性)
  • 会社からも、できるだけ打って欲しいと言う要望もある。また、打つ事により、精神的にも安心感があるから。(50代・男性)
  • あまり風邪を引かないし健康だが、咳が長引くタイプなので不安でしょうがない。なるべく早くうちたい。(50代・女性)
  • いろんな所に自由に行きたい。家族と旅行に行きたいから。(50代・女性)
  • 孫に会いに行きたいから。(50代・女性)
  • 40代だけれども、通年性喘息持ちなので。秋口以降は、発作が起きやすいので、早めにワクチン接種を済ませたい。もちろん、精神的に安心する、という面もあります。(40代・男性)
  • 感染防止のための最終手段。やるべきことは即やる主義です。(60代・男性)
  • コロナ終焉には必ず必要でワクチン接種以外の効果ある薬はないから。(70代・男性)
  • ワクチンの有効率が90%以上あるらしいし持病があるから可能になれば直ぐに接種したい。(70代・男性)
  • 介護の仕事をしているから接種は必須である。(40代・女性)
  • 今では副反応もそんなにひどくないみたいなので早く受けたい。(60代・男性)
  • すでに予約が済んでおり近々接種予定である。(70代・男性)
  • コロナワクチンの接種は免疫疾患もないので、受けたいと思っている。どうせ受けるならば、できるだけ早く受けたいと思っているから。(40代・女性)
  • いつどこで感染してもおかしくない状況なので、一刻も早く接種しない手はないと思うから。(40代・男性)
  • 副作用もあるようですが、それ以上にメリットはあると思うから。ワクチンを接種して安心して出かけられるようになりたい。(40代・女性)

「すぐにではなく、いずれ接種したい」回答理由

  • ここ1年でできて承認されたワクチン。やはり副反応だけでなく、何ヶ月後、何年か後に何が起きるかまだ誰にもわからないから少し怖い。自分は打ったとしても子供には打たせたくない。(30代・女性)
  • コロナに感染するのが怖いが、高齢者でもなく基礎疾患もない。なるべく早めに接種したいが、そういう人たちを優先するのは妥当だし、その分自分が後回しになるのは仕方がないから。(40代・女性)
  • まだ副作用も分からないし、何より作成期間が短すぎて色々怖いです。(40代・女性)
  • いろんな副作用が報告されていてアレルギー体質(強)の自分が摂取するのは逆に怖い。(50代・男性)
  • 現状、日頃の生活において感染に留意しているからか、いまだに感染せずに済んでいる。このような状況において、副反応が不安視されるワクチンを摂取することに不安と抵抗を感じる。(50代・男性)
  • 外国製のワクチンじゃなく日本製のワクチンなら打ちたい。(40代・男性)
  • ワクチンが良くないとも言われるようになり、うっても大丈夫なのかが明確になってからでもいいかな?なんて思えてきている。(50代・男性)
  • 7月に出産予定で授乳などもあると思うので、いずれ打ちたいけど様子を見たい。(20代・女性)
  • そんなに慌てなくても、国民全体のワクチンがあるということなので、焦らず接種したい。(40代・男性)
  • いずれは打ちたいと思うが、副反応や血栓のことなど周りの状況を把握してから打ちたいと思う。(30代・女性)
  • インフルエンザのワクチンで高熱を出した経験があるので相談してから。(40代・男性)
  • ワクチン後に死亡している方もいる。原因がわかっていないので、すぐに受けたいという気にはなりにくい。(50代・男性)
  • 1人でも多くの人に打ってもらいたいので、自分は最後で良い。(60代・男性)

「接種したくない」回答理由

  • 今は平気でもそのうち身体に影響を及ぼす状況がゼロではないから。妊娠したいと考えているのでワクチンの影響が出てしまうかもしれないのが怖いから。(20代・女性)
  • まだ若いし基礎疾患もないから。急ごしらえのワクチンなので長期的副反応の調査がないのは事実で、不透明なため。(40代・男性)
  • 副反応が怖いから。また、変異種にも本当に有効なのかどうかも疑わしいから。(50代・女性)
  • 健康なのでかえって具合が悪くなりたくない。(60代・女性)
  • ほとんど外出しないため、ワクチンを打つメリットがあまりない。(20代・女性)
  • インフルエンザのワクチンを打って具合が悪くなってから、翌年、医師に「やめときましょう」と言われて、以来予防接種をしていない。コロナのワクチンもアレルギーが起きる不安があるため。アレルギーテストでも出来ればいいのにと思う。(60代・女性)
  • 注射が痛そうなので接種しません。(40代・女性)
  • 大多数が接種するなら自分がする必要ないと思うから。(30代・女性)
  • 安全かどうか分からず、何かあっても責任の所在が明らかでなく、恐怖しかない。(40代・女性)
  • 国が副作用の事を真面目に国民に公表しないのと、もし死に至った時に、因果関係が認められたら補償をすると言っときながら、因果関係を認めず補償を全くしないから、今の状況下では安心して打てない。オリンピック前のやっつけ物としか思えない。(40代・男性)
  • アレルギーがあって、体質に合わないということが分かっているため。むしろ命に係わってしまう。(50代・女性)
  • インフルエンザのワクチンですら打ったことがないから。体に余計なものは入れたくない。(40代・女性)
  • アナフィラキシーショックなどの副反応が心配ですし、そもそも体に異物を入れたくないです。コロナは自分で身を守れますが、わざわざ自分から進んで体に異物を入れるようなことはしたくないです。異物を体内に入れるくらいなら、免疫力を高めるための努力や工夫をしたほうがベストな方法だと思います。(60代・女性)
  • コロナにかかって重症化するリスクよりもワクチンの副作用のリスクのほうが高いから。(40代・女性)

「すぐにでも接種したい」方は、「ワクチンを接種して早く元通りの生活に戻りたい」という方が多く、「副反応があるとしても、それ以上のメリットがある」と感じているようです。

一方、「すぐにではなく、いずれ接種したい」「接種したくない」方は、「いろいろな噂もあり、何が正確な情報なのかわからない」「長期的な副反応があるかもしれない」「ワクチン後に死亡している方もいるが原因がわかっていない」など不安に感じているようです。

前回の調査時は、6割以上の方が「すぐにではなく、いずれ接種したい」と回答し、「すぐに接種したい」方は21.1%でした。
しかし、今回の調査では「すぐに接種したい」方が最も多く、45.3%と大きく増加しました。

ワクチンが「未知」のものであった前回とは違い、現在はワクチンの有効性や副反応の情報などが少しずつわかってきています。
その中で何が正確な情報なのか見極め、ワクチンを接種するべきか、しないべきか自身で判断する力が求められているのかもしれません。

【年代別コロナ禍の意識調査】70代以上の95.8%はコロナ対策が「不十分」だと感じている

新型コロナウイルスの感染症に対する、現在の社会の状況についてどのように思いますか?

新型コロナウイルスの感染拡大から1年以上たった現在。
各地で緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が出され、外出自粛が呼びかけられています。
また、飲食店や施設の時短営業、テレワークの推進、ワクチン接種が進められるなど様々な感染症対策が行われています。

一方、最近では著名人の「ここまでのコロナ対策、必要ないのでは?」といったスタンスのコメントを以前よりも目・耳にするようになったり、外出する人が多くなったりするなど、意識と行動が変わっていっている人もいるようです。

新型コロナウイルスの感染症対策について、現在、全国の皆さんはどのように考えているのでしょうか。

今回は、全国の男女2,000名を対象に、新型コロナウイルスに対する意識についてアンケートを実施しました。

「コロナ禍に関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を始め複数の調査サービスを利用して調査を実施
調査対象者 男女
調査期間 2021年6月8日~6月10日
質問内容 質問1:新型コロナウイルス新規感染者数の、日々の増減は気になりますか?
質問2:新型コロナウイルスの、日々の検査実施数は気になりますか?
質問3:新型コロナウイルスの感染症に対する、現在の社会の状況についてどのように思いますか?
質問4:そう思う理由を教えてください。
質問5:新型コロナウイルス接触確認アプリ『COCOA』を、自分のスマートフォンにインストールしていますか?
質問6:その理由を教えてください。
集計対象人数 2,000人

30代以下の22.5%は新型コロナウイルス新規感染者数を「気にしていない」

まずは、新型コロナウイルス新規感染者数の、日々の増減は気になるかについて聞き、年代別に集計しました。

どの世代でも「気になる」という方が最も多くなりました。
特に70代以上の方は6割以上が「気になる」と回答し、「気にならない」と回答したのはわずか1.0%しかいませんでした。

一方、30代以下の若い方は「気にならない」が11.0%、「どちらかといえば気にならない」が11.5%と、合わせて22.5%の方は新型コロナウイルスの新規感染者の数をあまり気にしていないようです。

新規感染者の数は毎日ニュースなどで取り上げられていますが、新型コロナウイルスの検査実施数がマスコミ等から報じられることはあまりありませんよね。
検査実施数の増減は気になるかについても聞き、年代別に集計しました。

新規感染者の増減に比べると減りましたが、どの世代でもやはり「気になる」「どちらかといえば気になる」方が多いようです。
検査の実施数も、新規感染者数と同様に報道してほしいものです。

次に、新型コロナウイルスに対する、現在の社会の状況をどのように思うかについて聞きました。
こちらも年代別に集計した結果、以下のようになりました。

新型コロナウイルスの対策について、どの世代でも不十分だと感じている方が多いようです。
特に70代以上では、「まったく不十分」が40.5%、「それなりにできているが、まだ不十分」が55.3%で、合わせて95.8%とほとんどの方が不十分だと感じているようです。

一方、60代以下では「十分に対策できている」「対策をやりすぎている」と感じている方も多く、世代によって考え方には差があるようです。

この回答の理由についても聞いたので、一部を紹介します。

「まったく不十分」回答理由

  • オリンピックが今年に延期になったのに、コロナワクチンを早く接種して、国民全体にいきわたるようにしなかったから。(60代・女性)
  • 自粛要請だけして経済的な支援が無い。自粛できない方々も多くいて効果が期待しづらい。また、未だにマスク拒否者などが居る事が問題である。(70代・男性)
  • コロナに慣れすぎて徹底されていない。政府のコロナ対策も後手後手すぎる。(50代・女性)
  • PCR検査対象が少なすぎる。高齢者施設で陽性者が出たら施設内で対処する事は見殺しに通じる。(60代・男性)
  • 飲食店の休業や時短によって、公園、路上の街飲みが増えてしまい、悪循環に陥っていることを誰も指摘しないのはおかしいです。(50代・男性)
  • こんなに全国にコロナの感染者がいて、現在治療中の方も沢山いるし、病院へ入れず待機中の人もいる。私は今は感染してないけれど、いつどうなるか分からない状況。こんな状況なのに、東京で外国から沢山の人を招いてのオリンピックをするなんて、信じられないからです。(50代・女性)
  • 会社にしても行政にしても濃厚接触者になって検査を受けると休まないといけないのに、検査検査というばかりでその間の保証はないのはおかしい。2週間も休むとパートのわたしたちは厳しい。(40代・女性)
  • 国民が抱く不安や不満は高まっており、それらに対して政治がうまく対処しているとは思えないから。(30代・女性)
  • 緊急事態宣言の解除期間が短い。飲食店の生活保護を適格にする必要があった。医療従事者の人員減のため、補う方法を検討する必要があった。(40代・男性)
  • ロックダウンしないと感染は早期には収まらない。(70代・男性)
  • マスクをして過ごしている人がどうというよりは、自粛を促す割には補償金を出してでも国民が少しでも安心して暮らせるようにするなどの配慮が全くないのが残念だと思っています。ただお願いをするばかりでは厳しい現実をしっかり見て欲しいです。(30代・女性)
  • ワクチン接種が遅れていることはもちろんだが、外国人受け入れの水際での対策が行われていない。(60代・男性)
  • もう少し政府主導で感染予防を徹底してしたら、このような事態にはならなかったと思う。多少の強権的な政策も必要だった考える。(60代・男性)
  • 自粛要請ばかりで、具体的な対策がワクチン接種しかない。(60代・男性)

「それなりにできているが、まだ不十分」回答理由

  • 一応やっている感はあるが、本当にきちんと気をつけてやっているのかは疑問。とりあえずアルコール消毒置いとけばいい、くらいの所も多いと感じる。(30代・女性)
  • いくら対策を講じても、国民がそれに従わなかったら意味がない。(60代・男性)
  • 本当に早くコロナを抑えたいのであればワクチン接種をもっと早くするべき。また若者の方が外に出る確率が高いので若者から打つのが効果的なんじゃないかなと思う。(30代・男性)
  • お店や個人の感染対策がしっかりしていると思う。ただ、一部のお店、個人はそうじゃない人たちがいる。(40代・女性)
  • 通勤電車は満員で、在宅勤務率は低く、ほとんどの企業の対策が不十分だから。(50代・男性)
  • そもそも水際対策の時点で遅いと思っていた。医療現場は頑張って耐えているが、かわいそう。(40代・女性)
  • いろいろ対策をしていると思うが結果があまり得られていない。(60代・男性)
  • テレビで見る飲食店等の仕切り板を見ると、飛沫防止が不十分で形だけの仕切り板というようなものが多く見られる。人流の抑制がうまくできていない。(70代・男性)
  • なんだかんだ言いながら、アルコール消毒やマスクの着用率は高いと思う。結果としてインフルエンザの感染率も大幅に下がっていることを考えれば、それなりに対策としては効果があると思う。ただし行政の発する対策に創意工夫がないため国として十分とは言えないと考える。(40代・男性)
  • ようやくワクチンが回り始めてきたが、接種予約に時間がかかり集団免疫までかなり時間がかかりそうなため。(70代・男性)
  • テレワークをできるのにしていない人が多いと思う。(40代・女性)
  • 個人の努力を求めるばかりで、政府が国レベルの対策をとる努力をしていない。専門家を置いて意見を求めても実行してないので無意味。他国の実績を見習う姿勢もない。(50代・女性)
  • ワクチンが行き届いていなくて、所により管理が不十分で廃棄しているところもあり、もったいないことだと思う。(60代・女性)
  • ほとんどの人は感染予防対策ができていると思うが、一部の人が守れていないので感染が劇的に収まらないと思う。(30代・女性)
  • コロナの対策をいろいろとやっていても、お客さんが来なくて閉店したお店も多くあります。感染者数を毎日のように見聞きしますが、政府は経済がよくならない。とか言っています。コロナで大変な時なのに国からお金が出ていなければ、経済もよくなるはずがないからです。(40代・女性)

「十分に対策できている」回答理由

  • ワクチン接種も進んでるので今の対策でも十分だと思います。(20代・女性)
  • みんな暑いのに、常にマスクをしていて電車でも間隔あけたり、話をしないようにしたり、頑張っていると思う。(40代・男性)
  • コロナが完全な収束に向かっているわけでないことは重々承知しているが、欧米と違って日本では強制力のあるロックダウンはできないし、単なる自粛要請はもう限界にきているので、これ以上の効果は望めないから。あとはワクチンが行きわたるのをわたるのを待つしかないのでは。(50代・男性)
  • 既に手打ち状態で、ワクチン接種以外の対策が思いつかない。(40代・男性)
  • アルコールや手洗いうがい、マスク、集会、飲み会などすべて対応できている。(40代・男性)
  • マスク手洗いパーテーションなど私達が出来る事はそれなりに出来て居ると思う。(70代・女性)
  • この一年間、身近での感染者が出ていないから。総じて、今までの対策以上のことは望めないと思うから。(50代・男性)
  • これ以上の対策をしたら経済的に日本は破たんしてしまうので今が限界の対策だと思います。(50代・男性)
  • 法律で縛れる国民行動は縛っている。後は隙あらば外出しようとする国民の意識の問題だと思う。(40代・男性)

「対策をやり過ぎている」回答理由

  • これだけ騒がれていても、周囲に実際にかかった人がいないから。(40代・女性)
  • 飲食店の営業自粛はやりすぎだと思う。(60代・男性)
  • なにしてもかかるときはかかるから。(30代・女性)
  • 私は対人サービスの仕事をしていますが、感染者はひとりもおらず、報道は真実なのか疑います。十分であるとともに、恐れすぎだと感じます。(50代・女性)
  • 夜の飲食店などは厳しすぎると思う。根本的に感染予防は個人個人の自覚の問題で政府は国民にやり投げ的な対応だと思う、それよりも五輪開催を考えたほうが良いのでは?(50代・女性)
  • 他人にマスクをつけろと突っかかる高齢者が多すぎる明らかにやりすぎ。(30代・男性)
  • コロナに勝ったと言っているアメリカよりも感染者が少ないのに、経済活動の制限がアメリカよりも厳しく、無駄に経済を潰して景気を低迷させてるようにしか思えないから。(50代・男性)
  • 経済的に困窮した若い女性の自殺率が上がっているのは本末転倒。(30代・男性)
  • 飲食店ばかりをターゲットにして、救済もまともにしていない。(50代・男性)
  • 経済がおかしくなるほどの規制は避けるべきだ。(50代・男性)

最後に、新型コロナウイルス接触確認アプリ『COCOA』を、自分のスマートフォンにインストールしているかについて聞きました。

スマートフォンを持っている方のうち、74.0%と多くの方が『COCOA』をインストール「していない」ようです。

この結果を前問の回答別に集計すると以下のようになりました。

「まったく不十分」だと感じている方のほうが『COCOA』をインストール「している」方が多く、「対策をやり過ぎている」と感じている方は87.3%と9割近い方が『COCOA』をインストールしていないようです。

この回答の理由についても聞いたので一部を紹介します。

『COCOA』をインストール「している」理由

  • 休日は遊びに行ったりするので。色んなところで推奨されている為。(20代・女性)
  • コロナ最初の頃にすぐ入れた、自粛中でも買い物ぐらいは出かけていたので。(60代・女性)
  • アプリが機能しているかは分からないが、濃厚接触者になったことをいち早く知れてコロナ感染拡大を防ぐための行動、例えばPCR検査を受けるなどを取りやすくなると考えているから。(20代・男性)
  • イベント参加にあたりインストールが必須だったため。(40代・男性)
  • 国民の義務だと思うから。(50代・男性)
  • いざという時にダウンロードしておいた方が、追跡調査もできて自分も周りの人も安心できると思うから。(30代・女性)
  • どこで感染者と接触するかわからないから、気休めにでもいれておいた。(50代・男性)
  • 会社で入れるように言われているので。(30代・女性)
  • アプリの信頼性はともかく、身近でコロナ感染者との接触があったかどうかを、確認できることは、身を守るうえで大切なことだと思うからです。(60代・男性)
  • した方がいいのかと思ってインストールした。でも使っていない。(40代・女性)

『COCOA』をインストール「していない」理由

  • まともに機能していない。不具合だと分かるまで3か月以上かかるなんて、信じられない。ITに関する知識も知らない役人に任せるのは極めて危険だ。(60代・男性)
  • バグが多いようでどこまで当てになるのか不安しかないから。(30代・女性)
  • やり方が分からないのと、そもそもスマホが全国民に普及されてるわけでもないのに全くいい加減なシステムである。(50代・女性)
  • あまり実効性のないアプリだという評判であり、限りあるスマホの容量を犠牲にしてまでインストールしたいと思わないから。(50代・女性)
  • あまり普及していないので意味がなさそう。(50代・女性)
  • アプリの信頼性が低く、スマホのバッテリーの消費が大きいので、アンインストールしました。(60代・男性)
  • なんとなく個人情報が心配だからです。(60代・女性)
  • 1年間使っていたが、バッテリーが減るだけで、全く効果がなかったから、アンインストールした。(60代・男性)
  • COCOAを入れられる機種を使っていますが、コロナがはやり始めたころに出始めても問題があったり、個人的に面倒だったので使っていませんでした。機会あればと思っています。(40代・女性)
  • インストールしている人が少ないので意味はないと感じるから。(20代・女性)

今回の調査では、年代別にコロナ禍の意識調査を行いました。
やはり年配の方ほどコロナに対する不安を大きいのか、新規感染者の数や検査数などは「気にする」という方が多く、対策については「不十分だ」と感じている方が多いことが分かりました。

一方で、感染症対策として新型コロナウイルス接触確認アプリ『COCOA』をインストールしているという方は少なく、インストールしていても使っていないという方も多くいました。
システムの不具合があったことで「あまり信用できない」という方が多いようです。

また、飲食店や個人がいくら対策していても一部の守らない人がいると感染が収まらないという意見も多くありました。
長引くコロナ禍で“自粛疲れ”が出ている方も多いと思いますが、新型コロナウイルスに感染しないために、そして感染させないために、今一人ひとりができる予防対策を実施していきましょう。

【コロナ禍の広告予算】広告業務をしている方の47.5%が、今年度の予算「減った」と回答

2020年度と2021年度の広告予算は変化しましたか?

コロナ禍になり私たちのライフスタイルは激変しました。
経済のほうに目を向けると、経営状況が悪化して立ち行かなくしまった会社や、その一方でそれまで以上の業績を出した会社もあり、コロナ禍以前の状況とは大きく変わっているようです。

会社の経営において、自社をアピールするには広告を使うことが多いと思いますが、広告費にかける予算にはコロナ禍以前と以後で変化はあったのでしょうか。

今回は、「広告担当」「広告業務に関する仕事」をしているという男女183名を対象に、コロナ禍となる前の2019年度、未曽有のコロナ禍に見舞われた2020年度、そしてその一年を経た今年2021年度、この三ヶ年の広告予算についてアンケートを実施しました。

「広告予算に関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を始め複数の調査サービスを利用して調査を実施
調査対象者 事前調査で、「広告担当」または「広告業務に関する仕事」をしていると回答した男女
調査期間 2021年6月1日~6月9日
質問内容 質問1:2020年度(昨年度)の広告予算と2021年度(今年度)の広告予算の変化について、当てはまるものを選んでください。
質問2:広告予算が変化した理由を教えてください。
質問3:2019年度(一昨年度)の広告予算と2020年度(昨年度)の広告予算の変化について、当てはまるものを選んでください。
質問4:広告予算が変化した理由を教えてください。
質問5:2020年度と2021年度の広告予算のうち、“インターネット広告”の予算の変化について、当てはまるものを選んでください。
質問6:インターネット広告の予算が変化した理由を教えてください。
質問7:2020年度と2021年度の広告予算のうち、“マスコミ4媒体(テレビ・ラジオ・新聞・雑誌)広告”の予算の変化について、当てはまるものを選んでください。
質問8:マスコミ4媒体の広告予算が変化した理由を教えてください。
質問9:2020年度と2021年度の広告予算のうち、“プロモーションメディア広告(交通・屋外・折込・DM・展示会・映像など)”の予算の変化について、当てはまるものを選んでください。
質問10:プロモーションメディア広告の予算が変化した理由を教えてください。
質問11:前年度より広告予算が拡大(増加)したことには、コロナ禍が影響していますか?
質問12:広告予算の拡大(増加)に、コロナ禍がどのように影響したのか教えてください。
質問13:前年度より広告予算が縮小(減少)したことには、コロナ禍が影響していますか?
質問14:広告予算の縮小(減少)に、コロナ禍がどのように影響したのか教えてください。
質問15:可能であれば、広告費をなくしたい(広告をしない・広告に予算を割かないようにしたい)と思いますか?
質問16:今年度の広告予算を決定するにあたり、コロナ禍の影響は考慮しましたか?
質問17:コロナ禍を考慮したうえで、広告予算が変わらなかった理由を教えてください。
集計対象人数 183人

今年度の広告予算について、47.5%が「減った」と回答、一方、“インターネット広告”の予算は「増えた」方も

まずは、2019年度(一昨年度)の広告予算と2020年度(昨年度)の広告予算の変化についても聞きました。

昨年度の予算については、「変わらない」が最も多く、42.1%でした。
「2020年のほうが増えた」方、「2020年のほうが減った」方に予算が変わった理由についても聞きました。

「2020年のほうが増えた」理由

  • コロナ禍で訪問もできない中、クラウドERPの業務のネットや媒体の広告が増えた。(40代・女性)
  • コロナによりテイクアウトやデリバリーの広告を増やした。(60代・男性)
  • テレビCMを始めたから。(30代・女性)
  • 業界内での競争が激しくなり、広告費を増大した。(40代・男性)
  • 広告を出すことにより集客数が上がるから。(40代・男性)

「2020年のほうが減った」理由

  • コロナで宣伝している場合ではないと判断されたから。(30代・女性)
  • コロナの影響で、顧客の動きも停滞したため、広告の効果が期待できなかったので、途中で減らした。(50代・男性)
  • コロナの影響でイベントがすべて中止になったから。(50代・男性)
  • 業績悪化による広告費削減。(40代・男性)
  • 広告費を削減してIT予算に増加する。(40代・女性)
  • 売り上げ減少により経費削減が必要。(60代・男性)

続いて、2020年度(昨年度)の広告予算と2021年度(今年度)の広告予算の変化について、聞きました。

「2021年度のほうが減った」方が最も多く、47.5%でした。
昨年度は「変わらない」方が最も多かったにもかかわらず、今年度は約半数が「減った」と回答しました。
年を追うごとに予算額が減少しているのかもしれません。

「2021年のほうが増えた」方、「2021年のほうが減った」方に予算が変わった理由について聞きました。

「2021年のほうが増えた」理由

  • 2020年度はコロナ禍のため絞ったが、2021年度は回復を期待して増やした。(50代・男性)
  • 新規分野へ参入したから。(60代・男性)
  • コロナ収束後に備えて広告費を増やしたため。(30代・男性)
  • コロナ前は営業が多かったのですが、緊急事態宣言により営業が出来なくなり、チラシをFAXしたり広告をいれたりとしているので。(40代・女性)
  • コロナ禍で暇にならないよう露出を増やす為。(40代・男性)

「2021年のほうが減った」理由

  • コロナ禍の影響で新規事業の拡大が難しいため広告予算が減った。(50代・男性)
  • 新型コロナウィルスによる景気低迷と今後の収束の見込みの不透明さから。(40代・男性)
  • 売り上げが落ち、広告宣伝費まで、予算がまわらなくなったから。(40代・男性)
  • コロナの影響で広告を出しても人が集まらないから。(40代・男性)
  • コロナによりクライアントの業績悪化により広告予算が少なくなった。イベントが全部中止になった。(60代・男性)

次に、“インターネット広告”の予算の変化についても聞いてみました。

最も多かったのは「変わらない」で、45.0%でしたが、インターネット広告に関しては「減った」方よりも「増えた」方のほうが多く、30.2%でした。

こちらの理由についても聞きました。

“インターネット広告”「2021年のほうが増えた」理由

  • 消費者がインターネットに接触する機会が当たり前になったから。(30代・女性)
  • 人流が減ったので、ネットでの閲覧可能な広告をうつようになった。(30代・女性)
  • テレワーク等ネット利用をしている人が増えたため。(70代・男性)
  • テレワークやWebミーティングなどで、ネットを使った遠隔でのプロモーションは変わらず有用だと思われるため。(50代・男性)
  • SNS集客に力を入れているため。(50代・女性)
  • 自粛ムードにより人の動きが減る中、人目に触れる公共の場に広告を出すよりも個人がいつでも自由に見られるネットの中に広告を出す方が集客を見込めるため。(20代・男性)

“インターネット広告”「2021年のほうが減った」理由

  • コロナ禍の影響で新規事業の拡張が厳しいため広告に割く予算が減った。(50代・男性)
  • 利益減少による予算削減。(50代・男性)
  • 全体的に予算カットが行われた。(40代・男性)
  • あまり成果がみられないから。(40代・女性)

インターネット広告については増えた方も多いようですが、テレビ・ラジオ・新聞・雑誌の“マスコミ4媒体広告”についてはどうでしょうか。

“マスコミ4媒体広告”については、「増えた」方よりも「減った」方のほうが多く37.9%でした。

「増えた」理由、「減った」理由についても聞きました。

“マスコミ4媒体広告”「2021年のほうが増えた」理由

  • 収束後の攻勢をしかけるために予算を増やしました。(30代・男性)
  • 成長路線のため。(40代・男性)
  • 相手側さんとの付き合いもある。(40代・男性)
  • コロナ禍で積極的な広報が必要だと考えたため。(50代・男性)

“マスコミ4媒体広告”「2021年のほうが減った」理由

  • 新聞をとっている層が減少しているので、削減した。(30代・女性)
  • ネットに力を入れた。(20代・男性)
  • 4媒体を経由しての問い合わせが減少したため。(60代・男性)
  • コロナで売り上げが落ちて、予算が組めないから。(60代・男性)
  • 若年層のテレビ、新聞離れにより、購買活動はインターネットを閲覧出来る端末に委ねられているから。(20代・男性)
  • 効率が悪いから。(60代・男性)

続いて、交通・屋外・折込・DM・展示会・映像などの“プロモーションメディア広告”についても聞きました。

“プロモーションメディア広告”についても、「増えた」方よりも「減った」方のほうが多く37.1%でした。
こちらも「増えた」理由、「減った」理由について聞きました。

“プロモーションメディア広告”「2021年のほうが増えた」理由

  • 客寄せが必要なので。(50代・男性)
  • 2020年度は展示会等すべて中止になったが、2021年は少しづつ回復してきた。(40代・男性)
  • さまざまなメディアへのチャレンジ。(40代・男性)
  • 収束後の攻勢をしかけるために予算を増やしました。(30代・男性)

“プロモーションメディア広告”「2021年のほうが減った」理由

  • 交通広告は今打っても効果薄い。人を集めるのが否定されているため。(40代・男性)
  • 折込チラシをデジタルチラシにシフトさせているから。(30代・女性)
  • 多くの集客をする、特にイベントや展示会の開催がNGとなったケースが多いから。(40代・男性)
  • これらの広告を介しての問い合わせが減ったため。(60代・男性)
  • やはり、コロナ禍で人の流れが減り、人目につく広告よりも自由に見られるインターネットの広告の方が集客に繋がると考えられるため。(20代・男性)
  • イベントをしなくなったので折込をしなくなった。(30代・女性)

広告予算については、「増えた」方や「減った」方が少なからずいるようです。
やはり、広告予算の拡大や縮小にはコロナ禍が影響しているのでしょうか。

広告予算の拡大については、「大きく影響している」が58.1%、「少し影響している」が32.3%で、9割以上の方がコロナ禍の影響を感じているようです。

広告予算の縮小については、特に「大きく影響している」方が多く、71.6%でした。
「少し影響している」は18.3%で、こちらも約9割の方がコロナ禍の影響を感じているようです。

どのような影響があるかについても聞いたので、一部を紹介します。

広告予算の拡大に、コロナ禍がどのように影響したか

  • 他企業含めWEB上の広告費用をかけるようになっていると想定している。(40代・男性)
  • メディア視聴が増えているから。(40代・女性)
  • 紙媒体ではなく、ネット広告に注力したから。(40代・男性)
  • 自粛モードになりネットを使う機会が増えた。(30代・男性)
  • 商品の売れ行きが芳しくないので我々の商品が人目につくように以前にも増して広告を出しているから。(20代・男性)
  • 広告費をかけないと顧客が少なくなってしまうため。(40代・男性)

広告予算の縮小に、コロナ禍がどのように影響したか

  • 勤務時間数の調整などもあり、必要不可欠なものに予算の集中を行うよう、広告予算枠を減らした。(30代・男性)
  • コロナ禍による経済活動の停滞の結果、需要が落ち込んだ。(40代・男性)
  • 特に多くの集客を見込むイベントや展示会は、感染予防対策を講じたとしても、万一のことを考慮して主催者側から自粛するケースが多いから。(40代・男性)
  • 新規顧客の開拓が厳しいため既存顧客とのつながりを深厚することを優先するため広告予算が減った。(50代・男性)
  • 衣類に関わる企業からの依頼がメインだが、外出自粛の影響を受けやすい分野だから。(40代・女性)
  • 人が外出を控えるので一般向けではない職種のPRは効果がない。(70代・男性)
  • コロナで人を集めてのイベントができなくなったから。(30代・女性)

続いて、可能であれば、広告費をなくしたい(広告をしない・広告に予算を割かないようにしたい)と思うかについて聞きました。

「思う」と回答したのは54.1%、「思わない」は45.9%でした。
可能であれば、広告費をなくしたいと思っている方のほうがわずかに多いようです。

では、広告費をなくせない理由については何なのでしょうか。

広告費をなくせない理由

  • なくせば大きく売り上げが落ち込む。(60代・男性)
  • 広告をなくすと単日で昨年実績を大きく割り込むことがあるから。(30代・女性)
  • 広告費はなくしたいが、商品の良さをPRするためには必ず必要。(40代・男性)
  • 広告をある程度出さないと会社の信用度も維持できないから一定量の広告は必要。(50代・男性)
  • 広告がないと集客できない。(50代・女性)
  • 消費者やユーザー側に、何らかの形で情報発信活動をしていかなければ売上げの低迷は不可避となるから。コロナが収束に向かい、経済活動が再生し始めた時にむけての準備も必要だから。(40代・男性)
  • PRは必要なことだから、費用対効果が見込まれるし知名度アップにもつながるため。(50代・女性)
  • 広告による出費よりも売上の方が今のところ上回っているため。(20代・男性)
  • 知名度の上昇による売れ行きへの影響が無視できないため。(40代・男性)
  • 新規の顧客獲得には不可避。(60代・男性)
  • 契約内容によっては直ぐに打ち切れない場合があるから。(40代・男性)
  • 営業できないから。(30代・男性)

ここまでの回答で、今年度の予算も昨年度と「変わらない」と回答した方もたくさんいました。
その方々に、今年度の広告予算を決定するにあたり、コロナ禍の影響は考慮したかについて聞きました。

「考慮した」と回答した方のほうが多く、63.6%でした。
「考慮した」と回答した方に、コロナ禍を考慮したうえで、広告予算が変わらなかった理由についても聞きました。

コロナ禍を考慮したうえで、広告予算が変わらなかった理由

  • コロナ禍であっても、最低限の広告は必要。(40代・男性)
  • コスト対効果があるものについては変える必要がないから。(40代・男性)
  • リアルの広告は現状維持で効果検証をするため。(40代・男性)
  • 2019に対し2020の予算は変わらなかったが、その時はコロナ禍の影響は限定的だと思っていた。(50代・男性)
  • 最低限の広告は必要なので。(40代・男性)
  • 予算は換えずに効率的な広告にシフトチェンジした。(40代・男性)

2021年の広告予算は、全体でみると「減った」という方が多いようです。

また、“マスコミ4媒体広告”や“プロモーションメディア広告”についても、「増えた」方よりも「減った」方のほうが多くなりました。
一方、“インターネット広告”についてはほかの2つと異なり、「減った」方よりも「増えた」という方のほうが多くなりました。

コロナ禍の今、自粛に伴い通販やオンラインイベントなどを利用する方が増えており、“インターネット広告”の需要が高まっているのかもしれません。

【東京オリンピック】PV会場の設置開始、「理解できない」が70.2%

パブリックビューイング会場の設置が開始されることについて、あなたはどう思いますか?

東京オリンピック・パラリンピック期間中のパブリックビューイング(PV)会場の設置が、東京都内の各所で6月1日より始まろうとしています。
既に代々木公園では、そのための木の剪定作業が始まっています。

パブリックビューイングとは、大型の映像装置を設置した会場に、大勢で観戦・観覧をおこなうイベントで、ネット上では「大勢集まると感染リスクが高くなる」「人を集めるために緑を減らすのはおかしい」など、否定的な意見もあるようです。

実際に全国の皆さんは、パブリックビューイング会場の設置開始についてどのように思っているのでしょうか。

今回は、全国の男女900名を対象に、パブリックビューイング会場の設置についてアンケートを実施しました。

「PV会場設置に関するアンケート」調査概要
調査手法 インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を始め複数の調査サービスを利用して調査を実施
調査対象者 男女
調査期間 2021年5月28日~6月1日
質問内容 質問1:パブリックビューイング会場の設置が開始されることについて、当てはまるほうを選んでください。
質問2:その理由を教えてください。
集計対象人数 900人(20代、30代、40代、50代、60代、70代以上、各年代150人)

70.2%がパブリックビューイング会場の設置開始について、「理解できない」と回答

まずは、東京オリンピックのパブリックビューイング会場の設置開始について、どのように思っているのか聞きました。

70.2%の方が「理解できない」と回答しました。
パブリックビューイング会場の設置開始について、否定的な方が多いようです。

この回答の理由についても聞いたので、一部を紹介します。

「理解できる」回答理由

  • 屋外だし、ある程度盛り上がったイベントにする必要があると思うから。(50代・男性)
  • オリンピック、パラリンピックを皆で盛り上げたいし、みんな大きな画面で見たいと思う。(70代・女性)
  • オリンピックを開催するのであれば、感染予防を徹底したうえで楽しめる場を設けることは良いと思う。あとは参加する側のマナーの問題になると思う。(40代・男性)
  • とりあえずやる方向であるならば、2ヶ月を切った今、色々な事を想定して準備しないといけない事は理解できるから。(50代・男性)
  • 大画面で会場の臨場感を味わえるので。(50代・男性)
  • それなりに会場を設営するには、伐採したりして作るのはしょうがないと思うから。(40代・女性)
  • 入場券を購入できなかった人のために、PVを設置して観戦できるのは良い。ただし感染対策や環境対策が十分であってほしい。(70代・男性)
  • 一人でも多くの人とオリンピック競技ができる喜びを分かち合うために。独りで家でテレビを見るよりも、オリンピックの意義を感じる。(70代・女性)
  • PVで観客を分散した方が感染度が低くなると思うから。(50代・男性)
  • みんなと一緒になって応援したいと思う人がいるから。(50代・女性)
  • ある程度五輪を盛り上げるのに必要。対策を講じていれば良いと思う。(70代・男性)
  • たくさん人が集まった方が、一体感があり楽しいから。(50代・女性)

「理解できない」回答理由

  • オリンピックは開催する方向になってほしいが、無観客でやってほしいのでPVの設置なんて論外だと思うから。(30代・女性)
  • 人集めない為に無観客って話なのに会場の外に人集める意味がわからない。PVが安全と言うなら会場に一定数人入れても良いのでは。(40代・女性)
  • 映画館も開けてないのにPVとは信じられない。(60代・男性)
  • すでに代々木にはイベント会場もあるし、そもそも人の流れを抑えるという時期なのに人を集めるような会場作りには反対です。また、人工とは言え自然的な公園をそこまで作ってきたのに伐採するのは多くの守ってきた人の心を踏みにじるものだと思ったからです。(60代・男性)
  • 3密になる要素を作り出しているようなものだと思う。(40代・女性)
  • 今現在、中学生や高校生の部活動や大会が自粛や縮小で開催される中、オリンピックだけは普通に開催されようとしていることが理解できません。(30代・男性)
  • あらゆるイベントや集会を禁止しておいて、オリンピック関連の催しだけがどれだけ密を生み出しても行おうという考えが信じられない。(40代・男性)
  • あれだけステイホームを言っているのに、なぜわざわざ人が大勢集まる場所を作るのか、わけがわからない。家にいてほしいのか、集まってほしいのかどっちなのか、矛盾している。(30代・女性)
  • オリンピックをしたいのはわかるが、観客は控えた方が良い。(60代・男性)
  • オリンピックまでに事態が収束するとは思えないから。もっとネットなどで気軽に見れるようにしてほしい。(50代・女性)
  • コロナで色々なところに休業要請を出しているのに人が集まるものを設置するなんておかしいから。(50代・女性)
  • コロナ禍の中、オリンピックより国民の生活を守る方が優先のはず。コロナのせいで現在失業中なので、特に今後の生活に対する不安ばかりです。(50代・男性)
  • 2021年はほぼ緊急事態宣言が発出されておりステイホーム、3密回避を言われているのでイベント、人流を止めるべきかと思うので理解出来ません。(50代・男性)
  • この時期に人が大勢集まる施設は設置すべきでないと思います。観戦はTVやネット配信で我慢すべきです。(60代・男性)
  • 家で観戦すればいいのに、なぜわざわざ集まってみる必要があるのか分からないから。(30代・男性)
  • 花見の時でさえ立ち入り禁止にしていたのに。密にならぬ様にいくら規制をかけても競技の展開によっては大声の応援や更にはハイタッチする光景が目に浮かんできます。(60代・男性)
  • 木の剪定をするよりも、広い場所を探したほうがいい。(50代・男性)
  • 盛り上がる為のPVなのに叫ばない、蜜を避けるなど規制がかかるなら意味がない。(60代・男性)
  • PVのために伐採し、自然を破壊する行為は許されません。そもそも、現下のの状況で開催に突き進む行為は、国民の共感は得られないと思うからです。(70代・男性)

「理解できる」方からは「家で一人で観るよりもみんなと集まって応援したい」「屋外だし感染対策をしていれば大丈夫だと思う」「オリンピックをやる以上、準備は進めなければいけない」という意見がありました。

一方、「理解できない」方からは「家やネットで観ればいいと思う」「感染を抑えるために無観客なのに、外に集まる場所を作ったら意味がない」「コンサートなどのイベントは無観客開催を要請しているのに、オリンピックのPVは良いというのがわからない」という意見がありました。

緊急事態宣言が延長になり、飲食店などの時短営業や外出の自粛も呼びかけられるなど、現在も多くの方が不自由な生活をしています。
一方で、東京オリンピックについては開催予定で、人が大勢集まるパブリックビューイング会場の設置も進めているということに疑問を感じている方は多いようです。