セカンドライフプラン、もう立てている?
仕事や子育てなどの忙しい時期が終わり、持ち家で充実したセカンドライフを過ごせるのを楽しみにしている方も少なくないのではないでしょうか。
セカンドライフを快適に過ごせるよう、リフォームや建て替えなどを検討したことはありますか?
今回は、注文住宅のナチュラルハウスと共同で、事前調査で「持ち家に住んでいる」と回答した全国の男女1305名を対象に、「セカンドライフの住まい」についてアンケートを実施しました。
調査手法 | インターネットでのアンケート ※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施 |
調査対象者 | 「持ち家に住んでいる」と回答した全国の男女 |
調査期間 | 2023年6月28日 ~2023年6月30日 | 質問内容 |
質問1:あなたには子どもがいますか? 質問2:将来子どもが巣立ってからの家の住み替えや建て替えを考えていますか? 質問3:将来子どもが巣立ってから、住まいをどうしようと思っているか教えてください。 質問4:「その他」は、住まいをどうしようと思うか教えてください。 質問5:その理由を教えてください。 質問6:子どもが巣立った後の家は、どのような家にしたいと思うか教えてください。 質問7:子どもが巣立ってから、住んでいる家をどうしたか教えてください。 質問8:「その他」は、住んでいる家をどうしたか教えてください。 質問9:その理由を教えてください。 質問10:「リフォーム・引越し・建て替え」と回答した方に質問です。子どもが巣立った後の住まいとして、こだわったポイントはありますか? 質問11:どのようなことにこだわったか教えてください。 |
集計対象人数 | 1305サンプル |
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
同居の子どもがいる18%が、子どもが巣立ってからの家の建て替えや引越しを「考えている」
まずは、子どもがいるか聞いてみました。
33.7%の方が「同居の子どもがいる」、40.8%の方が「子どもはいるが、同居はしていない」と回答しています。
「同居の子どもがいる」と答えた方に、将来子どもが巣立ってからの家の住み替えや建て替えを考えているか聞いてみました。
18%の方が、将来子どもが巣立ってからの家の住み替えや建て替えを「考えている」と回答しました。
さらに、「考えている」と回答した方に、将来子どもが巣立ってから、住まいをどうしようと思っているか教えてもらいました。
「売却して引越し」が51.9%、「リフォーム」が30.4%、「建て替え」が8.9%という結果になりました。
「その他」と答えた方は「別の家に移って、住まいは賃貸にする」や「今の家を売却して他の自己所有物件に引っ越す」などと回答していました。
また、「将来子どもが巣立ってからの家の住み替えや建て替えを考えている」と回答した方に、その理由を聞いてみたので紹介します。
「将来子どもが巣立ってからの家の住み替えや建て替えを考えている」その理由は?
- 今の住宅に不満が多いので。(30代・女性)
- 今住んでいる地域にずっといるつもりはないから(40代・女性)
- 子供が巣立って、お金に余裕があればやりたいです(50代・女性)
- 部屋が余るので(40代・男性)
- キャッシュの安定収入が欲しいから(60代・男性)
- 他にいい土地があるので。今住んでいるところは娘にあげようと思う。(40代・男性)
- 夫婦2人で快適に過ごせるように改装したい(40代・男性)
- 子どもの通学などの事情に左右されないので、もっと郊外の環境の良いエリアに住みたいから。(50代・男性)
「子どもが巣立った後に夫婦で住むには広すぎるから」といった意見がかなり多くありました。
ほかにも「家が古くなってきたから」や「住みたい場所があるから」などの声も見られました。
さらに、子どもが巣立った後の家は、どのような家にしたいと思うか聞いてみました。
子どもが巣立った後の家は、どのような家にしたいと思う?
- 庭と畑が広いところ。家はそんなに大きくなくていい。(40代・男性)
- 1LDKくらいの大きさで趣味に没頭したい(50代・男性)
- 海の近くに住みたい(40代・女性)
- こじんまり、モノが少なく掃除がしやすい(40代・女性)
- 夫婦2人住むので小さい家で平屋にする。体が弱ってくるので2階建ては不便だから。(50代・男性)
- 平屋で必要最低限なものが揃っていればよい(40代・男性)
- シンプルで自然素材にこだわって建てた家(50代・男性)
それぞれ、自分なりのセカンドライフを堪能できる家にしたいと考えている方が多いようですね。
子どもが巣立ってから、住んでいる家をどうした?
続いて「子どもはいるが同居していない方」に、子どもが巣立ってから住んでいる家をどうしたか聞いてみました。
20.8%の方が「リフォームした」と回答しています。
ちなみに「その他」は「親戚に譲りました」や「結婚したこどもに家を譲り、自分の実家を建て替えた(親は死去して相続した)」といった回答がみられました。
子どもが巣立ってから、住んでいる家をどうしたか、その理由もあわせて聞いてみたので紹介します。
子どもが巣立ってから、住んでいる家をどうした?その理由は?
- 「リフォーム」築19年になり、そろそろリフォームの時期になったと思うので。(60代・男性)
- 「リフォーム」子供部屋が不要になったから(60代・女性)
- 「売却して引越し」移住して現地でマンションを購入。(70代・男性)
- 「建て替え」前住んでいた家が古くなったので。(70代・男性)
- 「変わらず住んでいる」夫と共に生活した思い出の家ですから、そのまま生活しております!(80代・女性)
リフォームは「必要な部屋が少なくなったから」「そろそろリフォームの時期だから」といった理由が挙げられていました。
「売却して引越し」は他に家を購入する、建て替えは家が古くなったなどの理由があるようです。
子どもが巣立った後の住まいとして、こだわったポイントは?
さらに、「リフォーム・引越し・建て替え」と回答した方に質問してみましょう。
まずは子どもが巣立った後の住まいとして、こだわったポイントはあるか聞いてみました。
「こだわったポイントはある」と答えた方は43.3%いました。
具体的にどのようなことにこだわったか、深堀りして聞いてみたので紹介します。
具体的にどのようなことにこだわった?
- 家事動線を考えて、無駄を省いて作りたい(50代・女性)
- 部屋数を減らした(60代・男性)
- スモールサイズにするが、いつでも泊まれるように余裕を持った間取りにした(60代・男性)
- ワンフロアーのマンション生活。(70代・男性)
- バリアフリーを意識しました。(60代・女性)
- 二人暮らしに合わせて、一階を寝室になど自分の都合のいいように数回にわたりリフオームしたので、住みやすいし耐震も心配ない。(70代・女性)
セカンドライフを快適に過ごせるよう、さまざまな工夫をこらしている方が多いようですね。
まとめ
今回は、事前調査で「持ち家に住んでいる」と回答した方を対象に、「セカンドライフの住まい」についてアンケートを実施し、その結果について紹介しました。
現在同居している子どもがいる方のうち18%が、子どもが巣立ってからの家の建て替えや引越しを「考えている」と答えています。
その理由として「子どもが巣立った後に夫婦で住むには広すぎるから」といった意見が多く、また建て替えや引っ越しのあとは趣味を充実させたりバリアフリーで快適に過ごせる家にしたりなど、セカンドライフを満喫させたいといった想いが強く感じられました。
忙しい時期を乗り越えた後のセカンドライフ、あなたならどのように過ごしてみたいですか?