
「自分専用のスキー板が欲しい!」
「どんな板を選んだらいいの?」
スキー板は各モデルごとに、どんな楽しみ方が向いているのかがしっかり考えられて開発されているアイテムです。
その為モデルごとの特徴を分かったうえで板選びをする必要があるのですが、モデル数が多くメーカーごとの特徴も変わってきます。
板選びは困難な作業と頭を悩ませている人も多いのではないでしょうか。
今回は、板選びをする際に着目するべきポイントと人気ブランドのおすすめスキー板をご紹介していきます。
自分にあった最強の相棒を見つけてウィンタースポーツを楽しみましょう。
【どんな楽しみ方を選ぶ?】スキー板のタイプを選ぶポイント
一口にスキー板と言っても、スキー板の種類は大きく分けて5つほどあります。
用途に分かれて実に様々なスキー板が存在しています。
どんな楽しみ方でスキーと関わって行くのか目的によってその選びかたは異なりますので、まずはそれぞれの楽しみ方とそれに合ったスキーのタイプをご紹介していきましょう。
ゲレンデで滑走するのを楽しむなら【オールラウンドスキー】
「とにかくスキー場のゲレンデを自由自在に滑走したい!」という人におすすめなのが、オールラウンドスキーです。
基礎用スキーと呼ばれる事もあるスキー板ですね。その名の通りどんな斜面でも楽に操作できるように設計された板となっています。
初心者から上級者まで幅広く利用することができます。
オールラウンドスキーの中でも板のトップがどの程度反っているのかによって、2種類に分けることができます。
ロッカー形状
ロッカー形状の板は、スキー板の前(トップ)と後ろ(テール)が反り返っている形状が特徴です。他のタイプよりも反り返りの部分が多いので、雪に接する面が少なくてすみ非常に軽い履き心地がグッドポイント。
パウダースキーを楽しみたいという時におすすめです。一方で硬い雪面で荒れてしまっているコースを滑る際には、バランスが不安定になるため不向きと言えるでしょう。
カービング形状
現在一般的に最も多く使われているタイプが、カービング形状タイプのスキー板です。
板を履いていない状態で、平らな場所に置くと中央部分が少し浮いているのが特徴です。
トップがテールより反り返っており、体重をかけることでより板がたわみカーブがしやすいスキー板となっています。
ただし板の両脇に金属のエッジが設けられており、これが雪面に引っかかるとバランスを崩し易いのがデメリットです。
子連れでの滑りやすさ重視!ファミリースキー向けなら【ショートスキー】
スキーに小さなお子様連れでいく際は、子供たちにスキーを教えたり転んだ時に手助けがしやすいなど動きやすさが重要視されます。
そこでファミリースキーヤーにおすすめなのがショートスキーとなります。先にご紹介したオールラウンドスキーが身長から−10cm程度と割と長いのに対し、こちらのショートスキーは120cm前後の長さで非常に軽量です。
また、ビンディングもワンタッチでサイズ調節ができるものがほとんどとなっておりお手軽です。
滑走時にはもちろんのこと面倒なセッティングや移動時のかさばりなどが解消されるので、子供連れでのスキーにおすすめなタイプとなっています。
エアで格好良くトリックを決めたいなら【フリーライドスキー】
スノーパークでジャンプ台やハーフパイプを飛んでみたいなら、フリーライドスキーを選択すると良いでしょう。フリーライドスキーとは、スキーのトップとテール両方が同じ形になっているのが最大の特徴です。
フリーライドスキーでは斜面に背中を向けて滑ることも多いので、前を向いていても後ろを向いていても同じように滑れるように工夫がなされています。
とにかく早く滑りたい!スピード重視なら【レーシングスキー】
スキーの醍醐味の一つ、スピード感をより味わいたい時にはレーシングスキーを用います。レーシングスキーはより雪の抵抗を軽減しシャープに曲がることができる仕組みとなっています。
競技用スキーとしてアルペンスキー競技に使用されています。
ターンのしやすさから好んで愛用する一般スキーヤーもおり、カービングターンを習得した人にとっては操作のしやすいタイプのスキー板となっています。
雪山歩きを楽しむ人には【クロスカントリースキー】
雪山を歩いて登り、下りは滑って降りる。そんな楽しみ方に最適なのがクロスカントリースキーです。
他の板に比べるとその幅が4分の1ほどと大変細身で、スキー板からかかとが離れるビンディングを用います。
その他のスキー板が「滑る」ことに着目して作られているのに対して、クロスカントリースキーは「歩く」ことにも着目して作られています。
【タイプの次はレベル判定】自分のレベルにあった板選びのポイント
どんなタイプのスキー板が自分の楽しみ方に合っているか分かったら、次はレベルに合った板を探しましょう。
初心者さんが見るべきポイント
まずはスキーを初めて日の浅いスキー初心者さんが、板選びの際に着目すべきポイントをご紹介します。ズバリ、以下の3ポイントに着目しておきましょう。
- 柔らかい板
- 標準より少し短めの板
- 軽い板
しなりが強く柔らかい板は、これからカービングターンを習得したいという初心者さんにおすすめです。
少ない力でしっかり曲がってくれますし、スキー板は長さが長くなればなるほど操作性は低下します。
そこで一般的に言われるサイズよりも少し短めの板を選ぶ方が、初心者スキーヤーには適しています。
加えて身体の疲れ軽減やより高い操作性を求めるためにも、軽量モデルを選ぶことを推奨します。
中級者さんが見るべきポイント
カービングターンにも慣れて、整地・不整地関わらずどんなバーンでも滑れるようになった中級者さんは、以下の点を確認して板選びをするとよいでしょう。
- 柔らかすぎない板
- 身長から10cmを引いた長さ
柔らかい板はターンがしやすいと先述しましたが、一方でスピードに乗ってくるとブレが出てしまい不安定となります。
中級者スキーヤーはすでにそこそこスピードが出せるようになっていますので、あまりに柔らかい板はNGです。
もっとも柔らかいモデルの板から2−3段階硬さを上げた板を使用するようにしましょう。
板の長さは標準的な選び方で選びましょう。自分の身長から10cmを引いた長さを目安として板選びを行う事がポイントです。
上級者さんが見るべきポイント
どんなバーンでも自由自在に板を操れる技術を持つ上級者さんは、慎重な板選びを行う必要があります。
そこで板を探す際に注意しておきたのが、以下のポイントです。
- しっかりとした硬さのある板
- しなりすぎずない板
- 板の長さはどんなバーン、ターンをするかによって使い分け
上級者さんの板は、自分の滑走スタイルに適したものを選ぶ必要があります。
小回りなら短い板、大回りなら長い板などシチュエーションによって使い分けていく方が良いですね。
どのくらいのサイドカーブが向いているのかを考えるのも、非常に大切なポイントとなります。
すでに簡単に板をしならせることができるレベルとなっていますので、しっかりとした硬さのある板で安定感を重視する方がおすすめです。
【やっぱりわからない!】判断に迷った時は?
それでもやっぱりどのスキー板がいいか分からないという人は、以下の方法で本当に自分にあったスキー板を探して見ると良いでしょう。
最新モデルのあるレンタルショップで試して見る
最近多くのレンタルショップが採用しているのが、最新モデルや上位モデルのレンタルプラン。
通常のレンタルプランよりは少しお値段がアップしますが、本当にこのスキーが自分にあっているかどうかを実際に乗って確かめることができます。
ヘルメットやグローブ、 ストックなどの道具もレンタルできるので、まだ何もスキー道具が揃っていない人は全ての道具をレンタルして、板を試すと良いでしょう。
各メーカーの試乗会で試して見る
各スキー板メーカーは毎シーズンその年のモデルや来年販売予定のモデルを実際に試してもらうため、全国各地で試乗会を実施しています。
この試乗会では実施にスキー板に乗ってゲレンデを滑走できますので、本当に自分が「乗り心地がよい。」と感じるかどうかを体で判断することができます。
試乗会にはそのメーカーのスタッフが常時滞在していますので、より詳しい情報を集めることができます。
同じ板でもワックスや雪質によって滑り具合が違って感じたりしますので、試乗時のコンディションや使用ワックスも一緒に聞いておくなど詳しい情報を知ることができます。
同じメーカー内のモデルで迷っているという時は特におすすめです。「どっちが自分にあっているか」をスタッフさんと相談しながら模索してみましょう。
おすすめのスキー板10選!オールラウンドスキー編
まずは最も所有率の高い、オールラウンドスキーのおすすめ板から見ていきましょう。
No.10 アトミック REDSTER X7 +T12 X7-7
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
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ラディウス | 11.1、11.7、15.5、16.4 |
センター幅 | 68 |
ラインナップ | 156cm、163cm、168cm、175cm |
年式 | 2017−2018モデル |
上級者でも満足できる硬めで安定感の高いモデル
アトミックのREDSTER X7 +T12 X7-7は、他の同レベルモデルと比べると少し硬めのスキー板です。
そのため力強くカーブを描くことができ、どっしりとした安定感で滑走を楽しむことができます。
No.9 オガサカ Keo’s KS-RX
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
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ラディウス | 13.5、14.5、15.5、16.5 |
センター幅 | 67 |
ラインナップ | 155cm、160cm、165cm、170cm |
年式 | 2017−2018モデル |
シェルトップ構造でコブ斜面でも柔らかな滑りを実現
オガサカのKeo’s KS-RXは前後のバランスが非常によく取れている、シェルトップ構造のスキー板です。
その構造のおかげで、大きなコブ斜面でも雪としっかりコンタクトを保つことができ、柔らかな滑りごこちを生み出します。
No.8 ディナスター SPEED ZONE 12 TI
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
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ラディウス | 13、14、15、16 |
センター幅 | 72 |
ラインナップ | 158cm、166cm、174cm、182cm |
年式 | 2016−2017モデル |
トップクラスの"しなり"でターンをサポート!
ディナスターのSPEED ZONE 12 TIは、パワードライブ構造が採用されたオールラウンドモデルです。
このパワードライブ構造のおかげでグリップ力がUPされています。
トップクラスのしなりをもつモデルとなっているので「板が曲がらない!」という不安要素を取り除くことができます。
No.7 K2 SUPER CHARGER
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
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ラディウス | 17 |
センター幅 | 76 |
ラインナップ | 168cm、175cm |
年式 | 2016−2017モデル |
抜群のグリップ感で板が雪から離れにくい基礎モデル
重たい雪や暖かさで緩んだ雪でもしっかりと噛む、グリップ感の高さが特徴的なK2 SUPER CHARGERです。
初中級レベルの人にとっては特に板がしっかり回り込んでくるのを実感できます。
これからのレベルアップを促してくれるような板となっています。
No.6 ヘッド Supershape iMagnum
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
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ラディウス | 10.5、11.5、13.2 |
センター幅 | 72 |
ラインナップ | 156cm、163cm、170cm、177cm |
年式 | 2016−2017モデル |
どんな斜面でもチャレンジしたい人向けのハイスペックモデル!
ヘッドのSupershape iMagnumは、中級者から上級者の人へおすすめできるハイスペックモデルです。
どんな斜面でも安定して綺麗なシュプールを描けるように開発されており、ギュンっと板が入り込んでターンをしやすくしてくれます。
No.5 サロモン X-MAX XTI
おすすめ度 | ★★★★☆ |
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ラディウス | 13.3 |
センター幅 | 73 |
ラインナップ | 155cm、162cm |
年式 | 2016−2017モデル |
パワーフレームファイバー採用の小柄な人にも扱いやすいモデル!
サロモンのモデルの中でも、年配の方や小柄な方から人気が高いオールラウンドスキーがこのX-MAX XTIです。
パワーフレームファイバーを採用しているので軽量でしなやかなのが特徴です。
自分の行なった操作動作に対して、素早いレスポンスを得ることができますので、スキーの上達が早くなる板となっています。
No.4 ヘッド PRIMAL INSTINCT
おすすめ度 | ★★★★☆ |
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ラディウス | 10.5、11.5、13.2 |
センター幅 | 69、70、70 |
ラインナップ | 156cm、163cm、170cm |
年式 | 2016−2017モデル |
足にしっかりフィットし履いていることを忘れるスキー板
軽いはき心地としっかり足にフィットするヘッドのPRIMAL INSTINCTは、まるでスキーを履いていないかのような不思議な感覚を生み出してくれるモデルです。
自分の思うがまま自由自在にシュプールを描き易く使い勝手のよいスキー板となっています。
No.3 オガサカ UNITY U-SS/2
おすすめ度 | ★★★★☆ |
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ラディウス | 14.4m |
センター幅 | 73 |
ラインナップ | 150cm、155cm、160cm、165cm、170cm |
年式 |
2017-2018モデル |
コントロールがしやすいオガサカ定番の人気モデル
オガサカのUNITYシリーズは、操作性のしやすさとどんなバーンコンディションやターンサイズにも対応できる安定感です。
オガサカ定番モデルとなっていて人気商品です。
そんなUNITYシリーズの中でも特にU-SS/2は板がしなやかで、少ない体重操作でしっかりと板をまわせます。
シャープに曲がるれる操作性が人気モデルとなっています。
No.2 ロシニョール DEMO DELTA XPRESS
ラインナップ156cm、163cm
おすすめ度 | ★★★★★ |
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ラディウス | 13 |
センター幅 | 74 |
年式 | 2017-18モデル |
すいすい曲がるコスパ抜群モデル
ロシニョールのオールラウンドスキーの中では、下位モデルとして販売されているのがこちらのDEMO DELTA XPRESSです。
実際に乗ってみると「えっ!本当にこれが下位モデル?」と思わず驚いてしまうほど簡単に曲がり操作性の高い板となっています。
入門レベルから中上級レベルまで幅広く対応できるモデルで、より一層スキーの楽しさを感じられると高い人気を誇っています。
No.1 サロモン X-DRIVE 7.5
おすすめ度 | ★★★★★ |
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ラディウス | 13.3 |
センター幅 | 75 |
ラインナップ | 154cm、161cm、168cm |
年式 | 2016-2017モデル |
新雪でも不整地バーンでも抜群の安定感!
もともと安定感に定評が高いサロモンですが、さらにその安定感をアップさせたオールラウンドスキーがこちらのタイプです。
パウダースノーの新雪バーンでも、凸凹の目立つ不整地バーンでも変わりなくその安定性を維持し、快適な滑走感を与えてくれます。
おすすめのスキー板3選!ショートスキー編
次はファミリースキーを楽しむお父さんお母さん達に、人気のショートスキーをおすすめ順にご紹介します。
No.3 ジョイライド JOMSK540P
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
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ラディウス | 14.4m |
ラインナップ | 150cm、155cm、160cm、165cm、170cm |
年式 |
2017-2018モデル |
スノーボードブーツでOK!足の締め付け感ゼロの
ジョイライドのJOMSK540Pは、スノーボードに使用するのと同じブーツで装着ができるショートスキーです。
一般的にスキーに使用するハードタイプのブーツは、足の締め付け感が高く寒さも感じやすいという難点があります。
しかし、スノーボードブーツならその心配もありません。スノーボードブーツなら快適に滑走を楽しむことができます。
No.2 エラン FREELINE CAMO
おすすめ度 | ★★★★★ |
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ラディウス | 13 |
ラインナップ | 156cm、163cm |
年式 | 2017-18モデル |
サイズランナップが豊富で選びがいのあるモデル
エランのFREELINE CAMOはショートスキーとしては珍しい、135cmまでの長さが用意されているモデルです。
これまで「ショートスキーは短すぎて感触掴めない。」と躊躇していた人には、135cmモデルは嬉しいポイントです。
もちろん短い方がいいという人は定番の99cmモデルもあるので安心です。
小回りのしやすさをみるラディウスは125cmで9.7と小さめに作られていて、ターンのしやすいショートスキーとなっています。
No.1 ロシニョール MINI TEMPTATION
おすすめ度 | ★★★★★ |
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ラディウス | 9.7 |
ラインナップ | 99cm、123cm |
年式 | 2017-2018モデル |
開放式ビンディング付きで転倒時にも安心!
ショートスキーには様々なビンディング形式があります。
ロシニョールのMINI TEMPTATIONはオールラウンドスキーに使われる開放式ビンディングを採用しています。
ブーツも通常のスキーブーツで着用ができ、万が一転倒して変な方向に圧がかかった際には、ビンディングが外れるようになっていて安心です。
小さくて小回りがきくモデルですが、オールラウンドスキーに見劣りしない安定感をキープしています。
オールラウンドスキーからの乗り換えを検討中の方も抵抗なく試すことができるでしょう。
おすすめのスキー板3選!フリーライドスキー編
次にご紹介するのは、雪山を自由に楽しみたい人に人気のフリーライドスキーです。
スノーパークを楽しみたい方もこちらのフリーライドスキーを選ぶと良いでしょう。
No.3 ノルディカ Enforcer 93
おすすめ度 | ★★★★★ |
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ラディウス | 15.5、16.5、 18.5、 20.5 |
センター幅 | 93 |
ラインナップ | 169cm, 177cm, 185cm, 193cm |
年式 | 2017-18モデル |
日本の雪質や山なりに適したモデルとして大人気!
こちらのノルディカEnforcer 93は、日本国内でもよく見かける大人気のモデルです。
圧雪バーンで利用すると特に力を発揮し、高速で滑走をしてもぶれることなくしっかりとしたターンが描けます。
重たい雪でも軽い雪でも対応できる、日本の雪山に適したモデルです。
No.2 アルマダ Invictus 89
おすすめ度 | ★★★★★ |
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ラディウス | 20 |
センター幅 | 87 |
ラインナップ | 163cm、179cm |
年式 | 2017-18モデル |
見た目も滑りもかっこいい!ファッショナブルにスキーを楽しめるスキー板
多くのプロ選手たちが所属するアルマダは、フリースキーファンからは一目置かれる一流ブランドです。
その特徴は格好良さ!見た目のデザインももちろんですが、シャープに曲がり静かに着地する格好良い滑りをサポートしてくれます。
No.1 ライン Tom Wallisch Pro
おすすめ度 | ★★★★★ |
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ラディウス | 9.7 |
ラインナップ | 178cm |
センター幅 | 90 |
年式 | 2016-2017モデル |
トム・ウォリッシュ氏監修の「本当に使えるフリーライドスキー」
フリースキーヤーとして世界の様々なスポットを滑ってきたトム・ウォリッシュ氏が、何度も試乗を繰り返しながら開発したプロモデルがこちらのTom Wallisch Proです。
雪山を存分に遊び、自由自在にスキーを楽しめるモデルとして絶大な人気を誇っています。
おすすめのスキー板3選!レーシングスキー編
雪の抵抗を少なくスムーズにターンができるのがレーシングスキーです。
操作性の良いおすすめなモデルが毎年発売されていますが、今回はその中でも特におすすめの3点をご紹介します。
No.3 FISCHER RC4 WC SL CurvBoostレディースレーススキー
おすすめ度 | ★★★★☆ |
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ラディウス | ー |
センター幅 | ー |
ラインナップ | 150,157,164,171 |
年式 | 2020モデル |
競技を楽しみたい女性用のスキー板
ワールドカップレーサーが開発に関わっている本格的なレース用のスキー板です。
女性の方用に作られていますので、レディースでも快適にレースを楽しむ事ができます。
快適で安定したターンを可能にした性能が搭載されています。凹型サイドウォールによってエッジを簡単に研ぐことができます。
完璧なベベルを見つけることができますよ。本格的なレース用のスキー板で表彰台を狙いましょう。
No.2 フィッシャー THE CUVR
おすすめ度 | ★★★★★ |
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ラディウス | 13、15.5、18、21 |
センター幅 | 68 |
ラインナップ | 164cm、171cm、 178cm、185cm |
年式 | 2017-18モデル |
驚異のトリプルラディウス構造で勝手に曲がってくる板へ
フィッシャーのTHE CUVRは、トップとテール付近はSL向けのラディウス。センター部分はGS向けのラディウスをもつ、トリプルラディウス構造となっています。キレの良いターンに必須のトップの食い込みが強く、一気にギュンっと板が回ってくる感覚を得ることができます。
No.1 ROSSIGNOL HERO
おすすめ度 | ★★★★★ |
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ラディウス | 19、23、25、27、30 |
センター幅 | 65 |
ラインナップ | 170cm、175cm 、182cm、188cm、193cm |
年式 | 2016-2017モデル |
年々勢いを増すロシニョールの定番レーシングモデル
トップに向けてだんだんと板を薄くしていくカスケードテクノロジーが採用されたロシニョールのHEROは、多くのトップアルペンレーサーが好んで使うトップクラスのレーシングスキー板です。
シャープでロスの少ない、理想的なカーブを生み出しポール内を自由自在に曲がることができます。
おすすめのスキー板3選!クロスカントリースキー編
クロスカントリースキーを選ぶ時は軽さとグリップ感、そして操作のしやすさを見ることが大切です。
今回は入門レベルの人におすすめのクロスカントリースキーをご紹介します。
No.3 サロモン Snowscape 7
おすすめ度 | ★★★★★ |
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重さ | 2.77 Kg |
ラインナップ | 193cm |
年式 | 2017-18モデル |
操作が簡単でベーシックからしっかり学べるクロスカントリー板
サロモンSnowscape 7 の特徴は、とにかく操作感が掴みやすいという点です。
ベーシックから学びたい人にとって、どのように力を加えれば操作できるのかを知ることは大変重要です。
このSnowscape 7ではより簡単に、クロスカントリーを学べる工夫がなされています。
No.2 Fischerアウトバック68クラウン
おすすめ度 | ★★★★★ |
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重さ | 920g |
サイズ | 179cm |
年式 | 2018モデル |
クロスカントリーの楽しさが実感できる
クロスカントリーをより楽しみたい人におすすめなのがFischerのアウトバック68クラウンです。
クロスカントリー板として最適な扱いやすさと軽量さがポイントとなります。
フルレングスのスチールエッジが雪にしっかりと固定してくれますよ。
シンプルで楽しさを感じられるようになる優秀モデルとなっています。もちろん安全性も抜群です。
No.1 FischerツインスキンクルーザーEF
おすすめ度 | ★★★★★ |
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重さ | 1390g |
サイズ | 184cm |
年式 | 2018モデル |
経験豊富なスキーヤーにおすすめ
経験豊富なスキーヤーの方におすすめなのがFischerツインスキンクルーザーEFとなります。
ツインスキンは、モヘアースキスをあらかじめ取り付けていて強力なグライディングとトレイルで信頼のあるキックを提供しています。
スピードが出ていても安全性が抜群な為安心して競技が楽しめます。
中級者~上級者の方におすすめなクロスカントリー用の板となります。
スキー板はどのくらいのレベルになってから購入する?購入ポイントを調査!
スキー板はレンタルしている人も多いですよね。
しかし、本格的に始めたり、使用回数が多いと「自分専用のスキー板」が欲しくなりませんか?
今回は自分専用のスキー板を持っている男女482人にアンケートを取りました。
もう少し上手くなってから…と購入を諦める前に、経験者の意見を参考にしていきましょう!
ここからは、
- 購入した時のレベル
- どんなスキーが人気なのか
- スキー板の購入ポイント
それぞれの調査結果をご紹介します。
1. スキー板はどのくらいのレベルになってから購入しましたか?
調査の結果、最も多かったのは男女482人中316人(約66%)の「初心者」でした!
楽しい、もっと続けたい、本格的に始めたいと思った時に購入している人が多いようです。
また、自分専用のスキー板を手に入れることで、自分の趣味として語れるところがいいですよね。
もちろん「中級者」や「上級者」になって、スキーに詳しくなってから購入するのもおすすめです。
欲しいと思ったタイミングで、自分専用のスキー板を手に入れましょう。
2. どんなスキーが好きですか?
最も人気があるスキーは、男女482人中287人(約60%)の「オールラウンドスキー」でした!
オールラウンドスキーは一番基本的なスキーなので、初心者から上級者まで問わず愛されていることが分かります。
風を感じながら気持ちよく滑りたい人におすすめのスキーです。
他にも「ショートスキー」や「フリーライドスキー」が上位にランクインしていました!
スキーの基本的な操作を身に付けたら、新しい滑り方にも挑戦してみましょう。
3. スキー板のどんなところに注目して購入しましたか?
最も多かったのは、男女482人中105人(約22%)の「軽い板」でした!
やはり自分専用のスキー板となると、自宅や宿泊先からスキー場まで運ばなければいけません。
そのため少しでも軽い板が好まれているようです。
そして軽い板の方が体が疲れにくく、操作がしやすいので、初心者の人にとってもおすすめの板となっています。
他にも「身長から10cmを引いた長さの板」や「しなりすぎずない板」に注目して購入するのがポイントのようでした!
これから自分専用のスキー板を購入する人は、これらの意見をぜひ参考にしてみて下さい。
いつ頃買い替える?スキー板の寿命をチェックしよう!
スキー板にも寿命があるのをご存知でしょうか。
板が曲がったり、エッジの剥離が始まったら安全に滑ることができません。
これから購入を考えている人も、事前にチェックしておきましょう。
そんなに乗っていなくても買い替えを考えて!こうなったスキー板は危ない!
滑走日数に関係なく、スキー板の買い替えを考えなくてはいけない場合もあります。
次に挙げるような状態のスキー板は滑りに支障をきたしますので、安全にスキーを楽しむためにも新しいスキー板に乗り換えましょう!・スキー板の反り(曲がり)
滑走中の転倒などにより、スキー板のトップ部等が反ってしまうことがあります。
反ってしまったスキー板は有効エッジ長が短くなってしまい、安定性を失います。
反りが軽い場合はメーカーのサービスセンターに修理を依頼することはできますが、根本的には直りません。
大きく反ってしまったスキー板は修理不能です。・エッジの剥離
スキー板に大きな衝撃が掛かることにより、エッジが板本体からはがれてしまうことがあります。
ぱっと見は分からないですが、よく見るとエッジとサイドウォールの間に隙間ができる状態です。この場合、エッジが浮いているのでターン中のエッジグリップが悪くなり、キレが失われます。
この状態のままにしておくと、そこから水分が入り、中が腐ってしまいます。剥離がひどい場合は修理不能です。・ビンディングの加水分解
トータル100日滑っていないスキー板でも、あまりにも古い板は要注意です!
ビンディングの樹脂の部分が加水分解を起こし、いつ割れてもおかしくない状態のスキー板は、想像しただけでも恐ろしいですよね?
樹脂の部分が白っぽく変色したものは即買い替えを検討してください。・芯材が見えるほどのえぐれ
滑走面やトップシートに芯材(木材)が見えるほどえぐれているスキー板も危険です。
そこから水分が侵入し、中の芯材が腐ってるかもしれません。
これらの説明から、スキー板の寿命を知るには4つのポイントに注目する必要があることが分かりました。
滑走日数や年数だけでなく、上記のようにスキー板が傷んできたら新しいものに買い替えるようにして下さい。
もちろん長持ちするように大切に保存しておくことも大切です。
まとめ
今回は、様々なタイプ別にスキー板をご紹介してきました。
一口にスキー板と言ってもその種類は様々です。どんな楽しみ方をするのか、自分のレベルがどのくらいなのかを知っておかなければ、本当に自分にあったスキー板を見つけることはできません。
しっかりとポイントを把握して、最強の相棒を見つけてみましょう。