短期間で歯は白くなるの?ホワイトニングの持続期間もご紹介

白く美しい歯を人工的な施術を行い手に入れるホワイトニング。歯を削らずに薬品を使うので、虫歯の治療や歯科矯正などよりも歯が受けるストレスは少なく済みます。

そんなホワイトニングですが、いったいどのくらいの期間で美しい歯を手に入れることができるのでしょう。さらに1度ホワイトニングをおこなえば一生白い歯のままでいられるのでしょうか

今回の記事ではそんなホワイトニングの謎について解明していきたいと思います。

「明日まで歯を白くしてください!」は可能?

「歯を白くしたい!」と思ったらできるだけ早くその効果を実感したいものですよね。目に見える効果はそれだけで満足度につながります。ではそんな利用者の願いは本当に叶うのでしょうか。

結果から言うと叶えることもできます。ただし、それは求める歯の白さや、今の自分の口内の状況、そしてなによりも選ぶホワイトニングの種類によって変わってくるのです。

即効性を求めるならオフィスホワイトニング

とにかく白さの即効性を求めたいと思うのであれば「オフィスホワイトニング」がおすすめです。歯科医師・歯科衛生士のもとで施術をおこなうオフィスホワイトニングでは、有資格者のみが使用可能な薬品や機材を使用しています。薬品の濃度も高いので1度の施術で受けられる効果も高いといえるでしょう。

求める歯の白さがそこまでではない、またはもとから色素沈着が少ないのであれば本当に1日で満足できる仕上がりを手に入れられるので、「ホワイトニングで確実に白くしたい!」というのであればこのオフィスホワイトニングはぴったりです。

しかし歯科医院でおこなうオフィスホワイトニングはその日にホワイトニングの施術をおこなえない場合があります。理由は事前の口内チェックで何かしらのトラブルが見つかった場合、そちらの治療から施術が始まるからです。さらにすでに治療している歯であっても、仮歯や治療中の虫歯があればホワイトニングを断られることもあるので、「今日ホワイトニングをしたい!」と思って足を運んだ方は場合によってはがっかりしてしまうかもしれません。

「ホワイトニング体験」を今日したいならセルフホワイトニング

「とにかく今日ホワイトニングを体験したい!」そんな方には「セルフホワイトニング」をおすすめします。

セルフホワイトニングは初回のカウンセリングの後、薬品を塗るところから照射、歯磨き粉を使ったケアにいたるまですべて自分でおこなう施術方法です。歯科医院ではなく「ホワイトニングサロン」と呼ばれる店舗で施術をおこなうのですが、こちらは医療機関ではないので専門スタッフは医療にかかわる口内の施術はおこないません。よって必然的に事前の口内チェックもなく、虫歯や差し歯があってもそのまま施術ができるので、すぐにホワイトニングの体験をすることができます。

しかし、使う薬品は素人が取り扱っても問題のない範囲のものに限られます。漂白作用が全くないわけではないですが、クリーニングと呼ばれる掃除の要素もふくまれる施術方法となっているため、1回でオフィスホワイトニングに近い絶大な効果というのは正直期待できないでしょう。もともとそこまで歯の汚れが気にならない方や、とりあえずホワイトニングがどんなものか体験してみたい方は満足できると思います。

歯の白さってどのくらいもつの?

せっかく時間とお金をかけて歯を白くしたならできるだけその白さを保っていきたいですよね。正直なところ歯の白さを保つのは限界があります。飲食や喫煙などでどうしても歯の色素沈着は日常生活で避けられません。

もちろん漂白作用の強い歯磨き粉や定期的なメンテナンスで期間を延ばすことは可能ですが、薬剤を全く塗らないとなると一生歯の白さを保つことは難しいですね。

持続性を重視したいならホームホワイトニングかセルフホワイトニング

とは言え持続性に特化した施術方法をきちんと選択すれば、ある程度の期間は白く美しい歯をたもつことができます

「ホームホワイトニング」は、即効性よりも持続性に特化した施術方法です。セルフホワイトニングと同じで自ら施術をおこなうことには変わりないですが、医療機関が関わってくるので使う薬品の性能は必然的に漂白性に特化したものになります。しかしオフィスホワイトニングに比べると漂白作用は薄いので、即効性はあまり期待できません。

その代わり時間をかけてじわじわと歯を白くしていくことで高い持続性を得ることができます。また、ホームホワイトニングはオフィスホワイトニングと同様に事前の口内チェックで、ホワイトニングの施術へすぐ移れない可能性もありますが、初めから長期戦で歯を白くしていく心構えがあればそこまでがっかりすることもないでしょう。

「どうしても今日ホワイトニングしてみたい!」という方は、即効性を求める場合と同じようにセルフホワイトニングをおすすめします。求める白さのトーンがそこまで高くないのであれば、セルフホワイトニングでも十分に効果を感じることができますし、その特性上即効性を求めてセルフホワイトニングに足を運んだ時よりも満足度は高いかもしれませんね

デュアルホワイトニングなら即効性と持続性の両方を期待できる

ここまで説明したホワイトニングの施術方法は、それぞれに特徴があり医療ホワイトニングにおいては正反対の特性を持っています。メリットがある分デメリットもあるので、この3つのホワイトニングを選ぶのであれば自分の優先したい分野を見極めておかなければなりません。その点デュアルホワイトニングであれば、ほかの3つのホワイトニングのデメリットをほぼおぎなって高い効果を得ることができます。

即効性の高いオフィスホワイトニングで歯を白くしたあと、持続性の高いホームホワイトニングで内側からも歯をきれいに!このように2回施術をおこなうことで、ホワイトニングの持続性即効性での穴をおぎなって、確実に効果が期待できることが魅力です。

しかし通常の2倍効果が期待できる分、料金がかなりかさんでしまうのでセルフホワイトニングのようなお手軽感を求めている方には向かないといえるでしょう。プランによっては分割払いで1回あたりの支払いを少額にすることもできるので、院を選ぶ際にはそちらにも是非注目してみてくださいね。

即効性と持続性あなたはどっちを優先する?

いかがでしょうか。

ホワイトニングにおいて、より満足度を上げるにはあなたが何を優先したいのかを明確にしておくことが重要です。即効性と持続性・料金・その他施術後のアフターケアなども全て比較したうえで安心できる歯科医院、サロンを見つけることが美しい歯を手に入れるための第一歩となります。

こう聞くと少々面倒に感じてしまうと思いますが、せっかくお金と時間をかけるのであれば、最後まで満足度を保てるものを選ばないのはもったいないです。ぜひこの機会にホワイトニングに関する知識を深めて、より理想的な歯を手に入れてください。

当サイトではホワイトニングに関する豆知識、歯科医院やサロンの紹介もおこなっています。ぜひそちらも参考にしてみてくださいね!