パーソナルカラー意識していますか?
イエローベースやブルーベースなど、その人の生まれ持った肌・髪・瞳の色と調和の取れる(似合う)色のことを「パーソナルカラー」といいます。
パーソナルカラーを認識して自分に似合う色を知ることで、メイクやファッションを選ぶ際の参考になることもあるでしょう。
では、どれほどの方が自分のパーソナルカラーを認識しているのでしょうか。
また、自分のパーソナルカラーに合ったメイクを意識している方はどれほどいるのでしょうか。
今回は、パーソナルカラーについて、女性250名の方々にアンケートを実施しました。
調査手法 | インターネットでのアンケート ※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施 |
調査対象者 | 女性 |
調査期間 | 2021年9月13日 ~ 2021年9月16日 | 質問内容 |
質問1:「ブルベ」「イエベ」など自分のパーソナルカラーを認識していますか? 質問2:あなたのパーソナルカラーを教えてください。 質問3:自分のパーソナルカラーに合ったメイクを意識していますか? 質問4:どのようなことを意識しているか教えてください。 質問5:(認識していない場合)自分のパーソナルカラーを知りたいと思いますか? 質問6:その回答の理由を教えてください。 |
集計対象人数 | 250人(20代以下、30代、40代、50代、60代以上、各50人) |
認識している人の68.1%が「意識してメイクしている」
まずは、自分のパーソナルカラーを認識しているかについて聞きました。
「認識している」と回答したのは、20代が46%でもっとも多い結果になりました。
「認識している」と回答したすべての方に、パーソナルカラーは何か聞きました。
その自分のパーソナルカラーに合ったメイクを意識しているかについても聞きました。
68.1%の人が「意識している」と回答しました。
「意識している」と回答した方に、どのようなことを意識しているか聞きました。
『イエローベース(春)』の方が意識していること
- 特にアイラインをイエベにあわせて変えた。(20代・女性)
- ブラウンやピンクなど、イエローベースの暖色系を取り入れるようにしている。(20代・女性)
- 淡色、やわらかい色を使うように意識している。(30代・女性)
- ブルー系のアイシャドウは似合いにくいんだと思ってやめました。(30代・女性)
- 柔らかく明るいイエローベースの色を全体的に使っている。(40代・女性)
- 自然で明るく仕上がるようにポイントメイクを控えめにメイクする。(60代・女性)
『イエローベース(秋)』の方が意識していること
- 全体的に強い色、特に寒色系を使わない。(10代・女性)
- リップの色を、自分に似合うオレンジやブラウン系にしている。(10代・女性)
- アイシャドウをオータムカラーにしている。(30代・女性)
- 秋はなるべく黄色に合う明るい色のメイクにしています。(30代・女性)
- 特にアイシャドウやチークなどで色味をよく考えます。ブルーベースのものに惹かれても、自分の肌の色を生かす方を選ぶようにしています。(50代・女性)
- 肌の色に合わせた、イエローベースのナチュラルメイクを心がけています。目元とリップをブラウン系で統一しています。(50代・女性)
『ブルーベース(夏)』の方が意識していること
- 似合う色を選ぶ、透明感を出す、パッション系の色や原色は身につけない。(20代・女性)
- リップカラーやアイシャドウの色選びにおいて似合いやすい色を選ぶようにしている。(20代・女性)
- アイシャドウの色やリップの色を自分の肌が白く透明感がでるような色合いにしています。(20代・女性)
- 顔色がくすんで見えないように、襟元にくる色とファンデーションのベースカラーは気をつけている。(50代・女性)
- シャドウはピンクやブルーを。もともと好きな色なのでうまくなってますね。お洋服もそのように選んでいます。好み通りで似合っていると思います。(60代・女性)
- とにかく品のあるクールなメイクをしています。(60代・女性)
『ブルーベース(冬)』の方が意識していること
- 原色など使わないようにしている。(20代・女性)
- 青みのあるリップやチークを使う。(30代・女性)
- 顔色が悪くならないようにする。(30代・女性)
- 化粧下地を選ぶときブルーベースに合う物を選ぶようにしている。(30代・女性)
- 口紅やアイシャドーの色を選ぶ時、ウインターに合う色の物を選んでいる。(40代・女性)
- チークはブルーががったピンク、アイシャドーは寒色系。髪の色は赤茶色にそめない。ファンデーションはブルーベースの肌用を購入する。(40代・女性)
それぞれの特徴に合わせて、使用するものを意識的に選んでいる方が多いようです。
反対に、「意識していない」と回答した方にも、その理由について聞きました。
パーソナルカラーを意識したメイクをしてしない理由
パーソナルカラー | 意識していない理由(年代・性別) |
イエローベース(春) | 参考程度で、自分の好きなカラーを選ぶことがおおいから。(40代・女性) |
イエローベース(秋) | 化粧品を買い替えたり考えて選ぶのが面倒だから。(20代・女性) |
ブルーベース(夏) | 似合う、似合わないのがいまいち理解していない。プロから見た判断はしてもらっていない。自分が好きなカラーで決めてしまいがち。(30代・女性) |
ブルーベース(夏) | 好きな色を使いたいから。(50代・女性) |
ブルーベース(冬) | その時の気分次第で、したいメイクが変わるから。(20代・女性) |
ブルーベース(冬) | ブルベが好きな色味ではないから。(50代・女性) |
参考にはしながらも自分の好きな色を優先して選ぶ方や、自分のパーソナルカラーに合った色味がそもそも好きではないという理由の方などがいました。
72.5%が「自分のパーソナルカラーを知りたい」
続いて、自分のパーソナルカラーを「認識していない」と回答した方に、自分のパーソナルカラーを知りたいかについて聞きました。
72.5%の方が、自分のパーソナルカラーを「知りたいと思う」と回答しました。
それぞれの回答をした方に、その理由についても聞きました。
自分のパーソナルカラーを知りたいと思う理由
- 知った上でメイクすれば自分を魅力的に出来ると思うから。(10代・女性)
- 似合い色が知りたい。メイクの幅を広げたい。(20代・女性)
- 化粧や髪色など自分の似合うものを知りたいから。(20代・女性)
- 自分に似合う色等が分かるとメイクが楽しくなりそう。(30代・女性)
- 今まで興味なく、それとなくカラーを選んでいたから。(30代・女性)
- どんな色が合っているのか興味があるから。(30代・女性)
- パーソナルカラーを認識して、自分に似合うメイクをしたいから。(30代・女性)
- 知ることによって、今まで選ばなかったものを意識して考えるようになると思うから。(40代・女性)
- 客観的に見たら他に似合う色があるかもしれないから。(40代・女性)
- 自分に合ったカラーがわかってより自分の魅力を引き立てることができそうだから。(40代・女性)
- ファンデーションの色と自分の肌の色があっていなかったり、メイクの色が難しくて合わない。(40代・女性)
- 自分が似合っていると思っている色とは全く違うカラーかもしれないから。(50代・女性)
自分のパーソナルカラーを知りたいと思わない理由
- 診断されても自分で納得いかなかったら使わないと思うから。(20代・女性)
- わかっても今のメイクを変えようとは思わないから。(20代・女性)
- 知る事で自分に似合う似合わない色に縛られ、服や化粧を選択する幅がせまくなるから。(30代・女性)
- パーソナルカラーに関係なく自分が好きな物を身に着けたいから。(40代・女性)
- 自分の好みの色ではなかったら、今までの服など、これから躊躇してしまうから。(40代・女性)
- 自分の好きな色と異なると嫌なので。(40代・女性)
- 影響され過ぎそうなので。(50代・女性)
「知りたいと思う」と回答した理由としては、自分に似合うメイクを知りたいからや、実際に色味で悩んでいるからなどがありました。
一方「知りたいと思わない」と回答した方は、知っても現状のメイクを変えようとは思わないや、反対に影響されすぎてしまいそうだからなどの理由があるようです。
まとめ
自分のパーソナルカラーに合ったメイクを意識しているという方は68.1%という結果でした。
寒色や暖色など自分のカラーに似合う色味をメイクに取り入れている方が多いようです。
また、自分のパーソナルカラーを知らない方の72.5%が「知りたいと思う」と回答しており、パーソナルカラーを参考にしてメイクをしてみたいと思っている方も多いようです。