「浴室でも使える防水ラジオが欲しい」
「おすすめの防水ラジオを教えてほしい」
そんな方にぴったりの、浴室やキッチンで使えて、水しぶきにも耐えられる防水ラジオをご紹介します。
災害時には貴重な情報源にもなる便利なアイテムですが、種類が豊富で、どれを選べばいいか迷ってしまうこともありますよね。
そこでこの記事では、おすすめの防水ラジオを厳選してご紹介します!
シャワーラジオや防災ラジオにこだわらず、防水機能を備えたラジオを幅広く取り上げます。
選び方のポイントも一緒に解説するので、この記事を読めば、自分にぴったりの防水ラジオが見つかるはずです。
自分に合った防水ラジオを選んで、日常の楽しみと災害時の備えを一緒に手に入れましょう!
防水ラジオを使ってますか?メリットは?2,000人にアンケート!
ではまずは、防水ラジオに関するアンケートを紹介します。
全国の男女2,000人を対象に、「どんな機器でラジオを聴いているか」「防水のモノを使っているか」「防水を選んだ理由・メリット」を聞きました。
これから防水ラジオの購入を検討している方は、参考にしてみてください。
まずはラジオを聴くときにどんな機器を使っているかを聞いた結果がこちら。
カーラジオで聴いている方がダントツで多いですね。
次いで「スマートフォン」、「携帯ラジオ」、「ラジカセ」という順番になりました。
今回紹介するような携帯ラジオや据え置きラジオで聴いている方もいますが、どちらかと言えば少数派ですね。
では続いて、携帯ラジオ・据え置きラジオで聴いている273人の方に、「ラジオに防水機能がついているか」を聞きました。
防水のラジオを使っている人は、273人中46人という結果になりました。
ラジオを聴くだけなら防水機能がなくても不備はないため、特に望んで防水機能をつけている人は多くないようです。
ただ、バスルームで使うなら防水機能は必須ですし、災害時にも間違いなく防水の方が役立ちます。
というわけで最後は、防水機能がついたラジオを使っている方に、「防水付きを選んだ理由とメリット」を聞きました。
何人かの回答をご紹介しますね。
60代男性
防災用に購入した、野外で雨や多少水に浸かっても影響がないので安心感がある。
50代男性
釣りなど野外でも使える。耐久性が高い。
70代男性
ウオーキングの時聞きたいので防水です
70代男性
風呂でゆっくり聞けるのでリラックスできますよ!
災害時を想定して防水にした方や、アウトドアの際やお風呂場で使うために防水にしている方がほとんどでした。
災害のことを考えると、これから据え置きラジオ・携帯ラジオを買おうと思っている方は、防水のモノにしておいて損はないですよ。
調査手法 | インターネットでのアンケート ※自社運営のアンケートサイトを利用して調査を実施 |
調査対象者 | 全国の男女(自社運営アンケート会員) |
調査期間 | 2021年2月5日~2月10日 | 集計対象人数 | 全国の男女に対して調査を実施、2000名から回答を得た。 |
【シャワータイムに、非常時に備えて】防水ラジオの選び方
ここからは防水ラジオの選び方についてご説明します。
防水性能を備えたラジオには、用途によって様々なタイプがありますので、それぞれの製品の特徴をよく知って、自分の用途にあったものを選ぶことが重要です。
以下の記事を参考にして、自分にピッタリの防水ラジオを見つけてください。
【どこで使う?いつ使う?】防水ラジオは用途に合わせて選ぶ
まずは、何のために防水ラジオが欲しいのか、はっきりさせましょう。
防水ラジオの中には、シャワー中に使うことを主な目的にしたシャワーラジオと呼ばれるものがあります。
このタイプの製品はラジオ機能のみのシンプルなものが多くなっているのが特徴です。
ただ、中にはCDや音楽データを再生できる機種もあるので、音楽を楽しむことが目的の場合は、こういった製品を選ぶべきでしょう。
一方で、非常時を想定した防災ラジオと呼ばれる製品の場合、乾電池などの電源が入手できない可能性に備えているものが多いんですよ!
特徴としては、手回しで充電できたり、太陽光発電で充電できたりする充電機能を有する機種が多くなっています。
また、ラジオに内蔵された電池から、携帯電話やスマートフォンに充電できる機能を備えた製品もあります。
シャワーラジオを非常時に使ったり、防災ラジオをシャワー中に使ったりといったことも不可能ではありません。
しかし、やはり使いやすいのは、それぞれの用途に合わせて開発された製品です。
防水ラジオは、自分の用途に合った製品を選ぶようにしてください。
【どのくらいの水に耐えられる?】防水性能の表示について
防水ラジオというからには、防水性は必須となる性能です。
この防水性能ですが、製品によって違いがあります。
防水ラジオの場合、共通しているのは、いわゆる完全防水ではないことで、防水性の高い腕時計のようなものとは違います。
防水ラジオの防水性は、水没させても壊れないというレベルの保障をしたものではなく、多少の水がかかっても大丈夫という程度のものです。
この防水性能を示す基準として、JIS規格とIP規格というものがあります。
JIS規格は9段階の数字(0から8まで)または防雨型や防沫型といった表記で示され、IP規格はIPX○といった表記で示されています(JIS同様、○には0から8までの数字が入ります)。
厳密にはこの2つの規格は違うものなのですが、両者を併記して「JIS IPX○」といった表記がされることもあります。
IP規格は「国際電気標準会議」が定める規格で、現在ではこちらの表記の製品が多くなっているようです。
防水ラジオの場合、一番多いのはIPX4相当という表記で、これは、あらゆる方向からの飛沫によっても有害な影響が受けないというもの。
JIS規格では防沫型にあたります。
どんな方向から水しぶきが飛んできても大丈夫ということです。
この一段下のレベルがIPX3というもので、鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響を受けないというものをさします。
上から降ってくる水滴に対しては防水性があるということになりますが、横や下からの飛沫は保障外です。
JIS規格では防雨型にあたります。
数は多くありませんが、このIPX3相当の防水ラジオもありますよ。
置く場所などにもよりますが、このタイプの製品はシャワールームなどで使うには少し防水性能が足りないということになります。
そして、防水ラジオではあまり見かけませんが、ワンランク上のIPX5相当の製品も!
あらゆる方向からの噴流水によっても有害な影響を受けないというもので、このクラスになると、直接水を吹きかけても大丈夫ということになります。
防水ラジオの場合、大体の製品がIPX4相当の性能なので、製品選びの際にはあまりこだわる必要はありません。
しかし、IPX3相当の製品を購入する場合は、少し防水性能が劣ることになるので、使用する場所などに注意が必要です。
なお、防水ラジオの場合、「IPX○」といった形の表記が多いのですが、まれに「IP○○」といった形で数字が2つ並んでいることがあります。
この場合、最初の数字は防塵性能を意味しているんです。
防塵というのは、チリやホコリから守られているという意味。
以下のおすすめ製品のところでも「JP64」という表記のものがありますが、これは防塵性能については、粉塵も進入しないという意味で完全な防塵性能があることを意味しています(防塵性能は0から6までの7段階)。
防水性能についてはIPX4と表記されたものと同じです。
屋外でのラジオ使用が多い人、DIYが趣味の人で木屑が飛ぶような環境でラジオを使う人は、こういった防塵性能も備えた防水ラジオを購入されることをおすすめします。
【AM放送をクリアな音声で】ワイドFM対応機種がおすすめ
多くのラジオは、AMとFMという2つの周波数帯(バンド)の受信ができます。
2バンドラジオと表記しているメーカーがあるのはそのためです。
そして、FMの周波数帯でAMの放送を聴くことができるワイドFM(FM補完放送)という放送があります。
FMの電波は、音がクリアで、建物などの障害物の影響を受けにくく、アンテナが高い位置にあるため災害時にも影響を受けにくいとされているんですよ。
ワイドFMは、現在のところ必ずしも全国どこでも聴けるというわけではないのですが、聴取エリアは順次拡大中です。
防水ラジオを選ぶときには、このワイドFM対応の機種を選ぶのがおすすめです。
とはいっても、多くの機種が対応しているので、あまり意識しなくても大丈夫なのですが、一部に非対応の製品がありますから、注意してください。
「ワイドFM対応」と明示されているものなら安心ですが、そうでない場合でも90.1MHz以上のFM周波数帯域が受信できるものであればワイドFMが聴取できます。
クリアな音でAM放送の番組を聴きたい、災害時に強いラジオが欲しいという人は是非チェックしておきたいポイントです。
【乾電池かAC電源か?手回し充電か太陽光充電か?】電源の種類と充電の方式で選ぶ
防水ラジオの多くの製品の電源は乾電池式です。
ACアダプターを使ってコンセントから電源を取れる製品もありますが、ACアダプターや接続端子部分は防水ではないので、ACアダプターを接続した状態では防水性能が発揮できません。
したがって、シャワールームで使うような場合は、基本的に乾電池で使うことになるので、使用する電池の種類や本数、電池が持続する時間については購入前に確認しておきましょう。
もちろん、電池が長持ちする製品の方が便利ですが、長時間使える製品は、使用する電池が単1形4本といった場合もあり、こういった製品は重さが重くなります。
重さとのバランスも考えて選んでください。
そして、災害時の使用を想定した製品を中心に、充電池を内蔵した防水ラジオもあります。
充電の方式には、ACアダプター、手回し、太陽光などがありますよ。
非常時に備えるなら、手回し充電ができるものがおすすめです。
数分程度充電するだけで、数十分はラジオを聴くことができます。
太陽光充電ができる製品は、手回しの手間がかからないのでとても便利ですが、直接日光が当たる場所でなければ充電できず、天候にも左右されるのが欠点ですね。
もっとも、太陽光充電のみという製品はほとんどなく、手回し充電との併用になるので、曇りや雨のときは手回しで対応できます。
こうした充電式のものには、携帯電話やスマートフォンの充電にも使えるものが多いので、この点も要チェックです。
なお、充電式の防水ラジオに使われている充電池はニッケル水素電池である場合が多いのですが、ニッケル水素電池は経年劣化のおそれがあります。
特に災害対策として購入する場合は、ときどきスイッチを入れてみて、ちゃんとラジオがつくか定期的に確認するようにしてください。
何年も放置しておくと、いざというときに使えないことになりかねません。
ニッケル水素電池の劣化は、充電不足のまま放置すると進みやすいので、半年か年に一度は充電するようにすると劣化を抑えられます。
【シャワータイムに、災害への備えに】防水ラジオのおすすめ人気製品
ここからは、防水ラジオのおすすめ製品をご紹介します。
それぞれの製品に特徴がありますから、それを見極めて、自分の用途にあった製品を選んでください。
1. ソニー FM/AMシャワーラジオ IFC-S80
出典:Amazon
防水性能 | JIS IPX4相当 |
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受信周波数 | AM:531~1,710kHz FM:76~108MHz ※ワイドFM対応 |
電源 | 単2形アルカリ乾電池3本 |
電池持続時間 | 約100時間(FM受信時、AM受信時とも) |
サイズ | 約幅145×高さ128.4×奥行62.1mm |
質量 | 約575g(乾電池含む) |
付属品 | FMアンテナコード壁固定用吸着盤、お試し用乾電池(単2形3本) |
シャワールームでの使用にピッタリの防水ラジオ
出典:Amazon
シャワーを浴びながらラジオ放送を楽しみたいときに、快適さを左右する一つのポイントは、しっかりとした音量で聴くことができるかどうかです。
この製品の場合、最大出力が500mWあるので、シャワーを浴びながらでもしっかりと聴こえます。
また、FMとAMをそれぞれ10局ずつ登録することができる「お気に入りボタン」も付いているので、聴きたい放送局を簡単にサーチすることができますよ。
ダイヤル式は濡れた手では操作しにくいことがあるので、ボタン操作の製品は便利です。
時計機能があるのも、時計を置いていないことが多い浴室では重宝しますよね!
1分刻みで90分までのタイマー機能もあるので、じっくりと半身浴をしたいといったときに時間を測ったり、キッチンで使う際にはキッチンタイマーとしても使用可能です。
単2形乾電池3本を使用するので多少重いのは難点ですが、電池の持続時間は約100時間というスタミナ設計なので、災害時などの情報元として使う際にも頼りになります。
なお、この製品には吸盤が付属していますが、これはFM受信用のアンテナ位置を調節して受信感度を上げるためのものです。
アンテナコードの先端に吸盤を付けて、受信状況が良いアンテナの向きを探して吸盤で浴室の壁などに貼り付けて使います。
ラジオ機能のみの製品としてはやや高価ですが、ラジオとしての基本性能のレベルが高く、安心して使える製品ですよ。
2. ソニー FM/AMポータブルラジオ IFC-B99
出典:Amazon
防水性能 | JIS IPX4相当 |
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受信周波数 | AM:530~1,710kHz FM:76~108MHz ※ワイドFM対応 |
電源 | アルカリ単3形乾電池2本、内蔵充電池(内蔵充電池は、手回し、USB ACアダプター(別売)、太陽光で充電可能) |
電池持続時間 | FM受信時:約80時間、AM受信時:約100時間(アルカリ乾電池、スピーカー使用時)、ライト:約50時間(アルカリ乾電池使用時) ※ACアダプターによる内蔵電池満充電時は、FM約32時間、AM約40時間、ライト約20時間 手回し充電1分間(約2回/秒)で、FM約50分、AM約75分、ライト約15分 太陽光充電60分間(屋外、晴天時)でFM約40分、AM約60分、ライト約100分 |
サイズ | 約幅132×高さ79×奥行58mm |
質量 | 約385g(乾電池含む) |
付属品 | キャリングポーチ、マイクロUSBケーブル、充電プラグアダプター、非常用の笛、ハンドストラップ |
非常時にも活躍する最強の防災ラジオ
出典:Amazon
乾電池のほか、内蔵バッテリーでの動作も可能な防水ラジオです。
内蔵バッテリーは、USB ACアダプターで充電することができ、コンセントから電源が取れない場合でも、手回し充電とソーラーパネルによる太陽光充電が可能なんですよ!
また、同じソニー製のご紹介した製品(IFC-B09)と機能的に近い製品です。
ラジオ受信のほか、スマートフォン・携帯電話の充電が可能なこと、LEDライトが搭載されていることなどが共通しています。
一方で、こちらの製品にはソーラーパネルが装備されていることが大きな違いです。
気象条件に左右されるとはいえ、日が当たる場所に放置しておくだけでバッテリーが充電されるというのはやはり魅力的ですよね!
スピーカー出力も60mW(内蔵電源使用時、アルカリ乾電池使用の場合は90mW)という本格的なものですし、普段使いをする上でも便利な製品です。
様々な方法で充電できるので、非常時に備えて準備しておくのもおすすめの製品といえますよ!
3. 東芝 防水クロックラジオ TY-BR30F
出典:楽天市場
防水性能 | JIS IPX4相当 |
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受信周波数 | AM:540~1,600kHz FM:76~108MHz ※ワイドFM対応 |
電源 | AC100V(ACアダプター使用)、単2形乾電池3本 |
電池持続時間 | ラジオ受信時:約60時間 |
サイズ | 幅192×高さ130×奥行55mm(ハンドル含まず) |
質量 | 約560g(乾電池含まず) |
付属品 | ACアダプター |
めざまし時計としても使えるクロック機能搭載
東芝の防水クロックラジオ。
こちらの製品は、CDプレーヤーなどは搭載されていないスタンダードな製品です。
クロックラジオの名前どおり時計機能があり、めざまし時計としても使えます。
めざましは、ベルとラジオの切り替えが可能で、ラジオに設定しておくと、その時間にラジオが10分間流れます。
最初は小さな音から、徐々に音が大きくなる仕様です。
スリープ機能も搭載されているので、ラジオを聴きながら眠ることもできますよ。
設定できる時間は、120分、90分、60分、45分、30分、15分の6通りです。
細かな点としては、ヘッドホン端子が装備されていて、ヘッドホンで使用することもできるのがポイント!
防水ラジオには、防水性を保つためヘッドホン端子がない機種も多いのですが、この製品は防水用端子カバーを装備することで、防水性を維持しています。
ただし、ヘッドホンを使用している最中には防水性能は発揮されません。
時計機能付きの防水ラジオが欲しいという方にはイチオシです。
4. 東芝 FM/AM充電ラジオ TY-JKR5
出典:Amazon
防水性能 | JIS IP54相当 |
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受信周波数 | AM:531~1,620kHz FM:76~108MHz ※ワイドFM対応 |
電源 | 内蔵コンデンサ、単4形乾電池2本 |
電池持続時間 | ラジオ:AM受信約70時間・FM受信約60時間(アルカリ乾電池、イヤホン使用時)、AM受信約45時間・FM受信約60時間(アルカリ乾電池、スピーカー使用時) ※内蔵コンデンサに手回しで約1分間(150~180回/分)充電した場合、AM受信約50分・FM受信約40分 LEDライト:約40時間(アルカリ乾電池使用) ※内蔵コンデンサに手回しで約1分間(150~180回/分)充電した場合、約30分 |
サイズ | 幅110×高さ65×奥行35mm(ボタン・つまみ等の突起物含まず) |
質量 | 約188g(乾電池含まず) |
付属品 | 充電プラグアダプター、マイクロUSBケーブル、ハンドストラップ |
災害対策に適した長期の保管も安心な製品
出典:Amazon
長期保管に強い防水ラジオ。
非常時への備えに適した製品です。
具体的にどんな点が長期保管に適しているのかというと、この製品は内蔵電源として従来使われていたニッケル水素電池に替わって、コンデンサが採用されています。
あまり知られていませんが、ニッケル水素電池には経年劣化の可能性があり、数年放置しておくと電池が劣化して、いざというときに使えないといった事態が生じる可能性があります。
長時間使用しないと劣化が早まるので、メーカーのサイトなどでは半年から1年に一度は充電をすることを推奨していますが、忘れてしまう人が多いのではないでしょうか?
コンデンサの場合、長時間電力を保持しておくという点ではニッケル水素電池に及ばないとされています。
しかし、長期保管による劣化はしにくいという特徴があるんですよ。
「いざというときに備えて、防災リュックに入れておく」といった使い方には、コンデンサ式のこの製品が向いているのです。
また、この製品は、防水だけでなく防塵性能もあり、少々の塵やほこり、砂などでは故障しません。
この点でも防災ラジオとして使うのに適しています。
普段使いする場合でも、乾電池で使用した際の電池寿命は約70時間の十分な性能があります。
5. コイズミ シャワーラジオ SAD-7713
出典:Amazon
防水性能 | 防雨形 |
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受信周波数 | AM:522~1,629kHz FM:76~108MHz ※ワイドFM対応 |
電源 | ラジオ部:単4形乾電池3本、時計部:単4形乾電池1本 |
電池持続時間 | ラジオ受信時:約15時間 |
サイズ | 幅93×奥行70×高さ140mm |
質量 | 約270g(乾電池除く) |
付属品 | – |
フック付きのシャワーラジオ。時計・タイマー付き
大きめのフックが付いて、色々な場所に引っ掛けて使える防水ラジオです。
こちらの製品は、液晶画面が付いて、時計とタイマーの機能があるのが特徴的。
タイマーはカウントダウンタイマーで、最大99分59秒まで設定できます。
残り時間がゼロになると電子音のアラームが鳴る仕様です。
ラジオに使用する電池が1本減っている分、電池持続時間が短くなっています。
6. 山善 野外ラジオ YR-M100
出典:Amazon
防水性能 | JIS IP64 |
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受信周波数 | AM:530~1,610kHz FM:76~108MHz ※ワイドFM対応 |
電源 | アルカリ単1形乾電池4本 |
電池持続時間 | 約400時間 |
サイズ | 約幅187×奥行105×高さ167mm |
質量 | 約510g(乾電池含まず) |
付属品 | – |
水にもホコリにも強い防塵・防水ラジオ
出典:Amazon
防塵防水性能がある製品の中では、かなり低価格です。
手軽に買える防塵防水性能を備えたラジオとしておすすめです。
IP64の防塵・防水性能がありますから、キャンプや釣りなどのレジャーや農作業の最中に使うこともできます。
また、日曜大工の際に近くに置いておいてもホコリが入って故障してしまうようなことはありません。
ラジオとしての性能では、連続使用時間が約400時間という長時間の動作が可能な点が魅力的ですね!
これだけの使用時間があれば、災害時の備えとしても有効です。
手回し充電などができる製品ではありませんが、新品の電池を用意しておけば、電池切れの心配をする必要はほとんどないと言って良いでしょう。
価格も安く、ジェネリック家電製品大賞(アウトドア&防災家電部門賞)を受賞しているだけのことはある製品です。
7. パナソニック FM/AM 2バンドラジオ RF-200BT
出典:Amazon
防水性能 | IPX3相当 |
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受信周波数 | AM:522~1,629kHz FM:76~108MHz ※ワイドFM対応 |
電源 | AC100V(ACアダプター)、単3形乾電池3本 |
電池持続時間 | ラジオ使用時:2.5時間(マンガン乾電池)、8時間(アルカリ乾電池) Bluetooth使用時:3時間(マンガン乾電池)、12時間(アルカリ乾電池) |
サイズ | 約幅90×高さ139×奥行99mm |
質量 | 約750g(乾電池含む)、650g(乾電池含まず) |
付属品 | ACアダプター |
防水性能はやや劣るが、ラジオとしては高性能
出典:Amazon
この製品の防水性能はIPX3相当で、一般的な防水ラジオはIPX4相当の場合が多いですから、ワンランク下の性能ということになります。
「側面や底面からの散水には対応していない」とのことなので、シャワールーム・浴室で使用することはできません。
逆に、基本的には水に濡れない環境で多少の水はねがある程度の環境であれば十分な防水性能を発揮します。
例えば、キッチンなどで使って、多少の水がかかったり、濡れた手で操作をしたりといった程度では故障しません。
ただし、温水や洗剤、石鹸水といった水以外のものには対応していませんので、この点には注意が必要です。
一方で、AM・FMをそれぞれ10局、合計20局までプリセットできたり、アラームやスリープタイマーが装備されていたりと、ラジオとしては中々の高性能ですよ。
Bluetoothにも対応しているので、スマートフォンなどの音楽を再生するスピーカーとしても使えるのもメリット!
縦型のコンパクトなデザインなので、特にキッチンで使うには持って来いの製品です。
8. エルパ 防滴AM/FM Bathtime Radio ER-W39F
出典:Amazon
防水性能 | IPX4(防沫形) |
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受信周波数 | AM:525~1,630kHz FM:76~95MHz ※ワイドFM対応 |
電源 | 単3形乾電池2本 |
電池持続時間 | AM:約110時間、FM:約95時間(アルカリ乾電池使用時) |
サイズ | 約幅142×高さ96×厚さ49mm |
質量 | 約250g(乾電池除く) |
付属品 | – |
時計、温度表示付きの防水ラジオ
この製品にはラジオとしては珍しく、温度表示が付いています。
ラジオに温度計が付いてもあまり意味がないと思われるかもしれませんが、意外と役に立ちます。
例えば、冬の寒さが厳しい時期には、温かい部屋から寒い浴室に急に移動するとヒートショックと呼ばれる温度の急変による体調不良が生じることがありますよね。
これは心筋梗塞や脳卒中にも繋がりかねない恐ろしいものですが、この製品を使って事前に浴室の温度を確かめ、浴室の温度を上げておけばヒートショックを防げます。
時計表示も便利ですが、他の製品にあるようにタイマーやアラームの機能は付いていません。
純粋に時計機能のみです。
単3形電池2本使用の製品としては電池の持ちもいいので、この点でも使い勝手の良い製品ですよ。
9. JBL TUNER 2 FM Bluetoothスピーカー
出典:Amazon
防水性能 | IPX7等級の防水性能 |
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受信周波数 | 80Hz-20KHz (-6dB) ワイドFM対応 |
電源 | USB Type-C充電 |
電池持続時間 | 音楽再生時間 (hrs)12 充電時間(hrs)3.5 |
サイズ | 70x180x72mm |
質量 | 543g |
付属品 | USB Type-Cケーブル |
使いやすさに配慮したプロダクトデザイン
「JBL TUNER 2 FM Bluetoothスピーカー」は、大型液晶ディスプレイ(LCD)搭載で、使いやすさに配慮したプロダクトデザインのポータブルスピーカーです。
JBLならではの高音質で、音楽ストリーミングもFMラジオも楽しめます。
防水機能(IPX7)対応のため、ラジオを家でも外でも気軽に高音質で視聴可能。
5つのプリセットボタンにより、お気に入りのラジオ局へと素早くアクセス。
Bluetooth接続にも対応しており、12時間の連続再生が可能です。
10. ソニー FM/AMポータブルラジオ IFC-B09
出典:Amazon
防水性能 | JIS IPX4相当 |
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受信周波数 | AM:530~1,710kHz FM:76~108MHz ※ワイドFM対応 |
電源 | アルカリ単3形乾電池2本、内蔵充電池(内蔵充電池の充電は手回しのみ) |
電池持続時間 | FM受信時:約80時間、AM受信時:約100時間(アルカリ乾電池、スピーカー使用時)、ライト:約50時間(アルカリ乾電池使用時) ※手回し充電1分間(約2回/秒)で、FM約50分、AM約75分、ライト約15分 |
サイズ | 約幅132×高さ77×奥行58mm |
質量 | 約376g(乾電池含む) |
付属品 | キャリングポーチ、マイクロUSBケーブル、充電プラグアダプター、非常用の笛、ハンドストラップ |
手回し充電可能で、スマホ・携帯の充電もできる
出典:Amazon
手回し充電可能で乾電池が手に入らない状況でも使えて、スマートフォンや携帯電話を充電することもできる、とても頼りになる製品です。
ライトも付いているので、これも非常時に役立ちます。
ライトは、本体側面のスポットライトと上面のソフトライトの切り替えが可能。
日常的に使用するときには、乾電池を使います。
内蔵電池への充電は手回しのみで、ACアダプターなどを使って充電することはできないので、この点には注意してください。
非常時の備えとして、とても優秀な製品です。
しかし、あと数千円の出費で、同じくソニー製のUSB AC充電と太陽光充電にも対応したICF-B99を購入することができます。
価格面で有利なこの製品と、機能面に秀でた3.の製品とどちらを選ぶべきかは悩ましいところですよね。
この記事では機能面を優先してICF-B99を先にご紹介させていただいています。
11. ソーラー多機能ラジオライト5000
出典:Amazon
防水性能 | IPX3防水 |
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受信周波数 | AM 520~1600kHz FM 76~108MHz |
電源 | USB、手回し、ソーラー、乾電池 |
電池持続時間 | 【満充電時】 メインライト:16時間、ラジオ:22時間、読書灯:最高輝度18時間・最低輝度400時間 |
サイズ | W160×H76×D58mm |
質量 | 350g |
付属品 | USB Type-Cケーブル、取扱説明書 |
4way電源で使用可能
大容量5000mAhバッテリー搭載の「ソーラー多機能ラジオライト5000」。
本体への充電はソーラー・USB・手回しの3通り。
さらに乾電池でも使用可能の4way電源となっています。
読書灯はシーンに合わせて選べる光色3種で、電池を無駄にすることなく丁度良い明かりが灯せますよ。
ワイドFM対応ラジオ、そしてイヤホンジャック付きなのもうれしいポイント。
12. コイズミ シャワーラジオ SAD-7714
出典:Amazon
防水性能 | 防雨形 |
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受信周波数 | AM:522~1,620kHz FM:76~108MHz ※ワイドFM対応 |
電源 | 単4形乾電池4本 |
電池持続時間 | 約29時間(アルカリ乾電池使用時) |
サイズ | 幅110×奥行70×高さ132mm |
質量 | 約240g(乾電池除く) |
付属品 | – |
手軽に使えるシャワーラジオ
フックが付いた防水ラジオです。
フックのサイズが大きめなので、シャワーカーテンのレールなどに引っ掛けることもできます。
ほかにも、壁面にフック付きの吸盤などを付けて、フック付きの吸盤に掛けることも可能。
シンプルな機能の製品で、かなりの低価格なので手にしやすい製品ですね。
シャワー中に手軽に使えるラジオが欲しいという方におすすめです。
同メーカーの時計・タイマー機能が付いた製品(SAD-7713)も7.でご紹介していますので、そちらとも比較して、自分に合ったものを選んでください。
13. マキタ 充電式ラジオ MR108
出典:楽天市場
防水性能 | IP64 |
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受信周波数 | AM:522~1,710kHz FM:76~108MHz ※ワイドFM対応 |
電源 | テキストマキタ製スライド式バッテリ(10.8V・14.4V・18V)および差し込み式バッテリ(7.2V・10.8V)、AC100V(ACアダプター) ※他に登録・設定内容を保存するためのバックアップ用乾電池を単3形2本使用 |
電池持続時間 | テキスト使用するバッテリによって異なる(例として、差し込み式7.2Vバッテリの場合で約7時間、スライド式18Vバッテリの場合で約42時間} |
サイズ | テキスト長さ262×幅163×高さ431mm(ハンドルを起こしたとき) 長さ282×幅163×高さ294mm(ハンドルを倒したとき) |
質量 | テキス4.3kg(バッテリ除く) |
付属品 | テキストACアダプター、バックアップ用乾電池(単3形2本) ※マキタ製バッテリ・充電器は別売 |
電動工具の一流メーカーが販売するタフなラジオ
今回ご紹介している中では、少し異色の製品です。
一目見ただけでは、ラジオとは思えない無骨な外観をしていますが、製造しているメーカーは、プロ用の電動工具で有名なマキタです。
バッテリー式で、マキタ製の電動工具に使われているリチウムイオンバッテリーと共用できますよ!(※ただし、DIY用の製品に使われている「リチウムイオンLightバッテリ」は使用できません)。
この製品にはバッテリーも充電器も付属していません。
ですので、マキタ製のプロ用電動工具を普段から使用していて、バッテリー・充電器が既に手元にある人向けの製品となっていますす。
かなり高価な製品ですが、機能面は充実しています。
ラジオとしては自動選局機能があり、時計・アラーム機能やタイマー機能もあるんですよ。
またBluetooth接続に対応、外部入力端子も装備しているので、スピーカーとしての利用も可能です。
ユーザーを選ぶかもしれませんが、防水に加えて、チリやホコリに強い防塵性能も備えた製品で、建設現場などでは大いに活躍します。
Amazonのカスタマーレビューによると音質もかなり良いようなので、DIYを本格的に楽しまれていて、マキタ製の電動工具のユーザーであるといった方におすすめです。
14. KIYEDAM BT525防水Bluetoothスピーカー
出典:Amazon
防水性能 | IPX7防水相当 |
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受信周波数 | FM対応のみ |
電源 | 充電式 |
電池持続時間 | 12時間連続再生(音楽再生の場合) |
サイズ | 約90x90x45mm |
質量 | 約 300 g |
付属品 | – |
FMラジオ搭載のワイヤレスBluetoothスピーカー
出典:Amazon
FMラジオのみの対応ですが、それ以外の機能が優秀なのがこちらの商品。
ワイヤレスBluetoothスピーカーであり、防水・防塵・耐衝撃に優れ、プールや野外のパーティはもちろん、アウトドアの際にも利用できます。
コンパクトなサイズ感で持ち運びが便利なのもポイント。
Bluetooth接続で、お風呂場でもお気に入りの曲を高品質で流せるので、バスタイムを楽しみたい方におすすめです!
防水ラジオは災害時に大活躍!【テレビと比較】
ここまではおすすめの防水ラジオを紹介しました。
最後は防水ラジオが災害時にどれだけ役立つかを、テレビと比較してご紹介します。
何度か解説しまたが、防水ラジオはバスタイムを楽しくするだけではなく、災害時にも役立つ優れものです。
全国のラジオが聞けるサービス「ラジコ」の公式サイトでも、防災時にラジオがどれだけ強いのか解説されていたので紹介しますね。
ラジオはなぜ災害に強いのか〜テレビとの違い〜
メディアとしてのラジオの特性
音声のみの放送であるラジオは、テレビよりも番組の編成が容易であり、災害の状況に応じて臨機応変に対応することができます。また、テレビはザッピング(視聴者がテレビのチャンネルを頻繁に切り替える行為)されることが多く、災害時は同じ情報を繰り返し伝える傾向がありますが、ラジオでは行政が発表する公的な災害情報に加えて、番組の個性や放送エリアにあわせて様々な情報が提供されています。端末としてのラジオの特性
家庭用電源が必要なテレビに対して、電池・手回し・ソーラーにより停電時でも充電でき、持ち運びができる「携帯性」 の高さがラジオの特徴です。また、ラジオは購入しやすい価格の商品が多く、ライトやサイレンなど災害時に役立つ機能が付いている商品も増えています。万が一、避難所で生活を送る際も、ラジオを持っていれば必要な情報を 手軽に取得することができるため、防災グッズのひとつとして備えておくことに適しています。
これだけではなく、「地域に根付いた詳細情報を得られる」「パーソナリティーがもたらす安心感」など、災害時にラジオが活躍する理由はたくさんあります。
さらに防水タイプを選んでおけば、雨などにも対応できます。
防水ラジオを1つ持っておけば、万が一のときに活躍すること間違いないでしょう。
まとめ
防水ラジオの選び方とおすすめの製品をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
防水ラジオがあれば、シャワータイムを楽しいものにすることもできますし、いざというときの備えにもなります。
色々なタイプの製品があるので、どれを選ぶかは難しいところですが、この記事も参考にして、自分の用途にあった製品をゲットしてください。