
「モンキーレンチの使い方は?」
「おすすめの最強モンキーレンチはある?」
「モンキーレンチのサイズって?」
車やバイクの修理、DIYなどの作業ではボトルとナットが頻繁に登場しますよね。
しかも、ボトルやナットにはさまざまな大きさがありますから、「その都度工具を選ぶのは面倒…」と考える人も少なくないでしょう。
そんな時に大活躍してくれるのが、今回紹介するモンキーレンチなんです!
機械修理や整備をしたことがある人は聞いたことがあるかもしれませんが、ロブテックス・TOP工業などがトルクレンチの有名メーカー。
今回は、そんな有名メーカーを含めるおすすめのモンキーレンチや、自分に合ったモンキーレンチの選び方を紹介していきいます。
この記事を読めば、アナタも自分にぴったりのモンキーレンチを見つけることができるでしょう!
そもそもモンキーレンチとは?
モンキーレンチとは、ボトルやナットといったあらゆる留め具に使える工具のことで、車やバイクの整備はもちろん、水回りのパイプ修理などでも現場用品として頻繁に使われます。
1本あれば大抵のサイズに対応できますので、アスクルなどの通販でも気軽に購入することができますよ!
自分で整備をする人やDIYをする人は必ず保有しているといっても過言ではないでしょう。
ボトルやナットを挟む部分を「口開き」、口開きを調節するローラー部分を「ウォームギア」といい、ウォームギアがあることでボトルやナットに合わせて使用することができるんですね。
また、口部分の傾角部分を「下あご(ジョー)」といって、15度と23度の2種類があります。
大きさを変えられるだけに硬い錆びたボトルを回すのには不向きで、厚みがあることで狭い空間での作業は困難。
【種類と等級】
種類 | 等級 :種類/等級を表す記号 |
---|---|
15°形 |
強力級 :H 普通級 :N |
23°形 |
強力級 :H 普通級 :N |
23°形(下あご鍛造品) | ー :P |
モンキーレンチの選び方のポイント
モンキーレンチは、ウォームギアによって大きさを変えられるという特徴がありますが、さすがに全てのボルトやナットに対応することはできません。
そのため、最大の開口幅を目安に用途に合わせたものを選ぶのが一般的です。
また、同じ開口幅でも握る部分の長さが違ったりするので、自分が使いやすいサイズのものを選ぶ必要があります。
ここでは、自分に合ったモンキーレンチを選ぶ際のポイントをまとめてみましたので、購入前に一度確認してみてください。
留め具の大きさに合ったもの
モンキーレンチを選ぶ際にまずチェックしたいのが留め具の大きさ。
前述したように、モンキーレンチの口開きは商品によってさまざまで、留め具が大きい場合には対応できない可能性もあります。
一般的に、留め具が小さい分には大抵のモンキーレンチで対応することができますが、これも極端に小さい場合はしっかり挟めない可能性があるので、やはり留め具に合ったものを使うのがおすすめです。
また、持ち手の長さにもいろいろな種類があって、あまり長すぎると整備する部分によっては十分に回すことができません。
そのため、どんな場所で何に使うのかを明確にしたうえでトルクレンチを選ぶようにしましょう。
ウォームギアの回しやすさ
ボルトやナットの大きさに合わせて口開きを調節するのがウォームギアですが、ウォームギアは回転式が一般的です。
モンキーレンチを掴んだまま指で回転させるため、このウォームギアが回しにくいものだと作業効率も非常に悪くなります。
また、かなり力を入れないと回せない場合は指を痛めてしまったり、モンキーレンチを使うこと自体が難しくなりますので、スムーズに回転するものを選ぶのは基本中の基本です!
あごの形状
留め具を挟むあご部分は、先が尖っているものや厚みが薄くなっているものなど、商品によって違います。
先が尖っているタイプは狭い場所でも留め具をしっかり挟むことができますし、厚みのないあごであれば幅が狭い部分のナットを締めることができます。
しかし、逆に強い力を加える場合はなくなりますので、用途ごとにあごの形状もチェックしておきたいところ。
あごがしっかり固定できるか
モンキーレンチは、さまざまなサイズの留め具に対応できる便利な工具ですが、商品によっては留め具をしっかり挟めないものもあります。
例えば、上あごと下あごの2点で留め具を挟むタイプのものは、留め具を挟んでいる面積が小さく、回した時に外れやすくなるもの。
また、留め具を締めている際にあごが勝手に開いてしまうようなものも、留め具をなめてしまいかねません。
一般的に、ウォームギアが簡単に回せるタイプは遊びも大きく、勝手にあごが開く傾向にありますので、回しやすさを考慮しつつも、しっかりとあごを固定できるものを選びましょう。
握りやすさ
留め具の挟み具合や口開きの広さだけではなく、作業をするうえで工具の持ちやすさというのも重要なポイントになります。
モンキーレンチは、ねじる力が大きいものほど持ち手も長くなるものです。
しかし、使う場所によってはぶつかってしまい、思うように作業ができないことも。
そのため、持ち手が短めでもしっかりと握れるものを選ぶことが大切になるんですね!
また、作業時間が長くなる場合は握っていて疲れないもの、手が痛くなりにくいものを選ぶようにしましょう。
最強に使いやすいおすすめモンキーレンチ22選
では、ここからはおすすめのモンキーレンチを紹介していきたいと思います。
今回は数ある中から特におすすめしたい商品22種類をピックアップしましたが、どれも使いやすさは抜群!
先ほど紹介したモンキーレンチの選び方と併せて、ぜひ参考にしてみてくださいね!
No.22 フジ矢 ギア付モンキーレンチ(黒金)多機能軽量タイプ FGL-38-BG
サイズ | 全長220mm |
---|---|
重量 | 280g |
適合ボルトナット | - |
最大口開幅 | 38mm |
先厚精度 | 先端部分6.0mm |
多機能モンキーレンチ
ワイドに開く口開幅は38mmまで開き、36mmサイズのボルトナットに差し込みできます。
また持ち手部分には17mmラチェットレンチとシノラチェ(19/21mm)付きで、更に効率よく仕事が進みます。
ブラックのボディで見た目もかっこよく、アイテム選択の際、デザイン性も考慮したい方におすすめです。
落下防止コード、メモリ付きの多機能で軽量タイプのモンキーレンチです。
No.21 高儀 GISUKE ショートワイドモンキー 24mm SWM-24
サイズ | H115×W65×D11(mm) |
---|---|
重量 | 87g |
適合ボルトナット | - |
最大口開幅 | 24mm |
先厚精度 | - |
重さわずか87g!狭い所に最適サイズ
最大口開幅は24mmと幅広く対応できますが、全長わずか12cmと取り回しがしやすいコンパクトサイズ。
重さわずか87gの軽量さから、女性の方にも長時間使え持ち運びにも便利です。
ボトルのサイズが一目で分かる、サイズ測定メモリ付き。
持ち手部分がコーティングされているので、握りやすく力を入れやすくなっています。
No.20 ENGINEER(エンジニア) モンキー@ポケット TWM-06
サイズ | 45×110×14mm |
---|---|
重量 | 85g |
適合ボルトナット | M12以下 |
最大口開幅 | 20mm |
先厚精度 | 2±0.2mm |
厚さの薄い薄型ナットも楽に挟めるポケットサイズ
ショートグリップで作業範囲が小さい時に大活躍してくれるモンキーレンチ。
全長はわずか10cmほどですので、狭い箇所でも効率的に作業ができポケットに入れて持ち運ぶことも可能です。
また、先端が超薄型なのも特徴で幅2mmの隙間にもぴったりフィット。
薄型のナットやダブルナットなどの作業に最適といえるでしょう。
もちろん、エンジン周りやボンネット内のメンテナンス作用にも使用できますから、細かい作業用に1つ持っておくと便利です。
落下防止のストラップ穴が付いているのも嬉しいポイント!
ただ、ポケットに入れたことを忘れてそのまま洗濯してしまわないように気をつけましょう。
No.19 BIGMAN(ビッグマン) ワイドモンキーレンチ BM-20WM
サイズ | 21x7x1.8cm |
---|---|
重量 | 290g |
適合ボルトナット | ー |
最大口開幅 | 40mm |
先厚精度 | 口部厚み:14mm 口部深さ:31mm |
PVC樹脂グリップでしっかり握れる
こちらのモンキーレンチは、グリップ部分にPVC樹脂を使用しているため、手にしっかり馴染んでくれるのが特徴です。
一般的なモンキーレンチに比べて口開幅が広めなので、水道管などの大きな留め具にも使うことができます。
使用感としてはややガタつきがあるという声もありますが、普通の締め付けと緩ませ作業には問題なく使用可能です。
また、グリップ部分に付いている蓄光樹脂により、暗い場所でもすぐにモンキーレンチの落下場所がわかります。
ウォームギアの動きもスムーズですから、女性でも使いやすいと評判です。
No.18 高儀(タカギ) GISUKE ショートワイドモンキー 36mm SWM-36
サイズ | 85×155×15mm |
---|---|
重量 | 230g |
適合ボルトナット | ー |
最大口開幅 | 36mm |
先厚精度 | 不明 |
便利な目盛付きのショートワイドモンキー
グリップ部分が短く、狭い場所にある大きめのボルトもしっかりと回すことができるモンキーレンチです。
最大口開幅も36mmと広めなので、水回りの周囲やメンテナンスにも最適でしょう。
また、このモンキーレンチは口開部分に目盛が付いており、留め具の口径を計測することも可能。
本品で口径だけ測り、対応したスパナを特定するといった使い方もできますね!
ただ、コンパクトで持ち歩きにも便利ですが、柄が短いぶんテンションがかけにくいという難点も…。
No.17 KENOH モンキーレンチ 250mm
サイズ | 幅65×奥行17×高さ253mm |
---|---|
重量 | 410g |
適合ボルトナット | ー |
最大口開幅 | 29mm |
先厚精度 | 不明 |
低価格が魅力のこちらは、「頻繁に使うわけではないけれど、いざという時のために常備しておきたい」という人におすすめのモンキーレンチ。
精度の高い作業には向かないものの、このつくりで1,000円以下というのはかなりコスパが高いといえます。
408gとやや重くはなりますが、最大口開幅は29mmありますので、シャワーやトイレのメンテナンスに最適ですよ!
しかし、ウォームギアが回しにくいという声もあるため、効率的に作業をこなしたい人や力のない人には向かないでしょう。
No.16 ロブテックス(エビ) プロ仕様モンキーレンチ UM36XD
サイズ | 全長250mm |
---|---|
重量 | 300g |
適合ボルトナット | M24以下 |
最大口開幅 | 36mm |
先厚精度 | 不明 |
従来品よりもトルクがかかりやすく、抜群の安定感
X-DRIVE(エックスドライブ)という新型構造により、従来のモンキーレンチと比べて応力が分散され、トルクがかかりやすくなっているのが特徴です。
これにより留め具をなめにくく、安定して作業することができるんです。
さらに、グリップ部分には滑り止め加工が施されていますから、どんな手でもしっかり握れますよ!
最大口開幅も最大36mmですので、大抵の留め具に対応できるでしょう。
難点といえば、使っていえるうちに持ち手部分が汚れてくるということ。
それ以外は厚みもなく、初心者にも使いやすいモンキーレンチといえます。
No.15 TOP(トップ) ワイドモンキレンチ 薄型 軽量 HY-30
サイズ | 全長210mm×幅59mm×高さ6mm |
---|---|
重量 | 200g |
適合ボルトナット | 保証トルク:305.1(N・m) |
最大口開幅 | 30mm |
先厚精度 | 頭部厚:12.0mm 先端厚:6mm 柄厚:6.0mm |
あごの出っ張りがなくナットが回しやすい
こちらは、従来のモンキーレンチをさらにコンパクト化したモデルで、薄くて軽いコンパクトヘッドが特徴となっています。
そのため、狭い空間や込み入った場所での作業に最適です!
そして、大きな魅力となるのがあごの出っ張りがないというところ。
あごの出っ張りがあると、狭い場所などではどうしてもナットに引っかかってしまいますが、それがないのでかなりスムーズに作業することができるでしょう。
また、下あご部分の強度不足も改善されたモデルですので、裏・表両方向とも強度は抜群。
差し返しをしながら作業したい人にぜひおすすめです。
No.14 SK11(エスケー11) SPIDER ギアワイドモンキレンチ SPD-30GM
サイズ | 56×208×13mm |
---|---|
重量 | 230g |
適合ボルトナット | ー |
最大口開幅 | 30mm |
先厚精度 | 不明 |
17mmラチェットレンチと融合した効率的モンキーレンチ
こちらのモンキーレンチの特徴は、最大口開幅30mmのワイドレンチに加えて、17mmのラチェットレンチが備わっているというところ。
そのため、狭い場所でも細やかな動きで効率的な作業ができます。
また、本体もコンパクトなつくりになっているので、持ち運びにも便利ですよ!
しかし、コンパクトな割には230gとずっしり重く、共回りのテンションがかかると噛んでしまうようなので、仕事での使用は避けた方が良さそう。
とはいえ、趣味や私用ではしっかり役立ってくれますので、ラチェットレンチを使う機会がある人は検討してみる価値はあります。
No.13 KTC(ケーシーティー) モンキーレンチ WM-250-F
サイズ | 全長264m |
---|---|
重量 | 380g |
適合ボルトナット | ー |
最大口開幅 | 35mm |
先厚精度 | 不明 |
こちらは、日本の有名工具ブランドであるKTCから販売されているモンキーレンチ。
美しい曲線が特徴となっており、握ると手にぴったりと収まる設計です。
従来の商品と比べて力がかかる方向の厚みを増し、強度をさらにアップしてあります。
また、手が痛くなりにくい形状となりますので、しっかり力を入れて作業することができますよ!
余計な厚みを省いたヘッド部分は目盛付きでサイズ合わせも簡単。
ウォーム部分にくぼみをつけることで、よりスムーズなサイズ調節が可能になっているんです。
No.12 Snao-on(スナップオン) アジャスタブルレンチ 6インチ FADH6B
サイズ | 全長約152mm(約6インチ) |
---|---|
重量 | 141g |
適合ボルトナット | ー |
最大口開幅 | 約19mm |
先厚精度 | 不明 |
海外メーカーで人気を誇るスナップオンのモンキーレンチ
スナップオンはハンドツールで有名な海外ブランドで、知る人ぞ知る業界トップクラスの人気ぶり。
そのため在庫切れで購入できない…なんてことも多々あります。
そんなスナップオンが販売するこちらのモンキーレンチは直送品で、スチール合金に熱処理を施してあるため、非常に強度が高いのが魅力です。
さらに、表面仕上げにはニッケルクロームメッキが使われており、長く使用しても腐食しにくくなっています。
サイズ確認用にインチとミリの目盛も入っていますので、留め具のサイズまで明確に計測することができますよ!
No.11 KENOH モンキーレンチ 300mm
サイズ | 幅80×奥行20×高さ300mm |
---|---|
重量 | 650g |
適合ボルトナット | ー |
最大口開幅 | 34mm |
先厚精度 | 不明 |
鍛造製の頑丈なボディにサテンメッキ仕上げをした落ち着きのあるモンキーレンチです。
重量は650gとかなり重めにはなりますが、その分強度もありますので、しっかりと力を入れることができます。
自転車のメンテナンスやシャワー、トイレなどさまざまな用途で使えることを考えると、かなりコストパフォーマンスが高いといえるでしょう。
販売価格は安いですが、物は良いのでモンキーレンチを長く愛用したい人にもおすすめ。
持ち手部分も長めなので女性でも使いやすいと好評です!
No.10 ロブテックス(エビ) モンキレンチ 200mm M200
サイズ | 全長206mm |
---|---|
重量 | 250g |
適合ボルトナット | M375以下 |
最大口開幅 | 24mm |
先厚精度 | 不明 |
特殊鋼でつくられたこちらのモンキーレンチは、発売から90年以上のロングセラーとなっており、強度が高いというのが大きな魅力といえます。
その強度はM200〜375と、なんとJIS強力級の1.5倍!
また、最大口開幅は24mmですので、1本で複数サイズのナットやボルトに対応することができますよ!
さらにエビ印では高い品質にこだわりを持っており、鍛造から仕上げに至るまで、独自の加工法で一貫生産されているんです。
そのため、一度使っただけでも均一な精度と耐久性を実感できるでしょう。
No.9 TOP(トップ) ワイドモンキレンチ ショート エコワイド HY-38S
サイズ | 67×157×13mm |
---|---|
重量 | 215 |
適合ボルトナット | ー |
最大口開幅 | 38mm |
先厚精度 | 先端の厚さ:6.5mm |
手にすっぽり収まるほどのミニモンキーレンチ
思わず「こんな小さくて大丈夫なの!?」と思ってしまうほど小さいこちらのモンキーレンチは、男の人であれば手にすっぽりと収まってしまうでしょう。
そのため、工具バッグやポケットに入れて持ち歩きたい人におすすめといえます。
もちろん、小さくても精度が非常に高くなりますから、実際に使って取り回しのしやすさに驚く人も多いんですよ!
また、指を引っかけるためのくぼみがあったり、滑りにくいビニールグリップの採用、さらにあごが出っ張らないつくりになっているなど、細かな部分にもしっかりと気配りがされています。
ただ、持ち手部分が短いのでテコの原理は使えず、力が弱い人だと十分に締め上げられない可能性があるでしょう。
No.8 BAHCO(バーコ) モンキーレンチ 8071
サイズ | 全長205mm |
---|---|
重量 | 260g |
適合ボルトナット | ー |
最大口開幅 | 27mm |
先厚精度 | 先端の厚さ7mm |
ジョーが最大まで開いてもシャフトが飛び出ず、狭い場所での作業に最適なモンキーレンチ。
スウェーデン鋼を使用しており、それなりに強度があることも魅力といえます。
また、15°型と限られたスペースでの作業を想定してつくられていますので、十分な作業スペースがないような場合に最適でしょう。
他のモンキーレンチに比べて柄の部分が厚めにつくられていて、手で叩くような作業でも痛くなりません。
しかし、ジョーの開閉に対して回転方向が他社と逆で、慣れるまでは混乱しやすいという懸念点も。
No.7 ロブテックス ハイブリッドモンキ X UM36XG
サイズ | 縦:250mm横 |
---|---|
重量 | 300g |
適合ボルトナット | ー |
最大口開幅 | 36mm |
先厚精度 | 先端厚さ:7mm |
独自のガタレス機構でガタを軽減
ロブテックスから発売されている、XドライブにプレミアムシリーズのG-LESS(ガタレス)機能を搭載したハイブリッドモンキです。
G-LESS(ガタレス)機構とは、下アゴにボールを入れることでタテ方向のガタを解消しています。
三面接触する位置にボルトをセットすることで、トルクがかかりやすく、なめにくい安定した締め付けができます。
持ち手の部分がラウンドフォルムハンドルと呼ばれ、少し湾曲した構造により握りやすい形状となっています。
No.6 トップ(TOP) ハイパーモンキ ZERO HM-32
サイズ | 全長216mm・幅63mm |
---|---|
重量 | 253g |
適合ボルトナット | 保証トルク:305.1N・m |
最大口開幅 | 32mm |
先厚精度 | 不明 |
ガタ無しウォーム採用でボトルやナットが傷つかない
ガタ無しウォーム(バックラシュレス)を採用したモンキーレンチで、一度口開きの幅を決めたら再調整がいらないという、かなり効率的なのが魅力。
また、ガタがないということでボルトやナットといった留め具を傷つける心配もありません。
そのため、どちらかというとスパナを使うような感覚で使用することができますよ!
また、ウォームの両サイドには隆起が設けられており、なんらかの接触でウォームが回転してしまったり、ローレットの摩滅を予防することも可能。
最も力が加わる部分を幅広に設計していますので、握りやすく手が痛くなりにくいのも嬉しいポイントといえるでしょう。
No.5 BAHCO(バーコ) Adjustable Wrench 大口モンキーレンチ 170mm 9029
サイズ | 全長170mm |
---|---|
重量 | 220g |
適合ボルトナット | ー |
最大口開幅 | 32mm |
先厚精度 | 不明 |
BAHCO(バーコ)のモンキーレンチは素材としてスウェーデン銅を使っていることで、軽いのに高い耐久性が期待できます。
この商品も大口な割にコンパクト設計で、狭い場所にある大口な留め具もしっかりと締め込むことができますよ!
また、グリップ部分は樹脂コーティングが施されているので滑りにくく、手にフィットするような握り心地。
手の小さい女性でも使いやすさを実感できますから、水回りのメンテナンス用として1本あると重宝するでしょう。
高級ブランドの名に恥じない精度と、作業のしやすさがありますよ!
No.4 IREGA(イレガ) 92WXS-6 薄口大口 モンキーレンチ 150MM
サイズ | 全長161mm |
---|---|
重量 | 125g |
適合ボルトナット | ー |
最大口開幅 | 24mm |
先厚精度 | 口先厚:2.5mm ヘッド厚み:10.8mm ヘッド部高さ:50mm |
スペイン生まれの高品質モンキーレンチ
IREGA(イレガ)は1960年の創業以来、専門メーカーとしてモンキーレンチを製造・販売し続けてきたスペインの会社です。
それだけに、品質や使い心地はピカイチ!
このモンキーレンチも先端が2.5mmと極薄になっていて、狭い場所はもちろん、ダブルナットの固定などにも最適です。
さらに、全長161mmというコンパクトさもあり、どんな場所であっても確実な作業が可能となります。
No.3 ロブテックス(エビ) UM24XDS ポケットモンキXグリップ
サイズ | 全長118mm |
---|---|
重量 | 80g |
適合ボルトナット | M16以下 |
最大口開幅 | 24mm |
先厚精度 | 不明 |
持ち運びに最適な高品質ポケットモンキー
こちらは、ロブテックス社で大好評となるXドライブシリーズのポケットタイプ。
そもそも、「Xドライブ」というのは三面接触する部分にボルトやナットをセットする仕組みになりますので、逃しR効果によってトルクがかかりやすくなるんです。
また、留め具をなめにくいという特徴もあり、非常に安定した締め付け・緩めが実感できますよ!
発砲ディッピンググリップで握り心地も良く、全長わずか118mmととにかくコンパクト。
柄が短い分力が必要になりますが、「ポケットに収まってくれるので持ち運びにも便利」とプロにも高く評価されているんです。
No.2 KTC(ケーテーシー) ネプロス モンキーレンチ NWM-250
サイズ | 全長255mm |
---|---|
重量 | 510g |
適合ボルトナット | ー |
最大口開幅 | 29mm |
先厚精度 | 不明 |
15度タイプで汎用性の高さが魅力!
整備に使われるさまざまな工具を取り扱う京都機械工具から販売されているこちらのモンキーレンチは、一般的なスパナやレンチと同じ15度になっていて、非常に使い勝手が良いモデル。
全長255mm、重量510gとかなり存在感はあるものの、握りやすくしっかり力が入るのが特徴です。
また、レンチの両面に目盛がついていますので、工具寸法が簡単に確認できるのも嬉しいポイント。
重さがあるため頭上で作業をするにはやや負担がかかりますが、それさえ克服できればかなりおすすめのモンキーレンチといえます!
No.1 SK11(エスケー11) スーパーワイドモンキーレンチ SWM-50S
サイズ | 90×265×20mm |
---|---|
重量 | 525g |
適合ボルトナット | ー |
最大口開幅 | 50mm |
先厚精度 | 不明 |
これ1本で複数サイズの留め具に対応できるスーパーワイド
こちらは、SWMシリーズの中でいちばん口開幅が広いタイプのスーパーワイドモンキーレンチ。
最大50mmまで口開できるため、あらゆる大きさの留め具に対応することができます。
また、一般的な口幅50mmのレンチに比べて重量は約半分と軽量設計。
ボディもコンパクトなつくりになっており、TPRを使用した心地よいグリップも魅力です。
車やバイクのメンテナンスには向きませんが、家中のメンテナンス用としては非常に重宝するモンキーレンチですよ!
男女861人に聞いた!モンキーレンチを選んだポイントは?
モンキーレンチを使用したことがある男女861人から、モンキーレンチを選んだポイントについて聞きました。
アンケートの結果、1位は453人が回答した「対応サイズ」、2位は169人が回答した「値段が手ごろ」、3位は160人が回答した「握りやすさ」でした。
半数以上の人が対応サイズでモンキーレンチを選んでいるんですね。
また、その他と答えた人に具体的な内容を聞きました。
その他

50代男性
ボルトやナットをしっかりと挟んでぐらつかず、スッポ抜けずに回せるか。
モンキーレンチ使用前に確認すべきこと
モンキーレンチに限らず、工具を使う前にはしっかりとした準備や注意事項の確認が必要です。
安全かつスムーズに作業を行えるように、ぜひ今一度確認してくださいね。
スパナ類などの工具使用時に注意するべき点について、詳しく書かれた文献をご紹介します。
スパナ類
・ボルト、ナットのサイズに合ったものを使用してください。
・ボルト、ナットの口を奥まで完全に差し込み、確実にかみ合わせてお使いください。
・力をいれているとき、ボルト、ナットから滑って外れることがありますのでご注意ください。
・パイプなどを差し込み、継ぎ足して使用しないでください。
・打撃用工具(打撃めがねレンチ、打撃片ロレンチなど)以外はハンマーなどで叩いて衝撃を加えないでください。
・打撃用工具(打撃めがねレンチ、打撃片ロレンチなど)を使用する際は、安全のため防護用めがね、耳栓、安全帽、安全靴などを着用してください。
・柄の穴に指等を挟まないようにご注意ください。
・ヒビ割れ、摩耗、変形などが生じたら、使用しないでください。
・ハンマー代わりに使用しないでください。
まずは、サイズについて。
モンキーレンチはある程度の範囲であればサイズを自由に変えることができます。
ですが、対応範囲を超えたサイズのボルトやナットに対しては使うことができません。
無理に使用しようとせず、必ず適応しているサイズのモンキーレンチを使うようにしてください。
そのために、まずはモンキーレンチを使って作業したい対象物のサイズについて、しっかりと把握しておくことが大切です。
また、足に落としてしまう、指を挟んでしまうなどの不慮の事故にも十分に注意しなくてはいけません。
安全に作業できる環境を整えてから取り掛かるようにしてくださいね。
そして、モンキーレンチが重厚感のある工具だからといって、ハンマーの代わりにしてしまうのは危険ですのでやめましょう。
変形の原因などにもなりかねません。
工具を扱う際には、本来の使い方を守って、安全第一に作業をするようにしてください。
正しいモンキーレンチの使い方
さまざまなシーンで利用できるモンキーレンチですが、使い方を間違えるととんでもない目にあう可能性もあるんです。
なぜなら、モンキーレンチは非常用工具と認識されている部分もあって、「他に最適な工具がなく、仕方がないのでモンキーレンチを使う」という考え方があるから。
とはいえ、何かと使う頻度は多いと思いますので、ここでは正しい使い方を改めてチェックしてみましょう。
モンキーレンチの使用手順
①まず、モンキーレンチの口開きを留め具よりも広い状態にし、留め具にはめてみる
②その状態で調節ネジを締めてゆき、下あごをしっかりとボルトに押し当てていく
③モンキーレンチとボルトをしっかりと固定したら、上あごにいちばん力がかかる方向に回す
意外と知られていないのが、モンキーレンチを回すときの向き。
一応決められた回転方向というのがあって、口開きの広さを調節する下あごではなく『上あご』にボルトを引っ掛けるようにして回します。(下あご側に回す)
こうすることで移動性のある下あごへの負担が小さくなり、故障やボルトのなめを予防することができるんですよ!
また、モンキーレンチには口開きの広さに対するサイズが決まっていますので、購入の際は参考にしてみると良いでしょう。
【JIS規格(JIS B4604)】
サイズ | 最大口開き | 強さ(H級) |
---|---|---|
100 | 13mm | 60.8N・m |
150 | 20mm | 142.2N・m |
200 | 24mm | 274.6N・m |
250 | 29mm | 460.9N・m |
300 | 34mm | 784.5N・m |
375 | 44mm | 1471.ON・m |
モンキーレンチを使う際の注意点!
モンキーレンチは、挟んだボトルやナットにしっかり装着をさせて使用しないと、留め具の山部分を潰すことになります。
これがいわゆる「なめる」ということなのですが、一度山が潰れてしまうと再度固定し直すときに、かなり滑りやすくなってしまうのが現状です。
そのため、モンキーレンチでボトルを固定する際には、隙間が開いていないことをしっかりと確認するようにしましょう。
また、1本でさまざまな大きさに対応させるのではなく、留め具に合ったサイズのモンキーレンチを使い分けると、故障が少なく長く愛用することができますよ!
まとめ
今回はおすすめのモンキーレンチを紹介しました。
自分に合ったモンキーレンチを見つけることができたでしょうか?
モンキーレンチは、ボルトやナットの大きさに併せて口開きを調節できるため、1本あればかなり重宝する工具です。
今回は紹介しませんでしたが、モンキーレンチには電動工具になっているものもあり、需要が高いというのも特徴といえます。
しかし、選び方や使い方を間違えてしまうと確実に作業効率が下がりますので、正しい知識を知っておく必要があるでしょう。
また、基本的にはメインで使う工具ではなく、最終手段として使う工具となりますので、わざわざ高額なものを購入する必要もありません。
2,000〜3,000円くらいでしっかりしたものが購入できますので、モンキーレンチの利用頻度なども考慮して選んでみると良いですよ!