
「車のバッテリーが持つか心配」
「旅行中のトラブルは避けたい…」
日常的に車を運転している方は、厄介なバッテリー上がりに遭遇した経験が一度はあるのではないでしょうか。
自宅で出発前に起こるならまだしも、出先でバッテリー上がりが起きてしまうと大変です。
そんなときにArteckやDBPOWER、BESTEKが販売するジャンプスターターがあれば、面倒なバッテリートラブルをすぐに解決できます。
価格は比較的安いので、車に1つは備えてあると便利です。
今回は、おすすめのジャンプスターターをランキング形式で紹介します。
他にもバッテリーが上がってしまった時の「対処方法」や「症状」について紹介するので、ぜひ参考にしてみて下さい。
バッテリー上がりに強いジャンプスターターとはどんなもの?
最近のジャンプスターターをシンプルに表現するとしたら、「バッテリー上がりを直すこともできるモバイルバッテリー」がふさわしいでしょう。
以前のジャンプスターターは、どちらかといえば業務用の製品というイメージでした。
しかし、最近はリチウムイオンバッテリーなどの普及により、モバイルバッテリーとしての機能を併せ持つ商品が安価で買えるようになっています。
車をバッテリー上がりから復帰させるジャンプスタートの使い方を簡単に説明します。
故障した車と救援してくれる車のバッテリー同士をブースターケーブルで繋ぎ合わせます。
そうして、相手の車のバッテリーから電力を分けてもらうことでエンジンを再始動させる方法が一般的です。
しかし、近くに救援車が都合よく見つかるとは限りません。
ロードサービス業者を呼ぶ方法だと、身動きが取れない時間を無為に過ごすことになりますし、費用もそれなりにかかってしまいます。
また、山奥など助けを呼びにくい場所で夜間にバッテリー上がりが起こったら、もはや途方に暮れるしかなくなるでしょう。
ジャンプスターターなら、そうした面倒な問題を一気に解決させることが可能です。
指示どおりにやれば素人でも簡単にバッテリー上がりを直せるので、万が一に備えるにはうってつけのアイテムといえます。
最近は事故に備えてドライブレコーダーを取り付ける車が増えていますが、そうした車載装置もバッテリーを食いやすいです。
自分の車になんらかの車載装置を設置しているユーザーは、ジャンプスターターも備えておくと安心できます。
チェック項目は多数!ジャンプスターターの選び方
ジャンプスターターを選ぶ際は、どういうポイントに気を付ければいいのでしょうか。
ここからは、ジャンプスターターの選び方を紹介していきます。
自分の車で使えるかをチェック
ジャンプスターターを買う前には、商品が自分の乗っている車に対応できているか調べる必要があります。
ガソリン車については問題ありませんが、ディーゼル車を所有する方は商品が対応できているのか、一応注意して探しましょう。
説明文にディーゼル車についての記載があれば、確実に対応している商品です。
車のバッテリーは、大半の車が12V、小型トラックなどの大型車は24Vを積んでいます。
大型車のユーザーはJAFなどに加入していることが多いと思います。
しかし、もしもの備えとしてジャンプスターターを持っておきたいなら、24Vバッテリーに対応した機種を探さなくてはなりません。
自分の車の排気量に合わせたジャンプスターターを探すことも大事です。
ジャンプスターターの商品説明には、「~車、最大~L(あるいは~cc)まで」といったように、対応する車種や排気量についての説明が書かれています。
肝心の車が動かせないと、せっかく購入したジャンプスターターの価値も半減してしまうでしょう。
バッテリーの容量に注目
バッテリー上がりは、車のバッテリー自体に異常がなければ年に何度も起こるものではないと思います。
先ほど書いたように、今のジャンプスターターはモバイルバッテリーとしての機能を搭載した商品がほとんどです。
ジャンプスターターとしてしか使えない機種も一部にあるため、仕様のチェックを怠らないようにしましょう。
いろいろなモバイル機器の充電をメイン用途にするなら、10000mAh前後の容量がある商品を買うと、余裕を持って機器の充電が行えます。
携帯性を気にする
ジャンプスターターをモバイルバッテリーにする場合、四六時中車の中に入れてあることはないでしょう。
そうした場合は、持ち運びのしやすさが重要な要素になります。
現在のジャンプスターターはスマホより少し大きい程度のサイズも多いため、簡単に持ち運びが可能です。
ほぼすべての商品がLEDライト機能を備えていて、非常時の照明としても活躍させられます。
24V車にも対応できるジャンプスターターは結構重たくなっています。
ですが、一般的な車に使うジャンプスターターなら重量1kg未満の機種でも十分使えるでしょう。
保証は大事
購入したジャンプスターターが、いざという時に使えなくなると困ります。
ジャンプスターターが故障した場合に備えて、保証付きの商品を購入することは重要です。
ほとんどのジャンプスターターでは、1年の保証期間が確実に付いてきます。
保証を2年間にしている商品もあるので、探すときに要チェックのポイントとして覚えておきましょう。
車のバッテリーが上がってしまったらどうする?男女1214人に調査!
車のバッテリーが上がってしまった場合、どうしたらいいのでしょうか?
ジャンプスターターを持っていなかった時のためにも、対処方法を知っておきたいですよね。
そこで今回は、自分の車を持っている男女1214人にアンケートを取りました!
まずは、どのくらいの人が車のバッテリーが上がってしまった経験があるのか見ていきましょう。
車のバッテリーが上がってしまった経験がありますか?
調査を行った男女1214人中872人(約72%)が、「はい」と回答しています!
このことから車を運転する多くの人が、一度はバッテリーが上がってしまった経験があることが分かりました。
車のバッテリーが上がってしまうと長距離の移動の際にとても困りますよね。
参考のためにも、「はい」と回答した男女872人の対処方法をご紹介します。
車のバッテリーが上がってしまった時は、どのように対処しましたか?
最も多かったのは、872人中381人(約44%)の「ロードサービスを呼ぶ」でした!
ロードサービスを登録しておくと、24時間バッテリー上がりやパンクなどのトラブルに無料で対応してもらえます。
会員で無い場合も有料で対応してくれるので、運転手にとって心強い味方となっているのです。
他にも「バッテリー交換を行う」や、「ジャンプスターターを使う」が多いようでした。
車の整備について詳しい人は、バッテリー上がりを対処できるアイテムを事前に用意しておきましょう!
反対に、バッテリー上がりを起こしたことが無い人の対策方法についても知りたいですよね。
続いて「いいえ」と回答した男女342人が、普段どんな対策を行っているのかご紹介します。
車のバッテリーが上がらないよう、何か対策を行っていますか?
最も多かったのは、342人中105人(約31%)の「バッテリー交換を行う」でした!
このことから、バッテリーが上がる前に古くなったバッテリーと新しく交換していることが分かりますね。
車の点検を定期的に行うことで、こうしたトラブルを事前に防ぐことができるのです。
他にも「定期的に運転する」や「ライトを必ず消す」が上位にランクインしていました。
車のバッテリーが急に上がって困らないためにも、定期的な点検を必ず行いましょう。
そして新しいバッテリーやジャンプスターターを用意しておくと、外出時でもより安心です。
便利に使えるジャンプスターターランキングTOP6
それでは、ジャンプスターターで人気の6商品を最新版ランキングで紹介していきます。
6位:日立 PS-18000
バッテリー容量 | 18000mAh |
---|---|
ボルト数 | 12V |
対応車種 | ガソリン車(4.0Lまで)、ディーゼル車(3.0Lまで) |
その他の機能 | モバイルバッテリー、LEDライト |
保証期間 | 12ヶ月 |
安心・安全・多用途
23位は、日立の「PS-18000」です。
ジャンプスターターケーブルのコントロールボックスに保護機能が搭載されていて、危険を察知したらLEDとブザーで警告してくれます。
この機能のおかげで、ケーブルの接続ミスなどを防いで安全なジャンプスタートが可能です。
ジャンプスターターの他に、車のバッテリー交換時のバックアップ電源機能、直流機器のサブ電源機能がついています。
そのほかにも、モバイルバッテリー機能、高輝度LEDライト機能を備え、驚きの1台5役を実現しています。
価格は少し高めですが、安心の日立ブランドで長く安全に使用できる商品です。
5位:suaoki HYA-5202-12V
バッテリー容量 | 15600mAh |
---|---|
ボルト数 | 12V |
対応車種 | ガソリン車(6.0Lまで)、ディーゼル車(5.0Lまで) |
その他の機能 | モバイルバッテリー、LEDライト |
保証期間 | 12ヶ月 |
タイヤチェックに活躍
16位は、suaokiの「HYA-5202-12V」です。
珍しい特徴として、最大気圧1035kpaのエアコンプレッサー機能とタイヤの空気圧を測定できる圧力計が搭載されています。
そのため、ジャンプスタート以外にもタイヤのメンテナンスができます。
重量は1.3kgと少し重たい部類に入りますが、上部のハンドルで持ち運びラクラクです。
高性能のジャンプスターター、大容量モバイルバッテリー、3モードのLEDライトを搭載した1台4役で、オールシーズン活躍してくれます。
4位:Arteck K12
バッテリー容量 | 8000mAh |
---|---|
ボルト数 | 12V |
対応車種 | ガソリン車(2.5Lまで) |
その他の機能 | モバイルバッテリー、LEDライト |
保証期間 | 24ヶ月 |
リーズナブルに高性能
1位に輝いた商品は、Arteckの「K12」です。
フル充電で最大20回のジャンプスタートが可能なジャンプスターターになっています。
モバイルバッテリーとしては標準的な性能で、普段使いには問題ないでしょう。
LEDライトはフラッシュ、ストロボ、SOS信号の3モードです。
価格が抑えめでもバッチリ使えるジャンプスターターは、コスパの面でもユーザーの大きな味方になってくれます。
3位:UTRAI ジャンプスターター
バッテリー容量 | 22000mAh |
---|---|
ボルト数 | 12V |
対応車種 | ガスエンジン:8.0Lまで ディーゼルエンジン:6.5Lまで |
その他の機能 | モバイルバッテリー、LEDライト |
保証期間 | 12ヶ月 |
大容量で安心のバッテリー
容量重視の方におすすめなのが、UTRAIのジャンプスターターです。
22000mAhとダントツで大容量なジャンプスターターで、一度の充電で30回のジャンプスタートが可能です。
ジャンプスタートだけでなく、スマホやパソコン、タブレットの充電も可能です。
LEDライト搭載で、夜間のバッテリー上がりでも安心なジャンプスターターとなっています。
操作が簡単なので、初めて使う方でも心配なく使用することができます。
2位:GOOLOO ジャンプスターター
バッテリー容量 | 10000mAh |
---|---|
ボルト数 | 12V |
対応車種 | ガソリン車4Lまで ディーゼル車2.5Lまで |
その他の機能 | モバイルバッテリー、LEDライト |
保証期間 | 18ヶ月 |
緊急時に備えて安心!
ジャンプスターター以外にも、モバイルバッテリーやLEDライトも搭載しているので、災害時にも安心なジャンプスターターです。
1回の充電で20回のジャンプスタートが可能です。
PSE認証済みで安全に使えるジャンプスターターなので、品質も良いです。
収納ケース付きで、普段はケースに収納しておけるのも嬉しいです。
また、比較的コンパクトなものなので場所を取ることもありません。
1位:Flylinktech ジャンプスターター
バッテリー容量 | 24000mAh |
---|---|
ボルト数 | 12V |
対応車種 | 全てのガソリン車または8.0Lまでのディーゼル車 |
その他の機能 | モバイルバッテリー、LEDライト、多機能ライト |
保証期間 | 24ヶ月 |
使い勝手のいいジャンプスターター
超強力な大容量スターターとなっています。
それ以外にも、USBポートやLEDライト、更には白点灯、赤点灯などが切り替えられる多機能ライトもついています。
また、車の修理や起動の際、ボンネットを開けて作業する時は、磁気吸引ベースでボンネット裏に貼り付けることができます。
作業の邪魔になることもなく、使い勝手がいいジャンプスターターです。
コンパクトなのにパワフルでいざという時にも安心です。
車のバッテリーが上がるとどうなるの?こんな症状に注目!
バッテリーが上がると、具体的にどのような症状が起こるのでしょうか?
これから大切な仕事や外出という時に、移動手段である車が動かなくては一大事ですよね。
症状を知っておくことで、運転中に起こり得るトラブルを回避しましょう。
ここからは3つのポイントをご紹介します。
バッテリーが上がったときにみられる症状
バッテリーが上がると、車に詳しくない人でも判別しやすい特徴が現れます。以下にバッテリーが上がったときに現れる状態の例をご紹介します。
エンジンがかからない、駆動音が弱い
エンジンがかからないというのは、最もわかりやすい状態です。また、駆動音も普段と違うのでわかりやすいでしょう。車は通常、エンジンキーを回すと「キュルキュル」とセルモーターが回転する音が聞こえ、その後にエンジンが始動します。このとき、セルモーターの駆動音が普段より弱々しく、なかなかエンジンがかからない場合はバッテリーが上がってしまっている可能性があります。
パワーウィンドウ・パワーシートなど電装品が動かない
パワーウィンドウやパワーシート、ラジオなど車内の電装品はエンジン停止時、バッテリーの電気で動きます。バッテリーが上がってしまうと、これらの電装品はいくら操作しても動かなくなってしまいます。
時計・シート位置・ラジオなどの設定がリセットされる
これはどちらかというと、バッテリーが「上がったとき」の状態というより、「バッテリー上がりが復旧した後の状態」です。時計の時刻やパワーシートの位置など、電装品の設定はバッテリーの電気で保存されるため、一度バッテリーが上がった後に復旧すると、記録されていた設定がリセットされてしまいます。
以上のことから、エンジン以外にも電装品が動かないなどの症状が現れることが分かりました。
電装品が動かなくなったり、時計などの設定がおかしくなっていたらバッテリーの交換をすぐに検討しましょう。
つい忘れがち…という人であれば、ジャンプスターターを車に常備させておくことをおすすめします。
バッテリーの寿命は平均2~3年と言われているので、定期的な点検を忘れず行うようにしてください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
ジャンプスターターの性能は、同クラスの製品同士なら大きな差がないようです。
デザインや付属品、口コミの信頼性も参考にして選んでください。
また、ジャンプスターターは車だけではなくバイクなどにも使えます。
バイクユーザーも小型のジャンプスターターを携帯しておけば、急なトラブルに襲われても安心です。
ジャンプスターターは海外製の商品が多いため、運悪く不良品に当たってしまうことがあります。
もしも使用前に不安を覚えるような異常が見つかったら、まずは購入したショップやメーカーに連絡を入れてください。
異常があるジャンプスターターをそのまま使用するようなことは、危険ですから絶対にやめましょう。
バッテリー上がりに即座に対応できるジャンプスターターは、1台持っておくだけで安心感が増すアイテムです。