注文住宅はおまかせで建てるのもあり?こだわるべきポイントとは
家造りは家族との話し合いをすることが第一歩です。安易に妥協せずに理想の家についてイメージを固めることが必要です。自由な発想で家造りをしたいなら、注文住宅がよいでしょう。高額な費用がかかるという印象がありますが、必ずしもそうではありません。こだわりたいところに上手く予算を配分することで、満足できる家を手に入れることができます。
専門家のアドバイスを受けながら理想の家造りをしよう
都会の喧騒を避けてのんびりしたい人は滋賀県への移住がおすすめです。琵琶湖周辺には水と緑にふれあうことのできる公園が整備され、休日には家族そろって楽しめる環境が整っています。さらに滋賀県は大阪や京都へのアクセスがよいうえに商業施設も充実しているので、利便性や暮らしやすさについても定評があります。住まいは家族の安全と健康を守るだけでなく、快適に過ごせる場所でなければなりません。
まず費用のことが気になりますが、お金のことばかり考えていると話が進まないだけでなく、理想とはかけ離れた家になってしまうことがあります。最初は漠然としたイメージだけでもよいので、理想の家について家族全員で検討してみましょう。できるだけ家族のライフスタイルに応じた家造りをしたいなら、注文住宅を選ぶのが適しています。注文住宅なら外観デザインや間取りだけでなく、建築資材やインテリアまで、好みのものを選ぶことが可能です。
しかし、住宅の購入はほとんどの人がはじめての経験であり、専門的な知識を持ち合わせている人はごく少数です。注文住宅において何から何まで自分で選ぶのは時間がかかるだけでなく、コストも高くなります。
このようなフルオーダーによる注文住宅よりも、建材に一定量の規格品を使用したセミオーダーでの注文住宅のほうが一般的です。とはいえ、すべておまかせでは注文住宅のメリットが生かせません。業者のアドバイスを受けながら、おまかせする箇所やこだわりたい部分など、何度もミーティングを重ね理想の家に近づけていきます。
目的を明確にしておけば満足のいく家が建てられます
注文住宅による建築を業者におまかせする際、家を建てる目的をきちんと伝えておかなければなりません。業者は家族構成やライフスタイルを参考にしながら、さまざまなプランを提案してくれます。その中から最も理想の家に近いものを選びましょう。さらに予算についても、大体の目安となる金額を伝えておきます。
まずポイントとなるのが、生活動線を意識した間取りです。この生活動線とはリビングからトイレなど生活の中で頻繁に利用する線のことです。生活動線をきちんと意識することで、ストレスを感じることが少ない快適な間取りにできます。基本的に生活動線は複雑にせずにシンプルであるのがよいとされています。場合によっては円を描くように移動する回遊動線などを取り入れることで、開放感のある空間にすることが可能です。
さらに収納スペースを充分に確保することも大切です。洗面所やクローゼットの収納効率を上げるためも、わずかな空間を見逃さずに利用しましょう。そして注文住宅では完成までの経過を自分の目で見ることができるので、途中でも手直しできる場合があります。気がついたら遠慮せずに業者へ意見をいうことが大切です。
さらに忘れがちなのがコンセントやスイッチ類についてです。生活していて利用しやすいと思われる場所に配置できるよう、あらかじめ考えておきましょう。
業者の得意分野をリサーチしておこう
家造りはパートナーの存在が大きく影響するものです。とくに注文住宅の場合、土地探しからはじめれば、入居までに1年以上かかることも少なくありません。どんなことでも気軽に相談できる信頼のおける業者を選ぶことが重要です。
滋賀県内には注文住宅を手がけるハウスメーカーや工務店がいくつもあるので、相談してみましょう。夢のマイホームをおまかせするのですから、安易に決めず大手から地域密着型まで、できるだけ多くの業者を比較検討することが必要です。まずその業者の建物に対するコンセプトについて調べます。注文住宅は同じ目的で建てても、依頼先の業者によって完成したときの雰囲気が大きく変わることがあるからです。
そして、注文住宅の中でも無垢材などの自然素材を中心に使用した健康住宅や省エネ住宅などは広く注目されています。このような住宅は、住宅展示場に行けば施工例を見ることができます。休日には各種イベントなどを実施しているので参加してみましょう。
そして業者選びで迷ったら、インターネットを利用して業者の評判をチェックするのが得策です。とくに滋賀県内の業者を対象とした口コミサイトには、実際に注文住宅を建てた人の体験談や意見が数多く寄せられています。中には貴重な情報も含まれているので、依頼先を決める際に参考になります。このようなサイトで高く評価されている業者なら安心です。
注文住宅は、フルオーダーよりも業者にある程度おまかせして建てるセミオーダーのほうがおすすめです。その際、ポイントとなるのが生活動線を意識した間取りです。さらに空間スペースを確保して収納効率を高めましょう。もし業者選びで迷ったら、評判のよいところを選ぶのが無難です。