注文住宅を構える前に知っておきたい家具の選び方

公開日 2017/11/15   最終更新日 2022/10/19
注文住宅の家具選びのポイント

八王子に念願の注文住宅を構えようと思い始めた時から意識しておきたいのが家具についてです。

もちろん予算がたっぷりとあるのならば、注文住宅に住み始めた後にぴったりの家具を全て新調して統一したらとてもステキでしょう。

しかし、家具というのは耐久期間がありますから、注文住宅を構える前に購入しなければならない家具が発生する可能性もあります。

そして、その時に購入した家具が、注文住宅にはデザイン的にも、大きさ的にも合わないという場合もあります。

では、注文住宅の構える前に、是非とも知っておきたい家具を選ぶポイントをご説明します。

どのような暮らしをしたいかをまずしっかりとイメージする

住宅がとてつもなく大きいのであれば、好きな家具を購入し、好きな場所に配置することも可能でしょう。

あまり使わない家具があったとしても、高品質の家具であれば将来的には使うこともあるかもしれません。

使わない部屋に使わない家具を使う時まで置いておけばよいだけです。しかし、大抵の場合は使わない家具を置いておくような部屋はないでしょう。

また、注文住宅を建設する際にウォークインクローゼットをはじめ、収納スペースなどは十分に建物の中に組み込めるかもしれません。

そうなると収納家具などはあまり必要なくなる可能性もあります。自分たちが、すっきりとした暮らしがしたいのか、あるいははじめから豪華な家具を置きたいのか、そのようなことは最初からイメージしといた方が良いです。

それによって、注文住宅に住む前から必要な家具を購入することも可能です。例えば豪華で大きなソファーをたくさん置いたリビングルームを目指したいのでしょうか。

あるいは、できるだけ家具は置かず、豪華な一枚物の無垢の木のテーブルと座卓を置いただけのスッキリとした部屋がよいのでしょうか。このようなことははっきりとイメージしておくと良いでしょう。

ファミリーのライフスタイルの変化も考えて家具を選ぶ

住宅はそこに住む人がそれぞれの夢を叶える場所であり、成長成熟していくための場所でもあります。

その住宅に住むファミリーそれぞれの年齢や個性によって、同じリビングルームでも使い方が全然違ってきます。同じ人であっても、年齢によって人間は少しずつ変化します。

子供も小学生の低学年のうちは自分の部屋ではなくリビングルームで家族と一緒に勉強したがるかもしれません。これはそのファミリーのメンバーや親の考え方によります。

子供が望むのであればいつまでもリビングルームで勉強させる親もいます。このように、子供の成長によって、親たちがイメージした生活とは異なったものになっていくこともあります。

また、ペットを飼っている場合、ペットの老齢化により、そのままだと使いにくい家具も出てきます。バリアフリーは当たり前ですが、さらに室内にあまり段差を作りたくないと思うかもしれません。

要するに、できるだけ家具を置きたくないと思うようになる可能性もあります。数年ではそんなに変わらないかもしれませんが、10年後20年後と考えると、ライフスタイルは変化しない方が不思議だといえるでしょう。

イメージができたらハウスメーカーと相談する

せっかく注文住宅を構えるのですから、ハウスメーカーに色々相談しないというのはとても損です。ハウスメーカーでは色々なパターンを既に見てきています。

大成功という方ももちろん見てきているでしょうけれど、ちょっと失敗してしまったというパターンもあるはずです。ですから、相談するべきなのです。

素人でわからないことがたくさんあります。ハウスメーカーにしてみれば、各スペースをどのように使いたいかはっきりと教えてもらえると良いデザインをしやすくなるはずです。

そして、どのような家具が置けるかも、設計段階で分かってくるはずです。また、その置きたい家具に合わせて設計してもらえます。

それが注文住宅を構える良さです。要するに、ファミリー全体でしたい暮らしを何となくイメージしてからハウスメーカーで色々相談しながら購入する家具を決めていくと、無駄が発生しにくいです。

ハウスメーカーと話し合う前にどんどん家具を購入してしまうよりも、設計をしている段階で最低限の家具を揃えていくほうが失敗は極めて少ないはずです。

八王子にはとても優秀で、また友好的なハウスメーカーがたくさんあります。是非、色々話し合う時間を多く持つようにしましょう。

失敗しないためのポイント

注文住宅の家具を失敗しないためには、インテリアのテイストをあらかじめ決めておくのがおすすめです。どのようなテイストの住まいにしたいのかを決めておくと、自然とどういった家具を置くべきかが分かってくるので、まずテイストについて考えるのは非常に大切です。

インテリアのテイストと聞いてもいまいちどのようなものがあるのかわからない人もいるかもしれません。そういった人は、アジアンリゾートテイスト、モダンスタイル、インダストリアルテイストなどを調べてみて、それぞれどのようなテイストなのかをチェックしてみるのが参考になるのでおすすめです。

また、置きたい家具のサイズ感を考えつつ間取り設計などを進めていくのも重要なポイントです。例えば、ベッドひとつをとっても、シングルベッドとダブルベッドでは必要となるスペースも違えば、置いた時の部屋の雰囲気も大きく変わってきます。

そのため、具体的にどんな家具を置きたいのか、そのサイズ感はどのくらいなのかということを考えながら家づくりをしていくのが大切なのです。家具に関して失敗したくないのであれば、ぜひ、可能な限り具体的にイメージしながら家づくりをしてみてください。

オーダー家具という選択も!

注文住宅では、家具は既製品ではなくオーダーするのもとてもよい方法です。既製品ではいまいちちょうどよく家具が収まらないという場合でも、オーダー家具なら完璧にぴったり収まるようになることが期待できます。

オーダー家具というと、オーダーメイドなだけでそこまで特別ではないように思う人もいるかもしれませんが、それは違います。オーダー家具の中には建築と一体化したものなども存在するので、場合によっては既製品の家具とは比べ物にならないほど便利になるのです。

そして、オーダー家具を選ぶ利点としては、住まいそのものに使われている素材と家具の素材を同じにすることで統一感を出せるというものもあります。家具はうっかりすると空間から浮いて見えてしまうこともありますが、住まいの素材と同じ素材の家具をオーダーすれば、そうなる心配もありません。

ただし、注意しなければいけないのは、住まいと一体化しているオーダー家具の場合、一度作ってしまうと簡単に交換したりすることができないという部分です。手軽に移動させたり、まったくなくしたりすることができないため、ある程度の覚悟を持ってオーダーする必要があるのは否めません。

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