ペットにも優しい注文住宅を建てよう!

公開日 2018/08/29   最終更新日 2022/04/27
ペットにも優しい注文住宅を建てよう!

最近はペットブームということもあり、八王子で注文住宅を希望される方の中にも、動物を飼育されている方は多いかと思います。
飼っているワンちゃん猫ちゃんなどは飼い主さんにとっては家族同様なので、飼育環境はとても気にされることでしょう。

せっかく、注文住宅を建てるのですから、当然、彼らにも優しい環境づくりを考えてあげましょう。

 

ワンちゃん目線の快適な住まいを考える

まず、考えるべきは床材です。室内で暮らすワンちゃんにとって、滑りやすく硬いフローリングはとても苦手なものです。

是非、ある程度のクッション性のある床材を使用しましょう。特に、リビングなどのメインスペースの床は、コルク材などの使用を検討されても良いかもしれません。

また、運動大好きなワンちゃんを思い切り遊ばせるには、ある程度の庭かテラスがあるというのが理想的でしょう。ドッグランとまではいかない広さであっても、外で手軽に活動できることは、ワンちゃんにとって大きなストレス発散になります。

特に小さいお子さんがいる家庭でしたら、快適な外の空気の中で自然を感じながら仲良く一緒に遊びまわることもできるでしょう。幼いお子さんにとっては、とても楽しい経験になるはずです。玄関先の足洗い場も、お散歩帰りにはとても便利ですので、検討する価値はあると思います。

猫ちゃんが喜ぶ快適な住まいを考える

猫ちゃんはワンちゃんに比べると、比較的運動量は少ないですが、やはり、遊びまわれるようなスペースは必要です。
特に、猫ちゃんは上下運動が大好きな子が多いので、作り付けの家具などに段差をつけたり、キャットタワーやキャットウォークなどを作ってあげたりすると楽しく遊んでくれるでしょう。

また、窓から外を眺めて楽しむのも猫の特徴の1つです。できたら眺めの良い場所に小窓などをつくっておいてあげれば猫ちゃんも退屈せずにお留守番などもしてくれることでしょう。

自由気ままな猫ちゃんにとって、家の中を自由に行き来できることは大切なことです。それには、小さな猫用の専用ドアの設置がとても有効な手段になります。

さらに困った猫ちゃんの爪とぎ対策としては、フローリングの床材はもちろんですが、壁についても工夫が必要かもしれません。おすすめは、傷つきやすい下の部分を守る腰壁です。猫ちゃんが毎日過ごす普段の生活スペースをあらかじめ腰壁にしておけば、飼い主さんも年中猫ちゃんの爪とぎを気にすることなく、快適に過ごせます。

危険から守るための工夫もとても大切なことです

動物を飼っている以上、彼らを危険から守ることは飼い主さんの大切な役割です。家の中の危険箇所といえば、ますお風呂とキッチンが思い浮かぶかもしれません。

特に、キッチンは火の気があり、危険物も多いので一番注意が必要な箇所です。万が一いたずらをされると大変なので、危険なものや余計なものは常にしまっておけるように収納は多めにしておきましょう。

ワンちゃんや猫ちゃんを危険から守ることはもちろんですが、日頃からキッチンをすっきり片付けておけることは、使う側にとってもストレスのない気持ちのよいキッチンになります。さらに、ベランダの隙間から動物が落ちてしまわないように、パネル等による目隠しなどの防止策も考えるべきでしょう。

また、ペット用のエサ置場は人の動線から外れた場所に置けるよう、専用スペースが確保できると良いでしょう。これはどちらかというと幼い子供のための危険防止策で、間違ってフードを食べてしまわない工夫になります。

一工夫するともっと快適に!

ここでは、さらに快適に暮らすための一工夫を紹介します。

階段は穏やかにする

階段は、ペットにとって楽しい運動場のひとつになります。段差が高いと、ペットにも人間にも優しくありません。

ペットも年齢を重ねると足腰が弱くなり、高めの段さだと負荷がかかりすぎてしまいますので、優しい配慮を心がけましょう。

留守が心配ならセンサーカメラを付ける

例えば高齢の犬や猫を置いて留守にする時など、出かけている最中のペットが心配だという方も非常に多いのではないでしょうか。最近では、インターネットが非常に発達しており、留守の様子を簡単に確認できる小型カメラが普及しています。

カメラによっては、スマホから向きの操作ができたり、話しかけることができるものもありますので、長時間の留守が心配という方はぜひ検討してみてください。

掃除・換気がしやすい水回りにする

人がきれい好きなように、ペットもきれい好きな子が多いです。なので、トイレや洗面所など水回りの掃除や換気のしやすさはかなり重要になってきます。

水廻りには掃除がしやすい防水仕様の床材を使ってあげましょう。ペット用トイレをおいても余裕がある広めのスペースを確保してあげるのも大切です。

動線はシンプルに

特に犬と暮らす家では、玄関にも様々な工夫があるとより快適です。散歩に出かける際、リードやハーネスを付ける場所、帰宅時に足を拭きやすい広めのスペースを意識するのがおすすめです。散歩から帰ってきて浴室やトイレに直行なんてこともあるかもしれませんので、水回りへの動線はシンプルにしておきましょう。
また、ペットが玄関から 飛び出してしまわないようにペットフェンスがあるとより安心できます。

 

ドッグカフェやねこカフェのようにペットと人が楽しく集える家は、心が休まります。住まいはワンちゃんや猫ちゃんにとっても、家族にとっても癒しの空間であって欲しいものです。

そのためには、注文住宅を建てる際に細かい部分まで配慮することがとても大切になります。

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