注文住宅のアフターフォローとは?
注文住宅会社を決める場合、とにかく施工費が安いとか、デザイン力が高いとか、スタッフの感じがすごくいいなど、今現在や近い将来自分達にとってメリットがあるかどうかを重要視する方が多いです。もちろん、それらは重要なことです。
しかし、ひとつ見逃していることがあります。それはアフターフォローについてです。
多くの方はその注文住宅に生涯、あるいはそれに近いくらい長い期間住んでいくことになるでしょう。40歳の時に住宅を購入したら、50年くらいその家に住むことになるかもしれません。だからこそ、アフターフォローが充実しているかどうかを重要視するべきです。
アフターフォローが充実しているかいないかによって、その後、快適に住めるかどうかだけではなく、維持費もかなり違ってきます。では実際に注文住宅のアフターフォローとはどのようなものなのかご紹介します。
引き渡し後短い期間までの間のアフターフォロー
この短い期間までのアフターフォローは、その注文住宅会社によって期間がまちまちです。3ヶ月くらいのところが多いかもしれません。
この短い期間の間のアフターフォローは、引き渡しの時には気がつけなかった不都合な部分や欠陥などがないかを生活をしながら確かめる期間です。木材は湿気や乾燥で伸びたり縮んだりします。
それによる不都合が生じないかなどということもこの期間に生活をしながら確かめ、何かあればアフターフォローをしてもらえれば、その後、安心して住むことができます。
また、住み始めて最初のうちに出てくるのは欠陥、あるいはその後、欠点になりうるところかもしれないので、住み始めてから数ヶ月は住宅の細部まで色々確認しながら生活しましょう。何かあったら早めに修繕してもらうのが一番です。
この住み始めてからのわずかな時間の間のアフターフォローの内容についても、よくチェックしてみるべきです。
入居後1年の定期診断
多くの注文住宅会社が、入居後1年の定期診断をアフターフォローの一環として行っています。1年という期間があれば、その住宅で4つの季節を過ごしたことになります。
よって、その家の季節ごとの特徴を体感しているので、問題点なども明らかになっているでしょう。もしも、ちょっとした不都合や欠陥がある場合は、この1年後くらいの定期診断の時にチェックしてもらい修繕してもらえば、快適度が上がるでしょう。
また、不都合な部分をはやく修繕することによって費用が安くすむだけでなく、他の部分にダメージを与える可能性を減らすことができるかもしれません。要するに、小さな不都合や欠陥を小さなうちに修繕したら、より簡単に費用をかけないですむということです。
そして、それが、大切なお城である注文住宅を長く良い状態のまま保てる大切なコツになります。
ある程度長い期間のアフターフォロー
長い期間のアフターフォローは注文住宅会社によってかなり違いますが、10年目くらいの定期診断を行う所が多いです。注文住宅会社によっては、その10年が最後の定期健診になっているところもあれば、10年、15年、20年、25年、30年……などのように5年ごとに、かなり長期に渡って定期診断をおこなう注文住宅会社もあります。
長期の定期診断は絶対にしっかりと来てほしい人もいれば、あまり来てほしくない方もいるかもしれません。とにかく、アフターフォローについては、その注文住宅会社によってかなり違います。
注文住宅を構えている方、あるいはこれから構えようと思っている方は注文住宅会社を長く好調な状態に維持したいと思っているはずです。あとになって後悔しないように、自分達の望むアフターフォローがあるかどうかは最初のうちに確かめておくとよいでしょう。
八王子には個性と実力がある注文住宅会社がたくさんありますので、じっくりと検討しましょう。